JPH0217380Y2 - - Google Patents

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JPH0217380Y2
JPH0217380Y2 JP3303082U JP3303082U JPH0217380Y2 JP H0217380 Y2 JPH0217380 Y2 JP H0217380Y2 JP 3303082 U JP3303082 U JP 3303082U JP 3303082 U JP3303082 U JP 3303082U JP H0217380 Y2 JPH0217380 Y2 JP H0217380Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばキーボードスイツチ等に適用
される小型押釦スイツチの改良に関する。
第1図は周知の押釦スイツチである。11はス
イツチケースであり、このケース11の内底部に
は固定接点12,13およびコモン接点14が配
設される。この固定接点12,13には略ドーム
状可動接片15の両端部が当接され、この可動接
片15の中央部には前記ケース11の開口部16
より出入自在に設けられた操作子17の突起18
が当接される。
上記構成において、通常可動接片15は自身の
弾性力によつて第1図に示す状態となつており、
コモン接点14と可動接片15が離間したオフ状
態となつている。この状態において操作子17を
押圧すると、これに伴ない可動接片15が彎曲さ
れ、所定の彎曲位置を過ぎると瞬時に第2図に示
す如く屈曲される。したがつて、コモン接点14
と可動接片15の中央部が当接され、スイツチ状
態がオン状態とされる。この状態において操作子
17に対する押圧力を解除すると可動接片15は
瞬時に反転し第1図に示す状態に復帰される。
ところで、上記構成の押釦スイツチにおける絶
縁距離は固定接点12,13と可動接片15が接
触されているため、コモン接点14と可動接片1
5の距離lとなる。通常この距離lは1mm〜2mm
程度に保持されるが、可動接片15の製造時や固
定接点12,13、コモン接点14の配設時に誤
差が生じるため、これより近接することがある。
したがつて、十分な絶縁距離を確保し得ないこと
がある。絶縁距離lは可動接片15の彎曲を大き
くすればそれに伴ない十分なものとなるが、スイ
ツチの形状が大型化するとともに、可動接片15
の屈曲に要する操作力が増大するという不都合を
有している。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは可動接片の裾部を固
定接点の外側に位置する基板上に当接するととも
に、可動接片の内面部に前記固定接点からそれぞ
れ離間し押圧操作時に固定接点にそれぞれ当接す
る接点を設けることにより、形状を大型化するこ
となく、十分な絶縁距離を確保することが可能な
押釦スイツチを提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第3図において、31は印刷配線基板であり、
この基板31にはスペーサ部材32が積層され
る。このスペーサ部材32には収納孔33が設け
られる。この収納孔33の内部に位置する前記基
板31の中央部には固定接点例えばコモン接点3
4が印刷形成され、このコモン接点34の両側に
は所定間隔離間して固定接点35,36が印刷形
成される。収納孔33の内部には前記コモン接点
34、固定接点35,36を覆うように略ドーム
形状の可動接片37が設けられる。この可動接片
37は第4図に示す如く上面形状が略十字状とさ
れており、裾部38,39,40,41は固定接
点35,36、コモン接点34の外側に位置する
基板31上に当接される。尚、第4図中斜線部は
固定接点35,36およびコモン接点34以外の
基板31および印刷パターンに塗布された絶縁塗
料であり、この塗料により可動接片37は各印刷
パターンから絶縁されている。また、可動接片3
7の内面部且つ裾部39,41から所定間隔離間
した位置には前記固定接点35,36にそれぞれ
当接可能な接触部、即ち接点42,43が突出形
成され、中央部にはコモン接点34に当接可能な
舌状接点44が切欠き形成される。さらに、前記
スペーサ部材32には収納孔33を閉塞する表面
シート45が設けられる。
上記構成において、通常可動接片37は自身の
弾性力によつて第3図に示す状態となつており、
固定接点35,36、コモン接点34と接点4
2,43,44および可動接片37が完全に離間
したオフ状態となつている。この状態において、
可動接片37の中央部に位置する表面シート45
を例えば指先で押圧すると、第5図に示す如く可
動接片37が若干偏平状とされ、固定接点35,
36と接点42,43が当接される。そして、こ
の状態よりさらに表面シート45を押圧すると可
動接片37は第6図に示す如く瞬時に屈曲され、
コモン接点34と接点44が当接される。したが
つて、固定接点35,36とコモン接点34が電
気的に接続され、スイツチ状態がオン状態となさ
れる。この状態より押圧力を解除すると、可動接
片37は上記とは逆の動作により第3図に示す状
態に復帰される。
上記構成によれば、可動接片37の裾部38〜
41を固定接点35,36、コモン接点34の外
側に位置する基板11上に当接し、可動接片37
の内面部に前記固定接点35,36、コモン接点
34に当接可能な接点42,43,44を設けて
いる。したがつて、スイツチ状態がオフの場合は
固定接点35,36と可動接片37が全く接触し
ないため、絶縁距離はコモン接点34と接点44
間の距離および固定接点35,36と接点42,
43間の距離を加算したものとなり、従来に比べ
て絶縁距離を大きくすることが可能である。ま
た、可動接片37の形状も従来と殆んど変わらな
いためスイツチ形状が大型化せず、操作力も増大
しない利点を有している。
また、可動接片37の十字状の先端部を前記固
定接点35,36、コモン接点34の外側に位置
する基板11上に設けているため、スイツチの厚
みを増大することなく、可動接片37の曲率を大
きくすることができ、可動接片37を操作するた
めのストロークを大きくすることができるととも
に、可動接片37が屈曲する際、十分なクリツク
感を得ることができる。
さらに、この可動接片37の内面部に前記固定
接点からそれぞれ離間し押圧操作時に固定接点に
それぞれ当接する接点42,43,44を設けて
いるため、可動接片37の形状の大型化を抑えて
スイツチ形状の大型化を防止することができ、さ
らに、可動接片37の製造の容易化を図ることが
できる。
尚、上記実施例では34をコモン接点とした
が、例えば35をコモン接点とすればこのスイツ
チ二段切換えスイツチとして利用することができ
る。即ち、第5図に示す如く一段押圧した状態で
接点35と36が接続され、第6図に示す如く二
段押圧した状態では接点35,36が接続された
まま接点35と34が接続される。
また、基板31上の接点の配置は第4図に示す
ものに限定されるものではなく、第7図に示す構
成とすれば多極切換えが可能である。尚、図中7
1〜78はそれぞれ固定接点、79〜86はそれ
ぞれ固定接点71〜78に当接される接点であ
る。
上記構成とすれば、このスイツチを各種の用途
に適用することができる。
さらに、固定接点とコモン接点を同心円状に配
することも可能である。
また、例えば基板上において可動接片の裾部が
当接する部分に粘着力を有する部材を設け、一時
的に可動接片を保持する構成とすれば組立てが容
易となる。
また、スペーサ部材の収納孔下部内面側に突出
部を設け、これに可動接片の裾部を当接する構成
としてもよい。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種
変形実施可能なことは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によれば、スイツ
チの形状を大型化することなく、十分な絶縁距離
を確保することができ、しかも、可動接片の形状
が簡単で製作が容易であり、且つ操作性が良好な
押釦スイツチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイツチの一例を示す側断
面図、第2図は第1図の異なる動作状態を示す側
断面図、第3図、第4図はこの考案に係わる押釦
スイツチの一実施例を示すもので、第3図は側断
面図、第4図は要部の上面図、第5図、第6図は
それぞれ第3図の異なる動作状態を示す側断面
図、第7図はこの考案の他の実施例を示すもので
要部の上面図である。 31……基板、32……スペーサ部材、34,
35,36……固定接点、37……可動接片、4
2,43,44……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に複数個配設された固定接点と、これら
    固定接点を覆うように配設され、押圧操作により
    屈曲する上面の形状が略十字状で全体が略ドーム
    状の可動接片と、この可動接片の十字状の先端部
    を前記固定接点の外側に位置する前記基板上に設
    け、この可動接片の内面部に前記固定接点からそ
    れぞれ離間し押圧操作時に固定接点にそれぞれ当
    接する接触部を設けたことを特徴とする押釦スイ
    ツチ。
JP3303082U 1982-03-09 1982-03-09 押釦スイツチ Granted JPS58135832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3303082U JPS58135832U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 押釦スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3303082U JPS58135832U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 押釦スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58135832U JPS58135832U (ja) 1983-09-12
JPH0217380Y2 true JPH0217380Y2 (ja) 1990-05-15

Family

ID=30044599

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3303082U Granted JPS58135832U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 押釦スイツチ

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JPS58135832U (ja) 1983-09-12

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