JPH0427063Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427063Y2 JPH0427063Y2 JP1981012273U JP1227381U JPH0427063Y2 JP H0427063 Y2 JPH0427063 Y2 JP H0427063Y2 JP 1981012273 U JP1981012273 U JP 1981012273U JP 1227381 U JP1227381 U JP 1227381U JP H0427063 Y2 JPH0427063 Y2 JP H0427063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- electrode
- elastic plate
- electrodes
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 14
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 3
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は通信端末機器類のキーボード等に用い
られる押しボタンスイツチに関する。
られる押しボタンスイツチに関する。
第1図および第2図に従来の押しボタンスイツ
チを示す断面図で、図において1は銅張積層板等
による基板であつて、表面に複数の電極2が形成
されており、またこの電極2に後述する接点が接
触することによつてスイツチオンとなるように導
体パターンが形成されている。3はシリコンゴム
等の弾性を有する絶縁材によりカツプ状に形成さ
れた支持体で、該支持体3は前記電極2を覆うよ
うに基板1上に取付けられており、またこの支持
体3の頂部には肉厚部4が形成されていて、該肉
厚部4の下面に複数の接点5が接着または印刷等
によつて固定または形成され、支持されている。
チを示す断面図で、図において1は銅張積層板等
による基板であつて、表面に複数の電極2が形成
されており、またこの電極2に後述する接点が接
触することによつてスイツチオンとなるように導
体パターンが形成されている。3はシリコンゴム
等の弾性を有する絶縁材によりカツプ状に形成さ
れた支持体で、該支持体3は前記電極2を覆うよ
うに基板1上に取付けられており、またこの支持
体3の頂部には肉厚部4が形成されていて、該肉
厚部4の下面に複数の接点5が接着または印刷等
によつて固定または形成され、支持されている。
上述した構成による押しボタンスイツチは、第
1図に示すように支持体3の肉厚部4を指で直接
またはボタン等を介して矢印P方向に押下げる
と、該支持体3の側部が屈曲して肉厚部4と一体
に接点5が下方に変位し、第2図に示すように該
接点5が基板1上の電極2に各々接触してスイツ
チオンの状態となる。
1図に示すように支持体3の肉厚部4を指で直接
またはボタン等を介して矢印P方向に押下げる
と、該支持体3の側部が屈曲して肉厚部4と一体
に接点5が下方に変位し、第2図に示すように該
接点5が基板1上の電極2に各々接触してスイツ
チオンの状態となる。
そして、肉厚部4への押圧力を解除すると、支
持体3は自身の復旧力により、元の形状に戻り、
それに伴つて接点5は各々電極2から離れてスイ
ツチオフの状態となる。
持体3は自身の復旧力により、元の形状に戻り、
それに伴つて接点5は各々電極2から離れてスイ
ツチオフの状態となる。
以上従来の押しボタンスイツチの構成及び動作
を説明したが、これによるとスイツチオンとなる
タイミングは、接点の押下げ範囲の終期位置にあ
るため、スイツチオンにするための操作は、接点
の押下げ限度まで確実に行われなければならず、
また複数接点の場合、接点や電極パターン面の反
りや変形等により生じるレベル差、あるいは操作
変動等によつて複数の接点と電極との確実な接触
を得ることが困難になるという欠点を有してい
る。
を説明したが、これによるとスイツチオンとなる
タイミングは、接点の押下げ範囲の終期位置にあ
るため、スイツチオンにするための操作は、接点
の押下げ限度まで確実に行われなければならず、
また複数接点の場合、接点や電極パターン面の反
りや変形等により生じるレベル差、あるいは操作
変動等によつて複数の接点と電極との確実な接触
を得ることが困難になるという欠点を有してい
る。
本考案はこのような欠点を解決することを目的
とし、そのため、複数対の電極を有する基板と、
絶縁性弾性材によりカツプ状に形成され、かつそ
の頂部に設けられた肉厚部の下面に前記各電極対
に対応する複数の接点を支持すると共に、前記電
極を覆うように設けられた支持体とを備え、該支
持体の変形により肉厚部下面の接点をそれぞれ基
板の電極対に接触させてスイツチ動作させる押し
ボタンスイツチにおいて、絶縁性を有する弾性板
を前記基板上面に設けて、該弾性板上に前記電極
が形成された領域より広い範囲で弾性板の下面に
弾性調整用の複数の溝または穴を設けたことを特
徴とする。
とし、そのため、複数対の電極を有する基板と、
絶縁性弾性材によりカツプ状に形成され、かつそ
の頂部に設けられた肉厚部の下面に前記各電極対
に対応する複数の接点を支持すると共に、前記電
極を覆うように設けられた支持体とを備え、該支
持体の変形により肉厚部下面の接点をそれぞれ基
板の電極対に接触させてスイツチ動作させる押し
ボタンスイツチにおいて、絶縁性を有する弾性板
を前記基板上面に設けて、該弾性板上に前記電極
が形成された領域より広い範囲で弾性板の下面に
弾性調整用の複数の溝または穴を設けたことを特
徴とする。
以下図面により説明すると、第3図及び第4図
は本考案の一実施例を示す断面図で、6は基板、
7は該基板6上に設けられた絶縁性を有する弾性
板であり、この弾性板7上に複数対の電極8及び
該電極8に後述する接点が接触したときスイツチ
オンとなるように導体パターンが形成されてい
る。9は弾性板7の下面に設けられた弾性調整用
の溝または穴で、前記電極8の下方に位置し、か
つ前記電極8の形成領域より広い範囲で複数形成
されている。10はシリコンゴム等の弾性を有す
る絶縁材によりカツプ状に形成された支持体で、
該支持体10は前記電極8を覆うように弾性板7
上に取付けられており、またこの支持体10の頂
部には肉厚部11が形成されていて、該肉厚部1
1の下面に前記各対の電極8と対応する複数の接
点12が支持されている。
は本考案の一実施例を示す断面図で、6は基板、
7は該基板6上に設けられた絶縁性を有する弾性
板であり、この弾性板7上に複数対の電極8及び
該電極8に後述する接点が接触したときスイツチ
オンとなるように導体パターンが形成されてい
る。9は弾性板7の下面に設けられた弾性調整用
の溝または穴で、前記電極8の下方に位置し、か
つ前記電極8の形成領域より広い範囲で複数形成
されている。10はシリコンゴム等の弾性を有す
る絶縁材によりカツプ状に形成された支持体で、
該支持体10は前記電極8を覆うように弾性板7
上に取付けられており、またこの支持体10の頂
部には肉厚部11が形成されていて、該肉厚部1
1の下面に前記各対の電極8と対応する複数の接
点12が支持されている。
上述した構成を有する本押しボタンスイツチ
は、第3図に示すように支持体10の肉厚部11
を指で直接もしくはボタン等を介して矢印P方向
に押下げると、該支持体10の側部が屈曲し、肉
厚部11と一体に接点12が下方に変位して、該
接点12が電極8に各々に接触する。そしてさら
に肉厚部11が押下げられると、第4図に示すよ
うに弾性板7が自己の弾性および弾性調整用の溝
(穴)9によつて撓み、各々の接点12と各対の
電極8との確実な接触が得られる。つまり、本考
案は電極8を弾性板7上に形成しているため、接
点12の押下げ範囲における接点12と電極8と
の接触範囲を大きくとることができ、接点12が
電極8と接触し始めた時点から接点12の押下げ
限度に至るまでの間に弾性板7の作用によつて接
点12が各々確実に電極8に接触してスイツチオ
ンの状態になる。
は、第3図に示すように支持体10の肉厚部11
を指で直接もしくはボタン等を介して矢印P方向
に押下げると、該支持体10の側部が屈曲し、肉
厚部11と一体に接点12が下方に変位して、該
接点12が電極8に各々に接触する。そしてさら
に肉厚部11が押下げられると、第4図に示すよ
うに弾性板7が自己の弾性および弾性調整用の溝
(穴)9によつて撓み、各々の接点12と各対の
電極8との確実な接触が得られる。つまり、本考
案は電極8を弾性板7上に形成しているため、接
点12の押下げ範囲における接点12と電極8と
の接触範囲を大きくとることができ、接点12が
電極8と接触し始めた時点から接点12の押下げ
限度に至るまでの間に弾性板7の作用によつて接
点12が各々確実に電極8に接触してスイツチオ
ンの状態になる。
そして肉厚部11の押下げ力を解除すると、支
持体10は自身の復旧力により元の形状に戻り、
それに伴つて接点12が各々電極8から離れてス
イツチオフの状態となると共に弾性板7も元に復
旧する。
持体10は自身の復旧力により元の形状に戻り、
それに伴つて接点12が各々電極8から離れてス
イツチオフの状態となると共に弾性板7も元に復
旧する。
なお、上述した実施例において電極8及び導体
パターンは弾性板7上に設けられた銅張り材料に
エツチング等を施して形成するか、またはシリコ
ンゴム等による弾性板7上に導電材料を印刷ある
いは接着、溶着等することによつてパターン形成
することができる。
パターンは弾性板7上に設けられた銅張り材料に
エツチング等を施して形成するか、またはシリコ
ンゴム等による弾性板7上に導電材料を印刷ある
いは接着、溶着等することによつてパターン形成
することができる。
また、弾性板7は、その材質あるいは弾性調整
用の溝(穴)9によつて任意のスチフネスが得ら
れるので、使用者に応じて変更するとよい。
用の溝(穴)9によつて任意のスチフネスが得ら
れるので、使用者に応じて変更するとよい。
以上説明したように本考案は、電極及び導体パ
ターンを弾性板上に形成すると共に、前記電極が
形成されて領域より広い範囲で弾性板の下面に弾
性調整用の複数の溝または穴を設けることによ
り、接点の押下げ範囲における接点と電極との接
触範囲を大きくとつているために、接点の押下げ
限度に達する前に接点と電極とを接触させること
ができ、また接点面や電極パターン面の反りや変
形等により生じるレベル差、あるいは操作変動等
があつても弾性板の作用によつて複数の接点と電
極とを確実に接触させることができるという効果
があり、通信端末機器等の押しボタンスイツチと
して広く利用できる。
ターンを弾性板上に形成すると共に、前記電極が
形成されて領域より広い範囲で弾性板の下面に弾
性調整用の複数の溝または穴を設けることによ
り、接点の押下げ範囲における接点と電極との接
触範囲を大きくとつているために、接点の押下げ
限度に達する前に接点と電極とを接触させること
ができ、また接点面や電極パターン面の反りや変
形等により生じるレベル差、あるいは操作変動等
があつても弾性板の作用によつて複数の接点と電
極とを確実に接触させることができるという効果
があり、通信端末機器等の押しボタンスイツチと
して広く利用できる。
また、弾性板は下面側に弾性調整用の複数の溝
または穴を設けているため、弾性板上の電極自体
が大きく反り曲がることはなく、電極には大きな
屈曲疲労がかからないため、屈曲疲労による電極
の破壊を防止できるという効果も得られる。
または穴を設けているため、弾性板上の電極自体
が大きく反り曲がることはなく、電極には大きな
屈曲疲労がかからないため、屈曲疲労による電極
の破壊を防止できるという効果も得られる。
第1図は従来例を示す断面図、第2図はその動
作状態を示す断面図、第3図は本考案の一実施例
を示す断面図、第4図はその動作状態を示す断面
図である。 6……基板、7……弾性板、8……電極、9…
…弾性調整用の溝または穴、10……支持体、1
1……肉厚部、12……接点。
作状態を示す断面図、第3図は本考案の一実施例
を示す断面図、第4図はその動作状態を示す断面
図である。 6……基板、7……弾性板、8……電極、9…
…弾性調整用の溝または穴、10……支持体、1
1……肉厚部、12……接点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数対の電極を有する基板と、 絶縁性弾性部材によりカツプ状に形成され、か
つその頂部に設けられた肉厚部の下面に前記各電
極対に対応する複数の接点を支持すると共に、前
記電極を覆うように設けられた支持体とを備え、 該支持体の変形により肉厚部下面の接点をそれ
ぞれ基板の電極対に接触させてスイツチ動作させ
る押しボタンスイツチにおいて、 絶縁性を有する弾性板を前記基板上面に設け
て、該弾性板上に前記電極を変形すると共に前記
支持体を取付け、 前記電極が形成された領域より広い範囲で弾性
板の下面に弾性調整用の複数の溝または穴を設け
たことを特徴とする押しボタンスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981012273U JPH0427063Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981012273U JPH0427063Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57127427U JPS57127427U (ja) | 1982-08-09 |
JPH0427063Y2 true JPH0427063Y2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=29810387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981012273U Expired JPH0427063Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0427063Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104580A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-16 | Canon Kk | Thin electronic device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5564229U (ja) * | 1978-10-27 | 1980-05-01 |
-
1981
- 1981-02-02 JP JP1981012273U patent/JPH0427063Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104580A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-16 | Canon Kk | Thin electronic device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57127427U (ja) | 1982-08-09 |
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