JP3346106B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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博 松井
行祐 石原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として携帯用電子機器
の各種信号切替スイッチとして使用される薄形のプッシ
ュスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプッシュスイッチを図5,図6に
より説明する。
【0003】同図において、1は上方に開口部を有する
成形樹脂製のスイッチケースで、その底面には端子部2
および3が配置され、ケース1の内底面には端子部2お
よび3と一体になった外側固定接点4および中央固定接
点5がインサート成形により設けられている。
【0004】6は弾性を有する金属薄板製のドーム状可
動接点でケース1内に収容され、その外周下端は常時上
記の外側固定接点4に接触導通している。
【0005】7は可撓性の絶縁シートで、ケース1の上
面と接する部分を接着することによりケース1の上面を
覆っている。
【0006】次に、この従来のプッシュスイッチの動作
について説明すると、絶縁シート7の中央部を下方に押
すと、可動接点6の中央部が下方に撓められて中央固定
接点5に接触し、外側固定接点4と中央固定接点5の間
すなわち端子部2と3の間が閉となる。
【0007】そして、絶縁シート7の中央部を下方に押
す力を除去すると、可動接点6はその弾性復元力により
元のドーム形状に復帰して中央固定接点5から離れるた
め、端子部2と3の間は開となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプッシュスイッチでは、端子部2および3と一体にな
った外側固定接点4および中央固定接点5を成形樹脂製
のスイッチケース1にインサート成形しているためケー
ス1の厚さを薄くできず、スイッチの薄形化に限界があ
ると共に、複雑で高価な金型を必要とし、成形作業に伴
うコストが高いという課題があった。
【0009】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、生産性に優れた安価な薄形のプッシュスイッチを提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、中央部にプレス加工による円形絞り部を有
するスイッチ基板に対して、円形絞り部内に外側接点体
の突部状接点を有した中央C字形窪みを収容させ、かつ
上記C字形窪みの位置で中央接点体の中央接点が配され
るように金属薄板製の各固定接点体を載せ、それらの外
周の端子を折り曲げて固定することにより接点基板と
し、固定接点の段差の間にドーム状の可動接点を装着し
て薄形のプッシュスイッチを構成するものである。
【0011】
【作用】したがって本発明によれば、段差を有する固定
接点付きの接点基板が金属薄板および絶縁性薄板をプレ
ス加工して形成されるため加工コストが安く、可動接点
の位置安定性がよく、しかも上記外側および中央接点体
の接点配置によりスイッチの厚さを薄くできるものであ
る。
【0012】
【実施例】本発明のプッシュスイッチの一実施例を図1
〜図4により説明する。
【0013】同図において、11は絶縁性薄板を加工し
たスイッチ基板で、12および13は各々金属薄板を加
工して形成された外側接点体および中央接点体である。
【0014】そして、スイッチ基板11は、図2に示す
ように、絶縁性薄板を加熱・加圧プレス成形するか、ま
たは超音波エネルギーを印加しながらプレス成形するこ
とにより絞り加工して、外周と中央部に段差を付けて中
央部に円形窪み14を設け、その後に外形をプレス打ち
抜き加工したもので、四角形の四隅に切り欠き11A〜
11Dがあり、また中央部の円形窪み14の一部に切り
込み14Aを有している。
【0015】また、外側接点体12と中央接点体13は
一枚の金属薄板をプレス加工して形成したものであり、
図2に示すように、外側接点体12と中央接点体13を
並べた形にトリミング加工したもの15をスイッチ基板
11の所定の位置に組み合わせて載せ、各々の接点体1
2および13の外周12Aおよび13Aから導出されて
下に折り曲げられた端子部12B,12Cおよび13
B,13Cがスイッチ基板11の四隅の切り欠き11
A,11Bおよび11C,11Dにはまり込み、各々の
端子部12B,12Cおよび13B,13Cの間に挟み
込んだスイッチ基板11の外周部11Eおよび11Fを
抱き込むように内側に折り曲げることによりスイッチ基
板11に固定され、その後に外側接点体12と中央接点
体13の連結部16を切断して各々電気的に独立させる
ものである。
【0016】そして、外側接点体12は全体が略C字形
状で、外周12Aに対して中央部のC字形窪み17が上
記スイッチ基板11の中央部の円形窪み14にはまり込
むようにC字形に絞り加工されており、C字形窪み17
の内周に三ヵ所(四ヵ所以上でもよい)の可動接点支持
用の突部18を有していると共に、外周12Aから出さ
れた端子部12B,12Cは上記スイッチ基板11の外
周部11Eを抱き込むと共に、その先端12D,12E
はスイッチ基板11の中央円形窪み14の下面外側と同
一面となるように下方へ曲げられている。
【0017】更に、中央接点体13は、上記外側接点体
12と電気的に独立するように、外側接点体12の中央
のC字形窪み17の中心に配された中央接点19から延
ばされたアーム部20が、そのC字形状の開口部を通っ
て上記スイッチ基板11の中央部の円形窪み14の切り
込み14Aにはまり込む位置で上方に折り曲げられて端
子導出部13Aを形成し、その先端の端子部13B,1
3Cは上記スイッチ基板11の外周部11Fを抱き込む
と共に、その先端13D,13Eはスイッチ基板11の
中央円形窪み14の下面外側と同一面となるように下方
へ曲げられている。
【0018】以上の外側接点体12および中央接点体1
3をスイッチ基板11の上面に固着した状態の上面図を
図3に示す。
【0019】そして、21は弾性を有する金属薄板製の
ドーム状可動接点で、中央接点体13の中央接点19を
覆うように配されて、その円形外周の下面21Aが上記
外側接点体12のC字形窪み17の内周の三ヵ所の突部
18上に載っており、その上部からスイッチ基板11全
体を覆うように下面に接着剤層22を有する可撓性絶縁
シート23を被せることにより、スイッチ基板11に固
定されている。
【0020】ここで、定常状態において、ドーム状可動
接点21の円形外周の下面21Aが中央接点体13のア
ーム部20に接触して、外側接点体12と中央接点体1
3の間を短絡することがないように、ドーム状可動接点
21の円形外周下面21Aが載っている外側接点体12
のC字形窪み17の内周の突部18は、その突出分だけ
中央接点体13のアーム部20よりも高くなっている。
【0021】また、ドーム状可動接点21の円形外周
が、中央接点体13のアーム部20の上方に折れ曲がっ
た部分と接触しないように、アーム部20はこの部分で
スイッチ基板11の中央部の円形窪み14の切り込み1
4Aにはまり込んでいる。
【0022】次に、このプッシュスイッチの動作につい
て説明する。まず、可撓性絶縁シート23の中央部を下
方に押すと、ドーム状可動接点21の中央部が下方に撓
められて中央接点体13の中央接点19に接触し、外側
接点体12と中央接点体13の間すなわち端子部12B
(12C)と13B(13C)の間が閉となる。
【0023】そして、可撓性絶縁シート23の中央部す
なわちドーム状可動接点21の中央部を下方に押す力を
除くと、ドーム状可動接点21はその弾性復元力によっ
て元のドーム形状に復帰して中央接点体13から離れる
ため、端子部12B(12C)と13B(13C)の間
は開となる。
【0024】
【発明の効果】本発明のプッシュスイッチは、上記実施
例より明らかなように、絶縁性薄板をプレス加工した基
板上に金属薄板をプレス加工して形成された外側接点体
および中央接点体をかしめ固定して固定接点および端子
付きの接点基板を形成するため、成形加工を必要とせ
ず、従って、個片の金型および加工のコストが安価で、
しかも上記実施例による外側および中央接点体の接点配
置であるからスイッチ全体の厚さを非常に薄くすること
ができる。
【0025】更に、外側接点体および中央接点体を固定
した接点基板上にドーム状可動接点を装着する場合に
も、従来の成形樹脂製のケースを使用する場合と同様
に、外側接点体の外周部と中央の接点部との間の段差に
よりドーム状可動接点の位置が決められているので、接
着剤層を有する絶縁シートを被せて固定する前に、ドー
ム状接点の位置がずれることがないので、スイッチ組み
立て時の作業性が良く、品質が安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプッシュスイッチの一実施例の外観斜
視図
【図2】同分解斜視図
【図3】同要部である接点体を固着したスイッチ基板部
の上面図
【図4】同側断面図
【図5】従来のプッシュスイッチの外観斜視図
【図6】同側断面図
【符号の説明】
11 スイッチ基板 12 外側接点体 12B,12C 端子部 13 中央接点体 13B,13C 端子部 14 円形窪み 17 C字型窪み 18 突部 19 中央接点 20 アーム部 21 ドーム状可動接点 23 可撓性絶縁シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 浩人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−290675(JP,A) 特開 平5−298959(JP,A) 特開 平8−31266(JP,A) 特開 平8−315674(JP,A) 実開 平2−117623(JP,U) 実開 昭57−7118(JP,U) 実公 昭63−41705(JP,Y2) 実公 昭63−42416(JP,Y2) 実公 平6−50914(JP,Y2) 実公 平6−22898(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/00 - 13/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に円形絞り加工部を有する絶縁性薄
    板からなるスイッチ基板と、このスイッチ基板の円形絞
    り加工部内に収容される中央C字形窪みの内周に三ヵ所
    以上の突部状接点を有し、外周の端子部が下方に折れ曲
    がってスイッチ基板の外周部を抱持することにより固定
    された略C字状に形成された金属薄板からなる外側接点
    体と、この外側接点体と電気的に独立し、かつ上記C字
    形窪みの位置でその中央に接点を有し、ここからC字形
    状の開口部を通ってスイッチ基板外周に導出されたアー
    ム部先端の端子部が下方に折れ曲がってスイッチ基板の
    外周部を抱持することにより固定された金属薄板からな
    る中央接点体と、上記外側接点体の中央C字形窪み内周
    の突部状接点上に載せられた弾性金属薄板製のドーム状
    可動接点と、このドーム状可動接点の上部からスイッチ
    基板全体を覆うように貼り付けられた可撓性絶縁シート
    とで構成したプッシュスイッチ。
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