JP2976648B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JP2976648B2
JP2976648B2 JP3300115A JP30011591A JP2976648B2 JP 2976648 B2 JP2976648 B2 JP 2976648B2 JP 3300115 A JP3300115 A JP 3300115A JP 30011591 A JP30011591 A JP 30011591A JP 2976648 B2 JP2976648 B2 JP 2976648B2
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行祐 石原
博 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/023Light-emitting indicators

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の入力部・操
作部等に使用されるプッシュスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプッシュスイッチの構成
を図7〜図9により説明する。
【0003】図7は従来の照光式プッシュスイッチの斜
視図、図8は同スイッチの側断面図、図9は部品構成を
示す分解斜視図である。
【0004】同図において、1は発光素子2を内蔵した
絶縁樹脂製のプッシュボタンで、金属薄板製の可撓性を
もった連結部3によって、絶縁枠体4の内側に、上下動
自在に支持されている。この連結部3は導電路も兼ねる
構成となっており、一端はボタン1の内部へつながり、
その端部5には発光素子2がワイヤボンディング等の方
法により接続されている。他端は絶縁枠体3を内側から
外側へ貫通してつながり、その端部は外部との電気的接
続用端子部6となっている。
【0005】7は弾力性を有する金属薄板をドーム状に
加工したダイアフラム形可動接点で、その外周部が箱形
絶縁ケース8の底面端部に設けられた固定接点9A上に
載っており、また中央突部上面はプッシュボタン1下面
の突起1Aと接するように箱形絶縁ケース8内に収めら
れている。
【0006】このような絶縁枠体4の外周と箱形絶縁ケ
ース8の外周がほぼ重なるように組合わせ、絶縁ケース
8底面にインサート成形された端部固定接点9Aおよび
中央固定接点9Bに各々導通されたスイッチ端子10A
および10Bの先端部を折曲げてかしめることによっ
て、絶縁枠体3と箱形絶縁ケース8は固定されている。
【0007】次に、このプッシュスイッチの動作につい
て図10により説明すると、発光素子2用導電路端であ
る端子部6に給電することによって、連結部3から他端
部5を介して発光素子2に電流が流れ発光する。
【0008】また、プッシュボタン1の上部を押して操
作することにより、可撓性連結部3によって上下動自在
に支持されたこのボタン1は、発光しながらスイッチの
動作ストローク分だけ下方に動き、その下面の突起1A
がダイアフラム形可動接点7の中央突部上面を押して反
転させ、固定接点9A,9B間(端子10A,10B
間)を短絡させる。
【0009】そして、プッシュボタン1の上部に加えて
いた押し力を除くと、ダイアフラム形可動接点7は、そ
の弾性力により元のドーム形状に戻ろうとして、プッシ
ュボタン1を元の位置に押し戻し、固定接点9A,9B
間(端子10A,10B間)は再びオープン状態となり
図8の状態に戻る。
【0010】このようにしてスイッチとして作用するも
のである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプッシュスイッチでは、プッシュボタン1に押し力
を加えて操作する際に、ボタン1に片寄った力の加え方
をすると、ボタン1の押し力を加えられる側は下方へ動
くが、他の側は動きが少ないためボタン1全体が大きく
傾き、図11に示すように、ボタン1下面の突起1Aが
ダイアフラム形可動接点7の中央部からずれた位置を押
すことになって、可動接点7の下面がうまく中央固定接
点9Bに接しなかったり、極端な場合には可撓性連結部
3が変形してボタン1が傾いたままとなってしまい、ス
イッチとして機能しなくなってしまうという課題があっ
た。
【0012】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、プッシュボタンに操作用押し力を加える際
にプッシュボタンが傾き難く、極端に片寄った力を加え
ても連結部が変形する危険性のないプッシュスイッチを
提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、絶縁枠体の内側に保持されたプッシュボタ
ン部から一体に、3本以上の絶縁アーム部を絶縁枠体の
下面まで突出させ、しかも、アーム部先端と絶縁枠体と
の当接部が確実に接離するように形成するものである。
【0014】
【作用】したがって本発明によれば、スイッチ操作時、
プッシュボタン部に片寄った押し力の加え方をしても、
プッシュボタンから一体に出されたアーム部の先端の絶
縁枠体への当接部が妨げとなって、このボタンはある程
度以上傾くことがない。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3により説明す
る。図1は斜視図、図2は側断面図、図3(a)は本発
明の要部であるプッシュボタンの形成方法を示す平面
図、図3(b)は同側断面図である。
【0016】同図において、21は従来技術と同様の発
光素子22を内蔵した絶縁樹脂製のプッシュボタンで、
絶縁枠体23の内側に金属薄板製の可撓性連結部24に
よって支持されている。
【0017】また、この可撓性連結部24は導電路を兼
ねており、一端はプッシュボタン21の内側へつなが
り、その先端部25には発光素子22がワイヤボンディ
ングによって接続され、他端が絶縁枠体23を貫通して
外側へつながり、その先端が外部との電気接続用端子2
6となっていることも従来技術と同様である。
【0018】そして、27はプッシュボタン21から一
体に三方へ延ばされた絶縁アームで、その先端28は、
各々絶縁枠体23の下面まで延びており、このアーム部
先端28と絶縁枠体23下面との当接部には、上記可撓
性連結部24等を形成してプッシュボタン21の内側へ
連結された金属薄板の一部が、プッシュボタン21側か
ら延ばされて分離部29を形成している。従って、この
分離部29と絶縁枠体23下面との間は接離が可能な状
態で接している。
【0019】このように連結された絶縁枠体23とプッ
シュボタン21の下方に、金属薄板製ダイアフラム形可
動接点30を内包すると共に固定接点31,32を底面
内側に備えた箱形絶縁ケース33を重ねて組合わせ、ス
イッチ端子34,35を折曲げて固定することは、従来
技術と同様である。
【0020】但し、スイッチ操作時のプッシュボタン2
1の下方への動きに伴って、このプッシュボタン21と
一体に形成された絶縁アーム27が下方へ動く際に、箱
形絶縁ケース33の内部で当たることがないように、絶
縁ケース33の内周は設定されている。
【0021】次に、絶縁樹脂から成る絶縁枠体23、プ
ッシュボタン21、絶縁アーム27および金属薄板から
成る可撓性連結部24、発光素子接続部25、外部接続
端子26、分離部29の形成方法を図3(a),
(b)、図4(a),(b)により説明すると、所定の
形状にプレス加工した金属薄板36を成形樹脂にインサ
ート成形し、その後に本プッシュスイッチとして不要な
連結部を切断除去することにより絶縁枠体23、プッシ
ュボタン21を一体に形成するものである。
【0022】なお、プッシュボタン21から延ばされた
絶縁アーム27が絶縁枠体23とつながらないように、
金属薄板36の一部が分離部29として、絶縁アーム2
7先端と絶縁枠体23下面との間に挿入された形でイン
サート成形される。
【0023】すなわち、図7〜図9の従来のプッシュス
イッチの可撓性連結部3、発光素子接続部5、外部接続
端子6用としてプレス加工した金属薄板をインサート成
形して、絶縁枠体4およびプッシュボタン1を形成する
場合と全く同様にして絶縁アーム部27および分離部2
9も同時に形成することができるものである。
【0024】なお、上記実施例においては、分離部29
がプッシュボタン21側から絶縁アーム27と一体に延
ばされて、絶縁枠体23下面との間で接離する場合を示
したが、これは図5(a),(b)の他の実施例に示す
ように、絶縁枠体23′側に分離部29′を形成し、そ
の下面部において絶縁アーム部27′の先端28′との
間で接離してもよいことは勿論である。
【0025】次に、本実施例のプッシュスイッチの動作
について説明する。発光素子22用導電路端である端子
部26に給電することによって、可撓性連結部24を介
して発光素子22に電流が流れて発光することは従来技
術と同様である。
【0026】そして、プッシュボタン21の上部を押し
て操作することにより、このボタン部21が三本の絶縁
アーム部27と共に下方に動き、ダイアフラム形可動接
点30を反転させて固定接点31,32間(スイッチ端
子34,35間)を短絡させ、ボタン部21への押し力
を除くと元の状態に復帰することも同様である。
【0027】ここで、図6に示すように、プッシュボタ
ン21に押し力を加える際に、片寄った押し力の加え方
をしてプッシュボタン21が傾こうとしても、力が加わ
らない側から絶縁枠体23まで延ばされたアーム部27
の先端が絶縁枠体23の下面に当っていて妨げとなるた
め、このアーム部27の先端が支点となってプッシュボ
タン21の力を加えられた側のみが少し下がるが、大き
く傾くことはなく、プッシュボタン21下面の突部2
1′はほぼダイアフラム形可動接点30の中央近くを押
して反転させ、固定接点31,32間を短絡させること
ができるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記実施例からも明らかなよう
に、プッシュスイッチ操作時、プッシュボタンに対して
片寄った力の加え方をしても、プッシュボタンは僅かに
傾くだけで、正常にスイッチ動作することができると共
に、プッシュボタンを保持する可撓性連結部が変形する
危険性はない。
【0029】また金属薄板加工用プレス金型および絶縁
枠体・プッシュボタン成形用金型を一部変更することに
より、絶縁枠体・プッシュボタン成形時に、従来技術と
全く同じ加工時間で絶縁アーム部および分離部を同時に
形成することができるので、プッシュスイッチの原価ア
ップなしに上記効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプッシュスイッチの一実施例の斜視図
【図2】同側断面図
【図3】(a)同絶縁枠体とプッシュボタンの形成方法
を示す平面図 (b)同側断面図
【図4】(a)同絶縁枠体とプッシュボタンの平面図 (b)同側断面図
【図5】(a)同他の実施例の絶縁枠体とプッシュボタ
ンの形成方法を示す平面図 (b)同側断面図
【図6】本発明の図1の実施例の動作状態を示す側断面
【図7】従来のプッシュスイッチの斜視図
【図8】同側断面図
【図9】同分解斜視図
【図10】同正常な動作状態を示す側断面図
【図11】異常な動作状態を示す側断面図
【符号の説明】
21 プッシュボタン 22 発光素子 23 絶縁枠体 24 可撓性連結部 25 発光素子接続部 26 外部接続端子 27 絶縁アーム 29 分離部 30 可動接点 31,32 固定接点 33 絶縁ケース
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/14 H01H 13/48 H01H 13/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁樹脂製プッシュボタンと、このプッシ
    ュボタンを一定の間隔をあけて囲むように同時形成され
    た絶縁枠体と、プッシュボタン外周から一体に絶縁枠体
    下面まで突出して形成された少なくとも三本の絶縁アー
    ム部と、プッシュボタンと絶縁枠体にインサート成形さ
    れる部分および両者の間隙部を上下方向の柔軟性をもっ
    て連結する部分および各絶縁アーム部先端と絶縁枠体下
    面との当接分離部をも一体に形成した金属薄板部と、プ
    ッシュボタンの下方に配置されたダイアフラム形可動接
    点と、絶縁枠体の下方に外周壁を重ねて配され、底面の
    中央および端部に固定接点を有すると共に、上記可動接
    点を内包した箱形絶縁ケースとにより構成されるプッシ
    ュスイッチ。
  2. 【請求項2】金属薄板で形成される絶縁アーム部先端と
    絶縁枠体下面との当接分離部は、絶縁アーム部先端面ま
    たは絶縁枠体下面の何れか一方の面に固着され、他方の
    面との間で分離することを特長とする請求項1記載のプ
    ッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】プッシュボタン部に発光素子を内蔵すると
    共に、金属薄板で形成される部分のうち、少なくともプ
    ッシュボタン部と絶縁枠体にインサート成形される部分
    および両者の間隙部を連結する部分が、発光素子用の導
    電路であることを特長とする請求項1または2記載のプ
    ッシュスイッチ。
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