JPH0723854Y2 - キーボードの照明素子用ホルダ - Google Patents

キーボードの照明素子用ホルダ

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JPH0723854Y2
JPH0723854Y2 JP1987065340U JP6534087U JPH0723854Y2 JP H0723854 Y2 JPH0723854 Y2 JP H0723854Y2 JP 1987065340 U JP1987065340 U JP 1987065340U JP 6534087 U JP6534087 U JP 6534087U JP H0723854 Y2 JPH0723854 Y2 JP H0723854Y2
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led
lighting element
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housing
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一雄 青木
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/023Light-emitting indicators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/036Light emitting elements
    • H01H2219/04Attachments; Connections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S362/00Illumination
    • Y10S362/80Light emitting diode

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押釦スイツチ(キースイッチ)を複数個配列
して成るキーボードに、該押釦スイツチと共に発光ダイ
オード等の発光素子を実装するためのホルダに関する。
〔従来の技術〕
第6図はメンブレンシートを使用した従来の押釦スイツ
チの構造を示す断面図で、同図(A)は接点解放時、同
図(B)は接点閉成時を示している。
図において1は基板、2はこの基板1の片面に設けられ
たメンブレンシートで、このメンブレンシート2は2枚
の可撓性部材3a,3bと、この2枚の可撓性部材3a,3b間に
挾まれたスペーサ4とから成り、このスペーサ4には複
数個の貫通穴が設けられており、この貫通穴によつて2
枚の可撓性部材3a,3b間には空間が形成され、この空間
内においてスペーサ4の下側、つまり基板1側の可撓性
部材3bには固定接点5aが、またスペーサ4の上側つまり
バネ側の可撓性部材3aには可動接点5bが前記固定接点5a
と離間対向して設けられている。
6は上面を開口し、底面に穴を形成した筒状のハウジン
グで、このハウジング6は前記スペーサ4の貫通穴と対
応する位置となるようにメンブレンシート2上に設けら
れている。
7は大略台形のキートツプで、このキートツプ7は底面
中央から下方に向けて段差部7aを有する突出部7bが形成
されており、この突出部7bの段差部7aに小径コイルバネ
8の一端を係着し、前記ハウジング6内に設けられてい
る大径コイルバネ9の一端をキートツプ7の下面に、他
端をハウジング6の底面に固定することによりキートツ
プ7をハウジング6上に保持すると共に小径コイルバネ
8の下端とメンブレンシート2との間に間隙lを形成す
るよう小径コイルバネ8をメンブレンシート2の両接点
の直上に保持している。
上述した構成の作用を説明する。
まず、操作者が指等によりキートツプ7を押下すると大
径コイルバネ9が圧縮変形され、これに伴つて小径コイ
ルバネ8の下端がメンブレンシート2の可撓性部材3aに
当接する。
さらにキートツプ7を押下すると、大径コイルバネ9と
共に小径コイルバネ8も圧縮変形され、これにより可撓
性部材3aを押圧する。
このように小径コイルバネ8に押圧された可撓性部材3a
は同図(B)に示すように撓んで、可撓性部材3aに設け
られた可動接点5bが対向して設けられている固定接点5a
に接触し、これにより電気的に接続しスイツチが閉成す
る。
この後、操作者がキートツプ7への押下を解除すると、
両コイルバネ8,9は圧縮変形されていた状態から復旧
し、小径コイルバネ8は可撓性部材3aとの間に間隙lを
形成する位置に戻り、これにより撓んでいた可撓性部材
3aも復旧すると共に可動接点5bが固定接点5aから離間し
てスイツチは開放状態となる。
上述したようにキートツプ7を押下することによりメン
ブレンシート2を介して接点の電気的接続を行う構造と
した押釦スイツチを使用するメンブレンキーボードにお
いては、従来より前記押釦スイツチを押下することによ
り確かに電気的接続がされたかどうかを表示するため照
明素子として発光ダイオード(以下LEDと記す)を点灯
させて表示する構造が提案されており、次にこのLEDを
メンブレンキーボードに取付けるための従来のLED用ホ
ルダについて説明する。
第7図は第1の従来例のLED用ホルダの構成を示す分解
斜視図、第8図は第7図を組立てた状態を示す断面図で
ある。
第7図及び第8図において、10はLEDで、このLED10は発
光部から下方に垂直に設けられた2本のリード線10a
が、そのほぼ中央付近で直角に折曲げられている。
11はホルダで、このホルダ11は十字形の絶縁部材12と、
この絶縁部材12の両側に凹部13aを有する導電部材13を
設けることにより形成されている。なお12aは絶縁性部
材12の頭部を示す。
14は前記ハウジング6及びキートツプに対応する取付穴
を有するブラケツトで、前記ホルダ11の頭部12aが対応
して嵌合するU字形溝14aが前記取付穴と一体に形成さ
れている。
ここで、第9図を用いてこのメンブレンシートに前記ホ
ルダ11を取付けるための取付部について説明する。第9
図はメンブレンシートのホルダの取付穴部の断面図であ
り、図において、メンブレンシートは第7図及び第8図
において説明したメンブレンシート2と同一のもので、
その所定の位置の上側の可撓性部材3a及びスペーサ4を
取除き、最下層の可撓性部材3bを底面としたホルダ11を
取付けるための取付穴15が形成されている。
16はこの取付穴15内に設けられたLED用の固定接点で前
記ホルダ11の導電性部材13と対応するように配置されて
いる。
次に上述した各部品を基板1に実装する手順を説明す
る。
まずLED10のリード線10aの直角に折曲げられた部分をホ
ルダ11の凹部13に挿入してLED10とホルダ11を一体と
し、さらにこのホルダ11の頭部12aをブラケツト14のU
字形溝14aに嵌着する。
そして、基板1上に接着されたメンブレンシート2の取
付穴15に前記ホルダ11を挿入し、メンブレンシート2に
形成された固定接点16とホルダ11の導電性部材13を圧着
させることにより、LED10を第8図に示すように実装す
る。
このように固定接点16と電気的に接続されたLED10は前
記第7図及び第8図で説明したように押釦スイツチが押
下されてその接点の電気的接続がなされるとLED用の固
定接点16に導通され、これによりLED10は点灯して、押
釦スイツチが確実に電気的に接続したことを表示する構
造となつている。
第10図は第2の従来例のLED用ホルダの構成を示す分解
斜視図、第11図は第10図の各部品を組立てた状態の断面
図であり、第10図及び第11図において、17はLEDで、こ
のLED17は発光部から下方にリード線17aが設けられてい
る。
18は絶縁性部材から成り、LED17のリード線17aの長さよ
り高さの低い円柱形のホルダで、このホルダ18には前記
LED17のリード線17aを挿入するための挿入孔18aがリー
ド線17aと対応するように貫通して設けられると共に下
面の所定の位置にネジ孔18bが設けられている。
一方、メンブレンシート2の上面にはLED17のホルダ18
の外形に見合う取付穴19が形成されており、この取付穴
19内の底面の可撓性部材3b上には前記LED17のリード線1
7aと対応するようにLED用の固定接点20が設けられてお
り、さらに前記ホルダ18のネジ孔18bに対応する位置に
貫通孔21が形成されている。
また基板1にも前記ホルダ18のネジ孔18bと対応する貫
通孔21が設けられている。
22は取付ネジである。
次に上述した各部品を基板1に実装する手順を説明する
と、第11図に示すようにLED17のリード線17aをホルダ18
の挿入孔18a内に挿入して一体とし、この挿入孔18aから
突出したリード線17aを直角に折曲げる。
そして、この折曲げられた部分のリード線17aをメンブ
レンシート2のLED用の固定接点20に接するようにホル
ダ18を取付穴19に設置し、メンブレンシート2の下面に
接着された基板1の下方より取付ネジ22を螺合させてホ
ルダ18をメンブレンシート2を介して基板1に取付ける
ことにより、LED17は固定接点20上に圧着されて、電気
的に接続される。
なお、上述した第1及び第2の従来例におけるLEDのホ
ルダ11及び18は両者とも電気的特性の安定性を得るた
め、弾性素材を使用し、メンブレンシート上に実装した
状態にある時は押圧されている。
また、前記LEDはキーボードに配列されている全ての押
釦スイツチに設けるものではなく、所定の数個所に設け
られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の技術においては次に述べるような問
題点があつた。
まず、第1の従来例においては、LEDのリード線をホル
ダに挿入するためリード線をその中央部付近から直角に
折曲げる曲げ加工が必要となり、この工程を行うことに
よつてコスト増となる。
さらにブラケツトを打抜いて形成される押釦スイツチを
取付けるための取付穴はLEDを設ける押釦スイツチ用の
場合、ホルダの頭部を嵌着するためのU字形溝を設けな
ければならないので、LEDを設けない押釦スイツチ用の
形状とは異なり、このため2種類の異なる孔抜き治具が
必要となり、またLEDを設けていない押釦スイツチにLED
を設けたい場合はブラケツトに形成されている取付穴の
形状が異なるため、そのブラケツト自体も取替えなけれ
ばならず汎用性に欠けるという問題があつた。
さらに、ホルダのブラケツトへの取付構造は、ホルダの
頭部をブラケツトのU字形溝に挿入しただけであるた
め、振動等によりホルダが移動してしまうなど衝撃に弱
い構造のため接触不良を引起こしやすいという問題もあ
つた。
次に第2の従来例についての問題点を述べる。
まず、第1の問題点は、第1の従来例と同様、LEDのリ
ード線をホルダに挿入した後、折曲げ加工を行なわなけ
ればならないことから、この工程によりコスト増とな
る。
またメンブレンシートに形成されたLED用の固定接点は
カーボン、銀および銅等の軟かい素材で形成されている
ことから、LEDのリード線で傷がつきやすく、その電気
的接続が不安定になつてしまうという問題があり、さら
にこのLED用の固定接点を保持しているメンブレンシー
トの可撓性部材はポリエステルフイルム等の素材によつ
て形成されているので固定接点にLEDのリード線を半田
付けするには耐熱性に劣り、このためフイルム自体が変
形してしまい、また耐熱性の高いポリイミドフイルム等
を用いると半田付けは可能となるが、フイルムの価格が
はるかに高くなつてしまうという問題もある。
しかも、ホルダの取付けをネジ止めにより行つているた
め作業性が非常に悪いという欠点もある。
そこで本考案は前記問題点を解決するためになされたも
のであり、LEDをキーボードのどの位置の押釦スイツチ
にも取付けられるようにしてブラケツトの汎用性を高め
てブラケツトの治工具製作の削減を行うと共に、耐熱性
の高価な素材を用いることなく、またLEDのリード線の
曲げ加工等の加工工程を行うことなくLEDのリード線と
固定接点とを確実にして安定させ、衝撃に強く低価格で
優れたキーボードのLED用ホルダを提供することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため本考案は、ブラケットに対
してハウジングにより支持したキースイッチに内蔵する
照明素子のリード線を、基板に形成された接点に接続す
るキーボードの照明素子用ホルダにおいて、前記ブラケ
ットには、照明素子用ホルダとハウジングとが一体に挿
入される取付穴を設け、前記照明素子用ホルダは、弾性
を有する導電性部材および絶縁性部材によって前記ブラ
ケットの取付穴及びハウジングの取付部の形状に適合す
る形状で形成し、かつ前記導電性部材は前記基板に形成
された接点に接触させると共に前記照明素子のリード線
を圧入して固定する挿入穴を複数個設け、これらの挿入
穴間を前記絶縁性部材により区分するようにしたもので
ある。
〔作用〕
上述した構成により、照明素子のリード線をホルダの導
電性部材に形成された挿入孔に挿入して照明素子とホル
ダを一体とし、このホルダをハウジングの照明素子用取
付穴内に下方より挿入して取付け、さらにこの照明素子
及びホルダを取付けたハウジングをブラケツトの取付穴
に挿入すると、これによりホルダの絶縁性部材から成る
一部とブラケツトの角部が嵌着し、照明素子及びホルダ
はブラケツトに取付けられる。
一方、ホルダの導電性部材はその下面をメンブレンシー
トの固定接点上に圧着することにより照明素子は電気的
に接続される。
このように、ブラケツトのハウジング用の取付穴はLED
を設ける押釦スイツチあるいは設けない押釦スイツチで
あつても同一の形状で良いため治工具製作が削減すると
共に、どの位置の押釦スイツチにもLEDを設けることが
可能となるのでブラケツトの汎用性も高くなり、またリ
ード線の曲げ加工を不要とすると共に半田付け等の接続
手段を用いずに圧着して接続しているため衝撃に強く低
コストで安定した確実な接続を実現することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本実施例のLED用ホルダを用いた押釦スイツチ
の構成を示す分解斜視図、第2図は第1図で示した部品
の一部を組立てた状態を示す断面図、第3図は第2図の
組立部品を基板に実装した状態を示す断面図、第4図は
LEDをホルダに挿入する状態の詳細図、第5図はブラケ
ツトに取付けられたホルダ周辺を示す下面図である。
第1図〜第5図において1は基板、2はメンブレンシー
トで、これらは従来において示したものと同一のもので
あり、所定の位置に後述するLEDを取付けるための取付
穴23が形成されており、この取付穴23内に固定接点24が
設けられている。
25はLEDで、このLED25は発光部の底面から下方に向けて
2本のリード線25aが設けられており、このリード線25a
はその取付部付近の途中で内側に曲げられており、取付
部分の幅をせばめている。
26はホルダで、このホルダ26は矢印形の絶縁部材27と、
この絶縁部材27の矢羽根部分の後方の軸部の両側に、こ
の軸部を境目として導電性部材28を一体となるように形
成され、かつ、この導電性部材28には前記LED25のリー
ド線25aを挿入するための挿入孔28aが設けられており、
この絶縁性部材27及び導電性部材28は共に弾性を有する
素材により形成されている。
29はブラケツトであり、このブラケツト29には後述する
ハウジングを保持するための取付穴29aがハウジングの
外形と見合う形状に打抜いて形成されている。
30はハウジングで、このハウジング30はほぼ四角形の箱
形で、上面中央にキートツプ用取付穴30aを設けかつ外
側に突条部30b及びこの突条部30bと相俟つて前記ブラケ
ツト29に係止するための弾性を有する一対のクランプ爪
30cを形成すると共に、四角形の一隅に円弧形の凹部を
形成し、この凹部の中間部、つまり前記突条部30bが形
成されている位置と同位置に張出し部30dを設け、この
張出部30dにLED25を挿入するためのLED用挿入穴30eを形
成している。
31はキートツプで、このキートツプ31は上面が四角形で
裾側を広げ、この広い裾の下面側を開口した形状とし、
上面にはこのキートツプ31をハウジング30に取付けた
時、ハウジング30に取付けられたLED25と対応する位置
に透過性素材により窓31aが設けられている。
また、このキートツプ30の裏面側には従来のキートツプ
と同様に段差部を有する突起部が形成されており、この
突起部にコイルバネを係着させ、これをハウジング30内
に保持し、このキートツプ31を押下することによりコイ
ルバネを介して押釦スイツチが電気的に接続する構造は
従来とほぼ同様になつている。
次に上述した構成の作用を説明する。
まず、LED25とホルダ26の取付けは、第4図に示すよう
にLED25のリード線25aをホルダ26の導電性部材28の挿入
孔28aに挿入する。
この時リード線25aはその取付部分の幅がせまくなつて
いるが、ホルダ26は弾性素材により形成されているた
め、LED25を圧入して挿入孔28aを変形させこれによりリ
ード線25aの根元までホルダ26内に挿入して固定し、LED
25とホルダ26とを一体にする。
次に、このホルダ26と一体となつたLED25をハウジング3
0内のLED用挿入穴30eに下方より挿入し、このハウジン
グ30をブラケツト29のハウジング取付穴29aに挿入し、
ハウジング30の突条部30bとクランプ爪30cとによりハウ
ジング取付穴29aの周縁部を挾んでブラケツト29に係止
させる。
この時のホルダ26の下面側を第5図に示す。
この図に見られるようにハウジング30のLED用挿入穴30e
に挿入されたLED25とホルダ26は、ホルダ26の絶縁性部
材27の矢印形の先端部分がブラケツト29のハウジング用
取付穴29aの角部にはまりこみ、導電性を有するブラケ
ツト29とホルダ26の導電性部材28との導通を遮断し、か
つホルダ26が位置ずれするのを防止している。
そしてハウジング30に形成されているもう一方の穴、つ
まりキートツプ用取付穴30aにキートツプ31を挿入して
取付けると第2図に示すようにLED25はキートツプ31の
窓31aの直下に位置し、LED25が点灯あるいは消灯するの
をキートツプ31の窓31aから確認することができる構造
の押釦スイツチが形成される。
さらに、この押釦スイツチを基板1上に接着されたメン
ブレンシート2の取付穴23内のLED用の固定接点24とホ
ルダ26の導電性部材28とを圧着するように基板1上に取
付けることによりLED25はLED用の固定接点24とホルダ26
を介して電気的に接続される。
上述した構造の押釦スイツチを操作者がキートツプ31を
押下することによりキートツプ31が電気的に接続される
とLED用の固定接点24に導通され、LED26は点灯し、操作
者はこれをキートツプ31の窓31aから見て押釦スイツチ
が確実に電気的に接続されたことを確認する。
なお、本実施例においては、LED用のホルダの形状を絶
縁性部材により矢印形を形成し、その両側に導電性部材
を設けたこととしたが、これに限られるものではなく、
導電性部材同士を絶縁性部材により絶縁すると共にブラ
ケツトとの間を絶縁することが可能な形状であれば良
い。
また、本実施例においてはメンブレンシートを用いて説
明したが例えばプリント基板に固定電極を有する静電容
量変化方式による固定電極を有するプリント基板にも実
装が可能であり、キーボード内におけるLED実装用とし
て大いに拡張性がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ブラケットに対し
てハウジングにより支持したキースイッチに内蔵する照
明素子のリード線を、基板に形成された接点に接続する
キーボードの照明素子用ホルダにおいて、前記ブラケッ
トには、照明素子用ホルダとハウジングとが一体に挿入
される取付穴を設け、前記照明素子用ホルダは、弾性を
有する導電性部材および絶縁性部材によって前記ブラケ
ットの取付穴及びハウジングの取付部の形状に適合する
形状で形成し、かつ前記導電性部材は前記基板に形成さ
れた接点に接触させると共に前記照明素子のリード線を
圧入して固定する挿入穴を複数個設け、これらの挿入穴
間を前記絶縁性部材により区分するようにした。
このため、照明素子のリード線を折曲げる折曲げ加工が
不要となり、またブラケツトに形成される取付穴の形状
は押釦スイツチに照明素子を設ける場合であつても設け
ない場合であつても同一形状で良いため、従来のように
2種類の異なる穴を打抜くための特別な治具も必要なく
治工具製作が削減されると共に、キーボードのどの位置
の押釦スイツチにも照明素子を取付けることが可能とな
りブラケツトの汎用性が高くなる。
さらに照明素子用ホルダをハウジングと共にブラケツト
に取付けることにより、ホルダは振動等による衝撃を受
けても第1の従来例のように位置ずれによる接触不良を
引き起こすおそれがなくなり安定した確実な接続を得る
ことができる。
また第2の従来例のようにリード線を直接固定接点に半
田付けすることがないので耐熱性に優れた高価格の素材
を用いることなく、またリード線の曲げ加工あるいはネ
ジ止め等の作業も不要となり、このため低コスト化を計
ることが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の押釦スイツチの構成を示す分解斜視
図、第2図は第1図の一部を組立てた状態の断面図、第
3図は第2図を基板に実装した状態を示す断面図、第4
図はLEDをホルダに挿入する状態を示す説明図、第5図
はホルダをブラケツトに取付けた状態の下面図、第6図
は従来の押釦スイツチの構成を示す断面図、第7図は第
1の従来例のLED用ホルダの取付部の分解斜視図、第8
図は第7図を組立てた状態の断面図、第9図はメンブレ
ンシートの取付穴部を示す断面図、第10図は第2の従来
例のLED用ホルダの取付部の分解斜視図、第11図は第10
図を組立てた状態の断面図である。 1…基板、2…メンブレンシート、23…取付穴、24…固
定接点、25…LED、25a…リード線、26…ホルダ、27…絶
縁性部材、28…導電性部材、29…ブラケツト、30…ハウ
ジング、31…キートツプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケットに対してハウジングにより支持
    したキースイッチに内蔵する照明素子のリード線を、基
    板に形成された接点に接続するキーボードの照明素子用
    ホルダにおいて、 前記ブラケットには、照明素子用ホルダとハウジングと
    が一体に挿入される取付穴を設け、 前記照明素子用ホルダは、弾性を有する導電性部材およ
    び絶縁性部材によって前記ブラケットの取付穴及びハウ
    ジングの取付部の形状に適合する形状で形成し、かつ前
    記導電性部材は前記基板に形成された接点に接触させる
    と共に前記照明素子のリード線を圧入して固定する挿入
    穴を複数個設け、これらの挿入穴間を前記絶縁性部材に
    より区分するようにしたことを特徴とするキーボードの
    照明素子用ホルダ。
JP1987065340U 1987-04-30 1987-04-30 キーボードの照明素子用ホルダ Expired - Lifetime JPH0723854Y2 (ja)

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US07/189,134 US4874913A (en) 1987-04-30 1988-04-22 Luminous element holding structure for an illuminated key switch

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JP1987065340U JPH0723854Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 キーボードの照明素子用ホルダ

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