JPH0945185A - スイッチ - Google Patents
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- JPH0945185A JPH0945185A JP7198524A JP19852495A JPH0945185A JP H0945185 A JPH0945185 A JP H0945185A JP 7198524 A JP7198524 A JP 7198524A JP 19852495 A JP19852495 A JP 19852495A JP H0945185 A JPH0945185 A JP H0945185A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H15/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
- H01H15/02—Details
- H01H15/06—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H15/10—Operating parts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H15/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
- H01H15/22—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch having a single operating part protruding from different sides of switch casing for alternate actuation from opposite ends
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気・電子機器に使用される信号回路又
は電源の切換用のスイッチに関し、安価で安定した接触
性能をもつスイッチを提供することを目的とする。 【構成】 可動接点板６に湾曲した弾性アーム部Ｉ ６
Ａ１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性
アーム部III ６Ｅを一体で設け、コモン端子３を個別
端子２と同様な簡単な構成とし、個別端子２とコモン端
子３をあらかじめスイッチケース１へインサート成形す
ることにより、組立部品点数、組立工数を削減できる。
は電源の切換用のスイッチに関し、安価で安定した接触
性能をもつスイッチを提供することを目的とする。 【構成】 可動接点板６に湾曲した弾性アーム部Ｉ ６
Ａ１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性
アーム部III ６Ｅを一体で設け、コモン端子３を個別
端子２と同様な簡単な構成とし、個別端子２とコモン端
子３をあらかじめスイッチケース１へインサート成形す
ることにより、組立部品点数、組立工数を削減できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気・電子機器に
おいて、主として信号回路並びに電源の切換用に用いら
れるスイッチに関するものである。
おいて、主として信号回路並びに電源の切換用に用いら
れるスイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチを、スライドス
イッチを例として図６の断面図により説明する。
イッチを例として図６の断面図により説明する。
【０００３】同図において、２１は上面が開口部となっ
た絶縁材料製の箱形のスイッチケースで、その底面部に
は、固定接点部２２Ａと端子部２２Ｂからなる導電材料
製の個別端子２２および支持部２３Ａと弾性アーム部２
３Ｂと端子部２３Ｃからなる導電・弾性材料製のコモン
端子２３が各々の端子部２２Ｂおよび２３Ｃを取付穴２
１Ａおよび２１Ｂに圧入してかしめることにより固定さ
れている。
た絶縁材料製の箱形のスイッチケースで、その底面部に
は、固定接点部２２Ａと端子部２２Ｂからなる導電材料
製の個別端子２２および支持部２３Ａと弾性アーム部２
３Ｂと端子部２３Ｃからなる導電・弾性材料製のコモン
端子２３が各々の端子部２２Ｂおよび２３Ｃを取付穴２
１Ａおよび２１Ｂに圧入してかしめることにより固定さ
れている。
【０００４】スイッチケース２１の開口部は、中央に直
線状のガイド穴２４Ａを有するカバー２４で覆われ、そ
の下面には駆動用の突部２５Ａと操作レバー部２５Ｂか
らなる操作体２５が配置され、操作レバー部２５Ｂが上
記ガイド穴２４Ａを挿通して上方に突出している。
線状のガイド穴２４Ａを有するカバー２４で覆われ、そ
の下面には駆動用の突部２５Ａと操作レバー部２５Ｂか
らなる操作体２５が配置され、操作レバー部２５Ｂが上
記ガイド穴２４Ａを挿通して上方に突出している。
【０００５】この操作体２５の下面には、細長い導電材
料製の可動接点板２６が上記ガイド穴２４Ａに沿って配
置され、その中間保持部２６Ａを上記コモン端子２３の
支持部２３Ａによりシーソー運動可能に支持されると共
に、弾性アーム部２３Ｂの弾性力により上方に押し上げ
られて操作体２５の突部２５Ａに弾接しており、その左
端は上記固定接点部２２Ａに対応した可動接点２６Ｂを
形成し、右端はスイッチＯＦＦ時の係止部２６Ｃとし
て、スイッチケース２１内の突起部２１Ｃに当接する構
成となっている。
料製の可動接点板２６が上記ガイド穴２４Ａに沿って配
置され、その中間保持部２６Ａを上記コモン端子２３の
支持部２３Ａによりシーソー運動可能に支持されると共
に、弾性アーム部２３Ｂの弾性力により上方に押し上げ
られて操作体２５の突部２５Ａに弾接しており、その左
端は上記固定接点部２２Ａに対応した可動接点２６Ｂを
形成し、右端はスイッチＯＦＦ時の係止部２６Ｃとし
て、スイッチケース２１内の突起部２１Ｃに当接する構
成となっている。
【０００６】以上のように構成された従来のスイッチの
動作について説明すると、図６に実線で示すようにスイ
ッチがＯＦＦの状態、すなわち操作レバー部２５Ｂがガ
イド穴２４Ａの右端にある状態においては、操作体２５
の下面の突部２５Ａは可動接点板２６の中間保持部２６
Ａよりも右側にあり、コモン端子２３の弾性アーム部２
３Ｂによる弾性力で中間保持部２６Ａを押し上げられ、
矢印Ｄ方向の回転力を受けることになり、その右端の係
止部２６Ｃがスイッチケース２１内の突起部２１Ｃに当
接して停止し、左端の可動接点２６Ｂは固定接点部２２
Ａから離れている。
動作について説明すると、図６に実線で示すようにスイ
ッチがＯＦＦの状態、すなわち操作レバー部２５Ｂがガ
イド穴２４Ａの右端にある状態においては、操作体２５
の下面の突部２５Ａは可動接点板２６の中間保持部２６
Ａよりも右側にあり、コモン端子２３の弾性アーム部２
３Ｂによる弾性力で中間保持部２６Ａを押し上げられ、
矢印Ｄ方向の回転力を受けることになり、その右端の係
止部２６Ｃがスイッチケース２１内の突起部２１Ｃに当
接して停止し、左端の可動接点２６Ｂは固定接点部２２
Ａから離れている。
【０００７】次に、操作レバー部２５Ｂを図６の矢印Ｅ
に示すように、左方向に移動させると、操作体２５の突
部２５Ａも可動接点板２６の上面に弾接しながら左方向
に動き、中間保持部２６Ａを過ぎると、コモン端子２３
の弾性アーム部２３Ｂの弾性力による回転力は矢印Ｆ方
向に変わる。
に示すように、左方向に移動させると、操作体２５の突
部２５Ａも可動接点板２６の上面に弾接しながら左方向
に動き、中間保持部２６Ａを過ぎると、コモン端子２３
の弾性アーム部２３Ｂの弾性力による回転力は矢印Ｆ方
向に変わる。
【０００８】これに伴い、可動接点板２６は、コモン端
子２３の支持部２３Ａを支点として矢印Ｆ方向にシーソ
ー運動し、図６に点線で示すように、その左端の可動接
点２６Ｂが個別端子２２の固定接点部２２Ａに当接接触
することとなり、スイッチ端子部２２Ｂと２３Ｃの間が
導通するように構成されたものであった。
子２３の支持部２３Ａを支点として矢印Ｆ方向にシーソ
ー運動し、図６に点線で示すように、その左端の可動接
点２６Ｂが個別端子２２の固定接点部２２Ａに当接接触
することとなり、スイッチ端子部２２Ｂと２３Ｃの間が
導通するように構成されたものであった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のスイッチでは、スイッチケース２１の底面部に
平行な弾性アーム部２３Ｂがコモン端子２３と一体に形
成されて配置されるため、コモン端子２３をケース２１
にあらかじめインサート成形することが困難であり、ケ
ース２１の取付穴２１Ｂに圧入してかしめる必要がある
ため、組立部品点数・組立工数が多くなるという課題が
あった。
の構成のスイッチでは、スイッチケース２１の底面部に
平行な弾性アーム部２３Ｂがコモン端子２３と一体に形
成されて配置されるため、コモン端子２３をケース２１
にあらかじめインサート成形することが困難であり、ケ
ース２１の取付穴２１Ｂに圧入してかしめる必要がある
ため、組立部品点数・組立工数が多くなるという課題が
あった。
【００１０】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、組立部品点数が少なく、安価で安定した接触性能
を有するスイッチを提供することを目的としたものであ
る。
あり、組立部品点数が少なく、安価で安定した接触性能
を有するスイッチを提供することを目的としたものであ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のスイッチは、凹状の保持部を有するコモン端
子およびこれと電気的に独立した個別端子を底面部に備
えた上面開放の絶縁材料製のケースと、中央に直線状の
ガイド孔を有して上記ケースの開口部を覆ったカバー
と、一端に上記個別端子と接離する弾性接点を備えた直
線状のアーム部を上面に有すると共に、中央下面に上記
コモン端子の凹状の保持部にシーソー運動可能なように
導通状態で支持される支持部を備えて上記カバーのガイ
ド孔の下方に配設された弾性材料製の可動接点板と、こ
の可動接点板のアーム部上を弾接摺動する突部を下面に
備えて上記カバーのガイド孔に沿って摺動する摺動体か
らなる構成としたものである。
に本発明のスイッチは、凹状の保持部を有するコモン端
子およびこれと電気的に独立した個別端子を底面部に備
えた上面開放の絶縁材料製のケースと、中央に直線状の
ガイド孔を有して上記ケースの開口部を覆ったカバー
と、一端に上記個別端子と接離する弾性接点を備えた直
線状のアーム部を上面に有すると共に、中央下面に上記
コモン端子の凹状の保持部にシーソー運動可能なように
導通状態で支持される支持部を備えて上記カバーのガイ
ド孔の下方に配設された弾性材料製の可動接点板と、こ
の可動接点板のアーム部上を弾接摺動する突部を下面に
備えて上記カバーのガイド孔に沿って摺動する摺動体か
らなる構成としたものである。
【００１２】
【作用】この構成とすることによりコモン端子と個別端
子をケースにインサート成形することができるようにな
り、スイッチの組立部品点数、組立工数を削減できるも
のである。
子をケースにインサート成形することができるようにな
り、スイッチの組立部品点数、組立工数を削減できるも
のである。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３により
説明する。
説明する。
【００１４】図１は同実施例によるスイッチのＯＦＦ状
態を示す断面図、図２は同スイッチのＯＮ状態を示す断
面図、図３はケース１の底部および操作体の中間部で切
断した状態を示す要部斜視図である。
態を示す断面図、図２は同スイッチのＯＮ状態を示す断
面図、図３はケース１の底部および操作体の中間部で切
断した状態を示す要部斜視図である。
【００１５】同図において、１は従来例と同様に上面が
開口部となった絶縁材料製の箱形のスイッチケースであ
るが、その底面部には、固定接点部２Ａと端子部２Ｂか
らなる個別端子２および二ヶ所のＵ字形の凹状の保持部
３Ａ１，３Ａ２（図示せず）を有する平板部３Ａと端子
部３Ｂからなるコモン端子３がインサート成形により固
定されている。
開口部となった絶縁材料製の箱形のスイッチケースであ
るが、その底面部には、固定接点部２Ａと端子部２Ｂか
らなる個別端子２および二ヶ所のＵ字形の凹状の保持部
３Ａ１，３Ａ２（図示せず）を有する平板部３Ａと端子
部３Ｂからなるコモン端子３がインサート成形により固
定されている。
【００１６】そして、スイッチケース１の開口部は中央
に直線状のガイド穴４Ａを有するカバー４で覆われ、そ
の下面には二つの駆動用突部５Ａ１，５Ａ２と操作レバ
ー部５Ｂからなる操作体５が配置され、操作レバー部５
Ｂがガイド穴４Ａを挿通して上方に突出している。
に直線状のガイド穴４Ａを有するカバー４で覆われ、そ
の下面には二つの駆動用突部５Ａ１，５Ａ２と操作レバ
ー部５Ｂからなる操作体５が配置され、操作レバー部５
Ｂがガイド穴４Ａを挿通して上方に突出している。
【００１７】また、操作体５の下方には、導電・弾性材
料製の可動接点板６が配置され、操作体５下面の二つの
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２の下端には、上記ガイド穴４
Ａに沿った可動接点板６の二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２が弾接している。
料製の可動接点板６が配置され、操作体５下面の二つの
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２の下端には、上記ガイド穴４
Ａに沿った可動接点板６の二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２が弾接している。
【００１８】そして、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，
６Ａ２の右端部は、各々その外方に平行に配置された弾
性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２に連結され、二本の弾性
アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２の他端部は、上記ガイド穴
４Ａの中間の位置で各々下方に折れ曲がって支持部６Ｃ
１，６Ｃ２を形成し、上記コモン端子３の二ヶ所の凹状
保持部３Ａ１，３Ａ２に各々はまりこんでシーソー運動
可能に保持されている。
６Ａ２の右端部は、各々その外方に平行に配置された弾
性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２に連結され、二本の弾性
アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２の他端部は、上記ガイド穴
４Ａの中間の位置で各々下方に折れ曲がって支持部６Ｃ
１，６Ｃ２を形成し、上記コモン端子３の二ヶ所の凹状
保持部３Ａ１，３Ａ２に各々はまりこんでシーソー運動
可能に保持されている。
【００１９】一方、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６
Ａ２の左端部およびその間の連結部は半円状にフォーミ
ング加工されて幅広の可動接点６Ｄを形成し、更に可動
接点６Ｄの中心からは、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２と平行に弾性アーム部III ６Ｅが右下方に
伸ばされている。
Ａ２の左端部およびその間の連結部は半円状にフォーミ
ング加工されて幅広の可動接点６Ｄを形成し、更に可動
接点６Ｄの中心からは、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２と平行に弾性アーム部III ６Ｅが右下方に
伸ばされている。
【００２０】そして、上記三種類の弾性アーム部Ｉ ６
Ａ１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性
アーム部III ６Ｅは、各々上方に弾性力を発揮し、操
作レバー部５Ｂの操作に伴って、操作体５の駆動用突部
５Ａ１，５Ａ２を押し上げるように作用する構成となっ
ている。
Ａ１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性
アーム部III ６Ｅは、各々上方に弾性力を発揮し、操
作レバー部５Ｂの操作に伴って、操作体５の駆動用突部
５Ａ１，５Ａ２を押し上げるように作用する構成となっ
ている。
【００２１】次に、以上のように構成される本発明のス
イッチの動作について説明する。まず図１に示すように
スイッチがＯＦＦの状態、すなわち操作レバー部５Ｂが
ガイド穴４Ａの右端にある状態においては、可動接点板
６の二ヶ所の支持部６Ｃ１，６Ｃ２および弾性アーム部
III ６Ｅの先端部６Ｆがスイッチケース１の底面に当
接し、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２および中
央の弾性アーム部III ６Ｅは右下がりになっているた
め、操作体５下面の二つの駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は
可動接点板６の三種類の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ
２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性アーム部II
I ６Ｅの弾性力により右上方に押し上げられ、操作体
５は右端位置に安定して停止し、可動接点６Ｄは固定接
点部２Ａから離れている。
イッチの動作について説明する。まず図１に示すように
スイッチがＯＦＦの状態、すなわち操作レバー部５Ｂが
ガイド穴４Ａの右端にある状態においては、可動接点板
６の二ヶ所の支持部６Ｃ１，６Ｃ２および弾性アーム部
III ６Ｅの先端部６Ｆがスイッチケース１の底面に当
接し、二本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２および中
央の弾性アーム部III ６Ｅは右下がりになっているた
め、操作体５下面の二つの駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は
可動接点板６の三種類の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ
２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２、弾性アーム部II
I ６Ｅの弾性力により右上方に押し上げられ、操作体
５は右端位置に安定して停止し、可動接点６Ｄは固定接
点部２Ａから離れている。
【００２２】そして、上記記載の図１の状態から操作レ
バー部５Ｂを左方向に移動させると、操作体５の二つの
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は可動接点板６の二本の弾性
アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２に弾接しながら左方向に動
き、中間の支持部６Ｃ１，６Ｃ２の位置を過ぎると、可
動接点板６全体が支持部６Ｃ１，６Ｃ２を支点としてシ
ーソー運動をして左方向に回転し、弾性アーム部III
６Ｅの先端部６Ｆがスイッチケース１の底面から離れる
と共に左端の可動接点６Ｄが固定接点部２Ａに当接接触
することにより、スイッチ端子部２Ｂと３Ｂの間が導通
する。
バー部５Ｂを左方向に移動させると、操作体５の二つの
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は可動接点板６の二本の弾性
アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２に弾接しながら左方向に動
き、中間の支持部６Ｃ１，６Ｃ２の位置を過ぎると、可
動接点板６全体が支持部６Ｃ１，６Ｃ２を支点としてシ
ーソー運動をして左方向に回転し、弾性アーム部III
６Ｅの先端部６Ｆがスイッチケース１の底面から離れる
と共に左端の可動接点６Ｄが固定接点部２Ａに当接接触
することにより、スイッチ端子部２Ｂと３Ｂの間が導通
する。
【００２３】そして、操作レバー部５Ｂがガイド穴４Ａ
の左端に達した図２のスイッチがＯＮの状態において
は、可動接点板６の二ヶ所の支持部６Ｃ１，６Ｃ２およ
び可動接点６Ｄがスイッチケース１の底面に当接し、二
本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２は左下がりになっ
ているため、操作体５下面の二つの駆動用突部５Ａ１，
５Ａ２は可動接点板６の二種類の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２の弾性力
により左上方に押し上げられるので、操作体５は左端位
置に安定して停止し、可動接点６Ｄは安定して固定接点
部２Ａと接触している。
の左端に達した図２のスイッチがＯＮの状態において
は、可動接点板６の二ヶ所の支持部６Ｃ１，６Ｃ２およ
び可動接点６Ｄがスイッチケース１の底面に当接し、二
本の弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，６Ａ２は左下がりになっ
ているため、操作体５下面の二つの駆動用突部５Ａ１，
５Ａ２は可動接点板６の二種類の弾性アーム部Ｉ ６Ａ
１，６Ａ２、弾性アーム部II ６Ｂ１，６Ｂ２の弾性力
により左上方に押し上げられるので、操作体５は左端位
置に安定して停止し、可動接点６Ｄは安定して固定接点
部２Ａと接触している。
【００２４】尚、操作体５の駆動用突部５Ａ１，５Ａ２
が左方向に動き、可動接点板６の中間の支持部６Ｃ１，
６Ｃ２の位置を過ぎ、可動接点６Ｄが固定接点部２Ａに
当接接触した位置から左端の位置まで動く間において、
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，
６Ａ２を押し下げながら動くことにより、可動接点６Ｄ
と固定接点部２Ａの接触部が微妙に動いてワイピング作
用を生じ、接触部のクリーニング効果が得られる。
が左方向に動き、可動接点板６の中間の支持部６Ｃ１，
６Ｃ２の位置を過ぎ、可動接点６Ｄが固定接点部２Ａに
当接接触した位置から左端の位置まで動く間において、
駆動用突部５Ａ１，５Ａ２は弾性アーム部Ｉ ６Ａ１，
６Ａ２を押し下げながら動くことにより、可動接点６Ｄ
と固定接点部２Ａの接触部が微妙に動いてワイピング作
用を生じ、接触部のクリーニング効果が得られる。
【００２５】そして、この作用は、図２のスイッチＯＮ
の状態から操作レバー部５Ｂを右方向に移動させてスイ
ッチを切ろうとする場合においても同様に働き、接触部
の溶着を離す効果を期待できる。
の状態から操作レバー部５Ｂを右方向に移動させてスイ
ッチを切ろうとする場合においても同様に働き、接触部
の溶着を離す効果を期待できる。
【００２６】次に、図４は本発明のスイッチの第二の実
施例の要部を示すものであり、上記第一の実施例とほぼ
同形状の可動接点板７の可動接点Ｉ ７Ａから伸ばされ
た弾性アーム部III ７Ｂの右端部を半円状にフォーミ
ング加工して可動接点II ７Ｃとし、スイッチケース８
の底面にはこれに対応した固定接点部II ８Ｂを設けて
ある。
施例の要部を示すものであり、上記第一の実施例とほぼ
同形状の可動接点板７の可動接点Ｉ ７Ａから伸ばされ
た弾性アーム部III ７Ｂの右端部を半円状にフォーミ
ング加工して可動接点II ７Ｃとし、スイッチケース８
の底面にはこれに対応した固定接点部II ８Ｂを設けて
ある。
【００２７】この構成により、操作レバーを左側へ動か
す時は、第一の実施例と同様に可動接点Ｉ ７Ａと固定
接点部Ｉ ８Ａが接触し、右側へ動かす時は可動接点II
７Ｃと固定接点部II ８Ｂが接触することにより一回
路二接点の回路構成とできるものである。
す時は、第一の実施例と同様に可動接点Ｉ ７Ａと固定
接点部Ｉ ８Ａが接触し、右側へ動かす時は可動接点II
７Ｃと固定接点部II ８Ｂが接触することにより一回
路二接点の回路構成とできるものである。
【００２８】また、図５は本発明のスイッチの第三の実
施例としてプッシュスイッチの例を示した断面図であ
り、操作体９の対向する二面の外側に各々駆動用突部９
Ａ，９Ｂを設け、コイルバネ１０のバネ圧に抗して操作
体９を押すことにより、駆動用突部９Ａ，９Ｂが各々別
個の可動接点板の弾性アーム部１１Ａ，１１Ｂに弾接摺
動して各々のコモン端子１２Ａ，１２Ｂと個別端子１３
Ａ，１３Ｂの間でスイッチ切換操作を行うものであり、
二回路のスイッチを構成できるものである。
施例としてプッシュスイッチの例を示した断面図であ
り、操作体９の対向する二面の外側に各々駆動用突部９
Ａ，９Ｂを設け、コイルバネ１０のバネ圧に抗して操作
体９を押すことにより、駆動用突部９Ａ，９Ｂが各々別
個の可動接点板の弾性アーム部１１Ａ，１１Ｂに弾接摺
動して各々のコモン端子１２Ａ，１２Ｂと個別端子１３
Ａ，１３Ｂの間でスイッチ切換操作を行うものであり、
二回路のスイッチを構成できるものである。
【００２９】尚、上記の第三の実施例では二回路のプッ
シュスイッチの場合を説明したが、これはスライドスイ
ッチでもよいことは言うまでもない。
シュスイッチの場合を説明したが、これはスライドスイ
ッチでもよいことは言うまでもない。
【００３０】更に、以上の各実施例は何れも操作体の各
側面に一組のスイッチ回路を設ける場合を説明したが、
何れの場合も二組以上のスイッチ回路を並べて設けるこ
とにより多回路のスイッチを構成できることは勿論であ
る。
側面に一組のスイッチ回路を設ける場合を説明したが、
何れの場合も二組以上のスイッチ回路を並べて設けるこ
とにより多回路のスイッチを構成できることは勿論であ
る。
【００３１】
【発明の効果】本発明のスイッチは上記実施例より明ら
かなように、可動接点板に弾性部を設けコモン端子を個
別端子と同様の簡単な構成とすることにより、個別端子
とコモン端子をあらかじめスイッチケースにインサート
成形することができ、組立部品点数並びに組立工数を削
減でき、自動組立化も容易になるという効果がある。
かなように、可動接点板に弾性部を設けコモン端子を個
別端子と同様の簡単な構成とすることにより、個別端子
とコモン端子をあらかじめスイッチケースにインサート
成形することができ、組立部品点数並びに組立工数を削
減でき、自動組立化も容易になるという効果がある。
【００３２】また、本発明のスイッチは、操作体と弾性
アーム部との弾接部等を二点としているためスイッチ全
体としての幅は大きくなるものの、従来の構成のコモン
端子の弾性アーム部が直線状の弾性部で、弾性を持たせ
るためにはある程度長さが必要であったものを、本発明
の可動接点板の弾性部はバネの長さをかせぐことができ
るように湾曲構成としたことにより、スイッチ全体の長
さは短くなり、結果としてスイッチの大きさは、ほぼ従
来と同程度の面積にて構成でき、更に、接点部のワイピ
ング機能が従来より大きく働くことにより接触安定性が
増すという効果も得られる。
アーム部との弾接部等を二点としているためスイッチ全
体としての幅は大きくなるものの、従来の構成のコモン
端子の弾性アーム部が直線状の弾性部で、弾性を持たせ
るためにはある程度長さが必要であったものを、本発明
の可動接点板の弾性部はバネの長さをかせぐことができ
るように湾曲構成としたことにより、スイッチ全体の長
さは短くなり、結果としてスイッチの大きさは、ほぼ従
来と同程度の面積にて構成でき、更に、接点部のワイピ
ング機能が従来より大きく働くことにより接触安定性が
増すという効果も得られる。
【図１】本発明の第一の実施例であるスライドスイッチ
のＯＦＦ状態の断面図
のＯＦＦ状態の断面図
【図２】同ＯＮ状態の断面図
【図３】同ケースの底部および操作体の中間部で切断し
た要部の斜視図
た要部の斜視図
【図４】同第二の実施例であるスライドスイッチのケー
スの底部および操作体の中間部で切断した要部の斜視図
スの底部および操作体の中間部で切断した要部の斜視図
【図５】同第三の実施例であるプッシュスイッチの断面
図
図
【図６】従来のスライドスイッチの断面図
１ ケース ２ 個別端子 ２Ａ 固定接点部 ２Ｂ 端子部 ３ コモン端子 ３Ａ 平板部 ３Ａ１，３Ａ２ 凹状の保持部 ３Ｂ 端子部 ４ カバー ４Ａ ガイド穴 ５ 操作体 ５Ａ１，５Ａ２ 突部 ５Ｂ 操作レバー部 ６ 可動接点板 ６Ａ１，６Ａ２ 弾性アーム部Ｉ ６Ｂ１，６Ｂ２ 弾性アーム部II ６Ｃ１，６Ｃ２ 支持部 ６Ｄ 可動接点 ６Ｅ 弾性アーム部III ６Ｆ 先端部
Claims (4)
- 【請求項１】 凹状の保持部を有するコモン端子および
これと電気的に独立した個別端子を底面部に備えた上面
開放の絶縁材料製のケースと、中央に直線状のガイド孔
を有して上記ケースの開口部を覆ったカバーと、一端に
上記個別端子と接離する弾性接点を備えた直線状のアー
ム部を上面に有すると共に、中央下面に上記コモン端子
の凹状の保持部にシーソー運動可能なように導通状態で
支持される支持部を備えて上記カバーのガイド孔の下方
に配設された弾性材料製の可動接点板と、この可動接点
板のアーム部上を弾接摺動する突部を下面に備えて上記
カバーのガイド孔に沿って摺動する操作体よりなるスイ
ッチ。 - 【請求項２】 コモン端子および個別端子を絶縁材料製
のケースの底面部にインサート成形にて植設した請求項
１記載のスイッチ。 - 【請求項３】 可動接点板の両端にそれぞれ可動接点を
設けると共に、この可動接点にそれぞれ対応する独立し
た個別端子を絶縁材料製のケースの底面に設けた請求項
１または２記載のスイッチ。 - 【請求項４】 直線運動する操作体の対向する二面に各
々少なくとも１個以上の突部を設けると共に、この突部
が対応する弾性アーム部と可動接点板とコモン端子およ
び個別端子を絶縁材料製のケース内部に組み込んで多回
路型を構成した請求項１〜３いずれか記載のスイッチ。
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|---|---|---|---|
| JP19852495A JP3399170B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | スイッチ |
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| Publication Number | Publication Date |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100784186B1 (ko) * | 2006-11-28 | 2007-12-11 | 덕일산업 주식회사 | 스위치 |
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-
1996
- 1996-07-10 TW TW085108345A patent/TW434613B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-07-23 KR KR1019960029734A patent/KR100444097B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-08-01 CN CN96109265A patent/CN1085882C/zh not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| CN1146613A (zh) | 1997-04-02 |
| CN1085882C (zh) | 2002-05-29 |
| TW434613B (en) | 2001-05-16 |
| KR100444097B1 (ko) | 2004-11-09 |
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