JPH0631620Y2 - キーボードスイッチ - Google Patents

キーボードスイッチ

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JPH0631620Y2
JPH0631620Y2 JP9785189U JP9785189U JPH0631620Y2 JP H0631620 Y2 JPH0631620 Y2 JP H0631620Y2 JP 9785189 U JP9785189 U JP 9785189U JP 9785189 U JP9785189 U JP 9785189U JP H0631620 Y2 JPH0631620 Y2 JP H0631620Y2
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JP
Japan
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housing
plunger
fixed
movable contact
terminal
Prior art date
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Application number
JP9785189U
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JPH0337722U (ja
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純男 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキーボードスイッチに関し、特に情報処理装置
などの入力機器に用いられるキーボードスイッチに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のキーボードスイッチの分解斜視図を第3
図に、上面図及び断面側面図を第4図(a),(b)に
示す。
第3図及び第4図(a),(b)に示す様に、押圧操作
されるプランジャー1をハウジング2内にコイルス
プリング3とともに内装し、コイルスプリング3
よって上方に付勢されるプランジャー1を、エレメン
ト組立19とアッププレート10とにより押さえる構
造である。
このプランジャー1の隣接位置に設けられたエレメン
ト組立19は、可動接点ばね4と固定接点片5とを
一体成形したものにアクチュエータ20を取付けたもの
で、このアクチュエータ20は、エレメントハウジング
21に突出したかしめピン22に、孔23を介して貫通
した後熱かしめにより固定される。
一方、エレメント組19及びアッププレート10は各
々ハウジングに設けられたかしめピン24,25に、孔
26,27を介して貫通した後熱かしめにより固定さ
れ、エレメント組立19及びアッププレート10の突
起14−A,14−Bはプランジャー1の突起16−
A,16−Bの上面に各々接触し、プランジャー1
抜け出さないようにしている。
かかるキーボードスイッチを動作させる時は、プランジ
ャー1の操作により突起16−Aがアクチュエータ2
0のカム15を水平方向に運動させ、可動接点ばね4
を押圧し、固定接点18と可動接点17との接
触,非接触により回路の開閉が行われる。
一方、プランジャー1の押圧を解くと、コイルスプリ
ング3の復旧力によりプランジャー1を上方に押し
上げる。この場合、前述した様に受け止めとしてエレメ
ント組立19及びアッププレート10がハウジング2
の上面にそれぞれ固定されているので、プランジャー
は抜け出ることはない。
上述のごとく組み立てられたキーボードスイッチは、ハ
ウジング2に設けられた固定爪28により、鋼板から
成るマウンティングプレート29の角穴に圧入され整配
列固定された後、プリント基板8上に固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来のキーボードスイッチはプランジャー1
の抜け止めをエレメント組立19とアッププレート10
とで行い、回路の開閉はアクチュエータ20が可動接
点17を押圧することによって行い、アクチュエータ
20,エレメント組立19及びアッププレート10
固定は熱かしめで行う構成となっているので、部品点数
が多く組立工数が増大するという欠点がある。
又、エレメント組立19は通常、可動接点ばね4と固
定接点片5とをインサートモールドで成形するため、
接点に異物が付着することがあり、接点不良の原因とな
る。
さらにキーボードスイッチの整列固定にはマウンティン
グプレート29を用いるため、キーボードスイッチのロ
ープロファイル化が難しく、キーボードとして重いもの
となるという欠点がある。
本考案の目的は、部品点数を減して組立工数を削減する
ことができ、かつ接点接触の信頼性の向上をはかること
ができ、またロープロファイル化が容易となり、しかも
キーボードの軽量化をはかることができるキーボードス
イッチを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のキーボードスイッチは、プランジャー挿入部,
固定接点片挿入部及び可動接点ばね挿入部を備え絶縁性
材料で形成されたハウジングと、このハウジングのプラ
ンジャー挿入部に上下方向自在に挿入されかつ所定の位
置に突起が設けられた絶縁性材料で形成されたプランジ
ャーと、このプランジャーと前記ハウジングとの間に設
けられこのプランジャーに対し上方向への力を与えるス
プリングと、固定接点及び端子を備え前記ハウジングの
固定接点片挿入部に挿入固定されてこの端子が前記ハウ
ジングの底面から突出し導電性弾性材料で形成された固
定接点片と、可動接点,端子及びカムを備え前記ハウジ
ングの可動接点ばね挿入部に挿入固定されてこの端子が
前記ハウジングの底面から突出しかつ前記プランジャー
の上下動に応じてこのプランジャーの突起により前記カ
ムが移動し前記固定接点と前記可動接点とを圧接触,非
接触とし導電性弾性材料で形成された可動接点ばねと、
前記プランジャー及びハウジングの上部から挿入され前
記プランジャーの前記ハウジングからの抜け止め及び前
記ハウジングのプリント基板への固定を行うアッププレ
ートとを有している。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a)〜(d)はそれぞれ本考案の第1の実施例
を示す分解斜視図,上面図,断面正面図及び部分断面側
面図である。
この実施例は、中央部にプランジャー挿入部、このプラ
ンジャー挿入部に隣接して設けられガイド6及び突起7
をもつ固定接点片挿入部及び可動接点ばね挿入部を備
え、絶縁性材料で形成されたハウジング2と、このハウ
ジング2のプランジャー挿入部に上下方向自在に挿入さ
れ、かつ側面に突起16が設けられ絶縁性材料で形成さ
れたプランジャー1と、このプランジャー1とハウジン
グ2との間に設けられ、このプランジャー1に対し上方
向への力を与えるコイルスプリング3と、固定接点18
及び端子51を備えハウジング2の固定接点片挿入部に
圧挿入固定されてこの端子51がハウジング2の底面か
ら突出して導電性弾性材料で形成された固定接点片5
と、可動接点17,端子41及びカム15を備えハウジ
ング2の可動接点ばね挿入部に圧挿入固定されてこの端
子41がハウジング2の底面から突出しかつプランジャ
ー1の上下動に応じてこのプランジャー1の突起16に
よりカム15が移動し固定接点18と可動接点17とを
圧接触,非接触とし導電性弾性材料で形成された可動接
点ばね4と、端子12,爪13及び突起14を備えプラ
ンジャー1及びハウジング2の上部から挿入されプラン
ジャー1のハウジング2からの抜け止め及びハウジング
2のプリント基板8への固定を行うアッププレート10
とを有する構成となっている。
この実施例においては、可動接点ばね4及び固定接点片
5がハウジング2に圧挿入されて固定され、ハウジング
2の底面からはこれらの端子41,51が突出し、端子
穴9を介してプリント基板8のパターン配線と接続する
ようになっており、アッププレート10の端子12,爪
13の部分をハウジング2のスライド部11に挿入して
爪13でハウジング2と固定し、突起14によりプラン
ジャー1の抜け止めをし、端子12を端子穴9を介して
プリント基板8のパターン配線に接続してハウジング2
をプリント基板8に固定すると共に、このアッププレー
ト10がパターン配線の補助機能を有する構造となって
いる。
次に、この実施例の動作について説明する。
プランジャー1が上下運動すると、可動接点バネ4の自
由端部に設けられたカム15はプランジャー1に設けら
れた突起16によって押圧され水平方向に運動する。こ
の運動と平行し、可動接点17は固定接点18と接触し
たり離れたりし、回路の開閉が行われる。
又、カム15が設けられたばね片の部分は、プランジャ
ー1の上下動に対し平行に設けられているため、従来例
のようなアクチュエータ20が介在しなくてもそのばね
片の部分にはねじれを生じない。
このように、本考案においては、部品点数が少なくな
り、また、可動接点ばね4,固定接点片5は圧挿入で組
立てられるので、組立工数を低減することができ、接点
に異物が付着することがなく信頼性の向上をはかること
ができる。また、従来例のようにマウンティングプレー
ト29を使用しないでアッププレート10により直接プ
リント基板8へ固定配列することができるので、ロープ
ロファイル化ができ、キーボードの軽量化をはかること
ができる。
第2図(a)〜(d)はそれぞれ本考案の第2の実施例
の可動接点ばねの上面図,側面図,正面図及び可動接点
ばねと固定接点片の斜視図である。
この実施例では、可動接点ばね4aを下から折り曲げ、
カム15aを上方に配置することによってオンストロー
クを変化させることなく、ばね長を有効にとる事が可能
となる。従って、打鍵寿命を保障し且つロープロファイ
ル化の進んだキーボードスイッチの供給が可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、可動接点ばねにカムを設
けて従来のアクチュエータを除去し、可動接点ばね及び
固定接点片はハウジング内に圧挿入により固定し、導電
性材料から成るアッププレートによりハウジングをプリ
ント基板に固定すると共にプランジャーの抜け止めをす
る構造とすることにより、部品点数を減らして組立工数
を削減することができ、かつ接点接触の信頼性の向上を
はかることができ、さらに従来のマウンティングプレー
トを除去することができるので、ロープロファイル化及
びキーボードの軽量化を計ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)はそれぞれ本考案の第1の実施例
を示す分解斜視図,上面図,断面正面図及び部分断面側
面図、第2図(a)〜(d)はそれぞれ本考案の第2の
実施例の可動接点ばねの上面図,側面図,正面図及び可
動接点ばねと固定接点片の斜視図、第3図及び第4図
(a),(b)はそれぞれ従来のキーボードスイッチの
一例を示す分解斜視図及び上面図,断面側面図である。 1,1…プランジャー、2,2…ハウジング、3,
…コイルスプリング、4,4a,4…可動接点ば
ね、5,5a,5…固定接点片、6…ガイド、7…突
起、8,8…プリント基板、9…端子穴、10,10
…アッププレート、11…スライド部、12…端子、
13…爪、14,14−A,14−B…突起、15,1
5a,15…カム、16,16−A…突起、17,1
7a,17…可動接点、18,18…固定接点、1
9…エレメント組立、20…アクチュエータ、21…エ
レメントハウジング、22…かしめピン、23…孔、2
4,25…かしめピン、26,27…孔、28…固定
爪、29…マウンティングプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プランジャー挿入部,固定接点片挿入部及
    び可動接点ばね挿入部を備え絶縁性材料で形成されたハ
    ウジングと、このハウジングのプランジャー挿入部に上
    下方向自在に挿入されかつ所定の位置に突起が設けられ
    た絶縁性材料で形成されたプランジャーと、このプラン
    ジャーと前記ハウジングとの間に設けられこのプランジ
    ャーに対し上方向への力を与えるスプリングと、固定接
    点及び端子を備え前記ハウジングの固定接点片挿入部に
    挿入固定されてこの端子が前記ハウジングの底面から突
    出し導電性弾性材料で形成された固定接点片と、可動接
    点,端子及びカムを備え前記ハウジングの可動接点ばね
    挿入部に挿入固定されてこの端子が前記ハウジングの底
    面から突出しかつ前記プランジャーの上下動に応じてこ
    のプランジャーの突起により前記カムが移動し前記固定
    接点と前記可動接点とを圧接触,非接触とし導電性弾性
    材料で形成された可動接点ばねと、前記プランジャー及
    びハウジングの上部から挿入され前記プランジャーの前
    記ハウジングからの抜け止め及び前記ハウジングのプリ
    ント基板への固定を行うアッププレートとを有すること
    を特徴とするキーボードスイッチ。
JP9785189U 1989-08-21 1989-08-21 キーボードスイッチ Expired - Lifetime JPH0631620Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5001581B2 (ja) * 2006-05-30 2012-08-15 日本鉄塔工業株式会社 鋼管鉄塔用補強金具組立体
JP6409552B2 (ja) * 2014-12-15 2018-10-24 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
CN205230891U (zh) * 2015-09-23 2016-05-11 东莞市凯华电子有限公司 一种按键开关静动片组件

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