JP3052359B2 - プリント基板用操作機器およびその組立方法 - Google Patents
プリント基板用操作機器およびその組立方法Info
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Description
法に関し、詳しくは、プリント基板上に配設されるスイ
ッチ部や光源等に対し、その個々の操作部や表示部が操
作パネルに設けられ、操作部を介してそれぞれのスイッ
チ部が駆動されるようにしたプリント基板用操作機器お
よびその組立方法に関する。
例えば、第9図に示すようなものがある。ここで、1は
押しボタンスイッチ、2は非常停止用などに使用される
大型の押ボタンスイッチ、3は捻回操作により電気的切
換えなどを行うために使用されるセレクタスイッチであ
る。これらのスイッチ1,2および3はそれぞれの操作部
4,5および6と、これらに対応する各々のスイッチ部7
とで構成されており、各操作部4,5および6のハウジン
グ8は操作パネル9に設けられた取付孔9Aに差込まれた
上、ナット部材10によってパネル9に締着されている。
ード端子11Aをプリント基板12に設けられたスルーホー
ル12Aに差込んだ上、その周りを裏面側からはんだ付け
して固着される。13は2つのスイッチ素子11を収納して
いるケースである。かくして、操作部4,5,6が装着され
た操作パネル9と各スイッチ部7が取付けられたプリン
ト基板12とは、一端がパネル9に溶着された間隔片14の
他端をプリント基板12にねじ15でねじ止めすることによ
って相対的に固定され、各操作部と対応するスイッチ部
との間にそれぞれ適切な動作間隔が保たせるようにして
いる。
れていて、図示はしないが表示素子としての電球を収容
することができ、プリント基板12側にこのような電球を
電気的に接続させるようにして照光スイッチを形成する
ことができる。
ては、例えば押しボタンスイッチ1において操作部4の
押しボタン4Aを押下することにより復帰ばね16に抗して
押棒17を動作させ、スイッチ部7を駆動させることがで
きる。
機器にあっては、例えば照光スイッチや表示灯のように
プリント基板12の側に光源を配設し、その光源を押棒17
内の中空部や表示部に合わせて突設させるようにしよう
とすると、光源を中心部の中心に合わせるように位置合
せすることが難しく、殊に複数の照光スイッチや表示灯
が設けられる場合は猶更である。そこで、位置ずれが生
じ易く、位置ずれがあると、押棒17や押しボタン4Aが光
源にすれて球切れを生じたり、均一な照明が得られなく
なる。
たり、リード端子11Aをプリント基板12にはんだ付けし
ているが、手操作によるはんだ付けではしっかりリード
端子11Aがスルーホール12Aに圧入されてないと、スイッ
チ部7がプリント基板12から浮上った状態ではんだ付け
されてしまう。さりとて、はんだ槽を用いてはんだ付け
をすると、溶融はんだの浮力によってスイッチ部7がや
はり浮上った状態ではんだ付けされるので、操作部4と
スイッチ部7との間の高さ方向の相対位置が安定せず、
押しボタン操作時にスイッチ素子11や更にはプリント基
板12に無理な力が作用し、破損する虞があった。
けられるので、個々のこれら操作機器において、その操
作部とスイッチ部とを相対的に精度良く位置決めし、正
しいストロークが保たれるようにする必要があり、操作
機器が小型であればあるほど、この点が難しい。
チガードを押ボタンスイッチに関連して設ける考案が実
公平1−25458号公報で公告されているが、かかるスイ
ッチガードを第9図に示すような構造に適用しようとす
ると、スイッチガードのベースの底面厚さだけ操作部が
パネル上から余分に突出するためにスイッチ部との間の
ストロークが不足するのでパネルと基板との間の間隔を
そのために変更する必要があった。
し、その解決を図るべく、スイッチ部をプリント基板に
正確かつ確実に固定することができるプリント基板用操
作機器を提供することにある。
操作部とプリント基板に固定されたスイッチ部との間に
正しい間隔が安定して保たれるようにしたプリント基板
用操作機器を提供することにある。
や表示灯が設けられる場合、その光源を操作部内に収納
し、そのスイッチ部側に設けた端子と安定した電気的接
触が得られる共に光源を操作部の正しい照光位置に保持
させることができ、しかもできるだけ部品点数が少な
く、取付が容易で廉価で得られるプリント基板用操作機
器を提供することにある。
隔を変更することなく、スイッチガードの取付が可能な
プリント基板用操作機器を提供することにある。
基板との間の間隔が正しく所定の寸法に保たれて、しか
も各スイッチにおいて操作部と接触部との相対位置に狂
いの生じることがなく、安定したスイッチ機能が保証さ
れるプリント基板用操作機器およびその組立方法を提供
することにある。
部とスイッチ部とが分離され、前記操作部が取付けられ
た操作パネルと前記スイッチ部が取付けられたプリント
基板との間に間隔片を介装し、該間隔片により前記操作
部と前記スイッチ部との間に所定の間隔が保たれるよう
にしたプリント基板用操作機器において、前記スイッチ
部のスイッチ素子を収納保持するホルダの少なくとも一
部を弾性体で形成し、その弾性により前記スイッチ素子
を前記操作部側に向けて偏倚させた状態に係着位置決め
すると共に、前記ホルダの下端部から延在させて係止脚
部を突設し、該係止脚部を前記プリント基板に設けた取
付孔に圧入することによりその弾性で前記ホルダを介し
て前記スイッチ部を前記プリント基板に圧着させるよう
にしたことを特徴とするものである。
第1の形態において、前記間隔片は柱状部と該柱状部か
ら段付きに突設した頭部とを有し、該頭部下面を前記操
作パネルの上面に圧接させた状態でナット部材により前
記頭部を操作パネルに締着させ、前記柱状部の下端を前
記プリント基板の上面に当接させた状態でねじにより該
プリント基板に固着されることを特徴とするものであ
る。
ト基板はその裏面側に第2の間隔片を介して一定の間隔
に保たれるように固定された補強板を有し、該補強板は
前記操作パネルと前記プリント基板との間に介装される
前記間隔片が固着される位置に対応してねじ操作用の孔
を有することを特徴とするものである。
明の第1の形態において、前記操作部は照明用の光源
と、該光源を前記スイッチ部側に電気的に接続させるた
めの接続部とを具え、前記スイッチ部は前記プリント基
板に接続される端子片と、該端子片に弾性体を介して電
気的に接続され、該弾性体の弾性により前記接触部に向
けて偏倚される接触ピンとを具えたことを特徴とするも
のである。
の形態は、操作部とスイッチ部とが分離され、前記操作
部が取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付け
られたプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔片
により前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間隔
が保たれるようにしたプリント基板用操作機器におい
て、前記操作パネルの裏面側からナット部材で締着され
るレンズフードを具え、前記プリント基板側に固定台を
介して装着された光源を前記ナット部材から下方に延在
された中空部に収納するようにした表示灯を有すること
を特徴とするものである。
明の第2の形態において、前記プリント基板はその裏面
側に第2の間隔片を介して一定の間隔に保たれるように
固定された補強板を有し、該補強板は前記操作パネルと
前記プリント基板との間に介装される前記間隔片が固着
される位置に対応してねじ操作用の孔を有することを特
徴とするものである。
態は、操作部とスイッチ部とが分離され、前記操作部が
取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付けられ
たプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔片によ
り前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間隔が保
たれるようにしたプリント基板用操作機器において、前
記操作パネルの前記間隔片が固定される側に前記操作パ
ネルと重ね合わせた状態で前記操作部を保持する第2の
パネルを配設すると共に、該第2のパネルに前記間隔片
の先端部を螺着させるねじ孔を設けたことを特徴とす
る。
イッチ素子をホルダ内に操作部側に向けて偏倚させた状
態に係止させると共に、ホルダの下端部から延在させて
突設した係止脚部をプリント基板の取付孔に圧入させて
弾性によりスイッチ部をプリント基板に圧着させた状態
に保つことができるので、そのあとスイッチ素子をプリ
ント基板にはんだ付けしてもスイッチ部がプリント基板
から浮上するようなことがなく、また、間隔片で操作パ
ネルとプリント基板との間に所定の間隔を保たせた状態
を確固に保持させることができる。
光源とスイッチ部側とを電気的に接続する接触手段とを
操作部内に収容し、一方操作部とは分離されているスイ
ッチ部の方には、プリント基板に電気的に接続される端
子片と接触ピンとの間に設けたばね等の弾性体により接
触ピンを操作部側に向けて偏倚させるようにしたので、
操作パネルとプリント基板とを間隔片で固定した状態で
接触ピンを弾性体の弾性により操作部の接触手段に圧接
させた状態に保つことができ、光源を均一な照明が得ら
れる位置に保持されることができると共に、プリント基
板側との間に振動等に対しても十分に耐えられる接続状
態を保つことができる。
おいて、操作パネルにレンズフードをナットで固定する
と共にナットから延在させた中空部にプリント基板側に
固定した光源を収納するようにしたので、最小限の部品
で組立が容易で廉価なものが得られる。
せた第2のパネルにサポート部材を螺合して固定するの
で、サポート部材を操作パネルに対して正しく鉛直方向
に保つことができ、操作パネルとプリント基板との間隔
を正しく一定に保つことができると共に操作部と接触部
との相対位置が正しく保持される。
体的に説明する。
しボタンスイッチに適用した例で、第1図にその組立状
態、第2図および第3図にそのスイッチ部側のプリント
基板上への取付構造を示す。第1図において、押しボタ
ンスイッチ100を構成している操作部40のパネル9への
取付構造については第6図の例と特に変わるところがな
いのでその説明を省略する。70はプリント基板12の側に
取付けられるスイッチ部であり、スイッチ部70はこの図
に示すように2つのスイッチ素子11とこれらを収納して
プリント基板12に確固に取付けられるホルダ71とで構成
される。
明すると、ホルダ71はこれらの図に示すように四面を囲
う壁部71Aと、対向する壁部同士に穿設したスイッチ素
子係止孔71Bと、スイッチ素子11を第2図でホルダ71の
下方から差込み、スイッチ素子11に設けた係合突起11B
を係止孔71Bに係止させたときにスイッチ素子11をその
状態に維持すべくスイッチ素子上面11Cに弾性的に圧接
するスイッチ素子固定壁71Cとを有し、更に対向する壁
部71Aの下端側にはそれぞれ2又は分岐された係止脚部7
1Dが突設されている。
穿設された素子用スルーホールおよびホルダ取付孔であ
る。そこで、スイッチ部70をプリント基板12上に固定す
るにあたっては、各スイッチ素子11をまず第2図に示す
ようにホルダ71の下方から差込み、素子上面11Cを固定
壁71Cの下面側に圧接する。そして、固定壁71Cの有する
弾性を利用してスイッチ素子11の係合突起11Bを壁部71A
の係止孔71Bに係合させ、スイッチ素子11を安定した状
態でホルダ71に保持させることができる。
れたホルダ71の係止脚部71Dをプリント基板12のホルダ
取付孔12Bに圧入させるようにして差込むと共に、各ス
イッチ素子11のリード端子11Aをスルーホール12Aに差込
むことにより、係止脚部71Dの2又にした弾性を利用し
てホルダ71をプリント基板12に固定することができる。
なおこの状態で、ホルダ71の壁部71A下面がプリント基
板12に当接して位置決めされ、しかも係止脚部71Dのテ
ーパした形状と2又に形成された各部の弾性とによりホ
ルダ71が基板12に向けて偏倚されるように作用するの
で、スイッチ部70と操作部40との間の操作ストロークを
正確に設定することができる。したがって、このあと、
リード端子11Aをプリント基板12に裏面側からはんだ付
けすればよい。
リント基板12に対し、操作部40が固定された操作パネル
9を間隔片140により固定する例を示す。ここで、間隔
片140はその一端に平頭部140Aが形成されると共に、そ
の首下部140Bの寸法がパネル9と基板12との間の所定の
間隔に合せて形成される。また、平頭部140Aの下面側に
は、パネル9との間に防水、防油のためのパッキング14
1を介装するようになし、間隔片140のプリント基板12と
当接する面にはねじ孔140Cを穿設しておく。142は間隔
片140の平頭部140A側をパネル9に固定するためのナッ
ト部材である。
片取付孔9Bにパッキング141を介して間隔片140の首下部
140Bを差込んだ上、ナット部材142により間隔片平頭部1
40Aをパネル9に固着し、その首下部140Bの端部をプリ
ント基板12上に当接させた上、平頭ねじ143を基板12の
下面側からねじ孔140Cに螺締させて、全体を一体化させ
ることができる。
照明スイッチ200は操作部40とスイッチ部70とに分離さ
れており、先に述べた実施例と同様にして操作部40は操
作パネル9に、また、スイッチ部70はプリント基板12に
取付けられる。41は操作部40の中空部40Aに設けた光源
ランプであり、ランプ41に接続された2つの接触板42A
および42Bが接触板保持部材43に一体にモールド成形さ
れている。
有する端子部材、73はその先端部を上方に突出させた接
触ピン、74は接触ピン73と端子部材72との間に設けら
れ、接触ピン73を上方に向けて偏倚させているばねであ
る。また、スイッチ部70のホルダ71下面側からは弾性を
有する係止脚部71Dが突設されている。
12上に固定し、第4図の例にならって操作部40が取付け
られたパネル9とプリント基板12とを間隔片140を介し
て一体に組立てると、ばね74により接触ピン73が接触板
42Aおよび42Bに圧接することにより、安定したランプ点
灯状態を保持させることができる。
明する。ここで、100はこれまでに述べてきた実施例に
よる押ボタンスイッチであり、ここで示したものは照明
用の光源ランプを有しない例である。また、300は照光
表示灯であり、先に述べた照光スイッチのようにスイッ
チ手段との組合せによらず単に表示のみが行われる場
合、第5図に示したような構成としたのでは無駄な部品
点数が多くコスト増となる。
リント基板12上の固定台21上にしっかり保持させるよう
にすると共にレンズ付フード22を操作パネル9の取付孔
9Bに上面から嵌め込むようになして、レンズ付フード22
の差込まれたねじ部22Aに円筒状のナット部材23を締着
することにより表示部を操作パネル9側に構成する。な
お、ナット部材23の下半部にはその内腔が十分広く形成
されていることにより光源ランプ41が余裕をもって内腔
に収容され、またフードの役目をなすようにしてある。
24はフード22と操作パネル9との間を液密に保つための
パッキングである。
す間隔片240はそのパネル側端部に設けたねじ孔240Aに
操作パネル9側の突設ねじ9Cを螺合させることによりパ
ネル9と結合される。なお、突設ねじ9Cは例えば溶接等
によって操作パネル9の裏側所定の位置に固定されるも
ので、かくして、間隔片240のプリント基板12側端部に
設けたねじ孔240Bにプリント基板12の下面側からねじ14
3を螺合して操作パネル9とプリント基板12とが一体に
固定される。
ぼ平行に設けられた補強板、121は第2の間隔片、122は
間隔片121を介して補強板120をプリント基板12に固定す
るためのねじ、123はねじ操作用の孔であり、このよう
な孔123をパネル・基板間の間隔片240固定位置の直下に
設けておくことによりプリント基板12を操作パネル9側
から外すときにドライバ等の工具をこの孔123から差込
むことができる。
ント基板12には剛性が不足するためスイッチ操作の反力
あるいはスイッチ部70と操作部40との間に生じる反力等
に対して撓む傾向があり、それに起因してストロークの
不足等操作不良の虞があることによる。なお、間隔片24
0の数を増すことが考えられるが、それでは部品点数が
増すばかりではなく、組立に手間が掛り、また、操作パ
ネル9上の操作部および表示部の配置が制約されること
になり、好ましくない。
昭62−37130号公報に開示された押しボタンスイッチの
構成を示す。このものは、先に従来例の説明のところで
述べた実公平1−25458号公報に公告されたものとは異
なり、第7図に示すように押しボタン4A自体に誤操作防
止用の保護カバー30を開閉自在に設けたものである。
を変更する必要がなく、しかも後付けが可能であり、本
発明による構成の操作機器に好適なものとして採用する
ことができる。なお、第7A図および第7B図において、4B
および4Cは押しボタン4Aからそれぞれ立設した外側ヒン
ジ部および内側ヒンジ部、30Aはカバー30側の支持腕、3
0Bはピン支承部、31はねじりコイルばねである。また、
第8図は押しボタン4Aに保護カバー30を装着するときの
過程の説明図で(A)の状態から押しボタン4Aの外側ヒ
ンジ部4Cにカバー30の支持腕30Aに設けたピン30Cを矢印
方向から嵌め合わすことにより(B)の取付状態とする
ことができる。
状態および組立前の分解状態でそれぞれ示す。これらの
図において、51は操作パネル9の裏面側にこれと重ね合
わせるようにして設けた第2のパネル(以下でダミーパ
ネルという)である。このダミーパネル51には、各操作
部40を貫通させた上ナット部材10で固定するために、操
作パネル9に設けた孔9Aと同等の大きさの孔51Aが同位
置に穿設されると共に、間接片140の取付位置に鉛直に
固定用のねじ孔53が設けられている。54は間接片140の
プリント基板12側に設けたねじ孔である。
造にあっては、まず、操作パネル19ダミーパネル51とを
正しく重ね合わせた上で双方の操作部取付用孔9Aおよび
51Aに操作部40を差込み、更にその間に不図示のパッキ
ングを配設した上、ナット部材10を操作部40の周囲に螺
合させて、第11図に示す状態とする。同時に接触部70を
はんだ付け等で固定したプリント基板12を用意する。そ
して、ダミーパネル51のねじ孔53に間接片140のねじ部1
40Aを螺合させて固定する。この場合、ダミーパネル51
のねじ孔53は予め鉛直方向に向けて正しく穿設が可能な
ため、間接片140が傾いて取付けられたりすることがな
い。かくして間接片140の取付けが終ったならば、次に
プリント基板12をその上から正しく位置決めし、ねじ14
3を用いてプリント基板12を間接片140に固定することが
できる。
9に間接片140を直接螺着させるようにした例を1つの
比較例として示した。操作パネル9がねじ立てするに十
分な厚さを有する場合は、このように操作パネル0にね
じ孔53を直接穿設することも可能であるが、この場合
は、操作パネル9上に間接片140のねじ部140Aが露出す
る。そこで、見苦しくないように操作パネル9の表面を
あらためて仕上げる必要がある外、シール性が損われる
ので、これに対処する必要が生じる等の問題点が残され
る。
機器のスイッチ素子を収納保持するホルダを弾性体で形
成し、その弾性によりスイッチ素子をホルダ内に係着位
置決めすると共に、ホルダの下面側に係止脚部を突設
し、その係止脚部をプリント基板に設けた取付孔に圧入
することによりその弾性でホルダを介してスイッチ部を
プリント基板に圧着させるようにしたので、スイッチ素
子をプリント基板にはんだ付けしても、スイッチ部がプ
リント基板から浮上ったりせず、正確にプリント基板に
密着して保持され、操作部による押下操作によってスイ
ッチ素子やプリント基板が破損したりするのを防止する
ことができる。
態でナット部材により頭部をパネルに締着させた上、柱
状部の端部をプリント基板に当接させた状態でねじによ
り固定するので、操作時に間隔片に発生する引張り応力
に十分耐え、かつ、操作部とスイッチ部との間に安定し
た操作ストロークを保つことができる。
場合に、その光源と光源をスイッチ部側に接続するため
の接触部とを操作部内に固定して設け、組立状態でスイ
ッチ部側の端子片に接続する接触ピンに弾性的に圧接す
るようにしたので、光源を均等な照明が得られる位置に
位置決めすることができると共に、過酷な振動等に対し
ても接触不良を発生したりする虞がない。
合は、操作パネルの裏面側からナット部材によりレンズ
フードを固定すると共にナット部材の延在部に中空部を
設けて、この中空部に基板側に固定した光源が収容され
るようにすることで、部品点数が少なく、組立易い表示
灯を配設することができる。
ってプリント基板の剛性を確保し、操作性を確実なもの
とすることができる。
ネルに間隔片を螺合で取付けるようにすることによっ
て、間隔片を操作パネルに対して正しく直角方向に取付
けることができ、操作パネルとプリント基板との間に所
定の間隔を安定して保たせることができると共に操作部
と接触部との相対位置にずれの生じるのを防止する効果
が得られる。
す斜視図、 第3図は第2図に示すスイッチ部の組立状態を示す斜視
図、 第4図は本発明の他の実施例による間隔片の構成を示す
断面図、 第5図は本発明を照光手段を有する場合に適用した例を
上下に分解して示す断面図、 第6図は本発明の他の実施例を断面で示す構成図、 第7A図および第7B図は本発明にかかる押しボタンスイッ
チに保護カバーを設けた例を示す側面図および上面図、 第8図は第7A図に示す例の保護カバー装着動作の説明
図、 第9図は従来例を一部の断面と共に示す構成図、 第10図および第11図は本発明の更に他の実施例の構成を
組立状態および分解状態でそれぞれ示す側面図、 第12図は本発明の参考として比較例の構成を示す側面図
である。 8……ハウジング、 9……操作パネル、 9A……取付孔、 10……ナット部材、 11……スイッチ素子、 11A……リード端子、 11B……係合突起、 11C……上面、 12……プリント基板、 12A……スルーホール、 12B……ホルダ取付孔、 22……レンズ付フード、 23……ナット部材、 30……保護カバー、 31……ねじりばね、 40……操作部、 40……中空部、 41……光源ランプ、 42……接触板、 43……接触板保持部材、 51……ダミーパネル、 53……ねじ孔、 70……スイッチ部、 71……ホルダ、 71A……壁部、 71B……係止孔、 71C……固定壁、 71D……係止脚部、100 ……押しボタンスイッチ、 120……補強板、 121……間隔片、 122……ねじ、 140……間隔片、 140A……平頭部、 140B……首下部、 140C……ねじ孔、 141……パッキング、 142……ナット部材、 143……平頭ねじ、 300……表示灯。
Claims (8)
- 【請求項1】操作部とスイッチ部とが分離され、前記操
作部が取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付
けられたプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔
片により前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間
隔が保たれるようにしたプリント基板用操作機器におい
て、 前記スイッチ部のスイッチ素子を収納保持するホルダの
少なくとも一部を弾性体で形成し、その弾性により前記
スイッチ素子を前記操作部側に向けて偏倚させた状態に
係着位置決めすると共に、前記ホルダの下端部から延在
させて係止脚部を突設し、該係止脚部を前記プリント基
板に設けた取付孔に圧入することによりその弾性で前記
ホルダを介して前記スイッチ部を前記プリント基板に圧
着させるようにしたことを特徴とするプリント基板用操
作機器。 - 【請求項2】前記間隔片は、柱状部と該柱状部から段付
きに突設した頭部とを有し、該頭部下面を前記操作パネ
ルの上面に圧接させた状態でナット部材により前記頭部
を操作パネルに締着させ、前記柱状部の下端を前記プリ
ント基板の上面に当接させた状態でねじにより該プリン
ト基板に固着されることを特徴とする請求項1に記載の
プリント基板用操作機器。 - 【請求項3】前記操作部は、照明用の光源と、該光源を
前記スイッチ部側に電気的に接続させるための接続部と
を具え、前記スイッチ部は前記プリント基板に接続され
る端子片と、該端子片に弾性体を介して電気的に接続さ
れ、該弾性体の弾性により前記接触部に向けて偏倚され
る接触ピンとを具えたことを特徴とする請求項1または
請求項2に記載のプリント基板用操作機器。 - 【請求項4】前記操作部は、ハウジングが前記操作パネ
ルに固定される押しボタンをさらに有し、該押しボタン
はその一部に支持される開閉自在な誤操作防止用の保護
カバーを具え、該保護カバーの周囲部がその閉成状態で
前記ハウジングに当接して前記押しボタンを覆蓋するこ
とを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の
プリント基板用操作機器。 - 【請求項5】操作部とスイッチ部とが分離され、前記操
作部が取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付
けられたプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔
片により前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間
隔が保たれるようにしたプリント基板用操作機器におい
て、 前記操作パネルの裏面側からナット部材で締着されるレ
ンズフードを具え、前記プリント基板側に固定台を介し
て装着された光源を前記ナット部材から下方に延在され
た中空部に収納するようにした表示灯を有することを特
徴とするプリント基板用操作機器。 - 【請求項6】前記プリント基板は、その裏面側に第2の
間隔片を介して一定の間隔に保たれるように固定された
補強板を有し、該補強板は前記操作パネルと前記プリン
ト基板との間に介装される前記間隔片が固着される位置
に対応してねじ操作用の孔を有することを特徴とする請
求項1から請求項5の何れかに記載のプリント基板用操
作機器。 - 【請求項7】操作部とスイッチ部とが分離され、前記操
作部が取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付
けられたプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔
片により前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間
隔が保たれるようにしたプリント基板用操作機器におい
て、 前記操作パネルの前記間隔片が固定される側に前記操作
パネルと重ね合わせた状態で前記操作部を保持する第2
のパネルを配設すると共に、該第2のパネルに前記間隔
片の先端部を螺着させるねじ孔を設けたことを特徴とす
るプリント基板用操作機器。 - 【請求項8】操作部とスイッチ部とが分離され、前記操
作部が取付けられた操作パネルと前記スイッチ部が取付
けられたプリント基板との間に間隔片を介装し、該間隔
片により前記操作部と前記スイッチ部との間に所定の間
隔が保たれるようにしたプリント基板用操作機器の組立
にあたり、 前記間隔片の配設位置にねじ孔が形成された第2のパネ
ルを前記操作パネルの前記間隔片取付側に重ね合わせた
状態となして前記操作パネルを保持させ、前記第2のパ
ネルのねじ孔に前記間隔片の端部を螺合して固定し、該
間隔片の他方の端部を前記プリント基板に固定すること
を特徴とするプリント基板用操作機器の組立方法。
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JP24053689 | 1989-09-19 | ||
JP1-240536 | 1989-09-19 | ||
JP2-165751 | 1990-06-26 | ||
JP16575190 | 1990-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04126315A JPH04126315A (ja) | 1992-04-27 |
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ID=26490368
Family Applications (1)
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JP02247422A Expired - Fee Related JP3052359B2 (ja) | 1989-09-19 | 1990-09-19 | プリント基板用操作機器およびその組立方法 |
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-
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