JP6173189B2 - センサ - Google Patents

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本発明は、センサに関する。
特許文献1には、一端部に光素子駆動用の接続端子を備えた扁平状の基体に、少なくとも接続端子に接続された光素子と、光素子に光結合させる光導波体の一端部とを配設して成る光モジュールを、電気回路基板上に実装した光素子駆動用のコネクタ部に連結することで、コネクタ部の板ばね等の接続端子と光モジュールの接続端子とを接続するようにしたことを光モジュールが開示されている。
特許文献2には、発光素子又は受光素子の電極端子の先端部をリードフレームに形成された切片のばね性により圧縮固定する光結合装置の製造方法が記載されている。
特開2001−77455号公報 特開2002−368225号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、光モジュールと電気回路基板とを接続するのに、コネクタが必須となり、それにより光モジュール等が大型化してしまうという問題がある。
特許文献2に記載の発明は、光結合装置内において端子と基板とを接続するものであり、特許文献1に記載の発明と同様に、光結合装置と他の部品との接続にはコネクタが必要となってしまう。また、特許文献2に記載された接続方法を、光結合装置と他部品との接続に適用しようとすると、光結合装置と接続する他の部品を新たに生成しなければならず、互換性が無くなってしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、他の部品等との接続にコネクタ等が不要な小型のセンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るセンサは、例えば、電極端子を有する素子と、前記素子が設けられ、かつ前記電極端子が電気的に接続された板状の基板と、前記基板に設けられ、前記基板の板厚方向に変形可能な金属製の板ばねであって、前記電極端子と電気的に接続された板ばねと、前記素子及び前記基板が内部に設けられるケースであって、前記板ばねが露出する開口部を有するケースと、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るセンサによれば、素子が設けられた基板には、板ばねが設けられる。板ばねは、金属製であり、素子の電極端子と電気的に接続され、板厚方向に変形可能である。板ばねは、ケースの開口部から露出する。これにより、他の部品等との接続にコネクタ等が不要な小型のセンサを提供することができる。
ここで、前記開口部は、筒状の孔であり、前記板ばねは、前記基板の第1の面及び前記第1の面の反対側の面である第2の面にそれぞれ設けられ、前記孔の第1の開口からは前記基板の第1の面に設けられた板ばねが視認可能であり、前記孔の第2の開口からは前記基板の第2の面に設けられた板ばねが視認可能であってもよい。これにより、他の部品を、ケースの2つの面から板ばねに当接させることができる。
ここで、前記板ばねは、一端に開口を有する略U字形状の本体部を有し、前記基板が前記本体部に挿入されることで前記基板に前記板ばねが設けられてもよい。これにより、コネクタ等を用いる形態と互換性を持たせることができる。
ここで、前記板ばねは、前記開口に一端が連結された片持ちばねである板ばね部を有してもよい。これにより、本体部と板ばね部を一体形成することができる。
ここで、前記基板と前記板ばねとは一体形成されてもよい。これにより、部品数や組立工数を減らすことができる。また、板ばねの配置位置を自由に設計することができる。
ここで、前記板ばねは、前記基板と一体に設けられる略板状の平板部と、前記平板部に設けられる片持ちばねと、を有し、前記片持ちばねは、前記平板部から突出する複数の凸部が形成されてもよい。これにより、電気的な接続の信頼性を高くすることができる。
ここで、前記板ばねは、前記板ばねは、前記片持ちばねとして、前記凸部である第1の凸部を有する第1の板ばね部と、前記凸部である第2の凸部を有する第2の板ばね部とを有し、前記第1の凸部の前記基板に対する位置と、前記第2の凸部の前記基板に対する位置とが異なってもよい。これにより、例えば他の部品の電極の位置がずれた場合にも、確実に板ばねと電極とを電気的に接続させることができる。
本発明によれば、他の部品等との接続にコネクタ等が不要な小型のセンサを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るセンサ1を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は要部断面図である。 基板の斜視図である。 板ばねの詳細を示す図であり、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。 センサ1に筐体を取り付けた様子を示す図であり、(A)は筐体を正面から取り付けた場合の図であり、(B)は筐体を背面から取り付けた場合の図である。 板ばねの変形例を示す図である。 板ばねの変形例を示す図である。 板ばねの変形例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るセンサ2の構成の詳細を説明する図であり、(A)は斜視図であり、(B)は要部断面図であり、(C)は(A)のX矢視(要部のみ)である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の一例であるセンサ1を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は要部断面図である。センサ1は、例えば発光素子25(受光素子でもよい、図2参照)が内蔵されたフォトセンサであり、主として、ケース10と、基板20と、板ばね30とを有する。
ケース10は、樹脂等で形成された箱状の部品である。ケース10の内部には、基板20、発光素子25等が設けられる。
ケース10には、主として、発光素子25の光路上に位置する窓部11と、筐体15(図4参照)に取り付けるためのスナップフィット(図示せず)と、板ばね30を露出させる孔13と、が形成される。なお、ケース10と筐体15との取付は、この形態に限られず、例えば筐体15にスナップフィットが設けられていてもよいし、ケース10と筐体15とをねじ止めしてもよい。
孔13は、ケース10を貫通するように形成される。その結果、ケース10の正面(図1(B)における上方向)側からも、ケース10の背面(図1(B)における下方向)側からも、基板20及び板ばね30が視認可能である。孔13は、縦方向の長さが5mm程度、横幅が6mm程度、高さ(ケース10の高さと同じ)が3mm程度の大きさである。
基板20は、樹脂等の板状の部材であり、銅等の導電体で回路配線(以下、パターンという)が形成されたものである。図2は、基板20の斜視図である。
基板20には、発光素子25が実装されている。すなわち、発光素子25の電極端子(図示せず)は、基板20に形成されたパターン(図示せず)に電気的に接続されている。なお、基板20には、受光素子等の発光素子25以外の電子部品が実装されていてもよい。
板ばね30は、基板20を挟むようにして基板20の端に設けられる。板ばね30は、基板20に形成されたパターン(図示せず)と接触しており、これにより発光素子25の電極端子(図示せず)と板ばね30とが電気的に接続される。
図3は、板ばね30の詳細を示す図であり、(A)は側面図(図2A矢視)であり、(B)は正面図(図2B矢視)である。図3では、参考のため、基板20が点線で記載されている。
板ばね30は、金属の板材をプレス等により切り抜き、その後プレス等により折り曲げることで形成される。板ばね30に用いる板材は、板厚が0.15mm程度の薄板である。
板ばね30は、主として、基板20を挟持する本体部31と、本体部31の両側の先端に設けられた板ばね部32とを有する。
本体部31は、略U字形状に形成される。本体部31は、主として、2枚の平板部31aと、略U字形状の底に相当する部分である底部31bとを有する。
本体部31は弾性変形が可能であるため、2枚の平板部31a間の距離は可変である。本体部31が弾性変形していないときは、2枚の平板部31aの間の距離は、基板20の板厚以下である。したがって、図3(A)に示すように、2枚の平板部31aの間に基板20が挿入されると、2枚の平板部31aにより基板20が挟持され、板ばね30が基板20から脱落しなくなる。
2枚の平板部31aが基板20を挟持するため、平板部31aが基板20に形成されたパターン(図示せず)と当接(又は、平板部31aがパターンを押圧)する。その結果、パターンと平板部31aとが電気的に接続される。また、平板部31aとパターンとを半田付けすることにより、パターンと平板部31aとを電気的に接続してもよい。
なお、本実施の形態では、底部31bを曲面で形成することで、本体部31を略U字形状に形成したが、本体部31の形状はこれに限られない。底部31bを平面で形成して本体部31を略コの字形状に形成したものも、略U字形状に含まれる。また、平板部31aと底部31bとの接続部は、曲面を有してもよいし、有しなくてもよい。
2枚の平板部31aの開口部(底部31bが設けられていない側)には、板ばね部32が設けられる。板ばね部32は、板状の片持ちばねである。板ばね部32は、一端が平板部31aに設けられた板状の部材である。板ばね部32は、平板部31a(すなわち基板20)の厚さ方向(図3(A)矢印参照)に変形可能な弾性部材である。
図3(A)に示すように、板ばね部32には、板ばね30を側面から見たときに、平板部31aから突出する凸部32aが形成される。凸部32aは、筐体15に設けられた電極15a(図4参照)が当接する部位であり、円弧形状を有する。
また、板ばね部32には、板ばね30を側面から見たときに、平板部31aから突出する凸部32bが形成される。凸部32bは、板ばね部32が基板20の厚さ方向に変形したときに平板部31aと当接する部位であり、円弧形状を有する。凸部32bの、平板部31aと対向しない面(電極15a(後に詳述)と当接する部分)に、メッキ、蒸着、薄膜の貼付等の電気接続性に優れた表面処理を行ってもよい。表面処理に用いる材質としては、例えば金、銀、錫、ニッケル等を用いることができる。
図3(B)に示すように、板ばね部32は、1枚の平板部31aに対して2つ設けられる。本実施の形態では、平板部31aの幅が2mm程度であり、板ばね部32の幅aが0.7mm程度である。
また、図3(B)に示すように、板ばね30は基板20に2個設けられる。2個の板ばね30の間隔bは、板ばね部32の幅aと略同じである。これにより、複数の凸部32a(板ばね部32)が略同じ間隔で配置される。
このように構成されたセンサ1を筐体15に組み立てた状態について説明する。図4は、センサ1に筐体を取り付けた様子を示す図であり、(A)は筐体15をセンサ1の正面から取り付けた場合の図であり、(B)は筐体15をセンサ1の背面から取り付けた場合の図である。
筐体15には、電極15aが設けられる。電極15aが板ばね部32を基板20に向けて押しつけることで、板ばね部32が弾性変形する。そして、板ばね部32が元に戻ろうとする力により、板ばね部32が電極15aを押圧する。これにより、板ばね部32(すなわち、発光素子25の電極端子)と電極15aとが電気的に接続される。
凸部32bの平板部31aと対向しない面と同様、電極15aに、金、銀、錫、ニッケル等を用いて、メッキ、蒸着、薄膜の貼付等の電気接続性に優れた表面処理を行ってもよい。表面処理を行った場合には、小さい力で、安定して、電極15aと凸部32bとを電気的に接続させることができる。
本実施の形態によれば、センサ1にコネクタ等を設けることなく筐体15等の他部品と電気的に接続させることができるため、センサ1を小型化することができる。また、筐体15の側にもコネクタ等が不要であるため、コストを下げることができる。さらに、コネクタ等を用いる形態と互換性を持たせることができる。
また、本実施の形態によれば、ケース10の正面、背面の両方から板ばね30が視認可能であるため、ケース10の正面、背面のどちらからも筐体15等の他部品を板ばね30に当接させることができる。したがって、センサ1と他部品との接続の自由度を高くすることができる。
また、本実施の形態では、複数の凸部32aが配置されるため、確実に板ばね部32と電極15aとを電気的に接続させることができる。また、複数の凸部32aを略均等に配置することで、電極15aの位置がずれた場合にも、複数の凸部32aのうちの少なくとも1つを電極15aと接触させることができる。
また、本実施の形態では、電極15aを板ばね部32に押し付ける動作を行うときに、電極15a上を凸部32aが滑るため、接点表面上に生成された被膜、不純物等を擦り取り、これらの影響を軽減することができる(ワイピング作用)。
また、本実施の形態では、筐体15等の他部品と基板20(センサ1)との間に板ばね部32を介しているため、センサ1と他部品とを組み立てたときに部品間のがたつきを無くすことができる。
なお、本実施の形態では、板ばね部32が凸部32a、32bを有したが、板ばね部の形状はこれに限定されない。板ばねの変形例について、図5、6を用いて説明する。
図5は、変形例に係る板ばね30A、30B、30Cを示す図である。図5は、板ばね30A、30B、30Cが基板20に設けられた状態における側面図である。なお、図5において、図3に示す板ばね30と同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図5(A)に示す板ばね30Aは、板ばね30Aを側面から見たときに、板ばね部32Aが1個の大きな円弧を描いている。この形態においては、板ばね部32Aの形状がなだらかであり、平板部31aに対して凸となっている長さが長い。したがって、筐体15側の電極15aの位置がずれた場合にも、電極15aを板ばね部32Aに当接させることができる。また、板ばね部32Aの形状が単純であるため、板ばね部32Aを容易に加工することができる。
図5(B)に示す板ばね30Bにおいては、板ばね30Bを側面から見たときに、板ばね部32Bの先端近傍に、基板20(すなわち平板部31a、以下同じ)から突出する凸部32Baが形成される。また、板ばね部32Bは、凸部32Baより先端が基板20の方に近づくように、なだらかに湾曲している。この形態においては、図5(A)の場合と同様に単純な形状であるが、図5(A)の場合と比べて凸部32Baを構成する円弧の曲率半径が小さいため、電極15aを板ばね部32Aとの接触時に、電気的な接続が容易となる。
図5(C)に示す板ばね30Cにおいては、板ばね30Cを側面から見たときに、略直線状の板ばね部32Cには、基板20から突出する凸部32Caが形成される。凸部32Caの曲率半径は、他の形態と比べてさらに小さい。この形態においては、形状が複雑となるが、電極15aと板ばね部32Aとの接触時に、より確実に電気的に接続させることができる。
なお、図3に示す板ばね30及び図5に示す板ばね30A、30B、30Cは、基板20の両側に板ばね部32、32A、32B、32Cが設けられているが、基板20のいずれか一方の面にのみ板ばね部32、32A、32B、32Cが形成されていてもよい。
図6は、変形例に係る板ばね30D、30Eを示す図である。図6は、板ばね30D、30Eが基板20に設けられた状態における側面図である。なお、図6において、図3に示す板ばね30と同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図6(A)は、基板20の片方の面にだけ板ばね部32Eが形成された形態である。図6(A)に示す形態では、基板20を挟持可能に形成されていない(略U字形状ではない)ため、本体部31Dがネジ等により基板20に固定される。ただし、基板20の片方の面にだけ板ばね部32Eが形成される場合においても、略U字形状の本体部31を有していてもよい。
また、図6(A)は、板ばね30Dが有する2個の板ばね部の形状が異なる形態である。板ばね30Eでは、板ばね30(図3参照)における板ばね部32のうちの1つが、板ばね部32Bとなっている。板ばね部32の凸部32aの基板20に対する位置αと、板ばね部32Bの凸部32Baの基板20に対する位置βとが異なる位置である。このように、基板20から最も突出する凸部32a、32Baの基板20に対する位置を異ならせることで、電極15aの位置がずれたとしても、確実に板ばね30Dと電極15aとを電気的に接続させることができる。
図6(B)に示す板ばね30Eは、板ばね部がなく、本体部31Eが板ばね部を兼用可能な形態である。本体部31Eは、略U字形状に形成されるが。略U字形状の先端31Ea(開口部側)の幅が最も狭くなっている。したがって、先端31Eaで基板20が挟持される。
そして、電極15aにより板ばね30Eを基板20の方向に押し付ける力(図6(B)矢印参照)が板ばね30Eに加わると、図6(B)一点鎖線で示すように、板ばね30Eが弾性変形する。これにより、板ばね30Eが電極15aに当接し、板ばね30Eと電極15aとが電気的に接続される。この形態では、板ばね部が不要であるため、板ばね30Eがより単純な形状となり、加工を容易とすることができる。
また、板ばね部32は、1つの平板部31aに対して板ばね部32が2個形成され、板ばね部32に1個の凸部32aが形成されたが、孔13の1個の開口部から露出される凸部32aが複数存在する板ばね30の形態はこれに限られない。例えば、図7に示すように、1つの平板部31aに対して板ばねが1本設けられ、平板部31aから突出する複数の凸部32が板ばねに形成されていてもよい。どのような形態であれ、凸部32aを複数存在させることで、電気的な接続の信頼性を高くすることができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態は、基板の両面(すなわち基板の両面に設けられた板ばね)が露出するように貫通孔状の開口部を設けたが、開口部の形態はこれに限られない。
本発明の第2の実施の形態は、基板の一方の面のみが露出する開口部を設けた形態である。以下、第2の実施の形態に係るセンサ2について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、本発明の一例であるセンサ2を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は要部断面部であり、(C)は(A)のX矢視図(要部のみ)である。
センサ2は、検出溝を物体が通過したことを検出する透過型のフォトセンサである。センサ2は、主として、ケース50と、基板60と、を有する。
ケース50は、樹脂製の箱であり、上側(図8(A)における上側)に凸部51、52が形成される。ケース50の2個の凸部51の内部には発光素子71が設けられ、ケース50の2個の凸部52の内部には受光素子72が設けられる。発光素子71及び受光素子72は、発光部と受光部とが対向するようにそれぞれ設けられる。
また、ケース50の下側(図8(A)における下側)は開口部53が形成される。開口部53を介して、基板60が露出している(図8(C)参照)。
基板60は、主として、金属の板で形成された基板本体61と、基板本体61の正面を覆う非導電材料の被覆部62とを有する。
基板本体61には、プレス等により板ばね61aが形成される。板ばね61aは、板状の片持ちばねである。板ばね61aの形状については、板ばね30と同様である。また、図8においては、板ばね61aを3個形成したが、板ばね61aの数は図8に示す場合に限られないし、位置も図8に示す場合に限られない。ただし、電源、グランド、出力のそれぞれに1個の板ばね61aを用いるために、板ばね61aを3個形成することが望ましい。また、板ばね61aの形状も任意であり、例えば基板本体61に一体形成される複数の板ばねの形状を異ならせてもよい。
発光素子71及び受光素子72の電極71a、72aは、基板本体61に設けられた孔61bに挿入され、半田等により基板本体61と電気的に接続される。
被覆部62は、基板60に部品を実装する領域(例えば、孔61bの周囲の領域)以外の領域について、基板本体61が露出しないように基板本体61を覆うように形成される。被覆部62は、二色成形等により基板本体61と一体形成される。
本実施の形態によれば、板ばね61aを基板本体61と一体形成するため、部品数を減らすことができる。また、組立工数も減らすことができる。
また、本実施の形態によれば、板ばねを基板に挟持させる必要がないため、板ばね61aの配置位置を自由に設計することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。なお、本明細書中、略・・・とは、同一に限らず、同一ではないが実質的に同一なものを含む概念である。
1、2:センサ、10:ケース、11:窓部、13:孔、15:筐体、15a:電極、20:基板、25:発光素子、30:板ばね、30A、30B、30C、30D、30E:板ばね、31、31D、31E:本体部、31a:平板部、31b:底部、31Ea:先端、32:板ばね部、32A:板ばね部、32B:板ばね部、32E:板ばね部、32a、32b、32Ba、32Ca:凸部、50:ケース、51:凸部、60:基板、61:基板本体、61a:板ばね、61b:孔、62:被覆部、71:発光素子、72:受光素子、71a、72a:電極

Claims (7)

  1. 電極端子を有する素子と、
    前記素子が設けられ、かつ前記電極端子が電気的に接続された板状の基板と、
    前記基板に設けられ、前記基板の板厚方向に変形可能な金属製の板ばねであって、前記電極端子と電気的に接続された板ばねと、
    前記素子及び前記基板が内部に設けられるケースであって、前記板ばねが露出する開口部を有するケースと、
    を備えたことを特徴とするセンサ。
  2. 請求項1に記載のセンサであって、
    前記開口部は、筒状の孔であり、
    前記板ばねは、前記基板の第1の面及び前記第1の面の反対側の面である第2の面にそれぞれ設けられ、
    前記孔の第1の開口からは前記基板の第1の面に設けられた板ばねが視認可能であり、前記孔の第2の開口からは前記基板の第2の面に設けられた板ばねが視認可能である
    ことを特徴とするセンサ。
  3. 請求項1又は2に記載のセンサであって、
    前記板ばねは、一端に開口を有する略U字形状の本体部を有し、
    前記基板が前記本体部に挿入されることで前記基板に前記板ばねが設けられる
    ことを特徴とするセンサ。
  4. 請求項3に記載のセンサであって、
    前記板ばねは、前記開口に一端が連結された片持ちばねである板ばね部を有する
    ことを特徴とするセンサ。
  5. 請求項1に記載のセンサであって、
    前記基板と前記板ばねとは一体形成される
    ことを特徴とするセンサ。
  6. 請求項1に記載のセンサであって、
    前記板ばねは、前記基板と一体に設けられる略板状の平板部と、前記平板部に設けられる片持ちばねと、を有し、
    前記片持ちばねは、前記平板部から突出する複数の凸部が形成される
    ことを特徴とするセンサ。
  7. 請求項6に記載のセンサであって、
    前記板ばねは、前記片持ちばねとして、前記凸部である第1の凸部を有する第1の板ばね部と、前記凸部である第2の凸部を有する第2の板ばね部とを有し、
    前記第1の凸部の前記基板に対する位置と、前記第2の凸部の前記基板に対する位置とが異なる
    ことを特徴とするセンサ。
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