JPH11295021A - 電子部品 - Google Patents
電子部品Info
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- JPH11295021A JPH11295021A JP10099090A JP9909098A JPH11295021A JP H11295021 A JPH11295021 A JP H11295021A JP 10099090 A JP10099090 A JP 10099090A JP 9909098 A JP9909098 A JP 9909098A JP H11295021 A JPH11295021 A JP H11295021A
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- Japan
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- base
- circuit board
- terminals
- solder
- land
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
接続されるということはなく、出力特性の安定した電子
部品を提供することを目的とする。 【解決手段】 基体24の複数の基体端子29間に位置
して、半田による複数の基体端子29間の導通を防止す
る壁34を設け、半田により互いに隣り合う基体端子2
9間が電気的に接続されるということがないようにした
ものである。
Description
出する回転検出センサ等の電子部品に関するものであ
る。
平8−201016号公報に開示されたものが知られて
いる。
照しながら説明する。図5は従来の回転検出センサの側
断面図である。
ケースで、このケース1には上部の外側面から外方へ突
出するようにコネクタ部2を設け、さらに、このコネク
タ部2の内側にはコネクタ端子3を設けている。4は前
記ケース1内に収納される樹脂製の基体で、この基体4
は下部に磁石5を固着するとともに、この磁石5の下面
に一対の磁気抵抗素子6を設けている。また、前記基体
4の側面にはフレキシブル配線板からなる回路基板7が
設けられ、この回路基板7に回路部品8を実装し、この
回路部品8により磁気抵抗素子6の出力信号を矩形波に
変換している。そしてまた、前記回路基板7の上部には
リード線9が設けられ、このリード線9は一端が前記回
路基板7の回路部品8に電気的に接続されるとともに、
他端が前記ケース1のコネクタ端子3と電気的に接続さ
れている。10は樹脂製の蓋で、この蓋10は前記ケー
ス1の上面開口部を閉塞している。
ついて、次にその組立方法を説明する。
6を接着する。次に、前記磁気抵抗素子6が接着された
磁石5を予め成形された樹脂からなる基体4の下部に固
着する。
ブル配線板からなる回路基板7を、一端が前記磁石5の
下面に接着された一対の磁気抵抗素子6と接続され、か
つ他端が前記基体4の上部に位置するように前記基体4
の側面に設ける。
および回路基板7を設けた基体4を前記ケース1の内部
に上方より収納する。
記基体4の回路基板7とをリード線9により電気的に接
続する。
0により閉塞する。以上のように構成された従来の電子
部品について、次にその動作を説明する。
手側のギア(図示せず)が設けられており、このギアの
凹凸の回転により、前記磁石5の下部に接着された一対
の磁気抵抗素子6に加わる磁束密度が変化し、この磁束
密度の変化を磁気抵抗素子6が正弦波形の出力電圧とし
て出力する。そして、この正弦波形の出力電圧を前記回
路基板7に設けた回路部品8により矩形波の出力電圧に
変換し、かつこの矩形波の出力電圧を前記ケース1のコ
ネクタ端子3により相手側コンピュータ(図示せず)に
出力し、回転角度あるいは回転数を検出するものであ
る。
とをリード線9で電気的に接続するのではなく、組立性
の良い基体端子により、コネクタ端子3と回路基板7と
を電気的に接続する場合は、図6に示すように、前記基
体4に3つの基体端子11を一体に設け、この基体端子
11の一端を前記基体4の一側面から表出させるととも
に、他端を前記コネクタ端子3と半田付けにより電気的
に接続し、かつ前記回路基板7に3つの貫通孔12を設
け、この貫通孔12に前記基体端子11の一端を挿通し
ていた。また、前記回路基板7の3つの貫通孔12の外
周にはランド13を設けており、このランド13に半田
を設けて、前記回路基板7のランド13と基体端子11
とを半田付けしていた。そしてまた、前記基体4の基体
端子11の一端が表出する部分の根元には、前記基体4
を樹脂成形により形成する際に、金型(図示せず)によ
り傾斜部14が設けられ、そしてこの傾斜部14が前記
基体4の一側面から突出しないようにするために、この
傾斜部14の周囲に溝15を設けていた。すなわち、こ
の傾斜部14の周囲に溝15を設けることにより、傾斜
部14が基体4の一側面から突出しないため、前記回路
基板7を設ける基体4の一側面には突部がなくなり、こ
れにより前記基体4の一側面に回路基板7を密着させる
ことができるものである。
来の構成においては、基体4に溝15を設けているた
め、回路基板7のランド13に設けた半田が、基体4の
基体端子11の一端と回路基板7のランド13とを半田
付けする際に、溝15に流れ込み、これにより、隣り合
う基体端子11同士が、この半田により電気的に接続さ
れると、電子部品の出力特性が不安定になってしまうと
いう課題を有していた。
で、半田により隣り合う基体端子同士が電気的に接続さ
れるということはなく、出力特性の安定した電子部品を
提供することを目的とするものである。
に本発明の電子部品は、ランドを有し、かつこのランド
の内側に貫通孔を設けた回路基板と、この回路基板の貫
通孔に挿通され、かつ半田付けにより前記ランドと接続
される複数の基体端子を設けた基体とを備え、前記基体
の複数の基体端子間に位置して、半田による複数の基体
端子間の導通を防止する壁を設けたもので、この構成に
よれば、半田により互いに隣り合う基体端子同士が電気
的に接続されるということはなく、出力特性の安定した
電子部品を提供することができるものである。
は、ランドを有し、かつこのランドの内側に貫通孔を設
けた回路基板と、この回路基板の貫通孔に挿通され、か
つ半田付けにより前記ランドと接続される複数の基体端
子を設けた基体とを備え、前記基体の複数の基体端子間
に位置して、半田による複数の基体端子間の導通を防止
する壁を設けたもので、この構成によれば、基体の複数
の基体端子間に位置して、半田による基体端子間の導通
を防止する壁を設けているため、基体の基体端子の一端
と回路基板のランドとを半田付けする際に、この壁が障
害となり、これにより、溝に流れ込んだ半田が互いに隣
り合う基体端子同士を電気的に接続してしまうというこ
とはなくなるため、電子部品の出力特性は安定するとい
う作用を有するものである。
部品について、図面を参照しながら説明する。
検出センサの分解斜視図、図2は同回転検出センサの側
断面図、図3は同回転検出センサの基体に回路基板を実
装して半田付けをする状態を示す斜視図である。
樹脂製のケースで、このケース21の外側面の上部に
は、外方へ突出するようにコネクタ部22が設けられ、
かつこのコネクタ部22の内側には、コネクタ端子23
が設けられている。24は前記有底円筒状のケース21
内に収納される樹脂製の基体で、この基体24の下部に
は磁石25を固着するとともに、この磁石25の下面に
は一対の磁気抵抗素子26が設けられている。また、前
記基体24の一側面にはフレキシブル配線板からなる回
路基板27を設けており、さらにこの回路基板27の上
面に回路部品28を設けており、この回路部品28によ
り前記磁気抵抗素子26による正弦波形の出力電圧を矩
形波の出力電圧に変換している。そしてまた、前記基体
24には3つの基体端子29を一体に設け、この基体端
子29の一端を前記基体24の一側面より表出させると
ともに、他端を前記コネクタ端子23と電気的に接続
し、かつ前記回路基板27には3つの貫通孔30を設
け、この貫通孔30に前記基体端子29の一端を挿通し
ている。また、前記回路基板27の3つの貫通孔30の
外周には、ランド31を設けており、このランド31に
半田を設けて、前記回路基板27のランド31と基体端
子29とを半田付けする。さらに、前記基体24の基体
端子29の一端の表出する部分の根元には、前記基体2
4を樹脂成形により形成する際に、金型(図示せず)に
より傾斜部32が設けられ、そしてこの傾斜部32が前
記基体24の一側面から突出しないようにするために、
この傾斜部32の周囲に溝33を設けている。そしてま
た、前記基体24には、3つの基体端子29における前
記基体24の一側面に表出する側の隣り合う基体端子2
9間に位置して、半田による複数の基体端子29間の導
通を防止する壁34を設けており、この壁34の上端は
前記基体24の一側面と同一の平面上となるようにして
いる。35は樹脂製の蓋で、この蓋35は前記ケース2
1の上面の開口部を閉塞するように設けられている。
形態における回転検出センサについて、次にその組立方
法を説明する。
子26を接着する。次に、予め成形された樹脂製の基体
24の下面に、前記磁気抵抗素子26を下面に接着した
磁石25を固着する。
を実装した後、前記回路基板27を基体24の側面に装
着する。この場合、前記回路基板27は、磁気抵抗素子
26と一端が電気的に接続され、かつ他端が前記基体の
上部に一体に設けられた基体端子29と電気的に接続さ
れるように、基体24の側面に装着する。
体端子29の一端とを半田付けにより電気的に接続す
る。
は、図3に示すように基体24の3つの基体端子29間
に位置して半田による複数の基体端子29間の導通を防
止する壁34を設けているため、基体24の基体端子2
9の一端と回路基板27のランド31とを半田付けする
際に、前記壁34が障害となり、これにより、溝33に
流れ込んだ半田が互いに隣り合う基体端子29同士を電
気的に接続してしまうということはなくなるため、回転
検出センサの出力特性は安定するという作用効果を有す
るものである。
よび回路基板27を設けた基体24を前記ケース21の
上面開口部より前記ケース21の内側に収納する。
24の基体端子29と前記ケース21のコネクタ端子2
3とを半田付けにより電気的に接続する。
35で閉塞する。以上のようにして構成された本発明の
一実施の形態における電子部品について、次にその動作
を説明する。
相手側のギア(図示せず)が設けられており、このギア
の凹凸の回転により、前記磁気抵抗素子26に加わる磁
束密度が変化し、この磁束密度の変化を磁気抵抗素子2
6が正弦波形の出力電圧として出力する。そして、この
正弦波形の出力電圧を前記回路基板27に設けた回路部
品28により矩形波の出力電圧に変換し、かつこの矩形
波の出力電圧を前記ケース21のコネクタ端子23によ
り相手側コンピュータ(図示せず)に出力し、回転角度
あるいは回転数を検出するものである。
回転検出センサにおいては、壁34を隣り合う基体端子
29の間に設け、かつこの壁34の上端を前記基体24
の一側面と同一の平面上となるようにしたものについて
説明したが、図4に示すように、壁36を基体24の一
側面から上方に突出させるとともに、回路基板27に挿
通孔37を設け、この挿通孔37に前記壁36を挿通さ
せることにより、前記基体24の一側面に回路基板27
を密着させても良いものである。
ドを有し、かつこのランドの内側に貫通孔を設けた回路
基板と、この回路基板の貫通孔に挿通され、かつ半田付
けにより前記ランドと接続される複数の基体端子を設け
た基体とを備え、前記基体の複数の基体端子間に位置し
て、半田による複数の基体端子間の導通を防止する壁を
設けたもので、この構成によれば、基体の複数の基体端
子間に位置して、半田による基体端子間の導通を防止す
る壁を設けているため、基体の基体端子の一端と回路基
板のランドとを半田付けする際に、この壁が障害とな
り、これにより、溝に流れ込んだ半田が互いに隣り合う
基体端子同士を電気的に接続してしまうということはな
くなるため、出力特性の安定した電子部品を提供するこ
とができるという効果を有するものである。
の分解斜視図
半田付けをする状態を示す分解斜視図
サの基体に回路基板を実装して半田付けをする状態を示
す分解斜視図
して半田付けをする状態を示す分解斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 ランドを有し、かつこのランドの内側に
貫通孔を設けた回路基板と、この回路基板の貫通孔に挿
通され、かつ半田付けにより前記ランドと接続される複
数の基体端子を設けた基体とを備え、前記基体の複数の
基体端子間に位置して、半田による複数の基体端子間の
導通を防止する壁を設けた電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099090A JPH11295021A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099090A JPH11295021A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11295021A true JPH11295021A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14238204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10099090A Pending JPH11295021A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11295021A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009005481A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Mitsuba Corp | 減速機構付き電動モータ |
JP2010230329A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 基板固定構造および物理量センサ |
JP2015106623A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 新光電子株式会社 | センサ |
US20170202082A1 (en) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | Nhk Spring Co., Ltd. | Thin circuit board having wall for solder material |
WO2018135634A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 日本特殊陶業株式会社 | 回路接続装置、及び電子機器装置 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099090A patent/JPH11295021A/ja active Pending
Cited By (9)
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JPWO2018135634A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2019-01-24 | 日本特殊陶業株式会社 | 回路接続装置、及び電子機器装置 |
JPWO2018135636A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2019-01-31 | 日本特殊陶業株式会社 | 回路接続装置 |
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Legal Events
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070306 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |