JP2009253117A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタが実装される電子基板の設計自由度を向上させる。
【解決手段】光通路部材3の端部に設けられ、コネクタ2に嵌合されて光通路部材3とコネクタ2とを光信号処理部14を介して電気的に接続するモジュール1であって、光通路部材3が一方の端面11aから長手方向Xに導入された略直方体状のモジュール基体11と、モジュール基体11の上部に設けられるカバー12と、長手方向Xに延在するモジュール基体11の両外側面に配置される複数組の電極13とを備え、モジュール基体11は上面に凹部11bが形成され、カバー12は凹部11bの開口部を塞ぐように形成され、電極13は前記外側面の高さ方向Zに対する中心線Lから、モジュール基体11の上面側と下面側とに向かって同じ長さに延在するよう形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信モジュールに関する。
従来、光ファイバや光導波路といった光通路部材の端部に設けられ、電子基板上のコネクタと連結されて、これら光通路部材とコネクタとを電気的に接続する光通信モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この光通信モジュールは、図10に示すように、外側面200aの下面側に複数の電極210が設けられており、光通信モジュール200をコネクタ(図示せず)の中空部に上方から嵌合させたときに、コネクタの内側面に設けられた複数のコンタクトと当該電極210とが接触して電気的に接続するようになっている。
特開2007−157363号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の光通信モジュール200は、電極210が外側面200aの下方側に偏って設けられているために、コンタクトの配置とも相まって、常に下面側から先に、つまり一定の向きでコネクタへ挿入する必要があった。このことは、光通信モジュール200に連結される光通路部材300の引き回しとも関連して、コネクタが実装される電子基板の設計自由度を著しく制限していた。
例えば、上記のように光通信モジュールとコネクタとが互いに一定の向きでしか嵌合できない場合、最近のモバイル機器に要求される電子部品の薄型化に対応することが難しい。最近のモバイル機器では、電気的に接続された2つの電子基板が互いに平行移動するスライド機構を備えるものが多く、このスライド機構を備えつつ薄型化を実現するには、図9(a)に示すように2つの電子基板240,240がコネクタ220,220を挟んで対向するのでなく、図9(b)に示すように2つの電子基板240,240がコネクタ220,220と交互に並ぶような位置関係に構成されるのが望ましい。ところが、コネクタ220と一定の方向でしか接続できない従来の光通信モジュール200を用いた場合、光通路部材としての光導波路フィルム300を捩じらずに2つの電子基板240,240を当該位置関係に構成するには、光通信モジュール200に接続される光導波路フィルム300両端の2箇所の45度ミラー310,310(図10参照)を互いに反対向きに形成する必要がある。そして、このように2箇所の45度ミラー310,310が互いに反対向きとなるよう光導波路フィルム300を加工すると、作業の煩雑化やコストの増加、及び歩留まりの低下を招いてしまう恐れがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、従来に比べ、コネクタが実装される電子基板の設計自由度を向上させることができる光通信モジュールの提供を課題とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光通路部材の端部に設けられ、コネクタに嵌合されて前記光通路部材と前記コネクタとを光信号処理部を介して電気的に接続する光通信モジュールであって、
前記光通路部材が一方の端面から長手方向に導入された略直方体状のモジュール基体と、
前記モジュール基体の上部に設けられる蓋部材と、
前記長手方向に延在する前記モジュール基体の両外側面に配置され、前記光通路部材と電気的に接続された複数組の導電性部材と、
を備え、
前記モジュール基体は、上面に凹部が形成され、
前記蓋部材は、前記凹部の開口部を塞ぐように形成され、
前記導電性部材は、前記外側面の高さ方向に対する中心線から、前記上面側と下面側とに向かって同じ長さに延在するよう形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光通信モジュールであって、
前記端面から前記長手方向へ同距離に配置された少なくとも一組の前記導電性部材が、前記外側面の前記上面側端から前記下面側端まで延在するよう形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光通信モジュールであって、
前記端面から前記長手方向へ同距離に配置された少なくとも一組の前記導電性部材が、前記上面上及び前記下面上まで延在し、上面上の延在部分と下面上の延在部分とが前記外側面から同じ長さとなるよう形成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光通信モジュールであって、
前記蓋部材は、上面が前記モジュール基体の前記上面と略同一平面となるよう形成されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光通信モジュールであって、
前記光通路部材は、フィルム状に形成された光導波路であることを特徴とする。
本発明によれば、モジュール基体は上面に凹部が形成され、モジュール基体の両外側面に配置された複数組の導電性部材は、モジュール基体の外側面の高さ方向に対する中心線から上面側と下面側とに向かって同じ長さに延在するよう形成されるので、光信号処理部をモジュール基体の凹部に収納することで、当該光通信モジュールを上面側と下面側とのいずれからコネクタに挿入しても、電極としての導電性部材とコネクタのコンタクトとを同様に接触させることができる。したがって、コネクタに対して一定の向きでしか嵌合できない従来の光通信モジュールに比べ、コネクタが実装される電子基板の設計自由度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
まず、本発明に係る光通信モジュール(以下、モジュールという)1と接続されるコネクタ2及び光通路部材3について、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1はモジュール1、コネクタ2、及び光通路部材3の斜視図であり、図2はコネクタ2の長手方向と直交する断面図である。
コネクタ2は、コネクタ基体21とコンタクト22とを備え、図示しない電子基板に固定されている。コネクタ基体21は、モジュール1が上面側から嵌合する中空部21aを有して略直方体状に形成されている。この中空部21aは略直方体状に形成され、その両内側面には、長手方向Xに対して両内側面で同位置となる4組のコンタクト22が、長手方向Xへ均等間隔に配置されている。
コンタクト22は、図2に示すように、導電性を有する長尺の平板状弾性部材の両端部を、当該平板状弾性部材の面に対してそれぞれ逆方向に折曲することにより形成され、中央部分を固着部22a、両端部分をそれぞれ接触部22b、リード部22cとしている。
固着部22aは、コネクタ2の底面と平行に配置されるリード部22cの一端部から略垂直に立ち上がるよう形成され、この立ち上がり部周辺でコネクタ基体21に固定されている。固着部22aは上端部で折曲され、折曲部分22dからリード部22cの延在方向とは逆方向で、且つ、下方に傾斜して延びる部位が接触部22bとなっている。
接触部22bは、固着部22aとの間の折曲部分22dにより、板バネ(円弧及び直線バネ)の機能を有し、固着部22a側に押圧された際に、固着部22aと離間する方向に付勢するようになっている。この接触部22bは、先端側に向かって固着部22aと離間する方向に傾斜し、先端には後述するモジュール1の電極13と接触する接点部22eを有している。接点部22eは、所定位置で固着部22a方向に折り曲げられ、電極13との接触面となる折曲部の面が半面状となるように形成されている。
リード部22cは、コネクタ基体21の側壁部21bの下面に形成された孔部を介して、コネクタ基体21の外部に、コネクタ基体21の底面と略平行に延出されている。そして、この延出部分で、図示しない電子基板と電気的に接続され固定されている。
光通路部材3は、図1に示すように、略直方体状のモジュール1に対し、後述するモジュール基体11の一方の端面11aから長手方向Xに向けて導入され、モジュール1内部で後述の光信号処理部14と接続されている(図5参照)。この光通路部材3は、図示しないコア及びクラッドを備えて光信号を伝送するものであり、特に限定はされないが、フィルム状に形成された光導波路である。
続いて、モジュール1について説明する。
モジュール1は、モジュール基体11と、カバー12と、電極13と、光信号処理部14(図5参照)とを備えている。このモジュール1は、光通路部材3の端部に設けられ、コネクタ2に嵌合されることにより、光通路部材3とコネクタ2とを光信号処理部14を介して電気的に接続するものである。
モジュール基体11は、略直方体状に形成され、図3に示すように、長さ及び幅が同一寸法に形成された基体上部111、基体中央部112、及び基体下部113を積み重ねて構成される。また、例えばモジュール基体11をセラミック製とした場合には、これら基体上部111、基体中央部112、及び基体下部113が一体に焼結されている。
基体上部111は、長手方向Xに開口する上面視コ字状に形成されるとともに、上面側にはカバー12が嵌合する方形状の窪み111aが形成されている。コ字の開口部は、光通路部材3が導入可能なように、開口幅w1が光通路部材3の幅より若干広めに形成され、窪み111aの底面から当該基体上部111の底面までの高さが光通路部材3の厚さより高く形成されている。
また、基体上部111の両外側面には、モジュール基体11の端面11a側から長手方向Xへ同距離に配置された4組の上部凹部111bが、長手方向Xへ均等間隔に形成されている。この上部凹部111bは、いずれも上面側に厚さt1の肩部を残して底面が基体上部111の下面と通じるように下面側へ開口しているとともに、モジュール1をコネクタ2の中空部21aに嵌合させたときに、コンタクト22の接点部22eと一致する長手方向Xの位置に形成されている。また、上部凹部111bは、後述する中央部凹部112b及び下部凹部113aと電気的に接続されている。
基体中央部112は、高さ方向Zへ貫通した長方形の孔部112aを略中央に有する方形板状に形成されている。この基体中央部112は、その厚さが、後述する光信号処理部14の受発光素子141の高さと略同一に形成されるとともに、孔部112aの孔幅w2が、基体上部111のコ字状の開口幅w1よりも狭くなるよう形成されている。
また、基体中央部112の両外側面には、モジュール基体11の端面11a側から長手方向Xへ同距離に配置された4組の中央部凹部112bが、長手方向Xへ均等間隔に形成されている。この中央部凹部112bは、いずれもその底面が基体中央部112の上面及び下面と通じるように上面側及び下面側へ開口しているとともに、基体上部111の上部凹部111bと上面視同位置となるよう形成されている。更に、中央部凹部112bは、いずれも基体上部111の上部凹部111bと同一の底面深さに形成されている。
基体下部113は、方形板状に形成され、その両外側面には、モジュール基体11の端面11a側から長手方向Xへ同距離に配置された4組の下部凹部113aが、長手方向Xへ均等間隔に形成されている。この下部凹部113aは、いずれも下面側に厚さt2の肩部を残して底面が基体下部113の上面と通じるように上面側へ開口しているとともに、基体上部111の上部凹部111bと上面視同位置となるよう形成されている。また、下部凹部113aは、いずれも基体上部111の上部凹部111bと同一の底面深さに形成されている。更に、下部凹部113aの肩部厚さt2は、上部凹部111bの肩部厚さt1と同一になるよう形成されている。
また、基体下部113の上面には、後述するように、光信号処理部14が実装される基板が形成されている。
このモジュール基体11は、上記の基体上部111、基体中央部112、及び基体下部113を長さ及び幅を合わせて積み重ねることにより、上面に開口した段付きの凹部11bが形成される(図5参照)とともに、両外側面には上部凹部111b、中央部凹部112b、及び下部凹部113aを結合してなる基体凹部11cが各4つ形成される。そして、この基体凹部11cは、図1に示すように、いずれも底面が同一平面に形成されるとともに、各外側面の高さ方向Zに対する中心線L,Lから、上面側と下面側とに向かって同じ長さに延在するよう形成される。
なお、基体凹部11cは、図4(a)に示すように、上方及び下方まで開口させた上部凹部111b及び下部凹部113aを用いて、モジュール基体11の外側面の上面側端から下面側端まで延在するようにしてもよいし、図4(b)に示すように、更にモジュール基体11の上面上及び下面上まで延在するようにしてもよい。但し、後者の場合、基体凹部11cのモジュール基体11上面上の延在部分と下面上の延在部分とが、外側面から同じ長さとなるように形成する。
また、基体凹部11cは、いずれの形状とする場合においても、4組全てを統一した形状にする必要はなく、モジュール基体11の端面11aから長手方向Xへ同距離に配置された少なくとも1組が同一の形状であればよい。
カバー12は、長さ及び幅が基体上部111の窪み111aよりも若干短い方形板状に形成され、当該窪み111aの深さと略同一の厚さに形成されている。このカバー12は、図5に示すように、モジュール基体11の凹部11bの開口部分を塞ぐように窪み111aと嵌合することにより、その上面がモジュール基体11の上面と略同一平面を形成する。
電極13は、本発明における導電性部材であり、図1に示すように、モジュール基体11の基体凹部11cの凹面内に設けられる導電性の接触パットである。したがって、この電極13は基体凹部11cと全く同様に形成されている。つまり、電極13は、長手方向Xに延在するモジュール基体11の両外側面において、モジュール基体11の端面11aから長手方向Xへ同距離に4組配置されるとともに、各外側面の高さ方向Zに対する中心線L,Lから、モジュール基体11の上面側と下面側とに向かっていずれも同じ長さに延在するよう形成されている。また、電極13は、図4(a)に示すように、モジュール基体11の外側面の上面側端から下面側端まで延在するようにしてもよいし、図4(b)に示すように、更にモジュール基体11の上面上及び下面上まで延在するようにしてもよい。
この電極13は、光信号処理部14と電気的に接続されるとともに、モジュール1がコネクタ2の中空部21aに嵌合されたときにコンタクト22と接触することにより、光信号処理部14で電気信号に変換された光通路部材3からの光信号をコネクタ2へ出力したり、逆にコネクタ2が実装された電子基板からの電気信号を受けたりする。
光信号処理部14は、図5に示すように、受発光素子141と、集積回路142と、チップ部品143とを備えており、これらはいずれもモジュール基体11の凹部11b内において基体下部113の上面に形成された基板上に実装されている。受発光素子141は、光通路部材3端部の45度ミラー31を介して光通路部材3を伝播する光が受発光可能なように配置されるとともに、集積回路142及び/又はチップ部品143を介して電極13と電気的に接続されている。これにより、光信号処理部14は、光通路部材3からの光信号を電気信号に変換して電極13から出力可能であるとともに、逆に電極13からの電気信号を光信号に変換して光通路部材3から出力することも可能としている。
また、受発光素子141は、モジュール基体11の基体中央部112の厚さと略同一の高さなので、従来のようにスペーサを設けて高さ調節をする必要なく、光通路部材3を基体中央部112上に接着するだけで、受発光面上に45度ミラー31を配置することができる。加えて、基体中央部112の孔部112aの孔幅w2が基体上部111の開口幅w1よりも狭く形成されているので、図6(a)に示すように、光通路部材3と基体中央部112との接着面積を、図6(b)に示す従来の光通路部材300とスペーサ400との接着面積よりも広く取ることができる。特に、光通路部材3が剥がれ易いエッジ部分を接着できるので、当該光通路部材3の剥がれを防止できる。
以上のようなモジュール1によれば、モジュール基体11の凹部11b内に光信号処理部14を収納できるとともに、図7(a)に示すように下面側からコネクタ2の中空部21aへ嵌合させる場合でも、図7(b)に示すように上面側からコネクタ2の中空部21aへ嵌合させる場合でも、いずれの場合でも電極13とコンタクト22の接点部22eとを同様に接触させることができる。したがって、コネクタ2に対して一定の向きでしか嵌合できない従来のモジュールに比べ、コネクタ2が実装される電子基板の設計自由度を向上させることができる。
また、モジュール1は、カバー12の上面がモジュール基体11の上面と略同一平面を形成するので、上面側からコネクタ2の中空部21aへ嵌合させる場合でも、電極13とコンタクト22との接触を安定させることができる。
また、モジュール1は、コネクタ2に嵌合するのでなく、図示しない電子基板に直接リフロー実装する場合であっても、上記と同様に、上面側を電子基板に対向させることもできるし、下面側を電子基板に対向させることもできる。
また、モジュール1は、上記のように上面側からでも下面側からでもコネクタ2への嵌合が可能であると、図9(b)に示すように、2つの電子基板4,4がコネクタ2,2と交互に並ぶように当該コネクタ2,2を接続することができる。したがって、図9(a)に示すような、2つの電子基板240,240がコネクタ220,220を挟んで対向する従来の基板配置における電子基板240間の距離l1に比べ、電子基板4間の距離l2を短くすることができる。これにより、スライド機構を備える最近のモバイル機器に要求される電子部品の薄型化に対応することが可能となる。
また、図8(a),(b)に示すように、モジュール1を用いた電子基板4間の距離l2が、従来の基板配置における電子基板240間の距離l1と同一の場合でも、モジュール1を用いることで光通路部材3の折曲部の半径R2を、従来の光通路部材300の折曲部の半径R1よりも大きくすることができる。したがって、電子基板4,4のスライド動作による当該光通路部材3へのダメージを軽減することができる。
なお、上記実施の形態においては、カバー12の上面がモジュール基体11の上面と略同一に形成されなくともよい。この場合、モジュール1を上面側からコネクタ2の中空部21aへ嵌合させたときに、カバー12の上面が中空部21aの底面に干渉して電極13とコンタクト22との接触が不安定になる、ということがなければよい。
また、その他の点についても、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるのは勿論である。
モジュール、コネクタ、及び光通路部材の斜視図である。 コネクタの長手方向に直交する断面図である。 モジュール基体及びカバーの分解斜視図である。 (a)基体凹部を外側面の上面側端から下面側端まで延在させたモジュール基体及びカバーの斜視図であり、(b)更に上面上及び下面上まで延在させたモジュール基体及びカバーの斜視図である。 モジュールの幅方向に直交する断面図である。 (a)光通路部材とモジュールとの接続状態を示す部分上面図であり、(b)従来の光通路部材とモジュールとの接続状態を示す部分上面図である。 (a)下面側からコネクタに嵌合したモジュールの断面図であり、(b)上面側からコネクタに嵌合したモジュールの断面図である。 (a)従来の電子基板のスライド状態の一例を示す図であり、(b)本発明のモジュールを用いた電子基板のスライド状態の一例を示す図である。 (a)従来の電子基板のスライド状態の別例を示す図であり、(b)本発明のモジュールを用いた電子基板のスライド状態の別例を示す図である。 従来のモジュールの側面図である。
符号の説明
1 モジュール(光通信モジュール)
2 コネクタ
3 光通路部材
11 モジュール基体
11a 端面
11b 凹部
12 カバー(蓋部材)
13 電極(導電性部材)
14 光信号処理部
L 中心線
X 長手方向
Z 高さ方向

Claims (5)

  1. 光通路部材の端部に設けられ、コネクタに嵌合されて前記光通路部材と前記コネクタとを光信号処理部を介して電気的に接続する光通信モジュールであって、
    前記光通路部材が一方の端面から長手方向に導入された略直方体状のモジュール基体と、
    前記モジュール基体の上部に設けられる蓋部材と、
    前記長手方向に延在する前記モジュール基体の両外側面に配置され、前記光通路部材と電気的に接続された複数組の導電性部材と、
    を備え、
    前記モジュール基体は、上面に凹部が形成され、
    前記蓋部材は、前記凹部の開口部を塞ぐように形成され、
    前記導電性部材は、前記外側面の高さ方向に対する中心線から、前記上面側と下面側とに向かって同じ長さに延在するよう形成されることを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記端面から前記長手方向へ同距離に配置された少なくとも一組の前記導電性部材が、前記外側面の前記上面側端から前記下面側端まで延在するよう形成されることを特徴とする請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 前記端面から前記長手方向へ同距離に配置された少なくとも一組の前記導電性部材が、前記上面上及び前記下面上まで延在し、上面上の延在部分と下面上の延在部分とが前記外側面から同じ長さとなるよう形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信モジュール。
  4. 前記蓋部材は、上面が前記モジュール基体の前記上面と略同一平面となるよう形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光通信モジュール。
  5. 前記光通路部材は、フィルム状に形成された光導波路であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光通信モジュール。
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