JPH0451389Y2 - - Google Patents

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JPH0451389Y2
JPH0451389Y2 JP11493988U JP11493988U JPH0451389Y2 JP H0451389 Y2 JPH0451389 Y2 JP H0451389Y2 JP 11493988 U JP11493988 U JP 11493988U JP 11493988 U JP11493988 U JP 11493988U JP H0451389 Y2 JPH0451389 Y2 JP H0451389Y2
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switch
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rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スイツチ機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、スイツチ機構として、プリント基板上に
備えられたスイツチング端子のプリントパターン
に対して、その上方に所謂クリニツクゴムを配設
するとともに、このクリニツクゴムの上方で操作
パネル等のパネル面にキートツプを配設すること
により構成されたスイツチ機構や、所謂タクトス
イツチが知られている。
これらのスイツチ機構は、何れも通常は一回路
一接点の回路構成であり、しかも定格が低い。こ
のため、定格が500mAと高く且つ一回路二接点
の回路構成が必要であるような場合には、第3図
に示すように、プリント基板1上にマイクロスイ
ツチ2を取り付け、またこのプリント基板1の上
方に位置する操作パネル等のパネル面3にて該マ
イクロスイツチ2のスイツチレバー2aの上方に
垂直方向に進退可能にキートツプ4を設けること
により、スイツチ機構5を構成している。
このような構成のスイツチ機構5によれば、キ
ートツプ4の上面を矢印Aで示すように押圧する
ことによつて、該キートツプ4の下面に備えられ
たボス部4aが前記マイクロスイツチ2のスイツ
チレバー2aを下方に押圧し、このマイクロスイ
ツチ2のスイツチング作用を行なわせるようにな
つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように構成されたスイツチ
機構においては、スイツチング操作の際の操作に
要する荷重が、マイクロスイツチ2のスイツチレ
バー2aのバネアクシヨンのみに依存しているこ
とから、スイツチング操作が非常に軽い荷重で行
なわれ得るので、キートツプ4の上面を押したと
き、スイツチング作用が行なわれたことを、操作
のフイーリングによつて確認することが困難であ
り、また誤つてキートツプ4の上面に触れた場合
に、容易にスイツチング操作が行なわれてしまう
という問題があつた。
本考案は、以上の点に鑑み、スイツチング操作
が適度の荷重をもつて行なわれ、且つ一回路二接
点の回路構成においても高い定格のスイツチング
作用が可能である、キートツプ型スイツチ機構を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本考案によれば、基板上に取り付
けられたマイクロスイツチと、この基板上で該マ
イクロスイツチに近接して取り付けられたクリツ
クゴムと、該基板の上方に配設されたパネル面の
前記マイクロスイツチ及びクリツクゴムの上方領
域にて垂直方向に進退可能に支持されていて且つ
下方に向かつて突出するボス部が前記マイクロス
イツチのスイツチレバーと前記クリツクゴムの上
面に当接しているキートツプとを含んでおり、キ
ートツプの上面を下方に向かつて押下したとき、
キートツプのボス部の下端がクリツクゴムの上面
を押動することにより適宜の荷重が得られると共
に、マイクロスイツチのスイツチレバーが下方に
作動されることにより、所望のスイツチング作用
が行なわれるようにしたことにより達成される。
この考案によれば、スイツチ機構の電気的機能
がマイクロスイツチによつて行なわれるので、一
回路二接点の回路構成においてもスイツチング作
用が可能であり、この際例えば500mA程度の高
い定格のスイツチング作用も可能であると共に、
スイツチ機構の機械的機能がキートツプのボス部
のクリツクゴムへの当接により行なわれるので、
キートツプの押下の際に該クリツクゴムのスナツ
プ作用に基づいて適宜の操作荷重が得られること
になり、キートツプの押下時のフイーリングによ
つてスイツチング作用が行なわれたことが確実に
認識でき、また誤つてキートツプ上面に触れてし
まつたような場合にも、マイクロスイツチが作動
してしまうようなことがない。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明する。
第1図は本考案によるスイツチ機構を示してお
り、このスイツチ機構10は、プリント基板11
上に取り付けられたマイクロスイツチ12と、こ
の基板11上で該マイクロスイツチ12に近接し
て取り付けられたクリツクゴム13と、上記基板
11の上方に配設されたケース又は操作パネル等
のパネル面14の前記マイクロスイツチ12及び
クリツクゴム13の上方領域にて垂直方向に進退
可能に支持されたキートツプ15とから構成され
ており、このキートツプ15は下方に向かつて突
出しているボス部15a,15bを有している。
この場合、キートツプ15のボス部15a,15
bは、キートツプ15が上方位置、即ち押下され
ない状態にあるときは、それぞれマイクロスイツ
チ12の非操作状態のスイツチレバー12a、及
びクリツクゴム13の上面13aに当接してい
る。尚、これらボス部15a,15bは、第1図
に鎖線15cで示すように全体として一つの部材
で構成してもよい。
本考案によるスイツチ機構10は以上のように
構成されており、キートツプ15の上面を下方に
向かつて押下したとき、キートツプ15のボス部
15bの下端がクリツクゴム13の上面13aを
押動することにより該クリツクゴム13のスナツ
プ作用に基づいて初めは適宜の荷重が得られ、こ
の荷重に抗してキートツプ15がさらに押下され
ると、クリツクゴム13の上面13aが押込み位
置に達する。このとき、キートツプ15のボス部
15aがマイクロスイツチ12のスイツチレバー
12aを下方に押下させることにより、該マイク
ロスイツチ12が作動せしめられ、かくして所望
のスイツチング作用が行なわれる。
上記クリツクゴム13は、プリント基板11上
に余裕のある場合には、例えば第2図Aに示すよ
うに、クリツクゴム13の下面から下方に突出す
る係合部13bを一体に形成しておき、プリント
基板11に設けられた係合孔11aに該係合部1
3bを嵌入させることにより、上記プリント基板
11に取り付けるようにすれば、取付けが容易と
なる。また、プリント基板11上に余裕がない場
合には、第2図Bに示すように、プリント基板1
1上に、クリツクゴム13の取付け位置を画成す
る円筒部材16を固定して、この円筒部材16内
にクリツクゴム13を収容してもよい。さらに、
第2図Cに示すように、キートツプ15の下面
に、クリツクゴム13の取付け位置を画成する円
筒部材16′を一体的に形成して、これによりク
リツクゴム13を保持するようにしてもよい。
尚、以上の実施例においては、前記のクリツク
ゴム13は、その上面13aの押下によつて何等
のスイツチング作用も行なわないようになつてい
るが、マイクロスイツチ12のスイツチング作用
と共に、定格の低いスイツチング作用を行なわせ
たい場合には、クリツクゴム13の下方領域にお
いて前もつてプリント基板11上にスイツチング
パターンを形成しておくことにより、該クリツク
ゴム13によりスイツチング作用を行なわせるよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、基板上に
取り付けられたマイクロスイツチと、この基板上
で該マイクロスイツチに近接して取り付けられた
クリツクゴム、上記基板の上方に配設されたパネ
ル面の前記マイクロスイツチ及びクリツクゴムの
上方領域にて垂直方向に進退可能に支持されてい
て且つ下方に向かつて突出するボス部が前記マイ
クロスイツチのスイツチレバーと前記クリツクゴ
ムの上面に当接しているキートツプとを含んでお
り、キートツプの上面を下方に向かつて押したと
き、キートツプのボス部の下端がクリツクゴムの
上面を押動することにより適宜の荷重が得られる
と共に、マイクロスイツチのスイツチレバーが下
方に作動されることにより、所望のスイツチング
作用を行なわせるように構成したので、スイツチ
機構の電気的機能がマイクロスイツチによつて行
なわれることから、一回路二接点の回路構成にお
いてもスイツチング作用が可能であり、この際例
えば500mA程度の高い定格のスイツチング作用
も可能であると共に、スイツチ機構の機械的機能
がキートツプのボス部のクリツクゴムへの当接に
より行なわれるので、キートツプの押下の際に該
クリツクゴムのスナツプ作用に基づいて適宜の操
作荷重が得られることになる。
したがつて、キートツプの押下時のフイーリン
グによつてスイツチング作用が行なわれたことが
確実に認識でき、また誤つてキートツプ上面に触
れてしまつた場合に、マイクロスイツチが作動し
てしまうことがない。
かくして、本考案によれば、スイツチング操作
が適度の荷重をもつて行なわれ、且つ一回路二接
点の回路構成においても高い定格のスイツチング
作用が可能である、実用上極めて優れたキートツ
プ型のスイツチ機構が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスイツチ機構の一実施例
を示す側面断面図、第2図A乃至Cはそれぞれ第
1図のスイツチ機構におけるクリツクゴムの各種
の取付け方法を示す拡大断面図である。 第3図
は従来のスイツチ機構の一例を示す側面断面図で
ある。 10……スイツチ機構;11……プリント基
板;11a……係合;12……マイクロスイツ
チ;12a……スイツチレバー;13……クリツ
クゴム;13a……上面;13b……係合部;1
4……パネル面;15……キートツプ;15a,
15b,15c……ボス部;16,16′……円
筒部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に取り付けられたマイクロスイツチと、
    この基板上で該マイクロスイツチに近接して取り
    付けられたクリツクゴムと、上記基板の上方に配
    設されたパネル面の前記マイクロスイツチ及びク
    リツクゴムの上方領域にて垂直方向に進退可能に
    支持されていて且つ下方に向かつて突出するボス
    部が前記マイクロスイツチのスイツチレバーと前
    記クリツクゴムの上面に当接しているキートツプ
    とを含んでおり、このキートツプの上面を下方に
    向かつて押したとき、キートツプのボス部の下端
    がクリツクゴムの上面を押動することにより適宜
    の荷重が得られると共に、マイクロスイツチのス
    イツチレバーが下方に作動されることにより、所
    望のスイツチング作用が行なわれることを特徴と
    する、スイツチ機構。
JP11493988U 1988-09-02 1988-09-02 Expired JPH0451389Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11493988U JPH0451389Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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JP11493988U JPH0451389Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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Publication Number Publication Date
JPH0237425U JPH0237425U (ja) 1990-03-12
JPH0451389Y2 true JPH0451389Y2 (ja) 1992-12-03

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