JPS6328495Y2 - - Google Patents

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JPS6328495Y2
JPS6328495Y2 JP3859882U JP3859882U JPS6328495Y2 JP S6328495 Y2 JPS6328495 Y2 JP S6328495Y2 JP 3859882 U JP3859882 U JP 3859882U JP 3859882 U JP3859882 U JP 3859882U JP S6328495 Y2 JPS6328495 Y2 JP S6328495Y2
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JP3859882U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主に電子式腕時計等で使用する電
子回路の制御用スイツチ構造に関する。
従来、この種のスイツチ構造としては、例えば
第1図で示すようなものがある。ところが、この
ようなスイツチ構造では後述するように接片兼用
の復帰バネに曲げ加工を施してバネ部を設けなけ
ればならないことから、復帰バネの製作において
抜き型の他に曲げ型とその曲げ加工のための作業
工程とが必要となつてしまう。
また、このことから上記復帰バネを取り付ける
収納枠も上記曲げ加工のバネ部を収納するための
凹陥部を必要とすることから、収納枠成形用型構
造の簡略化に反する。
さらには、バネ部が曲げ加工で付加させてある
ことから、収納枠に対する回路基板の組み込みが
上記曲げ加工のバネ部弾力で押し戻される作用が
働いて、組み込み難いという作業性の悪さを伴な
う等の幾多の問題点があつた。
この考案は、このような観点から復帰バネの構
造を改善し、復帰バネが抜き型による打ち抜きの
ままの平垣な姿で使用できるようにして、しかも
収納枠への回路基板組み込みが復帰バネの弾力を
受けることなくして簡単かつ適確な組み付けがで
きるように構成したことにある。
次に、この考案を説明するにあたつて、まず従
来例のものを説明する。
第1図で示す従来例において、1は回路基板
で、この回路基板1は例えば電子時計用等のC−
MOS,LSI等を搭載して種々のパターンが配線
されており、その側面に接点として利用するパタ
ーン1a,1aが設けてある。また、1bはスイ
ツチング回路用の出力パターンを示し、1c,1
cは回路基板1の取り付け孔である。2は接片兼
用の復帰バネで導電性金属板で長手状に作られて
おり、両域の2a,2aは接片部で前記パターン
1a,1aとそれぞれ対向できる関係にある。ま
た、復帰バネ2の中央位置には折り曲げ加工で構
成されているバネ部2bが内側に突出して設けて
ある。そして、このバネ部2bは収納枠3に組み
込む回路基板1の出力パターン1bと電気的に接
触できるように弾性が付加されている。
収納枠3は復帰バネ2、回路基板1と、その他
の必要な電子部品等を収納かつ取り付けるための
もので、合成樹脂等の絶縁材料で成形されてい
る。そして、この収納枠3には前記復帰バネ2を
差し込む溝3aと、上面3bに回路基板1を載置
した際に曲げ加工で設けられている前記バネ部2
bが収まる凹陥部3cが設けてある。また、3d
は回路基板1を収納枠3に取り付ける際の位置決
め用突起である。
かくして、上記各部品は実際にはきわめて小さ
な部品形態をなしており、これらの組み込みにお
いてはまず復帰バネ2を収納枠3の溝3aに図示
する態勢で横向きに差し込む。すると、曲げられ
ているバネ部2bが対応位置の凹陥部3cに適合
して収まり、両域の接片部2a,2aが収納枠3
の開口部3e,3e位置に収まる。次いで、回路
基板1の取り付け孔1c,1cを突起3d,3d
と合致させて該基板の下面が収納枠3の上面3b
と密着するまで回路基板1を押し付け収納枠3に
組み付ける。よつて、上記において復帰バネ2の
バネ部2bが凹陥部3c内において回路基板1の
出力パターン1bと電気的に接触するわけである
が、この場合、回路基板1を収納枠3の突起3
d,3dに嵌合させる際に回路基板1が曲げ加工
の弾力をもつバネ部2bの弾力で押し戻される作
用を受け、突起3d,3dと取り付け孔1c,1
cとの組み合わせが行ない難いという組み立て作
業工程での難点がある。勿論、このような構成の
復帰バネ2では、前述したようにバネ部2bを直
角状に曲げ加工するための工程と曲げ型とが余分
に必要である。しかもこの曲げ加工では、曲げ加
工の高さ位置や曲げ角度が適切に行なわれていな
いと、組み込み後の復帰バネ2のセツト位置にア
ンバランスが生じることとなり、図示では省略し
てあるがプツシユボタンのプツシユ感覚等にも不
均衡が生じてしまう。
次に、この考案の第1の実施例を第3図につい
て説明する。なお、上記部材と共通する部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。
復帰バネ4は両域に接片部4a,4aを有して
いて、中央位置の幅方向上縁に回路基板1の出力
パターン1dと電気的に接触できる突起部4b
が、適数個(図示では間隔的に2個配置)突起部
4b側面を復帰バネ4の側面と揃えて上向きに僅
かに突出させて設けてある。そして、この突起部
4bの両域には段部4c,4cが設けてあり、こ
の段部4c,4c間には回路基板1の出力パター
ン1dが下面に設けてある位置決め用の突出部5
が係合できるようにしてある。
また、復帰バネ4の中央位置の幅方向下縁には
下方に突出する位置決め用の爪部4d,4dが設
けてあり、この爪部4dは収納枠3の溝3aの底
部に設けてある孔6,6と係合できるようにして
ある。なお、図示してある突起部4b,4bおよ
び爪部4d,4dはそれぞれが横長に連続した一
つの突部であつてもよい。勿論この場合では孔
6,6は一連とする必要がある。
一方、上記実施例で示す復帰バネ4は、第4図
で示すように段部4c,4cの構成を爪部7,7
で構成してもよい。よつて、この場合では復帰バ
ネ4の幅域wが上記実施例よりも狭く設定でき、
復帰バネ4の弾性強度を弱く定める場合あるいは
バネ材の節約等において好都合となる。
かくして、この実施例での各部組み込みは、復
帰バネ4を収納枠3の溝3a内に差し込む際に爪
部4d,4dを孔6,6内に挿入して収納枠3に
対する復帰バネ4の位置決めを行なう。次いで、
回路基板1はこれの取り付け孔1c,1cを突起
3d,3dに嵌合させながら回路基板1を収納枠
3の上面3bに単に密着させるのみで、出力パタ
ーン1dと復帰バネ4との導通接触が、突起部4
bの板厚点接触によつて強められる接触力で確実
に導通維持できる。また、収納枠3に対する回路
基板1の固定はさらにネジ等を介して行なうよう
にしてある。なお、この実施例では復帰バネ4の
横移動を防止する段部4cおよび爪部4dが上下
両域に設けてあるが、これはいずれか一方のみと
してもよい。
よつて、上記構成のスイツチング作用は、接片
部4a,4aがそれぞれ接点側のパターン1a,
1aと対向していて通常は“オフ”の状態にあ
り、開口部3e,3e位置に対設されるプツシユ
ボタンを押圧すれば接片部4aがパターン1aと
接触して“オン”となる。
第5図はさらに復帰バネの第2の実施例を示
し、この場合の復帰バネ8は中央に上向きの突起
爪9を設けていて、この突起爪9が回路基板1に
穿設してなる孔10と係合して回路基板1に対す
る復帰バネ8の位置決めができるようにしてあ
る。よつて、孔10の周辺下面に位置して設けて
ある出力パターン1dが、そのまま復帰バネ8の
突起部8b,8bと点接触できることとなる。
このため、この実施例によれば、図示では省略
してあるが収納枠3の溝3aには前記実施例で示
した孔6,6が不用となり、収納枠3の構成が簡
略化できる。
この考案のスイツチ構造は上述の如くであるか
ら、復帰バネが曲げ加工を必要としないで抜き型
のみによる打ち抜きの一工程できわめて簡単に製
作できる。このため、バネ材の歩留がよくなるう
えコストの低廉にも役立ち、しかも、曲げ加工を
必要としないので、従来例での曲げ加工精度の不
適(例えば復帰バネ2の長手方向と折り曲げられ
たバネ部2b面との不平行やバネ部2b面の高さ
位置不揃等)に起因する復帰バネのセツト位置不
適確等のトラブル解消に大きく貢献できる。
よつて、この考案のスイツチ構造は、電子式腕
時計の他ペンダント時計等の電子時計、あるいは
電卓やゲーム機器等に用いて非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部を分解して示す従来例の斜視図、
第2図は同上の中央縦断面図、第3図はこの考案
の第1の実施例を示す要部の分解斜視図、第4図
は復帰バネの他の実施例を示す斜視図、第5図は
第2の実施例を示す一部の分解斜視図である。 1……回路基板、1d……出力パターン、3…
…収納枠、3b……収納枠の上面、4,8……復
帰バネ、4b,8b……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状の復帰バネを収納枠により保持し、その収
    納枠に回路基板を重ね合わせ、その回路基板の接
    点用パターンを前記復帰バネの接片部と対向さ
    せ、それら回路基板と復帰バネを互いに直角方向
    に配してなる電子機器のスイツチ構造において、
    前記復帰バネにその幅方向に突出する突起部をそ
    の突起部側面を復帰バネ側面と揃えて僅かに形成
    し、その突起部を前記回路基板の出力パターンと
    電気的に接触させてなる電子機器のスイツチ構
    造。
JP3859882U 1982-03-18 1982-03-18 電子機器のスイッチ構造 Granted JPS58141517U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3859882U JPS58141517U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 電子機器のスイッチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3859882U JPS58141517U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 電子機器のスイッチ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58141517U JPS58141517U (ja) 1983-09-24
JPS6328495Y2 true JPS6328495Y2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=30049928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3859882U Granted JPS58141517U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 電子機器のスイッチ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4688511B2 (ja) * 2005-02-04 2011-05-25 セイコーインスツル株式会社 リセット電流導通構造を備えたアナログ電子時計

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Publication number Publication date
JPS58141517U (ja) 1983-09-24

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