JPH0531042U - 押釦スイツチのキートツプ - Google Patents

押釦スイツチのキートツプ

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JPH0531042U
JPH0531042U JP8744891U JP8744891U JPH0531042U JP H0531042 U JPH0531042 U JP H0531042U JP 8744891 U JP8744891 U JP 8744891U JP 8744891 U JP8744891 U JP 8744891U JP H0531042 U JPH0531042 U JP H0531042U
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JP
Japan
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emitting element
push button
flexible substrate
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JP8744891U
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English (en)
Inventor
明夫 海
治 井上
島田  勉
信行 八木
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キートップ内に発光ダイオードを収納してもそ
の構造が煩雑とならず、しかもその収納が容易な押釦ス
イッチのキートップを提供すること。 【構成】スイッチ接点Aの上部に配設され、その下面に
前記スイッチ接点Aを押圧してこれをオンオフする押圧
部15を設けた押釦スイッチ1のキートップ10であ
る。そしてフレキシブル基板23上に設けた回路パター
ンに接続固定されたチップ型の発光素子20を具備し、
該発光素子20をフレキシブル基板23とともに前記キ
ートップ10内に収納する。さらに該キートップ10を
透光性材料で構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、押釦スイッチのキートップに関し、特に該キートップを効果的に照 らし出すことができる押釦スイッチのキートップに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、電子機器には多数の押釦スイッチが取り付けられており、該押釦スイッ チのキートップを押圧操作することにより、電子機器の操作が行なわれる。
【0003】 そしてこれらの電子機器を暗い場所で使用する場合、該キートップを明るく光 らせる必要がある。このため従来キートップを光らせる構造の各種の押釦スイッ チが提案されている。
【0004】 図4はこの種の従来の照光式の押釦スイッチを示す概略側断面図である。同図 に示すようにこの押釦スイッチ80は、2枚のフレキシブル基板81,83上に 設けた接点パターン82,84をスペーサ85を介して対向させてスイッチ接点 aとしたメンブレンスイッチ86を具備し、該メンブレンスイッチ86のスイッ チ接点aの上に弾性金属板からなるクリック板87を取り付け、その上に透光性 の樹脂材からなるキートップ89の押圧部90を配置して構成されている。
【0005】 一方フレキシブル基板81上には発光ダイオード91が配置されている。また キートップ89はその外周側面をケース93に設けた穴95に上下動自在にガイ ドされており、その上面と側面には不透光性の塗料97が塗布されている。なお このキートップ89の上面には塗料97を塗布しない所定の形の記号部99が設 けられている。
【0006】 そしてこの押釦スイッチ80のキートップ89を上から押圧すると、押圧部9 0がクリック板87を押圧してこれを反転するとともに、スイッチ接点aが押圧 され、接点パターン82,84間をオンする。
【0007】 一方発光ダイオード91を点灯すれば、該光は透光性の樹脂剤からなるキート ップ89内に導入され、塗料97の塗布されていない記号部99から上方に向け て照射され、該記号部99を明るく照らし出す。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例においては、発光ダイオード91から発射された光は 、キートップ89内に入射される前に空間を通過しなければならず、また該キー トップ89に入射される際にその表面である程度反射されてしまう。このため発 光ダイオード91から発射された光の多くがキートップ89内に入射しないで無 駄になってしまうという問題点があった。
【0009】 またキートップ89の押圧部90の下にはスイッチ接点aを配置させるため、 この位置には発光ダイオード91が配置できない。このため同図に示すように押 圧部90の真上に記号部99を設けた場合、発光ダイオード91から発射された 光は該記号部99を真下の位置から照射できず、この点からも記号部99を効率 的に照らし出せない。
【0010】 一方上記欠点を解決するためには、発光ダイオードをキートップ内に収納すれ ば良い。しかしながらこの場合は、該発光ダイオードにリード線を接続し該リー ド線をキートップの内部から外部に導き出さなければならず、発光ダイオードと リード線の接続や、導き出したリード線の他の回路への接続が煩雑となってしま う。また多数個のキートップ内にそれぞれ発光ダイオードを収納した場合はそれ ぞれから導き出されるリード線がメンブレンスイッチ上で這い回されるため邪魔 となるばかりか、該リード線がキートップの下にきてしまったような場合は該キ ートップの押圧動作を阻害してしまうという問題点もあった。
【0011】 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、キートップ内に発光ダイオー ドを収納してもその構造が煩雑とならずしかもその収納が容易な押釦スイッチの キートップを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本考案は、スイッチ接点Aの上部に配設され、その 下面に前記スイッチ接点Aを押圧してこれをオンオフする押圧部15を設けた押 釦スイッチ1のキートップ10において、フレキシブル基板23上に設けた回路 パターン25,26に接続固定された発光素子20を具備し、該発光素子20を フレキシブル基板23とともに前記キートップ10内に収納し、さらに該キート ップ10を透光性材料で構成した。
【0013】
【作用】
フレキシブル基板23上に取り付けた発光素子20をキートップ10内に収納 するという簡単な構造である。
【0014】 発光素子20をキートップ10内に収納したので、発光素子20から発射され る光が無駄なく効果的にキートップ10表面に導け、しかもキートップ10の下 面に設ける押圧部15等の位置に関係なく、その収納位置は目的に応じて自由に 設定できる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の1実施例にかかるキートップ10を用いた押釦スイッチ1を示 す図であり、同図(a)は概略側断面図(同図(b)のB−B線上断面図)、同 図(b)は平面図である。
【0016】 同図(a)に示すようにこの押釦スイッチ1は、メンブレンスイッチ30のス イッチ接点A上にクリック板29を載置し、その上にチップ型の発光素子20を 収納したキートップ10を配置して構成されている。以下各構成部品について詳 細に説明する。
【0017】 メンブレンスイッチ30は2枚のフレキシブル基板31,33をスペーサ35 を介して重ね合わせて構成されている。このとき2枚のフレキシブル基板31, 33にそれぞれ設けた接点パターン32,34はスペーサ35に設けた穴37を 介して対向しており、該両接点パターン32,34によってスイッチ接点Aが構 成されている。
【0018】 クリック板29は弾性金属板を皿状に形成して構成されている。
【0019】 キートップ10は、発光素子20を取り付けたフレキシブル基板23を略平板 状の底板13上に固定し、該底板13に断面略コ字状のキートップ本体11を被 せるように固定して構成されている。
【0020】 ここで底板13は樹脂材で成形され、その下面中央には棒状の押圧部15が突 出され、その上面には2つの小突起17,17が突設されている(なおこの図面 においては小突起17,17の上部は熱カシメされ潰されている)。
【0021】 キートップ本体11はその側面から外方に突出するつば部16が設けられ、ま たその上面と側面には、不透光性の塗料12が塗布されている。なおこのキート ップ10の上面には塗料12を塗布しない三角形状の記号部14が設けられてい る。
【0022】 ここで図2は発光素子20を取り付けたフレキシブル基板23を示す平面図で ある。同図に示すようにフレキシブル基板23は、フレキシブル基板23の基部 24から帯状に延ばされた樹脂フイルム上に2本の回路パターン25,26を設 けて構成されており、該回路パターン25,26の端部にはチップ型の発光ダイ オードで構成された発光素子20の両電極がハンダ27,27によって接続され ている。ここで発光素子20の両電極をフレキシブル基板23上に接続するには 、チップ型部品である発光素子20の両端の電極にそれぞれ半田を付着し、該発 光素子20をフレキシブル基板23上に載置してリフローすることによって行な う。一方該フレキシブル基板23の発光素子20を取り付ける部分の両側には穴 28,28が設けられている。
【0023】 なおこのフレキシブル基板23は、図2に示すように、フレキシブル基板の基 部24から引き出すことで、複数本必要に応じて設けることができる(同図にお いては2本示している)。つまりこの実施例によれば、必要な数のキートップ1 0に対応したフレキシブル基板23を1枚の樹脂フイルム上に設けることができ 、従って従来のように発光素子1つ1つに取り付けたリード線の這い回しに煩わ されることがなくなる。なお発光素子20が複数個あっても、これらをフレキシ ブル基板23上に載置して同時にリフローすることにより、これらの接続作業は 一度に行なえる。
【0024】 次にこのキートップ10を組み立てるには、まず図1に示すように、フレキシ ブル基板23に設けた穴28,28に底板13に設けた小突起17,17を挿通 してその上端を熱カシメし、これによってフレキシブル基板23を該底板13上 に固定する。
【0025】 次にこの底板13上にキートップ本体11を取り付け、固定する。両者間の固 定には、接着剤を用いても良いし、カシメてもよいし、両者に爪を設けて係合さ せてもよい。
【0026】 そしてこのキートップ10は、メンブレンスイッチ30のスイッチ接点A上に 取り付けたクリック板29の上にその押圧部15が位置するように配置され、そ の上からケース40が被せられる。これによって押釦スイッチ1が完成する。こ のときキートップ本体11はその外周がケース40に設けた穴41に上下動自在 にガイドされる。
【0027】 そして該押釦スイッチ1のキートップ10を上から押圧すると、その押圧部1 5がクリック板29を押圧してこれを反転するとともに、スイッチ接点Aが押圧 され、接点パターン32,34間がオンされる。逆にキートップ10の押圧を解 除すればクリック板29の弾発力によってキートップ10はもとの位置に復帰し 、接点パターン32,34間はオフされる。
【0028】 一方図2に示す回路パターン25,26間に電圧を印加して発光ダイオード2 0を点灯すれば、図1に示すように、該光は透光性の樹脂剤からなるキートップ 本体11内に導入され、塗料12の塗布されていない記号部14から上方に向け て照射され、該記号部14を明るく照らし出す。ここで発光素子20はキートッ プ10内に収納されているので、記号部14を無駄なく明るく照らせ、その効率 がよい。
【0029】 また発光素子20はキートップ10内に収納されているので、押圧部15の位 置等に影響されることなく、記号部14を最も効率的に照らせる位置に配置でき 、その効率がよい。
【0030】 ところで本考案にかかるキートップは、発光素子を取り付けたフレキシブル基 板をキートップ内にインモールドして構成してもよい。
【0031】 図3はこのようなキートップの製造方法を説明するための図である。同図に示 すように、発光素子20を取り付けたフレキシブル基板23をキートップ内にイ ンモールドするには、キートップ形状の凹部101,201をそれぞれ具備する 上部金型100と下部金型200の間にフレキシブル基板23を挟持し、上部金 型100に設けた樹脂注入口103から溶融した透光性の樹脂を圧入し、上部金 型100の凹部101と下部金型200の凹部201内に該樹脂で充填する。そ して該樹脂が固化した後に両金型100,200を取り外せば、この発光素子2 0を内蔵したキートップが完成する。なお下部金型200に設けた203,20 3は、発光素子20を支持する突起であり、樹脂を凹部101,201内に圧入 した際に発光素子20の位置が移動しないように支持するためのものである。
【0032】 このように構成すれば、キートップの製造と同時に発光素子20が該キートッ プ内に内蔵でき、製造工程の簡略化が図れる。
【0033】 なお上記実施例のように、発光素子をチップ型で構成し、これをフレキシブル 基板上に取り付ければ、その取り付け作業が容易となる。そして例えば多数個の チップ型の発光素子がフレキシブル基板上に容易に同時に接続できる。
【0034】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案にかかる押釦スイッチのキートップによれ ば、以下のような優れた効果を有する。 フレキシブル基板上に取り付けた発光素子をキートップ内に収納する構造な ので、その構造が簡単でしかも発光素子の収納が容易に行なえる。
【0035】 発光素子をキートップ内に収納したので、発光素子から発射される光が無駄 なく効果的にキートップ表面に導け、利用できる。
【0036】 発光素子をキートップ内に収納したので、キートップの下面に設ける押圧部 等の位置に関係なく、発光素子の収納位置は目的に応じて自由に配置できる。
【0037】 キートップから引き出したフレキシブル基板は薄く、このためこのフレキシ ブル基板がメンブレンスイッチ上に載置されても従来のリード線のように邪魔と なることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例にかかるキートップ10を用
いた押釦スイッチ1を示す図であり、同図(a)は概略
側断面図、同図(b)は平面図である。
【図2】発光素子20を取り付けたフレキシブル基板2
3を示す平面図である。
【図3】発光素子20をインモールドしたキートップの
製造方法を示す図である。
【図4】従来の照光式の押釦スイッチ80を示す概略側
断面図である。
【符号の説明】
1 押釦スイッチ 10 キートップ 15 押圧部 20 発光素子 23 フレキシブル基板 25,26 回路パターン A スイッチ接点
フロントページの続き (72)考案者 八木 信行 神奈川県川崎市中原区苅宿335番地 帝国 通信工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ接点の上部に配設され、その下面
    に前記スイッチ接点を押圧してこれをオンオフする押圧
    部を設けた押釦スイッチのキートップにおいて、 フレキシブル基板上に設けた回路パターンに接続固定さ
    れた発光素子を具備し、該発光素子をフレキシブル基板
    とともに前記キートップ内に収納し、さらに該キートッ
    プを透光性材料で構成したことを特徴とする押釦スイッ
    チのキートップ。
JP8744891U 1991-09-30 1991-09-30 押釦スイツチのキートツプ Pending JPH0531042U (ja)

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