JPH0722821Y2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JPH0722821Y2
JPH0722821Y2 JP15831488U JP15831488U JPH0722821Y2 JP H0722821 Y2 JPH0722821 Y2 JP H0722821Y2 JP 15831488 U JP15831488 U JP 15831488U JP 15831488 U JP15831488 U JP 15831488U JP H0722821 Y2 JPH0722821 Y2 JP H0722821Y2
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JP
Japan
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insulating container
stopper
switch
push button
actuator
Prior art date
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JP15831488U
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修太郎 田島
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 アクチュエータのストッパを具えた押釦スイッチの構成
に関し、 スイッチ部の実装不良によるリード端子接続用はんだの
破損をなくすことを目的とし、 回路基板に搭載したスイッチ部の上方に設けた操作部の
押下操作により、アクチュエータを介し該スイッチ部が
動作する押釦スイッチにおいて、 複数の接点と該複数の接点の間の電気的開閉手段を絶縁
容器に収容し、該回路基板にはんだ接続するリード端子
の突出片が該絶縁容器から導出する該スイッチ部には、
所定の押下量で該アクチュエータの当接するストッパを
該絶縁容器の外部に具え、該ストッパが復元性を有する
可撓部材で該絶縁容器に接続してなること、を特徴とす
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、キーボード等に広く利用される押釦スイッ
チ、特に押下されたアクチュエータの当接するストッパ
を具えた押釦スイッチの構成に関する。
〔従来の技術〕
第5図は押釦スイッチの構成例とその動作を示す側面図
であり、キーボードに使用した押釦スイッチ1はスイッ
チ部2と操作部3よりなる。スイッチ部2は、凹凸の反
転が可能なドーム状の円形ばね4を収容した絶縁容器5
と、絶縁容器5内で円形ばね4の周縁部が接触する接点
6を有するリード端子7と、絶縁容器5内で円形ばね4
の中心部に対向する接点8を有するリード端子9とアク
チュエータ10および、アクチュエータ10の先端部が当接
するストッパ11を具え、絶縁容器5側端面から導出した
リーど端子7と9は、プリント配線板(回路基板)12の
透孔を貫通し、プリント配線板12の下面に形成した導体
パターンにはんだ13によって接続される。なお、絶縁容
器5の上面に突出する突起17をかしめ、アクチュエータ
10は絶縁容器5に固着される。
操作部3は、下部が側方に広がるキートップ14と、キー
トップ14の嵌合する透孔のあいたパネル15と、キートッ
プ14の上面に接着した表面シート16を具えてなる。
このような押釦スイッチ1は、可撓性を有する表面シー
ト16を介してキートップ14を押下する。すると、キート
ップ14に押されて弾性変形し先端部がストッパ11に当接
したアクチュエータ10は、長さ方向の中央部に設けた突
起18が円形ばね4の凸面(上面)の中心部を押下し、円
形ばね4はその凹凸が反転するように弾性変形し設定6
と8の双方に接触する。その結果、リード端子7と9は
電気的に接続される。
次いで、キートップ14の押下力を除去すると円形ばね4
およびアクチュエータ10は、それら自体が有する復元力
によって形状復帰し、キートップ14が押上げられると共
に、リード端子7と9は電気的に開離するようになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の押釦スイッチ1において、ストッパ11は絶縁容器
5と一体に形成されており、絶縁容器5の下面とストッ
パ11の下面とは、同一面内に形成されていた。従って、
スイッチ部2をプリント配線板12に搭載したとき、絶縁
容器5の下面が該配線板12の上面に接すると、ストッパ
11の下面も該上面と接触するようになるが、絶縁容器5
の下面が配線板12の上面と全面で接触せず、ストッパ11
の下面が配線板12から浮き上がるようになると、ストッ
パ11と同一側に設けられたリード端子9には、円形ばね
4を弾性変形させた後の押下力が付加されることにな
る。
第6図は従来の押釦スイッチの問題点を説明するための
図であり、スイッチ部2はストッパ11の形成側で絶縁容
器5が浮き上った状態で、円形ばね4を弾性変形させた
後のキートップ14の押下力は、配線板12に向けてストッ
パ11を押下する。すると、このような押下力は絶縁容器
5を介してリード端子9を押し下げようとし、はんだ13
にクラックを生じさせることがあった。
なお、配線板12にスルーホールプリント板を使用すれ
ば、スルーホール内に充填されたはんだがスルーホール
とリード端子9とを強固に接合し、前記クラックが発生
しないようになる。しかし、スルーホールプリント板よ
り安価であり、下面に形成した導体パターンのみでリー
ド端子7,9がはんだ付けされるノンスルーホールのプリ
ント板12では、第6図に示すような搭載不良等によっ
て、ストッパ11の形成側で絶縁容器5が浮き上がると、
はんだ13にクラックが発生するようになる。
本考案の目的は、前記クラックの発生しない押釦スイッ
チを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の基本構成を模式的に示す側面図であ
り、(イ)は非操作状態,(ロ)は操作状態である。
第1図において、回路基板12に搭載したスイッチ部22の
上方に設けた操作部3の押下操作により、アクチュエー
タ10を介しスイッチ部22が動作する押釦スイッチ21は、 接点間の開閉手段(例えばドーム状の円形ばね)を絶縁
容器5に収容しプリント板12等に搭載されるスイッチ部
22が、操作部3の所定の押下量で該アクチュエータ10の
当接するストッパ11を絶縁容器5の外部に具え、ストッ
パ11が復元性を有する可撓部材23で絶縁容器5に接続し
てなることを特徴とする。
〔作用〕
上記手段において、スイッチ部が回路基板に正常に搭載
され、スイッチ部が浮き上がることなく搭載されたと
き、ストッパの下面は回路基板に接触またはほぼ接する
ようになる。そこで、操作部の押下操作によってスイッ
チ部を動作させた(開閉手段が接点間を開→閉または閉
→開にする)とき、所定の押下量でアクチュエータはス
トッパに当接し、スイッチ部を動作させるのに過剰な押
下力はストッパを介して回路基板が受ける。従って、リ
ード端子に過剰な押下力が印加されない。
そして、搭載不良によりスイッチ部が回路基板から浮き
上がって搭載されると、ストッパも回路基板から浮き上
がるようになる。このような状態で操作部を押下する
と、アクチュエータを介して押下されたストッパは、可
撓部材の復元可能な変形により下面が回路基板に接する
ようになる。そのため、スイッチの開閉動作に過剰な押
下力は、アクチュエータを介して回路基板が受けるよう
になり、リード端子には操作部の過剰押下力が印加され
ず、リード端子を回路基板に接続したはんだにはクラッ
クが生じないようになる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本考案による押釦スイッチを説明
する。
第2図は本考案の一実施例による押釦スイッチの係わる
スイッチ部の要部を示す平面図(イ)とそのA−A矢視
断面図(ロ)、第3図は該スイッチ部の動作状態の側面
図、第4図は本考案の他の実施例による押釦スイッチに
係わるスイッチ部の要部を示す平面図(イ)とその一部
分を破断した側面図(ロ)であり、各図において前出図
と共通部分には同一符号を使用した。
第2図において、絶縁容器5は上面に円形の凹部を形成
し、ドーム状の円形ばね4を伏載姿態で収容する該凹部
の底面には、円形ばね4の外周部が常時接触する複数個
(図は3個)の接点6および、円形ばね4の中心が対向
する複数個(図は3個)の接点8が表呈する。
複数個の接点6を接続したリード端子7のリード片7a,7
b,7cは、絶縁容器5の3箇所より導出して垂下する。複
数個の接点8を接続したリード端子9のリード片9aは、
絶縁容器5の1箇所より導出して垂下し、リード端子9
の中間部より絶縁容器5の外に突出する突出片(可撓部
材)9bの先端は、ストッパ11にシンサートされてなる。
このように、ストッパ11がリード端子9の突出片9bに支
持された絶縁容器5を使用したスイッチ部31は、プリン
ト配線板に搭載し絶縁容器5の下面が該配線板に密着せ
ず、例えばストッパ11を設けた側で絶縁容器5の下面が
配線板より浮き上がるとき、アクチュエータ10の非押下
時にストッパ11の下面も該配線板から浮き上がるように
なるが、アクチュエータ10を押下すると第3図に示すよ
うに、突出片9bが弾性変形することによってストッパ11
の下面は、プリント配線板12の上面に当接する。そのた
め、接点の開閉手段(円形ばね4)を動作させた後の該
押下力はストッパ11を介して配線板12が受け、リード片
7cおよび第3図に図示されないリード片9aには該押下力
が付加されず、従って、はんだ13にはクラックが生じな
いようになる。
第4図に示すスイッチ部32において、パラスチックにて
なる絶縁容器5とストッパ11は、それらと一体に形成し
た薄板状の可撓部材33によって接続されてなり、可撓部
材33は前述の突出片9bと同様の働きをする。そのため、
スイッチ部32はストッパ11の下面が浮き上がるように実
装されても、リード片7cおよび9aにアクチュエータ10の
押下力が付加されず、該リード片7cおよび9aを回路接続
するはんだにクラックが生じないことになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、スイッチ部の搭載
不良等によってストッパの下面が浮き上がっても、スト
ッパにアクチュエータを押し付ける押下力によって可撓
部材が弾性変形し、ストッパの下面はスイッチ部の搭載
面に当接し、リード端子に該押下力が付加されないた
め、リード端子を外部接続するはんだにクラックが生じ
ないようにした効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成の模式図、 第2図は本考案の一実施例による押釦スイッチのスイッ
チ部の要部、 第3図は第2図に示すスイッチ部の動作状態の側面図、 第4図は本考案の他の実施例による押釦スイッチのスイ
ッチ部の要部、 第5図は従来の押釦スイッチの模式図、 第6図は第5図に示す押釦スイッチの問題点の説明図、 である。 図中において、 3は操作部、4は円形ばね(接点の開閉手段)、5は絶
縁容器、6,8は接点、9aはリード端子の突出片(可撓部
材)、10はアクチュエータ、11はストッパ、12はプリン
ト配線板(回路基板)、13ははんだ、22,31,32はスイッ
チ部、23,33は可撓部材、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板(12)に搭載したスイッチ部(2
    2)の上方に設けた操作部(3)の押下操作により、ア
    クチュエータ(10)を介し該スイッチ部(22)が動作す
    る押釦スイッチにおいて、 複数の接点(6,8)と該複数の接点(6,8)の間の電気的
    開閉手段を絶縁容器(5)に収容し、該回路基板(12)
    にはんだ接続されるリード端子の突出片が該絶縁容器
    (5)から導出する該スイッチ部(22)には、所定の押
    下量で該アクチュエータ(10)が当接するストッパ(1
    1)を該絶縁容器(5)の外部に具え、該ストッパ(1
    1)が復元性を有する可撓部材(23)で該絶縁容器
    (5)に接続してなること、 を特徴とする押釦スイッチ。
JP15831488U 1988-12-05 1988-12-05 押釦スイッチ Expired - Lifetime JPH0722821Y2 (ja)

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JPH0277825U JPH0277825U (ja) 1990-06-14
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