JPS6130833Y2 - - Google Patents

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JPS6130833Y2
JPS6130833Y2 JP1979128550U JP12855079U JPS6130833Y2 JP S6130833 Y2 JPS6130833 Y2 JP S6130833Y2 JP 1979128550 U JP1979128550 U JP 1979128550U JP 12855079 U JP12855079 U JP 12855079U JP S6130833 Y2 JPS6130833 Y2 JP S6130833Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
engaging
bottom plate
portions
cover
Prior art date
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JP1979128550U
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JPS5648618U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、積層状態に組立てる一対の合成樹脂
板の組立構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の組立構造としては、両部材を複
数のねじによつて接続固定するようにしたもの
や、係止爪を有する係合突起を一体に立設してそ
の弾性を利用して組立てるようにしたものが知ら
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来の組立構造は、前者
の場合にはねじ止め作業が面倒であるばかりでな
く修理等によつてねじを一度取外すとねじ孔がバ
カ孔になり再組立ができなくなるといつた問題が
あり、また後者の場合には組立作業は簡単ではあ
るが両部材の左右、前後方向の位置ずれを防止す
るために複数対の係合突起を設けなければならず
設計上の制約が大きいといつた問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上述した問題点を解決するために、一
対の合成樹脂板を薄肉連結部を介して一体に連設
するとともに、一方の合成樹脂板の両自由側端部
にはそれぞれ互いに直交するごとく突出する壁部
とこれら両壁部の先端から内側に突出する係止爪
を有する係合部を設け、これら係合部に対応して
他方の合成樹脂板の両自由側端部にはそれぞれ互
いに直交する両側面に前記係止爪が係合する係止
段部を有する係合部を設けるようにしたものであ
る。
〔作用〕 したがつて、これら一対の合成樹脂材は連結部
を介して折りたたまれ、さらに両係合部の係合に
よつてしつつりと組立てられる。
〔実施例〕
以下、本考案について図面に示した実施例によ
て詳細に説明する。
実施例は、各種情報端末機器などに組込まれる
キーボード装置のキーボードスイツチケース20
に適用した場合を示し、第3図はケース20を展
開して示す斜視図、第4図は装置の要部縦断面図
である。このキーボードスイツチケース20は、
第3図から明らかなように、12個の押釦嵌入窓2
1が穿設されているカバー22と、このカバー2
2が被せられる底板23と、これらのカバー22
と底板23とを連結する薄片状に形成された可撓
性を有する連結部24とから構成され、これら各
部材は合成樹脂材により一体に形成されている。
そして、このキーボードスイツチケース20は、
第4図に示すように、底板23上に、プリント基
板25、絶縁シート26および導電ゴム27から
なるスイツチ手段を載置し、さらにその上方に押
釦復帰用および押釦操作時にクリツク感を与える
ばね28を介在させた状態で各押釦嵌入窓21に
前記スイツチ手段に対する押圧子29aを有する
押釦29を摺動自在に保持したカバー22を被せ
ることにより一体的に組立てられる。
したがつて、このようなキーボードスイツチケ
ース20では、これを構成するカバー22と底板
23とが連結部24を介して折りたたまれ、所定
の間隔をおいて一体に組付けられることになる。
このため、カバー22および底板23の両自由側
端部にそれぞれ係合部が一体に形成されている。
第1図は底板23側に形成した係合部の詳細を、
また第2図はカバー22側に形成した係合部12
の詳細を示している。底板23に形成した一対の
係合部3は、それぞれL字状をなすようにして外
側縁から互いに直交するごとく一体に突設された
一対の壁部4,5とこれらの両壁部4,5の先端
に内側に突出しかつ稜線6を介して連続する鉤状
の係止爪7,8とかる構成されている。なお、9
は前記係止爪7,8を成形する際に金型を抜くた
めの矩形状の型抜き孔である。
また、この係合部3を有する底板23に積層し
て組付けられるカバー22には、その対応する位
置、すなわちその両自由側端部に前記係合部7,
8を係止する係止段部10,11を有する係合部
12が形成されている。そしてこの場合に、係合
部12はカバー22の角部を前記係合部3の壁部
4,5の幅だけ切欠し、さらに係止爪7,8に対
応する部分をその突出量分切欠した階段状の切欠
部により形成され、かつその高さは前記係合部3
の突出量、すなわち壁部4,5の高さ量と等しく
設定されている。
以上の構成において、プリント基板25等の構
成部品を組込んだ底板23に対して連結部24を
介してカバー22を折りたたむ。しかして、各壁
部4,5に弾性変形によつて係止爪7,8が係止
段部10,11に係合し、換言すれば対応する各
係合部3,12の係合によつてカバー22は底板
24にしつかりと結合される。ところで、上述し
たように各係合部3,12はカバー22、底板2
3の両自由側端部に配設されかつ係合部3の各壁
部4,5をL字状に連結したものであるから、カ
バー22と底板23とは連結部24側に多少位置
ずれが生ずるが、前後、左右方向の位置ずれは確
実に規制されて組合される。なお、この実施例で
は、他の係合手段を協働させてカバー22と底板
23とを確実に連結し、さらにカバー22の押釦
嵌入窓21に摺動自在に保持される押釦29の押
圧操作時の感触を一定に保てるように構成されて
いる。すなわち、底板23の二側縁にはそれぞれ
係止爪30aを有する第2の係合突起30が設け
られ、一方カバー22には対応する位置に係合部
31が設けられている。また、カバー22の各押
釦嵌入窓21の対角線上には3個の支持体32が
立設され、これを構成する係止突起33の係止部
33aを係合させる係合孔34が底板23上に穿
設されている。また、35は支持体32を構成す
る間隔部材で、カバー22と底板23とを所定の
間隔をおいて支持するためのものである。さら
に、カバー22と底板23にはそれぞれ4個所に
ねじ孔36が穿設されている。また、図中37,
38はカバー22に設けられたばね押圧片および
底板23に設けられたばね載置片で、また39は
底板23上にプリント基板25などを押圧固定す
るための押圧突起である。
なお、本考案は上記実施例として示すキーボー
ドスイツチケース装置に限定されるものではな
く、一対の合成樹脂板を積層状態に組立てるよう
にした種々の装置に適用されることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば薄
肉連結部を介して一体に建設された一対の合成樹
脂板のそれぞれの両自由側端部に係合部を形成し
てなり、一方の係合部は互いに直交するごとく突
出する一対の壁部とその先端部内側に形成した係
止爪とから構成し、他方の係合部は互いに直交す
る両側面に係止段部を形成したものであるから、
一方の合成樹脂板を連結部を介して折りたたんで
係合部を係合するといつた極めて簡単な作業によ
つて組立を行うことができ、しかもその組立状態
は強固でかつ左右、前後方向に対する位置ずれも
生ずることがなく、実用上の効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例として紹介するキ
ーボード装置を示し、第1図および第2図は係合
部の構成を示す概略斜視図、第3図はキーボード
ケースの展開斜視図、第4図はキーボード装置の
要部継断面図である。 3……係合部、4,5……壁部、7,8……係
止爪、10,11……係止段部、12……係合
部、22……カバー、23……底板、24……連
結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対をなす合成樹脂板の組立構造において、こ
    れら合成樹脂板を薄肉連結部を介して一体に連設
    するとともに、一方の合成樹脂板の両自由側端部
    にはそれぞれ互いに直交するごとく突出する一対
    の壁部とこれら両壁部の先端から内側に突出する
    係止爪を有する係合部を設け、これら係合部に対
    応した他方の合成樹脂板の両自由側端部にはそれ
    ぞれ互いに直交する両側面に前記係止爪が係合す
    る係止段部を有する係合部を設け、前記連結部を
    介して折りたたんだ一対の合成樹脂板を、前記両
    係合部を係合することによつて組立てることを特
    徴とした合成樹脂板の組立構造。
JP1979128550U 1979-09-19 1979-09-19 Expired JPS6130833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979128550U JPS6130833Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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JP1979128550U JPS6130833Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5648618U JPS5648618U (ja) 1981-04-30
JPS6130833Y2 true JPS6130833Y2 (ja) 1986-09-09

Family

ID=29360364

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JP1979128550U Expired JPS6130833Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4547882B2 (ja) * 2002-10-10 2010-09-22 株式会社ブリヂストン Ea材の取付構造
JP2007252326A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リールの構成部材及びその成形方法
JP5428308B2 (ja) 2008-11-28 2014-02-26 東海化成工業株式会社 ヘッドレスト装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52103476A (en) * 1976-02-27 1977-08-30 Chiyouichirou Hasumi Method of combination of foamed body of synthetic resin with plane plate

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