JPH062307Y2 - 2つの回路基板内蔵電気部品 - Google Patents

2つの回路基板内蔵電気部品

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JPH062307Y2
JPH062307Y2 JP7246188U JP7246188U JPH062307Y2 JP H062307 Y2 JPH062307 Y2 JP H062307Y2 JP 7246188 U JP7246188 U JP 7246188U JP 7246188 U JP7246188 U JP 7246188U JP H062307 Y2 JPH062307 Y2 JP H062307Y2
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case
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shield
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wall
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JP7246188U
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雪雄 滝本
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東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、互いに結合されたケース部材間にシールド
ケース付の回路基板を2枚取り付けた電気部品に関する
ものである。
(従来の技術) この種の電気部品としては、例えば、種々の電気部品の
リモートコントロール等に用いる手元スイッチがある。
この第2図この様な手元スイッチの一例を示したもの
で、この手元スイッチはケース1を備えており、このケ
ース1は開口端同士が互いに合わせられた第1,第2のケー
ス部材2,3から構成されている。このケース部材2の開口
端とは反対側の壁部2aには、ボス部4,5が形成されてい
ると共に、釦挿通孔6が形成されている。しかも、ケー
ス部材2の側壁2bには基板係止爪7が複数突設されてい
る。また、ケース部材3の開口端とは反対側の壁部3aに
はボス部4に対向するボス部8が突設され、ケース部材3
の側壁3bには基板係止爪9が突設されている。
第1ケース部材2内には壁部2aに沿わせた第1の回路基板1
0が配設され、第2ケース部材3内には壁部3aに沿わせた
第2の回路基板11が配設されている。この回路基板10は
ボス部4にビス12で固定され、回路基板10は此れを貫通
するボス部8のテーパ状外面と基板係止爪9の作用により
ケース部材3内に保持されている。
また、第1,第2の回路基板の互いに対向する面には磁気
シールド用の第1,第2のシールドケース13,14がそれぞれ
取り付けられている。しかも、第1の回路基板10の表面
にはスイッチ本体15が取り付けられ、釦挿通孔6にはス
イッチ本体15のアクチュエータ15aに弾接する押ボタン1
6が挿通保持されている。尚、各シールドケース13,14内
には電気素子が配設されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この様な手元スイッチのケース部材2,3は、
各ケース部材2,3の壁部2a,3aに突設したボス部5,8同士
をビス17で固定することにより、互いに結合固定してい
た。
しかし、ケース部材2,3は薄肉に形成されているため、
壁部2a,3a等が変形しやすく、又、ボス部4,4や5,5或い
はボス部8,8等は射出成形により形成されるため、寸法
バラツキが生じ易い。このため、この様なボス部4,5,8
等を用いて回路基板10,11とケース部材2,3或いはケース
部材2,3同士をビス止めすると、ボス部4,5,8の寸法バラ
ツキとビスによる締付力により、ケース部材2,3の壁部2
a,3a表面に変形が生じる虞がある。このため、この変形
を防止する目的で、従来は、壁部2a,3a内面にリブやボ
スを設けることがある。
しかし、この様なリブやボスを設けると、壁部2a,3a表
面のリブやボスに対応する部分にヒケによる凹部が生じ
たりするため、製品の品質上望ましいものではない。ま
た、この場合には、このリブやボス及びボス部4,5,8等
がケース1内の使用できるスペースを制限するという問
題があった。
そこで、この考案は、この様なリブやボスを設けずに、
ケース部材に変形が生じるのを防止でき、リブやボスの
形成に伴うヒケにより表面に凹部が出来るのを防止で
き、また、このリブやボスによりケース内のスペースが
制限されることのない2つの回路基板内蔵電気部品を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案の2つの回路基板内
蔵電気部品では、は、開口端同士が互いに合わせられた
第1,第2のケース部材からなるケースと、前記第1ケース
部材内に開口端とは反対側の壁部に沿わせて配設され且
つ周縁部が前記第1のケース部材に保持された第1の回路
基板と、前記第2ケース部材内に開口端とは反対側の壁
部に沿わせて配設され且つ周縁部が前記第2のケース部
材に保持された第2の回路基板と、前記第1,第2の回路基
板の互いに対向する面にそれぞれ取り付けられた第1,第
2のシールドケースを備えている。しかも、この2つの回
路基板内蔵電気部品では、前記第1,第2のシールドケー
ス同士を当接させると共に、この状態で前記第1,第2の
シールドケース同士を固定させる固定手段を設けてい
る。
また、この2つの回路基板内蔵電気部品では、前記一方
側のケース部材、回路基板及びシールドケースを貫通す
ると共に他方側のシールドケースに螺着されたネジを、
前記ケース固定手段としている。
(作用) この様な構成によれば、固定手段でシールドケース同士
を固定することにより、シールドケースに固定力が作用
して、回路基板に対向する壁部にケース固定力は作用し
ない。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図において、電気部品としての手元スイッチはケー
ス1を備えていて、ケース1は開口端同士が互いに合わせ
られた第1,第2のケース部材2,3から構成されている。こ
のケース部材2の開口端とは反対側の壁部2aには釦挿通
孔6が形成され、ケース部材2の側壁2bには基板係止爪7
が複数突設されている。また、ケース部材3の開口端と
は反対側の壁部3a中央には膨出突部18が形成され、ケー
ス部材3の側壁3bには基板係止爪9が複数突設されてい
る。この基板係止爪7は、ケース2,3の開口端とは反対側
の係止段部7aと、開口端側に設けられて基板組み付け時
に基板を係止段部7aに案内する傾斜案内面7bを有する。
同様に基板係止爪9も係止段部9aと傾斜案内面9bを有す
る。
第1ケース部材2内には壁部2aに沿わせた第1の回路基板1
0が配設され、第2ケース部材3内には壁部3aに沿わせた
第2の回路基板11が配設されている。この各回路基板10,
11は、周縁部が基板係止爪7,9の係止段部7a,9aに係合さ
せられている。
また、第1,第2の回路基板10,11の互いに対向する面には
磁気シールド用の第1,第2のシールドケース13,14がそれ
ぞれ取り付けられている。尚、このシールドケース13,1
4は此れらに設けられた爪(図示せず)により、回路基
板10,11に保持されている。しかも、シールドケース13,
14は互いに対向壁13a,14aが当接している。この対向壁1
3aにはバーリング加工によるメネジ筒部19が形成され、
メネジ筒部19内にはタップによるメネジが形成されてい
る。しかも、このメネジ筒部19には膨出突部18,回路基
板11,シールドケース14を貫通するネジ20がケース固定
手段として螺着されている。このネジ20と基板係止爪7,
9の作用により、ケース部材2,3が互いに固定される。こ
の様にシールドケース13,14同士を結合することによ
り、ケース部材2,3同士を結合固定させる様にしたの
で、ケース部材2,3の壁部2a,3aにはケース固定力による
無理な力が作用しない。この結果、壁部2a,3aにはケー
ス固定による変形は生じることがない。
また、シールドケース14には、回路基板11を貫通してケ
ース部材3の壁部3aに当接する脚部21が複数設けられて
いる。この脚部21は、壁部3aの撓み変形をさらに確実に
防止している。尚、この様な脚部はシールドケース13に
も設けることができる。
尚、第1の回路基板10の表面にはスイッチ本体15が取り
付けられ、釦挿通孔6にはスイッチ本体15のアクチュエ
ータ15aに弾接する押ボタン16が挿通保持されている。
また、各シールドケース13,14内には電気素子が配設さ
れている。
なお、以上説明した実施例では、ネジ20によりシールド
ケース13,14及びケース部材2,3を固定するようにした
が、必ずしも此れに限定されるものではない。例えば、
ケース部材2,3の合わせ部の一方に係止段部を設け、こ
の係止段部に係止させる係止爪を他方に設けて、ケース
部材2,3を互いに結合させると共にシールドケース13,14
同士を弾接固定させる様にしても良い。この場合には、
この係止段部および係止爪がケース固定手段となる。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、開口端同士が互いに
合わせられた第1,第2のケース部材からなるケースと、
前記第1ケース部材内に開口端とは反対側の壁部に沿わ
せて配設され且つ周縁部が前記第1のケース部材に保持
された第1の回路基板と、前記第2ケース部材内に開口端
とは反対側の壁部に沿わせて配設され且つ周縁部が前記
第2のケース部材に保持された第2の回路基板と、前記第
1,第2の回路基板の互いに対向する面にそれぞれ取り付
けられた第1,第2のシールドケースを備える2つの回路基
板内蔵電気部品であって、前記第1,第2のシールドケー
ス同士を当接させると共に、この状態で前記第1,第2の
シールドケース同士を固定させる固定手段を設けた構成
としたので、ケース部材同士を固定しても、回路基板に
対向する壁部に歪が生せず、従来の様な変形防止のため
のリブやボスをケース部材に設けるなくても、ケース部
材に変形が生じるのを防止できる。この結果、従来の様
にリブやボスの形成に伴うヒケにより、ケース部材の表
面に凹部が出来て見栄えが損われるのを防止できる。
また、前記一方側のケース部材、回路基板及びシールド
ケースを貫通すると共に他方側のシールドケースに螺着
されたネジを、前記ケース固定手段とした場合には、ケ
ース固定のためボス部等をケース部材側に特別に設ける
必要がないので、このリブやボスによりケース内のスペ
ースが制限されることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る2つの回路基板内蔵電気部品の
一実施例を示す断面図である。 第2図は、従来の2つの回路基板内蔵電気部品を示す断面
図である。 1…ケース 2…第1のケース部材 2a…壁部 3…第2のケース部材 3a…壁部 10…第1の回路基板 11…第2の回路基板 13…第1のシールドケース 14…第2のシールドケース 21…ネジ(ケース固定手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口端同士が互いに合わせられた第1,第2
    のケース部材からなるケースと、前記第1ケース部材内
    に開口端とは反対側の壁部に沿わせて配設され且つ周縁
    部が前記第1のケース部材に保持された第1の回路基板
    と、前記第2ケース部材内に開口端とは反対側の壁部に
    沿わせて配設され且つ周縁部が前記第2のケース部材に
    保持された第2の回路基板と、前記第1,第2の回路基板の
    互いに対向する面にそれぞれ取り付けられた第1,第2の
    シールドケースを備える2つの回路基板内蔵電気部品で
    あって、 前記第1,第2のシールドケース同士を当接させると共
    に、この状態で前記第1,第2のシールドケース同士を固
    定させる固定手段を設けたことを特徴とする2つの回路
    基板内蔵電気部品。
  2. 【請求項2】前記一方側のケース部材、回路基板及びシ
    ールドケースを貫通すると共に他方側のシールドケース
    に螺着されたネジを、前記ケース固定手段としたことを
    特徴とする請求項1に記載の2つの回路基板内蔵電気部
    品。
JP7246188U 1988-05-31 1988-05-31 2つの回路基板内蔵電気部品 Expired - Lifetime JPH062307Y2 (ja)

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