JP2569115Y2 - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

Info

Publication number
JP2569115Y2
JP2569115Y2 JP103293U JP103293U JP2569115Y2 JP 2569115 Y2 JP2569115 Y2 JP 2569115Y2 JP 103293 U JP103293 U JP 103293U JP 103293 U JP103293 U JP 103293U JP 2569115 Y2 JP2569115 Y2 JP 2569115Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide groove
press
groove
elastic projection
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP103293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0658538U (ja
Inventor
清一郎 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP103293U priority Critical patent/JP2569115Y2/ja
Publication of JPH0658538U publication Critical patent/JPH0658538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569115Y2 publication Critical patent/JP2569115Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slide Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エアコン,テレビなど
のワイヤレスまたはワイヤードのリモコンに用いられる
スライドスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスライドスイッチは、図
7に示すように、外ケース1の上面に案内溝2を直線上
に配設するとともに、この外ケース1の内部に凹部3お
よび案内レール4を形成し、これら案内溝2、凹部3お
よび案内レール4に沿って摺動体5を移動可能に設けた
ものであり、案内溝2より突出する操作部6をスライド
操作することにより、ばね保持片7の下部に設けられた
金属製の可動接触片8がプリント基板9の接点パターン
上を摺動することで、この接点の開閉を行うようになっ
ている。また、図示されてはいないが、案内溝2の上部
に設けられ、かつ、この案内溝2よりも幅大な操作用摘
みを操作部6に連結する場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術における
スライドスイッチには、次のような欠点がある。先ず、
操作用摘みを連結した場合においても、案内溝2を介し
て摺動体5の一部が直接見え、外観上極めて好ましくな
い。また、内部にごみや水などの侵入を防止するのに、
案内溝2を極力幅狭に形成しているため、この案内溝2
の形状に合わせて操作部6および操作用摘みも小形にせ
ざるを得ず、操作部6に操作用摘みを確実に固定するこ
とができないために、がたつきなどが発生しやすく、信
頼感のある操作性が得られない。
【0004】そこで、本考案は上記問題点を解決して、
外観上極めて好ましく、かつ、信頼感のある操作性を得
ることの可能なスライドスイッチを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上面に案内溝
が設けられた外ケースと、この外ケースの内部に設けら
れ前記案内溝に沿って移動可能な摺動体と、前記案内溝
の上部に設けられ前記摺動体の操作部に連結する操作用
摘みとを有し、この操作用摘みの操作により前記摺動体
を介して接点の開閉を行うスライドスイッチにおいて、
前記操作部に溝部を有する弾性突起部を設け、この弾性
突起部を前記操作用摘みに設けられた圧入孔に押圧状態
で挿入して、前記圧入孔の内部に設けられた仕切り壁に
前記溝部を当接させるとともに、前記操作部の側部に係
止部を設け、前記弾性突起部の挿入時に前記係止部に係
止する係止爪を前記操作用摘みに設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、操作部に設けられた弾性突起
部を圧入孔の内部に挿入すると、溝部に仕切り壁が当接
するため、弾性突起部が圧入孔と仕切り壁の間に挾持さ
れる。同時に、操作用摘みに係止爪が操作部に設けられ
た係止段部に係止され、操作部に操作用摘みががた付き
なく組み込まれる。この状態では、係止爪が操作部の側
部を覆うため、摺動体が案内溝から直接見えなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の各実施例につき、添付図面を
参照して説明する。図1乃至図3は本考案の第1実施例
を示し、同図において、11は外ケースであり、その上面
に形成された凹部12には案内溝13が直線上に設けられて
いる。また、外ケース11の内部にはガイドプレート14が
設けられ、このガイドプレート14に前記案内溝13と平行
して案内レール15が形成されるとともに、外ケース11と
ガイドプレート14との間には、案内溝13および案内レー
ル15に沿って移動可能な合成樹脂製の摺動体16が設けら
れている。そして、摺動体16の一側下部には舌片17が形
成されており、この舌片17に当接するばね保持片18が、
ガイドプレート14の下部に形成された案内壁19に沿って
移動するように設けられている。一方、ガイドプレート
14の下部にはフォトエッチングなどにより形成された接
点パターンを有するプリント基板20が取付け固定され、
プリント基板20の上面を前記ばね保持片18により支持さ
れた接点ばね21が摺動するようになっている。
【0008】前記摺動体16は、その略中央部に案内溝13
より上部に貫通する操作部22が突出形成される。この操
作部22には案内溝13の上部に設けられる操作用摘み23が
連結されるとともに、案内溝13と略同幅に形成された基
部24と、基部24の上部に形成され、略中央に溝部25を有
する一対の弾性突起部26とを備えている。また、基部24
には下方に向かって次第に拡がる側部27が形成され、こ
の側部27の下方寄りには、それぞれ係止部たる係止段部
28が形成される。一方、前記操作用摘み23は、頭部29
と、側部27に当接する一対の弾性を有する係止爪30とか
らなり、係止爪30の下端内方には係止段部28に係止する
突起31が形成されるとともに、各係止爪30は案内溝13お
よび頭部29よりも幅狭に形成される。頭部29は凹部12よ
りも幅狭に形成され、その下面中央部には内側面がテー
パー状をなす楕円形の圧入孔32が設けられている。そし
て、圧入孔32は前記各弾性突起部26を内方に押圧するよ
うに若干幅狭に形成され、この圧入孔32の内部略中央に
は、弾性突起部26を圧入孔32に挿入する際に溝部25に当
接する仕切り壁33が設けられる。
【0009】上記構成のスライドスイッチにおいて、操
作用摘み23の弾性突起部26を摺動体16の圧入孔32内に挿
入すると、圧入孔32の内側面と弾性突起部26の外側面が
当接し合う。このとき、圧入孔32の内側面はその上端に
向かって絞られたテーパー形状を有するため、圧入孔32
の内部に弾性突起部26が挿入されるのに伴ない、圧入孔
32の内側面から弾性突起部26に付与する押圧力が次第に
増加し、弾性製突起部26の先端は中央側、すなわち、溝
部25側に寄る状態となる。そして、弾性突起部26がさら
に圧入孔32の内部に挿入されると、溝部25の両側面に仕
切り壁33が当接するために、結果的に、弾性突起部26は
圧入孔32の内側面と仕切り壁33の間に挾持される。同時
に、この状態では、係止爪30の内側面が基部24の側部27
に当接するため、各係止爪30が若干外側に拡がった状態
で、各係止爪30の突起31が摺動体16の係止段部28に係止
され、操作部22に操作用摘み23ががた付きなく組み込ま
れる。また、操作用摘み23の頭部29が弾性突起部26を覆
い、かつ、係止爪30が基部24の側部27を覆うことで、摺
動体16が案内溝13から直接見えなくなる。
【0010】以上のように本実施例によれば、操作部22
に溝部25を有する弾性突起部26を設け、この弾性突起部
26を操作用摘み23の圧入孔32に押圧状態で挿入して、圧
入孔32の内側面と仕切り壁33との間に弾性突起部26を挾
持させてがたつきを防止するとともに、抜け止め用に係
止爪30の突起31を摺動体16の係止段部28に係止すること
で、案内溝13を幅狭に形成した場合においても、操作部
22に操作用摘み23を確実に固定することが可能となり、
信頼感のある操作性を得ることができる。また、この操
作部に操作用摘み23を取付け固定した際には、係止爪30
が基部24の側部27を覆うため、案内溝13を介して摺動体
16の一部が直接見えるようなことはなく、外観上極めて
好ましい状態となる。
【0011】次に、本考案の第2実施例を図4に基づい
て説明する。なお、前記第1実施例と同一部分には同一
符号を付し、その共通する部分の詳細なる説明は省略す
る。本実施例においては、プラスチック成型品に金属メ
ッキを施すか、あるいはカーボンを混入するなどした導
電性を有するばね保持片18の底面にS字状の切込み部41
を設け、この切込み部41により4個の弾性片42を形成す
る。そして、各弾性片42の先端には凸状の接点43が設け
られ、この接点43を一定の押圧力でプリント基板20の上
面に接触する構造となっている。このように、接点43は
プラスチック成型品からなり、しかも、ばね保持片18と
一体に形成されるため、金属性の接点ばねよりも製作時
における寸法のばらつきが小さく、接触信頼性が高い。
また、使用部品を削減して、低コスト化を実現すること
ができる。
【0012】さらに、本考案の第3および第4実施例を
図5および図6に基づいて説明する。なお、前記第1お
よび第2実施例と同一部分には同一符号を付し、その共
通する部分の詳細なる説明は省略する。図5に示す第3
実施例においては、摺動体16の底面に直接切込み部41が
設けられ、この切込み部41により接点43を有する複数の
弾性片42が形成されており、第2実施例よりもさらに部
品点数を削減することができる。また、図6における第
4実施例では、金属板などの導電性を有する接点部材52
に複数の接点53を突設し、この接点部材52と摺動体16の
底面との間にスプリング54を介在させたものであり、各
接点53間のピッチを適宜に設定するだけで、切換え回路
数を簡単に増やすことが可能となり、より複雑で高度な
回路にも対応できる。
【0013】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、操作用摘みの形状などは、ス
イッチの操作性を考慮して適宜変更することが可能であ
る。
【0014】
【考案の効果】本考案は、上面に案内溝が設けられた外
ケースと、この外ケースの内部に設けられ前記案内溝に
沿って移動可能な摺動体と、前記案内溝の上部に設けら
れ前記摺動体の操作部に連結する操作用摘みとを有し、
この操作用摘みの操作により前記摺動体を介して接点の
開閉を行うスライドスイッチにおいて、前記操作部に溝
部を有する弾性突起部を設け、この弾性突起部を前記操
作用摘みに設けられた圧入孔に押圧状態で挿入して、前
記圧入孔の内部に設けられた仕切り壁に前記溝部を当接
させるとともに、前記操作部の側部に係止部を設け、前
記弾性突起部の挿入時に前記係止部に係止する係止爪を
前記操作用摘みに設けたものであり、外観上極めて好ま
しく、かつ、信頼感のある操作性を得ることのできるス
ライドスイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同上断面図である。
【図3】同上要部の分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す要部の一部拡大斜視
図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】本考案の第4実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 外ケース 13 案内溝 16 摺動体 22 操作部 23 操作用摘み 25 溝部 26 弾性突起部 28 係止段部(係止部) 30 係止爪 32 圧入孔 33 仕切り壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に案内溝が設けられた外ケースと、
    この外ケースの内部に設けられ前記案内溝に沿って移動
    可能な摺動体と、前記案内溝の上部に設けられ前記摺動
    体の操作部に連結する操作用摘みとを有し、この操作用
    摘みの操作により前記摺動体を介して接点の開閉を行う
    スライドスイッチにおいて、前記操作部に溝部を有する
    弾性突起部を設け、この弾性突起部を前記操作用摘みに
    設けられた圧入孔に押圧状態で挿入して、前記圧入孔の
    内部に設けられた仕切り壁に前記溝部を当接させるとと
    もに、前記操作部の側部に係止部を設け、前記弾性突起
    部の挿入時に前記係止部に係止する係止爪を前記操作用
    摘みに設けたことを特徴とするスライドスイッチ。
JP103293U 1993-01-19 1993-01-19 スライドスイッチ Expired - Lifetime JP2569115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP103293U JP2569115Y2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 スライドスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP103293U JP2569115Y2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 スライドスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0658538U JPH0658538U (ja) 1994-08-12
JP2569115Y2 true JP2569115Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=11490232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP103293U Expired - Lifetime JP2569115Y2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 スライドスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569115Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120247266A1 (en) * 2010-12-06 2012-10-04 Pioneer Corporation Slide handler
JP6241294B2 (ja) 2014-01-30 2017-12-06 株式会社デンソー 操作部材及び操作部材の操作部製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0658538U (ja) 1994-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6784382B2 (en) Push-on switch
US4013858A (en) Rocker switch with integral off lock
US4129763A (en) Push button switch assembly
JP2569115Y2 (ja) スライドスイッチ
USRE30273E (en) Rocker switch with integral off lock
JP2000260257A (ja) プッシュスイッチ
JPH062307Y2 (ja) 2つの回路基板内蔵電気部品
JPS6213298Y2 (ja)
KR100634779B1 (ko) 푸시 버튼 스위치
JPS6239448Y2 (ja)
JP4072000B2 (ja) 車両用レバー装置
JPH051861Y2 (ja)
JP2566771Y2 (ja) 電子部品用スライダ
JPS6236191Y2 (ja)
JPH0447863Y2 (ja)
JPS594404Y2 (ja) 押釦スイツチ
KR0125929Y1 (ko) 버튼장치
JP2574432Y2 (ja) 接点部材の取付構造
JPH0515406U (ja) スライド操作型電気部品
JP2594622Y2 (ja) スライド式電子部品
JPH051860Y2 (ja)
JP4008648B2 (ja) 押釦スイッチ
JP2565450Y2 (ja) スイッチ構造
JP2593046Y2 (ja) スイッチ装置
JPH0562380U (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ