JPH0658538U - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JPH0658538U
JPH0658538U JP103293U JP103293U JPH0658538U JP H0658538 U JPH0658538 U JP H0658538U JP 103293 U JP103293 U JP 103293U JP 103293 U JP103293 U JP 103293U JP H0658538 U JPH0658538 U JP H0658538U
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JP
Japan
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press
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groove
locking
fitting hole
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清一郎 清水
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Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観上極めて好ましく、かつ、信頼感のある
操作性を得る。 【構成】 操作部22に溝部25を有する弾性突起部26を設
ける。また、この弾性突起部を挿入する圧入孔32を操作
用摘み23に設け、圧入孔32の内部に溝部25に当接する仕
切り壁33を設ける。さらに、操作部22の側部27に係止段
部28を設け、この係止段部28に係止する係止爪30を操作
用摘み23に設ける。 【効果】 圧入孔32と仕切り壁33間に弾性突起部26を挾
持し、かつ係止段部28に係止爪30を係止することで、操
作用摘み23を操作部22に確実に固定できる。また、係止
爪30は操作部22の側部27を覆い、摺動体16は案内溝13か
ら直接見えない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアコン,テレビなどのワイヤレスまたはワイヤードのリモコンに 用いられるスライドスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスライドスイッチは、図7に示すように、外ケース1の上面に 案内溝2を直線上に配設するとともに、この外ケース1の内部に凹部3および案 内レール4を形成し、これら案内溝2、凹部3および案内レール4に沿って摺動 体5を移動可能に設けたものであり、案内溝2より突出する操作部6をスライド 操作することにより、ばね保持片7の下部に設けられた金属製の可動接触片8が プリント基板9の接点パターン上を摺動することで、この接点の開閉を行うよう になっている。また、図示されてはいないが、案内溝2の上部に設けられ、かつ 、この案内溝2よりも幅大な操作用摘みを操作部6に連結する場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術におけるスライドスイッチには、次のような欠点がある。先ず、 操作用摘みを連結した場合においても、案内溝2を介して摺動体5の一部が直接 見え、外観上極めて好ましくない。また、内部にごみや水などの侵入を防止する のに、案内溝2を極力幅狭に形成しているため、この案内溝2の形状に合わせて 操作部6および操作用摘みも小形にせざるを得ず、操作部6に操作用摘みを確実 に固定することができないために、がたつきなどが発生しやすく、信頼感のある 操作性が得られない。
【0004】 そこで、本考案は上記問題点を解決して、外観上極めて好ましく、かつ、信頼 感のある操作性を得ることの可能なスライドスイッチを提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上面に案内溝が設けられた外ケースと、この外ケースの内部に設け られ前記案内溝に沿って移動可能な摺動体と、前記案内溝の上部に設けられ前記 摺動体の操作部に連結する操作用摘みとを有し、この操作用摘みの操作により前 記摺動体を介して接点の開閉を行うスライドスイッチにおいて、前記操作部に溝 部を有する弾性突起部を設け、この弾性突起部を前記操作用摘みに設けられた圧 入孔に押圧状態で挿入して、前記圧入孔の内部に設けられた仕切り壁に前記溝部 を当接させるとともに、前記操作部の側部に係止部を設け、前記弾性突起部の挿 入時に前記係止部に係止する係止爪を前記操作用摘みに設けたものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、操作部に設けられた弾性突起部を圧入孔の内部に挿入すると 、溝部に仕切り壁が当接するため、弾性突起部が圧入孔と仕切り壁の間に挾持さ れる。同時に、操作用摘みに係止爪が操作部に設けられた係止段部に係止され、 操作部に操作用摘みががた付きなく組み込まれる。この状態では、係止爪が操作 部の側部を覆うため、摺動体が案内溝から直接見えなくなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の各実施例につき、添付図面を参照して説明する。図1乃至図3 は本考案の第1実施例を示し、同図において、11は外ケースであり、その上面に 形成された凹部12には案内溝13が直線上に設けられている。また、外ケース11の 内部にはガイドプレート14が設けられ、このガイドプレート14に前記案内溝13と 平行して案内レール15が形成されるとともに、外ケース11とガイドプレート14と の間には、案内溝13および案内レール15に沿って移動可能な合成樹脂製の摺動体 16が設けられている。そして、摺動体16の一側下部には舌片17が形成されており 、この舌片17に当接するばね保持片18が、ガイドプレート14の下部に形成された 案内壁19に沿って移動するように設けられている。一方、ガイドプレート14の下 部にはフォトエッチングなどにより形成された接点パターンを有するプリント基 板20が取付け固定され、プリント基板20の上面を前記ばね保持片18により支持さ れた接点ばね21が摺動するようになっている。
【0008】 前記摺動体16は、その略中央部に案内溝13より上部に貫通する操作部22が突出 形成される。この操作部22には案内溝13の上部に設けられる操作用摘み23が連結 されるとともに、案内溝13と略同幅に形成された基部24と、基部24の上部に形成 され、略中央に溝部25を有する一対の弾性突起部26とを備えている。また、基部 24には下方に向かって次第に拡がる側部27が形成され、この側部27の下方寄りに は、それぞれ係止部たる係止段部28が形成される。一方、前記操作用摘み23は、 頭部29と、側部27に当接する一対の弾性を有する係止爪30とからなり、係止爪30 の下端内方には係止段部28に係止する突起31が形成されるとともに、各係止爪30 は案内溝13および頭部29よりも幅狭に形成される。頭部29は凹部12よりも幅狭に 形成され、その下面中央部には内側面がテーパー状をなす楕円形の圧入孔32が設 けられている。そして、圧入孔32は前記各弾性突起部26を内方に押圧するように 若干幅狭に形成され、この圧入孔32の内部略中央には、弾性突起部26を圧入孔32 に挿入する際に溝部25に当接する仕切り壁33が設けられる。
【0009】 上記構成のスライドスイッチにおいて、操作用摘み23の弾性突起部26を摺動体 16の圧入孔32内に挿入すると、圧入孔32の内側面と弾性突起部26の外側面が当接 し合う。このとき、圧入孔32の内側面はその上端に向かって絞られたテーパー形 状を有するため、圧入孔32の内部に弾性突起部26が挿入されるのに伴ない、圧入 孔32の内側面から弾性突起部26に付与する押圧力が次第に増加し、弾性製突起部 26の先端は中央側、すなわち、溝部25側に寄る状態となる。そして、弾性突起部 26がさらに圧入孔32の内部に挿入されると、溝部25の両側面に仕切り壁33が当接 するために、結果的に、弾性突起部26は圧入孔32の内側面と仕切り壁33の間に挾 持される。同時に、この状態では、係止爪30の内側面が基部24の側部27に当接す るため、各係止爪30が若干外側に拡がった状態で、各係止爪30の突起31が摺動体 16の係止段部28に係止され、操作部22に操作用摘み23ががた付きなく組み込まれ る。また、操作用摘み23の頭部29が弾性突起部26を覆い、かつ、係止爪30が基部 24の側部27を覆うことで、摺動体16が案内溝13から直接見えなくなる。
【0010】 以上のように本実施例によれば、操作部22に溝部25を有する弾性突起部26を設 け、この弾性突起部26を操作用摘み23の圧入孔32に押圧状態で挿入して、圧入孔 32の内側面と仕切り壁33との間に弾性突起部26を挾持させてがたつきを防止する とともに、抜け止め用に係止爪30の突起31を摺動体16の係止段部28に係止するこ とで、案内溝13を幅狭に形成した場合においても、操作部22に操作用摘み23を確 実に固定することが可能となり、信頼感のある操作性を得ることができる。また 、この操作部に操作用摘み23を取付け固定した際には、係止爪30が基部24の側部 27を覆うため、案内溝13を介して摺動体16の一部が直接見えるようなことはなく 、外観上極めて好ましい状態となる。
【0011】 次に、本考案の第2実施例を図4に基づいて説明する。なお、前記第1実施例 と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細なる説明は省略する。 本実施例においては、プラスチック成型品に金属メッキを施すか、あるいはカー ボンを混入するなどした導電性を有するばね保持片18の底面にS字状の切込み部 41を設け、この切込み部41により4個の弾性片42を形成する。そして、各弾性片 42の先端には凸状の接点43が設けられ、この接点43を一定の押圧力でプリント基 板20の上面に接触する構造となっている。このように、接点43はプラスチック成 型品からなり、しかも、ばね保持片18と一体に形成されるため、金属性の接点ば ねよりも製作時における寸法のばらつきが小さく、接触信頼性が高い。また、使 用部品を削減して、低コスト化を実現することができる。
【0012】 さらに、本考案の第3および第4実施例を図5および図6に基づいて説明する 。なお、前記第1および第2実施例と同一部分には同一符号を付し、その共通す る部分の詳細なる説明は省略する。図5に示す第3実施例においては、摺動体16 の底面に直接切込み部41が設けられ、この切込み部41により接点43を有する複数 の弾性片42が形成されており、第2実施例よりもさらに部品点数を削減すること ができる。また、図6における第4実施例では、金属板などの導電性を有する接 点部材52に複数の接点53を突設し、この接点部材52と摺動体16の底面との間にス プリング54を介在させたものであり、各接点53間のピッチを適宜に設定するだけ で、切換え回路数を簡単に増やすことが可能となり、より複雑で高度な回路にも 対応できる。
【0013】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、操作用摘みの形状などは、スイッ チの操作性を考慮して適宜変更することが可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上面に案内溝が設けられた外ケースと、この外ケースの内部に設け られ前記案内溝に沿って移動可能な摺動体と、前記案内溝の上部に設けられ前記 摺動体の操作部に連結する操作用摘みとを有し、この操作用摘みの操作により前 記摺動体を介して接点の開閉を行うスライドスイッチにおいて、前記操作部に溝 部を有する弾性突起部を設け、この弾性突起部を前記操作用摘みに設けられた圧 入孔に押圧状態で挿入して、前記圧入孔の内部に設けられた仕切り壁に前記溝部 を当接させるとともに、前記操作部の側部に係止部を設け、前記弾性突起部の挿 入時に前記係止部に係止する係止爪を前記操作用摘みに設けたものであり、外観 上極めて好ましく、かつ、信頼感のある操作性を得ることのできるスライドスイ ッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同上断面図である。
【図3】同上要部の分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す要部の一部拡大斜視
図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】本考案の第4実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 外ケース 13 案内溝 16 摺動体 22 操作部 23 操作用摘み 25 溝部 26 弾性突起部 28 係止段部(係止部) 30 係止爪 32 圧入孔 33 仕切り壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に案内溝が設けられた外ケースと、
    この外ケースの内部に設けられ前記案内溝に沿って移動
    可能な摺動体と、前記案内溝の上部に設けられ前記摺動
    体の操作部に連結する操作用摘みとを有し、この操作用
    摘みの操作により前記摺動体を介して接点の開閉を行う
    スライドスイッチにおいて、前記操作部に溝部を有する
    弾性突起部を設け、この弾性突起部を前記操作用摘みに
    設けられた圧入孔に押圧状態で挿入して、前記圧入孔の
    内部に設けられた仕切り壁に前記溝部を当接させるとと
    もに、前記操作部の側部に係止部を設け、前記弾性突起
    部の挿入時に前記係止部に係止する係止爪を前記操作用
    摘みに設けたことを特徴とするスライドスイッチ。
JP103293U 1993-01-19 1993-01-19 スライドスイッチ Expired - Lifetime JP2569115Y2 (ja)

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JP2569115Y2 JP2569115Y2 (ja) 1998-04-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012077154A1 (ja) * 2010-12-06 2012-06-14 パイオニア株式会社 スライド操作子
JP2015141871A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社デンソー 操作部材及び操作部材の操作部製造方法

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US9847187B2 (en) 2014-01-30 2017-12-19 Denso Corporation Operating member, and method of manufacturing operating portion of operating member

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JP2569115Y2 (ja) 1998-04-22

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