JP2550817Y2 - 節度付プッシュオンスイッチ - Google Patents
節度付プッシュオンスイッチInfo
- Publication number
- JP2550817Y2 JP2550817Y2 JP1990129316U JP12931690U JP2550817Y2 JP 2550817 Y2 JP2550817 Y2 JP 2550817Y2 JP 1990129316 U JP1990129316 U JP 1990129316U JP 12931690 U JP12931690 U JP 12931690U JP 2550817 Y2 JP2550817 Y2 JP 2550817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- contact
- push
- cover
- switch case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、民生用および産業用電子機器の各種信号切
替用スイッチとしてプリント基板に装着して使用され、
プリント基板面に対して平行に操作される節度付プッシ
ュオンスイッチに関するものである。
替用スイッチとしてプリント基板に装着して使用され、
プリント基板面に対して平行に操作される節度付プッシ
ュオンスイッチに関するものである。
従来の技術 従来の技術を第３図の節度付プッシュオンスイッチの
断面図で説明する。
断面図で説明する。
同図において１は一方に開口部を有するプラスチック
製のスイッチケースで、その側面から直線状に突出した
回路接続用の端子部２及び３とそれぞれ一体になった外
側固定設定４及び内側固定接点５が底面にインサート成
形により設けられている。６は弾性金属板より成るドー
ム状の可動接点で、その外周端は常時上記外側固定接点
４に接触導通している。７は可動接点６を駆動するため
のプッシュ板であり、８はプッシュ板７を保持し、スイ
ッチケース１内部を保護し、スイッチケース１の複数の
突起1aによって上記スイッチケース１の開口部を覆うよ
うにめて固着されて上記プッシュ板７の頭部の外方へ
突出させる孔部を有する金属製のカバーであり、９はス
イッチケース１底面の複数の突起1bによってめ固着さ
れ、スイッチのプッシュ操作方向と平行に配置されるプ
リント基板へスイッチを取付けるための取付部9aを有す
る金具である。次に上記プッシュオンスイッチの動作に
ついて説明する。
製のスイッチケースで、その側面から直線状に突出した
回路接続用の端子部２及び３とそれぞれ一体になった外
側固定設定４及び内側固定接点５が底面にインサート成
形により設けられている。６は弾性金属板より成るドー
ム状の可動接点で、その外周端は常時上記外側固定接点
４に接触導通している。７は可動接点６を駆動するため
のプッシュ板であり、８はプッシュ板７を保持し、スイ
ッチケース１内部を保護し、スイッチケース１の複数の
突起1aによって上記スイッチケース１の開口部を覆うよ
うにめて固着されて上記プッシュ板７の頭部の外方へ
突出させる孔部を有する金属製のカバーであり、９はス
イッチケース１底面の複数の突起1bによってめ固着さ
れ、スイッチのプッシュ操作方向と平行に配置されるプ
リント基板へスイッチを取付けるための取付部9aを有す
る金具である。次に上記プッシュオンスイッチの動作に
ついて説明する。
まず、プッシュ板７を押すと可動接点６の中央部が節
度を持ってへこみ、内側固定接点５に接触することによ
り可動接点６を介して外側固定接点４と内側固定接点５
は電気的に導通し、すなわち端子部２と３間が電気的に
導通してスイッチは開から閉の状態になる。次にプッシ
ュ板７を押す力を除くと、可動接点６は節度を持って元
のドーム状に復元し、内側固定接点５との接触が絶た
れ、スイッチは閉から開の状態になる。又、金具９に設
けられた取付部9aは、プリント基板の穴に挿入され、半
田付けでスイッチを取付けられ、プッシュ操作時の押し
力をこの取付部9aで受ける構成となっている。
度を持ってへこみ、内側固定接点５に接触することによ
り可動接点６を介して外側固定接点４と内側固定接点５
は電気的に導通し、すなわち端子部２と３間が電気的に
導通してスイッチは開から閉の状態になる。次にプッシ
ュ板７を押す力を除くと、可動接点６は節度を持って元
のドーム状に復元し、内側固定接点５との接触が絶た
れ、スイッチは閉から開の状態になる。又、金具９に設
けられた取付部9aは、プリント基板の穴に挿入され、半
田付けでスイッチを取付けられ、プッシュ操作時の押し
力をこの取付部9aで受ける構成となっている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の節度付プッシュオンスイッ
チでは、第４図にＢとして示すごとくカバー８と金具９
が別体で離れて設けられているため、スイッチ操作によ
って発生し、プッシュ板７に溜まった静電気がアースで
きず、電子機器等に搭載されたマイクロコンピュータを
破壊する恐れがあるとともに、金具９をスイッチケース
１底面の突起1bにめた時のバックラッシュにより、金
具とスイッチの固定は完全ではなく、スイッチと金具間
にガタが発生し、プッシュ板７を押して操作する際にス
イッチが少し動くことがあるという課題を有するもので
あった。
チでは、第４図にＢとして示すごとくカバー８と金具９
が別体で離れて設けられているため、スイッチ操作によ
って発生し、プッシュ板７に溜まった静電気がアースで
きず、電子機器等に搭載されたマイクロコンピュータを
破壊する恐れがあるとともに、金具９をスイッチケース
１底面の突起1bにめた時のバックラッシュにより、金
具とスイッチの固定は完全ではなく、スイッチと金具間
にガタが発生し、プッシュ板７を押して操作する際にス
イッチが少し動くことがあるという課題を有するもので
あった。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するために、金具にスイッチ
を固定するためのツメを設け、スイッチケースの複数の
突起で金具をめ固着するとともに、さらに金具に設け
たツメによりカバーまでめるようにしたものである。
を固定するためのツメを設け、スイッチケースの複数の
突起で金具をめ固着するとともに、さらに金具に設け
たツメによりカバーまでめるようにしたものである。
作用 したがって、本考案によれば金具にカバーまでめる
ためのツメを設けることにより、金具とスイッチの固定
を完全なものにできるとともに、プッシュ板に溜まった
静電気を金具の取付部からアースできるため、電子機器
等に搭載されたマイクロコンピュータが静電気によって
破壊されることがなくなるものである。
ためのツメを設けることにより、金具とスイッチの固定
を完全なものにできるとともに、プッシュ板に溜まった
静電気を金具の取付部からアースできるため、電子機器
等に搭載されたマイクロコンピュータが静電気によって
破壊されることがなくなるものである。
実施例 本考案の一実施例の節度付プッシュオンスイッチを第
１図、第２図により説明するが、従来技術と同一部分は
同一番号を付与し、説明を省略する。
１図、第２図により説明するが、従来技術と同一部分は
同一番号を付与し、説明を省略する。
同図によると、10は金具であり、プリント基板に挿入
される取付部10aに対して直角方向に突出したツメ10bを
有している。
される取付部10aに対して直角方向に突出したツメ10bを
有している。
このツメ10bは金具10をスイッチケース１にめ固着
する場合、スイッチケースの突起1bをめるとともに、
カバー８側に折り曲げめられ、カバー８と接触固定さ
れる。以上のように金具10に設けたツメ10bをカバー８
側にめたため、静電気は第２図矢印Ａのようにプリン
ト基板11にアースされるとともに、このツメ10bによっ
て金具10はガタなく装着されることになる。
する場合、スイッチケースの突起1bをめるとともに、
カバー８側に折り曲げめられ、カバー８と接触固定さ
れる。以上のように金具10に設けたツメ10bをカバー８
側にめたため、静電気は第２図矢印Ａのようにプリン
ト基板11にアースされるとともに、このツメ10bによっ
て金具10はガタなく装着されることになる。
考案の効果 本考案は、上記実施例より明らかなように、金具の取
付部に対して直角方向に突出したツメを設け、そのツメ
をカバー側にめることにより、ツメとカバーを接触固
定させ、プッシュ板に溜まった静電気をプリント基板へ
アースするとともに金具とスイッチのめも完全なもの
にできるものである。
付部に対して直角方向に突出したツメを設け、そのツメ
をカバー側にめることにより、ツメとカバーを接触固
定させ、プッシュ板に溜まった静電気をプリント基板へ
アースするとともに金具とスイッチのめも完全なもの
にできるものである。
第１図は本考案の節度付プッシュオンスイッチの一実施
例における断面図、第２図は同節度付プッシュオンスイ
ッチの静電気の流れを説明するための説明図、第３図は
従来の節度付プッシュオンスイッチの断面図、第４図は
同節度付プッシュオンスイッチの静電気の流れを説明す
るための説明図である。 １……スイッチケース、2,3……端子部、４……外側固
定接点、５……内側固定接点、６……可動接点、７……
プッシュ板、８……カバー、10……金具、10a……取付
部、10b……ツメ。
例における断面図、第２図は同節度付プッシュオンスイ
ッチの静電気の流れを説明するための説明図、第３図は
従来の節度付プッシュオンスイッチの断面図、第４図は
同節度付プッシュオンスイッチの静電気の流れを説明す
るための説明図である。 １……スイッチケース、2,3……端子部、４……外側固
定接点、５……内側固定接点、６……可動接点、７……
プッシュ板、８……カバー、10……金具、10a……取付
部、10b……ツメ。
Claims (1)
- 【請求項１】少なくともスイッチケースと、このスイッ
チケースに装着され、ケース側面から直線状に出された
一端がそれぞれの端子部となる外側固定接点および内側
固定接点と、周端が常時上記外側固定接点と接触してい
るドーム状の可動接点と、上記スイッチケースの開口部
を覆うとともに孔部より上記可動接点を駆動するプッシ
ュ板の頭部を突出させてなるカバーと、プリント基板へ
挿入される取付部および取付部に対して直角方向に突出
し、上記スイッチケースの底面側から上記カバー側に
めることによってカバーに接触させるツメを有する上記
スイッチケースに装着された金具により構成される節度
付プッシュオンスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990129316U JP2550817Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 節度付プッシュオンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990129316U JP2550817Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 節度付プッシュオンスイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485622U JPH0485622U (ja) | 1992-07-24 |
| JP2550817Y2 true JP2550817Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31876722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990129316U Expired - Lifetime JP2550817Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 節度付プッシュオンスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550817Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012080927A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0614339Y2 (ja) * | 1987-08-08 | 1994-04-13 | 北陸電気工業株式会社 | タクトスイツチ |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990129316U patent/JP2550817Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485622U (ja) | 1992-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |