JPH0119297Y2 - - Google Patents

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JPH0119297Y2
JPH0119297Y2 JP1982002154U JP215482U JPH0119297Y2 JP H0119297 Y2 JPH0119297 Y2 JP H0119297Y2 JP 1982002154 U JP1982002154 U JP 1982002154U JP 215482 U JP215482 U JP 215482U JP H0119297 Y2 JPH0119297 Y2 JP H0119297Y2
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JP
Japan
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coil spring
compression coil
key top
contact
elastic material
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JP1982002154U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキーボードの改良に関するものであ
る。
電子計算機、通信端末機器、ワードプロセツサ
等の電子機器のコンソールに用いられているキー
ボードは、通常第1図に示す様に構成されてい
る。同図に於て、1は入力キヤラクタ、フアンク
シヨン、シフトコード等の夫々に対応して用意さ
れた押ボタンスイツチのキートツプ、2はこれら
を収容しているキヤビネツト、3は化粧板であ
る。この様なキーボードは、それが用いられる装
置に応じて押ボタンスイツチの配列が異るもので
ある。従つて、取付板に個々の押ボタンスイツチ
を搭載して構成する従来のキーボードにあつて
は、機種毎に独自の取付板を用意する必要があ
り、その配線に用いるプリント基板も夫々に専用
のものが用いられるため、これらの標準化が困難
であり、コストダウンの障害となつていた。ま
た、個々の押ボタンスイツチは、その構造上、接
点部分を完全に気密構造とすることは構造が複雑
になりすぎ、悪い雰囲気中での使用には難点があ
つた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
つて、多数の接点対が格子状に配列されたメンブ
レンスイツチプレートと、このメンブレンスイツ
チプレート上に所定の間隔を置いて配置され、前
記接点対に対応する位置に透孔を有する取付プレ
ートと、所望の前記透孔にのみ挿嵌される複数の
アクチユエータと、このアクチユエータに取付け
られるキートツプとを設け、前記アクチユエータ
には、前記取付プレートへ固定するための抜止め
ランスを有する底面開口の外筐と、前記接点対を
開閉する中心突起を有し前記外筐の開口下端部に
取付けられ該開口を塞ぐ弾性材チツプと、前記中
心突起を前記接点対の方向へ押圧するための第1
の圧縮コイルバネ及び前記キートツプを押し上げ
復帰させるための第2の圧縮コイルバネを前記弾
性材チツプとの間に介在させるとともに前記キー
トツプが取付けられるキーステムとを備え、前記
接点対が閉状態となつた後も前記第1の圧縮コイ
ルバネが前記キートツプの押し下げによつてさら
に圧縮可能なことにより、接点部分の気密を図
り、取付板、プリント配線板等の標準化を可能と
したのみならず、スイツチのオンマージンを充分
にとれるようにしたものである。以下図面に示す
実施例に従つて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例の要部を示す断面図
である。同図に於て、1および3は第1図に示す
それらと同一のキートツプおよび化粧板である。
4はメンブレンスイツチプレートであつて、基板
41、第1のフレキシブルプリント配線板42、
スペーサ43および第2のフレキシブルプリント
配線板44を積層貼着して形成したものである。
第1のフレキシブルプリント配線板42には所定
の基本配列パターンに従つて固定接点45が、ま
た、第2のフレキシブルプリント配線板44にも
同一の基本配列パターンに従つて可動接点46が
夫々格子配列されており、スペーサ43には、前
述の基本配列パターンに従つて透孔47があけら
れている。これら第1のフレキシブルプリント配
線板42、スペーサ43および第2のフレキシブ
ルプリント配線板44を積層貼着することによつ
て、メンブレンスイツチプレート4には多数の接
点対が基本配列パターンで格子状に配列される。
また5は取付プレート、6はアクチユエータで
あつて、取付プレート5は前述の基本配列パター
ンに従つてアクチユエータ6の外筐61を挿嵌固
定するための角形の透孔51が格子状に配列して
あけられており、前記メンブレンスイツチプレー
ト4上に、挿嵌固定されたアクチユエータ6の外
筐61の底面がメンブレンスイツチプレート4の
表面に接する様な適切な間隔をもつて設置されて
いる。アクチユエータ6は該当機種のスイツチ配
列に応じて、基本配列パターンであけられた取付
プレート5上の透孔51中の所定のものにのみ挿
嵌固定されているもので、外筐61、弾性材チツ
プ62およびキーステム63によつて構成されて
いる。
外筐61は底面が開口となつた筐体であつて、
底面開口は弾性材チツプ62によつて塞がれ、天
井部の透孔64からはキーステム63の上部突条
65が突出しており、その外周には抜止めランス
66が設けられて取付プレート5の透孔51にワ
ンタツチで挿嵌固定可能に構成されている。この
外筐61の底面開口を塞いでいる弾性材チツプ6
2は、シリコンゴム等の弾性材で形成されたもの
で、前記外筐61の外側となる面の中央部に前記
メンブレンスイツチプレート4の可動接点46を
付勢してスイツチング動作を行わせる中心突起6
7と、この中心突起67を囲繞する周縁突起68
とを有し、前記外筐61の内側となる面には第1
の圧縮コイルバネ81あるいは第2の圧縮コイル
バネ82を係止するための突起69および70を
有している。キーステム63は外筐61の中に収
容されて、前記上部突条65を外筐61の外部へ
延出させ、その頭頂部にはキートツプ1が取付け
られている。このキーステム63はさらに下面よ
り突出する環状突起71を有しており、この環状
突起71には前記2つの圧縮コイルバネ81およ
び圧縮コイルバネ82が嵌合している。
ここで、第1の圧縮コイルバネ81は前記弾性
材チツプ62とキーステム63との中心部分に嵌
装されて、キートツプ1に加えられた押圧力を弾
性材チツプ62の中心突起を介して第2のフレキ
シブルプリント配線板44の可動接点46に伝
え、所望の接点対を閉成させるものであつて、一
方の端部がキーステム63の環状突起71の下向
き凹部内に嵌入され、他方の端部が弾性材チツプ
62の突起69の外周に嵌合して係止されてい
る。また、第2の圧縮コイルバネ82は前記弾性
材チツプ62とキーステム63との周縁部分に嵌
装されて、キートツプ1に常時押し上げる方向の
圧力を加えておくためのものであつて、その一方
の端部にキーステム63の環状突起71が嵌合
し、他方の端部に弾性材チツプ62の突起70が
嵌合している。化粧板3はこの該当機種のスイツ
チ配列に応じて挿嵌固定されたアクチユエータ6
に対応する位置にのみ穿設され、前記アクチユエ
ータ6に取付けられたキートツプ1が突出する透
孔31を備え、前記取付プレート5上に適切な間
隔をもつて設置されている。
この様に構成されたキーボードは、所望のキー
トツプ1が押圧されると、第2の圧縮コイルバネ
82が圧縮されてキーステム63が下方へ移動
し、第1の圧縮コイルバネ81も圧縮される。こ
の時、弾性材チツプ62はその中央部に第1の圧
縮コイルバネ81の反発力による押圧力が加わつ
て撓み、中心突起67が第2のフレキシブルプリ
ント配線板44の可動接点46取付部裏面を押圧
する。これによつて第2のフレキシブルプリント
配線板44の当該部分が撓み、可動接点46が固
定接点45と接触し、スイツチが閉成する。キー
トツプ1にさらに押圧力が加わると、圧縮コイル
バネ81および圧縮コイルバネ82が圧縮され、
キートツプ1はその下面がアクチユエータ6外筐
61の上面に接するまで下降する。この様に第1
の圧縮コイルバネ81は可動接点46と固定接点
45とが接触した後も圧縮されるため、スイツチ
のオンマージンを充分にとることができる。キー
トツプ1に加わる押圧力を除くと、第2の圧縮コ
イルバネ82によつてキーステム63が押上げら
れ、第1の圧縮コイルバネ81による弾性材チツ
プ62中央部への圧力も弱くなつて、第2のフレ
キシブルプリント配線板44および弾性材チツプ
62の弾性によつて可動接点46は固定接点45
から開離される。
以上詳細に説明した様に、本考案のキーボード
は、スイツチ部分がメンブレンスイツチプレート
で構成されているため、接点部分は完全に密閉さ
れ、劣悪な雰囲気中での使用にも充分に耐えるこ
とができ、その構造も簡単なものであるばかり
か、メンブレンスイツチプレート上の接点対を基
本配列パターンに従つて配列することによつてメ
ンブレンスイツチプレート等の標準化を可能と
し、所望の接点対に対応する部分にのみアクチユ
エータを取付けることによつて、該当機種の要望
通りにスイツチが配列されたキーボードを容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はキーボードの一例を示す斜視図、第2
図は本考案の一実施例の要部を示す断面図であ
る。 1……キートツプ、3……化粧板、4……メン
ブレンスイツチプレート、5……取付プレート、
6……アクチユエータ、31,47,51,64
……透孔、41……基板、42……第1のフレキ
シブルプリント配線板、43……スペーサ、44
……第2のフレキシブルプリント配線板、45…
…固定接点、46……可動固定、61……外筐、
62……弾性材チツプ、63……キーステム、6
5……上部突条、66……抜止めランス、67…
…中央突起、68……周縁突起、69,70……
突起、71……環状突起、81……第1の圧縮コ
イルバネ、82……第2の圧縮コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の接点対が格子状に配列されたメンブレン
    スイツチプレートと、このメンブレンスイツチプ
    レート上に所定の間隔を置いて配置され、前記接
    点対に対応する位置に透孔を有する取付プレート
    と、所望の前記透孔にのみ挿嵌される複数のアク
    チユエータと、このアクチユエータに取付けられ
    るキートツプとを設け、前記アクチユエータに
    は、前記取付プレートへ固定するための抜止めラ
    ンスを有する底面開口の外筐と、前記接点対を開
    閉する中心突起を有し前記外筐の開口下端部に取
    付けられ該開口を塞ぐ弾性材チツプと、前記中心
    突起を前記接点対の方向へ押圧するための第1の
    圧縮コイルバネ及び前記キートツプを押し上げ復
    帰させるための第2の圧縮コイルバネを前記弾性
    材チツプとの間に介在させるとともに前記キート
    ツプが取付けられるキーステムとを備え、前記接
    点対が閉状態となつた後も前記第1の圧縮コイル
    バネが前記キートツプの押し下げによつてさらに
    圧縮可能なことを特徴とするキーボード。
JP215482U 1982-01-13 1982-01-13 キ−ボ−ド Granted JPS58106824U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215482U JPS58106824U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 キ−ボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215482U JPS58106824U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 キ−ボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58106824U JPS58106824U (ja) 1983-07-20
JPH0119297Y2 true JPH0119297Y2 (ja) 1989-06-05

Family

ID=30015136

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JP215482U Granted JPS58106824U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 キ−ボ−ド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236179Y2 (ja) * 1985-10-22 1990-10-02

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3668356A (en) * 1971-01-04 1972-06-06 Ibm Mechanical key actuator including a cantilever beam restoring force means
JPS56165231A (en) * 1980-05-22 1981-12-18 Omron Tateisi Electronics Co Electrostatic capacity keyboard switch

Patent Citations (2)

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US3668356A (en) * 1971-01-04 1972-06-06 Ibm Mechanical key actuator including a cantilever beam restoring force means
JPS56165231A (en) * 1980-05-22 1981-12-18 Omron Tateisi Electronics Co Electrostatic capacity keyboard switch

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JPS58106824U (ja) 1983-07-20

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