JPH0614339Y2 - タクトスイツチ - Google Patents
タクトスイツチInfo
- Publication number
- JPH0614339Y2 JPH0614339Y2 JP1987121698U JP12169887U JPH0614339Y2 JP H0614339 Y2 JPH0614339 Y2 JP H0614339Y2 JP 1987121698 U JP1987121698 U JP 1987121698U JP 12169887 U JP12169887 U JP 12169887U JP H0614339 Y2 JPH0614339 Y2 JP H0614339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- tact switch
- push button
- box
- automatic feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、アース端子が設けられ、電子機器に取り付
けられるタクトスイッチに関する。
けられるタクトスイッチに関する。
(従来の技術) 従来、電子機器の自動組立のため、タクトスイッチの底
面に保持用の足の長いホールド端子を取り付け、このホ
ールド端子を自動給送用テープ上に貼り付けて多数のタ
クトスイッチを自動給送用テープに並設している。
面に保持用の足の長いホールド端子を取り付け、このホ
ールド端子を自動給送用テープ上に貼り付けて多数のタ
クトスイッチを自動給送用テープに並設している。
また、パソコン等の電子機器は、静電気により誤動作を
生じるため、タクトスイッチにアース端子を設け、静電
気による影響を除去しているものもある。
生じるため、タクトスイッチにアース端子を設け、静電
気による影響を除去しているものもある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の技術の場合、ホールド端子は自動給送用テー
プに取り付けるためだけのものであり、電子機器に組み
込まれた後は無用のものとなるという問題点があった。
プに取り付けるためだけのものであり、電子機器に組み
込まれた後は無用のものとなるという問題点があった。
また、ホールド端子、リード端子に加えてアース端子も
設けるとなると、タクトスイッチの箱体から延出する端
子の数が多くなり、部品数の増加、組み立て工数の増加
につながりコストアップの原因にもなる。
設けるとなると、タクトスイッチの箱体から延出する端
子の数が多くなり、部品数の増加、組み立て工数の増加
につながりコストアップの原因にもなる。
さらに、押釦による押圧操作の頻繁なくり返しによって
タクトスイッチにガタ付きが生じ、スイッチ機能に重大
な支障をきたすおそれもあった。
タクトスイッチにガタ付きが生じ、スイッチ機能に重大
な支障をきたすおそれもあった。
この考案は上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたも
ので、簡単な構成で部品点数の増加もなく、自動組立の
ための自動給送用テープに保持されるホールド端子及び
静電気防止用のアース端子を有する堅牢なタクトスイッ
チを提供することを目的とする。
ので、簡単な構成で部品点数の増加もなく、自動組立の
ための自動給送用テープに保持されるホールド端子及び
静電気防止用のアース端子を有する堅牢なタクトスイッ
チを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、箱体の上面に設けられたアース部材と箱体
とを押釦の押圧方向に対して挾んで固定する保持片を有
し、自動給送用テープに保持されるホールド端子として
用いられるとともにアース部材と電気的に接続している
アース端子を具備し、このアース端子と前記保持片を板
材の加工により一体に形成されたタクトスイッチであ
る。
とを押釦の押圧方向に対して挾んで固定する保持片を有
し、自動給送用テープに保持されるホールド端子として
用いられるとともにアース部材と電気的に接続している
アース端子を具備し、このアース端子と前記保持片を板
材の加工により一体に形成されたタクトスイッチであ
る。
(作用) この考案のタクトスイッチは、ホールド端子により自動
給送用テープに挿着可能であるとともに、ホールド端子
とアース部材とが接続されてホールド端子により静電気
をアースできるようにしたものである。また、保持片に
よって、箱体の上面に設けられたアース部材と箱体とが
押釦の押圧方向に対して挾持されているので、力の働く
押圧方向に対して強固で頑丈である。
給送用テープに挿着可能であるとともに、ホールド端子
とアース部材とが接続されてホールド端子により静電気
をアースできるようにしたものである。また、保持片に
よって、箱体の上面に設けられたアース部材と箱体とが
押釦の押圧方向に対して挾持されているので、力の働く
押圧方向に対して強固で頑丈である。
(実施例) 以下この考案の一実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
この実施例のタクトスイッチは、箱体1内に固定接点
2,3が設けられ、球面状の円板から成る可動接点4に
よって押釦5は常時第1図上方に付勢されている。ま
た、リード端子6,7は各々固定接点2,3と接続さ
れ、箱体1の側面から第1図下方に延出している。この
リード端子6,7は導電性を良くするため銀メッキされ
ている。
2,3が設けられ、球面状の円板から成る可動接点4に
よって押釦5は常時第1図上方に付勢されている。ま
た、リード端子6,7は各々固定接点2,3と接続さ
れ、箱体1の側面から第1図下方に延出している。この
リード端子6,7は導電性を良くするため銀メッキされ
ている。
箱体1の上面には、導電性のアース部材8が設けられ、
このアース部材8の中央の透孔8aから押釦5が突出して
いる。アース部材8の固定は、アース部材8の四隅の透
孔8bに箱体1の四隅に形成された突起1aが嵌合し、この
突起1aをつぶして外れないようにして成される。さらに
アース部材8は、アース端子9の基端部のコ字型の保持
片9aによって箱体1とともに把持されている。アース端
子9は、保持片9aとともに板材を加工して一体に形成さ
れ、半田メッキされている。
このアース部材8の中央の透孔8aから押釦5が突出して
いる。アース部材8の固定は、アース部材8の四隅の透
孔8bに箱体1の四隅に形成された突起1aが嵌合し、この
突起1aをつぶして外れないようにして成される。さらに
アース部材8は、アース端子9の基端部のコ字型の保持
片9aによって箱体1とともに把持されている。アース端
子9は、保持片9aとともに板材を加工して一体に形成さ
れ、半田メッキされている。
また、アース端子9は、リード端子6,7より長く設け
られ、電子機器への組込み前は、自動給送用テープに保
持されるホールド端子としても用いられる。
られ、電子機器への組込み前は、自動給送用テープに保
持されるホールド端子としても用いられる。
このタクトスイッチの組立ては、リード端子6,7が設
けられた箱体1内に可動接点4を入れ、押釦5をその上
に載置し、アース部材8を箱体1の突起1aに嵌合し、突
起1aの頭部をつぶし固定する。この後、アース端子9の
保持片9aをアース部材8と箱体1とを押釦5の押圧方向
に対して挟んで固定して単体としてのタクトスイッチが
でき上がる。そして第5図に示すように、このタクトス
イッチのアース端子9を自動給送用テープ10に粘着テー
プ10aによって貼り付けて固定し、自動給送可能な状態
となる。
けられた箱体1内に可動接点4を入れ、押釦5をその上
に載置し、アース部材8を箱体1の突起1aに嵌合し、突
起1aの頭部をつぶし固定する。この後、アース端子9の
保持片9aをアース部材8と箱体1とを押釦5の押圧方向
に対して挟んで固定して単体としてのタクトスイッチが
でき上がる。そして第5図に示すように、このタクトス
イッチのアース端子9を自動給送用テープ10に粘着テー
プ10aによって貼り付けて固定し、自動給送可能な状態
となる。
この実施例のタクトスイッチによれば、アース部材8及
びアース端子9により、静電気によるノイズを除去する
ことができるとともに、アース端子9をホールド端子と
して自動給送用テープに保持することも可能であり、自
動組立に極めて有効である。特に、ホールド端子は自動
給送用テープに保持されている時だけ有用なものであ
り、その後は不用となるが、これをアース端子として利
用することによって、全く部品点数の増加なしに機能を
付加することができ、コスト増もない。しかも、ホール
ド端子は自動給送用テープから切り取って所定の長さに
してアース端子として用いられるが、材料は半田メッキ
されたものであり、リード端子のように銀メッキでない
ため、コストの無駄が少い。
びアース端子9により、静電気によるノイズを除去する
ことができるとともに、アース端子9をホールド端子と
して自動給送用テープに保持することも可能であり、自
動組立に極めて有効である。特に、ホールド端子は自動
給送用テープに保持されている時だけ有用なものであ
り、その後は不用となるが、これをアース端子として利
用することによって、全く部品点数の増加なしに機能を
付加することができ、コスト増もない。しかも、ホール
ド端子は自動給送用テープから切り取って所定の長さに
してアース端子として用いられるが、材料は半田メッキ
されたものであり、リード端子のように銀メッキでない
ため、コストの無駄が少い。
尚、この考案のアース端子は、1本でも良く、ホールド
端子として兼用できるものであれば良い。
端子として兼用できるものであれば良い。
この考案のタクトスイッチは、自動給送用テープに保持
されるホールド端子を兼用するアース端子が設けられて
いるので、構成部材の増加なくして複数の機能を付加す
ることができ、組み立て工数、コストの削減にもつなが
る。しかも、このアース端子が保持片と一体に形成され
ており、且つこの保持片によってアース部材と箱体とを
押釦の押圧方向に対して挾んで固定しているので、力の
働く方向に頑丈な構造になり、耐用性に優れた製品を提
供できる。
されるホールド端子を兼用するアース端子が設けられて
いるので、構成部材の増加なくして複数の機能を付加す
ることができ、組み立て工数、コストの削減にもつなが
る。しかも、このアース端子が保持片と一体に形成され
ており、且つこの保持片によってアース部材と箱体とを
押釦の押圧方向に対して挾んで固定しているので、力の
働く方向に頑丈な構造になり、耐用性に優れた製品を提
供できる。
また、端子の数が少ないので、自動組立の際にマシンハ
ンドにより保持する方向、力量の制限が少く、タクトス
イッチの小型化に寄与し、基板への高密度実装にも貢献
するものである。
ンドにより保持する方向、力量の制限が少く、タクトス
イッチの小型化に寄与し、基板への高密度実装にも貢献
するものである。
第1図はこの考案の一実施例の部分破断正面図、第2図
はこの実施例の平面図、第3図はこの実施例の底面図、
第4図はこの実施例の右側面図、第5図はこの実施例の
使用状態を示す正面図である。 1……箱体、2,3……固定接点、4……可動接点、5
……押釦、6,7……リード端子、8……アース部材、
9……アース端子、9a……保持片
はこの実施例の平面図、第3図はこの実施例の底面図、
第4図はこの実施例の右側面図、第5図はこの実施例の
使用状態を示す正面図である。 1……箱体、2,3……固定接点、4……可動接点、5
……押釦、6,7……リード端子、8……アース部材、
9……アース端子、9a……保持片
Claims (1)
- 【請求項1】リード端子(6,7)と接続している固定
接点(2,3)と弾性体の可動接点(4)とが箱体
(1)内に設けられ、この可動接点(4)を押釦(5)
により押圧して接点を閉るタクトスイッチにおいて、箱
体(1)の上面に設けられたアース部材(8)と箱体
(1)とを押釦(5)の押圧方向に対して挾んで固定す
る保持片(9a)を有し、自動給送用テープ(10)に
保持されるホールド端子として用いられるとともにアー
ス部材(8)と電気的に接続しているアース端子(9)
を具備し、このアース端子(9)と前記保持片(9a)
を板材の加工により一体に形成されていることを特徴と
するタクトスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987121698U JPH0614339Y2 (ja) | 1987-08-08 | 1987-08-08 | タクトスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987121698U JPH0614339Y2 (ja) | 1987-08-08 | 1987-08-08 | タクトスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6427926U JPS6427926U (ja) | 1989-02-17 |
JPH0614339Y2 true JPH0614339Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31368946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987121698U Expired - Lifetime JPH0614339Y2 (ja) | 1987-08-08 | 1987-08-08 | タクトスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614339Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2550817Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1997-10-15 | 松下電器産業株式会社 | 節度付プッシュオンスイッチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961435U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-21 | オムロン株式会社 | 押ボタンスイツチ |
JPS61149226U (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-13 |
-
1987
- 1987-08-08 JP JP1987121698U patent/JPH0614339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6427926U (ja) | 1989-02-17 |
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