JPH0320986Y2 - - Google Patents

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JPH0320986Y2
JPH0320986Y2 JP1981089781U JP8978181U JPH0320986Y2 JP H0320986 Y2 JPH0320986 Y2 JP H0320986Y2 JP 1981089781 U JP1981089781 U JP 1981089781U JP 8978181 U JP8978181 U JP 8978181U JP H0320986 Y2 JPH0320986 Y2 JP H0320986Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、一対の固定接片を有する小型の押釦
スイツチの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の押釦スイツチとしては、例えば第1図に
示すようなものがある。10及び20は、それぞ
れ互いに固着されてスイツチケースを構成するカ
バー及び基体であり、これらの間に固定された固
定接片30は、接触部32とケース外に突出した
端子部34とを有している。可動接触子40は、
絶縁性の弾性材からなる押釦50に固定されてお
り、押釦50が押圧されることによつて下降し、
接触部32に当接して一対の固定接片30を電気
的に接続する。
このように構成された押釦スイツチは、プリン
ト基板等に端子部34を挿入し、半田デイツプに
より接続固定されて用いられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この種の押釦スイツチは形状がきわ
めて小型であるため、半田デイツプする際に、固
定接片30とカバー10の間の隙間、あるいは固
定接片30と基体20の間の隙間を通つてフラツ
クスがケースの内部に浸入しやすい問題があつ
た。そしてケースの内部に浸入したフラツクスは
接触部32の上面にまで達し、スイツチの接触不
良を引き起こすことがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、フラツクスが接点部分に浸入しにく
い構造の押釦スイツチを提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、押釦のフランジの上にリングを取付
け、一対の固定接片の接触部の下面をそれぞれ共
通の絶縁板に接合するとともに、押釦のフランジ
部をリングと固定接片間に挟んで密着させた構成
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、その一実施例について第2図〜第4図と
ともに説明する。なお、第1図のスイツチに対応
する部分には、これらの図においても同一符号を
付してある。
第2図〜第4図は本考案による押釦スイツチの
一実施例を示すものである。固定接片30は、半
円形の接触部32と、接触部32の縁辺から突出
させて設けられた複数の舌片36、及び下方に屈
曲された端子部34を有し、一対の固定接片30
が間隔をおいてそれぞれの接触部32を突き合わ
せるようにして配置されている。各々の接触部3
2の下面には、ポリイミド等からなる円形の硬い
絶縁板60が接合してあり、一対の固定接片30
は絶縁板60で連結された形になつている。50
は、絶縁性の弾性材からなる略ドーム形の押釦で
あり、下端の周縁には偏平なフランジ52が形成
され、上部には円柱状の操作部が一体的に設けら
れている。70はフランジ52の上に取付けられ
た硬質の合成樹脂等からなる偏平なリング、40
は導電ゴム等で形成された円板形の可動接触子
(第2図)であり、可動接触子40は押釦50の
ドーム内側の天井部分に固定されている。固定接
片30の接触部32上に載置された押釦50は、
上側に折り曲げた舌片36により、リング70を
介してフランジ52を挟持されて一対の固定接片
30に固定されている。
なお、押釦50の上部には空気孔を形成して、
スイツチを操作したときの動きが円滑になるよう
にしてもよい。
この押釦スイツチを組み立てるには、まず、絶
縁板60を、一対の固定接片30の接触部32の
下面にエポキシ系の接着剤などを用いて接合す
る。そして、これら一対の固定接片30上に、可
動接触子40を取付けた押釦50を載置する。次
いで、押釦50のフランジ52上にリング70を
載置した後、舌片36を上側に折り曲げ、リング
70を介して押釦後50のフランジ52を固定接
片30に挟み込めばよい。
〔考案の効果〕
本考案による押釦スイツチは、一対の固定接片
の接触部の下面に絶縁板を接合すると同時に押釦
のフランジ部をリングと固定接片間に挟んで密着
させるようにしたので、接点部分へのフラツクス
の浸入を効果的に防止することができる。また、
固定接片に設けた舌片を折り曲げることによつて
押釦を固定接片に保持しているので、従来のよう
なカバー10が不要になり押釦スイツチを小型化
できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイツチの正面断面図、第
2図〜第4図は本考案の押釦スイツチの一実施例
を示すもので、第2図は正面断面図、第3図は斜
視図、第4図は分解斜視図である。 30…固定接点、32…接触部、34…端子
部、36…舌片、40…可動接触子、50…押
釦、52…フランジ、60…絶縁板、70…リン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一体に形成された接触部と端子部を有する一対
    の固定接片と、一対の固定接片上に載置され下部
    にフランジを有する絶縁性の弾性材からなる押釦
    と固定接片の接触部に当接可能に押釦に固定され
    た可動接触子と、硬質のリングとを備え、フラン
    ジ上にリングを取付け、一対の固定接片の接触部
    の下面をそれぞれ共通の一枚の絶縁板に接合する
    とともに、それぞれの固定接片に接触部から突出
    させた舌片を形成し、折り曲げた該舌片でリング
    を介して押釦を固定接片に保持固定したことを特
    徴とする押釦スイツチ。
JP1981089781U 1981-06-18 1981-06-18 Expired JPH0320986Y2 (ja)

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JP1981089781U JPH0320986Y2 (ja) 1981-06-18 1981-06-18

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JP1981089781U JPH0320986Y2 (ja) 1981-06-18 1981-06-18

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JPS57201726U JPS57201726U (ja) 1982-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182829U (ja) * 1983-05-25 1984-12-05 アルプス電気株式会社 押釦スイツチ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472508U (ja) * 1971-01-28 1972-08-29

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JPS472508U (ja) * 1971-01-28 1972-08-29

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JPS57201726U (ja) 1982-12-22

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