JPH0117052Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117052Y2 JPH0117052Y2 JP9235983U JP9235983U JPH0117052Y2 JP H0117052 Y2 JPH0117052 Y2 JP H0117052Y2 JP 9235983 U JP9235983 U JP 9235983U JP 9235983 U JP9235983 U JP 9235983U JP H0117052 Y2 JPH0117052 Y2 JP H0117052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- contact piece
- cover
- recess
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、スイツチの表面等に帯電する電荷
を除去し得る超小型スイツチのアース構造に関す
る。
を除去し得る超小型スイツチのアース構造に関す
る。
第1図は従来の超小型スイツチのアース構造を
示すものである。スイツチケース11の互いに平
行する側面部にはスイツチケース11の内部に配
設された図示せぬ固定接片、コモン接片に接続さ
れた複数の端子12が設けられている。このスイ
ツチは押釦13の操作に応じて図示せぬ可動接片
が駆動され、この可動接片によつて前記固定接片
とコモン接片が接離され、スイツチ状態が切換え
られるようになされている。また、前記スイツチ
ケース11には金属性のカバー14が設けられて
おり、このカバー14には前記端子12が配設さ
れたスイツチケース11の側面と直交する側面に
対応してアース端子141が設けられている。し
かして、押釦13等に自然に帯電される電荷や、
押釦13の操作時に操作者より移動した電荷を前
記アース端子141を介して接地することができ
る。
示すものである。スイツチケース11の互いに平
行する側面部にはスイツチケース11の内部に配
設された図示せぬ固定接片、コモン接片に接続さ
れた複数の端子12が設けられている。このスイ
ツチは押釦13の操作に応じて図示せぬ可動接片
が駆動され、この可動接片によつて前記固定接片
とコモン接片が接離され、スイツチ状態が切換え
られるようになされている。また、前記スイツチ
ケース11には金属性のカバー14が設けられて
おり、このカバー14には前記端子12が配設さ
れたスイツチケース11の側面と直交する側面に
対応してアース端子141が設けられている。し
かして、押釦13等に自然に帯電される電荷や、
押釦13の操作時に操作者より移動した電荷を前
記アース端子141を介して接地することができ
る。
ところで、この種の超小型スイツチは印刷配線
基板に実装されることが多い。したがつて、端子
配列は一緒に実装される集積回路素子と同様にデ
ユアル・インライン・パツケージ型とすることが
望まれている。しかし、上記のようにカバー14
よりアース端子141を形成する方法ではデユア
ル・インライン型・パツケージ型とすることが困
難なものであつた。
基板に実装されることが多い。したがつて、端子
配列は一緒に実装される集積回路素子と同様にデ
ユアル・インライン・パツケージ型とすることが
望まれている。しかし、上記のようにカバー14
よりアース端子141を形成する方法ではデユア
ル・インライン型・パツケージ型とすることが困
難なものであつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので
あり、その目的とするところは端子配列をデユア
ル・インライン・パツケージ型とすることが可能
な超小型スイツチのアース構造を提供しようとす
るものである。
あり、その目的とするところは端子配列をデユア
ル・インライン・パツケージ型とすることが可能
な超小型スイツチのアース構造を提供しようとす
るものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第2図乃至第6図において、ケース31には凹
部311が設けられる。このケース31の互いに
平行する両側面には端子32,33,34,35
およびアース端子36,37が所定間隔離間して
インサート形成される。前記端子33,35は第
6図に示す如く一体形成されており、これら端子
33,35を構成する導体は前記凹部311の内
部に所定間隔離間して露出され、固定接片38,
39を形成している。また、前記端子32,34
も一体形成されており、これら端子32,34を
構成する導体は前記凹部311の内部、且つ固定
接片38,39の相互間に露出され、コモン接片
40を形成している。さらに、ケース31の側面
にそれぞれ基端部が埋設された前記アース端子3
6,37はこの側面と直交する側面に設けられた
凹部312,313において露出されるとともに、
ケース31の表面部に設けられた取付穴314,
315において露出されている。
部311が設けられる。このケース31の互いに
平行する両側面には端子32,33,34,35
およびアース端子36,37が所定間隔離間して
インサート形成される。前記端子33,35は第
6図に示す如く一体形成されており、これら端子
33,35を構成する導体は前記凹部311の内
部に所定間隔離間して露出され、固定接片38,
39を形成している。また、前記端子32,34
も一体形成されており、これら端子32,34を
構成する導体は前記凹部311の内部、且つ固定
接片38,39の相互間に露出され、コモン接片
40を形成している。さらに、ケース31の側面
にそれぞれ基端部が埋設された前記アース端子3
6,37はこの側面と直交する側面に設けられた
凹部312,313において露出されるとともに、
ケース31の表面部に設けられた取付穴314,
315において露出されている。
一方、前記固定接片38,39にはドーム状可
動接片41の両端部が載置され、この可動接片4
1には押釦42の裏面部に設けられた突起421
が当接されている。この押釦42は弾性部材、例
えばニトリルゴム等によつて形成されており、こ
の押釦42の鍔部422は前記ケース31および
カバー43によつて圧接挾持される。このカバー
43は例えば導電性樹脂によつて形成されてお
り、この中央部には第5図に示す如く、押釦42
の操作部423が挿通される透孔431が設けられ
ている。この透孔431の周囲、且つカバー43
の裏面部には前記押釦42の鍔部422の周縁部
に設けられた突部424が収容される凹部432が
設けられている。この凹部432の深さは突部4
24の厚みより浅くされている。また、前記凹部
432の周囲にはケース31における凹部311の
周囲に設けられた凹溝316(第4図に示す)に嵌
合されるエネルギーダイレクタと称される突状部
433および前記ケース31における取付穴31
4,315に嵌合可能な突起434,435が一体形
成されている。さらに、カバー43の側面部には
前記ケース31の側面に設けられた凹部312,
313と連通可能な凹部436,437が設けられ
ている。しかして、カバー43の凹部432に押
釦42の突部424を収容した状態で、カバー4
3の突起434,435とケース31の取付穴31
4,315を嵌合するとともに、カバー43の突状
部433とケース31の凹溝316を嵌合し、この
後、超音波溶接加工を行うと、突状部433近傍
が溶融され、ケース31とカバー43が固着され
る。また、このとき、カバー43とアース端子3
6,37がケース31の取付穴314,315の内
部で突部434,435を介して電気的に接続され
る。
動接片41の両端部が載置され、この可動接片4
1には押釦42の裏面部に設けられた突起421
が当接されている。この押釦42は弾性部材、例
えばニトリルゴム等によつて形成されており、こ
の押釦42の鍔部422は前記ケース31および
カバー43によつて圧接挾持される。このカバー
43は例えば導電性樹脂によつて形成されてお
り、この中央部には第5図に示す如く、押釦42
の操作部423が挿通される透孔431が設けられ
ている。この透孔431の周囲、且つカバー43
の裏面部には前記押釦42の鍔部422の周縁部
に設けられた突部424が収容される凹部432が
設けられている。この凹部432の深さは突部4
24の厚みより浅くされている。また、前記凹部
432の周囲にはケース31における凹部311の
周囲に設けられた凹溝316(第4図に示す)に嵌
合されるエネルギーダイレクタと称される突状部
433および前記ケース31における取付穴31
4,315に嵌合可能な突起434,435が一体形
成されている。さらに、カバー43の側面部には
前記ケース31の側面に設けられた凹部312,
313と連通可能な凹部436,437が設けられ
ている。しかして、カバー43の凹部432に押
釦42の突部424を収容した状態で、カバー4
3の突起434,435とケース31の取付穴31
4,315を嵌合するとともに、カバー43の突状
部433とケース31の凹溝316を嵌合し、この
後、超音波溶接加工を行うと、突状部433近傍
が溶融され、ケース31とカバー43が固着され
る。また、このとき、カバー43とアース端子3
6,37がケース31の取付穴314,315の内
部で突部434,435を介して電気的に接続され
る。
上記構成によれば、カバー43を導電性樹脂材
で形成するとともに、このカバー43に同一樹脂
材からなる突部434,435を形成し、この突部
434,435をケース31の取付穴314,315
に嵌合することにより、ケース31の平行する両
側面に他の端子32〜35とともに配設されたア
ース端子36,37とカバー43とを電気的に接
続することができる。したがつて、端子配列をデ
ユアル・インライン・パツケージ型とすることが
でき、しかも、デユアル・インライン・パツケー
ジ型とした場合においてもアース端子36,37
とカバー43とをケース31の内部で接続してい
るため、ケース31あるいはカバー43の外部に
不要なリード線等が露出することがなく、ケース
31とカバー43が構成する形状を集積回路のパ
ツケージに酷似させることが可能である。
で形成するとともに、このカバー43に同一樹脂
材からなる突部434,435を形成し、この突部
434,435をケース31の取付穴314,315
に嵌合することにより、ケース31の平行する両
側面に他の端子32〜35とともに配設されたア
ース端子36,37とカバー43とを電気的に接
続することができる。したがつて、端子配列をデ
ユアル・インライン・パツケージ型とすることが
でき、しかも、デユアル・インライン・パツケー
ジ型とした場合においてもアース端子36,37
とカバー43とをケース31の内部で接続してい
るため、ケース31あるいはカバー43の外部に
不要なリード線等が露出することがなく、ケース
31とカバー43が構成する形状を集積回路のパ
ツケージに酷似させることが可能である。
また、アース端子36,37はケース31の中
心に対して点対称となる位置に配設されているた
め、ケース31を180゜回転した状態においてもア
ース端子36,37の位置が変わらない。したが
つて、回路パターンの設計に制約を与えない利点
を有している。
心に対して点対称となる位置に配設されているた
め、ケース31を180゜回転した状態においてもア
ース端子36,37の位置が変わらない。したが
つて、回路パターンの設計に制約を与えない利点
を有している。
さらに、押釦42をゴム材で形成し、この鍔部
422および突部424をケース31およびカバー
43によつて圧接挾持しているため、防水、防塵
効果が優れている。
422および突部424をケース31およびカバー
43によつて圧接挾持しているため、防水、防塵
効果が優れている。
尚、上記実施例ではアース端子36,37とカ
バー43とをカバー43に設けられた突部434,
435によつて、ケース31の内部で接続するよ
うにしたが、これに限らず、例えば、カバー43
の側面に設けられた凹部436,437に代えて、
カバー43と同一樹脂材からなる係合部を設け、
この係合部をケース31の凹部312,313に係
合させ、この係合部と凹部312,313に露出さ
れたアース端子36,37とを電気的に接続する
ようにしてもよい。このような構成としても上記
実施例と同様の効果を得ることができる。
バー43とをカバー43に設けられた突部434,
435によつて、ケース31の内部で接続するよ
うにしたが、これに限らず、例えば、カバー43
の側面に設けられた凹部436,437に代えて、
カバー43と同一樹脂材からなる係合部を設け、
この係合部をケース31の凹部312,313に係
合させ、この係合部と凹部312,313に露出さ
れたアース端子36,37とを電気的に接続する
ようにしてもよい。このような構成としても上記
実施例と同様の効果を得ることができる。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種
変形実施可能なことは勿論である。
変形実施可能なことは勿論である。
以上、詳述したようにこの考案によれば、端子
配列をデユアル・インライン・パツケージ型とす
ることが可能な超小型スイツチのアース構造を提
供できる。
配列をデユアル・インライン・パツケージ型とす
ることが可能な超小型スイツチのアース構造を提
供できる。
第1図は従来の超小型スイツチのアース構造の
一例を示す斜視図、第2図乃至第6図はこの考案
に係わる超小型スイツチのアース構造の一実施例
を示すものであり、第2図、第3図はそれぞれ異
なる方向から見た側断面図、第4図乃至第6図は
それぞれ第2図、第3図の要部を取出して示すも
のであり、第4図はケースの上面図、第5図はカ
バーの底面図、第6図は端子構成を示すケースの
上面図である。 31……ケース、311……凹部、32〜35
……端子、36,37……アース端子、38,3
9……固定接片、40……コモン端子、41……
可動接片、42……押釦、423……操作部、4
3……カバー。
一例を示す斜視図、第2図乃至第6図はこの考案
に係わる超小型スイツチのアース構造の一実施例
を示すものであり、第2図、第3図はそれぞれ異
なる方向から見た側断面図、第4図乃至第6図は
それぞれ第2図、第3図の要部を取出して示すも
のであり、第4図はケースの上面図、第5図はカ
バーの底面図、第6図は端子構成を示すケースの
上面図である。 31……ケース、311……凹部、32〜35
……端子、36,37……アース端子、38,3
9……固定接片、40……コモン端子、41……
可動接片、42……押釦、423……操作部、4
3……カバー。
Claims (1)
- 凹部を有するケースと、前記凹部内底部に配設
された固定接片、コモン接片およびこれらを接続
可能な可動接片、この可動接片を駆動する操作部
からなるスイツチ機構と、前記ケースの互いに平
行する両側面にそれぞれ設けられ前記固定接片、
コモン接片に接続される端子と、前記ケースの前
記両側面のうち少なくとも一方の側面に基端部が
埋設されたアース端子と、前記操作部が貫通され
前記ケースの凹部を覆うように取付けられるとと
もに前記アース端子にケース内部あるいは外部か
ら電気的に接続される導電性カバーとを具備した
ことを特徴とする超小型スイツチのアース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235983U JPS60814U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 超小型スイツチのア−ス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235983U JPS60814U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 超小型スイツチのア−ス構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60814U JPS60814U (ja) | 1985-01-07 |
JPH0117052Y2 true JPH0117052Y2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=30222527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235983U Granted JPS60814U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 超小型スイツチのア−ス構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60814U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013210208A1 (de) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Schaltkontaktkammerabdichtung |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP9235983U patent/JPS60814U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60814U (ja) | 1985-01-07 |
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