JP2745947B2 - 回路モジュール - Google Patents
回路モジュールInfo
- Publication number
- JP2745947B2 JP2745947B2 JP8125292A JP8125292A JP2745947B2 JP 2745947 B2 JP2745947 B2 JP 2745947B2 JP 8125292 A JP8125292 A JP 8125292A JP 8125292 A JP8125292 A JP 8125292A JP 2745947 B2 JP2745947 B2 JP 2745947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal case
- circuit module
- view
- printed
- printed board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子産業部品に於ける回
路モジュールに関し、特にパッケージ用金属ケースを含
む回路モジュールに関する。
路モジュールに関し、特にパッケージ用金属ケースを含
む回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路モジュールでは、図
5に示すように、複数のピン4が接続されたプリント板
2を金属ケース11に収納する構造において、図6に示
すように金属ケース11の底面は全て同じ高さの平面状
となっていた。
5に示すように、複数のピン4が接続されたプリント板
2を金属ケース11に収納する構造において、図6に示
すように金属ケース11の底面は全て同じ高さの平面状
となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の回路モジュ
ールでは、図6(a)のB部を拡大した図7に示すよう
に、プリント板5などに直接取り付け、信号配線や電源
配線などを金属ケース11の外側からプリント配線パタ
ーン6でピン4に接続する場合、プリント配線パターン
6がCに渡る範囲で金属ケース11と短絡する可能性が
あった。そのため図8に示す断面図のように、金属ケー
ス11を実装する面以外の面で、金属ケース11の外側
から配線される全てのプリント配線の配線パターン16
を設計する必要があった。このため、プリント板5の配
線設計が制約を受けるという欠点があった。
ールでは、図6(a)のB部を拡大した図7に示すよう
に、プリント板5などに直接取り付け、信号配線や電源
配線などを金属ケース11の外側からプリント配線パタ
ーン6でピン4に接続する場合、プリント配線パターン
6がCに渡る範囲で金属ケース11と短絡する可能性が
あった。そのため図8に示す断面図のように、金属ケー
ス11を実装する面以外の面で、金属ケース11の外側
から配線される全てのプリント配線の配線パターン16
を設計する必要があった。このため、プリント板5の配
線設計が制約を受けるという欠点があった。
【0004】また、図9の様に金属ケース21の底面に
凸状の打ち出し部を設けてプリント板5から金属ケース
を浮かせることにより、プリント配線パターン6と接触
しないようにする必要性があった。一方で、金属ケース
を接地して、金属ケースのシールド効果を高める場合に
は、プリント板5の接地配線と金属ケースの底面全体と
を直接接触させる必要があり、図9のように、金属ケー
ス21に凸状の打ち出し部があると、凸部のみが接触す
ることになり、シールド効果を低下させるという欠点が
あった。
凸状の打ち出し部を設けてプリント板5から金属ケース
を浮かせることにより、プリント配線パターン6と接触
しないようにする必要性があった。一方で、金属ケース
を接地して、金属ケースのシールド効果を高める場合に
は、プリント板5の接地配線と金属ケースの底面全体と
を直接接触させる必要があり、図9のように、金属ケー
ス21に凸状の打ち出し部があると、凸部のみが接触す
ることになり、シールド効果を低下させるという欠点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は配線パターン上
に電気部品を搭載してなるプリント板と、このプリント
板に接続するヘッダピンと、前記プリント板を収納する
金属ケースとを有し、この金属ケースの底面から前記ヘ
ッダピンの出る開口部を有して他の上位のプリント板上
に取付けられるモジュールにおいて、前記金属ケースの
底面は前記開口部の周囲部分が他の部分よりも高い逆凸
状をなしている。
に電気部品を搭載してなるプリント板と、このプリント
板に接続するヘッダピンと、前記プリント板を収納する
金属ケースとを有し、この金属ケースの底面から前記ヘ
ッダピンの出る開口部を有して他の上位のプリント板上
に取付けられるモジュールにおいて、前記金属ケースの
底面は前記開口部の周囲部分が他の部分よりも高い逆凸
状をなしている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の金属ケースを示
し、(a),(b),(c)はそれぞれ平面図,正面
図,側面図、図2は本発明の一実施例の組立前を示し、
(a),(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側
面図、図3は本実施例の組立後を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、図4な図3(a)のA部を拡大し
て示す断面図である。
し、(a),(b),(c)はそれぞれ平面図,正面
図,側面図、図2は本発明の一実施例の組立前を示し、
(a),(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側
面図、図3は本実施例の組立後を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、図4な図3(a)のA部を拡大し
て示す断面図である。
【0008】本実施例において、金属ケース1は、図1
に示すように略箱形で底面が逆凸状をなし、複数のピン
を出すための開口部Hを有する端面1a部分の高さが他
の底部1bの部分より高くなった形状となっている。こ
のような形状の金属ケース1に対し、図2及び図3に示
すようにプリント板2を収納して組立てる。プリント板
2は搭載した電気部品と配線パターンに複数のピン4が
接続し、絶縁用モールド3を介して複数のピン4が金属
ケース1の端面1aの開口部Hから外側に出る。
に示すように略箱形で底面が逆凸状をなし、複数のピン
を出すための開口部Hを有する端面1a部分の高さが他
の底部1bの部分より高くなった形状となっている。こ
のような形状の金属ケース1に対し、図2及び図3に示
すようにプリント板2を収納して組立てる。プリント板
2は搭載した電気部品と配線パターンに複数のピン4が
接続し、絶縁用モールド3を介して複数のピン4が金属
ケース1の端面1aの開口部Hから外側に出る。
【0009】このように組立てた本実施例の回路モジュ
ールを、上位のプリント板5に取り付ける。プリント板
5には、金属ケース1からピン4が出る端面1aの部分
に対応する位置にプリント配線パターン6が設けられて
いる。即ち図4に示すように、金属ケース1をプリント
板5に取り付け、信号配線や電源配線を金属ケース1の
外側からピン4にプリント配線パターン6で接続する場
合、金属ケース1の端面1aがプリント板5の面から浮
いているため、プリント配線パターン6が金属ケース1
によって短絡されることがない。また、金属ケース1の
底面の底部1bの全体とプリント板5とは直接接触する
ため、シールド効果を高めるための接地配線と金属ケー
ス1の底面全体との接続が可能になる。
ールを、上位のプリント板5に取り付ける。プリント板
5には、金属ケース1からピン4が出る端面1aの部分
に対応する位置にプリント配線パターン6が設けられて
いる。即ち図4に示すように、金属ケース1をプリント
板5に取り付け、信号配線や電源配線を金属ケース1の
外側からピン4にプリント配線パターン6で接続する場
合、金属ケース1の端面1aがプリント板5の面から浮
いているため、プリント配線パターン6が金属ケース1
によって短絡されることがない。また、金属ケース1の
底面の底部1bの全体とプリント板5とは直接接触する
ため、シールド効果を高めるための接地配線と金属ケー
ス1の底面全体との接続が可能になる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回路モジ
ュールを収納する金属ケースで、金属ケース端面からピ
ンを引き出すための穴の周囲を金属ケースの底面より高
くすることにより、金属ケースの底面全体とシールド用
の接地配線等との接触を損なうこと無く実装することが
可能となり、また、金属ケースを取り付けるプリント板
のプリント配線パターンの設計に対する制約が緩和され
る効果を有している。
ュールを収納する金属ケースで、金属ケース端面からピ
ンを引き出すための穴の周囲を金属ケースの底面より高
くすることにより、金属ケースの底面全体とシールド用
の接地配線等との接触を損なうこと無く実装することが
可能となり、また、金属ケースを取り付けるプリント板
のプリント配線パターンの設計に対する制約が緩和され
る効果を有している。
【図1】本発明の一実施例の金属ケースを示し、
(a),(b),(c)はそれぞれ平面図,正面図,側
面図である。
(a),(b),(c)はそれぞれ平面図,正面図,側
面図である。
【図2】本発明の一実施例の組立前を示し、(a),
(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側面図であ
る。
(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側面図であ
る。
【図3】本実施例の組立後を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図4】図3(a)のA部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来の回路モジュールの一例を示し、(a),
(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側面図であ
る。
(b),(c)はそれぞれ斜視図,正面図,側面図であ
る。
【図6】従来例の組立後を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図7】図6(a)のB部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図8】従来例のプリント配線状況を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来例における金属ケースの他の例を示す断面
図である。
図である。
1,11,21 金属ケース 2 金属ケース内部のプリント板 3 絶縁用モールドまたはスペーサ 4 ピン 5 金属ケースの取り付けられるプリント板 6,16 金属ケース外側からのプリント配線パター
ン
ン
Claims (3)
- 【請求項1】 配線パターン上に電気部品を搭載してな
るプリント板と、このプリント板に接続するヘッダピン
と、前記プリント板を収納する金属ケースとを有し、こ
の金属ケースの底面から前記ヘッダピンの出る開口部を
有して他の上位のプリント板上に取付けられる回路モジ
ュールにおいて、前記金属ケースの底面は前記開口部の
周囲部分が他の部分よりも高い逆凸状をなしていること
を特徴とする回路モジュール。 - 【請求項2】 前記金属ケースの底面のうち逆凸状の底
部全体が前記上位のプリント板に接してシールド効果を
得ることを特徴とする請求項1記載の回路モジュール。 - 【請求項3】 前記金属ケースの底面の逆凸状の高い部
分に対応する位置に前記上位のプリント板の配線パター
ンを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の回
路モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125292A JP2745947B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 回路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125292A JP2745947B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 回路モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335770A JPH05335770A (ja) | 1993-12-17 |
JP2745947B2 true JP2745947B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13741202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8125292A Expired - Fee Related JP2745947B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 回路モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745947B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP8125292A patent/JP2745947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05335770A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 11 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |