JP3167934B2 - 電気コネクタ用キャップ - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタを搬
送する際や基板に実装する際に用いられる電気コネクタ
用キャップに関する。
送する際や基板に実装する際に用いられる電気コネクタ
用キャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、プリント配線基板（以下、Ｐ
ＣＢという）に実装され、ＰＣＢと他の電気回路とを接
続する電気コネクタが広く使われている。この電気コネ
クタは、基板のスルーホールに挿入されるタイン部、及
び互いに嵌合する相手コネクタのコンタクトに接触する
接触部を有するコンタクトと、そのコンタクトが配列さ
れたハウジングを備えている。このような電気コネクタ
を基板に実装するに当たっては、ロボット等を使って電
気コネクタを一つずつ保持し、タイン部を基板のパッド
に位置合わせして電気コネクタを基板に載置し、タイン
部を基板に半田付けする。
ＣＢという）に実装され、ＰＣＢと他の電気回路とを接
続する電気コネクタが広く使われている。この電気コネ
クタは、基板のスルーホールに挿入されるタイン部、及
び互いに嵌合する相手コネクタのコンタクトに接触する
接触部を有するコンタクトと、そのコンタクトが配列さ
れたハウジングを備えている。このような電気コネクタ
を基板に実装するに当たっては、ロボット等を使って電
気コネクタを一つずつ保持し、タイン部を基板のパッド
に位置合わせして電気コネクタを基板に載置し、タイン
部を基板に半田付けする。
【０００３】この半田付けには、通常、フラックスが発
生するが、このフラックス等によってコンタクトの接触
部等が汚れると、相手コンタクトとの電気的接触が不良
になる。このため、コンタクトの接触部等が汚れないよ
うに十分な注意を払いながら半田付け作業を行ってい
る。また、電気コネクタの搬送中にコンタクトの接触部
等が汚れると、上記と同様に、相手コンタクトとの電気
的接触が不良になる。
生するが、このフラックス等によってコンタクトの接触
部等が汚れると、相手コンタクトとの電気的接触が不良
になる。このため、コンタクトの接触部等が汚れないよ
うに十分な注意を払いながら半田付け作業を行ってい
る。また、電気コネクタの搬送中にコンタクトの接触部
等が汚れると、上記と同様に、相手コンタクトとの電気
的接触が不良になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、電気コネクタを基板に実装する際や搬送する際
に、コンタクトの接触部等の汚れを防止することがで
き、また、外部からの干渉に対して外れにくく、小型か
つ低コストの電気コネクタ用キャップを提供することを
目的とする。更に、複数の電気コネクタを基板上に同時
に、かつ正確に位置決めできる電気コネクタ用キャップ
を提供することを目的とする。
鑑み、電気コネクタを基板に実装する際や搬送する際
に、コンタクトの接触部等の汚れを防止することがで
き、また、外部からの干渉に対して外れにくく、小型か
つ低コストの電気コネクタ用キャップを提供することを
目的とする。更に、複数の電気コネクタを基板上に同時
に、かつ正確に位置決めできる電気コネクタ用キャップ
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第１の電気コネクタ用キャップは、底面とその底面
とは反対側に位置する上面とを有するハウジング、及
び、上記底面側に位置し基板に取付けられるタイン部と
上記上面側に位置し相手コンタクトに接触する接触部と
を有し、上記ハウジングに配列されたコンタクトを備
え、上記底面を基板に対向させてその基板に実装される
電気コネクタの上記上面と上記接触部を覆い、上記ハウ
ジングに着脱自在に固定されるキャップ部が一体的に複
数形成されてなるものであることを特徴とする。
明の第１の電気コネクタ用キャップは、底面とその底面
とは反対側に位置する上面とを有するハウジング、及
び、上記底面側に位置し基板に取付けられるタイン部と
上記上面側に位置し相手コンタクトに接触する接触部と
を有し、上記ハウジングに配列されたコンタクトを備
え、上記底面を基板に対向させてその基板に実装される
電気コネクタの上記上面と上記接触部を覆い、上記ハウ
ジングに着脱自在に固定されるキャップ部が一体的に複
数形成されてなるものであることを特徴とする。
【０００６】また、上記目的を達成する本発明の第２の
電気コネクタ用キャップは、相手コネクタと嵌合する、
相手コネクタのコンタクトに接触するコンタクトが配置
された嵌合部を上面側に備え、底面側を基板に対向させ
てその基板に実装される電気コネクタの上記嵌合部を覆
うように該電気コネクタに装着される電気コネクタ用キ
ャップにおいて、上記電気コネクタに装着した際に上記
電気コネクタのコンタクトに係合する係合突起を有する
ことを特徴とする。
電気コネクタ用キャップは、相手コネクタと嵌合する、
相手コネクタのコンタクトに接触するコンタクトが配置
された嵌合部を上面側に備え、底面側を基板に対向させ
てその基板に実装される電気コネクタの上記嵌合部を覆
うように該電気コネクタに装着される電気コネクタ用キ
ャップにおいて、上記電気コネクタに装着した際に上記
電気コネクタのコンタクトに係合する係合突起を有する
ことを特徴とする。
【０００７】また、上記目的を達成する本発明の第３の
電気コネクタ用キャップは、相手コネクタと嵌合する嵌
合部を上面側に備え、底面側を基板に対向させてその基
板に実装される電気コネクタの上記嵌合部を覆うように
該電気コネクタに装着される電気コネクタ用キャップに
おいて、一面側に、雄型の嵌合部を備えた電気コネクタ
の嵌合部を覆う第１のキャップ部が形成されてなると共
に、上記一面側に対する反対面側に、雌型の嵌合部を備
えた電気コネクタの嵌合部を覆う第２のキャップ部が形
成されてなることを特徴とする。
電気コネクタ用キャップは、相手コネクタと嵌合する嵌
合部を上面側に備え、底面側を基板に対向させてその基
板に実装される電気コネクタの上記嵌合部を覆うように
該電気コネクタに装着される電気コネクタ用キャップに
おいて、一面側に、雄型の嵌合部を備えた電気コネクタ
の嵌合部を覆う第１のキャップ部が形成されてなると共
に、上記一面側に対する反対面側に、雌型の嵌合部を備
えた電気コネクタの嵌合部を覆う第２のキャップ部が形
成されてなることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の電
気コネクタ用キャップの実施形態を説明する。図１は本
発明の第１の電気コネクタ用キャップの第１の実施形態
の概略を示す、（ａ）は斜視図、（ｂ）は電気コネクタ
に固定された状態を示す斜視図、（ｃ）は側面図であ
る。
気コネクタ用キャップの実施形態を説明する。図１は本
発明の第１の電気コネクタ用キャップの第１の実施形態
の概略を示す、（ａ）は斜視図、（ｂ）は電気コネクタ
に固定された状態を示す斜視図、（ｃ）は側面図であ
る。
【０００９】電気コネクタ用キャップ１０は、並列する
２つのキャップ部１２，１４を備えている。キャップ部
１２，１４は一体的に、例えば樹脂で形成されており、
その両端部はリブ１６，１８で接続されている。キャッ
プ部１２，１４はそれぞれ電気コネクタのハウジング２
０，２２に着脱自在に固定される。ハウジング２０，２
２にキャップ部１２，１４が固定された状態では、図１
（ｃ）に示すように、ハウジング２０，２２の上面２０
ａ，２２ａとコンタクトの接触部２４がキャップ部１
２，１４に覆われる。従って、各ハウジング２０，２２
を備えた電気コネクタを搬送する際や基板（図示せず）
に実装する際に、この電気コネクタ用キャップ１０でハ
ウジング２０，２２の上面２０ａ，２２ａとコンタクト
の接触部２４とを覆ってこれらを保護することにより、
コンタクトの接触部２４等の汚れを防止できる。さら
に、電気コネクタ用キャップ１０の２つのキャップ部１
２，１４で２つの電気コネクタを同時に保持して、基板
に実装したり搬送したりすることもできる。尚、ここで
は、並列する２つのキャップ部１２，１４を備えた電気
コネクタ用キャップ１０について説明したが、３つ以上
のキャップ部を備えてもよい。また、基板への電気コネ
クタの実装位置に応じて、２つのキャップ部１２，１４
をＶの字状に並べたり、３つのキャップ部をコの字状に
並べたりして一体的に形成してもよい。
２つのキャップ部１２，１４を備えている。キャップ部
１２，１４は一体的に、例えば樹脂で形成されており、
その両端部はリブ１６，１８で接続されている。キャッ
プ部１２，１４はそれぞれ電気コネクタのハウジング２
０，２２に着脱自在に固定される。ハウジング２０，２
２にキャップ部１２，１４が固定された状態では、図１
（ｃ）に示すように、ハウジング２０，２２の上面２０
ａ，２２ａとコンタクトの接触部２４がキャップ部１
２，１４に覆われる。従って、各ハウジング２０，２２
を備えた電気コネクタを搬送する際や基板（図示せず）
に実装する際に、この電気コネクタ用キャップ１０でハ
ウジング２０，２２の上面２０ａ，２２ａとコンタクト
の接触部２４とを覆ってこれらを保護することにより、
コンタクトの接触部２４等の汚れを防止できる。さら
に、電気コネクタ用キャップ１０の２つのキャップ部１
２，１４で２つの電気コネクタを同時に保持して、基板
に実装したり搬送したりすることもできる。尚、ここで
は、並列する２つのキャップ部１２，１４を備えた電気
コネクタ用キャップ１０について説明したが、３つ以上
のキャップ部を備えてもよい。また、基板への電気コネ
クタの実装位置に応じて、２つのキャップ部１２，１４
をＶの字状に並べたり、３つのキャップ部をコの字状に
並べたりして一体的に形成してもよい。
【００１０】次に、図２から図６までを参照して、本発
明の第１の電気コネクタ用キャップの第１の実施形態に
ついて説明する。図２から図４までに電気コネクタ用キ
ャップを示す。電気コネクタ用キャップ３０は、並列す
る２つのキャップ部４０，６０を備えている。キャップ
部４０，６０は一体的に形成されており、それらの両端
部はリブ３２で接続されている。さらに、キャップ部４
０，６０は４本のリブ３４で接続されており、これらリ
ブ３２，３４によって電気コネクタ用キャップ３０のキ
ャップ部４０、６０の位置関係が決められ、かつ反りが
防止される。
明の第１の電気コネクタ用キャップの第１の実施形態に
ついて説明する。図２から図４までに電気コネクタ用キ
ャップを示す。電気コネクタ用キャップ３０は、並列す
る２つのキャップ部４０，６０を備えている。キャップ
部４０，６０は一体的に形成されており、それらの両端
部はリブ３２で接続されている。さらに、キャップ部４
０，６０は４本のリブ３４で接続されており、これらリ
ブ３２，３４によって電気コネクタ用キャップ３０のキ
ャップ部４０、６０の位置関係が決められ、かつ反りが
防止される。
【００１１】各キャップ部４０，６０は、上壁４２，６
２と側壁４４，６４を備え、これらの壁で囲まれた空間
が、電気コネクタ８０（図５参照）を嵌め込む溝４６，
６６である。キャップ部４０，６０の両端部を接続する
各リブ３２の中央部には、位置合せ板３６が形成されて
いる。この位置合せ板３６の側面３６ａに電気コネクタ
８０（図５参照）のハウジングの側壁が当接して電気コ
ネクタ８０が位置合せされ、これにより、電気コネクタ
８０が電気コネクタ用キャップ３０に保持された際の位
置ずれが防止される。各キャップ部４０，６０の側壁４
４，６４の外側面４４ａ，６４ａの両端部には、電気コ
ネクタ８０のハウジングを押さえ付ける弾性係合片４
８，６８が形成されている。この弾性係合片４８，６８
の先端部には、内側に突出した凸部４８ａ，６８ａが形
成されており、この凸部４８ａ，６８ａがグランド板８
６（図５参照）の開口部８６ａに入り込んで電気コネク
タ８０のハウジングを押さえ付ける。尚、各キャップ部
４０，６０の上壁４２，６２には、コアピン（図示せ
ず）を挿抜するための孔４９，６９が形成されている。
２と側壁４４，６４を備え、これらの壁で囲まれた空間
が、電気コネクタ８０（図５参照）を嵌め込む溝４６，
６６である。キャップ部４０，６０の両端部を接続する
各リブ３２の中央部には、位置合せ板３６が形成されて
いる。この位置合せ板３６の側面３６ａに電気コネクタ
８０（図５参照）のハウジングの側壁が当接して電気コ
ネクタ８０が位置合せされ、これにより、電気コネクタ
８０が電気コネクタ用キャップ３０に保持された際の位
置ずれが防止される。各キャップ部４０，６０の側壁４
４，６４の外側面４４ａ，６４ａの両端部には、電気コ
ネクタ８０のハウジングを押さえ付ける弾性係合片４
８，６８が形成されている。この弾性係合片４８，６８
の先端部には、内側に突出した凸部４８ａ，６８ａが形
成されており、この凸部４８ａ，６８ａがグランド板８
６（図５参照）の開口部８６ａに入り込んで電気コネク
タ８０のハウジングを押さえ付ける。尚、各キャップ部
４０，６０の上壁４２，６２には、コアピン（図示せ
ず）を挿抜するための孔４９，６９が形成されている。
【００１２】図５に、図２に示す電気コネクタ用キャッ
プ３０で保持される電気コネクタ８０を示す。電気コネ
クタ８０は、ハウジング８２とこのハウジング８２に配
列された多数のコンタクト８４を備えている。ハウジン
グ８２の側壁には複数の突起８２ａが形成されており、
この突起８２ａがグランド板８６の開口部８６ａに入り
込んで、接地用のグランド板８６がハウジング８２の側
壁に固定されている。グランド板８６の複数の開口部８
６ａのうち両端に位置する２つの開口部８６ａには、上
述したように、弾性係合片４８，６８の凸部４８ａ，６
８ａが入り込む。また、ハウジング８２は、基板（図示
せず）に対向する底面８８と、この底面８８とは反対側
に位置する上面９０とを有している。コンタクト８４
は、底面８８の側に位置し基板のスルーホールに挿入さ
れるタイン部８４ａと，上面９０の側に位置し相手コン
タクト（図示せず）に接触する接触部８４ｂとを有して
いる。
プ３０で保持される電気コネクタ８０を示す。電気コネ
クタ８０は、ハウジング８２とこのハウジング８２に配
列された多数のコンタクト８４を備えている。ハウジン
グ８２の側壁には複数の突起８２ａが形成されており、
この突起８２ａがグランド板８６の開口部８６ａに入り
込んで、接地用のグランド板８６がハウジング８２の側
壁に固定されている。グランド板８６の複数の開口部８
６ａのうち両端に位置する２つの開口部８６ａには、上
述したように、弾性係合片４８，６８の凸部４８ａ，６
８ａが入り込む。また、ハウジング８２は、基板（図示
せず）に対向する底面８８と、この底面８８とは反対側
に位置する上面９０とを有している。コンタクト８４
は、底面８８の側に位置し基板のスルーホールに挿入さ
れるタイン部８４ａと，上面９０の側に位置し相手コン
タクト（図示せず）に接触する接触部８４ｂとを有して
いる。
【００１３】図６に、電気コネクタ用キャップ３０が固
定された電気コネクタ８０を示す。上述したように、電
気コネクタ用キャップ３０の溝４６，６６に電気コネク
タ８０が嵌め込まれ、弾性係合片４８，６８の凸部４８
ａ，６８ａがグランド板８６の開口部８６ａに入り込ん
で電気コネクタ８０のハウジング８２を押さえ付け、こ
れにより、電気コネクタ用キャップ３０が電気コネクタ
８０のハウジング８２に着脱自在に固定される。このよ
うにして、電気コネクタ用キャップ３０を電気コネクタ
８０のハウジング８２に固定することにより、ハウジン
グ８２の上面９０とコンタクト８４の接触部８４ｂとが
覆われて保護される。従って、タイン部８４ａを基板に
半田付けする際に発生するフラックス等による接触部８
４ｂの汚れが防止され、相手コンタクトとの電気的接触
を良好に保つことができる。また、電気コネクタ８０の
搬送中における接触部８４ｂ等の汚れも防止できる。さ
らに、電気コネクタ用キャップ３０の２つのキャップ部
４０，６０で電気コネクタ８０を同時に２つ保持して、
基板に実装したり搬送したりすることもできる。尚、こ
こでは、並列する２つのキャップ部４０，６０を備えた
電気コネクタ用キャップ３０について説明したが、３つ
以上のキャップ部を備えてもよい。また、基板への電気
コネクタの実装位置に応じて、２つのキャップ部４０，
６０をＶの字状に並べたり、３つのキャップ部をコの字
状に並べたりして一体的に形成してもよい。
定された電気コネクタ８０を示す。上述したように、電
気コネクタ用キャップ３０の溝４６，６６に電気コネク
タ８０が嵌め込まれ、弾性係合片４８，６８の凸部４８
ａ，６８ａがグランド板８６の開口部８６ａに入り込ん
で電気コネクタ８０のハウジング８２を押さえ付け、こ
れにより、電気コネクタ用キャップ３０が電気コネクタ
８０のハウジング８２に着脱自在に固定される。このよ
うにして、電気コネクタ用キャップ３０を電気コネクタ
８０のハウジング８２に固定することにより、ハウジン
グ８２の上面９０とコンタクト８４の接触部８４ｂとが
覆われて保護される。従って、タイン部８４ａを基板に
半田付けする際に発生するフラックス等による接触部８
４ｂの汚れが防止され、相手コンタクトとの電気的接触
を良好に保つことができる。また、電気コネクタ８０の
搬送中における接触部８４ｂ等の汚れも防止できる。さ
らに、電気コネクタ用キャップ３０の２つのキャップ部
４０，６０で電気コネクタ８０を同時に２つ保持して、
基板に実装したり搬送したりすることもできる。尚、こ
こでは、並列する２つのキャップ部４０，６０を備えた
電気コネクタ用キャップ３０について説明したが、３つ
以上のキャップ部を備えてもよい。また、基板への電気
コネクタの実装位置に応じて、２つのキャップ部４０，
６０をＶの字状に並べたり、３つのキャップ部をコの字
状に並べたりして一体的に形成してもよい。
【００１４】次に、図７から図１１までを参照して、本
発明の第１の電気コネクタ用キャップの第２の実施形態
について説明する。図７から図９までに電気コネクタ用
キャップを示す。電気コネクタ用キャップ１３０は、並
列する２つのキャップ部１４０，１６０を備えている。
キャップ部１４０，１６０は一体的に形成されており、
その両端部はリブ１３２で接続されている。さらに、キ
ャップ部１４０，１６０は４本のリブ１３４で接続され
ており、これらリブ１３２，１３４によって電気コネク
タ用キャップ１３０の反りが防止される。
発明の第１の電気コネクタ用キャップの第２の実施形態
について説明する。図７から図９までに電気コネクタ用
キャップを示す。電気コネクタ用キャップ１３０は、並
列する２つのキャップ部１４０，１６０を備えている。
キャップ部１４０，１６０は一体的に形成されており、
その両端部はリブ１３２で接続されている。さらに、キ
ャップ部１４０，１６０は４本のリブ１３４で接続され
ており、これらリブ１３２，１３４によって電気コネク
タ用キャップ１３０の反りが防止される。
【００１５】各キャップ部１４０，１６０は、底壁１４
２，１６２と側壁１４４，１６４を備え、これらの壁で
囲まれた空間は、肉抜き用凹部１４６，１６６である。
キャップ部１４０，１６０の両端部を接続する各リブ１
３２の中央部には、位置合せ板１３６が形成されてい
る。この位置合せ板１３６の側面１３６ａに電気コネク
タ１８０（図１０参照）のハウジングの側壁が当接して
電気コネクタ１８０が位置合せされ、これにより、電気
コネクタ１８０が電気コネクタ用キャップ１３０に保持
された際の位置ずれが防止される。各キャップ部１４
０，１６０の側壁１４４，１６４の外側面１４４ａ，１
６４ａの両端部には、電気コネクタ１８０のグランド板
１８６（図１０参照）を押さえ付ける弾性係合片１４
８，１６８が形成されている。この弾性係合片１４８，
１６８の先端部には、内側に突出した凸部１４８ａ，１
６８ａが形成されており、この凸部１４８ａ，１６８ａ
がグランド板１８６を押さえ付け、これにより、電気コ
ネクタ用キャップ１３０が電気コネクタ１８０のハウジ
ングに着脱自在に固定される。尚、グランド板１８６に
開口部を形成し、この開口部に凸部１４８ａ，１６８ａ
が入り込んで電気コネクタ１８０のハウジングを押さえ
付ける構成にしてもよい。また、各キャップ部１４０，
１６０の側壁１４４，１６４には、コアピン（図示せ
ず）を挿抜するための孔１４９，１６９が形成されてい
る。
２，１６２と側壁１４４，１６４を備え、これらの壁で
囲まれた空間は、肉抜き用凹部１４６，１６６である。
キャップ部１４０，１６０の両端部を接続する各リブ１
３２の中央部には、位置合せ板１３６が形成されてい
る。この位置合せ板１３６の側面１３６ａに電気コネク
タ１８０（図１０参照）のハウジングの側壁が当接して
電気コネクタ１８０が位置合せされ、これにより、電気
コネクタ１８０が電気コネクタ用キャップ１３０に保持
された際の位置ずれが防止される。各キャップ部１４
０，１６０の側壁１４４，１６４の外側面１４４ａ，１
６４ａの両端部には、電気コネクタ１８０のグランド板
１８６（図１０参照）を押さえ付ける弾性係合片１４
８，１６８が形成されている。この弾性係合片１４８，
１６８の先端部には、内側に突出した凸部１４８ａ，１
６８ａが形成されており、この凸部１４８ａ，１６８ａ
がグランド板１８６を押さえ付け、これにより、電気コ
ネクタ用キャップ１３０が電気コネクタ１８０のハウジ
ングに着脱自在に固定される。尚、グランド板１８６に
開口部を形成し、この開口部に凸部１４８ａ，１６８ａ
が入り込んで電気コネクタ１８０のハウジングを押さえ
付ける構成にしてもよい。また、各キャップ部１４０，
１６０の側壁１４４，１６４には、コアピン（図示せ
ず）を挿抜するための孔１４９，１６９が形成されてい
る。
【００１６】図１０に、図７に示す電気コネクタ用キャ
ップ１３０で保持される電気コネクタを示す。電気コネ
クタ１８０は、ハウジング１８２とこのハウジング１８
２に配列された多数のコンタクト１８４を備えている。
ハウジング１８２の長手方向中央部には溝１８３が形成
されており、この溝１８３に電気コネクタ用キャップ１
３０の底壁１４２，１６２と側壁１４４，１６４が嵌め
込まれる。ハウジング１８２の側壁には複数の突起１８
２ａが形成されており、この突起１８２ａが、接地用の
グランド板１８６の開口部１８６ａに入り込んでグラン
ド板１８６がハウジング１８２の側壁に固定されてい
る。ハウジング１８２は、基板（図示せず）に対向する
底面１８８と、この底面１８８とは反対側に位置する上
面１９０とを有している。コンタクト１８４は、底面１
８８の側に位置し基板のスルーホールに挿入されるタイ
ン部１８４ａと，上面１９０の側に位置し相手コンタク
ト（図示せず）に接触する接触部１８４ｂとを有してい
る。
ップ１３０で保持される電気コネクタを示す。電気コネ
クタ１８０は、ハウジング１８２とこのハウジング１８
２に配列された多数のコンタクト１８４を備えている。
ハウジング１８２の長手方向中央部には溝１８３が形成
されており、この溝１８３に電気コネクタ用キャップ１
３０の底壁１４２，１６２と側壁１４４，１６４が嵌め
込まれる。ハウジング１８２の側壁には複数の突起１８
２ａが形成されており、この突起１８２ａが、接地用の
グランド板１８６の開口部１８６ａに入り込んでグラン
ド板１８６がハウジング１８２の側壁に固定されてい
る。ハウジング１８２は、基板（図示せず）に対向する
底面１８８と、この底面１８８とは反対側に位置する上
面１９０とを有している。コンタクト１８４は、底面１
８８の側に位置し基板のスルーホールに挿入されるタイ
ン部１８４ａと，上面１９０の側に位置し相手コンタク
ト（図示せず）に接触する接触部１８４ｂとを有してい
る。
【００１７】図１１に、電気コネクタ用キャップ１３０
が固定された電気コネクタ１８０を示す。上述したよう
に、電気コネクタ１８０の溝１８３に電気コネクタ用キ
ャップ１３０の底壁１４２，１６２と側壁１４４，１６
４が嵌め込まれ、弾性係合片１４８，１６８がグランド
板１８６を押さえ付け、これにより、電気コネクタ用キ
ャップ１３０が電気コネクタ１８０のハウジング１８２
に着脱自在に固定される。このようにして、電気コネク
タ用キャップ１３０を電気コネクタ１８０のハウジング
１８２に固定することにより、ハウジング１８２の上面
９０とコンタクト１８４の接触部１８４ｂとが覆われて
保護される。従って、タイン部１８４ａを基板に半田付
けする際に発生するフラックス等による接触部１８４ｂ
の汚れが防止され、相手コンタクトとの電気的接触を良
好に保つことができる。また、電気コネクタ１８０の搬
送中における接触部１８４ｂ等の汚れも防止できる。さ
らに、電気コネクタ用キャップ１３０の２つのキャップ
部１４０，１６０で電気コネクタ１８０を同時に２つ保
持して、基板に実装したり搬送したりすることもでき
る。尚、ここでは、並列する２つのキャップ部１４０，
１６０を備えた電気コネクタ用キャップ１３０について
説明したが、３つ以上のキャップ部を備えてもよい。ま
た、基板への電気コネクタの取付位置に応じて、２つの
キャップ部１４０，１６０をＶの字状に並べたり、３つ
のキャップ部をコの字状に並べたりして一体的に形成し
てもよい。
が固定された電気コネクタ１８０を示す。上述したよう
に、電気コネクタ１８０の溝１８３に電気コネクタ用キ
ャップ１３０の底壁１４２，１６２と側壁１４４，１６
４が嵌め込まれ、弾性係合片１４８，１６８がグランド
板１８６を押さえ付け、これにより、電気コネクタ用キ
ャップ１３０が電気コネクタ１８０のハウジング１８２
に着脱自在に固定される。このようにして、電気コネク
タ用キャップ１３０を電気コネクタ１８０のハウジング
１８２に固定することにより、ハウジング１８２の上面
９０とコンタクト１８４の接触部１８４ｂとが覆われて
保護される。従って、タイン部１８４ａを基板に半田付
けする際に発生するフラックス等による接触部１８４ｂ
の汚れが防止され、相手コンタクトとの電気的接触を良
好に保つことができる。また、電気コネクタ１８０の搬
送中における接触部１８４ｂ等の汚れも防止できる。さ
らに、電気コネクタ用キャップ１３０の２つのキャップ
部１４０，１６０で電気コネクタ１８０を同時に２つ保
持して、基板に実装したり搬送したりすることもでき
る。尚、ここでは、並列する２つのキャップ部１４０，
１６０を備えた電気コネクタ用キャップ１３０について
説明したが、３つ以上のキャップ部を備えてもよい。ま
た、基板への電気コネクタの取付位置に応じて、２つの
キャップ部１４０，１６０をＶの字状に並べたり、３つ
のキャップ部をコの字状に並べたりして一体的に形成し
てもよい。
【００１８】次に、図１２から図１４までを参照して、
本発明の第２の電気コネクタ用キャップの第１の実施形
態について説明する。この実施形態は、本発明の第２の
電気コネクタ用キャップが、雄型電気コネクタ用のキャ
ップである場合の実施形態である。図１２（ａ）は、本
発明の第２の電気コネクタ用キャップが雄型電気コネク
タに装着された状態での平面図、図１２（ｂ）はその正
面図、図１２（ｃ）はその側面図であり、図１３は、図
１２（ａ）のＡ−Ａ断面図であり、図１４は、図１２
（ａ）のＢ−Ｂ断面における電気コネクタ用キャップの
一部断面図である。
本発明の第２の電気コネクタ用キャップの第１の実施形
態について説明する。この実施形態は、本発明の第２の
電気コネクタ用キャップが、雄型電気コネクタ用のキャ
ップである場合の実施形態である。図１２（ａ）は、本
発明の第２の電気コネクタ用キャップが雄型電気コネク
タに装着された状態での平面図、図１２（ｂ）はその正
面図、図１２（ｃ）はその側面図であり、図１３は、図
１２（ａ）のＡ−Ａ断面図であり、図１４は、図１２
（ａ）のＢ−Ｂ断面における電気コネクタ用キャップの
一部断面図である。
【００１９】図１２（ａ），（ｂ），（ｃ）、図１３に
示すように、電気コネクタ用キャップ３００のキャップ
部３１０が、雄型電気コネクタ３８０の上面３８２側に
備えられた嵌合部３８５を覆うように雄型電気コネクタ
３８０に装着されている。雄型電気コネクタ３８０の嵌
合部３８５にはコンタクト３８３が配置されており、こ
のコンタクト３８３の接触部３８４は、雄型電気コネク
タ３８０の嵌合部３８５が相手コネクタ（図示せず）の
嵌合部と嵌合された際に相手コネクタのコンタクトの接
触部と電気的に接触するよう構成されている。図１４に
示すように、電気コネクタ用キャップ３００のキャップ
部３１０には雄型電気コネクタ３８０を受け入れる凹部
３１１が形成されており、凹部３１１の側壁３１２には
係合突起３１３が形成されている。この係合突起３１３
は、電気コネクタ用キャップ３００が雄型電気コネクタ
３８０に装着された際に、雄型電気コネクタ３８０側の
コンタクト３８３と係合する。本実施形態では、このよ
うに電気コネクタ用キャップ３００のキャップ部３１０
の内側で、電気コネクタ用キャップ３００と雄型電気コ
ネクタ３８０とが係合されるので、係合部分が外部から
の干渉を受けることがなく、電気コネクタ用キャップが
雄型電気コネクタに固定された後は、容易に外れること
がない。また、このようにキャップ部３１０の内側に係
合部分が設けられているため、図３及び図４に示したよ
うにキャップ部４０，６０の側壁４４，６４の外側面４
４ａ，６４ａに電気コネクタとの係合部分（弾性係合片
４８，６８）を設けた場合に比べ、キャップ全体を小型
化することができる。
示すように、電気コネクタ用キャップ３００のキャップ
部３１０が、雄型電気コネクタ３８０の上面３８２側に
備えられた嵌合部３８５を覆うように雄型電気コネクタ
３８０に装着されている。雄型電気コネクタ３８０の嵌
合部３８５にはコンタクト３８３が配置されており、こ
のコンタクト３８３の接触部３８４は、雄型電気コネク
タ３８０の嵌合部３８５が相手コネクタ（図示せず）の
嵌合部と嵌合された際に相手コネクタのコンタクトの接
触部と電気的に接触するよう構成されている。図１４に
示すように、電気コネクタ用キャップ３００のキャップ
部３１０には雄型電気コネクタ３８０を受け入れる凹部
３１１が形成されており、凹部３１１の側壁３１２には
係合突起３１３が形成されている。この係合突起３１３
は、電気コネクタ用キャップ３００が雄型電気コネクタ
３８０に装着された際に、雄型電気コネクタ３８０側の
コンタクト３８３と係合する。本実施形態では、このよ
うに電気コネクタ用キャップ３００のキャップ部３１０
の内側で、電気コネクタ用キャップ３００と雄型電気コ
ネクタ３８０とが係合されるので、係合部分が外部から
の干渉を受けることがなく、電気コネクタ用キャップが
雄型電気コネクタに固定された後は、容易に外れること
がない。また、このようにキャップ部３１０の内側に係
合部分が設けられているため、図３及び図４に示したよ
うにキャップ部４０，６０の側壁４４，６４の外側面４
４ａ，６４ａに電気コネクタとの係合部分（弾性係合片
４８，６８）を設けた場合に比べ、キャップ全体を小型
化することができる。
【００２０】このようにして電気コネクタ用キャップ３
００が雄型電気コネクタ３８０に装着された状態で、雄
型電気コネクタ３８０の上面３８２側とは反対側の底面
３８８側に形成されたタイン部３８６を基板（図示せ
ず）に半田付けすることにより雄型電気コネクタ３８０
を基板上の所定の位置に実装することができる。また、
本実施形態では、電気コネクタ用キャップ３００に形成
された係合突起３１３が、雄型電気コネクタ３８０側
の、列状に配置された複数のコンタクト３８３と係合す
るので、雄型電気コネクタ３８０と電気コネクタ用キャ
ップ３００とを係合する際の両者の位置決めに当たり厳
密な精度が要求されず、作業性を向上させることができ
る。
００が雄型電気コネクタ３８０に装着された状態で、雄
型電気コネクタ３８０の上面３８２側とは反対側の底面
３８８側に形成されたタイン部３８６を基板（図示せ
ず）に半田付けすることにより雄型電気コネクタ３８０
を基板上の所定の位置に実装することができる。また、
本実施形態では、電気コネクタ用キャップ３００に形成
された係合突起３１３が、雄型電気コネクタ３８０側
の、列状に配置された複数のコンタクト３８３と係合す
るので、雄型電気コネクタ３８０と電気コネクタ用キャ
ップ３００とを係合する際の両者の位置決めに当たり厳
密な精度が要求されず、作業性を向上させることができ
る。
【００２１】また、本実施形態では、電気コネクタ用キ
ャップ３００の上部に吸着保持用面３４０が形成されて
おり、この吸着保持用面３４０を吸盤付きの自動機で吸
着することにより電気コネクタ用キャップ３００の搬送
や位置決めを自在に行うことができる。次に、図１５か
ら図１７までを参照して、本発明の第２の電気コネクタ
用キャップの第２の実施形態について説明する。
ャップ３００の上部に吸着保持用面３４０が形成されて
おり、この吸着保持用面３４０を吸盤付きの自動機で吸
着することにより電気コネクタ用キャップ３００の搬送
や位置決めを自在に行うことができる。次に、図１５か
ら図１７までを参照して、本発明の第２の電気コネクタ
用キャップの第２の実施形態について説明する。
【００２２】この実施形態は、本発明の第２の電気コネ
クタ用キャップが、雌型電気コネクタ用のキャップであ
る場合の実施形態である。図１５（ａ）は、本発明の第
２の電気コネクタ用キャップが雌型電気コネクタに装着
された状態での平面図、図１５（ｂ）はその正面図、図
１５（ｃ）はその側面図であり、図１６は、図１５
（ａ）のＡ−Ａ断面図であり、図１７（ａ）は、図１５
（ａ）のＢ−Ｂ断面における電気コネクタ用キャップの
断面図であり、図１７（ｂ）は、図１７（ａ）のうち一
点鎖線で円形に囲んだ部分の拡大図である。
クタ用キャップが、雌型電気コネクタ用のキャップであ
る場合の実施形態である。図１５（ａ）は、本発明の第
２の電気コネクタ用キャップが雌型電気コネクタに装着
された状態での平面図、図１５（ｂ）はその正面図、図
１５（ｃ）はその側面図であり、図１６は、図１５
（ａ）のＡ−Ａ断面図であり、図１７（ａ）は、図１５
（ａ）のＢ−Ｂ断面における電気コネクタ用キャップの
断面図であり、図１７（ｂ）は、図１７（ａ）のうち一
点鎖線で円形に囲んだ部分の拡大図である。
【００２３】図１５（ａ），（ｂ），（ｃ）、図１６に
示すように、電気コネクタ用キャップ４００のキャップ
部４１０が、雌型電気コネクタ４８０の上面４８２側に
備えられた嵌合部４８５を覆うように雌型電気コネクタ
４８０に装着されている。雌型電気コネクタ４８０の嵌
合部４８５にはコンタクト４８３が配置されており、こ
のコンタクト４８３の接触部４８４は、雌型電気コネク
タ４８０の嵌合部４８５が相手コネクタ（図示せず）の
嵌合部と嵌合された際に相手コネクタのコンタクトの接
触部と電気的に接触するよう構成されている。図１７に
示すように、電気コネクタ用キャップ４００のキャップ
部４１０には雌型電気コネクタ４８０に受け入れられる
凸部４１１が形成されており、凸部４１１の側壁４１２
の先端部には雌型電気コネクタ４８０のコンタクト４８
３を押さえ付ける弾性係合片４２０が形成されており、
さらに、この弾性係合片４２０の先端部付近には係合突
起４１３が形成されている。この係合突起４１３は、電
気コネクタ用キャップ４００が雌型電気コネクタ４８０
に装着された際に、雌型電気コネクタ４８０側のコンタ
クト４８３と係合する。本実施形態では、このように電
気コネクタ用キャップ４００のキャップ部４１０の内側
で、電気コネクタ用キャップ４００と雌型電気コネクタ
４８０とが係合されるので、係合部分が外部からの干渉
を受けることがなく、電気コネクタ用キャップが雌型電
気コネクタに装着された後は、容易には外れることがな
い。また、このようにキャップ部４１０の内側に係合部
分が設けられているため、前記の雄型電気コネクタ用の
電気コネクタ用キャップ３００の場合と同様の理由によ
りキャップ全体を小型化することができる。
示すように、電気コネクタ用キャップ４００のキャップ
部４１０が、雌型電気コネクタ４８０の上面４８２側に
備えられた嵌合部４８５を覆うように雌型電気コネクタ
４８０に装着されている。雌型電気コネクタ４８０の嵌
合部４８５にはコンタクト４８３が配置されており、こ
のコンタクト４８３の接触部４８４は、雌型電気コネク
タ４８０の嵌合部４８５が相手コネクタ（図示せず）の
嵌合部と嵌合された際に相手コネクタのコンタクトの接
触部と電気的に接触するよう構成されている。図１７に
示すように、電気コネクタ用キャップ４００のキャップ
部４１０には雌型電気コネクタ４８０に受け入れられる
凸部４１１が形成されており、凸部４１１の側壁４１２
の先端部には雌型電気コネクタ４８０のコンタクト４８
３を押さえ付ける弾性係合片４２０が形成されており、
さらに、この弾性係合片４２０の先端部付近には係合突
起４１３が形成されている。この係合突起４１３は、電
気コネクタ用キャップ４００が雌型電気コネクタ４８０
に装着された際に、雌型電気コネクタ４８０側のコンタ
クト４８３と係合する。本実施形態では、このように電
気コネクタ用キャップ４００のキャップ部４１０の内側
で、電気コネクタ用キャップ４００と雌型電気コネクタ
４８０とが係合されるので、係合部分が外部からの干渉
を受けることがなく、電気コネクタ用キャップが雌型電
気コネクタに装着された後は、容易には外れることがな
い。また、このようにキャップ部４１０の内側に係合部
分が設けられているため、前記の雄型電気コネクタ用の
電気コネクタ用キャップ３００の場合と同様の理由によ
りキャップ全体を小型化することができる。
【００２４】このようにして電気コネクタ用キャップ４
００が雌型電気コネクタ４８０に装着された状態で、雌
型電気コネクタ４８０の上面４８２側とは反対側の底面
４８８側に形成されたタイン部４８６を基板（図示せ
ず）に半田付けすることにより雌型電気コネクタ４８０
を基板上の所定の位置に実装することができる。また、
本実施形態では、電気コネクタ用キャップ４００に形成
された係合突起４１３が、雌型電気コネクタ４８０側
の、列状に配置された複数のコンタクト４８３と係合す
るので、雌型電気コネクタ４８０と電気コネクタ用キャ
ップ４００とを係合する際の両者の位置決めに当たり厳
密な精度が要求されず、作業性を向上させることができ
る。
００が雌型電気コネクタ４８０に装着された状態で、雌
型電気コネクタ４８０の上面４８２側とは反対側の底面
４８８側に形成されたタイン部４８６を基板（図示せ
ず）に半田付けすることにより雌型電気コネクタ４８０
を基板上の所定の位置に実装することができる。また、
本実施形態では、電気コネクタ用キャップ４００に形成
された係合突起４１３が、雌型電気コネクタ４８０側
の、列状に配置された複数のコンタクト４８３と係合す
るので、雌型電気コネクタ４８０と電気コネクタ用キャ
ップ４００とを係合する際の両者の位置決めに当たり厳
密な精度が要求されず、作業性を向上させることができ
る。
【００２５】また、本実施形態では、電気コネクタ用キ
ャップ４００の上部に吸着保持用面４４０が形成されて
おり、この吸着保持用面４４０を吸盤付きの自動機で吸
着することにより電気コネクタ用キャップ４００の搬送
や位置決めを自在に行うことができる。さらに、本実施
形態では、図１６に示すように、電気コネクタ用キャッ
プ４００の上部の一部に肉抜き穴４５０が形成されてお
り、この肉抜き穴４５０を設けたことにより電気コネク
タ用キャップ４００の成形時の内部歪による反りを防止
することができる。
ャップ４００の上部に吸着保持用面４４０が形成されて
おり、この吸着保持用面４４０を吸盤付きの自動機で吸
着することにより電気コネクタ用キャップ４００の搬送
や位置決めを自在に行うことができる。さらに、本実施
形態では、図１６に示すように、電気コネクタ用キャッ
プ４００の上部の一部に肉抜き穴４５０が形成されてお
り、この肉抜き穴４５０を設けたことにより電気コネク
タ用キャップ４００の成形時の内部歪による反りを防止
することができる。
【００２６】次に、図１８から図２０までを参照して、
本発明の第３の電気コネクタ用キャップの実施形態につ
いて説明する。図１８（ａ）は、本発明の第３の電気コ
ネクタ用キャップが雄型電気コネクタに装着された状態
での平面図、図１８（ｂ）はその正面図、図１８（ｃ）
はその側面図であり、図１９は、図１８（ａ）のＡ−Ａ
断面図であり、図２０は、本発明の第３の電気コネクタ
用キャップが雌型電気コネクタに装着された状態におけ
る断面図である。
本発明の第３の電気コネクタ用キャップの実施形態につ
いて説明する。図１８（ａ）は、本発明の第３の電気コ
ネクタ用キャップが雄型電気コネクタに装着された状態
での平面図、図１８（ｂ）はその正面図、図１８（ｃ）
はその側面図であり、図１９は、図１８（ａ）のＡ−Ａ
断面図であり、図２０は、本発明の第３の電気コネクタ
用キャップが雌型電気コネクタに装着された状態におけ
る断面図である。
【００２７】図１８から図２０までに示すように、本発
明の第３の電気コネクタ用キャップ５００は、その一面
５０１側に第１のキャップ部５１１が形成されると共
に、その一面５０１側に対する反対面５０２側に第２の
キャップ部５１２が形成されてなるものである。第１の
キャップ部５１１は、雄型電気コネクタ５８０の上面５
８２に備えられた雄型の嵌合部５８５を覆うように形成
されており、第２のキャップ部５１２は雌型電気コネク
タ６８０の上面６８２に備えられた雌型の嵌合部６８５
を覆うように形成されている。
明の第３の電気コネクタ用キャップ５００は、その一面
５０１側に第１のキャップ部５１１が形成されると共
に、その一面５０１側に対する反対面５０２側に第２の
キャップ部５１２が形成されてなるものである。第１の
キャップ部５１１は、雄型電気コネクタ５８０の上面５
８２に備えられた雄型の嵌合部５８５を覆うように形成
されており、第２のキャップ部５１２は雌型電気コネク
タ６８０の上面６８２に備えられた雌型の嵌合部６８５
を覆うように形成されている。
【００２８】なお、雄型電気コネクタ５８０の嵌合部５
８５と雌型電気コネクタ６８０の嵌合部６８５とは互い
に嵌合可能な形状に形成されている。図１８から図１９
までに示すように、電気コネクタ用キャップ５００が雄
型電気コネクタ５８０に装着された状態で雄型電気コネ
クタ５８０の底面５８８側に形成されたタイン部５８６
を基板（図示せず）に半田付けすることにより雄型電気
コネクタ５８０を基板上の所定の位置に実装することが
できる。
８５と雌型電気コネクタ６８０の嵌合部６８５とは互い
に嵌合可能な形状に形成されている。図１８から図１９
までに示すように、電気コネクタ用キャップ５００が雄
型電気コネクタ５８０に装着された状態で雄型電気コネ
クタ５８０の底面５８８側に形成されたタイン部５８６
を基板（図示せず）に半田付けすることにより雄型電気
コネクタ５８０を基板上の所定の位置に実装することが
できる。
【００２９】また、図２０に示すように、電気コネクタ
用キャップ５００が雌型電気コネクタ６８０に装着され
た状態で、雌型電気コネクタ６８０の底面６８８側に形
成されたタイン部６８６を基板（図示せず）に半田付け
することにより雌型電気コネクタ６８０を基板上の所定
の位置に実装することができる。このように構成したこ
とにより、本発明の第３の電気コネクタ用キャップ５０
０は、一つのキャップで雄型電気コネクタ用キャップと
雌型電気コネクタキャップの両方の機能を併せ持つもの
とすることができる。また、雄型電気コネクタ用キャッ
プと雌型電気コネクタキャップを単一部材として容易に
製造することが可能となり製造コストを低減させること
ができる。
用キャップ５００が雌型電気コネクタ６８０に装着され
た状態で、雌型電気コネクタ６８０の底面６８８側に形
成されたタイン部６８６を基板（図示せず）に半田付け
することにより雌型電気コネクタ６８０を基板上の所定
の位置に実装することができる。このように構成したこ
とにより、本発明の第３の電気コネクタ用キャップ５０
０は、一つのキャップで雄型電気コネクタ用キャップと
雌型電気コネクタキャップの両方の機能を併せ持つもの
とすることができる。また、雄型電気コネクタ用キャッ
プと雌型電気コネクタキャップを単一部材として容易に
製造することが可能となり製造コストを低減させること
ができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第１の電気
コネクタ用キャップでは、ハウジングの上面とコンタク
トの接触部とを覆うキャップ部が一体的に複数形成され
ている。このため、電気コネクタを搬送する際や基板に
実装する際に、この電気コネクタ用キャップでハウジン
グの上面とコンタクトの接触部とを覆ってこれらを保護
することにより、コンタクトの接触部等の汚れを防止で
きる。さらに、本発明の第１の電気コネクタ用キャップ
では、キャップ部が一体的に複数形成されているので、
複数の電気コネクタを同時に保持して基板に取り付けた
り、搬送したりすることもできる。この際、複数の電気
コネクタは正確に位置決めされる。
コネクタ用キャップでは、ハウジングの上面とコンタク
トの接触部とを覆うキャップ部が一体的に複数形成され
ている。このため、電気コネクタを搬送する際や基板に
実装する際に、この電気コネクタ用キャップでハウジン
グの上面とコンタクトの接触部とを覆ってこれらを保護
することにより、コンタクトの接触部等の汚れを防止で
きる。さらに、本発明の第１の電気コネクタ用キャップ
では、キャップ部が一体的に複数形成されているので、
複数の電気コネクタを同時に保持して基板に取り付けた
り、搬送したりすることもできる。この際、複数の電気
コネクタは正確に位置決めされる。
【００３１】さらに、本発明の第２の電気コネクタ用キ
ャップでは、電気コネクタ用キャップのキャップ部に、
電気コネクタのコンタクトに係合する係合突起が形成さ
れている。そのため、係合部分は外部からの干渉を受け
にくくなり、電気コネクタとの係合が外れにくい。ま
た、係合部分がキャップの内側に設けられているので、
キャップ全体を小型化することができる。
ャップでは、電気コネクタ用キャップのキャップ部に、
電気コネクタのコンタクトに係合する係合突起が形成さ
れている。そのため、係合部分は外部からの干渉を受け
にくくなり、電気コネクタとの係合が外れにくい。ま
た、係合部分がキャップの内側に設けられているので、
キャップ全体を小型化することができる。
【００３２】さらにまた、本発明の第３の電気コネクタ
用キャップでは、一面側に雄型電気コネクタ用の第１の
キャップ部が形成されると共に、その反対側の面に、雌
型電気コネクタ用の第２のキャップ部が形成されている
ので、一つの電気コネクタ用キャップを雄型電気コネク
タ用キャップ及び雌型電気コネクタ用キャップとして兼
用させることができて使用上また製造上多くの利点が得
られ、コスト低減を図ることができる。
用キャップでは、一面側に雄型電気コネクタ用の第１の
キャップ部が形成されると共に、その反対側の面に、雌
型電気コネクタ用の第２のキャップ部が形成されている
ので、一つの電気コネクタ用キャップを雄型電気コネク
タ用キャップ及び雌型電気コネクタ用キャップとして兼
用させることができて使用上また製造上多くの利点が得
られ、コスト低減を図ることができる。
【図１】本発明の第１の電気コネクタ用キャップの第１
の実施形態の概略を示す、（ａ）は斜視図、（ｂ）は電
気コネクタに固定された状態を示す斜視図、（ｃ）は側
面図である。
の実施形態の概略を示す、（ａ）は斜視図、（ｂ）は電
気コネクタに固定された状態を示す斜視図、（ｃ）は側
面図である。
【図２】本発明の第１の電気コネクタ用キャップの第１
の実施形態の概略を示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図である。
の実施形態の概略を示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図である。
【図３】図２に示す電気コネクタ用キャップの底面図で
ある。
ある。
【図４】（ａ）は図２に示す電気コネクタ用キャップの
正面図、（ｂ）は図２（ｂ）のＡ−Ａ断面図である。
正面図、（ｂ）は図２（ｂ）のＡ−Ａ断面図である。
【図５】図２に示す電気コネクタ用キャップで保持され
る電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面
図である。
る電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面
図である。
【図６】図２に示す電気コネクタ用キャップが固定され
た電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図、（ｃ）は側面図である。
た電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図、（ｃ）は側面図である。
【図７】本発明の電気コネクタ用キャップの第２の実施
形態の概略を示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図で
ある。
形態の概略を示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図で
ある。
【図８】図７に示す電気コネクタ用キャップの底面図で
ある。
ある。
【図９】（ａ）は図７に示す電気コネクタ用キャップの
正面図、（ｂ）は図７（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
正面図、（ｂ）は図７（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
【図１０】図７に示す電気コネクタ用キャップで保持さ
れる電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図である。
れる電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図である。
【図１１】図７に示す電気コネクタ用キャップが固定さ
れた電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図、（ｃ）は正面図である。
れた電気コネクタを示す、（ａ）は平面図、（ｂ）は側
面図、（ｃ）は正面図である。
【図１２】（ａ）は本発明の第２の電気コネクタ用キャ
ップが雄型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
ップが雄型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
【図１３】図１２（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図１４】図１２（ａ）のＢ−Ｂ断面における電気コネ
クタ用キャップの断面図である。
クタ用キャップの断面図である。
【図１５】（ａ）は本発明の第２の電気コネクタ用キャ
ップが雌型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
ップが雌型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
【図１６】図１５（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図１７】（ａ）は図１５（ａ）のＢ−Ｂ断面における
電気コネクタ用キャップの断面図、（ｂ）は、図１７
（ａ）の一部拡大図である。
電気コネクタ用キャップの断面図、（ｂ）は、図１７
（ａ）の一部拡大図である。
【図１８】（ａ）は本発明の第３の電気コネクタ用キャ
ップが雄型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
ップが雄型電気コネクタに装着された状態での平面図、
（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図である。
【図１９】図１８（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図２０】本発明の第３の電気コネクタ用キャップが雌
型電気コネクタに装着された状態における断面図であ
る。
型電気コネクタに装着された状態における断面図であ
る。
１０，３０，１３０，３００，４００，５００ 電気コ
ネクタ用キャップ １２，１４，４０，６０，１４０，１６０，３１０，４
１０ キャップ部 ２０，２２，８２，１８２ ハウジング ２０ａ，２２ａ，９０，１９０，３８２，４８２，５８
２，６８２ 上面 ２４，８４ｂ，１８４ｂ，３８４，４８４ 接触部 ８０，１８０ 電気コネクタ ８４，１８４，３８３，４８３ コンタクト ８４ａ，１８４ａ，３８６，４８６，５８６，６８６
タイン部 ８８，１８８，３８８，４８８，５８８，６８８ 底面 ３１３，４１３ 係合突起 ３８０，５８０ 雄型電気コネクタ ３８５，４８５，５８５，６８５ 嵌合部 ４８０，６８０ 雌型電気コネクタ ５０１ 一面 ５０２ 反対面 ５１１ 第１のキャップ部 ５１２ 第２のキャップ部
ネクタ用キャップ １２，１４，４０，６０，１４０，１６０，３１０，４
１０ キャップ部 ２０，２２，８２，１８２ ハウジング ２０ａ，２２ａ，９０，１９０，３８２，４８２，５８
２，６８２ 上面 ２４，８４ｂ，１８４ｂ，３８４，４８４ 接触部 ８０，１８０ 電気コネクタ ８４，１８４，３８３，４８３ コンタクト ８４ａ，１８４ａ，３８６，４８６，５８６，６８６
タイン部 ８８，１８８，３８８，４８８，５８８，６８８ 底面 ３１３，４１３ 係合突起 ３８０，５８０ 雄型電気コネクタ ３８５，４８５，５８５，６８５ 嵌合部 ４８０，６８０ 雌型電気コネクタ ５０１ 一面 ５０２ 反対面 ５１１ 第１のキャップ部 ５１２ 第２のキャップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−17541（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−158973（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−201401（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−31188（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/46 H01R 13/52 H01R 43/00 H01R 43/20
Claims (6)
- 【請求項１】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して該嵌合部
を略覆うようにして着脱可能に装着される電気コネクタ
用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタのそれぞれの前記嵌合部を受容する一対のキ
ャップ部が少なくとも長さ方向の略中央に位置する幅広
の吸着用面を構成する水平壁によって相互に連結されて
一体の構成とされ、前記電気コネクタの前記嵌合部は、複数のコンタクトの
雄型接触部が長さ方向にわたって内向きに対向して配列
される対向外側壁によって画定される嵌合溝部とされ、 少なくとも前記嵌合溝部の両端位置から内方に向けた所
定長さにわたって前記嵌合溝部に対して略相補形状とさ
れて延びる突条を具え、前記雄型接触部に対して当接係
合可能なラッチアームが前記突条の外側面に沿う一部に
形成される ことを特徴とする電気コネクタ用キャップ。 - 【請求項２】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して該嵌合部
を略覆うようにして着脱可能に装着される電気コネクタ
用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタのそれぞれの前記嵌合部を受容する一対のキ
ャップ部が少なくとも長さ方向の略中央に位置する幅広
の吸着用面を構成する水平壁によって相互に連結されて
一体の構成とされ、 前記電気コネクタの前記嵌合部は、複数のコンタクトの
雄型接触部が長さ方向にわたって内向きに対向して配列
される対向外側壁によって画定される嵌合溝部とされ、 前記嵌合溝部に対して相補的な幅寸法を有するようにし
て長さ方向の所定位置に前記雄型接触部に係合可能なラ
ッチアームが設けられる ことを特徴とする電気コネクタ
用キャップ。 - 【請求項３】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して該嵌合部
を略覆うようにして着脱可能に装着される電気コネクタ
用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタのそれぞれの前記嵌合部を受容する一対のキ
ャップ部が少なくとも長さ方向の略中央に位置する幅広
の吸着用面を構成する水平壁によって相互に連結されて
一体の構成とされ、 前記電気コネクタの前記嵌合部は、複数のコンタクトの
雌型接触部が長さ方向にわたって外向きに背中合わせに
配列される突条構造を有し、前記キャップ部の各々には
前記突条構造を略包囲して受容するよう頂壁及び対向側
壁によって画定される受容溝を具え、 前記キャップ部の長さ方向の所定位置にして前記側壁の
近傍に細長の貫通孔を形成して、該貫通孔近傍の側壁を
弾性変形可能にすると共に前記貫通孔近傍位置の前記側
壁に前記受容溝内側へと突出する係合突部を具える こと
を特徴とする電気コネクタ用キャップ。 - 【請求項４】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して着脱可能
に装着される電気コネクタ用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタをそれぞれ受容する一対のキャップ部が、長
さ方向の両端位置及び少なくとも他の一位置で相互に連
結されて一体の構成とされ、 前記電気コネクタの前記嵌合部は、複数のコンタクトの
雄型接触部が長さ方向にわたって内向きに対向して配列
される対向外側壁によって画定される嵌合溝部とされ、 少なくとも前記嵌合溝部の両端位置から長さ方向を内側
に向けて前記嵌合溝部に対して略相補形状とされつつ所
定の長さだけ延びる突条、及び前記電気コネクタの各々
における最外側に位置する側のみの前記外側壁の更に外
側に回り込んで 前記電気コネクタを支持する弾性係合片
が設けられる ことを特徴とする電気コネクタ用キャッ
プ。 - 【請求項５】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して着脱可能
に装着される電気コネクタ用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタをそれぞれ受容する一対のキャップ部が、長
さ方向の両端位置及び少なくとも他の一位置で相互に連
結されて一体の構成とされ、前記電気コネクタの前記嵌合部は、複数のコンタクトの
雌型接触部が長さ方向にわたって外向きに背中合わせに
配列される突条構造を有し、前記キャップ部の各々には
前記突条構造を略包囲して受容するよう頂壁及び対向側
壁によって画定される受容溝を具え、 前記対向側壁の先端は外側に切欠を含む形状にして薄厚
とされ、少なくとも前記対向側壁の少なくとも一方の更
に外側に前記電気コネクタに係合されるための弾性係合
片を具え ることを特徴とする電気コネクタ用キャップ。 - 【請求項６】 回路基板に実装されて該回路基板の面に
略直交する方向から相手コネクタを受容する嵌合部を具
える細長の電気コネクタの前記嵌合部に対して着脱可能
に装着される電気コネクタ用キャップにおいて、 前記回路基板に略平行に並べて実装される一対の前記電
気コネクタをそれぞれ受容する一対のキャップ部が、長
さ方向の両端位置及び少なくとも他の一位置で相互に連
結されて一体の構成とされ、 一面側に雄型のコンタクトを備える前記電気コネクタの
前記嵌合部を受容する第１キャップ部を備え、対向面側
に雌型のコンタクトを備える他の前記電気コネクタの前
記嵌合部を受容する第２キャップ部を備えるよう一体的
に形成され ることを特徴とする電気コネクタ用キャッ
プ。
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|---|---|---|---|
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| CN96197276A CN1099144C (zh) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | 电连接器的引线头盖 |
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| DE69603868T DE69603868T2 (de) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Abdeckhaube für elektrische verbinder |
| EP96933943A EP0852830B1 (en) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Cap housing for electrical connectors |
| US09/043,778 US6095832A (en) | 1995-09-19 | 1996-09-30 | Cap housing for electrical connectors |
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JPH09153384A JPH09153384A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3167934B2 true JP3167934B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
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|---|---|---|---|
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