JP2003017197A - プリント基板用コネクタ - Google Patents

プリント基板用コネクタ

Info

Publication number
JP2003017197A
JP2003017197A JP2001200481A JP2001200481A JP2003017197A JP 2003017197 A JP2003017197 A JP 2003017197A JP 2001200481 A JP2001200481 A JP 2001200481A JP 2001200481 A JP2001200481 A JP 2001200481A JP 2003017197 A JP2003017197 A JP 2003017197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold block
circuit board
printed circuit
plug
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001200481A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Mitsuzuka
茂 三塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiko Denki Co Ltd
Original Assignee
Taiko Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiko Denki Co Ltd filed Critical Taiko Denki Co Ltd
Priority to JP2001200481A priority Critical patent/JP2003017197A/ja
Publication of JP2003017197A publication Critical patent/JP2003017197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットとプラグとの位置ずれの吸収が可能
で変形や破損が生じることのないプリント基板用コネク
タをえる。 【解決手段】 プラグ1またはソケット2の少なくとも
一方のモールド部を可動モールド部分6と固定モールド
部分4の2つに分離し連結部8でつなぎ、可動の自由度
を確保すると共に、可動範囲の制御を金属板カバー9で
行い過負荷によるコネクタの損傷・破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚のプリント基
板間を電気的に接続するプリント基板用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、プラグとソケットの位置関係
のずれを吸収するため、プラグ側において、ハウジング
にソケットの挿入部と端子固定部とその間を連結するハ
ウジングの一部である薄板部を一体にモールド形成した
プリント基板用コネクタがある。この例は、特許第30
51058号に開示されている。これは、この薄板部に
より位置ずれを吸収しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モールド形成
したハウジングの一部である薄板部を用いて可動範囲の
制御も行っているため、大きなずれの場合、樹脂材から
なるモールド部分に負荷がかかり過ぎ、ハウジングの変
形や破損に繋がるおそれがある。そこで、本発明は、変
形や破損が生じることなくずれの吸収が可能なプリント
基板用コネクタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、プラグとソケットからなるプリント基
板用コネクタのプラグまたはソケットの少なくとも一方
が、プリント基板に固定する第1のモールドブロック
と、他方と嵌合する第2のモールドブロックと、前記第
1のモールドブロックと前記第2のモールドブロックと
を結合するたわみ可能な連結部と、を有し、前記第1の
モールドブロックと、前記第2のモールドブロックと、
前記連結部と、を覆い、前記第1のモールドブロックと
固定される金属板カバーを設け、前記第2のモールドブ
ロックと前記金属板カバーとの間には、前記連結部のた
わみによって前記第2のモールドブロックの揺動を許す
隙間を設けるものとすれば、第2のモールドブロックの
可動範囲の制限を金属板カバーで行うこととなり、モー
ルド部分に無理な力が掛かることがなく、変形や破損が
生じることを防止できる。さらにプリント基板用コネク
タをより強固なものとできる。
【0005】また、前記連結部を接続端子の一部にて形
成するものとすれば、シンプルな構造とでき、適度な剛
性と弾性の実現を可能とできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施の形態である、組
立てられた状態のプリント基板用コネクタの接続端子に
沿った断面図で、図2は、図1の組立てられた状態のプ
リント基板用コネクタのプラグ側の後部から見た外観斜
視図である。プリント基板用コネクタ10は、プラグ1
とこれと嵌合するソケット2から成る。プラグ1はプリ
ント基板3Aに、ソケット2は別のプリント基板3Bに
それぞれ係合半田付けなどの手段で載置固定される。
【0008】図3は、図1のプリント基板用コネクタの
金属板カバーをはずしたプラグブロックの外観斜視図で
ある。図1と図3において、プラグ1は、プリント基板
3Aに固定される第1のモールドブロック4と、ソケッ
ト2と嵌合する第2のモールドブロック6と、第1のモ
ールドブロック4と第2のモールドブロック6とを結合
するたわみ可能な金属製の連結部8とから構成されてい
る。また、この実施の形態では、プリント基板3Aに載
置されプラグ1を覆う金属板カバー9を備える。
【0009】複数の接続端子5が第1のモールドブロッ
ク4と一体にモールドされている。接続端子5の一端は
プリント基板3A上のプリントパターンと半田付け接続
される端子基部5aとして下方に伸長し、他端は第1の
モールドブロック4から水平に延長し、端部を第2のモ
ールドブロック6と一体にモールドされる。その先端は
露出させて接触部5bを設けている。ここでは第1のモ
ールドブロック4と第2のモールドブロック6との間の
接続端子5の部分が薄板として連結部8を構成してい
る。
【0010】ここで、第2のモールドブロック6の外形
寸法は、第1のモールドブロック4の外形寸法よりより
小さい。これは、連結部8のたわみによる上下左右への
揺動を可能とするためである。
【0011】図4は、図1のプリント基板用コネクタの
プラグのソケット方向から見た外観斜視図である。図5
は、図1のプリント基板用コネクタのプラグのソケット
方向と反対側から見た外観斜視図である。ステンレスス
チール材などを用いて製造された金属板カバー9は、上
板9aとほぼ直角に立ち上げた側板9b,9bとから成
り、図4の上端側では第1のモールドブロック4を隙間
なく覆い、中間部では第2のモールドブロック6が揺動
可能な隙間7をもって覆っている。金属板カバー9の側
板9b,9bには、それぞれプリント基板3Aに半田付
け固定するための取付片9d,9dを伸長して設けてい
る。さらに、上板9aの角部付近にはプラグ1の第1の
モールドブロック4の孔部4a,4aと係合させるため
の係止舌片9e,9eを備える。
【0012】図6は、図1のプリント基板用コネクタの
ソケットをプラグ方向から見た外観斜視図である。ソケ
ット2は1つのモールドブロックからなり、複数のソケ
ット端子2aが嵌入されている。また、ハウジングの両
側端にはプリント基板3Bへの取付片2d,2d(一方
は、図上に表れていない。)がモールドにより固定され
ている。図1にも示すように、ソケット2はプラグ1の
第1のモールドブロック4を嵌合し、その接続端子の接
触部5bとソケット端子2aの弾性切片2cとが、接触
し、電気的導通をとる。
【0013】次に作用を説明する。プリント基板3Aに
固定されたプラグ1と、プリント基板3Bに固定された
ソケット2とを嵌合する場合、部品の寸法誤差、部品の
取付け誤差などにより、プラグ1とソケット2との位置
関係にずれが生じていることが多い。この実施の態様の
プリント基板用コネクタ10は複数の端子を第1のモー
ルドブロック4と第2のモールドブロック6として一体
化すると共に弾性を有するたわみ可能な金属製の連結部
で連結したので、第2のモールドブロック6は、上下ま
た左右に揺動が可能で、プラグ1にソケット2を取り付
ける際、両者に大きなストレスが加わることが低減でき
破損事故を減らすことができる。
【0014】また、揺動できる第2のモールドブロック
6の範囲は金属板カバー9の隙間7の範囲に制限してい
るので従来のようにプラスチック構成部材に負担をかけ
ることがない。さらに、金属板カバー9の金属材の弾性
も加わってプラグ1を強固なものとしている。
【0015】従って、プラグ1とソケット2との誤差に
よる位置関係のずれに柔軟対応してスムーズな嵌合が実
現できる。
【0016】また、プラグ1とソケット2を金属板で覆
うのでモールドの厚みを減らしてコネクタ全体の低背化
が可能となり、部品の小型化の要請に応えることができ
る。また、金属板カバー9の一部をプリント基板3Aに
半田付けし、コネクタ全体をプリント基板に取り付ける
ことが可能で、構造的にも簡素にできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラグまたはソケットの少なくとも一方のモールド部を
可動モールド部分と固定モールド部分の2つに分離し連
結部でつなぎ、可動の自由度を確保すると共に、可動範
囲の制御を金属板カバーで行い過負荷によるコネクタの
損傷・破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である、組立てられた
状態のプリント基板用コネクタの接続端子に沿った断面
図である。
【図2】 図1の組立てられた状態のプリント基板用コ
ネクタのプラグ側後部から見た外観斜視図である。
【図3】 図1のプリント基板用コネクタの金属板カバ
ーをはずしたプラグブロックの外観斜視図である。
【図4】 図1のプリント基板用コネクタのプラグのソ
ケット方向から見た外観斜視図である。
【図5】 図1のプリント基板用コネクタのプラグのソ
ケット方向と反対側から見た外観斜視図である。
【図6】 図1のプリント基板用コネクタのソケットを
プラグ方向から見た外観斜視図である。
【符号の説明】
1 プラグ、2 ソケット、2a ソケット端子、2c
弾性切片、2d 取付片、3A プリント基板、3B
プリント基板、4 第1のモールドブロック、4a
孔部、5 接続端子、5a 端子基部、5b 接触部、
6 第2のモールドブロック、7 隙間、8 連結部、
9 金属板カバー、9a 上板、9b側板、9d 取付
片、9e 係止舌片、10 プリント基板用コネクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグとソケットからなるプリント基板
    用コネクタにおいて、プラグまたはソケットの少なくと
    も一方が、プリント基板に固定する第1のモールドブロ
    ックと、他方と嵌合する第2のモールドブロックと、前
    記第1のモールドブロックと前記第2のモールドブロッ
    クとを結合するたわみ可能な連結部と、を有し、前記第
    1のモールドブロックと、前記第2のモールドブロック
    と、前記連結部と、を覆い、前記第1のモールドブロッ
    クと固定される金属板カバーを設け、前記第2のモール
    ドブロックと前記金属板カバーとの間には、前記連結部
    のたわみによって前記第2のモールドブロックの揺動を
    許す隙間を設けたことを特徴とするプリント基板用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部が接続端子の一部にて形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のプリント基板
    用コネクタ。
JP2001200481A 2001-07-02 2001-07-02 プリント基板用コネクタ Pending JP2003017197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001200481A JP2003017197A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 プリント基板用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001200481A JP2003017197A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 プリント基板用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003017197A true JP2003017197A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19037595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001200481A Pending JP2003017197A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 プリント基板用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003017197A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252599A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Alps Electric Co Ltd コネクタ
JP2012243462A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Jst Mfg Co Ltd Led基板用電気的接続装置
JP2017010611A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 富士通コンポーネント株式会社 コネクタ
JP2019102373A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 モレックス エルエルシー フローティングコネクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252599A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Alps Electric Co Ltd コネクタ
JP2012243462A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Jst Mfg Co Ltd Led基板用電気的接続装置
JP2017010611A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 富士通コンポーネント株式会社 コネクタ
JP2019102373A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 モレックス エルエルシー フローティングコネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10756466B2 (en) Connector
KR101151534B1 (ko) 소켓과 헤더의 결합 상태를 유지하는 록 기구를 구비한 커넥터 및 커넥터의 제조 방법
US4958260A (en) Molded circuit board
JP3959916B2 (ja) プッシュオンスイッチおよびそれを装着した電子機器、ならびにその装着方法
JPH088552Y2 (ja) 狭ピッチ用ボードとボードの接続用電気コネクタ
JP7445703B2 (ja) コネクタ
US7517256B2 (en) Electrical connector
KR0122783Y1 (ko) 인쇄 회로 기판용 연부 접속기
JPH10189181A (ja) プラグコネクタ
WO2019244549A1 (ja) 電気コネクタ
KR20200080647A (ko) 리셉터클 커넥터
JP3167934B2 (ja) 電気コネクタ用キャップ
JP2002246119A (ja) 電気コネクタ
JPH11144823A (ja) プリント基板用コネクタ及びその実装構造
JP2003017197A (ja) プリント基板用コネクタ
JP2004227911A (ja) フローティングコネクタ
US20070123094A1 (en) Electrical connector
JPH0487172A (ja) 電気コネクタ
JPH0719102Y2 (ja) フラツト・ケーブル用コネクタ
JP4372125B2 (ja) ソケット
JP2560143Y2 (ja) Fpc接続用コネクタ
JP4063265B2 (ja) モジュール用コネクタ装置
JP7403614B2 (ja) コネクタ
JPH0676873A (ja) 電子部品
JP2001196144A (ja) ランドグリッドアレイパッケージ用ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060706