JPH0238466Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0238466Y2 JPH0238466Y2 JP12998584U JP12998584U JPH0238466Y2 JP H0238466 Y2 JPH0238466 Y2 JP H0238466Y2 JP 12998584 U JP12998584 U JP 12998584U JP 12998584 U JP12998584 U JP 12998584U JP H0238466 Y2 JPH0238466 Y2 JP H0238466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- circuit board
- printed circuit
- pattern
- frame base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は高周波機器における端子構体、特に
プリント基板を用いたシールドケースにおける端
子導出構造に関する。
プリント基板を用いたシールドケースにおける端
子導出構造に関する。
従来の技術
高周波チユーナ等の高周波機器における駆動用
電源端子は、通常、金属シールド板に貫通コンデ
ンサを取付けて設けており、シールドケースから
の高周波信号の漏洩妨害を阻止している。例え
ば、第4図に示すように、フレームベース1にシ
ールドカバー2,3を装着したチユーナ4ではフ
レームベース1の一辺に多数の導出端子5を設け
ており、この導出端子を貫通コンデンサの中心リ
ードで形成している。導出端子5は、チユーナ4
を組み込むマザーボード6上に伏せ置く場合、マ
ザーボード6のスルーホールを通して裏面側配線
パターン7に半田8で固着され電気的・機械的に
結合される。この種の伏せ形配置構造は、例え
ば、実開昭59−33342号公報や実開昭59−37781号
公報にも開示されている。
電源端子は、通常、金属シールド板に貫通コンデ
ンサを取付けて設けており、シールドケースから
の高周波信号の漏洩妨害を阻止している。例え
ば、第4図に示すように、フレームベース1にシ
ールドカバー2,3を装着したチユーナ4ではフ
レームベース1の一辺に多数の導出端子5を設け
ており、この導出端子を貫通コンデンサの中心リ
ードで形成している。導出端子5は、チユーナ4
を組み込むマザーボード6上に伏せ置く場合、マ
ザーボード6のスルーホールを通して裏面側配線
パターン7に半田8で固着され電気的・機械的に
結合される。この種の伏せ形配置構造は、例え
ば、実開昭59−33342号公報や実開昭59−37781号
公報にも開示されている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上記伏せ形配置構造の場合には導出端
子5を直角に曲げてマザーボード6に挿入する必
要があり、マザーボード6上の所要寸法Aを必要
とする。これは機器の小型化に不利となり、マザ
ーボード上のスペースフアクタの有効利用を欠く
ことになる。また、実開昭59−33342号や59−
37781号公報が開示する端子構造はシールドケー
スが複雑化するほか貫通コンデンサの中心リード
を端子に利用するための組立時の不便が伴なう。
子5を直角に曲げてマザーボード6に挿入する必
要があり、マザーボード6上の所要寸法Aを必要
とする。これは機器の小型化に不利となり、マザ
ーボード上のスペースフアクタの有効利用を欠く
ことになる。また、実開昭59−33342号や59−
37781号公報が開示する端子構造はシールドケー
スが複雑化するほか貫通コンデンサの中心リード
を端子に利用するための組立時の不便が伴なう。
従つて、本考案は上記に鑑み提案されたもので
あり、プリント基板をターミナルボードに用い、
伏せ形配置に好適な新規且つ改良された高周波機
器用端子構体の提供を目的とするものである。
あり、プリント基板をターミナルボードに用い、
伏せ形配置に好適な新規且つ改良された高周波機
器用端子構体の提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案の端子構体は、高周波機器のシールドケ
ースを構成するフレームベースの一辺にアースパ
ターンとターミナルパターンを設けたプリント基
板を用い、この基板と一体成形の延在部を端子部
として利用し、ターミナルパターンの導出リード
とするものである。すなわち、伏せ形配置構造の
高周波機器に関し、その導出端子がフレームベー
スの一辺を構成するプリント基板の一部で形成さ
れ、マザーボードへの直付け構造を開示する。
ースを構成するフレームベースの一辺にアースパ
ターンとターミナルパターンを設けたプリント基
板を用い、この基板と一体成形の延在部を端子部
として利用し、ターミナルパターンの導出リード
とするものである。すなわち、伏せ形配置構造の
高周波機器に関し、その導出端子がフレームベー
スの一辺を構成するプリント基板の一部で形成さ
れ、マザーボードへの直付け構造を開示する。
プリント基板と一体の端子部からの導出におい
ては、プリント基板にアースパターンとターミナ
ルパターンが設けられており、これらの両パター
ン間にチツプコンデンサを搭載して、両パターン
間を高周波的に結合すると共に直流阻止して駆動
信号の供給端子として機能させる。いわゆる、従
来の貫通コンデンサと同様に機能する端子構体が
開示される。
ては、プリント基板にアースパターンとターミナ
ルパターンが設けられており、これらの両パター
ン間にチツプコンデンサを搭載して、両パターン
間を高周波的に結合すると共に直流阻止して駆動
信号の供給端子として機能させる。いわゆる、従
来の貫通コンデンサと同様に機能する端子構体が
開示される。
作 用
本考案の構成において、フレームベースの一辺
がプリント基板であり、その延在部が端子部とし
て使用されるので端子構造は極めて簡素化され
る。特に、シールドケースを構成するフレームベ
ースを導出端子として利用することから伏せ形配
置におけるスペースフアクタの有効利用が図ら
れ、組立装置と共に機器自体の小形化に役立つ。
加えて、プリント基板に設けられるアースパター
ンとターミナルパターンとの間にはチツプコンデ
ンサが搭載され、それにより導出端子とアースパ
ターンが高周波的に結合される。
がプリント基板であり、その延在部が端子部とし
て使用されるので端子構造は極めて簡素化され
る。特に、シールドケースを構成するフレームベ
ースを導出端子として利用することから伏せ形配
置におけるスペースフアクタの有効利用が図ら
れ、組立装置と共に機器自体の小形化に役立つ。
加えて、プリント基板に設けられるアースパター
ンとターミナルパターンとの間にはチツプコンデ
ンサが搭載され、それにより導出端子とアースパ
ターンが高周波的に結合される。
実施例
第1図乃至第3図は本考案に係る端子構体を使
用する高周波チユーナの要部を示す。第1図にお
いて、高周波チユーナ10はフレームベース11
とその開口に被嵌したシールドカバー12,13
から構成される。このチユーナ10はフレームベ
ース11にチユーナ回路の主要配線体を収納して
おり、その駆動用外部電源との接続が本考案の特
徴とする端子構体により達成される。すなわち、
フレームベース11の一辺を構成する両面プリン
ト基板14とその延在部である端子部15であ
る。
用する高周波チユーナの要部を示す。第1図にお
いて、高周波チユーナ10はフレームベース11
とその開口に被嵌したシールドカバー12,13
から構成される。このチユーナ10はフレームベ
ース11にチユーナ回路の主要配線体を収納して
おり、その駆動用外部電源との接続が本考案の特
徴とする端子構体により達成される。すなわち、
フレームベース11の一辺を構成する両面プリン
ト基板14とその延在部である端子部15であ
る。
プリント基板14は外側表面にはアースパター
ン16が、内側表面には互に絶縁されてアースパ
ターン17とターミナルパターン18とがそれぞ
れ設けられており(第2図参照)、両面のアース
パターン16,17はスルーホールメツキ19に
より互に接続されている。また、このプリント基
板14の内側にはチツプコンデンサ20が搭載さ
れ、半田21によりアースパターン17及びター
ミナルパターン18と接続される。ここでターミ
ナルパターン18はプリント基板14と一体の端
子部15に延在して形成され導出端子として利用
される。
ン16が、内側表面には互に絶縁されてアースパ
ターン17とターミナルパターン18とがそれぞ
れ設けられており(第2図参照)、両面のアース
パターン16,17はスルーホールメツキ19に
より互に接続されている。また、このプリント基
板14の内側にはチツプコンデンサ20が搭載さ
れ、半田21によりアースパターン17及びター
ミナルパターン18と接続される。ここでターミ
ナルパターン18はプリント基板14と一体の端
子部15に延在して形成され導出端子として利用
される。
一方、チユーナ回路の主要配線体25は多数の
回路部品を搭載するプリント配線体から成り、フ
レームベース11への収納後所定位置の半田付け
で組立られる。例えば、接地部分はフレームベー
ス11の金属板とプリント基板のアースパターン
とに半田付けされるほか、所定の配線パターンが
プリント基板14のターミナルパターン18とも
半田付けされる。それ故に、チユーナ回路の外部
導出はフレームベース11の一辺を構成するプリ
ント基板14のターミナルパターン18で構成さ
れることとなる。
回路部品を搭載するプリント配線体から成り、フ
レームベース11への収納後所定位置の半田付け
で組立られる。例えば、接地部分はフレームベー
ス11の金属板とプリント基板のアースパターン
とに半田付けされるほか、所定の配線パターンが
プリント基板14のターミナルパターン18とも
半田付けされる。それ故に、チユーナ回路の外部
導出はフレームベース11の一辺を構成するプリ
ント基板14のターミナルパターン18で構成さ
れることとなる。
第3図は第1図及び第2図に係るチユーナ10
を伏せ形配置してマザーボード26に組み込んだ
状態であり、プリント基板14の端子部15がマ
ザーボード26の配線パターン27と半田28で
固定される。この取付構造においてチユーナ10
の所要スペースは長さBであり、第4図に示す従
来構造に比べて短縮できる。ここではマザーボー
ド26の他の回路部品と同様にチユーナ10が取
扱われることとなる。尚各パターンは必要に応じ
て半田レジストにより保護され、またシールドカ
バーはその装着のために切欠かれる。
を伏せ形配置してマザーボード26に組み込んだ
状態であり、プリント基板14の端子部15がマ
ザーボード26の配線パターン27と半田28で
固定される。この取付構造においてチユーナ10
の所要スペースは長さBであり、第4図に示す従
来構造に比べて短縮できる。ここではマザーボー
ド26の他の回路部品と同様にチユーナ10が取
扱われることとなる。尚各パターンは必要に応じ
て半田レジストにより保護され、またシールドカ
バーはその装着のために切欠かれる。
考案の効果
本考案ではフレームベースの一辺に両面プリン
ト基板が用いられ、これと一体に端子部品を設け
たので構造上の簡素化と小形化が図られる。ま
た、プリント基板のアースパターンとターミナル
パターン間にチツプコンデンサを配置することで
導出端子とアースパターンとを高周波的に結合で
きる。これは従来の貫通コンデンサの配置構造に
比べて経済的に有利となる。特に、極小タイプの
チユーナに好適であり、且つ直付け(伏せ形配
置)の端子構造として工業的価値がある。
ト基板が用いられ、これと一体に端子部品を設け
たので構造上の簡素化と小形化が図られる。ま
た、プリント基板のアースパターンとターミナル
パターン間にチツプコンデンサを配置することで
導出端子とアースパターンとを高周波的に結合で
きる。これは従来の貫通コンデンサの配置構造に
比べて経済的に有利となる。特に、極小タイプの
チユーナに好適であり、且つ直付け(伏せ形配
置)の端子構造として工業的価値がある。
第1図は本考案の端子構体を使用する高周波機
器のチユーナ斜視図、第2図は第1図の要部拡大
斜視図、第3図は第1図のチユーナの組立断面
図、及び第4図は従来のチユーナの伏せ形配置断
面図である。 10……高周波機器(チユーナ)、11……フ
レームベース、12,13……シールドカバー、
14……プリント基板、15……端子部、16,
17……アースパターン、18……ターミナルパ
ターン、20……チツプコンデンサ、21,28
……半田、25……配線体。
器のチユーナ斜視図、第2図は第1図の要部拡大
斜視図、第3図は第1図のチユーナの組立断面
図、及び第4図は従来のチユーナの伏せ形配置断
面図である。 10……高周波機器(チユーナ)、11……フ
レームベース、12,13……シールドカバー、
14……プリント基板、15……端子部、16,
17……アースパターン、18……ターミナルパ
ターン、20……チツプコンデンサ、21,28
……半田、25……配線体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 主要配線体をフレームベースに収納し、この
フレームベースの開口にシールドカバーを被嵌
した高周波機器において、 前記フレームベースの一辺をアースパターン
とターミナルパターンを有するプリント基板に
より構成し、このプリント基板に前記ターミナ
ルパターンを導出する端子部を一体形成したこ
とを特徴とする端子構体。 2 前記プリント基板は前記アースパターンと前
記ターミナルパターン間に接続したコンデンサ
を有し、前記端子部から高周波信号の漏洩を阻
止する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
端子構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12998584U JPS6144890U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 端子構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12998584U JPS6144890U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 端子構体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144890U JPS6144890U (ja) | 1986-03-25 |
JPH0238466Y2 true JPH0238466Y2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=30688595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12998584U Granted JPS6144890U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 端子構体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144890U (ja) |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP12998584U patent/JPS6144890U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144890U (ja) | 1986-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0142380Y2 (ja) | ||
JPH0238466Y2 (ja) | ||
JPS6210056B2 (ja) | ||
JPH0246074Y2 (ja) | ||
JPH0611666Y2 (ja) | 高周波機器の端子取付け構造 | |
JP3099492B2 (ja) | 複合電子部品 | |
JP2924231B2 (ja) | 高周波部品 | |
JP2529605Y2 (ja) | 高周波機器 | |
JPH025584Y2 (ja) | ||
JPS5926532Y2 (ja) | コンデンサ内蔵式コネクタ | |
JPH0129836Y2 (ja) | ||
JPS635220Y2 (ja) | ||
JPH0143912Y2 (ja) | ||
JPH01190104A (ja) | 高周波発振装置 | |
JPS6015360Y2 (ja) | 無線機器のシ−ルドケ−ス構造 | |
JPH11122136A (ja) | 無線lan送受信器 | |
JP2536940Y2 (ja) | フィルタ装置 | |
JPH0755025Y2 (ja) | 回路部品装置 | |
JPS607025Y2 (ja) | コネクタ | |
JP2745947B2 (ja) | 回路モジュール | |
JP2917629B2 (ja) | バイパス回路 | |
JPH09321481A (ja) | 受光装置 | |
JPH04271196A (ja) | プリント基板 | |
JPH0457506A (ja) | 弾性表面波装置 | |
JPH088688A (ja) | 多段接続表面実装型圧電フィルタ |