JP3099492B2 - 複合電子部品 - Google Patents
複合電子部品Info
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- JP3099492B2 JP3099492B2 JP04020624A JP2062492A JP3099492B2 JP 3099492 B2 JP3099492 B2 JP 3099492B2 JP 04020624 A JP04020624 A JP 04020624A JP 2062492 A JP2062492 A JP 2062492A JP 3099492 B2 JP3099492 B2 JP 3099492B2
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Description
詳しくは、コンデンサ等をモジュール用の基板とし、こ
の基板上に他の電子部品を取付けたモジュール部品にお
いて、回路基板への自動マウントを可能にした複合電子
部品に関する。
図9に示すように、積層セラミックコンデンサを1〜複
数個内蔵したセラミックコンデンサブロックをモジュー
ル用の基板1とし、配線を設けた上記基板1の表面に、
コンデンサ2、抵抗3、トランジスタ4、コイル5等の
チップ状電子部品を搭載した複合電子部品6が提案され
ている。
な複合電子部品6は、基板1の表面が電子部品の搭載に
よって凹凸面になっているため、吸引チャックなどの吸
着によって回路基板上へ自動的に実装する自動マウント
を実施することができないという問題があった。
解決するため、上面がフラットな金属キャップで上部を
覆うことにより、自動マウントの実施が可能な複合電子
部品を提供することを目的とする。
するため、この発明は、内部に積層コンデンサが内蔵さ
れるとともに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面
電極が設けられたモジュール用基板の上部が、金属板か
らなりフラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端
壁を折り曲げて、上面の電子部品を3面で囲み、かつ、
電気的に接地された金属キャップで覆われた複合電子部
品であって、前記モジュール用基板の露出した側面電極
を実装される回路基板へ接続可能とした構成を採用した
ものである。
とともに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面電極
が設けられたモジュール用基板の上部が、金属板からな
りフラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端壁及
び上壁の両側に下方へ直角に屈曲する側壁とを折り曲げ
て、上面の電子部品を5面で囲み、かつ、電気的に接地
された金属キャップで側壁が側面電極と接触しないよう
に覆われた構成を採用したものである。
とともに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面電極
が設けられたモジュール用基板の上部が、金属板からな
りフラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端壁及
び上壁の両側に下方へ直角に屈曲する側壁とを折り曲げ
て、上面の電子部品を5面で囲み、かつ、電気的に接地
されるともに、幅が前記モジュール用基板の幅より広い
金属キャップで側面電極の一部が露出するように覆われ
た構成を採用したものである。
片が設けられている構成を採用したり、金属キャップ
は、端壁におけるモジュール用基板との重なり部分にお
いて接着固定されている構成を採用することもできる。
形成した複合電子部品の上部を金属キャップで覆うこと
により基板上部のシールド効果を高めると共に、金属キ
ャップの上面がフラットになっているので、吸引チャッ
クによる吸着が可能になり、かつ、露出した側面電極を
半田付けすることにより回路基板に対する自動マウント
が可能になる。
て説明する。
ール用の基板1に金属キャップ11を取付け、この金属
キャップ11で基板1の上部を覆った構造になってい
る。
したように、積層セラミックコンデンサを1〜複数個内
蔵し、その上面に配線が設けられ、コンデンサ2、抵抗
3、トランジスタ4、コイル5等が搭載され、両側の側
面に側面電極7が設けられている。
鍮等の金属板を用いてこれを打ち抜き、更に折り曲げ加
工することにより、上面がフラットで基板1の側面電極
7のない両端部間に外嵌するように形成され、端面との
重なり部分および/または搭載部品との当接部分をエポ
キシ等の接着剤で接着することにより基板1に固定され
る。
例を示しており、図2のように打ち抜いた金属板11a
を折り曲げることにより、図3のようにフラットな上壁
12の両端に下方へ直角に屈曲する端壁13,13を設
け、この端壁13,13の端部中央に舌片14,14が
途中から水平に屈曲する金属キャップ11を形成する。
1の幅Waにほぼ等しく、また、上壁12から舌片14
の折り曲げ部分までが金属キャップ11の高さHになる
が、この高さHは複合電子部品6における最大高さHa
(図9参照)に等しいかそれよりも少し高くなるように
設定する。
3,13の下縁が配線に接触しないようにする役目をし
ており、その折り曲げ部分より先端側は必要に形成され
ていればよく、必ずしも必要なものではない。このこと
は以下の実施例においても同様である。
プ11の上壁12における内面が基板1上の電子部品に
接触する。
複合電子部品6の高さHaよりも少し高くすると、上壁
12の内面と電子部品の間に隙間が確保できるので好ま
しい。
と金属キャップ11の接着後にカットしてもよいが、回
路基板に対して半田付けするようにしてもよい。
場合、少なくとも舌片14,14にメッキ処理が必要に
なるが、基板1と金属キャップ11の接着状態が劣化し
ても金属キャップ11を回路基板に固定した状態が維持
でき、しかも舌片14,14を配線のアース部分に半田
付けすれば、金属キャップ11は電子部品のシールド効
果を高め、別途シールド部材を用いる必要がない。
1の下面側に折り曲げ、金属キャップ11と基板1の固
定をより確実に行なうようにしてもよい。
の第2の例は、第1の例と同様の金属キャップにおい
て、その両側に下向きの側壁15,15を設け、基板1
の上部を上壁12と端壁13,13及び側壁15,15
で囲み、シールド効果を高めるようにしたものであり、
側壁15,15は基板1の上面との隙間aが0.3mm
以上となるように設定し、金属キャップ11が配線に接
触しないようにするのが好ましい。
は、シールド効果を更に高めるため、金属キャップ11
の幅Wを基板1の幅よりも少し広くし、側壁15,15
が基板1の外側に外嵌するようにしたものであり、基板
1の上部を上壁12と端壁13,13及び側壁15,1
5で完全に覆うことができ、シールド効果が一段と向上
する。
成であり、基板1上に金属キャップ11を上部から外嵌
し、両端壁13,13を基板1の両端面に、および/あ
るいは基板1上の搭載部品上に接着剤で固定すれば、金
属キャップ11が基板1上に搭載した電子部品のシール
ド効果を発揮すると共に、金属キャップ11は上壁12
がフラットに形成されているので、自動マウント機の吸
引チャックによる吸着が可能になり、複合電子部品の自
動マウント化が実現できる。
の基板1上への取り付けは、接着剤によることなく、他
の機械的手段によってもよい。また、金属キャップ11
の上壁12は、必ずしもその全域がフラットに形成され
ていなくともよい。
ュール基板の上面を金属キャップで覆ったので、基板上
に搭載した電子部品のシールド効果が得られると共に、
金属キャップの上面はフラットに形成したので、自動マ
ウント機の吸引チャックで吸着することができ複合電子
部品の自動マウントが可能になる。
側面電極又は側面電極の一部により、半田付け等の手段
で回路基板への実装が容易になるという効果がある。
合電子部品の斜視図。
合電子部品の斜視図。
合電子部品の斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に積層コンデンサが内蔵されるとと
もに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面電極が設
けられたモジュール用基板の上部が、金属板からなりフ
ラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端壁を折り
曲げて、上面の電子部品を3面で囲み、かつ、電気的に
接地された金属キャップで覆われた複合電子部品であっ
て、前記モジュール用基板の露出した側面電極を実装さ
れる回路基板へ接続可能とした複合電子部品。 - 【請求項2】 内部に積層コンデンサが内蔵されるとと
もに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面電極が設
けられたモジュール用基板の上部が、金属板からなりフ
ラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端壁及び上
壁の両側に下方へ直角に屈曲する側壁とを折り曲げて、
上面の電子部品を5面で囲み、かつ、電気的に接地され
た金属キャップで側壁が側面電極と接触しないように覆
われた複合電子部品であって、前記モジュール用基板の
露出した側面電極を実装される回路基板へ接続可能とし
た複合電子部品。 - 【請求項3】 内部に積層コンデンサが内蔵されるとと
もに、上面に電子部品が搭載され、側面に側面電極が設
けられたモジュール用基板の上部が、金属板からなりフ
ラットな上壁の両端に下方へ直角に屈曲する端壁及び上
壁の両側に下方へ直角に屈曲する側壁とを折り曲げて、
上面の電子部品を5面で囲み、かつ、電気的に接地され
るともに、幅が前記モジュール用基板の幅より広い金属
キャップで側面電極の一部が露出するように覆われた複
合電子部品であって、前記モジュール用基板の露出した
側面電極を実装される回路基板へ接続可能とした複合電
子部品。 - 【請求項4】 金属キャップの端壁の端部中央に舌片が
設けられている請求項1乃至3のいずれかの項に記載の
複合電子部品。 - 【請求項5】 金属キャップは、端壁におけるモジュー
ル用基板との重なり部分において接着固定されている請
求項1乃至4のいずれかの項に記載の複合電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04020624A JP3099492B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 複合電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04020624A JP3099492B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 複合電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05190380A JPH05190380A (ja) | 1993-07-30 |
JP3099492B2 true JP3099492B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=12032398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04020624A Expired - Lifetime JP3099492B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 複合電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099492B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579998U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | 太陽誘電株式会社 | チップ状回路部品マウント装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4823623B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2011-11-24 | Tdk株式会社 | 表面実装型電子部品アレイ |
TW200721216A (en) | 2005-09-22 | 2007-06-01 | Murata Manufacturing Co | Packaging method of electronic component module, method for manufacturing electronic apparatus using it, and electronic component module |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP04020624A patent/JP3099492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0579998U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | 太陽誘電株式会社 | チップ状回路部品マウント装置 |
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JPH05190380A (ja) | 1993-07-30 |
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