JP3470319B2 - シールド付きコネクタ - Google Patents

シールド付きコネクタ

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JP3470319B2
JP3470319B2 JP2000185389A JP2000185389A JP3470319B2 JP 3470319 B2 JP3470319 B2 JP 3470319B2 JP 2000185389 A JP2000185389 A JP 2000185389A JP 2000185389 A JP2000185389 A JP 2000185389A JP 3470319 B2 JP3470319 B2 JP 3470319B2
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茂 柏木
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
MEIOH PLASTICS MOLDING Co Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
MEIOH PLASTICS MOLDING Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピン端子を備えたコ
ネクタと基板とを接続するためのコネクタに関し、詳し
くは、端子部間にシールドを備えたコネクタと、このシ
ールドを備えたコネクタユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとしては、図1
6に示されるものがある(特開平6−325829号参
照、以下、従来技術1と呼ぶ)。図16を参照すると、
従来技術1の電気コネクタ組立体において、コンタクト
(群)104は、絶縁ウエブ112と一体に成形され、
コンタクトモジュール102を構成している。コンタク
トモジュール102は、固定手段及び開口160を有す
る。シールド板158は、固定手段によりコンタクト
(群)104の中間部側方を略覆ってコンタクトモジュ
ール102に取り付け配置される。シールド板158は
弾性を有する接触片162及び接触アーム182を有す
る。接触片162は開口160を通して接地用のコンタ
クトと接触し、接触アーム182は、プリント回路板上
の接地用パターンと電気的に接触する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1では、コン
タクトのみを一体成形もしくはコンタクトの形状に溝を
堀ったモールド部品にコンタクトをはめ込んで一つの部
品とし、それに別個でシールドプレートを取り付けてい
る。その為、組立工程がシールドプレートを付けないタ
イプより多く掛かっていた。また、コンタクトとシール
ドを接触させるタイプのコネクタにおいては機器に実装
して使用中のコネクタにおいて、コンタクトとシールド
の位置ずれによる短絡が発生等の接触の信頼性に問題が
あった。
【0004】また、従来技術1のように、一端子間にシ
ールドを入れていない既存のコネクタを使用していて、
更に伝送特性の優れたコネクタを要求された場合、既存
コネクタの一部もしくは全部を変更し、端子間にシール
ドをいれたコネクタを製作していた為、多額の設備投資
を必要とする。
【0005】さらに、従来技術1において、端子間にシ
ールドを入れたコネクタは、たとえ、全端子間にシール
ドが必要なくても全端子間にシールドが入っている。
【0006】しかし、端子間に、必要に応じてシールド
を入れる場合もあり、その場合に、残りの端子間のシー
ルドは無駄となり、結果において、コストの上昇を招
く。
【0007】そこで、本発明の一技術的課題は、低コス
トで製作可能な端子間にシールドを入れたタイプのシー
ルド付きコネクタを提供することにある。
【0008】また、本発明のもう一つの技術的課題は、
コンタクトとシールドの安定した接触が得られるととも
に低コスト化が図られたシールド付きコネクタを提供す
ることにある。
【0009】また、本発明のさらにもう一つの技術的課
題は、容易に要求されたインピーダンスに調整可能なシ
ールド付きコネクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、接触
部、中間部、及び端子部を有する複数のコンタクトと、
前記少なくとも1つのコンタクトの中間部と接続する接
触部を有するシールドプレートと、これらを保持する絶
縁体からなるインシュレータとを備えたコネクタユニッ
トにおいて、前記シールドプレートは、前記コンタクト
の中間部の少なくとも一部を覆い、前記コンタクトと前
記シールドプレートをインシュレータによって一体成形
し、前記コンタクトと前記シールドプレートのインシュ
レータのモールド材料により充填された間隙を調整する
ことにより、特性インピーダンスを調整できるように
るとともに、前記シールドプレートの接触部と接続する
コンタクトの端子部を取除き、取除いた位置に前記シー
ルドプレートの端子部を配置したことを特徴とするコネ
クタユニットが得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記コネクタユニ
ットにおいて、前記シールドプレートは、更に、外部基
板と接続する少なくとも1つの端子部を備え、前記少な
くとも一つのコンタクトと接続した状態で、前記コンタ
クトと前記シールドプレートをインシュレータによって
一体成形したことを特徴とするコネクタユニットが得ら
れる。
【0012】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
のコネクタユニットにおいて、前記シールドプレートに
より、前記コンタクト中間部の少なくとも一部を覆われ
た部分のインシュレータの肉厚を他の部分の肉厚より薄
く形成し、前記コネクタユニットを複数並べて設置した
際、隣接ユニット間に隙間を生じさせてインピーダンス
の調整をするようにしたことを特徴とするコネクタユニ
ットが得られる。
【0013】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
のコネクタユニットにおいて、隣接ユニット間の隙間に
ロケータを挿入し、ロケータの厚さを調整することによ
り、インピーダンスの調整をするようにしたことを特徴
とするコネクタユニットが得られる。
【0014】
【0015】さらに、本発明によれば、前記いずれか一
つのコネクタユニットと、前記コネクタユニットの前記
接触部を夫々収容する収容部を備えたハウジングと、前
記コネクタユニットを保持するロケータとを備えている
ことを特徴とするシールド付きコネクタが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態によるシ
ールド付きコネクタを示す図である。図2は図1のシー
ルド付きコネクタ分解組立斜視図である。
【0018】図1及び図2を参照すると、シールド付き
コネクタ40は、コネクタユニット10と、ロケータ2
0と、ハウジング30とを備えている。ハウジング30
は、インシュレータ31と、コネクタユニット10のコ
ンタクト2を収容するために、コンタクト収容方向の両
端が開口した収容部32を備えている。
【0019】図2に示すように、コネクタユニット10
は、互いに交差する方向に外部基板に接続するためのピ
ン端子からなる端子部1と、プラグコンタクトに接続す
るためソケット端子からなる接触部2aとを備えたコン
タクト2と、これらを保持するためのインシュレータと
を備えている。
【0020】コネクタユニット10をロケータ20の保
持部材24間の隙間25に挟み込み、接触部2aをハウ
ジング30のインシュレータ31に設けられた収容孔3
2に夫々挿入してシールド付きコネクタ40が構成され
ている。
【0021】このように、本発明の第1の実施の形態に
よるコネクタにおいては、隙間にロケータ20を挿入す
ることにより一体成形品の個々のバラツキを抑え、且つ
隙間に入るロケータ20の壁の部分の厚みを調整するこ
とで(空気層の調整)インピーダンスを調整することが
できる。
【0022】図3は本発明の第2の実施の形態によるシ
ールド付きコネクタ6を示す図である。また、図4
(a)は図3のコネクタ6のコネクタユニット3を示す
図、図4(b)は図4(a)のコネクタユニット3が収
容されるハウジングを示す図である。
【0023】図3、図4(a)及び(b)を参照する
と、本発明の第2の実施の形態によるシールド付きコネ
クタ6は、第1の実施の形態によるコネクタとは異な
り、ロケータを備えておらず、ハウジング5と、ハウジ
ング5の収容部に装着される接触を有するコンタクトを
備えたコネクタユニット3とを備えている。
【0024】図4(a)に最も良く示されるように、コ
ネクタユニット3は、接触部3dと、インシュレータに
固定するための保持部3cとを備えたコンタクトと、こ
れらコンタクトを保持するインシュレータとを備えてい
る。尚、紙面の後方に突出して図示しない端子部が夫々
設けられている。
【0025】このインシュレータは、肉薄の部分3a
と、これよりも肉厚の部分3bとを備えている。コネク
タユニット3を厚さ方向に重ね合わせたときに、隣接す
るコネクタとの間にこの肉薄の部分3aによって、空気
層からなる隙間4が生じる。
【0026】このように、本発明の第2の実施の形態に
おいては、モールド部側面(片側もしくは両側)の肉厚
を一部薄くし複数個並べることにより、一体成形品から
なるコネクタユニット3同士の間にスキマが出来、この
隙間(空気層)の量によってインピーダンスを調整する
ことができる。
【0027】図5(a)は本発明の第3の実施の形態に
よるシールド付きコネクタの平面図、図5(b)は図5
(a)のシールド付きコネクタのVB−VB線断面図で
ある。図6(a)は図5(a)のシールド付きコネクタ
のロケータを示す平面図、図6(b)は図5(a)のコ
ネクタユニット3′の平面図、図6(c)のハウジング
を示す平面図である。
【0028】図5(a),(b),図6(a),
(b),及び(c)に示すように、シールド付きコネク
タ8は、ロケータ20と、コネクタユニット3′と、ハ
ウジング5とを備えている。
【0029】ロケータ20は、各コネクタユニット3′
を収容するように、図6(a)では、紙面に垂直な方向
に延在する厚さ7aを備えた壁部によって紙面に平行な
方向に仕切られており、この各仕切りの間の空間7bに
各コネクタユニット3′が挿入される。
【0030】また、コネクタユニット3′は、接触部3
d及び保持部3cと、ロケータ20の壁部と係合する係
合片3gと、コネクタユニット3′をロケータ20に収
容する際に、ロケータ20の窓から露出する突出部3e
とを備えている。
【0031】ハウジング5は、収容部を備えたインシュ
レータ5aを有し、コネクタユニット3′を挿入する際
に、コネクタユニットの接触部3dがこの収容部に装着
され、ハウジング正面の孔部から挿入される図示しない
コネクタの端子部を受けとめる。
【0032】このように、本発明の第3の実施の形態に
よれば、コネクタユニット3′を複数個並べることによ
り、一体成形品同士の間に隙間が出来、この隙間(空気
層)の量によってインピーダンスの調整が可能となる。
【0033】また、後述するように、コンタクトとシー
ルドを一体に成形することによって安全な接触を保つこ
とができるとともに、組立時の工程を削減できるシール
ド付きコネクタを提供することができる。
【0034】図7(a)は本発明の第4の実施の形態に
よるシールド付きコネクタのコネクタユニットを示す正
面図、図7(b)は図7(a)のコネクタユニットのV
IIB−VIIB線断面図、図8(a)は図7(a)の
コネクタユニットのシールドプレートを示す平面図、図
8(b)は図8(a)のシールドプレートの側面図、図
8(c)は図8(a)の シールドプレートの側面図、
図9(a)は図7(a)のコネクタユニットのコンタク
トを示す平面図、図9(b)は図9(a)のコネクタユ
ニットのコンタクトを示す正面図、図10(a),
(b),(c)は図7(a)のコネクタユニットの組み
立ての説明に供せられる図である。
【0035】図7(a)及び(b)を参照すると、コネ
クタユニット10は、信号コンタクト(信号用)13,
14,15,16,及びコンタクト(グランド及び電源
用)17と、シールドプレート11と、これらを一体に
覆うモールド19とを備えている。
【0036】図8(a),(b),及び(c)に示すよ
うに、シールドプレート11は、略直角三角形の形状の
シールドプレート本体11aと、直角三角形の斜辺上に
形成された四角片状の突出部11e,11eと、直角三
角形の底辺から、手前側に突出して下方に屈曲して延在
するシールド端子部11cと、直角三角形の短辺の略中
央部付近に手前側に突出したコンタクトとの接触部11
bとを備えている。
【0037】図9(a)及び(b)に示すように、コン
タクト部12は、夫々切り離されて形成している信号用
のコンタクト13,14,15,16及びグランド用の
コンタクトであるシールドコンタクト17とを備えてい
る。
【0038】信号コンタクト13は、一側に延びる接触
部13a、接触部13aとは垂直方向に延在する端子部
13c、及び接触部13aと端子部13cとを接続する
中間部13bとを備えている。同様に、信号コンタクト
14,15,及び16は、一側に延びる接触部、接触部
とは垂直方向に延在する端子部、及び接触部と端子部と
を接続する中間部とを備えている。また、シールドコン
タクト17は、接触部及び中間部を有するが、端子部は
形成されていない。
【0039】図10(a),(b),(c)を参照する
と、図10(a)に示すシールドプレート11上に、図
10(b)に示すコンタクト部12が重ねられる。この
時に、シールドプレート11上の接触部11bは、シー
ルドコンタクト17と接触してシールドコンタクト17
と、シールドプレート11とが電気的に接続される。さ
らに、重ね合わされたシールドプレート11とコンタク
ト部12との重合部にモールド19が施されて、図10
(c)に示すコンタクト部とインシュレータ部とが一体
形成されたコネクタユニット10が完成される。
【0040】図11(a)、(b)、(c)、(d),
(e)は、図10(c)のコネクタユニット10の平面
図、正面図、側面図、裏面図、及び底面図を夫々示して
いる。
【0041】図11(d)に最も良く示されるように、
コネクタユニット10のインシュレータ(モールド)1
9の薄肉の部分19aと厚肉の部分19cとは段をなし
て形成されている。
【0042】このような本発明の第4の実施の形態によ
るシールド付きコネクタよれば、コンタクト13〜17
とシールドプレート11とを一体に成形して一つのモジ
ュール化することによって、コンタクトとシールドの安
全な接触を保つことができるとともに、特性インピーダ
ンスを自由に調整でき、且つ安定した特性インピーダン
スを可能としたシールド付きコネクタを提供することが
できる。
【0043】このように、コンタクト13〜17とシー
ルドプレート11とを一体で成形することによって組立
時の工程を削減できる。また、コンタクトに基板に接続
する為の接触部(端子部)を形成したシールドを接触、
もしくは接触部のみで端子部を持たないコンタクトに基
板に接続する為の接触部(端子部)を形成したシールド
を接触させ、そこをグランドとすることでクロストーク
を低減させ、且つコンタクトとシールドを一体成形する
ことによりコンタクトとシールドの着実な接触を可能と
している。また、このモジュールを1つ以上組み合せて
ハウジングに組み込むことによってコネクタを形成す
る。このモジュールにおいて、コンタクトとシールドを
一体で成形したもののモールド部側面(片側もしくは両
側)の肉厚を一部薄くし複数個並べることにより、一体
成形品からなるモジュール同士の間にスキマが出来、こ
のスキマ(空気層)の量によってインビーダンスを調整
し、クロストークを低減させることができる。
【0044】図12(a)は本発明の第5の実施の形態
によるシールド付きコネクタのコネクタユニットの正面
図、図12(b)は図12(a)のXII−XII線断
面図である。図13(a)は図12(a)のシールドプ
レートを示す正面図である。図13(b)は図12
(a)のコンタクト部を示す図である。図13(c)は
図12(a)の組み立てを示す図である。
【0045】図12(a)及び図12(b)を参照する
と、コネクタユニット10′は、コンタクト13,1
4,15,16,17を備えたコンタクト部と、シール
ドプレート18と、これらを覆うモールド19とを備え
ている点では、図10で示したコネクタユニット10と
同様である。しかし、第5の実施の形態によるものは、
第4の実施の形態によるものとは、シールドプレート1
8の形状が異なっている。
【0046】即ち、図13(a)を参照すると、シール
ドプレート18は、略直角三角形状の底辺の中央部及び
一端部にシールド端子18cを2個備えている。
【0047】図13(b)に示すコンタクト部12は、
図9に示すコンタクト部と同様の形状を有している。こ
のコンタクト部12をシールドプレート18と重ね合わ
せて、シールドプレート18の接触部18bと、コンタ
クト17とを接触させ、図13(c)に示すように、一
体的にモールドすると、一端と中央とにシールド端子部
18c,18cを2個備えたコネクタユニット10′が
完成となる。
【0048】このような構成の第5の実施の形態におい
ては、第4の実施の形態とほぼ同様な作用効果を備えて
いる。
【0049】図14(a)は本発明の第6の実施の形態
によるシールド付きコネクタのコネクタユニットの正面
図、図14(b)は図14(a)のXIVB−XIVB
断面図である。
【0050】また、図15(a),(b),(c)は図
14(a)及び(b)のコネクタユニットの組み立ての
説明に供せられる正面図である。
【0051】図14(a)及び(b)を参照すると、コ
ネクタユニット10″は、コンタクト部22と、シール
ドプレート21が、図12に示すコネクタユニットと
は、外観上は、同様である。しかし、コンタクト23が
信号コンタクトと同様な形状に形成されている点で図1
2の例とは異なっている。
【0052】即ち、図15(a)に示すように、シール
ドプレート21は、シールドプレート本体21の底辺の
一端にシールド端子21cが設けられている。
【0053】図15(b)に示すように、コンタクト部
22は、全て信号用のコンタクトの形状を有するコンタ
クト13,14,15,16,23からなる。図15
(b)に示すコンタクト部22を図15(a)に示すシ
ールドプレート上に重ね合わせると、信号用のコンタク
ト23は、シールドプレート21とは、突出部21bに
おいて、短絡して、シールド端子となり、この状態で、
図15(c)に示すように、モールドされてコネクタユ
ニット10″の完成となる。
【0054】このような構成の本発明の第6の実施の形
態においては、第4及び第5の実施の形態と同様の作用
効果を有している。
【0055】本発明の第1乃至第6の実施の形態におい
ては、コンタクトの接触部は、ソケットタイプであり、
コンタクトの接触部と端子部が直角の関係にあるアング
ルタイプで、図示されているが、接触部はピンタイプで
も良いし、コンタクトの接触部と端子部が直線の関係に
あるストレートタイプでも良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低コスト化を図ったシールド付きコネクタを提供するこ
とができる。
【0057】また、本発明によれば、ロケータの壁厚も
しくはコンタクトとシールドを一体成形したたものの肉
厚を変更することにより、容易に要求されたインピーダ
ンスに調整可能なシールド付きコネクタを提供すること
ができる。
【0058】また、本発明によれば、コンタクトとシー
ルドの安定した接触を得ることができるシールド付きコ
ネクタを提供することができる。
【0059】また、本発明によれば、既存コネクタの設
計等の変更をしなくとも必要に応じてシールドを施すこ
とができるシールド付きコネクタを提供することができ
る。
【0060】また、本発明によれば、コネクタの希望す
る端子間に自由にシールドを取付け可能なシールド付き
コネクタを提供することができる。
【0061】さらに、本発明によれば、必要な端子間の
みシールドを付けることによって、低コスト化可能なシ
ールド付きコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるシールド付き
コネクタを示す図である。
【図2】図1のシールド付きコネクタ分解組立斜視図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるシールド付き
コネクタ6を示す図である。
【図4】(a)は図3のコネクタ6のコネクタユニット
3を示す図である。(b)は図4(a)のコネクタユニ
ット3が収容されるハウジングを示す図である。
【図5】(a)は本発明の第3の実施の形態によるシー
ルド付きコネクタの平面図である。(b)は図5(a)
のシールド付きコネクタのVB−VB線断面図である。
【図6】(a)は図5(a)のシールド付きコネクタの
ロケータを示す平面図である。(b)は図5(a)のコ
ネクタユニット3′の平面図である。(c)は図5
(a)のコネクタユニット3′が収容されるハウジング
を示す図である。
【図7】(a)は本発明の第4の実施の形態によるシー
ルド付きコネクタのコネクタユニットを示す正面図であ
る。(b)は図7(a)のコネクタユニットのVIIB
−VIIB線断面図である。
【図8】(a)は図7(a)のコネクタユニットのシー
ルドプレートを示す平面図である。(b)は図8(a)
のシールドプレートの正面図である。(c)は図8
(a)のシールドプレートの側面図である。
【図9】(a)は図7(a)のコネクタユニットのコン
タクトを示す平面図である。(b)は図9(a)のコネ
クタユニットのコンタクトを示す正面図である。
【図10】(a),(b),(c)は図7(a)のコネ
クタユニットの組み立ての説明に供せられる図である。
【図11】(a)、(b)、(c)、(d),(e)
は、図10(c)のコネクタユニット10の夫々平面
図、左側面図、正面図、右側面図、及び下面図である。
【図12】(a)は本発明の第5の実施の形態によるシ
ールド付きコネクタのコネクタユニットの正面図であ
る。(b)は図12(a)のXIIB−XIIB線断面
図である。
【図13】(a)は図12(a)のシールドプレートを
示す正面図である。(b)は図12(a)のコンタクト
部を示す図である。(c)は図12(a)の組み立てを
示す図である。
【図14】(a)は本発明の第6の実施の形態によるシ
ールド付きコネクタのコネクタユニットの正面図であ
る。(b)は図14(a)のXIVB−XIVB断面図
である。
【図15】(a),(b),(c)は図14(a)及び
(b)のコネクタユニットの組み立ての説明に供せられ
る正面図である。
【図16】従来技術1によるコネクタ組立体を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ピン端子 2 コンタクト 3 コネクタユニット 3′ コネクタユニット 3a 肉薄の部分 3b 肉厚の部分 3c 保持部 3d 接触部 3g 係合片 3e 突出部 5 ハウジング 5a インシュレータ 6 シールド付きコネクタ 7a 厚さ 7b 空間 8 シールド付きコネクタ 10,10′,10″ コネクタユニット 11 シールドプレート 11a シールドプレート 11b 接触部 11c シールド端子部 11d 孔部 11e 突出部 12 コンタクト部 13,14,15,16 コンタクト 13a,17a 接触部 13b,17b 中間部 13c 端子部 17 シールド(グランド)コンタクト 18,21 シールドプレート 18a,21a シールドプレート本体 18b,21b 接触部 18c,21c シールド端子 19 モールド(インシュレータ) 19a 薄肉の部分 19c 厚肉の部分 20 ロケータ 22 コンタクト部 23 コンタクト 24 保持部材 25 隙間 30 ハウジング 31 インシュレータ 32 コンタクト収容部 40 シールド付きコネクタ 102 コンタクトモジュール 104 コンタクト 112 絶縁ウエブ 158 シールド板 160 開口 162 接触片 182 接触アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−67369(JP,A) 特開 平6−325829(JP,A) 特開 平10−270124(JP,A) 特開 平3−233879(JP,A) 特開 平9−161895(JP,A) 特開2001−313123(JP,A) 特表2000−507740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触部、中間部、及び端子部を有する複
    数のコンタクトと、前記少なくとも1つのコンタクトの
    中間部と接続する接触部を有するシールドプレートと、
    これらを保持する絶縁体からなるインシュレータとを備
    えたコネクタユニットにおいて、前記シールドプレート
    は、前記コンタクトの中間部の少なくとも一部を覆い、
    前記コンタクトと前記シールドプレートをインシュレー
    タによって一体成形し、前記コンタクトと前記シールド
    プレートのインシュレータのモールド材料により充填さ
    れた間隙を調整することにより、特性インピーダンスを
    調整できるようにするとともに、前記シールドプレート
    の接触部と接続するコンタクトの端子部を取除き、取除
    いた位置に前記シールドプレートの端子部を配置した
    とを特徴とするコネクタユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタユニットにおい
    て、前記シールドプレートは、更に、外部基板と接続す
    る少なくとも1つの端子部を備え、前記少なくとも一つ
    のコンタクトと接続した状態で、前記コンタクトと前記
    シールドプレートをインシュレータによって一体成形し
    たことを特徴とするコネクタユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のコネクタユニット
    において、前記シールドプレートにより、前記コンタク
    ト中間部の少なくとも一部を覆われた部分のインシュレ
    ータの肉厚を他の部分の肉厚より薄く形成し、前記コネ
    クタユニットを複数並べて設置した際、隣接ユニット間
    に隙間を生じさせてインピーダンスの調整をするように
    したことを特徴とするコネクタユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記
    載のコネクタユニットにおいて、隣接ユニット間の隙間
    にロケータを挿入し、ロケータの厚さを調整することに
    より、インピーダンスの調整をするようにしたことを特
    徴とするコネクタユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至の内のいずれか一つに記
    載のコネクタユニットと、前記コネクタユニットの前記
    接触部を夫々収容する収容部を備えたハウジングと、前
    記コネクタユニットを保持するロケータとを備えている
    ことを特徴とするシールド付きコネクタ。
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