JPH0452798Y2 - - Google Patents

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JPH0452798Y2
JPH0452798Y2 JP17875984U JP17875984U JPH0452798Y2 JP H0452798 Y2 JPH0452798 Y2 JP H0452798Y2 JP 17875984 U JP17875984 U JP 17875984U JP 17875984 U JP17875984 U JP 17875984U JP H0452798 Y2 JPH0452798 Y2 JP H0452798Y2
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circuit board
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はぬいぐるみ玩具等に組込むユニツト化
した小型発音装置に関する。
〔従来の技術〕
近年ぬいぐるみ等の玩具に電子発音装置を組込
むニーズが大きく、この為には子供が乱暴に扱つ
ても壊れない充分な強度があり、操作性が良く、
かつ小型であるという要求がある。
従来は本出願人が実願昭59−8269号明細書で提
案した導電ゴムを用いたスイツチを有する電子発
音装置をプラスチツクケースに収容したものや、
実開昭59−131795号公報のリードスイツチを用い
て保護カバーとメロデイ発生装置本体とスピーカ
ーを取付板に挟んで全体を重ね合わせて単にユニ
ツト化したものが提案されているが、前者はぬい
ぐるみ玩具用ではないのでぬいぐるみ玩具に組込
むにはスイツチ操作部が小さく、ぬいぐるみ玩具
の外側から操作するには操作性が悪く、大型で強
度が不十分である。後者はリードスイツチを使用
するので圧操作でスイツチがオンされるものでは
なく、磁石の接近、離反が必要で用途が限定さ
れ、磁石が別体になるのでぬいぐるみ玩具等への
使用は出来ず、スイツチの接触性が悪く、組み立
てが面倒である等の欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、小型にユニツト化出
来ると共に子供が乱暴に扱つても壊れない充分な
強度が得られ、部品点数が少なく、ぬいぐるみ玩
具等に組込んでもスイツチの操作性がよく、動作
が安定した小型発音装置を提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、放音孔を有するカバーの円形凹部外
周に段部を設けて圧電ブザー等の薄い発音体を載
せ、発音体の外周と当る環状凸部を有する保持板
をカバーに嵌めて発音体を押え、保持板の裏側に
円形の回路基板支持部を形成し、裏側にタクトス
イツチを取付けた回路基板の回路側を上記支持部
に載せ、回路基板の押え部をもつ環状のタツチ板
押えを保持板若しくはカバーに嵌めてカバー、発
音体、保持板、回路基板、タツチ板押えを一体化
し、保持板の切欠き若しくは孔に導体を通して発
音体と回路基板とを導通させたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。小
型発音装置は第1図、第2図のように合成樹脂性
カバー1の円形凹部1a外周に段部1bを設けて
圧電ブザー等の薄い発音体2を載せ、発音体2上
に合成樹脂製保持板3を載せると共に発音体2の
外周と当る周状の壁から成る環状凸部3aをカバ
ー1に嵌めて発音体2を押え、保持板3の裏側に
円形段状の回 路基板支持部3bを形成し、回路
基板支持部3bに裏側にタクトスイツチ4を取付
けた外形が円形の回路基板5の回路側を載せ、回
路基板5上に環状の合成樹脂製タツチ板押え6が
載せられて保持板3の外周に嵌められている。
上記カバー1の円形凹部1a中心には放音孔1
cが穿設され、カバー1の外側端面には4ケ所に
足1dが突設されてぬいぐるみ玩具等に組込んで
も放音孔1cの外側に空間が出来て放音孔が塞が
れることを防ぐように構成されている。上記カバ
ー1の外周にはカバー1と保持板3とタツチ板押
え6を固定する際の粘性の低い溶剤又は接着剤の
点滴孔1e,1eが形成されている。
上記保持板3の円形段状の回路基板支持部3b
の内側には電池7が当らない電池収容部となる矩
形の透孔3cと円形凹部3dと、中心の補強リブ
3eと角形透孔3fと、電子部品8の位置の逃げ
孔3gとリード線から成る導体9の通し孔3hと
が夫々形成されている。
上記タクトスイツチ4は回路基板5の裏側に固
定された固定接点4aと、固定接点4aの周囲に
固定接点を囲む操作面Aとなる凸曲部を有し周囲
が回路基板5の裏側に固定された導電性タツチ板
4bとで構成されている。固定接点4aと導電性
タツチ板4bは回路基板5の回路パターンに導電
接続され、回路基板5の裏側の略全域がタクトス
イツチ4に成つている。回路基板5の回路側には
第3図のように電池7のホルダー10と電子部品
8が固定され、回路基板5と発音体2が保持板3
の孔3hを通したリード線から成る導体9で接続
されている。
上記環状のタツチ板押え6は内側平面の押え部
6aで回路基板5外周を保持板3の回路基板支持
部3bに押し付けると共に大きな円形の透孔6b
でタクトスイツチ4の操作面と成る導電性タツチ
板4bを大きく外部に露呈させ、周囲の2ケ所に
切欠き6cが形成されている。
上記カバー1と保持板3とタツチ板押え6は上
記のように夫々嵌合して溶剤又は接着剤を2ケ所
の点滴孔1eと切欠き6cから一滴たらして毛細
管現象で全周に回らせて3者を固着している。
上記小型発音装置の動作は操作面Aの凸曲部が
押されると導電性タツチ板4bの内側が固定接点
4aと接触してタクトスイツチ4がオンされ、電
子部品8に電流が流れて発音体2からメロデイ等
が発音される。
小型発音装置が上述のように構成されると、タ
クトスイツチ4の操作面Aがタツチ板押え6の大
きな円形の透孔6bで大きく外部に露呈されてい
るのでぬいぐるむ玩具等に組込んでもスイツチの
操作がやり易く、スイツチのオン操作が確実とな
り、スイツチの中にゴミ等が入らず、動作が安定
し、押圧力に対してスイツチの強度が大きい。更
にカバー1、発音体2、保持板3、回路基板5、
タツチ板押え6を順次組込めばよいので組立性が
良く、カバー1、保持板3、タツチ板押え6はそ
の材料の樹脂で夫々を受けて強度が大きく、カバ
ー、発音体、保持体、回路基板、タツチ板押えを
一体化してユニツトと成つているのでぬいぐるみ
玩具等に組込む時、別部品不要で全ての機能を備
えているから組み立てが容易である。
上記カバー1、保持板3、タツチ板押え6の結
合は用途により夫々を軽圧入して固着してもよ
い。又カバー1とタツチ板押え6を直接嵌合して
もよい。
更にカバー1に突設した足1dは用途によつて
は不要である。
又は導体9はリード線に代えてコイルバネとし
て半田付を省略し、コイルバネを圧縮状態で用い
て保持板3の孔3hで位置決めして外れ防止とし
てもよい。孔3hは切欠きでもよい。又、上記実
施例よりも多少強度は落ちるが、保持板3を環状
突部3a、回路基板支持部3bを有する単純な環
状体に形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されたから、タクト
スイツチの操作面がタツチ板押えの大きな円形の
透孔で大きく外部に露呈されているのでぬいぐる
み玩具等に組込んでもスイツチの操作がやり易
く、スイツチのオン操作が確実となり、スイツチ
の中にゴミ等が入らず、動作が安定し、押圧力に
対しスイツチの強度が大きい。更に各部品を順次
組込めばよいので組立性が良く、強度が大きく、
一体化してユニツトと成つているからぬいぐるみ
玩具等に組込む時別部品不要で全ての機能を備え
ているので組み立てが容易である等実用上優れた
効果を奏する小型発音装置を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案小型発音装置の一実施例が示さ
れ、第1図は小型発音装置の断面側面図、第2図
は同分解斜視図、第3図は回路基板の回路側の電
子部品配置を示す平面図である。 1……カバー、1……円形凹部、1b……段
部、1c……放音孔、2……発音体、3……保持
板、3a……環状凸部、3b……回路基板支持
部、3h……孔、4……タクトスイツチ、5……
回路基板、6……タツチ板押え、6a……押え
部、9……導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放音孔を有するカバーの円形凹部外周に段部を
    設けて圧電ブザー等の薄い発音体を載せ、発音体
    の外周と当る環状凸部を有する保持板をカバーに
    嵌めて発音体を押え、保持板の裏側に円形の回路
    基板支持部を形成し、裏側にタクトスイツチを取
    付けた回路基板の回路側を上記支持部に載せ、回
    路基板の押え部をもつ環状のタツチ板押えを保持
    板若しくはカバーに嵌めてカバー、発音体、保持
    板、回路基板、タツチ板押えを一体化し、保持板
    の切欠き若しくは孔に導体を通して発音体と回路
    基板とを導通させた小型発音装置。
JP17875984U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH0452798Y2 (ja)

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JP17875984U JPH0452798Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP17875984U JPH0452798Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6194900U JPS6194900U (ja) 1986-06-18
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JPH0745274Y2 (ja) * 1990-08-11 1995-10-18 株式会社三協精機製作所 薄型電子発音装置
JP3595873B2 (ja) * 2000-02-18 2004-12-02 松下電工株式会社 簡易設置型防犯センサ
JP7178070B1 (ja) * 2021-08-27 2022-11-25 株式会社トイズスピリッツ センサ反応型カプセルトイ

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JPS6194900U (ja) 1986-06-18

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