JP2605293Y2 - 密閉型ケース - Google Patents
密閉型ケースInfo
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- JP2605293Y2 JP2605293Y2 JP1993070719U JP7071993U JP2605293Y2 JP 2605293 Y2 JP2605293 Y2 JP 2605293Y2 JP 1993070719 U JP1993070719 U JP 1993070719U JP 7071993 U JP7071993 U JP 7071993U JP 2605293 Y2 JP2605293 Y2 JP 2605293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- shape
- concave portion
- waterproof packing
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は密閉型ケースに係り、特
に電気装置を収納して好適な密閉型ケースに関する。
に電気装置を収納して好適な密閉型ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の密閉型ケースの一例を示す
断面図である。図7に示す密閉型ケース70は内部にア
ンテナユニット71を収納しており、外部からの雨水等
からアンテナユニット71を防水する構造とされてい
る。なお、アンテナユニット71は、GPS衛星からの
電波を受信する平面アンテナ素子72と、金属製取り付
け板73と、平面アンテナ素子72による受信電波を増
幅するローノイズアンプを配設されてなるフロントエン
ド基板を内部に収納するシールドケース74とから構成
される。
断面図である。図7に示す密閉型ケース70は内部にア
ンテナユニット71を収納しており、外部からの雨水等
からアンテナユニット71を防水する構造とされてい
る。なお、アンテナユニット71は、GPS衛星からの
電波を受信する平面アンテナ素子72と、金属製取り付
け板73と、平面アンテナ素子72による受信電波を増
幅するローノイズアンプを配設されてなるフロントエン
ド基板を内部に収納するシールドケース74とから構成
される。
【0003】このアンテナユニット71は樹脂製のボト
ムカバー75に載置されており、ボトムカバー75の端
部には環状の防水パッキン76が載置されている。ボト
ムカバー75の上部には、防水パッキン76を介して樹
脂製のトップカバー77が載置されている。ボトムカバ
ー75とトップカバー77は、図示しないネジによりネ
ジ止めされる。
ムカバー75に載置されており、ボトムカバー75の端
部には環状の防水パッキン76が載置されている。ボト
ムカバー75の上部には、防水パッキン76を介して樹
脂製のトップカバー77が載置されている。ボトムカバ
ー75とトップカバー77は、図示しないネジによりネ
ジ止めされる。
【0004】防水パッキン76の断面形状は図示の如く
長方形とされていて、上面と下面は平面とされている。
また、ボトムカバー75が防水パッキン76と当接する
面も平面とされている。さらに、トップカバー77が防
水パッキン76と当接する面も平面とされている。一体
的に組み立てられたボトムカバー75及びトップカバー
77は、底部外装ケース78に載置され、上部より上部
外装ケース79によって覆われる。
長方形とされていて、上面と下面は平面とされている。
また、ボトムカバー75が防水パッキン76と当接する
面も平面とされている。さらに、トップカバー77が防
水パッキン76と当接する面も平面とされている。一体
的に組み立てられたボトムカバー75及びトップカバー
77は、底部外装ケース78に載置され、上部より上部
外装ケース79によって覆われる。
【0005】上記した構造の密閉型ケース70の底部に
は図示しない永久磁石が配設されており、GPSによる
ナビゲーションシステムにおいて例えば自動車のボンネ
ットに固着されて使用され、防水パッキン76の作用に
より外部からの雨水等の侵入を防止しアンテナユニット
71を防水する。
は図示しない永久磁石が配設されており、GPSによる
ナビゲーションシステムにおいて例えば自動車のボンネ
ットに固着されて使用され、防水パッキン76の作用に
より外部からの雨水等の侵入を防止しアンテナユニット
71を防水する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の密閉型ケースでは、防水ゴムがボトムカバー及び
トップカバーと面接触することでケース内部を密閉する
構成とされている。したがって、防水ゴムの平坦度、及
びボトムカバー及びトップカバーが防水ゴムに当接する
面の平坦度が充分でない場合には、ケース内部を完全に
密閉して内部のアンテナユニットを防水することが困難
であり、アンテナユニットの故障の原因となる問題があ
った。
従来の密閉型ケースでは、防水ゴムがボトムカバー及び
トップカバーと面接触することでケース内部を密閉する
構成とされている。したがって、防水ゴムの平坦度、及
びボトムカバー及びトップカバーが防水ゴムに当接する
面の平坦度が充分でない場合には、ケース内部を完全に
密閉して内部のアンテナユニットを防水することが困難
であり、アンテナユニットの故障の原因となる問題があ
った。
【0007】そこで本考案は上記の点に鑑みてなされた
ものであって、ケース内部を完全に密閉して内部に収納
された電気装置を容易に防水することのできる密閉型ケ
ースを提供することを目的とする。
ものであって、ケース内部を完全に密閉して内部に収納
された電気装置を容易に防水することのできる密閉型ケ
ースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題は、以下のとお
り構成することにより解決される。すなわち、第1のケ
ースと、第2のケースと、該第1のケースと該第2のケ
ースとの間に電気装置を収納する密閉型ケースにおい
て、該第1のケースに環状に配設された先端部の断面形
状が山型をなす凸部と、該第2のケースに該凸部に応じ
て環状に配設された凹部と、該凸部と該凹部との間に介
在され、前記凹部の幅より大なる幅寸法を有する環状の
弾性部材とを具備し、該弾性部材が該凹部の角部と線接
触することにより解決される。
り構成することにより解決される。すなわち、第1のケ
ースと、第2のケースと、該第1のケースと該第2のケ
ースとの間に電気装置を収納する密閉型ケースにおい
て、該第1のケースに環状に配設された先端部の断面形
状が山型をなす凸部と、該第2のケースに該凸部に応じ
て環状に配設された凹部と、該凸部と該凹部との間に介
在され、前記凹部の幅より大なる幅寸法を有する環状の
弾性部材とを具備し、該弾性部材が該凹部の角部と線接
触することにより解決される。
【0009】
【作用】上記構成の本考案によれば、第1のケースに環
状に配設された凸部の幅方向寸法を第2のケースに凸部
に応じて環状に配設された凹部の幅方向寸法よりも小と
し、凸部と凹部との間に環状の弾性部材が介在する構成
により、弾性部材は凸部の角部及び凹部の角部とそれぞ
れ線接触するように作用する。
状に配設された凸部の幅方向寸法を第2のケースに凸部
に応じて環状に配設された凹部の幅方向寸法よりも小と
し、凸部と凹部との間に環状の弾性部材が介在する構成
により、弾性部材は凸部の角部及び凹部の角部とそれぞ
れ線接触するように作用する。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図1は本考案の一実施例の要部を
示す断面図である。図1に示す密閉型ケース1は、大
略、上記した第1のケースであるボトムケース2と上記
した第2のケースであるトップケース3と上記した弾性
部材である防水パッキン4とから構成される。
案を詳細に説明する。図1は本考案の一実施例の要部を
示す断面図である。図1に示す密閉型ケース1は、大
略、上記した第1のケースであるボトムケース2と上記
した第2のケースであるトップケース3と上記した弾性
部材である防水パッキン4とから構成される。
【0011】ボトムケース2は、次に図2に示す形状と
されている。図2(A)はボトムケース2を示す平面
図、図2(B)はボトムケース2を示す側面図、図2
(C)は図2(A)中C−C線に沿う縦断面図、図2
(D)は図2(A)中D−D線に沿う一部縦断面図であ
る。ボトムケース2は樹脂製であり、図示の如く凸部5
を形成されている。凸部5の平面形状は環状に閉じた8
角形状であり、断面形状は先端部を3角形状とされてい
る。凸部5の幅方向寸法をd1 (図2(C)参照)とす
る。凸部5の正面中央位置にはアーチ部5aが形成され
ており、ケース内部からのケーブルが孔6より引き出さ
れる。
されている。図2(A)はボトムケース2を示す平面
図、図2(B)はボトムケース2を示す側面図、図2
(C)は図2(A)中C−C線に沿う縦断面図、図2
(D)は図2(A)中D−D線に沿う一部縦断面図であ
る。ボトムケース2は樹脂製であり、図示の如く凸部5
を形成されている。凸部5の平面形状は環状に閉じた8
角形状であり、断面形状は先端部を3角形状とされてい
る。凸部5の幅方向寸法をd1 (図2(C)参照)とす
る。凸部5の正面中央位置にはアーチ部5aが形成され
ており、ケース内部からのケーブルが孔6より引き出さ
れる。
【0012】ボトムケース2の底部には密閉型ケース1
を車両のボンネット等に固定するための図示しない永久
磁石が配設されており、さらにその上には上記した電気
装置であるアンテナユニット(図示せず)が配設され
る。このアンテナユニットは、図7に示したものと同様
の構成である。ボトムケース2の周縁部にそれぞれ形成
された孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 は、ネジ止
め用の孔である。
を車両のボンネット等に固定するための図示しない永久
磁石が配設されており、さらにその上には上記した電気
装置であるアンテナユニット(図示せず)が配設され
る。このアンテナユニットは、図7に示したものと同様
の構成である。ボトムケース2の周縁部にそれぞれ形成
された孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 は、ネジ止
め用の孔である。
【0013】トップケース3は、次に図3に示す形状と
されている。図3(A)はトップケース3を示す平面
図、図3(B)はトップケース3を示す底面図、図3
(C)は図3(A)中C−C線に沿う縦断面図、図3
(D)は図3(A)中D−D線に沿う一部縦断面図であ
る。トップケース3は樹脂製であり、図示の如くその外
形は卵を縦に半分に切断した様な形状とされ、内部に凹
部8を円筒状に形成されている。凹部8の平面形状は環
状に閉じた8角形状であり、前記した凸部5と対応する
平面形状とされている。凹部8の幅方向寸法をd2 (図
3(B)参照)とすると、d2 >d1 とされている。ト
ップケース3の内部には、図示しないアンテナユニット
を収納するためのキャビティ部9が形成されている。
されている。図3(A)はトップケース3を示す平面
図、図3(B)はトップケース3を示す底面図、図3
(C)は図3(A)中C−C線に沿う縦断面図、図3
(D)は図3(A)中D−D線に沿う一部縦断面図であ
る。トップケース3は樹脂製であり、図示の如くその外
形は卵を縦に半分に切断した様な形状とされ、内部に凹
部8を円筒状に形成されている。凹部8の平面形状は環
状に閉じた8角形状であり、前記した凸部5と対応する
平面形状とされている。凹部8の幅方向寸法をd2 (図
3(B)参照)とすると、d2 >d1 とされている。ト
ップケース3の内部には、図示しないアンテナユニット
を収納するためのキャビティ部9が形成されている。
【0014】トップケース3の周縁部には、ボトムケー
ス2の孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 (図2参
照)と対応した位置にそれぞれネジ穴101 ,102 ,
103,104 ,及び105 が形成されている。ネジ穴
101 ,102 ,103 ,104 ,及び105 は、ボト
ムケース2(図2参照)をトップケース3にネジ止めす
るためのネジ穴である。
ス2の孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 (図2参
照)と対応した位置にそれぞれネジ穴101 ,102 ,
103,104 ,及び105 が形成されている。ネジ穴
101 ,102 ,103 ,104 ,及び105 は、ボト
ムケース2(図2参照)をトップケース3にネジ止めす
るためのネジ穴である。
【0015】防水パッキン4は、次に図4に示す形状と
されている。図4(A)は防水パッキン4を示す平面
図、図4(B)は防水パッキン4を示す正面図、図4
(C)は防水パッキン4を示す側面図である。防水パッ
キン4はゴム製の弾性部材であり、図示の如く、偏平で
環状に閉じた8角形状とされている。防水パッキン4
は、前記した凸部5及び凹部8に対応して、これらと重
ねられて環状に連続して当接する平面形状とされてお
り、幅方向寸法d3 をd3 >d2 とされている。
されている。図4(A)は防水パッキン4を示す平面
図、図4(B)は防水パッキン4を示す正面図、図4
(C)は防水パッキン4を示す側面図である。防水パッ
キン4はゴム製の弾性部材であり、図示の如く、偏平で
環状に閉じた8角形状とされている。防水パッキン4
は、前記した凸部5及び凹部8に対応して、これらと重
ねられて環状に連続して当接する平面形状とされてお
り、幅方向寸法d3 をd3 >d2 とされている。
【0016】したがって、防水パッキン4をボトムケー
ス2の凸部5(図2参照)に位置合わせして載置した状
態で、ネジ穴101 ,102 ,103 ,104 ,及び1
05を孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 に位置合わ
せしてボトムケース2を図示しないネジでトップケース
3にネジ止めすると、要部の断面形状は前記した図1に
示す通りとなる。
ス2の凸部5(図2参照)に位置合わせして載置した状
態で、ネジ穴101 ,102 ,103 ,104 ,及び1
05を孔71 ,72 ,73 ,74 ,及び75 に位置合わ
せしてボトムケース2を図示しないネジでトップケース
3にネジ止めすると、要部の断面形状は前記した図1に
示す通りとなる。
【0017】防水パッキン4は、ネジ止めによる上下か
らの凹部8と凸部5による押圧力によって図示の如くた
わんで、点A及びBで示す線上において凸部5の両角部
と、点C及びDで示す線上において凹部8の両角部と線
接触する。したがって、防水パッキン4の平坦度が充分
でない場合であっても、線接触状態を維持することが容
易である。
らの凹部8と凸部5による押圧力によって図示の如くた
わんで、点A及びBで示す線上において凸部5の両角部
と、点C及びDで示す線上において凹部8の両角部と線
接触する。したがって、防水パッキン4の平坦度が充分
でない場合であっても、線接触状態を維持することが容
易である。
【0018】このように本実施例によれは、ケース内部
を完全に密閉して内部のアンテナユニットを防水するこ
とが容易であり、アンテナユニットが故障したりするこ
とがない。次に、図5は本考案の他の実施例の要部を示
す断面図である。図5中、図1乃至図3と同一構成部分
には同一符号を付してある。
を完全に密閉して内部のアンテナユニットを防水するこ
とが容易であり、アンテナユニットが故障したりするこ
とがない。次に、図5は本考案の他の実施例の要部を示
す断面図である。図5中、図1乃至図3と同一構成部分
には同一符号を付してある。
【0019】図5に示す密閉型ケース11は、大略、上
記した第1のケースであるボトムケース2と上記した第
2のケースであるトップケース3と上記した弾性部材で
ある防水パッキン12とから構成される。ボトムケース
2及びトップケース3は、図2乃至図3に示したものと
同一である。防水パッキン12はゴム製の弾性部材であ
り、その平面形状は環状に閉じた8角形状とされてい
る。すなわち、防水パッキン12は、凸部5及び凹部8
に対応した平面形状とされている。
記した第1のケースであるボトムケース2と上記した第
2のケースであるトップケース3と上記した弾性部材で
ある防水パッキン12とから構成される。ボトムケース
2及びトップケース3は、図2乃至図3に示したものと
同一である。防水パッキン12はゴム製の弾性部材であ
り、その平面形状は環状に閉じた8角形状とされてい
る。すなわち、防水パッキン12は、凸部5及び凹部8
に対応した平面形状とされている。
【0020】防水パッキン12の断面形状は図6に示す
とおりであり、幅方向寸法d3 ′をd3 ′>d2 とされ
ている。また、防水パッキン12 の上面には凹部8内
壁面と当接する突出部13を形成されてなる。突出部1
3は環状に閉じて8角形状に形成されており、凹部8内
壁面と当接する寸法形状とされている。本実施例によっ
ても、防水パッキン12は、ネジ止めによる上下からの
押圧力によって図示の如くたわんで、点A及びBで示す
線上において凸部5の両角部と、点C及びDで示す線上
において凹部8の両角部と線接触する。したがって、防
水パッキン12の平坦度が充分でない場合であっても、
線接触状態を維持することが容易である。
とおりであり、幅方向寸法d3 ′をd3 ′>d2 とされ
ている。また、防水パッキン12 の上面には凹部8内
壁面と当接する突出部13を形成されてなる。突出部1
3は環状に閉じて8角形状に形成されており、凹部8内
壁面と当接する寸法形状とされている。本実施例によっ
ても、防水パッキン12は、ネジ止めによる上下からの
押圧力によって図示の如くたわんで、点A及びBで示す
線上において凸部5の両角部と、点C及びDで示す線上
において凹部8の両角部と線接触する。したがって、防
水パッキン12の平坦度が充分でない場合であっても、
線接触状態を維持することが容易である。
【0021】さらに、突出部13が凹部8内壁面と当接
するため、より完全にケース内部を密閉することができ
て内部のアンテナユニットを防水することが容易であ
り、アンテナユニットが故障したりすることがない。な
お、上記の各実施例では凹部8は内部を円筒形状とされ
ており、内壁断面は図1及び図5に図示の如く直線状で
ある。しかし、防水パッキンと当接する側に幅広に開く
テーパを形成してもよい。
するため、より完全にケース内部を密閉することができ
て内部のアンテナユニットを防水することが容易であ
り、アンテナユニットが故障したりすることがない。な
お、上記の各実施例では凹部8は内部を円筒形状とされ
ており、内壁断面は図1及び図5に図示の如く直線状で
ある。しかし、防水パッキンと当接する側に幅広に開く
テーパを形成してもよい。
【0022】また、凸部5,凹部8,及び防水パッキン
4,12は8角形状に限るものではなく、環状に閉じた
平面形状で互いに当接してケース内部を密閉可能であれ
ばよいことは勿論である。さらに、内部に収納する電気
装置は、防水を必要とするものであればアンテナユニッ
トに限るものではないことも勿論である。
4,12は8角形状に限るものではなく、環状に閉じた
平面形状で互いに当接してケース内部を密閉可能であれ
ばよいことは勿論である。さらに、内部に収納する電気
装置は、防水を必要とするものであればアンテナユニッ
トに限るものではないことも勿論である。
【0023】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、弾性部材は
第2のケースに環状に配設された凹部の角部とそれぞれ
線接触するため、弾性部材、第1及び第2のケースの平
坦度が充分でなくともケース内部の気密を完全に保つこ
とが容易であり、内部に収納された電気装置を容易に防
水することができる特長がある。
第2のケースに環状に配設された凹部の角部とそれぞれ
線接触するため、弾性部材、第1及び第2のケースの平
坦度が充分でなくともケース内部の気密を完全に保つこ
とが容易であり、内部に収納された電気装置を容易に防
水することができる特長がある。
【図1】本考案の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】ボトムケース2を示す図である。
【図3】トップケース3を示す図である。
【図4】防水パッキン4を示す図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図6】防水パッキン12の断面図である。
【図7】従来の密閉型ケースの一例を示す断面図であ
る。
る。
1,11 密閉型ケース 2 ボトムケース 3 トップケース 4,12 防水パッキン 5 凸部 8 凹部 71 ,72 ,73 ,74 ,75 孔 101 ,102 ,103 ,104 ,105 ネジ穴
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のケースと、 第2のケースと、 該第1のケースと該第2のケースとの間に電気装置を収
納する密閉型ケースにおいて、 該第1のケースに環状に配設された先端部の断面形状が
山型をなす凸部と、 該第2のケースに該凸部に応じて環状に配設された凹部
と、 該凸部と該凹部との間に介在され、前記凹部の幅より大
なる幅寸法を有する環状の弾性部材とを具備し、該弾性部材が該凹部の角部と線接触することを特徴とす
る 密閉型ケース。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070719U JP2605293Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 密閉型ケース |
US08/363,715 US5670745A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-23 | Hermetically sealed case sealed by packing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070719U JP2605293Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 密閉型ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742523U JPH0742523U (ja) | 1995-08-04 |
JP2605293Y2 true JP2605293Y2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=13439657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070719U Expired - Lifetime JP2605293Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-28 | 密閉型ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605293Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111356A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-12 | Mitsumi Electric Co Ltd | アンテナ装置 |
JP4407824B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2010-02-03 | ミツミ電機株式会社 | アンテナ装置及びアンテナ防水構造 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070719U patent/JP2605293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742523U (ja) | 1995-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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