JPH062316Y2 - シールドケースの底面カバー取付構造 - Google Patents
シールドケースの底面カバー取付構造Info
- Publication number
- JPH062316Y2 JPH062316Y2 JP1988090575U JP9057588U JPH062316Y2 JP H062316 Y2 JPH062316 Y2 JP H062316Y2 JP 1988090575 U JP1988090575 U JP 1988090575U JP 9057588 U JP9057588 U JP 9057588U JP H062316 Y2 JPH062316 Y2 JP H062316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- bottom cover
- motherboard
- mounting
- mounting legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/002—Casings with localised screening
- H05K9/0022—Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
- H05K9/0024—Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields
- H05K9/0032—Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields having multiple parts, e.g. frames mating with lids
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車電話やコードレス電話に使用されて
いるVCOユニットなどのシールドケースに底面カバー
を取り付ける場合に用いて好適なシールドケースの底面
カバー取付構造に関する。
いるVCOユニットなどのシールドケースに底面カバー
を取り付ける場合に用いて好適なシールドケースの底面
カバー取付構造に関する。
[従来の技術] 従来より、高級品と言われてきた自動車電話やコードレ
ス電話はその普及が一部の市場に限られていたが、最近
ではよりローコスト化、かつ小形化が計られた普及機が
提供されるようになって、より広範囲への普及が期待さ
れている。
ス電話はその普及が一部の市場に限られていたが、最近
ではよりローコスト化、かつ小形化が計られた普及機が
提供されるようになって、より広範囲への普及が期待さ
れている。
第5図は、このような自動車電話やコードレス電話に用
いられている従来のVCOユニットを示すものである。
このVCOユニットは、下方に向かって開放した箱形の
シールドケース1内部に図示せぬ発振器を収納してなる
もので、シールドケース1の側面下端に形成された4本
の取付脚2を、マザーボード3の取付孔4に嵌合させる
ことによりマザーボード3に取り付けられるようになっ
ている。
いられている従来のVCOユニットを示すものである。
このVCOユニットは、下方に向かって開放した箱形の
シールドケース1内部に図示せぬ発振器を収納してなる
もので、シールドケース1の側面下端に形成された4本
の取付脚2を、マザーボード3の取付孔4に嵌合させる
ことによりマザーボード3に取り付けられるようになっ
ている。
そして、このようにVCOユニットをマザーボード3へ
取り付ける際には、マザーボード3上のパターン配線5
やスルホール穴6とシールドケース1との短絡を防止す
る為、シールドケース1とマザーボード3との間にマイ
カや絶縁フィルム等からなる薄板状の絶縁子7を介在さ
せることが行われている。
取り付ける際には、マザーボード3上のパターン配線5
やスルホール穴6とシールドケース1との短絡を防止す
る為、シールドケース1とマザーボード3との間にマイ
カや絶縁フィルム等からなる薄板状の絶縁子7を介在さ
せることが行われている。
また、この他にも第6図に示すように、あらかじめシー
ルドケース1の取付脚2基端にマザーボード3の取付孔
4より大きい間座部8を設けておいて、第7図に示すよ
うにシールドケース1をマザーボード3より浮かせて取
り付けることも行われ、さらには、第8図に示すよう
に、あらかじめシールドケース1の下端に、シールドケ
ース1下端部形状より大きい絶縁物製の底面カバー9を
取り付けておき、この状態で、第9図に示すようにシー
ルドケース1をマザーボード3に取り付けることも行わ
れていた。なお、第8図中符号10は発振器の回路基板
(電子回路装置)、11は端子である。
ルドケース1の取付脚2基端にマザーボード3の取付孔
4より大きい間座部8を設けておいて、第7図に示すよ
うにシールドケース1をマザーボード3より浮かせて取
り付けることも行われ、さらには、第8図に示すよう
に、あらかじめシールドケース1の下端に、シールドケ
ース1下端部形状より大きい絶縁物製の底面カバー9を
取り付けておき、この状態で、第9図に示すようにシー
ルドケース1をマザーボード3に取り付けることも行わ
れていた。なお、第8図中符号10は発振器の回路基板
(電子回路装置)、11は端子である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の技術においては、そ
れぞれ次のような欠点があった。
れぞれ次のような欠点があった。
まず、第5図に示すようにVCOユニット装着時にシー
ルドケース1とマザーボード3との間に絶縁子7を介在
させる場合には、シールドケース1と絶縁子7の2つの
部品を同時にマザーボード3に取り付けねばならないの
で作業性が悪い。加えてシールドケース1をマザーボー
ド3に取り付けるまではシールドケース1の下端が開放
されているため、内部への異物の侵入や発信器の損傷を
招き易い。
ルドケース1とマザーボード3との間に絶縁子7を介在
させる場合には、シールドケース1と絶縁子7の2つの
部品を同時にマザーボード3に取り付けねばならないの
で作業性が悪い。加えてシールドケース1をマザーボー
ド3に取り付けるまではシールドケース1の下端が開放
されているため、内部への異物の侵入や発信器の損傷を
招き易い。
また、第7図に示すようにシールドケース1をマザーボ
ード3より浮かせて取り付ける場合には、第5図に示す
場合と同様に内部への異物の侵入や発振器の損傷を招き
易いことに加えて、シールドケース1内部の発信器とマ
ザーボード3上のパターン配線5等との接触防止の為、
シールドケース1の全高を間座部8を設けた分だけ高く
せざるを得ず、このことは電話機等の機器の小形化を計
る上での大きな障害となる。
ード3より浮かせて取り付ける場合には、第5図に示す
場合と同様に内部への異物の侵入や発振器の損傷を招き
易いことに加えて、シールドケース1内部の発信器とマ
ザーボード3上のパターン配線5等との接触防止の為、
シールドケース1の全高を間座部8を設けた分だけ高く
せざるを得ず、このことは電話機等の機器の小形化を計
る上での大きな障害となる。
そして、第8図ないし第9図に示すように、あらかじめ
シールドケース1の下端部に底面カバー9を取り付ける
場合には、シールドケース1内への異物の侵入や発振器
10の損傷は防止されるものの、底面カバー9の各縁が
シールドケース1より突出するため、VCOユニットの
運搬中に底面カバー9が外れ易い。
シールドケース1の下端部に底面カバー9を取り付ける
場合には、シールドケース1内への異物の侵入や発振器
10の損傷は防止されるものの、底面カバー9の各縁が
シールドケース1より突出するため、VCOユニットの
運搬中に底面カバー9が外れ易い。
さらに、第5図に示す絶縁子7を介在させたものや、第
9図に示す底面カバー9を取り付けたものにあっては、
シールドケース1をマザーボード3に取り付けた状態に
おいて、第10図に示すようにマザーボード3上のシー
ルドケース1の周囲が絶縁子7あるいは底面カバー9で
覆われてしまうので、この部分に他の電気部品を取り付
けられず、このためマザーボード3に無駄なスペースが
生じて機器の小形化を計る上での大きな障害となる。
9図に示す底面カバー9を取り付けたものにあっては、
シールドケース1をマザーボード3に取り付けた状態に
おいて、第10図に示すようにマザーボード3上のシー
ルドケース1の周囲が絶縁子7あるいは底面カバー9で
覆われてしまうので、この部分に他の電気部品を取り付
けられず、このためマザーボード3に無駄なスペースが
生じて機器の小形化を計る上での大きな障害となる。
[課題を解決するための手段] 上記のような課題を解決するために、この考案は、絶縁
材薄板からなる底面カバーを、シールドケースの下端部
と略同一形状に形成して上記シールドケースの取付脚の
基端部間に挟持させると共に、その側端の上記各取付脚
と当接する位置に形成された係合突起を各取付脚の基端
部に形成された係合孔に嵌合させて保持させたものであ
る。係合突起の高さは、各取付脚をそれぞれが離間する
方向に弾性限度内で押し広げたときに、各取付脚基端部
の内面と係合される程度で良く、また、係合穴も取付脚
基端部を貫通するものでも、取付脚基端部の内面より係
合突起の係合深さ以上の深さで形成されたものでも良
い。
材薄板からなる底面カバーを、シールドケースの下端部
と略同一形状に形成して上記シールドケースの取付脚の
基端部間に挟持させると共に、その側端の上記各取付脚
と当接する位置に形成された係合突起を各取付脚の基端
部に形成された係合孔に嵌合させて保持させたものであ
る。係合突起の高さは、各取付脚をそれぞれが離間する
方向に弾性限度内で押し広げたときに、各取付脚基端部
の内面と係合される程度で良く、また、係合穴も取付脚
基端部を貫通するものでも、取付脚基端部の内面より係
合突起の係合深さ以上の深さで形成されたものでも良
い。
[作用] このようなシールドケースの底面カバー取付構造におい
ては、絶縁材薄板からなる底面カバーがシールドケース
の下端部と密着して保持されるので、シールドケースを
マザーボードに取り付けるに際しては、従来のようにシ
ールドケースとマザーボードとの間に改めて絶縁子を介
在させたり、あるいはシールドケース下端部をマザーボ
ードから浮かせて取り付ける必要は無く、また、シール
ドケース内部に電子回路部品が収納された状態で該シー
ルドケースを運搬する場合の内部への異物侵入や電子回
路部品の損傷も防止される。そして、底面カバーはシー
ルドケースの下端部と略同一形状に形成されているた
め、シールドケースの周囲から底面カバーの縁がはみ出
すことがなく、シールドケース運搬時における底面カバ
ーの外れが防止され、またシールドケースをマザーボー
ドに取り付けた状態においては、シールドケースの周囲
に他の電子部品を装着することができる。
ては、絶縁材薄板からなる底面カバーがシールドケース
の下端部と密着して保持されるので、シールドケースを
マザーボードに取り付けるに際しては、従来のようにシ
ールドケースとマザーボードとの間に改めて絶縁子を介
在させたり、あるいはシールドケース下端部をマザーボ
ードから浮かせて取り付ける必要は無く、また、シール
ドケース内部に電子回路部品が収納された状態で該シー
ルドケースを運搬する場合の内部への異物侵入や電子回
路部品の損傷も防止される。そして、底面カバーはシー
ルドケースの下端部と略同一形状に形成されているた
め、シールドケースの周囲から底面カバーの縁がはみ出
すことがなく、シールドケース運搬時における底面カバ
ーの外れが防止され、またシールドケースをマザーボー
ドに取り付けた状態においては、シールドケースの周囲
に他の電子部品を装着することができる。
[実施例] 以下、第1図ないし第4図を参照してこの考案の実施例
を説明する。なお、上記従来例と同一の箇所は符号を同
じくして説明を省略する。
を説明する。なお、上記従来例と同一の箇所は符号を同
じくして説明を省略する。
第1図は本考案をVCOユニットに適用した例を示すも
ので、符号12はシールドケース、13は底面カバーで
ある。第2図に示すように、シールドケース12は、そ
の内部が下方(第2図では上下を逆にして示す)に向か
って開口されると共に、互いに対向する側面12aの下
端には、マザーボード3の取付孔4に嵌合される二対の
取付脚14が形成され、さらに各取付脚14の基端部に
は、該取付脚14を貫く係合穴15が形成されている。
ので、符号12はシールドケース、13は底面カバーで
ある。第2図に示すように、シールドケース12は、そ
の内部が下方(第2図では上下を逆にして示す)に向か
って開口されると共に、互いに対向する側面12aの下
端には、マザーボード3の取付孔4に嵌合される二対の
取付脚14が形成され、さらに各取付脚14の基端部に
は、該取付脚14を貫く係合穴15が形成されている。
一方、上記底面カバー13は絶縁材薄板からなるもの
で、シールドケース12の下端部と略同一形状に形成さ
れ、それぞれの側端13aの上記各取付脚14と対応す
る位置には、各取付脚14の厚さに等しい深さの凹所1
6が形成されている。そして、これら各凹所16には山
状をなす係合突起17が形成されており、これら各係合
突起17の頂点は底面カバー16の側端13aとほぼ同
一高さとされている。
で、シールドケース12の下端部と略同一形状に形成さ
れ、それぞれの側端13aの上記各取付脚14と対応す
る位置には、各取付脚14の厚さに等しい深さの凹所1
6が形成されている。そして、これら各凹所16には山
状をなす係合突起17が形成されており、これら各係合
突起17の頂点は底面カバー16の側端13aとほぼ同
一高さとされている。
そして、第1図に示すように底面カバー13は、その側
端13aに形成された凹所16が各取付脚14の基端部
間に嵌合されて挟持されると共に、各係合突起17が各
取付脚14基端部の係合穴15に嵌合された状態で、シ
ールドケース12の下端部に密着して取り付けられ、こ
れにより第3図に示すようにシールドケース12内に発
振器10が封じ込められてVCOユニットが構成される
ようになっている。なお、底面カバー13には端子11
と嵌合される図示せぬ貫通孔が形成されており、この貫
通孔を介して端子11はシールドケース12の外部に突
出させられるようになっている。
端13aに形成された凹所16が各取付脚14の基端部
間に嵌合されて挟持されると共に、各係合突起17が各
取付脚14基端部の係合穴15に嵌合された状態で、シ
ールドケース12の下端部に密着して取り付けられ、こ
れにより第3図に示すようにシールドケース12内に発
振器10が封じ込められてVCOユニットが構成される
ようになっている。なお、底面カバー13には端子11
と嵌合される図示せぬ貫通孔が形成されており、この貫
通孔を介して端子11はシールドケース12の外部に突
出させられるようになっている。
上述のようにシールドケース12と底面カバー13を取
り付けるには、まず、底面カバー13を、シールドケー
ス12の各取付脚14と底面カバー13の各凹所16と
の位置を合わせた上で各取付脚14の間に挿入し、つい
で、底面カバー13をシールドケース12の下端部に向
かって押し込む。すると、係合突起17は底面カバー1
3及び取付脚14を弾性変形させつつ、第4図(A)に
示すように係合穴15に向かって押し込まれることとな
り、底面カバー13とシールドケース12の下端部とが
当接した状態において、第4図(B)に示すように、係
合突起17が係合穴15に嵌合させられると共に、底面
カバー13及び取付脚14が変形状態から元の状態に復
元して凹所16と係合され、これによりシールドケース
12の下端部に底面カバー13が密着させられた状態で
取り付けられる。
り付けるには、まず、底面カバー13を、シールドケー
ス12の各取付脚14と底面カバー13の各凹所16と
の位置を合わせた上で各取付脚14の間に挿入し、つい
で、底面カバー13をシールドケース12の下端部に向
かって押し込む。すると、係合突起17は底面カバー1
3及び取付脚14を弾性変形させつつ、第4図(A)に
示すように係合穴15に向かって押し込まれることとな
り、底面カバー13とシールドケース12の下端部とが
当接した状態において、第4図(B)に示すように、係
合突起17が係合穴15に嵌合させられると共に、底面
カバー13及び取付脚14が変形状態から元の状態に復
元して凹所16と係合され、これによりシールドケース
12の下端部に底面カバー13が密着させられた状態で
取り付けられる。
なお、この考案の実施の態様は上記の例に限られもので
はなく、例えば取付脚14はさらに多数あっても構わな
いし、また、係合穴15は取付脚14の内面側から係合
突起17の係合深さ以上の長さで形成された凹部状の穴
でも良い。
はなく、例えば取付脚14はさらに多数あっても構わな
いし、また、係合穴15は取付脚14の内面側から係合
突起17の係合深さ以上の長さで形成された凹部状の穴
でも良い。
また、上記の例では特に自動車電話等に使用されるVC
Oユニットのシールドケースについて説明したが、本考
案はこれに限らずその他の電子回路装置が収容されるシ
ールドケースの底面カバー取付構造にも当然に適用され
るものである。
Oユニットのシールドケースについて説明したが、本考
案はこれに限らずその他の電子回路装置が収容されるシ
ールドケースの底面カバー取付構造にも当然に適用され
るものである。
[考案の効果] 上述詳述したように、この考案は、絶縁材薄板からなる
底面カバーを、シールドケースの下端部と略同一形状に
形成して上記シールドケースの取付脚の基端部間に挟持
させると共に、その側端の上記各取付脚と当接する位置
に形成された係合突起を各取付脚の基端部に形成された
係合孔に嵌合させて保持させたものであるから、シール
ドケース運搬時における内部空間への異物の侵入や電子
回路部品の損傷が防止されると共に、シールドケースを
マザーボードに取り付けるに際しては改めて絶縁子等を
介在させる必要が無くなって作業性が向上し、また、シ
ールドケースを浮かせて取り付ける必要も無いので機器
の小形化に対する障害となることも無い。そして、底面
カバーの縁がシールドケースの周囲にはみ出すことも無
いので、シールドケース運搬中に底面カバーが外れるこ
とも無く、さらには、シールドケースをマザーボードに
取り付けた状態においてシールドケースの周囲に無駄ス
ペースが生じることも無くて、より一層の機器の小形化
を計ることができる。
底面カバーを、シールドケースの下端部と略同一形状に
形成して上記シールドケースの取付脚の基端部間に挟持
させると共に、その側端の上記各取付脚と当接する位置
に形成された係合突起を各取付脚の基端部に形成された
係合孔に嵌合させて保持させたものであるから、シール
ドケース運搬時における内部空間への異物の侵入や電子
回路部品の損傷が防止されると共に、シールドケースを
マザーボードに取り付けるに際しては改めて絶縁子等を
介在させる必要が無くなって作業性が向上し、また、シ
ールドケースを浮かせて取り付ける必要も無いので機器
の小形化に対する障害となることも無い。そして、底面
カバーの縁がシールドケースの周囲にはみ出すことも無
いので、シールドケース運搬中に底面カバーが外れるこ
とも無く、さらには、シールドケースをマザーボードに
取り付けた状態においてシールドケースの周囲に無駄ス
ペースが生じることも無くて、より一層の機器の小形化
を計ることができる。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はその概略図、第2図はシールドケースと底
面カバーの形状を示す斜視図、第3図はシールドケース
と底面カバーとが取り付けられた状態での断面図、第4
図はこの考案の一実施例におけるシールドケースと底面
カバーとの取り付け時における取付脚と底面カバーとの
関係を示すもので、(A)は取り付け開始時、(B)は
取り付け完了時、第5図は従来行われていたシールドケ
ースとマザーボードの絶縁方法の一例を示す図、第6図
は従来の絶縁方法の他の例におけるシールドケースを示
す図、第7図は他の例によってシールドケースをマザー
ボードに取り付けた状態を示す図、第8図は従来の方法
によりシールドケースに底面カバーを取り付けた状態を
示す断面図、第9図は第8図に示すシールドケースをマ
ザーボードに取り付ける時の状態を示す図、第10図は
第5図ないしは第9図に示す方法によりシールドケース
をマザーボードに装着した状態を示す図。 3……マザーボード、10……発振器(電子回路部
品)、12……シールドケース、13……底面カバー、
14……取付脚、15……係合穴、17……係合突起。
で、第1図はその概略図、第2図はシールドケースと底
面カバーの形状を示す斜視図、第3図はシールドケース
と底面カバーとが取り付けられた状態での断面図、第4
図はこの考案の一実施例におけるシールドケースと底面
カバーとの取り付け時における取付脚と底面カバーとの
関係を示すもので、(A)は取り付け開始時、(B)は
取り付け完了時、第5図は従来行われていたシールドケ
ースとマザーボードの絶縁方法の一例を示す図、第6図
は従来の絶縁方法の他の例におけるシールドケースを示
す図、第7図は他の例によってシールドケースをマザー
ボードに取り付けた状態を示す図、第8図は従来の方法
によりシールドケースに底面カバーを取り付けた状態を
示す断面図、第9図は第8図に示すシールドケースをマ
ザーボードに取り付ける時の状態を示す図、第10図は
第5図ないしは第9図に示す方法によりシールドケース
をマザーボードに装着した状態を示す図。 3……マザーボード、10……発振器(電子回路部
品)、12……シールドケース、13……底面カバー、
14……取付脚、15……係合穴、17……係合突起。
Claims (1)
- 【請求項1】下方に向かって開口した内部空間に電子回
路装置が収納され、かつ、対向した側面の下端に形成さ
れた少なくとも一対の取付脚がマザーボードの取付孔に
嵌合されて該マザーボードに取り付けられるシールドケ
ースの下端部に、該シールドケースの内部空間を閉塞す
る絶縁材薄板からなる底面カバーを取り付けるシールド
ケースの底面カバー取付構造であって、前記底面カバー
は、前記シールドケースの下端部と略同一形状に形成さ
れて前記各取付脚の基端部間に挟持されると共に、その
側端の前記各取付脚と当接する位置に形成された係合突
起が、前記各取付脚の基端部に形成された係合孔に係合
されて保持されていることを特徴とするシールドケース
の底面カバー取付構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988090575U JPH062316Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | シールドケースの底面カバー取付構造 |
US07/368,627 US4948923A (en) | 1988-07-08 | 1989-06-20 | Bottom cover installation structure of a shield case |
DE3922461A DE3922461C3 (de) | 1988-07-08 | 1989-07-07 | Abschirmgehäuse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988090575U JPH062316Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | シールドケースの底面カバー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0213796U JPH0213796U (ja) | 1990-01-29 |
JPH062316Y2 true JPH062316Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=14002227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988090575U Expired - Lifetime JPH062316Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | シールドケースの底面カバー取付構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4948923A (ja) |
JP (1) | JPH062316Y2 (ja) |
DE (1) | DE3922461C3 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036099A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-11 | Canon Inc | 電子機器の実装構造 |
JP2737374B2 (ja) * | 1990-07-12 | 1998-04-08 | 松下電器産業株式会社 | シールドケース固定装置 |
DE4337258A1 (de) * | 1993-11-02 | 1995-05-04 | Philips Patentverwaltung | Elektronisches Schaltungsmodul |
US5416668A (en) * | 1993-11-09 | 1995-05-16 | At&T Corp. | Shielded member |
US5814762A (en) * | 1995-04-12 | 1998-09-29 | Digital Equipment Corporation | Grounding for enclosures |
DE29620596U1 (de) | 1996-11-26 | 1998-01-22 | Siemens Ag | Sockel für eine integrierte Schaltung |
DE29620593U1 (de) * | 1996-11-26 | 1998-01-02 | Siemens Ag | Sockel für eine integrierte Schaltung |
GB2322012B (en) * | 1997-02-05 | 2001-07-11 | Nokia Mobile Phones Ltd | Self securing RF screened housing |
JPH11330766A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-30 | Alps Electric Co Ltd | 電子機器 |
JP3062909U (ja) * | 1999-04-08 | 1999-10-15 | 船井電機株式会社 | チュ―ナユニット |
FR2811509B1 (fr) * | 2000-01-31 | 2004-01-02 | Wavecom Sa | Module de radiocommunication se presentant sous la forme d'un macro composant electronique, structure d'interposition et procede de report sur une carte-mere correspondante |
US6490173B2 (en) * | 2000-12-19 | 2002-12-03 | Thomson Licensing, S.A. | Method and apparatus for providing electromagnetic shielding |
DE60136442D1 (de) | 2001-05-12 | 2008-12-18 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren zum Herstellen eines aus einem Abschirmgehäuse und einer Leiterplatte bestehenden elektronischen Geräts |
EP1467608B1 (de) * | 2003-04-11 | 2019-06-19 | Hirschmann Car Communication GmbH | Abschirmung für ein Hochfrquenzgerät, insbesondere einen TV-Tuner eines Fahrzeuges |
JP4037810B2 (ja) * | 2003-09-05 | 2008-01-23 | Necアクセステクニカ株式会社 | 小型無線装置及びその実装方法 |
ES2386751T3 (es) * | 2007-11-12 | 2012-08-29 | Thomson Licensing | Caja para un dispositivo de sintonización |
JP4964103B2 (ja) * | 2007-11-26 | 2012-06-27 | 株式会社ケーヒン | パワードライブユニット |
EP2633518B1 (en) * | 2010-10-28 | 2019-03-27 | Gibson Brands, Inc. | Electric stringed musical instrument standard electronic module |
KR20130035675A (ko) * | 2011-09-30 | 2013-04-09 | 삼성전기주식회사 | 튜너 모듈 |
JP2018137267A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 富士通株式会社 | 電子部品 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4214360A (en) * | 1978-10-10 | 1980-07-29 | Atari, Inc. | Method of making a radio frequency oscillator-modulator with ground metallization |
JPS5910827Y2 (ja) * | 1978-12-28 | 1984-04-04 | 株式会社村田製作所 | 電子チユ−ナの仮固定構造 |
JPS60118269U (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-09 | アルプス電気株式会社 | 電子機器用ケ−ス |
KR900006122Y1 (ko) * | 1986-02-12 | 1990-07-06 | 알프스 덴기 가부시기가이샤 | 다련 슬라이드형 전기부품 |
DE3629913A1 (de) * | 1986-09-03 | 1988-03-17 | Standard Elektrik Lorenz Ag | Abschirmgehaeuse |
JPS6380896U (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-27 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP1988090575U patent/JPH062316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-20 US US07/368,627 patent/US4948923A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-07-07 DE DE3922461A patent/DE3922461C3/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4948923A (en) | 1990-08-14 |
DE3922461C3 (de) | 1994-07-28 |
JPH0213796U (ja) | 1990-01-29 |
DE3922461A1 (de) | 1990-01-11 |
DE3922461C2 (ja) | 1991-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH062316Y2 (ja) | シールドケースの底面カバー取付構造 | |
JPS6217837B2 (ja) | ||
JP2001267016A (ja) | カードコネクタ用カバー及びそれを用いたカードコネクタ組立体 | |
JP3338469B2 (ja) | 電気装置用筐体 | |
JPH0745964A (ja) | 収納ケース | |
JPH034065Y2 (ja) | ||
JP3196865B2 (ja) | 制御機器のソケット | |
JPH0735342Y2 (ja) | プリント基板用ソケット | |
JPH0249752Y2 (ja) | ||
JPH09181461A (ja) | 部品収納ケース | |
JPH0751831Y2 (ja) | 複数基板のシールド構造 | |
JP3374428B2 (ja) | インターホン | |
JPH0540564Y2 (ja) | ||
JPH0613145A (ja) | 集積回路用面実装型ソケット | |
JPS642451Y2 (ja) | ||
JP2584960Y2 (ja) | プリント基板の保持ケース構造 | |
KR200231878Y1 (ko) | 전자기기 | |
JPH0611669Y2 (ja) | 電子機器の筐体構造 | |
JPS641788Y2 (ja) | ||
JPS6344919Y2 (ja) | ||
JPH0219988Y2 (ja) | ||
JPH0451505Y2 (ja) | ||
JPH0448586Y2 (ja) | ||
JPH0710993U (ja) | 振動体の固定構造 | |
JP2573596Y2 (ja) | 小型電子部品におけるフラックス等の浸入防止構造 |