JPH0235140Y2 - - Google Patents

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JPH0235140Y2
JPH0235140Y2 JP3103283U JP3103283U JPH0235140Y2 JP H0235140 Y2 JPH0235140 Y2 JP H0235140Y2 JP 3103283 U JP3103283 U JP 3103283U JP 3103283 U JP3103283 U JP 3103283U JP H0235140 Y2 JPH0235140 Y2 JP H0235140Y2
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JP
Japan
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lever
push button
case
piece
bearing recess
Prior art date
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JP3103283U
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English (en)
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JPS59136124U (ja
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Publication date
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Priority to JP3103283U priority Critical patent/JPS59136124U/ja
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Publication of JPH0235140Y2 publication Critical patent/JPH0235140Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は押釦スイツチに関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 一般に、この種スイツチはスイツチケースに軸
動可能に保持された押釦で接点機構部における可
動電気接触片を直接押込駆動する構成であり、押
釦による動作ストロークを大きく設定することは
難しい。つまり動作ストロークを大きくしたとし
ても、操作応力が増すだけで操作性の悪化は必至
である。
〈考案の目的〉 この考案は動作ストロークを大きくとれ、操作
性も向上する押釦スイツチを製作容易に提供する
ことを目的としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案は上記目的を達成するため、基本的に
は押釦の押込力を特定のレバーを介して可動電気
接触片に伝達させる構成であり、これにより動作
ストロークを大に設定できるうえ、小さい押込力
でも容易にON・OFF操作することができる。
さらに上記レバーの軸部を支承するU字状の軸
受凹部をスイツチケースに形成し、上記軸部に形
成された偏平部の防脱壁を上記軸受凹部に形成す
ることにより、上記レバーをスイツチケースに対
してホルダ部材等を用いなくとも回動可能に支承
でき、製作・組立の簡易化も推進できることにな
る。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図はこの考案に係る押釦スイツチの一例を
示すものである。同図において、11は合成樹脂
からなるスイツチケースで、たとえばケース本体
12とベース13とからなる。14,15は上記
ケース11に保持された1対の固定電気接触片1
6,17は各固定電気接触片14,15にそれぞ
れ固着された固定接点である。18は上記ケース
11に保持された共通端子片で、この共通端子片
18の一端部には可動電気接触片19の基端部が
回動可能に枢着されており、またこの可動電気接
触片19の先端部には上記固定接点16,17に
それぞれ対向する可動接点20,21が固着され
ている。22は上記可動電気接触片19と共通端
子片18との間に掛設された反転ばねであり、上
記可動および固定電気接触片19,14,15等
とともに接点機構23を構成している。24は上
記ケース本体12の上端開口部12aに軸動、つ
まり上下動可能に嵌装された押釦であり、係止部
25により上記ケース本体12からの逸脱が阻止
されている。
上記押釦24と接点機構部23との間にはレバ
ー26が配設されている。このレバー26は第2
図のように上記押釦24の下面によつて駆動され
る腕形の原動片27と、この原動片27の基端に
軸部28を介して一体に連成されて上記可動電気
接触片19を押圧する従動片29とを有する。2
9aは上記従動片29の先端部下面に形成された
押圧用突部である。上記ケース11のレバー配設
位置には隔壁30が形成され、この隔壁30には
上記レバー26の軸部26を回動可能に支承する
U字状の軸受凹部形成されている。32,32は
上記レバー26の軸部28の複数個所、たとえば
軸部28の両端部に位置して水平方向に沿つて形
成された偏平部である。33,33は上記偏平部
32,32に対応して上記軸受凹部31の軸方向
両端部に形成された防脱壁であり、上記各偏平部
32が一定の方向に向けられた時にだけ凹部31
内へ侵入させる溝34と上記偏平部32の両側面
に嵌合する嵌合面35,35とを有している。3
6は従動片29の変位を妨げないようにケース1
1に形成された切欠部である。
上記構成において、レバー26の組付手順を説
明すると、まずレバー26を軸部28を中心にし
て反時計方向へ90゜(組立角度)変位させて偏平部
32を第3図Aのように垂直姿勢にし、この偏平
部32を上記防脱壁33における溝34を通過さ
せながら軸部28を軸受凹部31に嵌入させる。
ついで上記レバー26を軸部28を中心にして時
計方向へ90゜変位させて上記偏平部32を第3図
Bのように水平状態にすれば、上記レバー26の
ケース11側へ組み付けが完了する。
この状態において、ケース11に対して押釦2
4の組み付けがなされると、レバー26の原動片
27の先端に押釦24が当たり、従動片29には
可動電気接触片19の弾性反力が付与されて、レ
バー26はがたつきなく保持される。
上記押釦24を押込操作すると、レバー26が
軸部28を中心にして時計方向へ回動変位し、可
動電気接触片19を下方へ変位させるから、可動
接点20と固定接点16とが開離される。上記押
釦26の押込量が所定量を越えると、反転ばね2
2のばね力で可動電気接触片19が反転変位し
て、可動接点21が固定接点17に接触する。押
釦26の押込操作を解除すれば、レバー26は可
動電気接触片19の弾性復帰力で反時計方向へ回
動して原状に復される。
このように、押釦24の押込力をレバー26を
介して可動電気接触片19に伝達させるため、押
釦24のわずかな押込力でもレバー26の回転モ
ーメントで可動電気接触片19を大きく変位させ
ることができ、たとえば数ミリ程度の大きな動作
ストロークでも操作性良好にして得ることができ
る。
ところで、上記のようなレバー26をケース1
1に組みつける場合、一般に軸孔を有するホルダ
部材をケース11に固定し、このホルダ部材を介
してレバー26を枢着することが考えられるが、
このような構成を採ると、部品点数が増し、成形
工程や組立工程の増数化を招くことになる。
しかるに、上記構成ではレバー26をケース1
1に直接取り付けられるため、上記のような問題
もなく生産性を上げるうえで有利となる。しか
も、レバー26の軸部28に形成した偏平部32
と軸受凹部31に形成した防脱壁33との組み合
せにより、レバー26を回転してケース11に組
み込めるたみ自動組立が可能となるうえ、嵌合位
置における軸部28の逸脱も確実に防止できる。
つまり第3図Aに示すレバー26の組立角度ΘA
よりも第3図Bに示す操作時の回転角度ΘBが小
さいため、軸部28に形成した偏平部32が軸受
凹部31から溝34を通つて逸脱するおそれはな
く、レバー26の適正な動作が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る押釦スイツチの一例を
示す断面図、第2図は同スイツチにおける要部の
分解斜視図、第3図A,Bはそれぞれレバーの取
付時および取付状態の説明図である。 11……スイツチケース、19……可動電気接
触片、23……接点機構部、24……押釦、26
……レバー、27……原動片、28……軸部、2
9……従動片、31……軸受凹部、32……偏平
部、33……防脱壁、34……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチケースに収納された接点機構部と上記
    ケースに軸動可能に保持された押釦と、上記押釦
    に駆動される原動片およびこの原動片の基端に軸
    部を介して連結されて上記接点機構部の可動電気
    接触片を変位させる従動片を有するレバーと、上
    記ケースに形成されて上記レバーの軸部を回動可
    能に支持するU字状の軸受凹部と、上記軸部に形
    成された複数の偏平部と、これら偏平部の一定の
    向きからだけの上記軸受凹部内への侵入を許容す
    る溝を有し、上記軸受凹部に形成された防脱壁と
    を具備した押釦スイツチ。
JP3103283U 1983-03-02 1983-03-02 押釦スイツチ Granted JPS59136124U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3103283U JPS59136124U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 押釦スイツチ

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JP3103283U JPS59136124U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 押釦スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS59136124U JPS59136124U (ja) 1984-09-11
JPH0235140Y2 true JPH0235140Y2 (ja) 1990-09-21

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ID=30161889

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JP3103283U Granted JPS59136124U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 押釦スイツチ

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JPH0735257Y2 (ja) * 1988-03-18 1995-08-09 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

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JPS59136124U (ja) 1984-09-11

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