JPH0439616Y2 - - Google Patents

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JPH0439616Y2
JPH0439616Y2 JP2092885U JP2092885U JPH0439616Y2 JP H0439616 Y2 JPH0439616 Y2 JP H0439616Y2 JP 2092885 U JP2092885 U JP 2092885U JP 2092885 U JP2092885 U JP 2092885U JP H0439616 Y2 JPH0439616 Y2 JP H0439616Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、押釦の押圧操作によつて電路の開
閉を行なう押釦開閉器に関するものである。
〔背景技術〕
押釦開閉器の押釦には、通常「ON」、「OFF」
などの操作表示文字が刻字されている。その操作
表示文字が、押釦開閉器が一般的に取り付けられ
る状態に合わせて刻字されているため、その状態
に取り付けられない場合は操作表示文字が読みづ
らくなる。たとえば第8図に示されるように操作
表示文字「ON」、「OFF」が押釦PBに刻字され
ているとすると、第9図に示されるように90度回
転した位置で押釦開閉器が取り付けられると操作
表示が分かりにくくなる。またこの場合外観も悪
くなる。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、従来例の問題点の解消を図
り、押釦の取付方向を容易に変更することができ
る押釦開閉器を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の押釦開閉器は、作用部が変位されて
接点が開閉される接点開閉手段と、前記作用部を
変位する作用軸と押圧操作される操作部とを有す
る押釦と、前記接点開閉手段を収納するケース
と、このケースの開口部に載設され前記作用軸が
挿通される挿通孔と前記操作部に接して押釦の取
付方向を規制する凹部とを有するカバーと、前記
作用軸の側壁を貫通する貫通孔と、この貫通孔に
嵌挿され前記作用軸の基端側が前記カバーの内面
に当接するように前記貫通孔から突出し前記押釦
を軸方向変位可能に前記カバーに保持する圧縮ば
ねとを備え、前記押釦を引き上げると前記操作部
が前記凹部から離脱されるように前記圧縮ばねの
圧縮状態での両端間隔を設定したものである。
この考案に従えば、カバーに設けられた凹部で
取付方向が規制されないように圧縮ばねを圧縮し
押釦を引き上げ、所定の方向で前記凹部に操作部
が嵌り込むように押釦を回動し、押釦を解放する
と、圧縮ばねのばね力で押釦が引き戻されること
によつて、押釦の取付方向を容易に変更すること
ができる。
実施例 第1図は、この考案の一実施例の押釦開閉器の
構造を示す分解斜視図である。また第2図はその
接点が閉状態である断面図であり、第3図はその
接点が開状態である断面図である。ケース1の底
部に設けられた引掛突起1a,1bにボデイ2が
係止されており、そのボデイ2には、端子ねじ
3,4が端子座金5,6および端子板7,8を固
定するために螺着されている。ボデイ2の側板部
2a,2bの挿通孔2c,2dには軸9が挿着さ
れ、その軸9によつて駆動子10が軸着されてい
る。この駆動子10の下部と、端子板7の支点部
7aに枢支される可動接触子11との間には反転
ばね12が介在されている。これらの接点開閉手
段は、ケース1とケース1の開口部に嵌挿されね
じ13,14で固定される内カバー15とで形成
される空間内に設けられている。内カバー15の
上部には、ねじ16,17によつてケース1に固
定されるカバー18が配設されている。カバー1
8の上部には、内カバー15の挿通孔15a,1
5bとカバー18の挿通孔18a,18bを貫通
し駆動子10の作用部10a,10bに当接され
る作用軸19a,20aをそれぞれ有する一対の
角形の押釦19,20が配置されている。前記各
作用軸19a,20aの周壁にはそれぞれ側壁を
貫通する貫通孔19b,20bが形成され、各貫
通孔19b,20bには圧縮ばね21,22がそ
れぞれ嵌挿されている。圧縮ばね21,22の一
端21a,22aは、押釦19,20がカバー1
8に保持されるように半径方向に突出し、カバー
18の下部に設けられた凹部18c,18dに当
接されている。押釦19,20は、その操作部1
9c,20cの側部がカバー18の上部に形成さ
れた凹部18e,18fに嵌り込むことによつ
て、取付方向が規制される。また押釦19,20
は、その凹部18e,18fで操作変位方向に案
内されている。カバー18の上面18gは、その
角孔18h,18iに係止突起23a,23bが
挿通される化粧プレート23で覆われている。
第2図に示されるように操作部19b上面に操
作表示文字「ON」が刻字された押釦19を押圧
操作すると、駆動子10の作用部10aが押下さ
れ、反転ばね12の軸線が弯曲するによつて可動
接触子11が端子板8の方向に揺動し、可動接点
11aが固定接点8aに接触する。この状態で端
子板7,8に取り付けられる電気配線が導通され
る。
また第3図に示されるように操作表示文字
「OFF」が刻字された押釦20が押圧操作された
ときは、駆動子10の作用部10bが押下され、
反転ばね12が反転して弯曲し、可動接触子11
が端子板7の方向に揺動し、可動接点11aが固
定接点8aから離反する。この状態で押釦開閉器
はオフ状態となる。
第4図および第5図は、この考案で注目される
べき押釦19,20の取付方向を変更するときの
動作を示す図である。操作部20cが角形である
押釦20の取付方向が変更されるときの動作につ
いて説明する。まず化粧プレート23がカバー1
8から取りはずされる。押釦20は、押圧操作さ
れない状態でその操作部20cの側面上部がカバ
ー18の上面より突出しているのでその部分を挟
持して矢符Aの方向に引き上げることができる。
圧縮ばね22の圧縮状態での両端間隔Lはそのよ
うに設定されている。第4図および第5図に示さ
れるように押釦20の作用軸20aに形成された
貫通孔20bに嵌挿された圧縮ばね22が最も圧
縮された位置で、操作部20cが凹部18fから
離脱し、押釦20が矢符Bの方向に回転可能とな
る。その状態でたとえば90度回転した位置で押釦
20を解放すると、圧縮ばね22のばね力によつ
て元の状態に戻され、押釦20の取付位置が90度
回転したものとなる。押釦19も同様にしてその
取付位置を変更することができる。
上述の実施例では、押釦19,20の操作部1
9c,20cの平面形状が四角形である場合を示
したが、第6図に示されるように押釦19,20
の操作部19c,20cの平面形状を円形として
もこの考案を実施することができる。この実施例
では、押釦19,20の取付位置を規制する凹部
18e,18fの外側面を円形とし、内側面のみ
で取付位置を規制している。この実施例でも第7
図に示されるように押釦19を引き上げ回動する
ことによつて前述の実施例のようにその取付位置
を変更することができる。
このようにこの考案では、カバーに形成された
規制溝で押釦の取付方向を固定できれば、押釦の
操作部の平面形状は任意のものでよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、押釦の取付方向を容易に変
更することができ、取付状態によつて押釦の操作
部に刻字された操作表示文字が判読しにくくなつ
たり、外観が悪くなることなど問題点を解決する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構造を示す分解
斜視図、第2図は接点が閉状態であるこの考案の
一実施例の断面図、第3図は接点が開状態である
この考案の一実施例の断面図、第4図は押釦20
の取付方向の変更動作を示す斜視図、第5図は第
4図の縦断面図、第6図は他の実施例の押釦1
9,20付近の分解斜視図、第7図は他の実施例
の押釦19付近の縦断面図、第8図および第9図
は従来例の取付状態を示す図である。 1……ケース、18……カバー、18a,18
b……挿通孔、18e,18f……凹部、19,
20……押釦、19a,20a……作用軸、19
b,20b……貫通孔、19c,20c……操作
部、21,22……圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作用部が変位されて接点が開閉される接点開閉
    手段と、前記作用部を変位する作用軸と押圧操作
    される操作部とを有する押釦と、前記接点開閉手
    段を収納するケースと、このケースの開口部に載
    設され前記作用軸が挿通される挿通孔と前記操作
    部に接して押釦の取付方向を規制する凹部とを有
    するカバーと、前記作用軸の側壁を貫通する貫通
    孔と、この貫通孔に嵌挿され前記作用軸の基端側
    が前記カバーの内面に当接するように前記貫通孔
    から突出し前記押釦を軸方向変位可能に前記カバ
    ーに保持する圧縮ばねとを備え、前記押釦を引き
    上げると前記操作部が前記凹部から離脱されるよ
    うに前記圧縮ばねの圧縮状態での両端間隔を設定
    したことを特徴とする押釦開閉器。
JP2092885U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0439616Y2 (ja)

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JP2092885U JPH0439616Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP2092885U JPH0439616Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JPS61136433U JPS61136433U (ja) 1986-08-25
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