JPH0688032U - 複合操作形スイッチ - Google Patents

複合操作形スイッチ

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Publication number
JPH0688032U
JPH0688032U JP3409693U JP3409693U JPH0688032U JP H0688032 U JPH0688032 U JP H0688032U JP 3409693 U JP3409693 U JP 3409693U JP 3409693 U JP3409693 U JP 3409693U JP H0688032 U JPH0688032 U JP H0688032U
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JP
Japan
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switch
operating portion
present
operation type
operating
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Pending
Application number
JP3409693U
Other languages
English (en)
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリスイッチに押釦スイッチの機能を取
り入れ、小形で長寿命で、しかも誤動作を防止すること
ができる複合操作形スイッチを提供する。 【構成】 スイッチ本体37内に接触機構部を配備し、
スイッチ本体37より操作部27を突出させたスイッチ
において、回転動作と上下動作する操作部27を形成
し、この操作部27のそれぞれの回転所定位置にて更に
操作部27を押圧することにより、それぞれの異なる回
路の開閉を行うようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複合操作形スイッチに係り、特に機器の小形化を計ることを目的と し、操作部の回転だけでなく押圧操作を併設し、回転操作により回路を選択し、 その操作部を押圧して接点を接触させて電路を閉じる複合操作形スイッチに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスイッチは、例えば図9に示すようにスイッチ本体1の内底面 の中央部に凹部2を設け、その周囲に複数の固定接点3を配設する。固定接片3 は、スイッチ本体1の内底面を貫通して下面に突出させ、端子4を形成する。 そして、覆蓋9の略中央部にはスリーブ5を配設し、操作部としての回転軸6 を設け、その下面に突起7を突出させてスイッチ本体1に設けた凹部2と凹凸係 合させ、この突起7を支点として回転軸6を回動自在に配設する。 更に、回転軸の下方には弾性板で形成した可動接片8を配設し、回転軸6の回 転動作によりこの可動接片8は、固定接片3と摺動接離して電路の開閉を行うも のであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のスイッチは、操作部の回転動作により電路の開 閉を行うものであり、通常の回転操作で自由に開閉が行えるものであった。その ため、不慣れの人が誤って操作したり、不用意な回転動作により接点の消耗が激 しくスイッチの寿命が短くなる等の欠点があった。 本考案は、上記問題点を除去し、ロータリスイッチに押釦スイッチの機能を取 り入れ、長寿命で誤動作の防止を可能とした複合操作形スイッチを提供すること を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、スイッチ本体内に接触機構部を配備し、該接触機構部を作動させる 操作部を前記スイッチ本体より突出させたスイッチにおいて、前記スイッチ本体 の略中央部に回動自在で、かつ上下動を行う操作部を配設し、前記操作部をそれ ぞれの回転所定位置に設定し、更にその操作部を押圧することにより、それぞれ の異なる回路の開閉を行うように構成したものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、操作部を回転させて所定位置に設定することにより、回路を 選択し、更にその操作部を押圧することにより接触機構部の接点が接触し、その 押圧力を解除すると操作部が復帰して接点が開離する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の第1実施例を示す正面断面図、図2は本考案の第1実施例の切 換機構を示す断面図、図3は本考案の第1実施例の分解斜視図である。 これらの図において、スイッチ基体11の上面の中央部に丸形凹所12を設け て、椀曲状に形成した可動接片21を載置するとともにその下方に一対の固定接 片13、14が植設されている。一対の固定接片13、14は、丸形凹所12内 の略中央部とその周囲に配設され、外側に配設された固定接片13と可動接片2 1の下面が常時接触しており、この可動接片21の頂部が押圧されることにより 略中央部に配置された固定接片14と接触する。これらの固定接片13、14は 、端子19と一体的に形成されており、スイッチ基体11の底面を貫通してそれ ぞれの端子19を突出している。
【0007】 スイッチ基体11の内底面の丸形凹所12の周囲には、後述するコイルバネ2 3を配設する円周溝15を設けるとともにその外側に二つの角形凹所16を設け 、その角形凹所の内側面より弾性を有する複数の接触片17を配設している。本 考案の実施例においては、二つの角形凹所16内の一方に二つの接触片17を設 けるとともにその対向する内側面より共通接片18を設け、他方の角形凹所16 には、二つの接触片17を配設している。そして、これらの接触片17はスイッ チ基体11を貫通して、それぞれの端子19を形成している。 スイッチ基体11の円周溝15にはコイルバネ23の一端が挿入され、椀曲状 に形成した可動接片21上には可動板22が配設される。 スイッチ本体37は角形部と上方に円筒状のスリーブ38から形成されており 、しかもスイッチ本体37内の上面より円筒形の突壁40を設け、その内側面に 凹凸部41が形成されている。
【0008】 図2は本考案の切換機構を示す断面図であり、スリーブ38内には円形状の本 体とこの円形状の本体より小さい円柱部が上方に突設し、円形状の本体の側面に は横孔28が設けられ、コイルバネ32を介して滑動子33が配設された操作部 27が挿入される。本考案の実施例の滑動子33としてスチールボールが使用さ れている。 操作部27は、スイッチ本体37内の円柱部の突壁40の内側面に設けた凹凸 部41に上記した滑動子33が弾接して配設され、この操作部27の回転動作に より、切換節度感が得られる。 そして、操作部27の下面には外側に段部31を設けた複数の垂下片30を形 成し、この垂下片30に対応した孔35を設けたドーナツ状の基板34が配設さ れる。この基板34の下面には、スイッチ基体11に配設された接触片17及び 共通接片18と接触して電気的に導通する回路パターン(図示せず)が形成され ている。
【0009】 操作部27の下面の中央部には穴29が形成され、突起26を設けた押棒24 が凹凸関係により配設され、その下方に凸部25が形成される。押棒24とスイ ッチ基体11の円周溝15間にコイルバネ23を配設し、操作部27を上方に押 し上げている。 従って、スイッチ本体37のスリーブ38内には操作部27が挿入されて上方 に突出される。そして、その操作部27には上方よりツマミ43が挿入され、ツ マミ43と操作部27とは凹凸関係により嵌合される。ツマミ43には鍔部44 を設け、その上面に数字等の表示をし、回転位置を明確にするものである。 そして、スイッチ本体37とスイッチ基体11は、角孔44と突起20の凹凸 嵌合により組み合わされて、本考案の複合操作形スイッチが完成する。 スリーブ44内の溝部39には、防塵効果を高めるためにOリング36が配設 される。
【0010】 このように構成された本考案の複合操作形スイッチは、ツマミ43を動作させ て切換節度感を得ながら所定の位置に設定し、更にそのツマミ43を押圧するこ とにより、電路を閉じるものである。 従って、図4に示すように、ツマミ43は操作部27に連動して回転動作と上 下動作をするものである。
【0011】 図5は、本考案の第2実施例の要部斜視図であり、下方に鍔部52を設けたツ マミ51の上面に表示部53を設けたものであり、文字、数字、記号等を表示さ せることができる。この表示部53は、ラベルや印刷等の表示だけでなく、液晶 やLED等の表示素子により表示することも可能である。また、スイッチ基体に 支柱を突出させて表示部53を形成したり、操作部の略中央部に表示装置を配備 することも可能である。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0012】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、以下のような効果を奏するこ とができる。 (1)操作部を回転動作だけでなく、上下動作するように形成したので、極め て小形に作製できるため、スペースを取らず、機器の軽薄短小化に貢献し、しか も操作部の回転動作と押圧動作と接触構造の組み合わせにより、種々の用途に対 応できる複合操作形スイッチを提供できる。 (2)ツマミを所定位置まで回転させ、更にそのツマミを押して回路を開閉す るようにしたため、回転操作一つだけでスイッチの開閉を行うものでなく、回転 操作により回路を選択し、その状態で押圧操作を行って電路を閉じるものである 。従って異なる二つの操作でスイッチの開閉を行うので、無意識による誤動作を 防止でき、事故を未然に防ぐことができる。 (3)ロータリスイッチに押釦スイッチを併設し、異なった二つの操作により 、開閉を行うようにしたにも拘わらず、部品点数や構造がシンプルとなり、安価 に製作できる。 (4)スイッチ本体の内側面又は、スイッチ本体の内底面に凹凸部を設けたの で極めて良好な切換節度感が得られるとともにツマミの所定位置の位置決めにも なり、接触が安定した複合操作形スイッチが得られる。 (5)ツマミの中央部の上面に文字、数字等を表示できるため、スイッチの開 閉状態を再確認でき、誤動作を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す正面断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の切換機構を示す断面図で
ある。
【図3】本考案の第1実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す要部斜視図である。
【図6】従来のロータリスイッチの正面断面図である。
【符号の説明】
11 スイッチ基体 17 接触片 21 可動接片 22 可動板 23 コイルバネ 24 押棒 27 操作部 30 垂下片 32 コイルバネ 33 滑動子 34 基板 37 スイッチ本体 38 スリーブ 40 突壁 41 凹凸部 43 ツマミ 44 鍔部 53 表示部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体内に接触機構部を配備し、
    該接触機構部を作動させる操作部を前記スイッチ本体よ
    り突出させたスイッチにおいて、前記スイッチ本体の略
    中央部に回動自在で、かつ上下動を行う操作部を配設
    し、前記操作部をそれぞれの回転所定位置に設定し、更
    にその操作部を押圧することにより、それぞれの異なる
    回路の開閉を行うことを特徴とする複合操作形スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記操作部の上面に表示部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の複合操作形スイッチ。
JP3409693U 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ Pending JPH0688032U (ja)

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JP3409693U JPH0688032U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

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JP3409693U JPH0688032U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

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JPH0688032U true JPH0688032U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12404750

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JP3409693U Pending JPH0688032U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817293A (ja) * 1994-07-04 1996-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ付き回転操作型電子部品
JP2015517188A (ja) * 2012-04-03 2015-06-18 エクセリス インコーポレイテッド プル機能と触感フィードバックと確実な停止とを備えるロータリーエンコーダスイッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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