JP2006179258A - 複合操作スイッチ - Google Patents

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康徳 佐々木
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Abstract

【課題】 押圧操作用の操作つまみが大きな場合に、操作つまみが端押しや、斜め押し等の押圧ずれがあった場合においても確実に接点同士の接触が行われる押圧操作用のスイッチを備えた複合操作スイッチを提供する。
【解決手段】 操作部材6を中央下面に押圧用突起6aを有する円形の平板状に形成し、操作部材6の外周面を支軸部1cの内周面にガイドして昇降可能とし、操作部材6を弾性部材7で上方に付勢させると共に、操作部材6の上面を回転体8の中空部に露出させて配置し、回転体8の中空部に挿着される操作つまみの押圧操作により操作部材6が押圧され、押圧用突起6aが可動接点4を反転させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複合操作スイッチに係り、特に押圧操作用スイッチと回転操作用スイッチとを内蔵した複合操作スイッチに関する。
従来の複合操作スイッチの構造としては、共通のボディに押圧操作用のキースイッチと、回転操作用のスイッチパターン及びスイッチパターンと摺動するブラシが取り付けられたロータからなるロータリースイッチとが一体的に内蔵された構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の複合操作スイッチの構造を図6、図7に示す。図6は従来の複合操作スイッチの断面図、図7は従来の複合操作スイッチのキートップとキースイッチの部分断面図である。
図において、複合操作スイッチは、中央に貫通孔130が設けられたボディ100と、中央に前記貫通孔130に対応した開口が設けられた基板200と、中央に前記貫通孔130に対応した開口310が設けられたロータ300と、このロータ300に取り付けられて、前記基板200に露出したスイッチパターン上を摺動するブラシ500と、前記ボディ100の裏面側から貫通孔130に連なって設けられた凹部170に収容されるキースイッチ600と、前記ボディ100の裏面側から貫通孔130に挿入されるキートップ700と、前記凹部170に収容されたキースイッチ600を固定するバックカバー800と、前記ボディ100の表面側に設けられた収納部120に重ねて収納された基板200とロータ300とをボディ100に固定するフレーム400とを有している。
前記ボディ100は、平面視正方形状に形成されており、内側には収容部120を有している。この収容部120の中央には貫通孔130が開設されており、該貫通孔130の周囲には円筒140が立設されている。この円筒140の周囲には基板保持部150が設けられている。また、このボディ100の裏面側には、貫通孔130に連なった凹部170が設けられている。この凹部170は後述するキースイッチ600が収められる部分であって、キースイッチ600の大きさ、形状に対応して設けられている。さらに、2つの溝部175が形成されており、この溝部175は、後述するキートップ700の突起710が嵌まり込む部分である。
前記基板200は、ボディ100の収容部120に収められるもので、表面には所定のスイッチパターンが設けられている。また、この基板200の中央には前記円筒140が嵌まり込む開口が開設され、基板200は基板保持部150に保持される。
前記ロータ300は、前記基板200の上に積み重ねて置かれるもので、その中央には前記円筒140に対応した開口310が開設されており、この開口310の周囲には略C字形状のツマミ部320が形成されている。また、このロータ300の裏面側には略フォーク形状のブラシ500が取り付けられており、ロータ300を回動させると、該ブラシ500は基板200のスイッチパターンの上を摺動するようになっている。ボディ100の収容部120に収容された基板200とロータ300とは、フレーム400によってボディ100から外れないように取り付けられる。
前記キースイッチ600は、押圧時にのみ可動接片たるスナッププレート610が図外の固定接片に接触する既存のものであって、4つの端子620が設けられている。このキースイッチ600を押圧操作する棒状のキートップ700は、前記貫通孔130に嵌合されている。また、このキートップ700の根元、すなわちキースイッチ600に近い側には前記溝部175に嵌まり込む2つの突起710が横方向に突出している。この突起710は、貫通孔130に挿入されたキートップ700が抜けるのを防止するとともに、キートップ700の回転防止のために設けられている。さらに該キートップ700の根元には、キースイッチ600 のスナッププレート610に接触するこぶ720が設けられている。
凹部170に収められたキースイッチ600は、バックカバー800によってボディ100に固定される。このバックカバー800には、キースイッチ600の端子620のための4つの角穴810と、バックカバー800をボディ100に取り付けるための4つの小孔820とが設けられている。
上述した複合操作スイッチは、ロータ300を回動させることによって一般的なロータリスイッチとして使用され、キートップ700を押圧することによってキースイッチ600として使用される。
実開平5−43439号公報
しかしながら、上述した従来の複合操作スイッチにおいては、キースイッチを押圧操作するキートップに挿着される操作つまみが大きな場合に、該操作つまみが端押しや、斜め押し等の操作がなされた場合には、キートップがボディの貫通孔の中で大きく傾いてしまい、キートップの根元に設けられたこぶがキースイッチのスナッププレートから外れてしまい、固定接片との接触が行われなくなってしまうという問題があった。
従って、本発明は上記した問題点を解決し、押圧操作用の操作つまみが大きな場合に、操作つまみが端押しや、斜め押し等の押圧ずれがあった場合においても確実に接点同士の接触が行われる押圧操作用のスイッチを備えた複合操作スイッチを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、上面が開口された収納部を有し、この収納部内に突出した円環状の支軸部が形成されたハウジングと、前記支軸部の内側の内底面に設けられた一対の押圧用固定接点及び前記支軸部の外側の内底面に円弧状に設けられた複数の回転用接点パターンと、前記支軸部の内側に押圧可能に配置され、前記押圧用固定接点と接離する反転可能なドーム部を有する可動接点を押圧して反転させる操作部材と、前記支軸部に回転可能に支持され、前記回転用接点パターンと摺接する摺動子を保持する中空状の回転体とを備え、前記操作部材を中央下面に押圧用突起を有する円形の平板状に形成し、前記操作部材の外周面を前記支軸部の内周面にガイドして昇降可能とし、該操作部材を弾性部材で上方に付勢させると共に、該操作部材の上面を前記回転体の中空部に露出させて配置し、前記回転体の中空部に挿着される操作つまみの押圧操作により前記操作部材が押圧され、前記押圧用突起が前記可動接点を反転させる構成とした。
また、第2の解決手段として、前記弾性部材を大径のコイルばねで形成し、このコイルばねの一端側を前記支軸部の内側の内底面に係止すると共に、他端側を前記操作部材の外周端部下面に当接して前記操作部材を上方に付勢させ、前記大径のコイルばねの付勢力により、押圧操作時に前記操作部材が平行に保持されるようにした構成とした。
また、第3の解決手段として、前記可動接点の上面側に、該可動接点のドーム部に対応するドーム部を有するアクチュエータを配設し、前記操作部材の押圧用突起が前記アクチュエータを押圧することにより、該アクチュエータを介して前記可動接点を反転させる構成とした。
上述したように、本発明の複合操作スイッチは、上面が開口された収納部を有し、収納部内に突出した円環状の支軸部が形成されたハウジングと、支軸部の内側の内底面に設けられた一対の押圧用固定接点及び支軸部の外側の内底面に円弧状に設けられた複数の回転用接点パターンと、支軸部の内側に押圧可能に配置され、押圧用固定接点と接離する反転可能なドーム部を有する可動接点を押圧して反転させる操作部材と、支軸部に回転可能に支持され、回転用接点パターンと摺接する摺動子を保持する中空状の回転体とを備え、操作部材を中央下面に押圧用突起を有する円形の平板状に形成し、操作部材の外周面を支軸部の内周面にガイドして昇降可能とし、操作部材を弾性部材で上方に付勢させると共に、操作部材の上面を回転体の中空部に露出させて配置し、回転体の中空部に挿着される操作つまみの押圧操作により操作部材が押圧され、押圧用突起が可動接点を反転させることから、押圧操作用の操作つまみが大きな場合に、該操作つまみが端押しや、斜め押し等の操作がなされた場合においても、操作部材の押圧用突起が確実に可動接点を反転させるので、安定した接点同士の接触が行われる押圧操作用のスイッチを備えた複合操作スイッチを提供することができる。
また、弾性部材を大径のコイルばねで形成し、コイルばねの一端側を支軸部の内側の内底面に係止すると共に、他端側を操作部材の外周端部下面に当接して操作部材を上方に付勢させ、大径のコイルばねの付勢力により、押圧操作時に操作部材が平行に保持されるようにしたことから、操作つまみに端押しや、斜め押し等の押圧ずれがあったとしても、操作部材は大径のコイルばねにより平行に保持されているので、操作つまみの押圧操作をロスなく操作部材に確実に伝達することができる。
また、可動接点の上面側に、可動接点のドーム部に対応するドーム部を有するアクチュエータを配設し、操作部材の押圧用突起がアクチュエータを押圧することにより、アクチュエータを介して可動接点を反転させることから、可動接点のドーム部に無理な力がかかることがなく、変形する虞がないので、安定した反転動作が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図5に示す。図1は本発明の複合操作スイッチを示す分解斜視図、図2は本発明の複合操作スイッチを示す平面図、図3は図2の3−3線における断面図、図4は図2の4−4線における断面図、図5は本発明の複合操作スイッチのハウジングを示す平面図である。
図において、ハウジング1は、合成樹脂等の絶縁材で上面が開口された箱状に形成されており、開口内に略円形の収納部1aと、この収納部1aの一端部に連続する略方形の収納部1bを有している。前記略円形の収納部1aの内底面の略中央には、円環状の支軸部1cが収納部1a内に突出して形成されている。また、前記略方形の収納部1bの対向する面がハの字状の平坦面1dとなっており、その先端側には対向した凹溝状の一対のばね係止部1eが形成されている。また、ハウジング1の開口部を囲む外側の側板部には、複数の係止突起1fが形成されており、また、ハウジング1の底面には、電子機器の回路基板等への位置決め用の一対の突部1gが形成されている。
前記収納部1aの前記支軸部1cの内側の内底面には、導電性の金属板からなり、インサート成形等の方法で一体に埋設され、その一部が中央部とその周囲に略C字状に配設され互いに所定の間隔を維持して表出して形成された、一対の押圧用固定接点2a、2bが配設されている。また、前記ハウジング1の一対の対向する側板部の下端側には、前記押圧用固定接点2a、2bから導出された一対の外部端子2c、2dが延設されている。
また、前記収納部1aの前記支軸部1cの外側の内底面には、同じく導電性の金属板からなり、インサート成形等の方法で一体に埋設され、その一部が同心円上に配設され互いに所定の間隔を維持して表出して形成された、複数の回転用接点パターン3a、3b、3cが配設されている。また、前記ハウジング1の一対の対向する側板部の下端側には、前記回転用接点パターン3a、3b、3cから導出された複数の外部端子3d、3e、3fが延設されている。
また、前記収納部1aの内底面に配設された一対の前記押圧用固定接点2a、2b上には、リン青銅やステンレス等の導電性の金属薄板からなり、反転可能なドーム部を有する可動接点4が配設されている。この場合、可動接点4の外周縁部が外側にC字状に配設された前記押圧用固定接点2b上に載置され、中央頂部下面が前記押圧用固定接点2aと離間して対向されている。
また、前記可動接点4の上面側には、同じく導電性の金属薄板からなり、該可動接点4のドーム部に対応する反転可能なドーム部を有するアクチュエータ5が配設されている。また、アクチュエータ5の上面側には、合成樹脂等の絶縁材からなり、円形の平板状に形成されると共に、前記収納部1aの前記支軸部1cの内側に押圧可能に配置され、前記押圧用固定接点2a、2bと接離する反転可能なドーム部を有する前記可動接点4を押圧して反転させる操作部材6が配設されている。この操作部材6には、中央下面に押圧用突起6aが設けられており、この押圧用突起6aが前記アクチュエータ5の上面側を押圧することにより、該アクチュエータ5を介して前記可動接点4を押圧して反転させるものとなっている。
また、前記収納部1aの前記支軸部1cの内側の内底面には、大径のコイルばねからなる弾性部材7の一端側が係止されており、この弾性部材7の他端側が前記操作部材6の外周端部下面に当接して前記操作部材6を上方に付勢させている。大径のコイルばねからなる前記弾性部材7の付勢力により、前記操作部材6が支軸部1cに平行に保持されており、前記操作部材6の外周面が前記支軸部1cの内周面にガイドされて昇降可能となっている。
回転体8は、合成樹脂等の絶縁材からなり、外周に壁部8bを有する略円板状の基部8aと、この基部8aの一端側に突出した方形状のストッパー部8cと、基部8aの上面側に突出して設けられた中空状の筒状部8dとを有している。また、回転体8の下面側には導電性の金属薄板からなり、前記回転用接点パターン3a、3b、3cと摺接する一対の接点部9a、9bを有する円環状の摺動子9が保持されている。
前記回転体8は、前記収納部1aに略円板状の基部8aが、前記収納部1bに方形状のストッパー部8cが収納されると共に、前記収納部1aの支軸部1c外周に中空状の筒状部8dが回転可能に支持されており、この回転体8の筒状部8dの中空部に前記操作部材6の上面が露出した状態で配置されている。そして、この回転体8の筒状部8dの中空部に挿着される図示しない押圧操作用の操作つまみの押圧操作によって前記操作部材6の上面が押圧され、中央下面に設けられた前記押圧用突起6aが前記アクチュエータ5を介して前記可動接点4を押圧して反転させるものとなっている。
また、前記回転体8の基部8aの上面側には、壁部8bの内側にΩ(オーム)状をした線ばね10が係合されており、この線ばね10の両端部10a、10aが前記ストッパー部8cの壁部8bの内側部に当接されて、その先端が壁部8bの開放端から突出して配設されている。そして、前記回転体8の筒状部8dが前記収納部1aの支軸部1cに回転可能に支持された際、前記線ばね10の両端部10a、10aが、前記略方形の収納部1bの先端側に対向して設けられた一対の前記ばね係止部1eに係止されている。
前記回転体8が回転操作された際には、前記線ばね10の付勢力によって回転体8がセンター復帰するものとなっている。また、この時、前記回転体8は、前記ストッパー部8cの両端壁部8b、8bが、前記収納部1bの対向するハの字状の平坦面1d、1dにそれぞれ当接することにより、一定の回転角度に規制されて回転動作するものとなっている。
また、前記回転体8の筒状部8dの中空部には、挿着される図示しない押圧操作用の操作つまみと係合される複数の内周係合部8eが設けられており、また、筒状部8dの外周部には、同じく嵌着される図示しない回転操作用の操作つまみと係合される複数の外周係合部8fが設けられている。この押圧操作用の操作つまみにより前記操作部材6が押圧操作され、回転操作用の操作つまみにより前記回転体8が回転操作されるものとなっている。
カバー11は、平板状の金属板を打ち抜き折り曲げ加工することにより形成されており、中央に大きな開口部11bを有する平板状の基板部11aと、この基部11aの周辺部から下方に略直角に折り曲げられた複数の係止片11cとを有している。そして、このカバー11は、前記収納部1a、1bの開口部を覆うように前記ハウジング1の上面側に嵌合され、前記開口部11bから前記回転体8の筒状部8dが突出されると共に、前記係止片11cと前記ハウジング1の側板部に設けられた前記係止突起1fとが係合されて一体的に固着されるものとなっている。
次に、上記構成の本発明の複合操作スイッチの動作を説明する。
まず、前記回転体8の筒状部8dの中空部に挿着された図示しない押圧操作用の操作つまみが押圧操作されると、操作つまみによって前記操作部材6の上面が押圧され、この操作部材6が弾性部材7の付勢力に抗して外周面が前記支軸部1cの内周面にガイドされて押し下げられるものとなる。この時、前記操作部材6は、大径のコイルばねからなる前記弾性部材7の一端側が操作部材6の外周端部下面に当接して上方に付勢されており、安定した状態で下方へ押し下げられるものとなり、中央下面に設けられた押圧用突起6aが下方へ配設された前記アクチュエータ5の上面側中央を押圧することになる。
そして、この押圧により、アクチュエータ5のドーム部が反転され、この反転に伴い下方へ配設された前記可動接点4のドーム部が押圧され、可動接点4のドーム部が反転することにより中央頂部下面が下方に対向して配設された前記押圧用固定接点2aと接触する。これにより、押圧用固定接点2a、2b間が可動接点4を介して電気的に導通され、押圧操作用スイッチがオン状態となる。
この状態から、操作つまみの押圧力が解除されると、前記操作部材6は弾性部材7の付勢力で上方へ復帰するものとなり、これに伴って前記アクチュエータ5及び可動接点4のドーム部がそれぞれ自身の反転力で上方へ復帰し、可動接点4の中央頂部下面が前記押圧用固定接点2aと離間して、押圧操作用スイッチがオフ状態となる。
次に、前記回転体8の筒状部8dの外周部に嵌着された図示しない回転操作用の操作つまみが右回転方向(時計方向)に回転操作されると、前記回転体8が前記線ばね10の付勢力に抗して回転されるものとなる。この時、前記回転体8の下面側に保持された前記摺動子9の一対の接点部9a、9bが、前記収納部1aの内底面に配設された前記回転用接点パターン3a、3b、3cと摺接するものとなり、摺動子9の一方の接点部9bが共通の回転用接点パターン3cと常時接触した状態で、他方の接点部9aが個別の回転用接点パターン3aから3bへ移動することになり、回転操作用スイッチの接点が切り換わるものとなる。
そして、前記回転体8が、一定の回転角度に達した時、前記ストッパー部8cの一方の壁部8bが、前記収納部1bの対向するハの字状の一方の平坦面1dに当接することにより回転体8の回転が規制されるものとなっている。
この状態から、操作つまみの回転力が解除されると、前記操作部材6は前記線ばね10の付勢力でセンターへ復帰するものとなり、これに伴って前記摺動子9の他方の接点部9aが個別の回転用接点パターン3bから3aへ移動して、回転操作用スイッチの接点が切り換わるものとなる。
尚、回転操作用の操作つまみが左回転方向(反時計方向)に回転操作さたれ場合においても、上記と同様な動作となるのでその説明は省略する。
上記した、本発明の複合操作スイッチの構成によれば、前記操作部材6を中央下面に押圧用突起6aを有する円形の平板状に形成し、この操作部材6の外周面を前記支軸部1cの内周面にガイドして昇降可能とし、前記操作部材6を弾性部材7で上方に付勢させると共に、前記操作部材6の上面を回転体8の中空部に露出させて配置し、この回転体8の中空部に挿着される図示しない操作つまみの押圧操作により前記操作部材6が押圧され、前記押圧用突起6aが可動接点4を反転させることから、押圧操作用の操作つまみが大きな場合に、該操作つまみが端押しや、斜め押し等の操作がなされた場合においても、前記操作部材6の押圧用突起6aが確実に前記可動接点4を反転させるので、安定した接点同士の接触が行われるものとなっている。
また、前記弾性部材7を大径のコイルばねで形成し、このコイルばねの一端側を前記支軸部1cの内側の内底面に係止すると共に、他端側を前記操作部材6の外周端部下面に当接して前記操作部材6を上方に付勢させ、大径のコイルばねの付勢力により、押圧操作時に前記操作部材6が平行に保持されるようにしたことから、操作つまみに端押しや、斜め押し等の押圧ずれがあったとしても、前記操作部材6は大径のコイルばねにより平行に保持されているので、操作つまみの押圧操作をロスなく前記操作部材6に確実に伝達することができるものとなっている。
また、前記可動接点4の上面側に、この可動接点4のドーム部に対応するドーム部を有する前記アクチュエータ5を配設し、前記操作部材6の押圧用突起6aが前記アクチュエータ5を押圧することにより、このアクチュエータ5を介して前記可動接点4を反転させることから、前記可動接点4のドーム部に無理な力がかかることがなく、変形する虞がないので、安定した反転動作が得られるものとなっている。
本発明の複合操作スイッチを示す分解斜視図である。 本発明の複合操作スイッチを示す平面図である。 本発明の図2の3−3線における断面図である。 本発明の図2の4−4線における断面図である。 本発明の複合操作スイッチのハウジングを示す平面図である。 従来の複合操作スイッチを示す断面図。 従来の複合操作スイッチのキートップとキースイッチを示す部分断面図である。
符号の説明
1:ハウジング
1a:収納部
1b:収納部
1c:支軸部
1d:平坦部
1e:ばね係止部
1f:係止突起
1g:突部
2a:押圧用固定接点
2b:押圧用固定接点
2c:外部端子
2d:外部端子
3a:回転用接点パターン
3b:回転用接点パターン
3c:回転用接点パターン
3d:外部端子
3e:外部端子
3f:外部端子
4:可動接点
5:アクチュエータ
6:操作部材
6a:押圧用突起
7:弾性部材
8:回転体
8a:基部
8b:壁部
8c:ストッパー部
8d:筒状部
8e:内周係合部
8f:外周係合部
9:摺動子
9a:接点部
9b:接点部
10:線ばね
10a:端部
11:カバー
11a:基板部
11b:開口部
11c:係止片

Claims (3)

  1. 上面が開口された収納部を有し、この収納部内に突出した円環状の支軸部が形成されたハウジングと、前記支軸部の内側の内底面に設けられた一対の押圧用固定接点及び前記支軸部の外側の内底面に円弧状に設けられた複数の回転用接点パターンと、前記支軸部の内側に押圧可能に配置され、前記押圧用固定接点と接離する反転可能なドーム部を有する可動接点を押圧して反転させる操作部材と、前記支軸部に回転可能に支持され、前記回転用接点パターンと摺接する摺動子を保持する中空状の回転体とを備え、前記操作部材を中央下面に押圧用突起を有する円形の平板状に形成し、前記操作部材の外周面を前記支軸部の内周面にガイドして昇降可能とし、該操作部材を弾性部材で上方に付勢させると共に、該操作部材の上面を前記回転体の中空部に露出させて配置し、前記回転体の中空部に挿着される操作つまみの押圧操作により前記操作部材が押圧され、前記押圧用突起が前記可動接点を反転させることを特徴とする複合操作スイッチ。
  2. 前記弾性部材を大径のコイルばねで形成し、このコイルばねの一端側を前記支軸部の内側の内底面に係止すると共に、他端側を前記操作部材の外周端部下面に当接して前記操作部材を上方に付勢させ、前記大径のコイルばねの付勢力により、押圧操作時に前記操作部材が平行に保持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の複合操作スイッチ。
  3. 前記可動接点の上面側に、該可動接点のドーム部に対応するドーム部を有するアクチュエータを配設し、前記操作部材の押圧用突起が前記アクチュエータを押圧することにより、該アクチュエータを介して前記可動接点を反転させることを特徴とする請求項1、又は2記載の複合操作スイッチ。
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