JP2003016879A - 操作部材取付け構造 - Google Patents

操作部材取付け構造

Info

Publication number
JP2003016879A
JP2003016879A JP2001199235A JP2001199235A JP2003016879A JP 2003016879 A JP2003016879 A JP 2003016879A JP 2001199235 A JP2001199235 A JP 2001199235A JP 2001199235 A JP2001199235 A JP 2001199235A JP 2003016879 A JP2003016879 A JP 2003016879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation member
base
hole
projection
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001199235A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Koide
津 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001199235A priority Critical patent/JP2003016879A/ja
Publication of JP2003016879A publication Critical patent/JP2003016879A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を削減し、組み立ての容易化及び部品
管理の簡素化を実現して、製品コストの低減を図る。 【解決手段】基台13上に突設したボス14に回動ダイ
ヤル12を外挿し、ボス14の中央に穿設された貫通孔
15に押圧ボタン11の軸部11bを挿通し、更に回動
ダイヤル12から下方へ突出する係合爪12dと係合用
突起12gとを基台13に穿設した回動用孔16と回動
規制用孔17とを通して基台13の下側へ突出させ、係
合爪12dと軸部11bの下端とを、基台13の底面に
配設した保持部材19に穿設されている各挿入孔20,
19aに挿通した後、保持部材19を回動させる。する
と、係合爪12dと軸部11bに形成した抜け止め用突
起爪11cとが保持部材19の底面に係合して抜け止め
され、又係合用突起12gが保持部材19の当接面19
dを弾性変形させて乗り越えた後、ロック用溝部22に
嵌合され、回動ダイヤル12と保持部材19とが一体回
転可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押圧移動自在な操
作部材と回転移動自在な操作部材とを1つの保持部材で
保持するようにした操作部材取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カメラ等の民生用機器では、操作
の簡略化などの理由から電子ダイヤルが多く用いられて
いる。この電子ダイヤルは、回転させることで次のポジ
ションへ移動するタイプと、操作することで回転し、離
すと元の中立位置(中央)へ戻るタイプとに大別するこ
とができる。
【0003】前者はダイヤルの位置によって撮影モード
など視認可能であるため、モード設定などに多く用いら
れている。一方、後者は、絞りの開口径やシャッタ速度
の設定などに多く用いられている。
【0004】図11に中立位置へ戻るタイプの回転操作
部材(ダイヤル)の取付け構造を示す。同図に示すよう
に、基台1に突設されているボス2に対して、回転操作
部材3の軸部3aを挿通し、この軸部3aの、基台1の
内面から突出する軸端部に保持部材4を下側から軸着す
る。軸部3aの軸端部には二面幅の切欠き部が形成され
ており、保持部材4には、この二面幅の切欠き部に係合
自在な小判型の係合孔4aが穿設されている。従って、
保持部材4を軸部3aの軸端部に装着すると、この保持
部材4の回転が規制され、この保持部材4は回転操作部
材3と一体回転する。
【0005】更に、この保持部材4の底面に突出する軸
部3aの軸端部に電気接触片5を装着すると共に、保持
部材4に穿設されている係合孔4aを貫通して下方へ突
出されている軸部3aを、中央に穿設されている貫通孔
5aに挿通すると共に、保持部材4の底面から突出する
位置決め用突起4bに位置決め用孔部5bを係合させ
て、保持部材4に電気接触片5を取付ける。そして、こ
の電気接触片5の中央に穿設されている貫通孔5aから
突出する軸部3aの軸端に形成されている環状溝3bに
EリングやCリング等のリング状抜け止め部材6を嵌挿
して、回転操作部材3を抜け止めする。又、図12に示
すように、基台1に突設したボス2には、回転操作部材
3を中立方向へ復帰させるための中立ばね7が装着され
ており、この中立ばね7の交差部7a近傍に基台1から
突出する突起1aが係合され、又、この中立ばね7の両
軸端部に回転操作部材3の底面から突出する対向一対の
突起3cが当接されている。
【0006】このような構成では、回転操作部材3を回
動させると、電気接触片5が同方向へ回動し、この電気
接触片5に設けたブラシ5cが、この電気接触片5に対
向配設されている印刷配線基盤8に形成されたパターン
(図示せず)上を摺動し、ブラシ6aを介して特定のパタ
ーンが選択的に短絡され、絞りの開口径やシャッタ速度
の設定等が所定に行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来の操作部材取付け構造では、基台1に突設さ
れているボス2に対して、図11の上方から回転操作部
材3を装着し、基台1の内面に突出する回転操作部材3
の軸部3aに保持部材4を軸着し、この回転操作部材3
と保持部材4とでボス2を突設する基台1を挟持すると
共に、保持部材4の底面から突出する軸部3aの軸端に
リング状抜け止め部材6を装着することで、回転操作部
材3の抜け止めを行なっている。
【0008】従って、回転操作部材3の抜け止めを行な
うためにリング状抜け止め部材6が必ず必要となり、部
品点数が多くなってしまう不具合がある。又、リング状
抜け止め部材6は小さいため、紛失しやすく補充部品を
必要以上に多く備えておかなければならず、管理が煩雑
化する不都合がある。
【0009】更に、リング状抜け止め部材6は軸部3a
に形成した環状溝孔3bに対して側方から嵌挿させなけ
ればならないが、この環状溝孔3bは保持部材4の底面
から僅かに露呈しているに過ぎないため、装着が困難
で、組み立てが煩雑化する不具合がある。
【0010】一方、回転操作部材3の中央に孔部を穿設
し、この孔部に押圧操作部材を挿通し、この押圧操作部
材の押圧操作によりスイッチをON動作させる機能を備
えたものも提案されている。
【0011】しかし、回転操作部材3の中央に押圧操作
部材を挿通した場合、この押圧操作部材の、上記保持部
材4の底面から突出する軸端にリング状抜け止め部材を
嵌挿して、抜け止めを行なわなければならないため、上
述した問題が、この押圧操作部材に対しても同様に発生
する。従って、組み立てがより煩雑化してしまう問題が
ある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、部品点数が削
減され、組み立てが容易となり、その上、部品管理の簡
素化が実現でき、製品コストの低減を図ることの可能な
操作部材取付け構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1の操作部材取付け構造は、押圧操作さ
れることにより基台に対して押圧方向に押圧移動自在な
第1の操作部材と、回動操作されることにより基台に対
して回動移動自在な第2の操作部材と、上記第1及び第
2の操作部材に対して回動させて取り付けられ且つ上記
第2の操作部材と一体的に回動するように取り付けられ
ることによって、上記第1及び第2の操作部材と係合し
て上記基台に対する抜け止め機能を有して上記第1及び
第2の操作部材を上記基台に対して移動可能に保持する
と共に、上記第2の操作部材の回動位置に応じた検出を
行なうための電気接触片が一体的に配設されている保持
部材と、を具備することを特徴とする。
【0014】このような構成では、第1及び第2の操作
部材を基台を挟んで配設されている保持部材に対し回転
させて取付けることで、基台に対して抜け止めするよう
にしたので、リング状抜け止め部材等の部品が不要にな
る。
【0015】本発明による第2の操作部材取付け構造
は、押圧方向の異なる位置に設けられた直進用突起と抜
け止め用突起とを有し、押圧方向に押圧移動自在な第1
の操作部材と、抜け止め用突起と係合用突起とを有し、
回動移動自在な第2の操作部材と、所定位置で、上記第
1の操作部材の上記直進用突起及び上記抜け止め用突起
が挿入されて上記直進用突起が挿入されることで上記第
1の操作部材の回動を阻止する回動阻止孔と、上記第2
の操作部材の上記抜け止め用突起が挿入されることで上
記第2の操作部材の回動を許容する回動用孔と、を有す
る基台と、所定位置で上記第1の操作部材の上記抜け止
め用突起が挿入可能な第1の挿入孔と、所定位置で上記
第2の操作部材の上記抜け止め用突起が挿入可能な第2
の挿入孔と、上記第2の操作部材の回動を許容するよう
に上記第2の操作部材の上記抜け止め用突起の回動に応
じた範囲に渡って上記第2の挿入孔から繋がって形成さ
れた円弧状孔と、上記第2の操作部材に対して回動され
ることにより上記第2の操作部材の上記係合用突起に係
合して一体的に回動可能とさせるロック部と、を有し、
組み付ける際に上記基台に組み込まれた上記第1及び第
2の操作部材の上記各突起に対して上記各孔を挿入及び
回動させることにより、上記第1及び第2の操作部材を
上記基台に移動可能に保持する保持部材と、を具備する
ことを特徴とする。
【0016】このような構成では、第1及び第2の操作
部材に設けた抜け止め用突起を保持部材に設けた第1及
び第2の挿入孔に挿入した後、回転させることで、第1
及び第2の操作部材を共に基台に対して移動可能に保持
させることができる。
【0017】この場合、好ましくは、保持部材を、第2
の操作部材に対して回動させることでロック部を第2の
操作部材の係合用突起に係合するように組み付けていく
際に、係合用突起と当接する部分を弾性変形するように
形成することで、組付けが容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10の図面に基づ
いて本発明の一実施の形態を説明する。ここで、図1は
構成部品の分解斜視図、図2は図4のII-II断面図、図
3は同III-III断面図、図4は組付け後の操作部取付け
部の底面図、図5〜図7はスライド式電気接触片を動作
別に示す平面図、図8、図9は構成部品の取付け手順を
説明する底面図、図10は保持部材の動作状態を説明す
る底面図である。尚、図3は上下方向を図2に合わせた
状態で記載されている。
【0019】これらの図において、図中の符号11は第
1の操作部材としての押圧ボタンであり、この押圧ボタ
ン11の押圧操作面11aの中央から下方へ軸部11b
が突設されており、この軸部11bの下部軸周に一対の
抜け止め用突起爪11cが対称方向へ突設されており、
又、この軸部11bの基部側に直進用突起爪11dが抜
け止め用突起爪11cと同一軸線状に突設されている。
【0020】又、符号12は第2の操作部材としての回
動ダイヤルであり、この回動ダイヤル12の本体部12
aの中央から下方へ軸部12bが突設されており、この
軸部12bの下端から下方へ一対の抜け止め用突起12
cが突設され、この両抜け止め用突起12cの下端に係
合爪12dが互いに対向する方向(水平方向)へ突設され
ている。又、軸部12bの中央に貫通孔12eが穿設さ
れており、図2、図3に示すように、この貫通孔12e
の上部に、押圧ボタン11の押圧操作面11aを挿通す
る大径凹部12fが形成されている。又、本体部12a
の外周一側(図においては、互いに対向する抜け止め用
突起12cを結ぶ線に直行する側)の下端縁から下方へ
係合用突起12gが突設されている。尚、本体部12a
の一側には操作レバー12hが突設されている。
【0021】又、符号13は基台であり、カメラの後カ
バー等を構成している。基台13にボス14が突設され
ており、このボス14の軸中心に、その両側に、回動阻
止孔としての回動阻止溝孔15aを有する鍵孔形状の貫
通孔15が穿設されている。又、基台13のボス14を
中心とする周囲の対称な位置に一対の回動用孔16が穿
設されていると共に、この両回動用孔16に対しほぼ直
行する方向に所定開き角を有する円弧状の回動規制用孔
17が穿設されている。更に、両回動用孔16の回転方
向の回転中心を挟んで対称な位置にある端部に逃げ孔1
6aが穿設されている。
【0022】図2、図3に示すように、ボス14に上記
回動ダイヤル12の軸部12bに穿設された貫通孔12
eが、図面上方から外挿され、この軸部12bの下端か
ら突設されている抜け止め用突起12cの下端に形成さ
れた係合爪12dが、回動用孔16の端部に形成されて
いる逃げ孔16aを経て、基台13の内面から突出され
ている。更に、回動ダイヤル12に設けた本体部12a
の外周一側から下方へ突設されている係合用突起12g
が基台13に形成されている回動規制用孔17に係入さ
れている。
【0023】又、ボス14に穿設されている貫通孔15
に、上記押圧ボタン11の軸部11bが、この軸部11
bに突設されている抜け止め用突起爪11cと直進用突
起爪11dとを、貫通孔15に穿設されている回動阻止
溝孔15aに位置合わせした状態で、図2、図3の上方
から挿通されており、この軸部11bの下端に形成した
抜け止め用突起爪11cが基台13の内面から突出され
ている。更に、ボス14の上部外周に座面14aが環設
されており、この座面14aと押圧ボタン11の押圧操
作面11aの底面との間に、復帰ばね18が装着されて
いる。
【0024】又、符号19は保持部材で、図1〜図3に
示すように、保持部材19の中央に、上記ボス14に穿
設されている貫通孔15及び回動阻止溝孔15aと同形
状の第1の挿入孔19a及び溝孔19bが穿設されてい
る。又、この第1の挿入孔19aの外周方向の、上記逃
げ孔に対応する位置に、この逃げ孔16aとほぼ同形状
の第2の挿入孔20aが形成されている。更に、この第
2の挿入孔20aに繋がって円弧状孔20が形成されて
いる。この円弧状孔20は、上記回動用孔16と同形状
で、且つ回動用孔16に対して反対方向へ延出されてい
る。更に、保持部材19の底面に、円弧状孔20の内径
とほぼ同一径の凹部19cが形成されている。
【0025】又、この保持部材19の一側に、上記回動
ダイヤル12から下方へ突出されている係合用突起12
gに係合するロック部としてのロック用溝孔22が形成
されている。ところで、このロック用溝孔22に対して
係合用突起12gは、回動ダイヤル12を軸部11bを
中心に回動させることにより係合させるようになってい
る。そのため、図9(d)に示すように、保持部材19の
係合用突起12gに対する接触面19dの内方に空隙部
19eを形成し、この空隙部19eにより接触面19d
が係合用突起12gの通過を許容するように弾性変形自
在にされている。
【0026】又、保持部材19の底面外縁部に位置決め
用突起19fが回転中心を挟んで対向一対突設されてい
る。この位置決め用突起19fに、この保持部材19の
底面に当接されるスライド式電気接触片23に穿設され
ている位置決め用孔23aが係入されて、このスライド
式電気接触片23が位置決め固定される。更に、このス
ライド式電気接触片23の中央に、スイッチ用逃げ孔2
3bが穿設されている。
【0027】スライド式電気接触片23の一側にブラシ
23cが設けられている。上記保持部材19の底面に
は、印刷配線基盤21が対設されており、図1に示すよ
うに、この印刷配線基盤21の、上記押圧ボタン11に
形成されている軸部11bに対向する位置を中心とし
て、外周側から第1〜第5の電極パターンSW1〜SW
5が形成されている。図5〜図7に示すように、第1〜
第3の電極パターンSW1〜SW3は、スライド式電気
接触片23の回動に追従して摺動するブラシ23cによ
り、選択的に接続されるもので、本実施の形態では、第
3の電極パターンSW3がグランドとして機能されてお
り、その外周の同一円周上に第1の電極パターンSW1
と第2電極パターンSW2とが配設されている。
【0028】スライド式電気接触片23を回動させる
と、ブラシ23cを介して第3の電極パターンSW3
と、第1の電極パターンSW1或いは第2の電極パター
ンSW2とが選択的に接続される。
【0029】又、押圧ボタン11の軸部11bの下端面
には、ダイヤフラム切片25の上面が対設されている。
このダイヤフラム切片25は導電性を有し、そのフラン
ジ状に形成された外周縁部が、スライド式電気接触片2
3に穿設されているスイッチ用逃げ孔23bを貫通して
印刷配線基盤21上に当接されている。
【0030】印刷配線基盤21の、ダイヤフラム切片2
5に形成した外周縁部に対応する部位に第4の電極パタ
ーンSW4が形成されており。その中心に第5の電極パ
ターンSW5が形成されている。更に、この第4の電極
パターンSW4の外周に、ダイヤフラム切片25の外周
縁部から、図1の下方へ突出されている脚部25aを係
入して、ダイヤフラム切片25を位置決めする位置決め
用孔部21aが穿設されている。尚、本実施の形態で
は、ダイヤフラム切片25を印刷配線基盤21に対し、
ポリアミド等を素材とする粘着テープ24を介して仮止
めされている。
【0031】このダイヤフラム切片25は、押圧ボタン
11を押し下げることで変形されて第4、第5の電極パ
ターンSW4,SW5が導通されてスイッチがON動作
され、又、押圧ボタン11に対する押圧力を解除する
と、ダイヤフラム切片25が自己復元してスイッチがO
FF動作される。
【0032】又、図2、図4に示すように、基台13の
内面で、保持部材19に形成されているロック用溝孔2
2の側方に、一対のばね支持ピン26が突設されてい
る。この各ばね支持ピン26に、対称形成をなす一対の
ねじりコイルばね27,28が挿通されている。このね
じりコイルばね27,28の固定端部27a,28aが
ロック用溝孔22に対してばね支持ピン26を挟んで反
対方向へ延出され、又、作用端部27b,28bがロッ
ク用溝孔22側へ延出されている。
【0033】固定端部27a,28aが、基台13の内
面に突設されている一対の受けピン29に掛止されて、
この固定端部27a,28aの互いに近接する方向への
移動が規制されている。又、このねじりコイルばね2
7,28の作用端部27b,28bが、ロック用溝孔2
2に嵌合されている係合用突起12gの両側に当接され
ている。又、この両ねじりコイルばね27,28の作用
端部27b,28b間にストッパ部材30が介装されて
いる。このストッパ部材30は、例えば基台13の内面
に突設されており、両作用端部27b,28bの互いに
近接する方向への移動が規制される。尚、保持部材19
の作用端部27b,28bが挿通される部位は、この作
用端部27b,28bとの干渉を回避するための切欠き
部(図示せず)が形成されている。
【0034】次に、このような構成による本実施の形態
の作用について説明する。
【0035】先ず、各構成部品の組み立て手順について
説明する。組み立て工程においては、基台13に突設さ
れているボス14に対し、図1の上方から回動ダイヤル
12の中央に穿設されている貫通孔12eを外装する。
又、同時に回動ダイヤル12の軸部12bの下端に突設
されている一対の抜け止め用突起12cを、基台13に
穿設されている一対の回動用孔16に連続して各々形成
されている逃げ孔16aに挿通すると共に、外周の一端
から下方へ突出されている係合用突起12gを基台13
に穿設されている回動規制用孔17に挿通する。する
と、図8(a)に示すように、基台13の内面には、各逃
げ孔16aに挿通された抜け止め用突起12cの下端に
一体形成されている係合爪12dが突出され、又、回動
規制用孔17を貫通して係合用突起12gの下端が突出
される。
【0036】次いで、回動ダイヤル12の上面中央に穿
設されている大径凹部12fから露呈されているボス1
4の先端部外周に形成された座面14aに復帰ばね18
を装着した後、図1の上方から押圧ボタン11の軸部1
1bを、ボス14に穿設されている貫通孔15に挿通す
る。このとき、この貫通孔15に連続して形成されてい
る回動阻止溝孔15aに、軸部11bから側方へ突設さ
れている抜け止め用突起爪11cと直進用突起爪11d
とを挿通する。
【0037】その結果、図8(b)に示すように、基台1
3の内面には、貫通孔15から押圧ボタン11の軸部1
1bの先端部が突出され、更に、回動阻止溝孔15aか
ら抜け止め用突起爪11cが突出される。
【0038】その後、図8(c)に示すように、基台13
の内面に保持部材19の上面を当接する。その際、保持
部材19の中央に穿設されている第1の挿入孔19aに
押圧ボタン11に形成されている軸部11bの先端を挿
通し、又、この第1の挿入孔19aに連続して鍵穴状に
穿設されている溝孔19bに抜け止め用突起爪11cを
挿通する。更に、この第1の挿入孔19aの外周に穿設
されている第2の挿入孔20aに抜け止め用突起12c
を挿通する。
【0039】その結果、抜け止め用突起12cの下端に
一体形成されている係合爪12dが、保持部材19の底
面に形成した凹部19cに突出され、又、図8(c)に示
すように、係合用突起12gの下端部が、保持部材19
の外周に臨まされる。
【0040】次いで、保持部材19を図8(c)の時計
回り方向へ回動させる。すると、図9(d)に示すよう
に、第2の挿入孔20aに挿通されている、回動ダイヤ
ル12に形成された抜け止め用突起12cが、第2の挿
入孔20aに連続する円弧状孔20内を相対移動し、
又、抜け止め用突起12cの下端に一体形成されている
係合爪12dが、第2の挿入孔20aを乗り越えて凹部
19cの上面側へ移動する。同時に、溝孔19bから突
出されている押圧ボタン11の抜け止め用突起爪11c
が、溝孔19bを乗り越えて凹部19cの上面側へ移動
する。
【0041】その結果、回動ダイヤル12及び押圧ボタ
ン11と保持部材19とで、ボス14を突設する基台1
3が挟持され、回動ダイヤル12及び押圧ボタン11が
抜け止めされる。
【0042】一方、保持部材19を時計回り方向へ回動
させると、この保持部材19の外周に一体形成されてい
る接触面19dが係合用突起12gに接触する。この接
触面19dは、その内方に形成された空隙部19eによ
り弾性変形自在にされているため、係合用突起12gか
らの反力を受けて、図8(d)に示すように、弾性変形
し、係合用突起12gの通過を許容する。そして、この
係合用突起12gが接触面19dを弾性変形させなが
ら、この接触面19d上を通過すると、図9(e)に示す
ように、係合用突起12gが、保持部材19の外周に形
成されたロック用溝孔22に嵌合され、又、接触面19
dは係合用突起12gからの押圧力が解かれるため元の
形状に復元される。
【0043】その結果、回動ダイヤル12と保持部材1
9とは、係合用突起12gとロック用溝孔22との嵌合
により一体回動自在にされる。
【0044】その後、基台13の内面に突設されている
支持ピン26に一対のねじりコイルばね27を装着し、
その固定端部27a,28aを、一対の受けピン29に
掛止させると共に、作用端部27b,28bを係合用突
起12gの両側に当接する。すると、図4に示すよう
に、回動ダイヤル12は、両ねじりコイルばね27,2
8の付勢力により、常に中立位置へ復帰されるように支
持される。
【0045】次いで、保持部材19の底面にスライド式
電気接触片23を当接すると共に、このスライド式電気
接触片23に穿設されている位置決め用孔23aを、保
持部材19の底面に突設されている位置決め用突起19
fに係入させて、このスライド式電気接触片23を保持
部材19の底面に位置決めする。
【0046】その後、印刷配線基盤21を保持部材19
の下方に所定に取付け、組み立てを完了する。
【0047】この印刷配線基盤21の上面には、押圧ボ
タン11の軸部11bの軸心を通る軸上に第5の電極パ
ターンSW5が形成されていると共に、この第5の電極
パターンSW5を中心とする円周上に、第1〜第4の電
極パターンSW1〜SW4が所定に形成されている。更
に、この印刷配線基盤21の第4の電極パターンSW4
の外周に穿設されている位置決め用孔部21aに、ダイ
ヤフラム切片25の外周縁部に形成した脚部25aが挿
通されて、ダイヤフラム切片25の外周縁部が第4の電
極パターンSW4に接触された状態で位置決めされてい
る。尚、このダイヤフラム切片25は粘着テープ24に
より印刷配線基盤21に仮止めされている。
【0048】印刷配線基盤21を保持部材19の下方に
所定に固定すると、ダイヤフラム切片25が、スライド
式電気接触片23の中心に穿設されたスイッチ用逃げ孔
23bを貫通して、押圧ボタン11に形成した軸部11
bの下端に対峙される。又、スライド式電気接触片23
に形成されているブラシ23cが、第3の電極パターン
SW3に接触すると共に、その外周の同一円周上に形成
されている第1の電極パターンSW1と第2の電極パタ
ーンSW2との間の中立位置上に配設される(図6参
照)。
【0049】このように、本実施の形態によれば、押圧
ボタン11と回動ダイヤル12とを、基台13を挟んで
配設されている保持部材19に対し、押圧ボタン11に
設けた抜け止め用突起爪11cと、回動ダイヤル12に
設けた係合爪12dとを、保持部材19を相対回動させ
るだけで係合させることにより、抜け止めするようにし
たので、従来のようなリング状抜け止め部材が不要とな
り、部品管理及び組み立てが容易になる。その結果、製
造コストの低減を図ることが出来る。
【0050】更に、回動ダイヤル12に設けた係合用突
起12gは、保持部材19の接触面19dを弾性変形さ
せることで、ロック用溝孔22に嵌合させるようにした
ので、保持部材19を相対回動させるだけで、押圧ボタ
ン11と回動ダイヤル12とを基台13に対して、ワン
タッチで組み付けることができるようになり、組み立て
工数を大幅に削減することができる。
【0051】次に、押圧ボタン11と回動ダイヤル12
とを操作する際の作用について説明する。先ず、押圧ボ
タン11の上部に形成した押圧操作面11aを押圧する
と、軸部11bがボス14に穿設されている貫通孔15
に沿い、且つ復帰ばね18の付勢力に抗して下降され
る。又、このとき、軸部11bの外周に突設された直進
用突起爪11dが、ボス14に形成された回動阻止溝孔
15aに係入されているため回転方向への移動が規制さ
れている。
【0052】そして、押圧ボタン11に設けた軸部11
bの下端が印刷配線基盤21上に配設されているダイヤ
フラム切片25を押圧変形させ、このダイヤフラム切片
25を介して第5の電極パターンSW5と第4の電極パ
ターンSW4とを短絡させ、スイッチをONさせる。
【0053】次いで、押圧ボタン11に対する付勢力を
解除すると、この押圧ボタン11が復帰ばね18の付勢
力を受けて、初期位置、すなわち、軸部11bの下部に
形成した抜け止め用突起爪11cが、保持部材19の底
面に形成した凹部19cに掛止される位置まで上昇され
る。すると、ダイヤフラム切片25に対する付勢力も解
除されるため、両電極パターンSW4,SW5間が遮断
され、スイッチがOFFする。
【0054】一方、回動ダイヤル12の本体部12aの
一側に設けられている操作レバー12hを、図2に示す
中立位置から紙面奥の方向、或いは手前の方向へ押圧す
ると、この回動ダイヤル12の本体部12aから下方へ
突出されている係合用突起12gが、ねじりコイルばね
28或いは27の付勢力に抗して回動する。
【0055】このとき、回動ダイヤル12の中央に挿通
されている押圧ボタン11は、その軸部11bから側方
へ突出されている直進用突起爪11dが、回動ダイヤル
12に形成された回動阻止溝孔15aに係合されている
ため、押圧ボタン11は回動ダイヤル12と一体回動す
る。更に、係合用突起12gが保持部材19に形成した
ロック用溝孔22に嵌合されているため、この保持部材
19も回動ダイヤル12と一体回動する。従って、回動
ダイヤル12を回動させると、押圧ボタン11と保持部
材19とが同方向へ共に一体回動する。
【0056】この回動角は、係合用突起12gが基台1
3に穿設されている回動規制用孔17の開き角によって
設定される。従って、基台13に穿設されている回動用
孔16は、回動規制用孔17によって規制される回動角
と同じか、それよりもやや大きな回動角を許容できる開
き角で形成されている。
【0057】そして、回動ダイヤル12に設けた操作レ
バー12hを、図2の紙面奥の方向へ押圧すると、この
回動ダイヤル12と一体回動する保持部材19が、図1
0(b)の中立状態から、同図(a)に示す反時計回り方向
へ回動する。すると、この保持部材19の底面に固設さ
れているスライド式電気接触片23の一側に設けられた
ブラシ23cが、図6に示す第1の電極パターンSW1
と第2の電極パターンSW2と間のOFF位置から、図
5に示すように時計回り方向へ回動し、第2の電極パタ
ーンSW2と第3の電極パターンSW3とが短絡する。
尚、図10は底面図であり、一方、図5〜図7は平面図
であるため、図面上、回転方向が逆に示されている。
【0058】そして、回動ダイヤル12の一側に設けら
れている操作レバー12hに対する付勢力を解除する
と、この回動ダイヤル12は、ねじりコイルばね28の
付勢力を受けて、図10(b)に示す中立位置に復帰さ
れ、従って、スライド式電気接触片23に設けられてい
るブラシ23cも、図6に示すOFF位置に復帰され
る。
【0059】一方、操作レバー12hを、図2の紙面手
前の方向へ引くと、この回動ダイヤル12と一体回動す
る保持部材19が、図10(b)の中立状態から、同図
(c)に示す時計回り方向へ回動する。すると、スライド
式電気接触片23に設けられたブラシ23cが、図6の
に示すOFF位置から、図7に示すように反時計回り方
向へ回動し、第1の電極パターンSW1と第3の電極パ
ターンSW3とが短絡する。
【0060】そして、回動ダイヤル12の一側に設けら
れている操作レバー12hに対する付勢力を解除する
と、この回動ダイヤル12は、ねじりコイルばね27の
付勢力を受けて、図10(b)に示す中立位置に復帰さ
れ、従って、スライド式電気接触片23に設けられてい
るブラシ23cも、図6に示すOFF位置に復帰され
る。
【0061】[付記]以上詳述したように、本発明によ
れば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0062】1)押圧操作されることにより基台に対し
て押圧方向に押圧移動自在な第1の操作部材と、回動操
作されることにより基台に対して回動移動自在な第2の
操作部材と、上記第1及び第2の操作部材に対して回動
させて取り付けられ且つ上記第2の操作部材と一体的に
回動するように取り付けられることによって、上記第1
及び第2の操作部材と係合して上記基台に対する抜け止
め機能を有して上記第1及び第2の操作部材を上記基台
に対して移動可能に保持すると共に、上記第2の操作部
材の回動位置に応じた検出を行なうためのスライド式電
気接触片が一体的に配設されている保持部材と、を具備
することを特徴とする。
【0063】2)押圧方向の異なる位置に設けられた直
進用突起と抜け止め用突起とを有し、押圧方向に押圧移
動自在な第1の操作部材と、抜け止め用突起と係合用突
起とを有し、回動移動自在な第2の操作部材と、所定位
置で、上記第1の操作部材の上記直進用突起及び上記抜
け止め用突起が挿入されて上記直進用突起が挿入される
ことで上記第1の操作部材の回動を阻止する回動阻止孔
と、上記第2の操作部材の上記抜け止め用突起が挿入さ
れることで上記第2の操作部材の回動を許容する回動用
孔と、を有する基台と、所定位置で上記第1の操作部材
の上記抜け止め用突起が挿入可能な第1の挿入孔と、所
定位置で上記第2の操作部材の上記抜け止め用突起が挿
入可能な第2の挿入孔と、上記第2の操作部材の回動を
許容するように上記第2の操作部材の上記抜け止め用突
起の回動に応じた範囲に渡って上記第2の挿入孔から繋
がって形成された円弧状孔と、上記第2の操作部材に対
して回動されることにより上記第2の操作部材の上記係
合用突起に係合して一体的に回動可能とさせるロック部
と、を有し、組み付ける際に上記基台に組み込まれた上
記第1及び第2の操作部材の上記各突起に対して上記各
孔を挿入及び回動させることにより、上記第1及び第2
の操作部材を上記基台に移動可能に保持する保持部材
と、を具備することを特徴とする。
【0064】3)回動操作されることにより基台に対し
て回動移動自在な第2の操作部材と、上記第2の操作部
材に対して回動させて取り付けられ且つ上記第2の操作
部材と一体的に回動するように取り付けられることによ
って、上記第2の操作部材と係合して上記基台に対する
抜け止め機能を有して上記第2の操作部材を上記基台に
対して移動可能に保持すると共に、上記第2の操作部材
の回動位置に応じた検出を行なうためのスライド式電気
接触片が一体的に配設されている保持部材と、を具備す
ることを特徴とする。
【0065】4)抜け止め用突起と係合用突起とを有
し、回動移動自在な第2の操作部材と、所定位置で、上
記第2の操作部材の上記抜け止め用突起が挿入されるこ
とで上記第2の操作部材の回動を許容する回動用孔を有
する基台と、所定位置で上記第2の操作部材の上記抜け
止め用突起が挿入可能な第2の挿入孔と、上記第2の操
作部材の回動を許容するように上記第2の操作部材の上
記抜け止め用突起の回動に応じた範囲に渡って上記第2
の挿入孔から繋がって形成された円弧状孔と、上記第2
の操作部材に対して回動されることにより上記第2の操
作部材の上記係合用突起に係合して一体的に回動可能と
させるロック部と、を有し、組み付ける際に上記基台に
組み込まれた上記第2の操作部材の上記各突起に対して
上記各孔を挿入及び回動させることにより、上記第2の
操作部材を上記基台に移動可能に保持する保持部材と、
を具備することを特徴とする。
【0066】5)2)、4)において、上記保持部材
は、上記第2の操作部材に対して回動されることにより
上記ロック部が上記第2の操作部材の上記係合用突起に
係合するように組み付けていく際に、上記係合用突起と
当接する部分が弾性変形するように形成されていること
を特徴とする。
【0067】6)2)、4)において、上記第2の保持
部材に設けられている上記係合用突起は、上記保持部材
に対して回動されることにより上記ロック部が上記係合
用突起に係合するように組み付けていく際に、上記係合
用突起が弾性変形するように形成されていることを特徴
とする。
【0068】7)2)、4)、5)、6)において、上
記保持部材は、上記第2の操作部材の回動位置に応じた
検出を行なうためのスライド式電気接触片を一体的に有
していることを特徴とする。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
部品点数が削減され、組み立てが容易となるばかりでな
く、部品管理の簡素化が実現でき、その結果、製品コス
トの低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】構成部品の分解斜視図
【図2】図4のII-II断面図
【図3】図4のIII-III断面図
【図4】組付け後の操作部取付け部の底面図
【図5】スライド式電気接触片による回路の一方の接続
状態を示す説明図
【図6】スライド式電気接触片が中立位置にあるときの
説明図
【図7】スライド式電気接触片による回路の他方の接続
状態を示す説明図
【図8】構成部品の取付け手順を説明する底面図(その
1)
【図9】構成部品の取付け手順を説明する底面図(その
2)
【図10】保持部材の動作状態を説明する底面図
【図11】従来の構成部品の分解斜視図
【図12】図11の要部平面図
【符号の説明】
11 押圧ボタン(第1の操作部材) 11c 抜け止め用突起爪 11d 直進用突起爪 12 回動ダイヤル(第2の操作部材) 12c 抜け止め用突起 12g 係合用突起 13 基台 15a 回動阻止溝孔 16 回動用孔 19 保持部材 19a 第1の挿入孔 19d 接触面 19e 空隙部 20 円弧状孔 20a 第2の挿入孔 22 ロック用溝孔(ロック部) 23 スライド式電気接触片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作されることにより基台に対して
    押圧方向に押圧移動自在な第1の操作部材と、 回動操作されることにより基台に対して回動移動自在な
    第2の操作部材と、 上記第1及び第2の操作部材に対して回動させて取り付
    けられ且つ上記第2の操作部材と一体的に回動するよう
    に取り付けられることによって、上記第1及び第2の操
    作部材と係合して上記基台に対する抜け止め機能を有し
    て上記第1及び第2の操作部材を上記基台に対して移動
    可能に保持すると共に、上記第2の操作部材の回動位置
    に応じた検出を行なうための電気接触片が一体的に配設
    されている保持部材と、 を具備することを特徴とする操作部材取付け構造。
  2. 【請求項2】押圧方向の異なる位置に設けられた直進用
    突起と抜け止め用突起とを有し、押圧方向に押圧移動自
    在な第1の操作部材と、 抜け止め用突起と係合用突起とを有し、回動移動自在な
    第2の操作部材と、 所定位置で、上記第1の操作部材の上記直進用突起及び
    上記抜け止め用突起が挿入されて上記直進用突起が挿入
    されることで上記第1の操作部材の回動を阻止する回動
    阻止孔と、上記第2の操作部材の上記抜け止め用突起が
    挿入されることで上記第2の操作部材の回動を許容する
    回動用孔と、を有する基台と、 所定位置で上記第1の操作部材の上記抜け止め用突起が
    挿入可能な第1の挿入孔と、所定位置で上記第2の操作
    部材の上記抜け止め用突起が挿入可能な第2の挿入孔
    と、上記第2の操作部材の回動を許容するように上記第
    2の操作部材の上記抜け止め用突起の回動に応じた範囲
    に渡って上記第2の挿入孔から繋がって形成された円弧
    状孔と、上記第2の操作部材に対して回動されることに
    より上記第2の操作部材の上記係合用突起に係合して一
    体的に回動可能とさせるロック部と、を有し、組み付け
    る際に上記基台に組み込まれた上記第1及び第2の操作
    部材の上記各突起に対して上記各孔を挿入及び回動させ
    ることにより、上記第1及び第2の操作部材を上記基台
    に移動可能に保持する保持部材と、 を具備することを特徴とする操作部材取付け構造。
  3. 【請求項3】上記保持部材は、上記第2の操作部材に対
    して回動されることにより上記ロック部が上記第2の操
    作部材の上記係合用突起に係合するように組み付けてい
    く際に、上記係合用突起と当接する部分が弾性変形する
    ように形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    操作部材取付け構造。
JP2001199235A 2001-06-29 2001-06-29 操作部材取付け構造 Withdrawn JP2003016879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199235A JP2003016879A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 操作部材取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199235A JP2003016879A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 操作部材取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003016879A true JP2003016879A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19036553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001199235A Withdrawn JP2003016879A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 操作部材取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003016879A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041535A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合スイッチ
CN100416729C (zh) * 2004-12-22 2008-09-03 阿尔卑斯电气株式会社 复合操作开关
US7715707B2 (en) 2007-05-16 2010-05-11 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Zoom ratio adjusting switch
JP2011253634A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Nikon Corp スイッチユニットおよび電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100416729C (zh) * 2004-12-22 2008-09-03 阿尔卑斯电气株式会社 复合操作开关
JP2008041535A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合スイッチ
JP4730248B2 (ja) * 2006-08-09 2011-07-20 パナソニック株式会社 電子機器
US7715707B2 (en) 2007-05-16 2010-05-11 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Zoom ratio adjusting switch
JP2011253634A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Nikon Corp スイッチユニットおよび電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003065321A (ja) ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器
US20040081449A1 (en) Image capture device door mechanism
US20050102798A1 (en) Hinge for portable terminal
JP2003016879A (ja) 操作部材取付け構造
JP3249045B2 (ja) カメラのレリーズボタン機構
JP3686095B2 (ja) カメラのダイアル装置
JP2002303316A (ja) ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた携帯式電子機器
JP3296673B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP3751787B2 (ja) ロック機構
JP2002333012A (ja) ヒンジ装置
JP4555203B2 (ja) ワンプッシュヒンジ装置
JP2000195375A (ja) 回転操作型電気部品
JP2005129477A (ja) 複合操作型スイッチ装置
JP2526259Y2 (ja) ロータリースイッチ
JP3052042B2 (ja) 複合型電子部品
JPH07282669A (ja) 電源ボタン装置
JP2000147622A (ja) カメラ
JP3500845B2 (ja) 撮像機器用補助部品
JP2002232535A (ja) 電話装置
JP3857621B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP2562965Y2 (ja) レンズ鏡胴用バリヤ
JP2003184861A (ja) ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器
JP3506145B2 (ja) 操作装置
JP3093956B2 (ja) 蓋ロック装置
JP4357091B2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902