JP3506145B2 - 操作装置 - Google Patents

操作装置

Info

Publication number
JP3506145B2
JP3506145B2 JP06322293A JP6322293A JP3506145B2 JP 3506145 B2 JP3506145 B2 JP 3506145B2 JP 06322293 A JP06322293 A JP 06322293A JP 6322293 A JP6322293 A JP 6322293A JP 3506145 B2 JP3506145 B2 JP 3506145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
cabinet
operation knob
knob
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06322293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06250752A (ja
Inventor
一弥 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP06322293A priority Critical patent/JP3506145B2/ja
Publication of JPH06250752A publication Critical patent/JPH06250752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3506145B2 publication Critical patent/JP3506145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は操作装置に係り、とくに
操作つまみを移動操作することによって可変電気素子の
状態を変化させるようにした操作装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばラジオ受信機においては、そのキ
ャビネットの所定の部位に操作つまみが設けられ、この
操作つまみを操作することによって電源を投入したり遮
断したりするようにしている。あるいはまた別の操作つ
まみの回転操作によって音量を調整できるようにしてい
る。 【0003】従ってこのような操作つまみは、この操作
つまみによって操作されるスライドスイッチやボリュー
ムと結合されるように組込まなければならない。そこで
操作つまみのスライドスイッチの操作子と係合される部
分に先端側が開放された切込みを設け、操作つまみを組
込むと上記の切込み内にスライドスイッチの操作子が導
入されるようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来のこのような操作
つまみとスライドスイッチの結合方式によれば、スライ
ドスイッチの可動範囲をカバーできる大きさの切込みを
有する操作つまみを設ける必要があり、操作つまみの大
きさが大きくなるとともに、この操作つまみが占めるス
ペースも大きくなり、これによって機器の小型化が妨げ
られる。 【0005】機器を小型にする場合には、スライドスイ
ッチの操作子と係合される部分を小さくしなければなら
ない。従ってこのような場合には、操作つまみの切込み
がスライドスイッチの操作子と対応するように手で押え
ながら組立てを行なわなければならない。ところが2つ
以上の操作つまみを一緒に組込む場合には、上記の作業
が非常に困難になり、組立ての作業性が悪化する。 【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、可変電気素子の操作子の全可動範囲を
カバーするような大きな切込みを設けることなく、しか
も組込みが容易でその作業性が改善されるようにした操
作装置を提供することを目的とするのである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、外周面上に爪
を設けた支軸を有し、前記支軸をキャビネットの軸受け
部に挿 入貫通させることによりキャビネットの外側に取
付けられる回転操作つまみと、前記キャビネットの内側
に配され、係合部と舌片とを備え、しかも中心孔に前記
回転操作つまみの支軸が嵌合されて前記回転操作つまみ
と一緒に回転するように結合されるアダプタと、前記キ
ャビネット内の回路基板上にマウントされ、その操作部
が前記アダプタの係合部と係合され、前記回転操作つま
みの回転が前記アダプタを介して操作部に伝達されて移
動し、これによって状態が変化する可変電気素子と、を
具備し、前記回転操作つまみの支軸の爪によって前記ア
ダプタが前記支軸の軸線方向に移動するのを防止し、前
記アダプタの舌片が前記キャビネットの内側の被当接部
に圧着されて所定の摩擦力を生じさせることを特徴とす
る操作装置に関するものである。 【0008】 【0009】 【0010】 【作用】第1の発明によれば、操作つまみに結合される
アダプタに設けられている舌片がキャビネットの内側の
被当接部に圧着されて所定の摩擦力を発生し、これによ
って操作つまみが所定の位置を維持するようになり、こ
のような状態においてこの操作つまみに結合されるアダ
プタの係合部が可変電気素子の操作部と組合わされて組
立てられることになる。このような操作つまみを移動操
作すると、可変電気素子の状態が変化される。 【0011】 【0012】 【0013】 【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る操作装置
を分解して示したものであって、この操作装置は回路基
板10をえている。回路基板10上には各種の電子部
品がマウントされて所定の電子回路が形成されている。
しかもこの回路基板10上には例えば電源スイッチを構
成するスライドスイッチ11がマウントされるようにな
っている。スライドスイッチ11の両側に設けられてい
るリード12は回路基板10のリード挿通孔13を挿通
し、回路基板10のパターン面側においてランドの部分
に半田付けされている。スライドスイッチ11は側方に
突出する操作子14を備え、この操作子14を摺動操作
することによって、スライドスイッチ11の状態を変化
させるようにしている。 【0014】またこの操作装置はアダプタ17をえて
おり、このアダプタ17に設けられている一対のアーム
18がスライドスイッチ11の操作子14を挟着するよ
うに保持するようになっている。またアダプタ17はそ
の中心部を貫通する中心孔19を備えており、この中心
孔19の上端部を直径方向に横切る連結部20が一体に
設けられている。またアダプタ17には半径方向外周側
に突出する片21が一体に形成されている。 【0015】これに対してラジオ受信機のキャビネット
24の側部であって電源スイッチのつまみが取付けられ
る部分には筒状軸受け部25が一体に形成されている。
そしてこの筒状軸受け部25の外周側であって所定の角
度範囲、例えば120度の範囲には円弧状にリブ26が
形成されている(図2参照)。このリブ26に対して上
記アダプタ17の舌片21が圧着され、これによってア
ダプタ17とリブ26との間で摩擦力を発生するように
している。 【0016】キャビネット24の外側からは操作つまみ
30が取付けられるようになっている。この操作つまみ
30は支軸31を備え、しかも支軸31上には互いに対
向するように爪32が設けられている。また支軸31に
はその上端側にすり割り33が形成されている。またこ
の操作つまみ30は半径方向外周側に突出する湾曲した
突部34を備えている。この突部34はキャビネット2
4の外表面のコーナの部分に形成されている凹部35に
受入れられるようになっており、この凹部35内で突部
34が円周方向に所定の角度だけ回転できるようになっ
ている。 【0017】以上のような構成において、アダプタ17
はつまみ30を介してキャビネット24に取付けられる
ようになっている。すなわちつまみ30の支軸31を筒
状軸受け部25内を挿通させてこの軸受け部25によっ
て回転可能に支持する。この状態において支軸31の先
端部にアダプタ17の中心孔19を嵌合させる。すると
支軸31の爪32がアダプタ17の上端側のエッジの部
分に係合されるとともに、アダプタ17の連結部20が
支軸31のすり割り33に係合され、これによってアダ
プタ17はつまみ30と一緒に回転するように結合され
ることになる。 【0018】このようにしてアダプタ17がつまみ30
に結合された状態でキャビネット24に組込まれると、
キャビネット24に形成されたリブ26にアダプタ17
の舌片21が圧着されて軽い圧力が加えられ、回転方向
に対して軽い摩擦力が生ずることになる。従ってアダプ
タ17は筒状軸受け部25の中心に対して不測に回転す
ることがなくなる。なおアダプタ17の筒状軸受け部2
5に対する回転方向の規制は、つまみ30に設けられて
いる突部34とキャビネット24の外表面の凹部35と
によって行なわれるようになっており、突部34が凹部
35の両側の段部に当接するまでしか回転できないよう
になっている。 【0019】アダプタ17の一対のアーム18と係合さ
れる操作子14を有するスライドスイッチ11は回路基
板10に予めマウントされた状態でキャビネット24に
組込まれるようになっている。このときにアダプタ17
の舌片21とキャビネット24のリブ26によってアダ
プタ17の回転位置がある任意の角度で仮保持されてい
るために、スライドスイッチ11の操作子14の位置を
アダプタ17の位置に予め合わせておくことによって、
アダプタ17とスライドスイッチ11とを容易に組立て
ることが可能になる。 【0020】アダプタ17の舌片21とキャビネット2
4のリブ26との間で生ずる摩擦力はこのアダプタ17
を仮保持して位置決めするための力であってよく、非常
に軽くなっている。従ってこのような舌片21を設けて
も、アダプタ17と結合されている操作つまみ30の操
作力が重くなることはなく、つまみ30を操作する際に
違和感を生じない。 【0021】そして図2に示すように、キャビネット2
4の外側から操作つまみ30を回転操作すると、この操
作つまみ30の回転操作が支軸31のすり割り33およ
びアダプタ17の連結部20を通してアダプタ17に連
結され、アダプタ17が操作つまみ30と一緒に回転さ
れる。これによってアダプタ17は図2に示すように、
スライドスイッチ11の操作子14を図2において上下
方向に移動させる。このような操作子の移動によって、
スライドスイッチ11の状態が変化され、例えば電源の
投入あるいは遮断が行なわれる。 【0022】このように本実施例によれば、つまみ30
と結合されるアダプタ17に一体に設けられた舌片21
によってキャビネット24のリブ26との間で摩擦力を
発生させ、回路基板10上にマウントされているスライ
ドスイッチ11の組込み時にアダプタ17が不測に動く
のを防止するようにしたものである。 【0023】従ってアダプタ17に大きな切込みを設け
る必要がなくなり、スペース効率がよくなるとともに、
部品を小型化できるようになる。また2つ以上のスライ
ドスイッチ11を同時に組込む場合においても、それぞ
れのスライドスイッチ11と組合わされるアダプタ17
の回転位置が決定されているために、それぞれのアダプ
タ17を押えながら組込む必要がなくなり、組立てが簡
単になる。とくにアダプタ17とスライドスイッチ11
の操作子14の位置が見えない場合には、作業性が改善
されることになる。 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【発明の効果】本願発明は、外周面上に爪を設けた支軸
を有し、支軸をキャビネットの軸受け部に挿入貫通させ
ることによりキャビネットの外側に取付けられる回転操
作つまみと、キャビネットの内側に配され、係合部と舌
片とを備え、しかも中心孔に回転操作つまみの支軸が嵌
合されて回転操作つまみと一緒に回転するように結合さ
れるアダプタと、キャビネット内の回路基板上にマウン
トされ、その操作部がアダプタの係合部と係合され、回
転操作つまみの回転がアダプタを介して操作部に伝達さ
れて移動し、これによって状態が変化する可変電気素子
と、を具備し、回転操作つまみの支軸の爪によってアダ
プタが支軸の軸線方向に移動するのを防止し、アダプタ
の舌片がキャビネットの内側の被当接部に圧着されて所
定の摩擦力を生じさせるようにしたものである。従って
組立て時に操作つまみが不測に回転することがなく、組
立ての作業性が改善されることになり、あるいはまた大
きな呼込みを有する切込みを操作つまみに結合されるア
ダプタに設けておく必要がなくなり、これによってスペ
ース効率が改善されることになる。 【0031】 【0032】
【図面の簡単な説明】 【図1】第1の実施例の操作装置の分解斜視図である。 【図2】操作装置の平面図である。 【図3】操作装置の縦断面図である。 【符号の説明】 10 回路基板 11 スライドスイッチ 12 リード 13 リード挿通孔 14 操作子 17 アダプタ 18 アーム 19 中心孔 20 連結部 21 舌片 24 キャビネット 25 筒状軸受け部 26 リブ 30 操作つまみ 31 支軸 32 爪 33 すり割り 34 突部 35 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−121305(JP,A) 実開 昭62−14703(JP,U) 実開 昭61−189317(JP,U) 実開 平1−157404(JP,U) 実開 平3−75507(JP,U) 実開 昭50−82345(JP,U) 実開 昭50−51141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 1/00 - 25/04 H01C 8/00 - 10/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】外周面上に爪を設けた支軸を有し、前記支
    軸をキャビネットの軸受け部に挿入貫通させることによ
    りキャビネットの外側に取付けられる回転操作つまみ
    と、 前記キャビネットの内側に配され、係合部と舌片とを備
    え、しかも中心孔に前記回転操作つまみの支軸が嵌合さ
    れて前記回転操作つまみと一緒に回転するように結合さ
    れるアダプタと、 前記キャビネット内の回路基板上にマウントされ、その
    操作部が前記アダプタの係合部と係合され、前記回転操
    作つまみの回転が前記アダプタを介して操作部に伝達さ
    れて移動し、これによって状態が変化する可変電気素子
    と、 を具備し、前記回転操作つまみの支軸の爪によって前記
    アダプタが前記支軸の軸線方向に移動するのを防止し、
    前記アダプタの舌片が前記キャビネットの内側の被当接
    部に圧着されて所定の摩擦力を生じさせる ことを特徴と
    する操作装置。
JP06322293A 1993-02-27 1993-02-27 操作装置 Expired - Fee Related JP3506145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06322293A JP3506145B2 (ja) 1993-02-27 1993-02-27 操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06322293A JP3506145B2 (ja) 1993-02-27 1993-02-27 操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06250752A JPH06250752A (ja) 1994-09-09
JP3506145B2 true JP3506145B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=13222971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06322293A Expired - Fee Related JP3506145B2 (ja) 1993-02-27 1993-02-27 操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3506145B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06250752A (ja) 1994-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3222714B2 (ja) 押圧・回転操作型電子部品
EP1760742A2 (en) Switch device and steering switch apparatus equipped with the switch device
JP3506145B2 (ja) 操作装置
EP1094483A2 (en) Combined control-type electronic component
JP2001345031A (ja) 複合操作型電子部品
JPH0963399A (ja) スイッチ操作装置
JP3593649B2 (ja) 回転軸のロック機構
KR100220332B1 (ko) 복합조작형 전기부품
JP2601754Y2 (ja) ロータリスイッチ
JP2008152965A (ja) 回転式電子部品
JP3775948B2 (ja) 電気部品
JP2000123690A (ja) 複合スイッチ
JP4471817B2 (ja) 多機能型電子部品
JP3857621B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP3052042B2 (ja) 複合型電子部品
JP2003016879A (ja) 操作部材取付け構造
JP4044310B2 (ja) 回転型パルススイッチ
JP3036314B2 (ja) スイッチ装置
JP4401015B2 (ja) 二重回転式電子部品
JP2005136275A (ja) 回転操作型電気部品
JPS6350802Y2 (ja)
JP4484693B2 (ja) 電子部品の取付構造及び回転式電子部品
JP2004273268A (ja) ロータリスイッチ
JPH0438488Y2 (ja)
JPH10241508A (ja) プッシュ操作・回転操作型電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031209

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees