JP3775948B2 - 電気部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気部品に関し、特にプッシュスイッチ付き回転操作型可変抵抗器として好適な電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気部品について図面を用いて説明する。
図13は、従来の電気部品を示す一部を断面とした側面図である。
図13に示すように、従来の電気部品30は、所定の電気信号(例えば、抵抗値信号や、オン・オフ信号など)を出力する本体部31と、本体部31を操作するための操作軸32と、操作軸32に挿通されたつまみ部33とで概略構成されている。
【0003】
そして、本体部31は、絶縁成形材料から成り、成形加工された略箱形の筐体部31aと、筐体部31aから外方(右方向)に突出し、金属材料から成る略円筒状の軸受け部31bと、金属材料から成り、筐体部31aから外方(下方向)に突出する複数本(例えば、3本+2本=5本)の端子31cとを有している。
また、筐体部31aの一方の端部側(例えば、軸受け部31b側)には、抵抗体(図示せず)やコモン電極(図示せず)や基板(図示せず)などから成るいわゆる公知の回転型の可変抵抗器31dが配置され、他方の端部(例えば、軸受け部31bの反対側)には、固定接点(図示せず)や可動接点(図示せず)などから成るいわゆる公知のプッシュ操作(押圧力)によって操作されるプッシュスイッチ31eが配置されている。
【0004】
なお、可変抵抗器31dには、例えば、3本の端子31cが配置され、また、プッシュスイッチ31eには、例えば、2本の端子31cが配置されている。
【0005】
操作軸32は、略円柱状で、前記軸受け部31bに挿通される細径部32aと、細径部32aより太い径の太径部32bと、太径部32bの先端側に形成され、断面が略半円状の半円柱状部32cとを有している。この操作軸32の細径部32aは、軸受け部31bに挿通された状態で、可変抵抗器31dとプッシュスイッチ31eとを操作することが出来るように筐体部31a内に配置されている。
【0006】
この状態のとき、可変抵抗器31dは、操作軸32の回動によって電気信号としての抵抗値信号を出力し、また、プッシュスイッチ31eは、操作軸32の軸線方向(矢印B方向)への所定の押圧力(f1)、及び押圧力(f1)の解除によって電気信号としてのオン・オフ信号を出力するように構成されている。
【0007】
つまみ部33は、絶縁成形材料から成り、成形加工され、略円筒状であって、一方の端部から前記操作軸32の軸線方向に設けられた前記操作軸32の太径部32bが圧入される第1の穴部33aと、前記半円柱状部32cが圧入される第2の穴部33bとを有している。そして、このつまみ部33の第1、第2の穴部33a、33bには、操作軸32の太径部32bと半円柱状部32cとが挿通され、つまみ部33と操作軸32とは、一体化されている。
【0008】
次に、上述の従来の電気部品の動作について説明する。
図14は、従来の電気部品の動作を説明するための説明図である。
先ず、この電気部品30のつまみ部33を右回り、又は左回りに回動させると、つまみ部33に挿通された操作軸32が共に回動される。この操作軸32の回動によって、本体部31内に構成された可変抵抗器31dが操作され、電気信号である抵抗値信号が端子31cから出力される。
【0009】
また、つまみ部33を軸線方向(矢印B方向)に所定の押圧力(f1)にて押圧(プッシュ操作)すると、この押圧力f1によって、つまみ部33に挿通された操作軸32が共に押圧されて、操作軸32が軸線方向にプッシュスイッチ31eの軸線方向(矢印C方向)の自動復帰力に抗して移動(例えば、移動量が約1.5mm)される。この操作軸32の矢印B方向への移動によって、プッシュスイッチ31eが駆動されて、プッシュスイッチ31eがオン動作をし、電気信号であるオン信号が端子31cから出力される。
【0010】
また、つまみ部33への押圧力f1を解除すると、操作軸32とつまみ部33とは、プッシュスイッチ31eの自己復帰力によって元の位置に復帰し、プッシュスイッチ31eは、オフとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気部品では、ときとして、つまみ部33の軸線方向に例えば、押圧力f1以上の大きな(過大な)押圧力(f1以上の押圧力)が加えられると、この大きな(過大な)押圧力は、操作軸32を軸線方向に所定量だけ移動させるのみでなく、ときとしては、過大な押圧力のために操作軸32やつまみ部33が変形したり、電気部品の耐久性が劣ったり、また、本体部31を構成するプッシュスイッチ31eが破損したりするなどの問題があった。
【0012】
本発明の電気部品は、上述の問題点を解決するもので、その目的は、本体部を操作する操作軸に一定の圧力を越える過大な押圧力が加わるのを防止出来て、従って、本体部の耐久性を向上させることが出来ると共に、本体部を構成するプッシュスイッチなどの破損を防止し易くすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気部品は、軸受け部を有し、軸受け部の外方に突出した操作軸の操作によって電気信号を出力する本体部と、操作軸の先端部には、操作軸の軸線方向に移動可能に、操作軸に挿通されたつまみ部とを備え、操作軸は、軸受け部に挿通された軸部と、本体部の外方に突出する軸部の先端部に被着配置された受け部材とを有し、受け部材の周りには弾性部材が配置され、弾性部材は受け部材とつまみ部との間に介在されてつまみ部を受け部材の軸線方向の前方に押し出すように付勢しており、且つ、つまみ部が受け部材に抜け止めされていることである。
【0014】
また、本発明の電気部品の操作軸の受け部材は、軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、保持部とつまみ部との間にコイルばねからなる弾性部材を介在させたことである。
【0015】
また、本発明の電気部品の受け部材の保持部は、複数個の孔を有し、つまみ部は、保持部の孔に挿通される係止部を有し、係止部の端部が孔に挿通され、係止部の端部が保持部に係止されることである。
【0016】
また、本発明の電気部品のつまみ部を、操作軸の先端部に軸線方向に移動可能に操作軸に挿通された摺動部材と、摺動部材に係止されたつまみとで構成したことである。
【0017】
また、本発明の電気部品の受け部材と摺動部材との間に弾性部材を介在させたことである。
【0018】
また、本発明の電気部品の操作軸の受け部材は、軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、保持部と摺動部材との間にコイルばねからなる弾性部材を介在させたことである。
【0019】
また、本発明の電気部品の受け部材に抜け止め部材を保持し、抜け止め部材と保持部との間に摺動部材と弾性部材を保持したことである。
【0020】
また、本発明の電気部品の本体部には、操作軸の軸線方向へのプッシュ操作によって動作するプッシュスイッチが配置され、且つ、プッシュスイッチの作動力に比較して弾性部材の付勢力の方が強い力に構成されていることである。
【0021】
また、本発明の電気部品の軸部の先端側には、断面が略半円状の半円柱状部が形成されていると共に、受け部材は弾性部材が挿通される基部と、基部の一方の端部から軸部の軸線方向に設けられた穴部とを有し、穴部に軸部の半円柱状部が圧入されて、軸部と受け部材とが一体化されていることである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気部品について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の電気部品の実施の形態を示す一部を断面とした側面図、図2は、本発明の電気部品の操作軸の受け部材とつまみ部と弾性部材との実施の形態を示す一部を断面とした側面図、図3は、図2の正面図、図4は、図2の分解斜視図である。
【0023】
図1〜図4に示すように、本発明の電気部品10は、所定の電気信号(例えば、抵抗値信号や、オン・オフ信号など)を出力する本体部1と、本体部1を操作するための操作軸2と、操作軸2に挿通されたつまみ部5と、本体部1とつまみ部5との間でつまみ部5を前方に押し出すように付勢する弾性部材6とで概略構成されている。
【0024】
そして、本体部1は、絶縁成形材料から成り、成形加工された略箱形の筐体部1aと、筐体部1aから外方(右方向)に突出し、金属材料から成る略円筒状の軸受け部1bと、金属材料から成り、筐体部1aから外方(下方向)に突出する複数本(例えば、3本+2本=5本)の端子1cとを有している。
また、筐体部1aの一方の端部側内(例えば、軸受け部1b側)には、抵抗体(図示せず)やコモン電極(図示せず)や基板(図示せず)などから成るいわゆる公知の回転型の可変抵抗器1dが配置され、他方の端部内(例えば、軸受け部1bの反対側)には、固定接点(図示せず)や可動接点(図示せず)などから成るいわゆる公知のプッシュ操作(押圧力)によって操作されるプッシュスイッチ1eが配置されている。
【0025】
なお、可変抵抗器1dには、例えば、3本の端子1cが配置され、また、プッシュスイッチ1eには、例えば、2本の端子1cが配置されている。
【0026】
操作軸2は、絶縁成形材料や金属材料などから成り、成形加工や切削加工などによって形成されている。そして、操作軸2は、軸受け部1bに挿通され、且つ軸受け部1bから軸受け部1bと同軸状に外方(右方向)に突出する略円柱状の軸部3と、軸部3の一方の端部(先端部側)が挿通され、該軸部3と一体化された受け部材4とを有する。この操作軸2の軸部3の他方の端部は、軸受け部1bに挿通された状態で、前記可変抵抗器1dと前記プッシュスイッチ1eとを操作することが出来るように筐体部1a内に配置されている。
【0027】
この状態のとき、可変抵抗器1dは、操作軸2の回動によって電気信号としての抵抗値信号を出力し、また、プッシュスイッチ1eは、操作軸2の軸線方向(矢印B方向)への所定の押圧力(例えば、操作軸2の自動復帰力に抗する押圧力:f1)の加圧、及び押圧力(f1)の解除によって電気信号としてのオン・オフ信号を出力するように構成されている。
【0028】
また、軸部3は、例えば、絶縁成形材料や金属材料から成り、成形加工や切削加工され、略円柱状の細径部3aと、細径部3aより太い径の太径部3bと、太径部3bの先端側に形成され、断面が略半円状の半円柱状部3cとを有し、細径部3aが前記軸受け部1bに挿通され、細径部3aの先端部は筐体部1a内に配置されている。
【0029】
また、受け部材4は、例えば、絶縁成形材料から成り、成形加工され、略角柱状の基部4aと、基部4aの一方の端部から前記軸部3の軸線方向に設けられた穴部4bと、基部4aの一方の端部側で、前記軸部3の軸線に直交する平面を備えた略円板状の保持部4cと、該保持部4cに複数個(例えば、2個)の矩形の孔4dと、基部4aの周囲で、前記軸部3の軸線方向に設けられた複数本(例えば、4本)の凸条4e(図3参照)とを備えている。
【0030】
また、穴部4bは、前記太径部3bが圧入される第1の穴部4fと、前記半円柱状部3cが圧入される第2の穴部4gとを有している。この第1の穴部4fには太径部3bが、また、第2の穴部4gには半円柱状部3cが圧入され、よって、軸部3と受け部材4とが一体化されている。
また、保持部材4cの孔4dは、基部4aを挟んで対向する位置に形成されている。
【0031】
つまみ部5は、絶縁成形材料から成り、成形加工され、円弧状の表面壁5cと表面壁5cの周囲から表面壁5cに対して略直交して延設された側壁5dと表面壁5cと対向する位置に設けられた略円環状の裏面壁5eとを有し、裏面壁5eの中央部には、略矩形の凹部5fが形成された略円筒状の操作部5aと、操作部5aの裏面壁5eから外方(左方向)に突出する一対の係止部5bとを有する。また、凹部5f内の内壁には、軸線方向に沿って、4本の溝部5hが形成されている。
【0032】
また、一対の係止部5bは、前記裏面壁5eから外方に突出されており、一対の係止部5bの自由端には、スナップインによる係止をさせるための凸部5gが形成されている。
【0033】
弾性部材6は、金属材料から成り、螺旋状であって、いわゆるコイルばねによって構成されている。
【0034】
そして、前記つまみ部5と弾性部材6と受け部材4とは、先ず、受け部材4の基部4aに弾性部材6が挿通され、また、この状態で、更に、受け部材4の基部4aの各凸条4eをそれぞれ溝部5hに沿って挿入することにより、基部4aがつまみ部5の凹部5f内に収納される。また、この時、一対の係止部5bの凸部5gは、保持部4cの孔4dにスナップイン結合される。
【0035】
そして、この状態では、前記コイルばねである弾性部材6は、受け部材4の保持部4cとつまみ部5の裏面壁5eとの間で、且つ、受け部材4の基部4aの周りの凸条4eに保持されて弾圧された状態で配置されている。そして、この弾性部材6は、つまみ部5を軸線の前方(矢印C方向)に押し出すように所定の付勢力(f2)にて付勢している。そして、この所定の付勢力:f2は、前述のプッシュスイッチ1eをプッシュ操作するための所定の押圧力:f1に比較して、強い力(f1<f2)であるように構成されている。
【0036】
よって、つまみ部5は、弾性部材6の弾性に抗しながら受け部材4の軸線方向(矢印B、及びC方向)に移動できるように構成されている。
【0037】
なお、上述の実施の形態の電気部品10では、筐体部1a内に、可変抵抗器とプッシュスイッチとを形成したものについて説明したが、これに限定されず、例えば、回転型のパルススイッチを形成したものであっても良く、また、回転型の電気部品に限定されず、スライド型の電気部品であっても良い。
【0038】
次に、本発明の電気部品の動作について説明する。
図5は、本発明の電気部品の実施の形態の第1の動作を説明するための第1説明図、図6は、本発明の電気部品の実施の形態の第2の動作を説明するための第2説明図である。
【0039】
先ず、この電気部品10のつまみ部5を右回り、又は左回りに回動させると、つまみ部5の凹部5fに挿通された受け部材4の基部4aが共に回動される。この受け部材4の回動によって受け部材4の穴部4bに挿通された軸部3が共に回動され、軸部3の回動によって、本体部1内に構成された可変抵抗器1dが操作され、電気信号である抵抗値信号が端子1cから出力される。
【0040】
また、つまみ部5を軸線方向(矢印B方向)に第1の押圧力f3(例えば、f1<f3<f2である押圧力)にて押圧(プッシュ操作)すると、この第1の押圧力f3によって、つまみ部5に挿通された操作軸2が共に押圧されて、操作軸2が軸線方向にプッシュスイッチ1eの軸線方向(矢印C方向)の自動復帰力f1(抗力)に抗して移動(例えば、移動量が約1.5mm)される。この操作軸2の矢印B方向への移動によって、プッシュスイッチ1eが駆動されて、プッシュスイッチ1eがオン動作をし、電気信号であるオン信号が端子1cから出力される。
【0041】
また、つまみ部5への第1の押圧力f3を解除すると、操作軸2とつまみ部5とは、プッシュスイッチ1eの自己復帰力:f1によって元の位置に復帰し、プッシュスイッチ1eは、オフとなる。
【0042】
また、つまみ部5を軸線方向(矢印B方向)に第2の押圧力f4(例えば、f1<f2<f4である押圧力)にて押圧すると、この第2の押圧力f4にて、先ず、前述と同様に、つまみ部5の矢印B方向への移動(例えば、移動量が約1.5mm)によって、操作軸2が矢印B方向に移動し、プッシュスイッチ1eが駆動(オン)される(図5参照)。このとき、軸部3の太径部3bの一方の端部は、本体部1の軸受け部1bの先端部に当接している。
【0043】
次に、更に第2の押圧力f4によって、つまみ部5を矢印B方向に押圧し続けると、この第2の押圧力f4によって、つまみ部5が弾性部材6の付勢力f2に抗して矢印B方向に移動する。このつまみ部5の矢印B方向への更なる移動(例えば、移動量が約6mm)は、受け部材4の基部4aは移動することなく、つまみ部5のみが基部4aの周囲を摺動することによって行われる(図6参照)。この状態のとき、プッシュスイッチ1eのオン動作は、維持されている。
【0044】
次に、つまみ部5への矢印B方向の押圧力を解除すると、弾性部材6の付勢力f2と、プッシュスイッチ1eの自動復帰力f1とによって、つまみ部5が初期の位置まで戻るように移動する。
本発明の電気部品10は、上述の如き動作を行うように構成されたものである。
【0045】
なお、また、上述の実施の形態では、電気部品単体としての説明をしたが、この電気部品は、例えば、車載用の音響機器(例えば、カーステレオ装置など)の電源のオン・オフ操作や音量の調整などのために用いることが出来る。
ここで、この電気部品を音響機器の筐体内に配置した状態、及びその動作について説明する。
図7は、本発明の電気部品を音響機器の筐体内に配置した状態を説明するための説明図、図8は、本発明の電気部品を筐体内に配置した状態での動作を説明するための説明図である。
【0046】
図7に示すように、この電気部品10は、例えば、カーステレオ装置などの音響機器の筐体15内に、プリント配線基板16に電気的接続された状態で配置されている。この状態では、該筐体15のパネル15aからほぼ前記つまみ部5のみが外方に突出した状態で配置されている。
【0047】
この状態での電気部品10の通常の動作は、パネル15aから突出したつまみ部5を押圧することにより、前述の第1説明図(図5参照)にての第1動作説明と同様で、プッシュスイッチ1eの自動復帰力f1に抗するつまみ部5の移動(例えば、移動量が1.5mm)によって動作が行われる。このとき、つまみ部5は、常にパネル15aから外方に突出した状態で配置されている。
【0048】
次に、図8を用いて、この電気部品の第2動作を説明する。
図8に示すように、この構成の音響機器では、音響機器の筐体15のパネル15a面側から何かがぶつかったときなどには、前記つまみ部5に過大な押圧力(f2以上の)が加えられ、つまみ部5は、過大な押圧力によって受け部材4に対して更に、軸線方向に押圧され、筐体15のパネル15a内に収納(引っ込む)される。この状態では、つまみ部5には押圧力は加わらず、この過大な押圧力の一部は、パネル15aが確実に受けることになり、よって、電気部品の破損の防止が一層確実に行われることになる。
【0049】
次に、本発明の電気部品の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図9は、本発明の電気部品の第2の実施の形態を示す一部を断面とした側面図、図10は、本発明の電気部品の操作軸の受け部材と摺動部材とつまみ部と弾性部材との第2の実施の形態を示す一部を断面とした側面図である。
なお、前述の第1の実施の形態の電気部品と同一構成は、同一符号を付与し、詳細な説明は、省略する。
【0050】
図9に示すように、この電気部品20は、所定の電気信号(例えば、抵抗値信号や、オン・オフ信号など)を出力する本体部1と、本体部1を操作するための操作軸7と、操作軸7の先端に挿通された摺動部材8、及び摺動部材8に係止されたつまみ9とからなるつまみ部Tと、本体部1と摺動部材8との間で摺動部材8とつまみ9とを前方に押し出すように付勢する弾性部材6とで概略構成されている。
【0051】
操作軸7は、前記軸受け部1bに挿通され、且つ軸受け部1bから軸受け部1bと同軸状に外方に突出する略円柱状の軸部3と、該軸部3の一方の端部(先端部側)が挿通された受け部材11とを有する。この軸部3の他方の端部は、軸受け部1bに挿通された状態で、可変抵抗器1dとプッシュスイッチ1eとを操作することが出来るように筐体部1a内に配置されている。
【0052】
この状態のとき、可変抵抗器1dは、操作軸7の回動によって電気信号としての抵抗値信号を出力し、また、プッシュスイッチ1eは、操作軸7の軸線方向(矢印B方向)への所定の押圧力(f1)によって電気信号としてのオン・オフ信号を出力するように構成されている。
【0053】
また、受け部材11は、例えば、絶縁成形材料から成り、成形加工され、略角柱状の基部11aと、基部11aの一方の端部から前記軸部3の軸線方向に設けられた穴部11bと、基部11aの一方の端部で、前記軸部3の軸線に直交する平面を備えた略円板状の保持部11cと、基部11aの他方の端部側の周囲に設けられた溝部11dとを備えている。
【0054】
また、この溝部11dには、いわゆるC(シー)型ワッシャーなどの抜け止め部材11eが係合されている。
また、穴部11bは、前記軸部3の太径部3bが圧入される第1の穴部11fと、前記半円柱状部3cが圧入される第2の穴部11gとを有している。
【0055】
摺動部材8は、絶縁成形材料から成り、成形加工され、略円環状の基部8aと、基部8aの中央部に設けられた略矩形の孔8bと、基部8aの周囲に設けられた鍔部8cとを有している。この摺動部材8は、孔8bに前記受け部材11の基部11aが挿通され、この状態で、前記抜け止め部材11eにて、摺動部材8が受け部材11から抜け落ちることなく配置されている。また、摺動部材8と受け部材11の保持部11cとの間であって、受け部材11の周囲には、前記弾性部材6が配置され、この弾性部材6によって、摺動部材8が前方に押し出されるように付勢されている。
【0056】
つまみ部9は、絶縁成形材料から成り、成形加工され、略キャップ状であって、円弧状の表面壁9aと、表面壁9aの周囲から表面壁9aに対して略直交して延設された側壁9bと、側壁9bの開放端側の内壁に設けられた凹部9cとを有している。
【0057】
このつまみ部9の凹部9cには、摺動部材8の鍔部8cが係合され、この係合にてつまみ部9と摺動部材8とが一体化されている。このことから、前記弾性部材6によって、つまみ部9が前方に押し出されるように所定の付勢力(f2)にて付勢されている。この所定の付勢力:f2は、前述と同様にプッシュスイッチ1eを操作するための所定の押圧力:f1に比較して、強い力(f1<f2)であるように構成されている。
【0059】
次に、第2の実施の形態の電気部品の動作について説明する。
図11は、電気部品の第2の実施の形態の第1の動作を説明するための第1説明図、図12は、電気部品の第2の実施の形態の第2の動作を説明するための第2説明図である。
【0060】
先ず、この電気部品20のつまみ部9を右回り、又は左回りに回動させると、つまみ部9が係合している摺動部材8が共に回動される。この摺動部材8の回動によって受け部材11が共に回動され、この受け部材11の回動によって受け部材11の穴部11bに挿通された軸部3が共に回動され、軸部3の回動によって、本体部1内に構成された可変抵抗器1dが操作され、電気信号である抵抗値信号が端子1cから出力される。
【0061】
また、つまみ部9を軸線方向(矢印B方向)に第1の押圧力f3(例えば、f1<f3<f2である押圧力)にて押圧すると、この第1の押圧力f3によって、つまみ部9に係止された摺動部材8と操作軸7(軸部3と受け部材11)とが共に押圧されて、操作軸7が軸線方向(矢印B方向)にプッシュスイッチ1eの軸線方向(矢印C方向)の抗力(自動復帰力):f1に抗して移動される。この操作軸7の矢印B方向への移動によって、プッシュスイッチ1eが駆動されて、プッシュスイッチ1eがオン動作をし、電気信号であるオン信号が端子1cから出力される。
【0062】
また、つまみ部9への第1の押圧力f3を解除すると、操作軸7と摺動部材8とつまみ部9とは、プッシュスイッチ1eの抗力:f1によって元の位置に復帰し、プッシュスイッチ1eは、オフとなる。
【0063】
また、つまみ部9を軸線方向(矢印B方向)に第2の押圧力f4(例えば、f1<f2<f4である押圧力)にて押圧すると、この第2の押圧力f4にて、先ず、前述と同様に、つまみ部9と摺動部材8との矢印B方向への移動によって、操作軸7が矢印B方向に移動し、プッシュスイッチ1eが駆動(オン)される(図11参照)。このとき、軸部3の太径部3bの一方の端部は、本体部1の軸受け部1bの先端部に当接している。
【0064】
次に、更に第2の押圧力f4によって、つまみ部9を矢印B方向に押圧し続けると、この第2の押圧力f4によって、つまみ部9と摺動部材8とが弾性部材6の付勢力f2に抗して矢印B方向に移動する。このつまみ部9と摺動部材8との矢印B方向への更なる移動は、受け部材11の基部11aは移動することなく、つまみ部9と摺動部材8とが基部11aの周囲を摺動することによって行われる(図12参照)。この状態のとき、プッシュスイッチ1eのオン動作は、維持されている。
【0065】
次に、つまみ部9への矢印B方向の押圧力を解除すると、先ず、弾性部材6の付勢力f2と、プッシュスイッチ1eの自動復帰力f1とによって、つまみ部9と摺動部材8とが初期の位置まで戻るように移動する。
本発明の電気部品20は、上述の如き動作を行うように構成されたものである。
【0066】
【発明の効果】
以上のように本発明の電気部品は、本体部とつまみ部との間でつまみ部を前方に押し出すように付勢する弾性部材が操作軸の周りに配置されたことから、つまみ部に弾性部材の付勢力よりも大きな、過大な押圧力が加えられたときには、つまみ部のみが軸線方向に移動して、この過大な押圧力を吸収して、本体部や操作軸やつまみ部などの破損を防止でき、また、耐久性に優れた電気部品を提供出来るという効果を奏する。
【0067】
また、本発明の電気部品の操作軸は、軸部と、軸部の先端部に被着配置された受け部材とを有し、受け部材とつまみ部との間に弾性部材を介在させたことから、受け部材によって、弾性部材を受ける形状が容易に形成でき、且つ、弾性部材を確実に受けることが出来、よって、操作が確実で安価な電気部品を提供できる。
【0068】
また、本発明の電気部品の操作軸の受け部材は、軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、保持部とつまみ部との間にコイルばねからなる弾性部材を介在させたことから、弾性部材をコイルばねによって形成したので、コイルばねを操作軸の周りに配置するのみでコイルばねの保持が容易で、コイルばねによって付勢されたつまみ部の動作が確実で、また、安価な電気部品を提供できる。
【0069】
また、本発明の電気部品の受け部材の保持部は、孔を有し、つまみ部の係止部の端部が孔に挿通され、係止部の端部が保持部に係止されることから、孔と係止部とでつまみ部の抜け防止構造が容易に出来、安価な電気部品を提供できる。
【0070】
また、本発明の電気部品のつまみ部を、操作軸の先端部に軸線方向に移動可能に操作軸に挿通された摺動部材と、摺動部材に係止されたつまみとで構成したことから、つまみ部に弾性部材の付勢力よりも大きな、過大な押圧力が加えられたときには、つまみ部が軸線方向に移動して、この過大な押圧力を吸収して、本体部の破損を防止できるという効果を奏する。
また、つまみを、所望に応じて取り替えることができるので、生産性に優れた電気部品を提供できる。
【0071】
また、本発明の電気部品の操作軸は、軸部と軸部の先端部に被着配置された受け部材とを有し、該受け部材と摺動部材との間に弾性部材を介在させたことから、受け部材によって、弾性部材を受ける形状が容易に形成でき、且つ、弾性部材を確実に受けることが出来、よって、操作が確実で安価な電気部品を提供できる。
【0072】
また、本発明の電気部品の操作軸の受け部材は、軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、保持部と摺動部材との間にコイルばねからなる弾性部材を介在させたことから、弾性部材をコイルばねによって形成したので、コイルばねを操作軸の周りに配置するのみでコイルばねの保持が容易で、コイルばねによって付勢されたつまみ部の動作が確実で、また、安価な電気部品を提供できる。
【0073】
また、本発明の電気部品の受け部材に抜け止め部材を保持し、該抜け止め部材と保持部との間に摺動部材と前記弾性部材を保持したことから、抜け止め部材によって、つまみ部の抜け防止構造が容易にでき、安価な電気部品を提供できる。
【0074】
また、本発明の電気部品の本体部には、操作軸の軸線方向へのプッシュ操作によって動作するプッシュスイッチが配置され、且つ、該プッシュスイッチの作動力に比較して弾性部材の付勢力の方が強い力に構成されていることから、つまみ部に弾性部材の付勢力よりも大きな、過大な押圧力が加えられたときのみに、つまみ部が軸線方向にプッシュスイッチのプッシュ操作の移動よりも、更に移動して、この過大な押圧力を吸収して、プッシュスイッチの破損を防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気部品の実施の形態を示す一部を断面とした側面図である。
【図2】本発明の電気部品の操作軸の受け部材とつまみ部と弾性部材との実施の形態を示す一部を断面とした側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の分解斜視図である。
【図5】本発明の電気部品の実施の形態の第1の動作を説明するための第1説明図である。
【図6】本発明の電気部品の実施の形態の第2の動作を説明するための第2説明図である。
【図7】本発明の電気部品を筐体内に配置した状態を説明するための説明図である。
【図8】本発明の電気部品を筐体内に配置した状態での動作を説明するための説明図である。
【図9】本発明の電気部品の第2の実施の形態を示す一部を断面とした側面図である。
【図10】本発明の電気部品の操作軸の受け部材と摺動部材とつまみ部と弾性部材との第2の実施の形態を示す一部を断面とした側面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の第1の動作を説明するための第1説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の第2の動作を説明するための第2説明図である。
【図13】従来の電気部品を示す一部を断面とした側面図である。
【図14】従来の電気部品の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 本体部
1a 筐体部
1b 軸受け部
1d 可変抵抗器
1e プッシュスイッチ
2 操作軸
3 軸部
4 受け部材
4a 基部
4c 保持部
4d 孔
5 つまみ部
5b 係止部
6 弾性部材
8 摺動部材
9 つまみ部
11 受け部材
11c 保持部
15 筐体
15a パネル

Claims (9)

  1. 軸受け部を有し、該軸受け部の外方に突出した操作軸の操作によって電気信号を出力する本体部と、操作軸の先端部には、前記操作軸の軸線方向に移動可能に、前記操作軸に挿通されたつまみ部とを備え、前記操作軸は、前記軸受け部に挿通された軸部と、前記本体部の外方に突出する前記軸部の先端部に被着配置された受け部材とを有し、前記受け部材の周りには弾性部材が配置され、該弾性部材は前記受け部材と前記つまみ部との間に介在されて前記つまみ部を前記受け部材の軸線方向の前方に押し出すように付勢しており、且つ、前記つまみ部が前記受け部材に抜け止めされていることを特徴とする電気部品。
  2. 前記操作軸の前記受け部材は、前記軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、該保持部と前記つまみ部との間にコイルばねからなる前記弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1記載の電気部品。
  3. 前記受け部材の保持部は、複数個の孔を有し、前記つまみ部は、前記保持部の孔に挿通される係止部を有し、該係止部の端部が孔に挿通され、前記係止部の端部が保持部に係止されることを特徴とする請求項2記載の電気部品。
  4. 前記つまみ部を、前記操作軸の先端部に軸線方向に移動可能に操作軸に挿通された摺動部材と、摺動部材に係止されたつまみとで構成したことを特徴とする請求項記載の電気部品。
  5. 前記受け部材と前記摺動部材との間に前記弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項記載の電気部品。
  6. 前記操作軸の前記受け部材は、前記軸部の軸線に直交する平面を備えた保持部を有し、該保持部と前記摺動部材との間にコイルばねからなる弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項5記載の電気部品。
  7. 前記受け部材に抜け止め部材を保持し、該抜け止め部材と前記保持部との間に前記摺動部材と前記弾性部材を保持したことを特徴とする請求項6記載の電気部品。
  8. 前記本体部には、前記操作軸の軸線方向へのプッシュ操作によって動作するプッシュスイッチが配置され、且つ、該プッシュスイッチの作動力に比較して弾性部材の付勢力の方が強い力に構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電気部品。
  9. 前記軸部の先端側には、断面が略半円状の半円柱状部が形成されていると共に、前記受け部材は前記弾性部材が挿通される基部と、この基部の一方の端部から前記軸部の軸線方向に設けられた穴部とを有し、前記穴部に前記軸部の半円柱状部が圧入されて、前記軸部と前記受け部材とが一体化されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の電気部品。
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