JP2000195375A - 回転操作型電気部品 - Google Patents

回転操作型電気部品

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JP2000195375A
JP2000195375A JP10374197A JP37419798A JP2000195375A JP 2000195375 A JP2000195375 A JP 2000195375A JP 10374197 A JP10374197 A JP 10374197A JP 37419798 A JP37419798 A JP 37419798A JP 2000195375 A JP2000195375 A JP 2000195375A
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JP
Japan
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rotary knob
rotary
snap
tip
guide groove
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JP10374197A
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Shinji Ishikawa
新治 石川
Sotaro Okano
宗太郎 岡野
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Alps Alpine Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Alps Electric Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転操作型電気部品における回転つまみの取
付構造において、スナップ脚に十分な抜去力を設定しつ
つ回転つまみを簡単に操作部材に取り付けられるように
すること。 【解決手段】 スナップ脚20bと位置決め突起20c
とが同方向へ突出形成されている回転つまみ20と、ス
ナップ脚20bを係止するための係止孔18bと位置決
め突起20cを挿入して位置決めするためのガイド溝1
8cとが形成されている回動可能な操作部材18とを具
備し、位置決め突起20cの先端をガイド溝18cへ挿
入した状態でスナップ脚20bの先端と操作部材18と
の間にクリアランスが存し、且つ位置決め突起20cを
ガイド溝18cへ所定量挿入した状態でスナップ脚20
bが係止孔18bに係止されるように寸法設定する。例
えば、操作部材18の上端面を平坦に形成し、回転つま
み20の位置決め突起20cの先端をスナップ脚20b
の先端よりも下方へ突出させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリスイッチ
やロータリボリューム等の回転操作型電気部品に係り、
特に、回転操作される回転つまみの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転操作型電気部品における回
転つまみの取付構造としては、回動可能な操作部材に回
転つまみをスナップイン結合させて一体化するという手
法が、良好な組立性が期待できるため広く採用されてい
る。
【0003】例えば、特開平10−199374号公報
に記載されている複合操作型スイッチの場合、多方向ス
イッチの周囲に配置されたロータリスイッチの円筒状の
ロータ(操作部材)に、一対のスナップ脚(スナップ
爪)と一対の位置決め突起(係合突起)を有する回転つ
まみがスナップイン結合されており、この回転つまみを
正逆いずれかの方向に回転操作することにより、ロータ
が一体的に回転してその回転量や回転方向が検出できる
ようになっている。このロータには、前記スナップ脚の
爪部が嵌入される一対の係止溝と、開口端側に傾斜面を
有し前記位置決め突起が挿入される一対の凹溝とが設け
てあり、各位置決め突起を傾斜面に沿って凹溝内へ挿入
していくと、回転つまみがロータに対し周方向に位置決
めされると共に、弾性変形した状態でロータの外壁面に
押し当てられた各スナップ脚の爪部が係止溝に嵌入して
係止されるため、回転つまみが軸線方向にも位置決めさ
れてロータに一体化された状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにスナップ脚と位置決め突起とを併用して回転つまみ
をロータ(操作部材)に取り付けている従来の回転操作
型電気部品においては、スナップ脚をロータの壁面に弾
接させたまま位置決め突起の先端を凹溝の傾斜面に摺接
させることで、回転つまみをロータに対し周方向に位置
決めしているが、車載用の回転操作型電気部品などでは
回転つまみの脱落を防止するためスナップ脚に大きな抜
去力が要求されるため、組立時に弾性変形した状態でロ
ータの壁面に押し当てられたスナップ脚と該壁面との間
には強い摩擦力が生じてしまう。したがって、スナップ
脚に大きな抜去力が設定されている場合には、回転つま
みをロータに取り付ける際に、前記摩擦力に抗して位置
決め突起の先端を凹溝の傾斜面に摺接させることが容易
でなくなり、回転つまみの周方向の位置決めが図りにく
くなるという不具合が生じる。その結果、回転操作型電
気部品の組立作業性が悪くなって組立コストを押し上げ
たり、スナップ脚に十分な抜去力が設定できなくなって
信頼性を損なうといった問題が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転つまみの
位置決め突起の先端を操作部材のガイド溝へ挿入した状
態でスナップ脚の先端と該操作部材との間にクリアラン
スが存し、且つ前記位置決め突起を前記ガイド溝へ所定
量挿入した状態で前記スナップ脚が操作部材の係止穴に
係止されるように寸法設定することとする。このように
構成すると、回転つまみの位置決め突起の先端部を操作
部材のガイド溝へ挿入して周方向の位置決めを図った後
に、スナップ脚が操作部材の壁面に弾接することになる
ので、該壁面とスナップ脚との間の摩擦力が強くても、
回転つまみを操作部材側へ押し込みさえすれば自動的に
スナップ脚が係止穴に係止されることとなり、よってス
ナップ脚に十分な抜去力を設定しつつ回転つまみを簡単
に操作部材に取り付けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の回転操作型電気部品で
は、スナップ脚を有する回転つまみと、係止穴を有する
回動可能な操作部材とを備え、前記スナップ脚を前記係
止穴に係止することにより前記回転つまみを前記操作部
材に冠着して一体化し、前記回転つまみを回転操作して
その回転動作に応じた信号を出力する回転操作型電気部
品において、前記回転つまみに前記スナップ脚と同方向
へ突出する位置決め突起を設けると共に、前記操作部材
に前記位置決め突起を位置決めするためのガイド溝を設
け、前記位置決め突起の先端を前記ガイド溝へ挿入した
状態で前記スナップ脚の先端と該操作部材との間にクリ
アランスが存し、且つ前記位置決め突起を前記ガイド溝
へ所定量挿入した状態で前記スナップ脚が前記係止穴に
係止されるように寸法設定した。
【0007】例えば、回転つまみを位置決め突起の先端
がスナップ脚の先端よりも突出する形状に設定し、且
つ、操作部材のうち回転つまみが冠着される側の端面
を、ガイド溝が臨出する個所と軸線方向に係止穴が位置
する個所とが略同等の高さになる形状に設定すればよ
い。あるいは、回転つまみを位置決め突起の先端がスナ
ップ脚の先端よりも突出することのない形状に設定し、
且つ、操作部材のうち回転つまみが冠着される側の端面
を、ガイド溝が臨出する個所を軸線方向に係止穴が位置
する個所よりも高くに位置させた形状に設定してもよ
い。
【0008】また、スナップ脚と位置決め突起とを回転
つまみの周方向に沿って略90度の間隔で配置させる構
成にすれば、位置決め突起とガイド溝との係合によっ
て、係止穴に嵌入しているスナップ脚を該係止穴から離
脱させる向きの揺動が回転つまみに生じにくくなるの
で、操作部材に対して回転つまみが外れにくくなる。こ
の場合、ガイド溝が軸線方向に沿って延びる矩形状に形
成してあれば、より効果的である。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は多方向スイッチとロータリスイッチとを組み合わ
せてなる複合操作型電気部品の断面図、図2は図1に示
す多方向スイッチの本体の分解斜視図、図3は図1に示
すロータリスイッチの本体の分解斜視図、図4は図1に
示すロータリスイッチの回転つまみと本体とを示す斜視
図、図5は図1,4に示す回転つまみの断面図、図6は
図5に示す回転つまみの底面図である。
【0010】図1に示す複合操作型電気部品は、内側の
多方向スイッチと外側のロータリスイッチとを組み合わ
せて構成されており、それぞれに操作用のつまみが取り
付けられている。
【0011】内側の多方向スイッチは、上面を開口端と
なした合成樹脂製の内側ハウジング1と、この内側ハウ
ジング1の開口端に被着された合成樹脂製の蓋体2と、
内側ハウジング1と蓋体2により画成されている収納空
間14内に傾倒自在に保持され、蓋体2を通って上方へ
突出する金属製の操作レバー3とを具備しており、操作
レバー3の上端に内側つまみ4が取り付けられている。
【0012】内側ハウジング1の開口端側の内側壁には
90度の間隔を保って4つのストッパ用切欠き部1aが
形成されており、蓋体2の上端部には各切欠き部1aと
対応する方向に延びる十文字形状のガイド溝2aが形成
され、前記操作レバー3は十文方向のみ傾動可能として
いる。また、内側ハウジング1の内底面に第1の固定接
点5とコモン接点6が配設され、コモン接点6上に第1
の固定接点5と接離するドーム状の第1の可動接点板7
が載置されており、これら第1の固定接点5と第1の可
動接点板7とで1つの常開スイッチS1が構成されてい
る。第1の可動接点板7と操作レバー3の下端との間に
は押圧片8と緩衝ゴム9が介設されている。操作レバー
3の外側に合成樹脂製の駆動体10が嵌合されており、
これら操作レバー3と駆動体10はスプライン結合され
て軸線方向のみ相対移動できるようになっている。駆動
体10に第2の可動接点板11が固定されており、第2
の可動接点板11は導電性のコイルばね12の付勢力に
よって蓋体2の下面に圧接されている。この第2の可動
接点板11の外周縁には90度の間隔を保って4つの突
片11aが形成されており、これらの突片11aは内側
ハウジング1の内側壁の各ストッパ用切欠き部1aに挿
入されて周方向の回り止めがなされている。
【0013】蓋体2の下面には4つの第2の固定接点1
3が周方向に所定間隔を保って配設されており、これら
第2の固定接点13群と第2の可動接点板11とで4つ
の常閉スイッチS2が構成され、各常閉スイッチS2と
常開スイッチS1はコイルばね12を介して導通されて
いる。なお、蓋体2の上面には取付脚15aを有する金
属製の取付板15が被せられ、この脚部15aを折り曲
げることによって蓋体2は内側ハウジング1に一体化さ
れている。また、操作レバー3を蓋体2のガイド溝2a
に沿って傾倒させていくと、第2の可動接点板11の1
つの突片11aが対応するストッパ用切欠き部1a内の
底面に当接した直後に、操作レバー3が傾倒方向に位置
するガイド溝2aの端部に当接して、内側ハウジング1
と蓋体2の2か所で操作レバー3の傾倒方向への移動を
規制するようにしてある。
【0014】このように構成された多方向スイッチにお
いて、内側つまみ4によって操作レバー3を図1に示す
中立位置からガイド溝2aに沿って傾倒させると、第2
の可動接点板11が傾倒方向の反対側に位置する第2の
固定接点13を支点として回転し、4つの常閉スイッチ
S2のうちの1つだけオンしたまま残りが全てオフにな
る。さらに操作レバー3を同方向へ傾倒させると、操作
レバー3の下端が緩衝ゴム9と押圧片8を介して第1の
可動接点板7を押圧し、第1の可動接点板7が第1の固
定接点5に接触した時点で常開スイッチS1がオンにな
る。その結果、常開スイッチS1と1つの常閉スイッチ
S2との間に導通路が形成されるため、例えば第1の固
定接点5と各第2の固定接点13間の出力信号をマイコ
ンに取り込めば、どの第2の固定接点13からオン信号
が出力されるかによって操作レバー3の傾倒方向を判定
することができる。一方、操作レバー3を図1に示す中
立位置で押し込むと、駆動体10と第2の可動接点板1
1は移動せず、操作レバー3のみが真下に移動して、緩
衝ゴム9と押圧片8を介して第1の可動接点板7を押圧
する。そして、第1の可動接点板7が第1の固定接点5
に接触した時点で、常開スイッチS1と全ての常閉スイ
ッチS2との間に導通路が形成されるため、各第2の固
定接点13からの4つのオン信号に基づいて、マイコン
により操作レバー3のプッシュ動作が検出できる。
【0015】一方、外側のロータリスイッチは、合成樹
脂製の外側ハウジング16と、外側ハウジング16の外
周縁に一体化された円筒状のカバー17と、外側ハウジ
ング16とカバー17との間に挿入されて上方へ突出す
るリング状の操作部材(ロータ)18とを具備してお
り、外側ハウジング16の内底面にはスイッチパターン
が形成されている。回動自在に保持されている操作部材
18の下面には摺動子片19が取り付けられており、こ
の摺動子片19は前記スイッチパターンに弾接してい
る。操作部材18の上端部に外側つまみ(回転つまみ)
20が取り付けられており、この外側つまみ20の凹部
20a内に多方向スイッチの内側つまみ4が位置してい
る。外側つまみ20の底部には図5,6に示すように、
一対のスナップ脚20bと一対の位置決め突起20cと
が下方へ突出形成されており、爪部を有するスナップ脚
20bとそれよりも若干下方へ延びている位置決め突起
20cとが90度の間隔を保って交互に配設されてい
る。操作部材18の円筒部18aには90度の間隔を保
って交互に、スナップ脚20bを係止するための係止孔
18bと、位置決め突起20cを挿入して位置決めする
ためのガイド溝18cとが形成されている。
【0016】外側つまみ20は図4に示すように上方か
ら操作部材18に取り付けられる。その際、まず位置決
め突起20cの先端部を円筒部18aのガイド溝18c
へ挿入していくことにより、周方向の位置決めを完了し
た状態でスナップ脚20bの爪部を円筒部18aの外壁
面に弾接させることができるので、そのまま外側つまみ
20をガイド溝18cに沿って押し込めばスナップ脚2
0bの爪部が係止孔18bに嵌入して、外側つまみ20
と操作部材18が一体化された状態となる。
【0017】操作部材18には円筒部18aの周囲に、
図3に示すように連続したカム山18dが形成されてお
り、操作部材18を回転させたときにカム山18dと係
脱してクリック感触を生起するクリックばね21が、カ
バー17の下面に取り付けられている。なお、カバー1
7の上面には取付脚22aを有する金属製の取付板22
が被せられ、この脚部22aを折り曲げることによって
カバー17は外側ハウジング16に一体化されている。
【0018】このように構成されたロータリスイッチに
おいて、外側つまみ20を操作して操作部材18を正逆
いずれかの方向へ回転させると、クリックばね21とカ
ム山18dとの係脱によりクリック感触が生起されると
共に、摺動子片19が前記スイッチパターン上を摺動し
て、操作部材18の回転量に応じたパルス信号が出力さ
れる。
【0019】上述したように本実施例に係るロータリス
イッチでは、外側つまみ20の位置決め突起20cをス
ナップ脚20bよりも下方へ突出させておくことによ
り、位置決め突起20cの先端部を操作部材18のガイ
ド溝18cへ挿入して周方向の位置決めを図った後に、
スナップ脚20bが円筒部18aの外壁面に弾接するよ
うにしてあるので、円筒部18aとスナップ脚20bと
の間の摩擦力が強くても、外側つまみ20を操作部材1
8側へ押し込みさえすれば自動的にスナップ脚20bが
係止孔18bに係止されることとなり、よってスナップ
脚20bに十分な抜去力を設定しつつ外側つまみ20を
簡単に操作部材18に取り付けることができる。なお、
爪部を外向きに設けたスナップ脚の場合は、操作部材1
8の内壁面に弾接させてから係止孔等に嵌入させればよ
い。
【0020】また、本実施例に係るロータリスイッチで
は、スナップ脚20bと位置決め突起20cとが外側つ
まみ20の周方向に沿って90度の間隔で配置させてあ
り、位置決め突起20cがガイド溝18c内で幅方向に
移動することはほとんどないので、操作部材18に取り
付けた外側つまみ20には、係止孔18bに嵌入してい
るスナップ脚20bを該係止孔18bから離脱させる向
きの揺動が生じにくくなっており、それゆえ操作部材1
8に対して外側つまみ20が外れにくくなっている。
【0021】なお、上述した実施例では操作部材18の
上端面が平坦面なので位置決め突起20cをスナップ脚
20bよりも下方へ突出させているが、両者20b,2
0cの下端位置が略同等であっても、操作部材18の上
端面のうちガイド溝18cが臨出する個所を他所よりも
高くに位置させるなど形状を適宜設定すれば、スナップ
脚20bを操作部材18の壁面に弾接させる前に位置決
め突起20cの先端をガイド溝18cに挿入して周方向
の位置決めを図ることができる。
【0022】また、上述した実施例では複合操作型電気
部品のロータリスイッチにおける外側つまみ20の取付
構造について述べているが、本発明のつまみ取付構造が
複合操作型電気部品に限定されないことは言うまでもな
く、ロータリボリュームなど他の回転操作型電気部品に
おけるつまみ取付構造にも適用可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】回転つまみにスナップ脚と同方向へ突出す
る位置決め突起を設けると共に、操作部材に位置決め突
起を位置決めするためのガイド溝を設け、位置決め突起
の先端をガイド溝へ挿入した状態でスナップ脚の先端と
操作部材との間にクリアランスが存し、且つ位置決め突
起をガイド溝へ所定量挿入した状態でスナップ脚が係止
穴に係止されるように寸法設定すると、回転つまみの位
置決め突起の先端部を操作部材のガイド溝へ挿入して周
方向の位置決めを図った後に、スナップ脚が操作部材の
壁面に弾接することになるので、該壁面とスナップ脚と
の間の摩擦力が強くても、回転つまみを操作部材側へ押
し込みさえすれば自動的にスナップ脚が係止穴に係止さ
れることとなり、よってスナップ脚に十分な抜去力を設
定しつつ回転つまみを簡単に操作部材に取り付けること
ができる。
【0025】また、スナップ脚と位置決め突起とを回転
つまみの周方向に沿って略90度の間隔で配置させる構
成にすれば、位置決め突起とガイド溝との係合によっ
て、係止穴に嵌入しているスナップ脚を該係止穴から離
脱させる向きの揺動が回転つまみに生じにくくなるの
で、操作部材に対して回転つまみが外れにくくなる。こ
の場合、ガイド溝が軸線方向に沿って延びる矩形状に形
成してあれば、より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】多方向スイッチとロータリスイッチとを組み合
わせてなる複合操作型電気部品の断面図である。
【図2】図1に示す多方向スイッチの本体の分解斜視図
である。
【図3】図1に示すロータリスイッチの本体の分解斜視
図である。
【図4】図1に示すロータリスイッチの回転つまみと本
体とを示す斜視図である。
【図5】図1,4に示す回転つまみの断面図である。
【図6】図5に示す回転つまみの底面図である。
【符号の説明】
16 外側ハウジング 17 カバー 18 操作部材(ロータ) 18a 円筒部 18b 係止孔(係止穴) 18c ガイド溝 19 摺動子片 20 外側つまみ(回転つまみ) 20b スナップ脚 20c 位置決め突起
フロントページの続き (72)発明者 岡野 宗太郎 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5G019 CX05 SK02 SK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スナップ脚を有する回転つまみと、係止
    穴を有する回動可能な操作部材とを備え、前記スナップ
    脚を前記係止穴に係止することにより前記回転つまみを
    前記操作部材に冠着して一体化し、前記回転つまみを回
    転操作してその回転動作に応じた信号を出力する回転操
    作型電気部品において、 前記回転つまみに前記スナップ脚と同方向へ突出する位
    置決め突起を設けると共に、前記操作部材に前記位置決
    め突起を位置決めするためのガイド溝を設け、前記位置
    決め突起の先端を前記ガイド溝へ挿入した状態で前記ス
    ナップ脚の先端と該操作部材との間にクリアランスが存
    し、且つ前記位置決め突起を前記ガイド溝へ所定量挿入
    した状態で前記スナップ脚が前記係止穴に係止されるよ
    うに寸法設定したことを特徴とする回転操作型電気部
    品。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記回転つま
    みを前記位置決め突起の先端が前記スナップ脚の先端よ
    りも突出する形状に設定し、且つ、前記操作部材のうち
    前記回転つまみが冠着される側の端面を、前記ガイド溝
    が臨出する個所と軸線方向に前記係止穴が位置する個所
    とが略同等の高さになる形状に設定したことを特徴とす
    る回転操作型電気部品。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記回転つま
    みを前記位置決め突起の先端が前記スナップ脚の先端よ
    りも突出することのない形状に設定し、且つ、前記操作
    部材のうち前記回転つまみが冠着される側の端面を、前
    記ガイド溝が臨出する個所を軸線方向に前記係止穴が位
    置する個所よりも高くに位置させた形状に設定したこと
    を特徴とする回転操作型電気部品。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの記載におい
    て、前記スナップ脚と前記位置決め突起とを前記回転つ
    まみの周方向に沿って略90度の間隔で配置させたこと
    を特徴とする回転操作型電気部品。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記操作部材
    の前記ガイド溝が軸線方向に沿って延びる矩形状に形成
    してあることを特徴とする回転操作型電気部品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7692528B2 (en) 2005-04-27 2010-04-06 Panasonic Corporation Rotary electronic component
JP2012003942A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Panasonic Corp 回転操作スイッチ
JP2012033357A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Yuhshin Co Ltd スイッチ装置
CN111506152A (zh) * 2019-01-30 2020-08-07 和硕联合科技股份有限公司 旋钮组件及具旋钮组件的飞梭结构

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