JP2538101Y2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2538101Y2
JP2538101Y2 JP9019490U JP9019490U JP2538101Y2 JP 2538101 Y2 JP2538101 Y2 JP 2538101Y2 JP 9019490 U JP9019490 U JP 9019490U JP 9019490 U JP9019490 U JP 9019490U JP 2538101 Y2 JP2538101 Y2 JP 2538101Y2
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JP
Japan
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button handle
reversing
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哲 上野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、操作ハンドル部分をピアノハンドル式とし
たスイッチに関するものである。
[従来の技術] 第9図〜第11図は従来のピアノ操作型スイッチの要部
を示し、ピアノ操作式の化粧ハンドルにて下方に駆動さ
れる押釦ハンドル32の下面にはスライドカム33が配設さ
れ、また、押釦ハンドル32の下面には復帰ばね37が配置
されて、押釦ハンドル32を上方へ付勢するようにしてい
る。接点を開閉する反転ハンドル31は、スライドカム33
の横方向にスライドしながらの下動にて回動されるよう
になっている。尚、各部材の動作は実施例の部分にて後
述する。スライドカム33の内側には略ハ字型にばね片33
aが形成されていて、押釦ハンドル32の下面に形成され
ている復帰用のリブ32A′にその両側面を弾接し、該ば
ね片33aにてスライドカム33が復帰するようになってい
る。
[考案が解決しようとする課題] スライドカム33は第10図の矢印に示すように左右方向
にスライドするものであり、スライド後は、リブ32A′
に弾接するばね片33aにて復帰する。ところが、押釦ハ
ンドル32に形成されているリブ32A′は左右対称に形成
されておらず、そのため、スライドカム33の押釦ハンド
ル32への組立方向があり、逆組をすると、確実な動作が
できないことになる。従って、組立時にスライドカム33
の組立方向を確認する必要があり、組立時間がかかり、
また、組立ミスを起こすこともあるという問題があっ
た。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
逆組の発生をなくして組立性の向上を図ることを目的と
したスイッチを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、リブをスライドカムのばね片が弾接する方
向に対して左右対称に形成し、スライドカムをリブに対
して左右対称に形成すると共に、表裏対称に形成したも
のである。
[作用] 而して、スライドカムを押釦ハンドルに対して左右、
表裏のどちらかの方向に組み込んでも、逆組が生じず、
組立性の向上を図っている。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第6図及び第7図に示す押釦スイッチ5は合成樹脂製
のボディ5aと、合成樹脂製のカバー5bとで器体が形成さ
れ、カバー5bの対向する一対の側面から垂下したボディ
係止脚10に設けたボディ係止孔10aをボディ5aの係止突
起9に係止させて結合する。
カバー5bには更に両側面に、第8図に示す金属製の取
付枠2の両側片2b,2bの縦辺に穿設してある一対の係止
孔8に夫々対応した係止爪11a,11bを夫々一体に突設
し、一方の係止爪11bの背部にはカバー5bの外壁を上下
に貫通した孔よりなるたわみ代を得るための空間12を形
成して、係止爪11bが内側へ弾性的にたわむことができ
るようになっている。
ボディ5aの両側には接続端子収納部13,14が形成さ
れ、一方の接続端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ば
ね16、解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続
端子収納部14には第1の接続端子部を構成する端子板1
8、鎖錠ばね19と、第2の接続端子部を構成する端子板2
0、鎖錠ばね21とを収納し、また第1、第2の接続端子
部に共通の解除釦22を収納している。
共通端子板15の端部より延出形成した支持板15aがボ
ディ5aの中央収納部23の底部に配置され、その上に開閉
体24を回動自在に支持している。
端子板18には延設片18aが設けてあって、この延設片1
8aは隔壁14aを乗り越えて中央収納部23内に延出してあ
り、更に隔壁14a側に近接しており、この延設片18aには
固定接点25aを設けている。
また端子板20はボディ5aの内壁に沿わせて中央収納部
23内に延設し、その先端を接続端子収納部13の隔壁に沿
うように折り曲げ、その折り曲げ片20aの先端に上記固
定接点25aに対応する固定接点25bを設けている。
上記開閉体24は導電板により形成してあり、中央収納
部23内に入れられ、両端下部に設けた突部28を中央収納
部23の側壁及び中枠60に設けたV状凹部27にはめ込んで
下端縁が上記支持板15aに接した状態でV状凹部27の下
部を中心に回動自在となっている。そして、開閉体24の
上部両面に設けてある可動接点29を回動に応じて固定接
点25a,25bに接触、開離して、共通接続端子部と、第1,
又は第2の接続端子部との間をオン、オフするようにな
っている。
この開閉体24を反転駆動するのがコイルスプリング30
と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル32及びスライドカ
ム33等とから構成される反転機構である。
コイルスプリング30は上記開閉体24の横片の上縁に設
けたばね座24aに下部を係止させ、上部を反転ハンドル3
1の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入させて
反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて開閉体24を
反転駆動するようになっている。
反転ハンドル31はカバー5bの凹部51の底部に開口した
孔52に下方から凹部51内に挿入され、反転ハンドル31の
下部の筒部31aの両側に設けた逆三角形状の軸31cをカバ
ー5bの内壁の軸受け50に回動自在に枢支してあり、反転
ハンドル31の上部の両側には上記スライドカム33に掛合
する掛合突起34,34を突設している。
押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部51の両側内壁面
に形成された上下方向の係止溝35に係止突起36,36を係
止して上下動自在に凹部51内に収納されており、平片37
bから下向きに開拡した2つの復帰ばね片37a,37aを下方
に向けて一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに
穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を圧入することにより、押釦ハンドル32下
面に取り付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a、37a先
端を凹部51の底面に弾接することにより上方に常時付勢
されている。
スライドカム33は第7図に示すようにポリアセタール
のような弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形さ
れたもので、対向する側辺部の下面に上記反転ハンドル
31の掛合突起34に対応する掛合カム体38を突設し、更に
別の側辺部の中央部にはハ状に一体突設した一対のばね
片33a,33aを備え、このばね片33a,33aの先端間に押釦ハ
ンドル32の下面に形成しているリブ32Aを挿入して押釦
ハンドル32の下面においてスライドカム33を摺動自在に
装着し且つばね片33a,33aの弾性によって反摺動方向へ
の復帰力を与えるようになっている。
押釦ハンドル32の下面に形成したリブ32Aは第1図に
示すように、スライドカム33のばね片33aの弾接方向に
対して左右対称に形成している。また、スライドカム33
を左右、表裏対称に形成して、スライドカム33を押釦ハ
ンドル32に第1図(a)とは逆に同図(c)に示すよう
に逆組した場合でも、ばね片33aがリブ32Aの端部に対し
て同等の復帰力が得られるようになっている。つまり、
スライドカム33を左右逆に組んだり、また、表裏逆に組
んでも、スライドカム33は正常に動作を行う。尚、スラ
イドカム33の掛合カム体38は両側の表裏に夫々形成して
おり、スライドカム33が表裏逆に組んだ場合でも、反転
ハンドル31との係合ないし摺動がスムーズに行われるよ
うにしてある。尚、第1図〜第4図において、各図
(c)は夫々各図(a)とは逆に組み込んだ場合を示し
ている。しかし、リブ32A等を対称に形成しているた
め、動作は正常に行われる。
このように構成した押釦スイッチ5は第8図に示す金
属製の取付枠2の窓孔6に下方からカバー5bを嵌めるよ
うにして、取付枠2の一方の側片2bの縦辺下端をカバー
5bの周辺上面に当接した状態でこの当接点を支点として
回動させれば支点側の係止爪11aが係止孔8に係入し、
他方の側片2bの縦辺の下端は係止爪11bを空間12のたわ
み代と、カバー5bの材質の弾性力によって内方向に押圧
させて係止爪11bを乗り越え、係止爪11bを係止孔8に係
入させる。係入爪11a,11bを係止孔8,8に夫々係入させて
係止固定された押釦スイッチ5は押釦ハンドル32を取付
枠2の窓孔6より突出させる。
このようにして取付枠2に取り付けた押釦スイッチ5
には化粧ハンドル43が付設される。この化粧ハンドル43
は第7図に示すように一側縁に設けた支点リブ43aをカ
バー5aの一側部の凹部54に回動自在に係止し、また、化
粧ハンドル43の他側縁に形成した係止足43bをカバー5a
の他側部の係止空間47に上下動自在に係止して装着され
ている。この化粧ハンドル43の他側部を押操作すること
で、支点リブ43aの部分を支点として回動自在となって
おり、該化粧ハンドル43を押し回動させることにより押
釦ハンドル32を押し駆動できるようになっている。
次に、第1図〜第5図に基づいて本考案ピアノハンド
ル式スイッチの動作を説明する。
まず、第5図(a)において化粧ハンドル43を押し下
げると、第1図に示すように、押釦ハンドル32を復帰ば
ね片37aに抗して押し下げ、押釦ハンドル32の押し下げ
によりスライドカム33が下降してスライドカム33の一方
(第1図(a)において左側)の端部の掛合カム体38の
内側傾斜面の基部付近が傾いた状態にある反転ハンドル
31の上側(第1図(b)において左側)の掛合突起34に
当たり、更に押釦ハンドル32を押すと掛合カム体38の内
側傾斜面に沿うように掛合突起34が押し下げられて反転
ハンドル31が反転回動する。この場合、押釦ハンドル32
の押し下げによる反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起
34が第2図と第3図の(b)のように反時計回りに回動
し、この回動に伴って掛合突起34により掛合カム体38が
ばね片33aに抗して第3図(b)に示すように左側にス
ライドし、反転ハンドル32の反転の途中で反転ハンドル
32が水平を越える位置以上に回動して他方の掛合突起34
が上昇してもスライドカム33が左側にスライドしている
ことで他方の端部(第3図(b)において右側)の端部
の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側に位置す
ることとなって反転ハンドル31の反転回動の支障となら
ないようになっている。
ここで、反転ハンドル31の掛合突起34の内側に内側傾
斜面を形成しておくと、掛合突起34が上昇回動する際に
内側に位置する掛合カム体38が干渉しないように内側傾
斜面で逃げることができる。また、上記のように押釦ハ
ンドル32の押し下げにより反転ハンドル31を反転回動す
るに当たり、スライドカム33のばね片33aに抗してスラ
イドカム33をスライドしながら反転ハンドル31を反転す
ることで反転ハンドル31とスライドカム33とが摺動摩擦
抵抗を受けずスムーズに反転ハンドル31を反転回動させ
ることができる。
上記のようにして反転ハンドル31を反転回動させると
コイルスプリング30が反転揺動して開閉体24が反転し、
可動接点29が接触している一方の固定接点25aから開離
して、他方の固定接点25bに接触するのである。
この反転後化粧ハンドル43の押し下げ力を解除する
と、復帰ばね37の復帰ばね片37aで押釦ハンドル32が押
し上げられて、化粧ハンドル43も元の状態に戻ることに
なる。同時にスライドカム33もばね片33aのばね力で中
央部位に摺動復帰して第4図に示すようになる。この状
態で化粧ハンドル43を押し下げれば上述と同様な操作に
よって開閉体24を反転することができるのである。この
反転後において化粧ハンドル43の押し下げ力を解除すれ
ば第1図の状態に戻ることになる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、リブをスライドカムのばね片
が弾接する方向に対して左右対称に形成し、スライドカ
ムをリブに対して左右対称に形成すると共に、表裏対称
に形成したものであるから、スライドカムを押釦ハンド
ルに対して左右、表裏のどちらかの方向に組み込んで
も、逆組が生じず、組立性の向上を図ることができる効
果を奏するものである。また、逆組が生じないので、自
動組立化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例の動作説明図、第5図
(a)(b)は夫々同上の断面図、第6図は同上の分解
斜視図、第7図は同上の分解斜視図、第8図は同上の取
付枠の斜視図、第9図は従来例の要部分解斜視図、第10
図は同上の背面図、第11図は同上の側面図である。 31は反転ハンドル、32は押釦ハンドル、32Aはリブ、33
はスライドカム、33aはばね片、37は復帰ばねである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に復帰用のリブを有し上下動自在に配
    置された押釦ハンドルと、押釦ハンドルのリブの両側面
    に弾接するばね片を有し横方向に移動自在に押釦ハンド
    ルの下面に配置されたスライドカムと、押釦ハンドルの
    下面側に配置されて該押釦ハンドルを上方へ付勢する復
    帰ばねと、押釦ハンドルの下動に伴うスライドカムの下
    動により端部が押接されて回動すると共に、該回動動作
    にてスライドカムを横の一方向にスライドさせる反転ハ
    ンドルとを備え、反転ハンドルの回動反転動作にて接点
    を開閉し、押釦ハンドルへの力の解除にて復帰ばねの復
    帰力で押釦ハンドル及びスライドカムを上動させ、スラ
    イドカムの上動に伴いばね片の復帰力にてスライドカム
    を復帰させるようにしたスイッチにおいて、上記リブを
    スライドカムのばね片が弾接する方向に対して左右対称
    に形成し、スライドカムをリブに対して左右対称に形成
    すると共に、表裏対称に形成したことを特徴とするスイ
    ッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230051866A (ko) * 2021-10-12 2023-04-19 김동진 푸쉬 스위치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230051866A (ko) * 2021-10-12 2023-04-19 김동진 푸쉬 스위치
KR102605514B1 (ko) * 2021-10-12 2023-12-01 김동진 푸쉬 스위치

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