JP2530295Y2 - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents

ピアノハンドル式スイッチ

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JP2530295Y2 JP1990048806U JP4880690U JP2530295Y2 JP 2530295 Y2 JP2530295 Y2 JP 2530295Y2 JP 1990048806 U JP1990048806 U JP 1990048806U JP 4880690 U JP4880690 U JP 4880690U JP 2530295 Y2 JP2530295 Y2 JP 2530295Y2
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光弘 高城
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はピアノハンドル式スイッチの構造に関するも
のである。
[従来の技術] 住宅等において一般的に使用される300V、15A定格の
スイッチにおいて従来は波動スイッチが使用されてい
た。
[考案が解決しようとする課題] ところで従来例の波動スイッチは操作性やデザインに
問題がある。特にオン、オフにより波動スイッチのハン
ドル面の凹凸があり外観がよくないものである。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、ピアノハンドル
を押し込んでも内部が見えたりすることがなく、しかも
プレート枠と化粧プレートとの外周部分に一体感が得ら
れて外観を向上させることができ、そのうえ化粧プレー
トはプレート枠と一体的な外観を呈していながら、プレ
ート枠から取外して化粧プレートのみの交換が可能とな
り、化粧プレートのデザインを容易に変えることができ
ると共に、プレート枠の部材の共通化を図ることができ
るピアノハンドル式スイッチを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のピアノハンドル式スイッチは、ピアノハンド
ル43を有するスイッチ5を取り付けた取付枠2と、この
取付枠2に取り付けられるプレート枠Pと、このプレー
ト枠Pを覆う化粧プレートKとを備え、上記プレート枠
Pは断面略階段状に形成されており、プレート枠Pの開
口縁に沿ってスイッチハンドル43がはめ込まれる立ち上
がり部1Pを設け、該立ち上がり部1Pの上端部に化粧プレ
ートKの開口部の下面部を当接させると共に、化粧プレ
ートKの外端部の下面部をプレート枠Pの外端部と略面
一となるように当接させて成るものであって、このよう
な構成を採用することで、上記した従来例の問題点を解
決して本考案の目的を達成したものである。
[作用] 本考案によれば、ピアノハンドル43を一側端部側の支
点部を支点として他端部側を下方に押し下げることでス
イッチ5のオン、オフ操作をするのであるが、プレート
枠Pの開口縁に沿って立ち上がり部1Pを設けることで、
ピアノハンドル43の支点部と反対側の他端部が深く押し
込まれても立ち上がり部1Pの高さにより内部が見えない
ようにできた。また、ピアノハンドルを有するスイッチ
の取付枠2に取り付けられるプレート枠Pを断面略階段
状としたことにより、プレート枠Pの強度を高めること
ができ、しかもこのプレート枠Pを化粧プレートKで覆
うにあたって、プレート枠Pの開口縁に沿って設けた立
ち上がり部1Pの上端部に化粧プレートKの開口部の下面
部を当接させることによって、ピアノハンドルのスイッ
チハンドル43を押した時に生じる隙間から内部が見える
のをプレート枠Pの立ち上がり部1Pによって防止でき、
ハンドルの押し込み操作時の外観を向上させることがで
き、さらに化粧プレートKの外端部の下面部をプレート
枠Pの外端部と略面一となるように当接させることによ
って、プレート枠Pと化粧プレートKとの外周部分に一
体感が得られて外観を向上させることができ、そのうえ
化粧プレートKはプレート枠Pと一体的な外観を呈して
いながら、プレート枠Pから取外して化粧プレートKの
みの交換が可能であるから、化粧プレートKのデザイン
を容易に変えることができるものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図に本考案の全体を示す概略断面図が示してあ
る。第1図において、スイッチ5は取付枠2に取り付け
てあり(スイッチ5を取付枠2に取り付ける詳細は後述
する)、この取付枠2は建造物の壁下地100開口部の縁
にねじ具等の固着具により固着してある。そして、壁下
地100にはクロス等の表面仕上げ材101が張られ、取付枠
2にねじにより取り付けたプレート枠Pがクロス等の表
面仕上げ材101を押圧するようになっている。プレート
枠Pには化粧プレートKが取り付けられて化粧プレート
Kによりプレート枠Pの前面を覆うようになっている。
次に、第1図に示す各部材の詳細につき説明する。
第4図(c)に示すスイッチ5は押釦式のものあり、
合成樹脂製のボディ5aと、合成樹脂製のカバー5bとで器
体を形成してあり、カバー5bの対向する一対の側面から
垂下したボディ係止脚10に設けたボディ係止孔10aをボ
ディ5aの係止突起9に係止させて結合する。押釦スイッ
チ5は規格化された配線器具の1モジュールの大きさに
形成してある。
カバー5bには更に両側面に取付枠2の両側片2b,2bの
縦辺に穿設してある係止孔8に対応した係止爪11a,11b
を夫々一体突設し、一方の係止爪11bの背部にはカバー5
bの外壁を上下に貫通した孔よりなるたわみ代を得るた
めの空間12を形成して、係止爪11bが背方へ弾性的にた
わむことができるようになっている。カバー5bの上部の
一端部側には係止用突部70が設けてあり、この係止用突
部70よりもやや内側において支点用突起71が突設してあ
り、更に、カバー5bの上部の他端部には孔部72が設けて
あり、孔部72の開口縁が係止縁72aとなっている。
ボディ5aの両側に接続端子収納部13,14を形成し、一
方の接続端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ばね16、
解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続端子収
納部14には第1の接続端子部を構成する端子板18、鎖錠
ばね19と、第2の接続端子部を構成する端子板20、鎖錠
ばね21とを収納し、また第1、第2の接続端子部に共通
の解除釦22を収納している。
端子板18には延設片18aが設けてあって、この延設片1
8aは隔壁14aを乗り越えて中央収納部23内に延出してあ
り、更に隔壁14a側に近接しており、この延設片18aには
固定接点25aを設けている。
また端子板20はボディ5aの内壁に沿わせて中央収納部
23内に延設し、その先端を接続端子収納部13の隔壁に沿
うように折り曲げ、その折り曲げ片20aの先端に上記固
定接点25aに対応する固定接点25bを設けている。
開閉体24は導電板により形成してあり、中央収納部23
内に入れられ、両端下部に設けた突部28を中央収納部23
の側壁に設けたV状凹部27にはめ込んで下端縁が上記支
持板15aに接した状態でV状凹部27の下部を中心に回動
自在となっている。そして、開閉体24の上部両面に設け
てある可動接点29を回動に応じて固定接点25a,25bに接
触、開離して、共通接続端子部と、第1,又は第2の接続
端子部との間をオン、オフするようになっている。
この開閉体24を反転駆動するのがコイルスプリング30
と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル32及びスライドカ
ム33等とから構成される反転機構である。
コイルスプリング30は上記開閉体24の横片の上縁に設
けたばね座24aに下部を係止させ、上部を反転ハンドル3
1の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入させて
反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて開閉体24を
反転駆動するようになっている。
反転ハンドル31はカバー5bの凹部51の底部に開口した
孔52に下方から凹部51内に挿入され、反転ハンドル31の
下部の筒部31aの両側に設けた逆三角形状の軸31cをカバ
ー5bの内壁の軸受け50に回動自在に枢支してあり、反転
ハンドル31の上部の直方体部31bの両側上部には上記ス
ライドカム33に掛合する掛合突起34,34を突設してい
る。
押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部51の両側内壁面
に形成された上下方向の係止溝35に係止突起36,36を係
止して上下動自在に凹部51内に収納されており、平片37
bから下向きに開拡した2つの復帰ばね片37a,37aを下方
に向けて一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに
穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を挿入することにより、押釦ハンドル32下
面に取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,37a先端
を凹部51の底面に弾接することにより上方に常時付勢さ
れている。
スライドカム33はポリアセタールのような弾性に富む
熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたもので、対向す
る側辺部の下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に対
応する掛合カム体38を突設し、更に別の側辺部の中央部
にはハ状に一体突設した一対のばね片33a,33aを備え、
このばね片33a,33aの先端間に押釦ハンドル32の下面に
形成している突起32Aを挿入して押釦ハンドル32の下面
においてスライドカム33を摺動自在に装着し且つばね片
33a,33aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与える
ようになっている。
このように構成した押釦スイッチ5は第4図(d)に
示す金属製の取付枠2の窓孔6に下方からカバー5bを嵌
めるようにして、取付枠2の一方の側片2bの縦辺下端を
カバー5bの周辺上面に当接した状態でこの当接点を支点
として回動させれば支点側の係止爪11aが係止孔8に係
入し、他方の側片2bの縦辺の下端は係止爪11bを空間12
のたわみ代と、カバー5bの材質の弾性力によって内方向
に押圧させて係止爪11bを乗り越え、係止爪11bを係止孔
8に係入させる。係止爪11a,11bを係止孔8,8に夫々係入
させて係止固定された押釦スイッチ5は押釦ハンドル32
を取付枠2の窓孔6より突出させる。
このようにして取付枠2に取付けた押釦スイッチ5に
はピアノハンドル43が付設される。このピアノハンドル
43は第4図(d)、第4図(e)に示すようなもので、
ピアノハンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバー5
bの係止用突部70に係止し、支点用突起71にピアノハン
ドル43の下面を当てた状態でピアノハンドル43の他側端
縁の係止足43bをカバー5bの他方の端部の孔部72に上下
移動自在に差し込むと共に係止足43bの係止部分を孔部7
2の係止縁72aに係止してある。そして係止足43a及び係
止足43bの係止を外すとピアノハンドル43を取り外すこ
とができる。ピアノハンドル43を上記のようにして取付
けた状態で、該ピアノハンドル43を押し回動させること
により押釦ハンドル32を押し駆動できるようになってい
る。そして、この状態で押釦ハンドル32の上面の半円状
突部73がピアノハンドル43の下面に当たっている。ここ
で、カバー5bの下面に設けた支点用突起71に代えてピア
ノハンドル43の下面に支点用突起71を設けてもよい。取
付枠2は壁下地100の開口部の外周部の前面側に当てら
れて取付枠2の孔2dからねじ具(図示せず)を挿入して
壁下地100又は壁の表面に固着される。
プレート枠Pは第1図、第2図(b),(c)に示す
ように、断面略階段状に形成されており、その中央部に
開口部を設けてあり、開口部の縁に沿って立ち上がり部
1Pが設けてある。この立ち上がり部1Pは開口部の長辺側
の一縁辺に沿って設けるだけでよいが実施例のように長
辺側の両縁辺に沿ってそれぞれ立ち上がり部1Pを設ける
とプレート枠Pを取付枠2に取り付ける際にピアノハン
ドル43の枢支側の左右どちらにくる場合でも対応できる
ものである。プレート枠Pには取付枠2にねじで取付け
るためのねじ挿入孔2Pが設けてあり、このねじ挿入孔2P
からねじ(図示せず)を挿入して取付枠2のねじ孔2cに
取り付けるものである。このとき、第1図に示すよう
に、化粧プレートKの外端部の下面部は、プレート枠P
の外端部と略面一となるように当接しており、プレート
枠Pと化粧プレートKとの外周部分に一体感が得られる
ようになっている。プレート枠Pには更に化粧枠Kに設
けた係合脚片部1Kを着脱自在に係合するための係合用孔
部3Pが設けてある。
化粧プレートKは第3図に示すように中央部にプレー
ト枠Pの中央部の開口部と同じ大きさの開口部が設けて
あり、裏面で且つ化粧プレートの外周縁よりも内側寄り
にプレート枠の係合用孔部に係合するための係合脚片部
が垂下してあって、係合用孔部に係合脚片部を係合する
ことで化粧プレートKをプレート枠Pに取り付けるもの
であり、この場合、立ち上がり部1Pの上端部に化粧プレ
ートKの開口部の下面部を当接してある。
次に第5図乃至第10図に基づいて本考案ピアノハンド
ル式スイッチの動作を説明する。
まず、第5図の状態においてピアノハンドル43を押し
下げると、押釦ハンドル32がばね片37aに抗して押し下
げられ、押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム
33が下降してスライドカム33の一方(第5図(b)にお
いて左側)の端部の掛合カム体38の内側傾斜面の基部付
近が傾いた状態にある反転ハンドル31の上側(第5図
(b)において左側)の掛合突起34に当たり(第6図
(b)の状態)、更に押釦ハンドル32を押すと掛合カム
体38の内側傾斜面に沿うように掛合突起34が押し下げら
れて反転ハンドル31が第7図(b)乃至第9図(b)の
ように反転回動する。ところで、スライドカム33の一方
の掛合カム体38が反転ハンドル31の一方の掛合突起34に
掛合しながら摺動する際反転回動する反転ハンドル31が
水平となる前に他方の掛合カム体38が移動して他方の掛
合突起34の内側に位置するように一対の掛合カム体38間
の長さと一対の掛合突起34間の長さが設定されている。
上記のように構成することで、押釦ハンドル32の押し下
げによる反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起34が第5
図(b)、第6図(b)→第7図(b)→第8図(b)
→第9図(b)のように半時計回りに回動し、この回動
に伴って掛合突起34により掛合カム体38がばね片33aに
抗して第5図(a)、第6図(a)→第7図(a)→第
8図(a)→第9図(a)に示すように左側にスライド
し、第8図(b)のように反転ハンドル32の反転の途中
で反転ハンドル32が水平を越える位置以上に回動して他
方の掛合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にス
ライドしていることで他方の端部(第7図(b)におい
て右側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動の支
障とならないようになっている。ここで、第15図のよう
に掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておくと、掛
合突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛合カム体
38が干渉しないように内側傾斜面で逃げることができ
る。また、上記のように押釦ハンドル32の押し下げによ
り反転ハンドル31を反転回動するに当たり、ばね片33a
に抗してスライドカム33をスライドしながら反転ハンド
ル31を反転することで反転ハンドル31とスライドカム33
とが摺動摩擦抵抗を受けずスムーズに反転ハンドル31を
反転回動させることができるものである。
上記のようにして反転ハンドル31を反転回動させると
コイルスプリング30が反転揺動して開閉体24が反転し、
可動接点29が接触している一方の固定接点25aから開離
して、他方の固定接点25bに接触するのである。
この反転後ピアノハンドル43の押し下げ力を解除する
と、第10図(b)のように復帰ばね37のばね片37aで押
釦ハンドル32が押し上げられて、ピアノハンドル43も元
の状態に戻ることになる。同時にスライドカバー33もば
ね片33aのばね力で中央部位に摺動復帰して第10図
(a)に示すようになる。この状態でピアノハンドル43
を押し下げれば上述と同様な操作によって開閉体24を反
転することができるのである。この反転後においてピア
ノハンドル43の押し下げ力を解除すれば第5図の状態に
戻ることになる。
ところで、ピアノハンドル43を一側端部側の支点部を
支点として他端部側を下方に押し下げて上記のようにス
イッチ5のオン、オフ操作をするのであるが、この場
合、プレート枠Pの開口縁に沿って立ち上がり部1Pを設
けてあるので、ピアノハンドル43の支点部と反対側の他
端部が深く押し込まれても立ち上がり部1Pの高さにより
内部が見えないようになっている。
なお、第3図に示す実施例において、取付枠2は規格
化された配線器具の3個用の寸法(3モジュール)に形
成されたものであり、第11図の実施例では第3図に示す
取付枠2に1モジュールの1個の押釦スイッチ5を取付
け、3モジュールの取付枠2には1個の3モジュールの
大きさのピアノハンドル43を取付けて、大きなピアノハ
ンドル43により1個の押釦スイッチ5を操作するように
なっているが、第12図に示すように2個の押釦スイッチ
5を取付枠2に取付けるとともに1.5モジュール分の大
きさの2個のピアノハンドル43を取付けてもよく、ある
いは、第13図に示すように3個の押釦スイッチ5を取付
枠2に取付けるとともに3個のピアノハンドル43を取付
けてもよいものである。この実施例において更に、第13
図に示すように中央のピアノハンドル43を押すと両側の
ピアノハンドル43を同時に押すことができ、両側のピア
ノハンドル43は単独で押すことができるようにしてもよ
い。なお、第14図(c)に示すように一つの取付枠2に
1.5モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル43を
取付け、その隣りに1個の2モジュールのピアノハンド
ル43を取付けてもよい。
[考案の効果] 本考案は叙述のようにスイッチハンドルがはめ込まれ
るプレート枠の開口縁に沿って立ち上がり部を設け、該
立ち上がり部の上端部に化粧プレートの開口部の下面部
を当接したので、プレート枠の開口縁に沿って立ち上が
り部を設けることで、ピアノハンドルの支点部と反対側
の他端部が深く押し込まれても立ち上がり部の高さによ
り内部が見えず外観がよいものである。さらにピアノハ
ンドルを有するスイッチの取付枠に取り付けられるプレ
ート枠を断面略階段状としたことにより、プレート枠の
強度を高めることができ、しかもこのプレート枠を化粧
プレートで覆うにあたって、プレート枠の開口縁に沿っ
て設けた立ち上がり部の上端部に化粧プレートの開口部
の下面部を当接させると共に、化粧プレートの外端部の
下面部をプレート枠の外端部と略面一となるように当接
させることによって、プレート枠と化粧プレートとの外
周部分に一体感が得られて外観を向上させることがで
き、そのうえ化粧プレートはプレート枠と一体的な外観
を呈していながら、プレート枠から取外して化粧プレー
トのみの交換が可能であるから、化粧プレートのデザイ
ンを容易に変えることができると共に、プレート枠の部
材の共通化が図られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略断面図、第2図(a)(b)
(c)(d)は同上に用いるプレート枠の平面図、一部
破断した正面図、側断面図及び下面図、第3図(a)
(b)(c)(d)は同上に用いる化粧枠の平面図、一
部破断した正面図、一部破断した側面図及び下面図、第
4図(a)(b)は同上のピアノハンドルを押し込む前
の状態の断面図及び押し込んだ後の状態の断面図、第4
図(c)はスイッチの分解斜視図、第4図(d)は押釦
スイッチ、取付枠、ピアノハンドルを示す分解斜視図、
第4図(e)はピアノハンドルの裏から見た斜視図、第
5図(a)(b)、第6図(a)(b)、第7図(a)
(b)、第8図(a)(b)、第9図(a)(b)、第
10図(a)(b)はそれぞれスライドカムと突起との関
係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示
す説明図、第11図(a)(b)、第12図(a)(b)、
第13図(a)(b)はそれぞれ取付枠への押釦スイッチ
の取付け個数及びピアノハンドルの取付け個数を示す各
実施例の分解図及び平面図、第14図(a)(b)は化粧
枠を取付けた例を示す実施例の平面図及び側面図、第14
図(c)は他の実施例の平面図、第15図は掛合突起の内
側を傾斜させた状態の実施例の説明図であって、2は取
付枠、5はスイッチ、43はピアノハンドル、Kは化粧プ
レート、Pはプレート枠、1Pは立ち上がり部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピアノハンドルを有するスイッチを取り付
    けた取付枠と、この取付枠に取り付けられるプレート枠
    と、このプレート枠を覆う化粧プレートとを備え、上記
    プレート枠は断面略階段状に形成されており、プレート
    枠の開口縁に沿ってスイッチハンドルがはめ込まれる立
    ち上がり部を設け、該立ち上がり部の上端部に化粧プレ
    ートの開口部の下面部を当接させると共に、化粧プレー
    トの外端部の下面部をプレート枠の外端部と略面一とな
    るように当接させて成るピアノハンドル式スイッチ。
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