JP3027725B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP3027725B2
JP3027725B2 JP09097365A JP9736597A JP3027725B2 JP 3027725 B2 JP3027725 B2 JP 3027725B2 JP 09097365 A JP09097365 A JP 09097365A JP 9736597 A JP9736597 A JP 9736597A JP 3027725 B2 JP3027725 B2 JP 3027725B2
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mounting frame
frame
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哲 上野
満寿雄 北村
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ本体であ
るスイッチのオン、オフ操作の操作面がスイッチ本体で
あるスイッチより大きい操作体で行えるようにしたスイ
ッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の波動スイッチのようなスイッチ装
置は、操作面がスイッチ本体より小さくて操作面が小さ
くて操作性が悪く、子供や老人にとって操作しにくいと
いう問題があった。また従来のスイッチ装置は、スイッ
チ本体を1個用いるもの、2個用いるもの、3個用いる
ものがあるが、この場合、それぞれ1個用、2個用、3
個用と専用に設計、製造されており、共通仕様の取付
枠、化粧枠、スイッチ本体を使用できないという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
に鑑みて為されたものであって、その目的とするところ
は操作面が大きいと共にピアノハンドルタッチで操作で
きて操作性がよく、しかもスイッチ本体であるスイッチ
を1個用いるものも2個用いるものも3個用いるもの
も、共通の取付枠、化粧枠、スイッチを使用できて部品
を共通化して安価にできるスイッチ装置を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のスイッチ装置は、長手方向に3個の
器具取付手段を備えた細長の窓孔6を中間部に有する取
付枠2と、それぞれの短手方向の外形寸法が取付枠2の
窓孔6の長手方向の長さの略1/3に形成され、取付枠
2の中央部の器具取付手段に取付けられる押釦スイッチ
よりなるスイッチ5と、取付枠2の窓孔6に対向し長手
方向の寸法が窓孔6の外形寸法より大きい開口を有し且
つ取付枠2の前方に配置される化粧枠Kと、化粧枠Kの
開口の全部を覆う大きさに形成されるとともに中央をス
イッチ5の押釦ハンドル32に対向させて化粧枠Kの開
口に配設される操作体としての1つのピアノハンドル4
3とを具備し、スイッチ5はスイッチ5の係止凸部と取
付枠2の係止部との着脱自在な係止にて取付枠2の長手
方向の中央の器具取付手段に取付けられ、スイッチ5の
器体の押釦ハンドル32のある面に設けた支持部にピア
ノハンドル43が着脱自在に取付けられたことを特徴と
する。
【0005】また本発明の請求項2のスイッチ装置は、
長手方向に3個の器具取付手段を備えた細長の窓孔6を
中間部に有する取付枠2と、それぞれの短手方向の外形
寸法が取付枠2の窓孔6の長手方向の長さの略1/3に
形成され、取付枠2の長手方向の中間に間隙を設けて長
手方向の両端の器具取付手段にそれぞれ取付けられる2
個の押釦スイッチよりなるスイッチ5と、取付枠2の窓
孔6に対向し長手方向の寸法が窓孔6の外形寸法より大
きい開口を有し且つ取付枠2の前方に配置される化粧枠
Kと、化粧枠Kの開口を2分する大きさに形成されると
ともにそれぞれ中央を各スイッチ5の押釦ハンドル32
に対向させて化粧枠Kの開口に配設される操作体として
の2つのピアノハンドル43とを具備し、スイッチ5は
スイッチ5の係止凸部と取付枠2の係止部との着脱自在
な係止にて取付枠2の長手方向の両端の器具取付手段に
取付けられ、各スイッチ5の器体の押釦ハンドル32の
ある面に設けた支持部に各ピアノハンドル43が着脱自
在に取付けられたことを特徴とする。
【0006】また本発明の請求項3のスイッチ装置は、
長手方向に3個の器具取付手段を備えた細長の窓孔6を
中間部に有する取付枠2と、それぞれの短手方向の外形
寸法が取付枠2の窓孔6の長手方向の長さの略1/3に
形成され、取付枠の3個の各器具取付手段に取付けられ
る3個の押釦スイッチよりなるスイッチ5と、取付枠2
の窓孔6に対向し長手方向の寸法が窓孔6の外形寸法よ
り大きい開口を有し且つ取付枠2の前方に配設される化
粧枠Kと、化粧枠Kの開口の長手方向に沿う方向が開口
の長手方向の略1/3の寸法、開口の短手方向に沿う方
向が開口の短手方向と略同じ寸法に形成されると共に化
粧枠Kの開口内に配置されて各スイッチ5の押釦ハンド
ル32に対設される操作体としての3個のピアノハンド
ル43とを具備し、スイッチ5はスイッチ5の係止凸部
と取付枠2の係止部との着脱自在な係止にて取付枠2の
3個の器具取付手段に取付けられ、各スイッチ5の器体
の押釦ハンドル32のある面に設けた支持部に各ピアノ
ハンドル43が着脱自在に取付けられたことを特徴とす
る。
【0007】上記のように構成されるスイッチ装置は、
スイッチ5を1個用いるものも2個用いるものも3個用
いるものも、共通仕様の取付枠2、化粧枠K、スイッチ
5を使用でき、部品を共通化して安価に提供でき、また
操作体としてピアノハンドル43を用いるので、ピアノ
タッチで操作できて操作性がよくなる。また請求項1の
スイッチ装置では、スイッチ5より十分に大きい操作体
としてのピアノハンドル43を操作してスイッチ操作が
できて老人や子供などにも容易且つ快適に操作できる。
また請求項2のスイッチ装置では、2個のスイッチ5を
有するものでも2個の大きなピアノハンドル43を操作
してスイッチ操作できて操作が容易にできる。また請求
項3のスイッチ装置では、3個のスイッチ5を有するも
のでもスイッチ5より大きい3個のピアノハンドル43
を操作してスイッチ操作できて操作が容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】スイッチ本体となるスイッチ5は
押釦スイッチである。このスイッチ5は図12に示すよ
うに合成樹脂製のボディ5aと、合成樹脂製のカバー5
bとで器体を形成してあり、カバー5bの対向する一対
の側面から垂下したボディ係止脚10に設けたボディ係
止孔10aをボディ5aの係止突起9に係止させて結合
する。カバー5bはグラスファイバー強化ポリブチレン
テレフタレートのような弾性を有する熱可塑性合成樹脂
にて形成されている。
【0009】取付枠2は図1に示すように鉄やステンレ
ス鋼のような強度の強い材料(金属)にて矩形状に形成
してあり、取付枠2の両側片2bの垂下部76には器具
取付手段の係止部としての係止孔8を夫々設けてある。
そして各側片2bに一対の係止孔8を1組として3組設
けてある。カバー5bの一端には一対の係止孔8に対応
するように一対の固定側係止凸部11aを突設してあ
り、カバー5bの他端には両側に切り込み54を入れて
遊離した弾性片53を設けてあり、弾性片53の外面に
は一対の可動側係止凸部11bを突設してある。弾性片
53の下部の外面には操作突部55を設けてある。弾性
片53の背面側には弾性片53を撓ませるための空間1
2を設けてあり、また弾性片53が必要以上撓まないよ
うにするためのストッパー56を設けてある。図2の符
号57は後述する図5の状態で取付枠2が滑らかに入る
ための勾配面、58は後述する図6の状態で弾性片53
を撓みやすくするための勾配面である。スイッチ5の短
手方向の長さは矩形状の取付枠2の窓孔6の長手方向の
長さの略1/3の長さとなっている。カバー5bの上部
の一端部側には係止用突部70が設けてあり、この係止
用突部70よりもやや内側において支点用突起71が突
設してあり、更に、カバー5bの上部の他端部には孔部
72が設けてあり、孔部72の開口縁が係止縁72aと
なっている。
【0010】ボディ5aの両側に接続端子収納部13,
14を形成し、一方の接続端子収納部13には共通端子
板15、鎖錠ばね16、解除釦17からなる速結端子を
収納し、他方の接続端子収納部14には第1の接続端子
部を構成する端子板18、鎖錠ばね19と、第2の接続
端子部を構成する端子板20、鎖錠ばね21とを収納
し、また第1、第2の接続端子部に共通の解除釦22を
収納している。
【0011】端子板18には延設片18aが設けてあっ
て、この延設片18aは隔壁14aを乗り越えて中央収
納部23内に延出してあり、更に隔壁14a側に近接し
ており、この延設片18aには固定接点25aを設けて
いる。また端子板20はボディ5aの内壁に沿わせて中
央収納部23内に延設し、その先端を接続端子収納部1
3の隔壁に沿うように折り曲げ、その折り曲げ片20a
の先端に上記固定接点25aに対応する固定接点25b
を設けている。
【0012】開閉体24は導電板により形成してあり、
中央収納部23内に入れられ、両端下部に設けた突部2
8を中央収納部23の側壁に設けたV状凹部27にはめ
込んで下端縁が上記支持板15aに接した状態でV状凹
部27の下部を中心に回動自在となっている。そして、
開閉体24の上部両面に設けてある可動接点29を回動
に応じて固定接点25a,25bに接触、開離して、共
通接続端子部と、第1,又は第2の接続端子部との間を
オン、オフするようになっている。
【0013】この開閉体24を反転駆動するのがコイル
スプリング30と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル
32及びスライドカム33等とから構成される反転機構
である。コイルスプリング30は上記開閉体24の横片
の上縁に設けたばね座24aに下部を係止させ、上部を
反転ハンドル31の下部に一体に突設させている筒部3
1a内に挿入させて反転ハンドル31の両側方向への動
きに応じて開閉体24を反転駆動するようになってい
る。
【0014】反転ハンドル31はカバー5bの凹部51
の底部に開口した孔52に下方から凹部51内に挿入さ
れ、反転ハンドル31の下部の筒部31aの両側に設け
た逆三角形状の軸31cをカバー5bの内壁の軸受け5
0に回動自在に枢支してあり、反転ハンドル31の上部
の直方体部31bの両側上部には上記スライドカム33
に掛合する掛合突起34,34を突設している。
【0015】押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部
51の両側内壁面に形成された上下方向の係止溝35に
係止突起36,36を係止して上下動自在に凹部51内
に収納されており、平片37bから下向きに開拡した2
つの復帰ばね片37a,37aを下方に向けて一体延設
して構成した復帰ばね37を平片37bに穿設した孔3
7dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起(図示せ
ず)を挿入することにより、押釦ハンドル32の下面に
取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,37a
先端を凹部51の底面に弾接することにより上方に常時
付勢されている。
【0016】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたも
ので、対向する側辺部の下面に上記反転ハンドル31の
掛合突起34に対応する掛合カム体38を突設し、更に
別の側辺部の中央部にはハ状に一体突設した一対のばね
片33a,33aを備え、このばね片33a,33aの
先端間に押釦ハンドル32の下面に形成している突起3
2Aを挿入して押釦ハンドル32の下面においてスライ
ドカム33を摺動自在に装着し且つばね片33a,33
aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与えるように
なっている。
【0017】このように構成したスイッチ5は図4乃至
図7に示すように取付枠2の窓孔6に下方からカバー5
bを嵌めるようにして取付ける。つまり、図4に示すよ
うに取付枠2の一方の側片2bの垂下部76下端をカバ
ー5bの周辺上面に当接した状態でこの当接点を支点と
して図5、図6、図7に示すように回動させて取付枠2
にスイッチ5を取付ける。図4の状態で固定側係止凸部
11aを係止孔8に係止させ、図5、図6に示すように
回動させると、図6に示すように弾性片53を内側に撓
ませ、図7の位置まで回動すると、弾性片53が復帰し
て可動側係止凸部11bが係止孔8に係止する。弾性片
53は空間12にて内側に撓むがストッパー56にて弾
性片53が必要以上に撓むのを防止している。取付枠2
に固定側係止凸部11a及び可動側係止凸部11bの係
止孔8への係止にて取付けたスイッチ5は押釦ハンドル
32を取付枠2の窓孔6より突出させる。また取付枠2
からスイッチ5を取外すときは図8乃至図11に示すよ
うに行う。図8に示すような取付枠2にスイッチ5を取
付けた状態では取付枠2の側片2bの垂下部76の下端
と操作突部55との間に工具挿入隙間59が形成されて
いる。そして工具75としてマイナスドライバー75a
を用い、マイナスドライバー75aの先端を図9に示す
ように工具挿入隙間59に挿入して弾性片53を押して
内側に撓ませて可動側係止凸部11bを係止孔8から外
す。このときストッパー56に弾性片53が当たって弾
性片53が必要以上撓むのを防止して弾性片53の破損
を防止できる。弾性片53を内側に撓ませた状態でマイ
ナスドライバー75aを図10に示すようにひねって工
具挿入隙間59の幅を広げて可動側係止凸部11bと係
止孔8との位置をずらせ、スイッチ5を回転して図11
に示すようにスイッチ5を外す。
【0018】このようにして取付枠2に取付けたスイッ
チ5にはピアノハンドル43が付設される。このピアノ
ハンドル43は図1、図3に示すようなもので、ピアノ
ハンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバー5
bの係止用突部70に係止し、支点用突起71にピアノ
ハンドル43の下面を当てた状態でピアノハンドル43
の他側端縁の係止足43bをカバー5bの他方の端部の
孔部72に上下移動自在に差し込むと共に係止足43b
の係止部分を孔部72の係止縁72aに係止してある。
そして係止足43a及び係止足43bの係止を外すとピ
アノハンドル43を取外すことができる。つまり、スイ
ッチ5の器体に設けた支持部に対してピアノハンドル4
3を着脱自在に取付けてある。ピアノハンドル43を上
記のようにして取付けた状態で、該ピアノハンドル43
を押し回動させることにより押釦ハンドル32を押し駆
動できるようになっている。そして、この状態で押釦ハ
ンドル32の上面の半円状突部73がピアノハンドル4
3の下面に当たっている。ここで、カバー5bの下面に
設けた支点用突起71に代えてピアノハンドル43の下
面に支点用突起71を設けてもよい。
【0019】次に図15乃至図20に基づいて本発明ピ
アノハンドル式スイッチの動作を説明する。まず、図1
5の状態においてピアノハンドル43(図15において
ピアノハンドルは省略している)を押し下げると、押釦
ハンドル32がばね片37aに抗して押し下げられ、押
釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が下
降してスライドカム33の一方(図15(b)において
左側)の端部の掛合カム体38の内側傾斜面の基部付近
が傾いた状態にある反転ハンドル31の上側(図15
(b)において左側)の掛合突起34に当たり(図16
(b)の状態)、更に押釦ハンドル32を押すと掛合カ
ム体38の内側傾斜面に沿うように掛合突起34が押し
下げられて反転ハンドル31が図17(b)乃至図19
(b)のように反転回動する。ところで、スライドカム
33の一方の掛合カム体38が反転ハンドル31の一方
の掛合突起34に掛合しながら摺動する際反転回動する
反転ハンドル31が水平となる前に他方の掛合カム体3
8が移動して他方の掛合突起34の内側に位置するよう
に一対の掛合カム体38間の長さと一対の掛合突起34
間の長さが設定されている。上記のように構成すること
で、押釦ハンドル32の押し下げによる反転ハンドル3
1の反転に伴い掛合突起34が図15(b),図16
(b)→図17(b)→図18(b)→図19(b)の
ように半時計回りに回動し、この回動に伴って掛合突起
34により掛合カム体38がばね片33aに抗して図1
5(a),図16(a)→図17(a)→図18(a)
→図19(a)に示すように左側にスライドし、図18
(a)のように反転ハンドル32の反転の途中で反転ハ
ンドル32が水平を越える位置以上に回動して他方の掛
合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にスラ
イドしていることで他方の端部(図17(b)において
右側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左
側に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動
の支障とならないようになっている。ここで、図25の
ように掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておく
と、掛合突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛
合カム体38が干渉しないように内側傾斜面で逃げるこ
とができる。また、上記のように押釦ハンドル32の押
し下げにより反転ハンドル31を反転回動するに当た
り、ばね片33aに抗してスライドカム33をスライド
しながら反転ハンドル31を反転することで反転ハンド
ル31とスライドカム33とが摺動摩擦抵抗を受けずス
ムーズに反転ハンドル31を反転回動させることができ
るものである。
【0020】上記のようにして反転ハンドル31を反転
回動させるとコイルスプリング30が反転揺動して開閉
体24が反転し、可動接点29が接触している一方の固
定接点25aから開離して、他方の固定接点25bに接
触するのである。この反転後ピアノハンドル43の押し
下げ力を解除すると、図20(b)のように復帰ばね3
7のばね片37aで押釦ハンドル32が押し上げられ
て、ピアノハンドル43も元の状態に戻ることになる。
同時にスライドカム33もばね片33aのばね力で中央
部位に摺動復帰して図19(a)に示すようになる。こ
の状態でピアノハンドル43を押し下げれば上述と同様
な操作によって開閉体24を反転することができるので
ある。この反転後においてピアノハンドル43の押し下
げ力を解除すれば図15の状態に戻ることになる。
【0021】ところで、図1に示す実施の形態の例にお
いて、取付枠2は規格化された配線器具の3個用の寸法
(3モジュール)に形成されたものであり、図21の実
施形態の例では図1に示す取付枠2に1モジュールの1
個のスイッチ5を取付け、3モジュールの取付枠2には
1個の3モジュールの大きさのピアノハンドル43を取
付けて、大きなピアノハンドル43により1個のスイッ
チ5を操作するようになっていが、図22に示すように
2個のスイッチ5を取付枠2に取付けるとともに1.5
モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル43を取
付けてもよく、あるいは、図23に示すように3個のス
イッチ5を取付枠2に取付けるとともに3個のピアノハ
ンドル43を取付けてもよいものである。この実施形態
の例において更に、図23に示すように中央のピアノハ
ンドル43を押すと両側のピアノハンドル43を同時に
押すことができ、両側のピアノハンドル43は単独で押
すことができるようにしてもよい。なお、図24、にお
いて、Kは化粧枠であり、取付枠2を覆っている。この
化粧枠Kの開口の長手方向の長さは取付枠2の窓孔6の
長手方向の長さより長くなっている。図21の例の場
合、ピアノハンドル43は化粧枠Kの開口の全部を覆う
大きさにしてあり、図22の例の場合、ピアノハンドル
43は化粧枠Kの開口を2分する大きさにしてあり、図
23の例の場合、ピアノハンドル43の大きさは化粧枠
Kの開口の長手方向に沿う方向が開口の長手方向の略1
/3の寸法、開口の短手方向に沿う方向が開口の短手方
向と同じ寸法になっている。
【0022】
【発明の効果】本発明は叙述の如く構成されているの
で、スイッチを1個用いるものも2個用いるものも3個
用いるものも、共通仕様の取付枠、化粧枠、スイッチを
使用できるものであって、部品を共通化して安価に提供
できるものであり、また操作体としてのピアノハンドル
をピアノタッチで操作することで押釦スイッチよりなる
スイッチの押釦ハンドルを押して切り替え操作ができる
ものであって、ピアノタッチでスイッチ操作ができて操
作性がよくなるとともに、スイッチの切り替え状態によ
らず化粧枠に対するピアノハンドルの状態が同じで外観
よくできるものであり、またスイッチの器体の押釦ハン
ドルのある面に設けた支持部にピアノハンドルを着脱自
在に取付けてあるためピアノハンドルが変わっても同じ
共通のスイッチで各ピアノハンドルを取付けることがで
きるものであり、しかもピアノハンドルを取外したとき
は押釦ハンドルを露出させて押し操作でスイッチの切り
替え操作ができ、上記のピアノハンドルを1個、2個、
3個と替えることができることと相俟って多品種のスイ
ッチ装置とできるものである。
【0023】また本発明の請求項1の発明では、スイッ
チより十分に大きい操作体としてのピアノハンドルを操
作してスイッチ操作ができて老人や子供などにも容易且
つ快適に操作できるものである。また本発明の請求項2
の発明では、2個のスイッチを有するものでも2個の大
きなピアノハンドルを操作してスイッチ操作できて容易
に操作できるものである。
【0024】また本発明の請求項3の発明では、3個の
スイッチを有するものでもスイッチより大きい3個のピ
アノハンドルを操作してスイッチ操作できて容易に操作
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図であ
る。
【図2】同上の弾性片部分を拡大せる斜視図である。
【図3】同上のピアノハンドルの裏面から見た斜視図で
ある。
【図4】同上のスイッチを取付枠に取付ける状態を説明
する断面図である。
【図5】同上のスイッチを取付枠に取付ける状態を説明
する断面図である。
【図6】同上のスイッチを取付枠に取付ける状態を説明
する断面図である。
【図7】同上のスイッチを取付枠に取付ける状態を説明
する断面図である。
【図8】同上の取付枠からスイッチを外す状態を説明す
る断面図である。
【図9】同上の取付枠からスイッチを外す状態を説明す
る断面図である。
【図10】同上の取付枠からスイッチを外す状態を説明
する断面図である。
【図11】同上の取付枠からスイッチを外す状態を説明
する断面図である。
【図12】同上のスイッチの分解斜視図である。
【図13】同上のピアノハンドルを押し込む前の状態の
断面図である。
【図14】同上のピアノハンドルを押し込んだ後の状態
の断面図である。
【図15】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図16】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図17】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図18】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図19】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図20】(a)(b)は同上のスライドカムと突起の
関係の動作順序を示す説明図及び全体の動作順序を示す
説明図である。
【図21】(a)(b)は同上の取付枠へのスイッチの
取付け個数及びピアノハンドルの取付け個数の一例の分
解図及び平面図である。
【図22】(a)(b)は同上の取付枠へのスイッチの
取付け個数及びピアノハンドルの取付け個数の一例の分
解図及び平面図である。
【図23】(a)(b)は同上の取付枠へのスイッチの
取付け個数及びピアノハンドルの取付け個数の一例の分
解図及び平面図である。
【図24】(a)(b)は化粧枠を取付けた例を示す平
面図及び側面図である。
【図25】同上の掛合突起の内側を傾斜させた状態の例
の説明図である。
【符号の説明】
2 取付枠 5 スイッチ 6 窓孔 43 ピアノハンドル K 化粧枠
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H01H 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に3個の器具取付手段を備えた
    細長の窓孔を中間部に有する取付枠と、それぞれの短手
    方向の外形寸法が取付枠の窓孔の長手方向の長さの略1
    /3に形成され、取付枠の中央部の器具取付手段に取付
    けられる押釦スイッチよりなるスイッチと、取付枠の窓
    孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の外形寸法より大きい
    開口を有し且つ取付枠の前方に配置される化粧枠と、化
    粧枠の開口の全部を覆う大きさに形成されるとともに中
    央をスイッチの押釦ハンドルに対向させて化粧枠の開口
    に配設される操作体としての1つのピアノハンドルとを
    具備し、スイッチはスイッチの係止凸部と取付枠の係止
    部との着脱自在な係止にて取付枠の長手方向の中央の器
    具取付手段に取付けられ、スイッチの器体の押釦ハンド
    ルのある面に設けた支持部にピアノハンドルが着脱自在
    に取付けられたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に3個の器具取付手段を備えた
    細長の窓孔を中間部に有する取付枠と、それぞれの短手
    方向の外形寸法が取付枠の窓孔の長手方向の長さの略1
    /3に形成され、取付枠の長手方向の中間に間隙を設け
    て長手方向の両端の器具取付手段にそれぞれ取付けられ
    る2個の押釦スイッチよりなるスイッチと、取付枠の窓
    孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の外形寸法より大きい
    開口を有し且つ取付枠の前方に配置される化粧枠と、化
    粧枠の開口を2分する大きさに形成されるとともにそれ
    ぞれ中央を各スイッチの押釦ハンドルに対向させて化粧
    枠の開口に配設される操作体としての2つのピアノハン
    ドルとを具備し、スイッチはスイッチの係止凸部と取付
    枠の係止部との着脱自在な係止にて取付枠の長手方向の
    両端の器具取付手段に取付けられ、各スイッチの器体の
    押釦ハンドルのある面に設けた支持部に各ピアノハンド
    ルが着脱自在に取付けられたことを特徴とするスイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 長手方向に3個の器具取付手段を備えた
    細長の窓孔を中間部に有する取付枠と、それぞれの短手
    方向の外形寸法が取付枠の窓孔の長手方向の長さの略1
    /3に形成され、取付枠の3個の各器具取付手段に取付
    けられる3個の押釦スイッチよりなるスイッチと、取付
    枠の窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の外形寸法より
    大きい開口を有し且つ取付枠の前方に配設される化粧枠
    と、化粧枠の開口の長手方向に沿う方向が開口の長手方
    向の略1/3の寸法、開口の短手方向に沿う方向が開口
    の短手方向と略同じ寸法に形成されると共に化粧枠の開
    口内に配置されて各スイッチの押釦ハンドルに対設され
    る操作体としての3個のピアノハンドルとを具備し、
    イッチはスイッチの係止凸部と取付枠の係止部との着脱
    自在な係止にて取付枠の3個の器具取付手段に取付けら
    れ、各スイッチの器体の押釦ハンドルのある面に設けた
    支持部に各ピアノハンドルが着脱自在に取付けられた
    とを特徴とするスイッチ装置。
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