JP2000215745A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2000215745A
JP2000215745A JP2000029627A JP2000029627A JP2000215745A JP 2000215745 A JP2000215745 A JP 2000215745A JP 2000029627 A JP2000029627 A JP 2000029627A JP 2000029627 A JP2000029627 A JP 2000029627A JP 2000215745 A JP2000215745 A JP 2000215745A
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switch
frame
opening
mounting frame
movement
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JP2000029627A
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English (en)
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Satoru Ueno
哲 上野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドル面の外観がよい。スイッチを1個用
いるものも2個用いるものも3個用いるものも共通仕様
の取付枠、化粧枠、スイッチを使用して部品の共通化が
図れる。 【解決手段】 中間部に長手方向に係止孔8によりなる
3つの器具取付け手段を有する窓孔6を備えた取付枠2
と、短方向の外形寸法が窓孔6の長手方向の略1/3に
形成されて取付枠2の器具取付け手段である係止孔8に
係止して取付けられる係止爪11a、11bを有するス
イッチと、窓孔6に対向し長手方向の寸法が窓孔6の長
手方向の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付
枠2の前方に配置される化粧枠Kと、化粧枠Kの開口の
開口に配置されて化粧枠の開口の全部を覆うピアノハン
ドル43とを備える。スイッチにピアノハンドル43の
運動により操作される操作部と、操作部の運動方向を接
点部を開閉するための反転ハンドル31の運動に変換す
るための変換手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅等において一般的に使用されている
300V、15A定格のスイッチにおいて従来は波動ス
イッチが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の波動スイッチは
操作性が悪く、子供や老人にとって操作しにくいという
問題があった。
【0004】また、従来のスイッチを1個用いるもの、
2個用いるもの、3個用いるものがあるが、この場合、
それぞれ1個用、2個用と専用に設計、製造されてお
り、共通仕様の取付枠、化粧枠、スイッチを使用できな
いという問題があった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、ハンド
ル面の外観がよく、また、スイッチを1個用いるものも
2個用いるものも3個用いるものも、共通仕様の取付
枠、化粧枠、スイッチを使用できて部品の共通化が図れ
るスイッチ装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスイッチ装置は、中間部に細長で長手方向に
係止孔により構成された3つの器具取付け手段を有する
窓孔を備えた取付枠と、短方向の外形寸法が窓孔の長手
方向の略1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段で
ある係止孔に係止して取付けられる係止爪を有するスイ
ッチと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向
の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前
方に配置される化粧枠と、化粧枠の開口に配置されて化
粧枠の開口の全部を覆うピアノハンドルとを備え、スイ
ッチにピアノハンドルの運動により操作される操作部
と、該操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転
ハンドルの運動に変換するための変換手段とを設けて成
ることを特徴とするものである。
【0007】また、中間部に細長で長手方向に係止孔に
より構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備
えた取付枠と、短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略
1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段である係止
孔に係止して取付けられる係止爪を有する1個のスイッ
チと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の
外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方
に配置される化粧枠と、化粧枠の開口の全部を覆う大き
さに形成されると共にスイッチに対向させて化粧枠の開
口に配設される1個のピアノハンドルとを備え、スイッ
チにピアノハンドルの運動により操作される操作部と、
該操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハン
ドルの運動に変換するための変換手段とを設けて成る構
成としてもよい。
【0008】また、中間部に細長で長手方向に係止孔に
より構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備
えた取付枠と、それぞれ短方向の外形寸法が窓孔の長手
方向の略1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段で
ある係止孔に係止して取付けられる係止爪を有する2個
のスイッチと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長
手方向の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付
枠の前方に配置される化粧枠と、2個のスイッチにそれ
ぞれ対向するように化粧枠の開口の全部を覆うように形
成された2個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに
各ピアノハンドルの運動により操作される操作部と、該
操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンド
ルの運動に変換するための変換手段とを設けて成る構成
としてもよい。
【0009】また、中間部に細長で長手方向に係止孔に
より構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備
えた取付枠と、それぞれ短方向の外形寸法が窓孔の長手
方向の略1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段で
ある係止孔に係止して取付けられる係止爪を有する3個
のスイッチと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長
手方向の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付
枠の前方に配置される化粧枠と、3個のスイッチにそれ
ぞれ対向するように化粧枠の開口の全部を覆うように形
成された3個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに
各ピアノハンドルの運動により操作される操作部と、該
操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンド
ルの運動に変換するための変換手段とを設けて成る構成
としてもよい。
【0010】本発明によれば、取付枠の中間部に細長で
長手方向に係止孔により構成された3つの器具取付け手
段を有する窓孔を設け、それぞれ係止孔に係止して取付
けられる係止爪を有するスイッチの短方向の外形寸法が
窓孔の長手方向の略1/3に形成され、このスイッチが
係止爪により取付枠の係止孔に取付けられ、化粧枠の開
口の長手方向の寸法を窓孔の長手方向の外形寸法より大
きく設定してあるので、スイッチを1個用いるものも2
個用いるものも3個用いるものも、共通仕様の係止孔を
有する取付枠、化粧枠、係止爪を有するスイッチを使用
できて部品の共通化が図れることになる。また、ピアノ
ハンドルが配置される化粧枠の開口が窓孔に対向し長手
方向の寸法が窓孔の長手方向の外形寸法より大きいの
で、操作部材であるピアノハンドルの面積がスイッチよ
りも大きくでき、このスイッチよりも大きいことによる
操作性の向上と、ピアノタッチの操作による操作性の向
上とが相まって操作性が良くなる。また、ピアノタッチ
の操作により、操作部を動かし、該操作部の運動方向を
変換手段を介して接点部を開閉するための反転ハンドル
の運動に変換するので、簡単な機構で操作性の良いピア
ノタッチの操作を反転ハンドルの反転による接点部の切
り換え運動に変換できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて詳述する。
【0012】添付図面には配線器具としてスイッチの例
が示してある。図1に示す押釦スイッチ5は合成樹脂製
のボディ5aと、合成樹脂製のカバー5bとで器体を形
成してある。すなわち、ボディ5aの両側部にはボディ
側係止手段を構成する係止突起9が設けてあり、また、
カバー5bの対向する一対の側面からボディ係止脚10
が突設してあって、このボディ係止脚10にカバー側係
止手段を構成するボディ係止孔10aが設けてあり、カ
バー5bの対向する一対の側面から垂下したボディ係止
脚10に設けたボディ係止孔10aをボディ5aの係止
突起9に係止させて結合することで押釦スイッチ5の主
体となる器体を形成してある。そして、押釦スイッチ5
は規格化された配線器具の1モジュールの大きさに形成
してある。
【0013】カバー5bには更に両側面に取付枠2の両
側片2b,2bの縦片に穿設してある係止孔8に対応し
た取付枠2への取付け手段を構成するための係止爪11
a,11bを夫々一体に突設し、一方の係止爪11bの
背部にはカバー5bの外壁を上下に貫通した孔よりなる
たわみ代を得るための空間12を形成して、係止爪11
bが背方へ弾性的にたわむことができるようになってい
る。カバー5bの上部の一端部側には係止用突部70が
設けてあり、この係止用突部70よりもやや内側におい
て支点用突起71が突設してあり、更に、カバー5bの
上部の他端部には孔部72が設けてあり、孔部72の開
口縁が係止縁72aとなっている。
【0014】ボディ5a内には部品が収納されるように
なっている。すなわち、ボディ5a内の両側に接続端子
収納部13,14を形成し、一方の接続端子収納部13
には共通端子板15、鎖錠ばね16、解除釦17からな
る速結端子を収納し、他方の接続端子収納部14には第
1の接続端子部を構成する端子板18、鎖錠ばね19
と、第2の接続端子部を構成する端子板20、鎖錠ばね
21とを収納し、また第1、第2の接続端子部に共通の
解除釦22を収納している。 端子板18には延設片1
8aが設けてあって、この延設片18aは隔壁14aを
乗り越えて中央収納部23内に延出してあり、更に隔壁
14a側に近接しており、この延設片18aには固定接
点25aを設けている。
【0015】また端子板20はボディ5aの内壁に沿わ
せて中央収納部23内に延設し、その先端を接続端子収
納部13の隔壁に沿うように折り曲げ、その折り曲げ片
20aの先端に上記固定接点25aに対応する固定接点
25bを設けている。
【0016】開閉体24は導電板により形成してあり、
中央収納部23内に入れられ、両端下部に設けた突部2
8を中央収納部23の側壁に設けたV状凹部27にはめ
込んで下端縁が上記支持板15aに接した状態でV状凹
部27の下部を中心に回動自在となっている。そして、
開閉体24の上部両面に設けてある可動接点29を回動
に応じて固定接点25a,25bに接触、開離して、共
通接続端子部と、第1又は第2の接続端子部との間をオ
ン、オフするようになっている。
【0017】この開閉体24を反転駆動するのがコイル
スプリング30と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル
32及びスライドカム33等とから構成される反転機構
である。
【0018】コイルスプリング30は上記開閉体24の
横片の上縁に設けたばね座24aに下部を係止させ、上
部を反転ハンドル31の下部に一体に突設させている筒
部31a内に挿入させて反転ハンドル31の両側方向へ
の動きに応じて開閉体24を反転駆動するようになって
いる。
【0019】反転ハンドル31はカバー5bの凹部51
の底部に開口した孔52に下方から凹部51内に挿入さ
れ、反転ハンドル31の下部の筒部31aの両側に設け
た逆三角形状の軸31cをカバー5bの内壁の軸受け5
0に回動自在に枢支してあり、反転ハンドル31の上部
の直方体部31bの両側上部には上記スライドカム33
に掛合する掛合突起34,34を突設している。
【0020】押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部
51内に上下移動自在に取付けられると共に押釦ハンド
ル32の表面がカバー5bの表面(図においては上面)
に露出するようになっている。つまり、カバー5bの表
面が操作面となっている。押釦ハンドル32を上記カバ
ー5bの凹部51内に上下移動自在に取付けるに当たっ
ては、下記のようにして行う。すなわち、上記カバー5
bの凹部51の両側内壁面に形成された上下方向の係止
溝35に係止突起36,36を係止して上下動自在に凹
部51内に収納されており、平片37bから下向きに開
拡した2つの復帰ばね片37a,37aを下方に向けて
一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに穿設
した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を挿入することにより、押釦ハンドル32
下面に取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,
37a先端を凹部51の底面に弾接することにより上方
に常時付勢されている。
【0021】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたも
ので、対向する側辺部の下面に上記反転ハンドル31の
掛合突起34に対応する掛合カム体38を突設し、更に
別の側辺部の中央部にはハ状に一体突設した一対のばね
片33a,33aを備え、このばね片33a,33aの
先端間に押釦ハンドル32の下面に形成している突起3
2Aを挿入して押釦ハンドル32の下面においてスライ
ドカム33を摺動自在に装着し且つばね片33a,33
aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与えるように
なっている。
【0022】このように構成した押釦スイッチ5は図4
に示す金属製の取付枠2の窓孔6に下方からカバー5b
を嵌めるようにして、取付枠2の一方の側片2bの縦片
下端をカバー5bの周辺上面に当接した状態でこの当接
点を支点として回動させれば支点側の係止爪11aが係
止孔8に係入し、他方の側片2bの縦片の下端は係止爪
11bを空間12のたわみ代と、カバー5bの材質の弾
性力によって内方向に押圧させて係止爪11bを乗り越
え、係止爪11bを係止孔8に係入させる。係止爪11
a,11bを係止孔8,8に夫々係入させて係止固定さ
れた押釦スイッチ5は押釦ハンドル32を取付枠2の窓
孔6より突出させる。
【0023】このようにして取付枠2に取付けた押釦ス
イッチ5にはピアノハンドル43が付設される。このピ
アノハンドル43は図4、図5に示すようなもので、ピ
アノハンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバ
ー5bの係止用突部70に係止し、支点用突起71にピ
アノハンドル43の下面を当てた状態でピアノハンドル
43の他側端縁の係止足43bをカバー5bの他方の端
部の孔部72に上下移動自在に差し込むと共に係止足4
3bの係止部分を孔部72の係止縁72aに係止してあ
る。そして係止足43a及び係止足43bの係止を外す
とピアノハンドル43を取り外すことができる。ピアノ
ハンドル43を上記のようにして取付けた状態で、該ピ
アノハンドル43を押し回動させることにより押釦ハン
ドル32を押し駆動できるようになっている。そして、
この状態で押釦ハンドル32の上面の半円状突部73が
ピアノハンドル43の下面に当たっている。ここで、カ
バー5bの下面に設けた支点用突起71に代えてピアノ
ハンドル43の下面に支点用突起71を設けてもよい。
【0024】次に図6乃至図11に基づいて本発明ピア
ノハンドル式スイッチの動作を説明する。
【0025】まず、図6の状態においてピアノハンドル
43を押し下げると、押釦ハンドル32がばね片37a
に抗して押し下げられ、押釦ハンドル32の押し下げに
よりスライドカム33が下降してスライドカム33の一
方(図6(b)において左側)の端部の掛合カム体38
の内側傾斜面の基部付近が傾いた状態にある反転ハンド
ル31の上側(図6(b)において左側)の掛合突起3
4に当たり(図7(b)の状態)、更に押釦ハンドル3
2を押すと掛合カム体38の内側傾斜面に沿うように掛
合突起34が押し下げられて反転ハンドル31が図8
(b)乃至図10(b)のように反転回動する。ところ
で、スライドカム33の一方の掛合カム体38が反転ハ
ンドル31の一方の掛合突起34に掛合しながら摺動す
る際反転回動する反転ハンドル31が水平となる前に他
方の掛合カム体38が移動して他方の掛合突起34の内
側に位置するように一対の掛合カム体38間の長さと一
対の掛合突起34間の長さが設定されている。上記のよ
うに構成することで、押釦ハンドル32の押し下げによ
る反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起34が図6
(b)、図7(b)→図8(b)→図9(b)→図10
(b)のように反時計回りに回動し、この回動に伴って
掛合突起34により掛合カム体38がばね片33aに抗
して図6(a)→図7(a)→図8(a)→図9(a)
→図10(a)に示すように左側にスライドし、図9
(b)のように反転ハンドル32の反転の途中で反転ハ
ンドル32が水平を越える位置以上に回動して他方の掛
合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にスラ
イドしていることで他方の端部(図8(b)において右
側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動の
支障とならないようになっている。ここで、図17のよ
うに掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておく
と、掛合突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛
合カム体38が干渉しないように内側傾斜面で逃げるこ
とができる。また、上記のように押釦ハンドル32の押
し下げにより反転ハンドル31を反転回動するに当た
り、ばね片33aに抗してスライドカム33をスライド
しながら反転ハンドル31を反転することで反転ハンド
ル31とスライドカム33とが摺動摩擦抵抗を受けずス
ムーズに反転ハンドル31を反転回動させることができ
るものである。
【0026】上記のようにして反転ハンドル31を反転
回動させるとコイルスプリング30が反転揺動して開閉
体24が反転し、可動接点29が接触している一方の固
定接点25aから開離して、他方の固定接点25bに接
触するのである。
【0027】この反転後ピアノハンドル43の押し下げ
力を解除すると、図11(b)のように復帰ばね37の
ばね片37aで押釦ハンドル32が押し上げられて、ピ
アノハンドル43も元の状態に戻ることになる。同時に
スライドカバー33もばね片33aのばね力で中央部位
に摺動復帰して図11(a)に示すようになる。この状
態でピアノハンドル43を押し下げれば上述と同様な操
作によって開閉体24を反転することができるのであ
る。この反転後においてピアノハンドル43の押し下げ
力を解除すれば図5の状態に戻ることになる。
【0028】ところで、図4に示す実施形態において、
取付枠2は規格化された配線器具の3個用の寸法 (3モ
ジュール)に形成されたものであり、図12の実施形態
では図4に示す取付枠2に1モジュールの1個の押釦ス
イッチ5を取付け、3モジュールの取付枠2には1個の
3モジュールの大きさのピアノハンドル43を取付け
て、大きなピアノハンドル43により1個の押釦スイッ
チ5を操作するようになっているが、図13に示すよう
に2個の押釦スイッチ5を取付枠2に取付けるとともに
1.5モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル4
3を取付けてもよく、あるいは、図14に示すように3
個の押釦スイッチ5を取付枠2に取付けるとともに3個
のピアノハンドル43を取付けてもよいものである。こ
の実施形態において更に、図14に示すように中央のピ
アノハンドル43を押すと両側のピアノハンドル43を
同時に押すことができ、両側のピアノハンドル43は単
独で押すことができるようにしてもよい。なお、図16
に示すように一つの取付枠2に1.5モジュール分の大
きさの2個のピアノハンドル43を取付け、その隣りに
1個の2モジュールのピアノハンドル43を取付けても
よい。なお、図15(a)(b)、図16において、K
は化粧枠であり、取付枠2を覆っている。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、中間部に細長で長手方向に係止孔により構成された
3つの器具取付け手段を有する窓孔を備えた取付枠と、
短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/3に形成さ
れて取付枠の器具取付け手段である係止孔に係止して取
付けられる係止爪を有するスイッチと、窓孔に対向し長
手方向の寸法が窓孔の長手方向の外形寸法より大きい細
長の開口を有し且つ取付枠の前方に配置される化粧枠
と、化粧枠の開口に配置されて化粧枠の開口の全部を覆
うピアノハンドルとを備え、スイッチにピアノハンドル
の運動により操作される操作部と、該操作部の運動方向
を接点部を開閉するための反転ハンドルの運動に変換す
るための変換手段とを設けてあるので、ピアノハンドル
を操作してピアノタッチの操作により接点部を開閉する
スイッチ装置として、スイッチを1個用いるものも2個
用いるものも3個用いるものも、共通仕様の係止孔によ
り構成する3つの器具取付け手段を有する取付枠、化粧
枠、係止爪を有するスイッチを使用できて部品の共通化
が図れることになって、コストダウンが図れるものであ
る。また、3つの器具取付け手段を有する取付枠の窓孔
よりも大きい化粧枠の開口にピアノハンドルを配置する
ことでピアノハンドルの面積が大きく取れることによる
操作性の向上と、ピアノタッチの操作による操作性の向
上とが相まって操作性が良くなり、子供や老人であって
も簡単且つ確実に操作できるものである。また、ピアノ
タッチの操作により、操作部を動かし、該操作部の運動
方向を変換手段を介して接点部を開閉するための反転ハ
ンドルの運動に変換するので、簡単な機構で操作性の良
いピアノタッチの操作を反転ハンドルの反転による接点
部の切り換え運動に変換できるものである。
【0030】また、請求項2記載の発明にあっては、中
間部に細長で長手方向に係止孔により構成された3つの
器具取付け手段を有する窓孔を備えた取付枠と、それぞ
れ短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/3に形成
されて取付枠の3つの器具取付け手段を構成する係止孔
に係止して取付けられる係止爪を有する1個のスイッチ
と、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外
形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方に
配置される化粧枠と、化粧枠の開口の全部を覆う大きさ
に形成されると共にスイッチに対向させて化粧枠の開口
に配設される1個のピアノハンドルとを備え、スイッチ
にピアノハンドルの運動により操作される操作部と、該
操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンド
ルの運動に変換するための変換手段とを設けてあるの
で、ピアノハンドルを操作してピアノタッチの操作によ
り接点部を開閉するスイッチを1個用いるものにおい
て、スイッチを2個、3個用いるものと共通仕様の係止
孔により構成する3つの器具取付け手段を有する取付
枠、化粧枠、係止爪を有するスイッチを使用できて部品
の共通化が図れることになって、コストダウンが図れる
ものである。また、3つの器具取付け手段を有する取付
枠の窓孔よりも大きい化粧枠の開口に1つのピアノハン
ドルを配置することでピアノハンドルの面積が大きく取
れることによる操作性の向上と、ピアノタッチの操作に
よる操作性の向上とが相まって操作性が良くなり、子供
や老人であっても簡単且つ確実に操作できるものであ
る。また、ピアノタッチの操作により、操作部を動か
し、該操作部の運動方向を変換手段を介して接点部を開
閉するための反転ハンドルの運動に変換するので、簡単
な機構で操作性の良いピアノタッチの操作を反転ハンド
ルの反転による接点部の切り換え運動に変換できるもの
である。
【0031】また、請求項3記載の発明にあっては、中
間部に細長で長手方向に係止孔により構成された3つの
器具取付け手段を有する窓孔を備えた取付枠と、それぞ
れ短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/3に形成
されて取付枠の3つの器具取付け手段を構成する係止孔
に係止して取付けられる係止爪を有する2個のスイッチ
と、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外
形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方に
配置される化粧枠と、2個のスイッチにそれぞれ対向す
るように化粧枠の開口の全部を覆うように形成された2
個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに各ピアノハ
ンドルの運動により操作される操作部と、該操作部の運
動方向を接点部を開閉するための反転ハンドルの運動に
変換するための変換手段とを設けてあるので、ピアノハ
ンドルを操作してピアノタッチの操作により接点部を開
閉するスイッチを2個用いるものにおいて、スイッチを
1個、3個用いるものと共通仕様の3つの器具取付け手
段を構成する係止孔を有する取付枠、化粧枠、係止爪を
有するスイッチを使用できて部品の共通化が図れること
になって、コストダウンが図れるものである。また、3
つの器具取付け手段を有する取付枠の窓孔よりも大きい
化粧枠の開口に2つのピアノハンドルを配置することで
ピアノハンドルの面積が大きく取れることによる操作性
の向上と、ピアノタッチの操作による操作性の向上とが
相まって操作性が良くなり、子供や老人であっても簡単
且つ確実に操作できるものである。また、ピアノタッチ
の操作により、操作部を動かし、該操作部の運動方向を
変換手段を介して接点部を開閉するための反転ハンドル
の運動に変換するので、簡単な機構で操作性の良いピア
ノタッチの操作を反転ハンドルの反転による接点部の切
り換え運動に変換できるものである。また、化粧枠内に
ハンドルが2個並ぶものであるにもかかわらず、化粧枠
内にピアノハンドルが2個並ぶので、接点部の開閉に関
係なく、常に2個並んだハンドルの表面が揃った外観に
なり、優れた外観のスイッチとすることができるもので
ある。
【0032】また、請求項4記載の発明にあっては、中
間部に細長で長手方向に係止孔により構成された3つの
器具取付け手段を有する窓孔を備えた取付枠と、それぞ
れ短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/3に形成
されて取付枠の3つの器具取付け手段を構成する係止孔
に係止して取付けられる係止爪を有する3個のスイッチ
と、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外
形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方に
配置される化粧枠と、3個のスイッチにそれぞれ対向す
るように化粧枠の開口の全部を覆うように形成された3
個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに各ピアノハ
ンドルの運動により操作される操作部と、該操作部の運
動方向を接点部を開閉するための反転ハンドルの運動に
変換するための変換手段とを設けてあるので、ピアノハ
ンドルを操作してピアノタッチの操作により接点部を開
閉するスイッチを3個用いるものにおいて、スイッチを
1個、2個用いるものと共通仕様の3つの器具取付け手
段を構成する係止孔を有する取付枠、化粧枠、係止爪を
有するスイッチを使用できて部品の共通化が図れること
になって、コストダウンが図れるものである。また、ピ
アノハンドルが配置される化粧枠の開口が窓孔に対向し
長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外形寸法より大きい
ので、操作部材であるピアノハンドルの面積がスイッチ
よりも大きくでき、このスイッチよりも大きいことによ
る操作性の向上と、ピアノタッチの操作による操作性の
向上とが相まって操作性が良くなり、子供や老人であっ
ても簡単且つ確実に操作できるものである。また、ピア
ノタッチの操作により、操作部を動かし、該操作部の運
動方向を変換手段を介して接点部を開閉するための反転
ハンドルの運動に変換するので、簡単な機構で操作性の
良いピアノタッチの操作を反転ハンドルの反転による接
点部の切り換え運動に変換できるものである。また、化
粧枠内にハンドルが3個並ぶものであるにもかかわら
ず、化粧枠内にピアノハンドルが2個並ぶので、接点部
の開閉に関係なく、常に3個並んだハンドルの表面が揃
った外観になり、優れた外観のスイッチとすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの分解斜視図である。
【図2】同上のピアノハンドルを押し込む前の状態の断
面図である。
【図3】同上のピアノハンドルを押し込んだ後の状態の
断面図である。
【図4】同上の押釦スイッチ、取付枠、ピアノハンドル
を示す分解斜視図である。
【図5】同上のピアノハンドルの裏から見た斜視図であ
る。
【図6】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図8】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図9】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図10】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカム
と突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の
動作順序を示す説明図である。
【図11】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカム
と突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の
動作順序を示す説明図である。
【図12】(a)(b)はそれぞれ取付枠に1個の押釦
スイッチ及び1個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図13】(a)(b)はそれぞれ取付枠に2個の押釦
スイッチ及び2個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図14】(a)(b)はそれぞれ取付枠に3個の押釦
スイッチ及び3個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図15】(a)(b)はそれぞれ化粧枠を取付けた例
を示す平面図及び側面図である。
【図16】同上の化粧枠を取付けた例の他例の平面図で
ある。
【図17】同上の掛合突起の内側を傾斜させた状態の説
明図である。
【符号の説明】
2 取付枠 5 押釦スイッチ 6 窓孔 8 係止孔 11a 係止爪 11b 係止爪 31 反転ハンドル 43 ピアノハンドル K 化粧枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部に細長で長手方向に係止孔により
    構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備えた
    取付枠と、短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/
    3に形成されて取付枠の器具取付け手段である係止孔に
    係止して取付けられる係止爪を有するスイッチと、窓孔
    に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外形寸法よ
    り大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方に配置され
    る化粧枠と、化粧枠の開口に配置されて化粧枠の開口の
    全部を覆うピアノハンドルとを備え、スイッチにピアノ
    ハンドルの運動により操作される操作部と、該操作部の
    運動方向を接点部を開閉するための反転ハンドルの運動
    に変換するための変換手段とを設けて成ることを特徴と
    するスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 中間部に細長で長手方向に係止孔により
    構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備えた
    取付枠と、短方向の外形寸法が窓孔の長手方向の略1/
    3に形成されて取付枠の器具取付け手段である係止孔に
    係止して取付けられる係止爪を有する1個のスイッチ
    と、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方向の外
    形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の前方に
    配置される化粧枠と、化粧枠の開口の全部を覆う大きさ
    に形成されると共にスイッチに対向させて化粧枠の開口
    に配設される1個のピアノハンドルとを備え、スイッチ
    にピアノハンドルの運動により操作される操作部と、該
    操作部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンド
    ルの運動に変換するための変換手段とを設けて成ること
    を特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 中間部に細長で長手方向に係止孔により
    構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備えた
    取付枠と、それぞれ短方向の外形寸法が窓孔の長手方向
    の略1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段である
    係止孔に係止して取付けられる係止爪を有する2個のス
    イッチと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方
    向の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の
    前方に配置される化粧枠と、2個のスイッチにそれぞれ
    対向するように化粧枠の開口の全部を覆うように形成さ
    れた2個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに各ピ
    アノハンドルの運動により操作される操作部と、該操作
    部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンドルの
    運動に変換するための変換手段とを設けて成ることを特
    徴とするスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 中間部に細長で長手方向に係止孔により
    構成された3つの器具取付け手段を有する窓孔を備えた
    取付枠と、それぞれ短方向の外形寸法が窓孔の長手方向
    の略1/3に形成されて取付枠の器具取付け手段である
    係止孔に係止して取付けられる係止爪を有する3個のス
    イッチと、窓孔に対向し長手方向の寸法が窓孔の長手方
    向の外形寸法より大きい細長の開口を有し且つ取付枠の
    前方に配置される化粧枠と、3個のスイッチにそれぞれ
    対向するように化粧枠の開口の全部を覆うように形成さ
    れた3個のピアノハンドルとを備え、各スイッチに各ピ
    アノハンドルの運動により操作される操作部と、該操作
    部の運動方向を接点部を開閉するための反転ハンドルの
    運動に変換するための変換手段とを設けて成ることを特
    徴とするスイッチ装置。
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