JP3020253B2 - 配線器具の取付枠への取付構造 - Google Patents

配線器具の取付枠への取付構造

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JP3020253B2
JP3020253B2 JP2116068A JP11606890A JP3020253B2 JP 3020253 B2 JP3020253 B2 JP 3020253B2 JP 2116068 A JP2116068 A JP 2116068A JP 11606890 A JP11606890 A JP 11606890A JP 3020253 B2 JP3020253 B2 JP 3020253B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は配線器具を取付枠にはめ込んで取付ける構造
に関するものである。
[従来の技術] 従来、配線器具を矩形状の取付枠に取付ける場合、取
付枠が金属のときはかしめにて取付けていた。
[発明が解決しようとする課題] ところでかしめで取付けるときはドライバーのような
工具が必要であり、また取付けに力を要するという問題
があり、さらにかしめによる取付けのため取外しも困難
であると共に2〜3回程度の取外しでかしめ部が破損し
たりして使用できないという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは配線器具の器体をワンタッチで簡単
に取付けることができ、しかも取付外しも簡単にできる
配線器具の取付枠への取付構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明の配線器具の取付枠へ
の取付構造は、長手方向に3個の器具取付部を備えた細
長の窓孔6を中間部に有する取付枠2と、夫々短手方向
の外形寸法が取付枠2の窓孔6の長手方向の略1/3に形
成され、上記取付枠2の器具取付部に取付けられる配線
器具Aの器体とを備え、上記器体は速結端子を収納した
収納部を備えたボディ5aとこのボディ5aの開口部に被着
したカバー5bとで構成し、器体の弾性を有する樹脂にて
形成せるカバー5bの一端に係止部を設け、上記カバー5b
の他端に、両側の切り込み54を入れて遊離させた弾性片
53を設けるとともに弾性片53に係止部を設け、取付枠2
の器具取付部で取付枠2の両側片2bに設けた被係止部に
夫々上記器体のカバー5bの一端及び他端の係止部を係止
して成ることを特徴とする。
また弾性片53の下端部の外面に操作突部55を設けて成
ることを特徴とすることも好ましい。
また取付枠2の側片2の下端と操作突部55との間にマ
イナスドライバー75aのような工具75の先端を挿入し得
る工具挿入隙間59を形成して成ることを特徴とすること
も好ましい。
また弾性片53の背面側に弾性片53をたわませるための
空間12を設けると共に弾性片53が必要以上背面側へたわ
まないように弾性片53を止めるストッパー56をカバー5b
に上記空間12部を介して弾性片53と対応するように設け
て成ることを特徴とすることも好ましい。
また配線器具Aがスイッチ5であることを特徴とする
ことも好ましい。
[作用] 配線器具Aの器体を取付けるとき取付枠2の一方の側
片2bの被係止部に配線器具Aの器体の一端の係止部を係
止し、弾性片53を変形させて他方の側片2bの被係止部に
配線器具Aの器体の他端の係止部を係止することで配線
器具Aを取付けることができて弾性を利用して配線器具
Aを簡単に取付けることができる。
また弾性片53の下端部の外面に操作突部55を設けてあ
ると、操作突部55にて弾性片53の変形操作がしやすくな
る。
また取付枠2の側片2bの下端と操作突部55との間にマ
イナスドライバー75aのような工具75の先端を挿入し得
る工具挿入隙間59を形成してあると、側片2bの下端と操
作突部55との間の工具挿入隙間59にマイナスドライバー
75aのような工具75の先端を挿入し、工具75で弾性片53
が内側にたわむように押して係止部と被係止部との係止
を外すと共に工具75をひねったりして係止部と被係止部
の位置をずらせて取付枠2から配線器具Aを外すことが
できる。
また弾性片53が必要以上内側へたわまないように弾性
片53を止めるストッパー56をカバー5bに設けてあると、
弾性片53を内側にたわませて配線器具Aを外すとき弾性
片53が必要以上たわんで弾性片53が破損するのを防止で
きる。
[実施例] 本実施例の場合配線器具Aとして押釦スイッチ5を用
い、押釦スイッチ5を取付枠2に取付ける実施例により
説明する。
第4図に示す押釦スイッチ5は合成樹脂のボディ5a
と、合成樹脂製のカバー5bとで器体を形成してあり、カ
バー5bの対向する一対の側面から垂下したボディ係止脚
10に設けたボディ係止孔10aをボディ5aの係止突起9に
係止させて結合する。カバー5bはグラスファイバー強化
ポリブチレンテレフタレートのような弾性を有する熱可
塑性合成樹脂にて形成されている。
取付枠2は第1図(a)に示すように鉄やステンレス
綱のような強度の強い材料(金属)にて矩形状に形成し
てあり、取付枠2の両側片2bの垂下部76には被係止部と
して係止孔8を夫々設けてある。本実施例の場合、各側
片2bに一対の係止孔8を1組として3組設けてあり、取
付枠2に3つの器具取付部を設けてある。カバー5bの一
端には一対の係止孔8に対応するように係止部として一
対の固定側係止凸部11aを突設してあり、カバー5bの他
端には両側に切り込み54を入れて遊離した弾性片53を設
けてあり、弾性片53の外面には係止部として一対の可動
側係止凸部11bを突設してある。弾性片53の下部の外面
には操作突部55を設けてある。弾性片53の背面側には弾
性片53をたわませるための空間12を設けてあり、また弾
性片53が必要以上たわまないよういするためのストッパ
ー56を設けてある。第1図(b)の符号57は後述する第
2図(b)の状態で取付枠2が滑らかに入るための勾配
面、58は後述する第2図(c)の状態で弾性片53をたわ
みやすくするための勾配面である。カバー5bの上部の一
端部側には係止用突部70が設けてあり、この係止用突部
70よりもやや内側において支点用突起71が突設してあ
り、更に、カバー5bの上部の他端部には孔部72が設けて
あり、孔部72の開口縁が係止縁72aとなっている。
ボディ5aの両側に接続端子収納部13,14を形成し、一
方の接続端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ばね16、
解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続端子収
納部14には第1の接続端子部を構成する端子板18、鎖錠
ばね19と、第2の接続端子部を構成する端子板20、鎖錠
ばね21とを収納し、また第1、第2の接続端子部に共通
の解除釦22を収納している。
端子板18には延設片18aが設けてあって、この延設片1
8aは隔壁14aを乗り越えて中央収納部23内に延出してあ
り、更に隔壁14a側に近接しており、この延設片18aには
固定接点25aを設けている。
また端子板20はボディ5aの内壁に沿わせて中央収納部
23内に延設し、その先端を接続端子収納部13の隔壁に沿
うように折り曲げ、その折り曲げ片20aの先端に上記固
定接点25aに対応する固定接点25bを設けている。
開閉体24は導電板により形成してあり、中央収納部23
内に入れられ、両端下部に設けた突部28を中央収納部23
の側壁に設けたV状凹部27にはめ込んで下端縁が上記支
持板15aに接した状態でV状凹部27の下部を中心に回動
自在となっている。そして、開閉体24の上部両面に設け
てある可動接点29を回動に応じて固定接点25a,25bに接
触、開離して、共通接続端子部と、第1,又は第2の接続
端子部との間をオン、オフするようになっている。
この開閉体24を反転駆動するのがコイルスプリング30
と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル32及びスライドカ
ム33等とから構成される反転機構である。
コイルスプリング30は上記開閉体の横片の上縁に設け
たばね座24aに下部を係止させ、上部を反転ハンドル31
の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入させて
反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて開閉体24を
反転駆動するようになっている。
反転ハンドル31はカバー5bの凹部51の底部に開口した
孔52に下方から凹部51内に挿入され、反転ハンドル31の
下部の筒部31aの両側に設けた逆三角形状の軸31cをカバ
ー5bの内壁の軸受け50に回動自在に枢支してあり、反転
ハンドル31の上部の直方体部31bの両側上部には上記ス
ライドカム33に掛合する掛合突起34,34を突設してい
る。
押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部51の両側内壁面
に形成された上下方向の係止溝35に係止突起36,36を係
止して上下動自在に凹部51内に収納されており、平片37
bから下向きに開拡した2つの復帰ばね片37a,37aを下方
に向けて一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに
穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を挿入することにより、押釦ハンドル32下
面に取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,37a先端
を凹部51の底面に弾接することにより上方に常時付勢さ
れている。
スライドカム33はポリアセタールのような弾性に富む
熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたもので、対向す
る側辺部の下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に対
応する掛合カム体38を突設し、更に別の側辺部の中央部
にはハ状に一体突設した一対のばね片33a,33aを備え、
このばね片33a,33aの先端間に押釦ハンドル32の下面に
形成している突起32Aを挿入して押釦ハンドル32の下面
においてスライドカム33を摺動自在に装着し且つばね片
33a,33aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与える
ようになっている。
このように構成した押釦スイッチ5は第2図に示すよ
うに取付枠2の窓孔6に下方からカバー5bを嵌めるよう
にして取付ける。つまり、第2図(a)に示すように取
付枠2の一方の側片2bの垂下部76下端をカバー5bの周辺
上面に当接した状態でこの当接点を支点として第2図
(b)(c)(d)に示すように回動させて取付枠2に
押釦スイッチ5を取付ける。第2図(a)の状態で固定
側係止凸部11aを係止孔8に係止させ、第2図(b)
(c)に示すように回動させると、第2図(c)に示す
ように弾性片53を内側にたわませ、第2図(d)の位置
まで回動すると、弾性片53が復帰して可動側係止凸部11
bが係止孔8に係止する。弾性片53は空間12にて内側に
たわむがストッパー56にて弾性片53が必要以上にたわむ
のを防止している。取付枠2に固定側係止凸部11a及び
可動側係止凸部11bの係止孔8への係止にて取付けた押
釦スイッチ5は押釦ハンドル32を取付枠2の窓孔6より
突出させる。また取付枠2から押釦スイッチ5を取外す
ときは第3図に示すように行う。第3図(a)に示すよ
うな取付枠2に押釦スイッチ5を取付けた状態では取付
枠2の側片2bの垂下部76の下端と操作突部55との間に工
具挿入隙間59が形成されている。そして工具75としてマ
イナスドライバー75a用い、マイナスドライバー75aの先
端を第3図(b)に示すように工具挿入隙間59に挿入し
て弾性片53を押して内側にたわませて可動側係止凸部11
bを係止孔8から外す。このときストッパー56に弾性片5
3が当たって弾性片53が必要以上たわむのを防止して弾
性片53の破損を防止できる。弾性片53を内側にたわませ
た状態でマイナスドライバー75aを第3図(c)に示す
ようにひねって工具挿入隙間59の幅を広げて可動側係止
凸部11bと係止孔8との位置をずらせ、押釦スイッチ5
を回転して第3図(d)に示すように押釦スイッチ5を
外す。
このようにして取付枠2に取付けた押釦スイッチ5に
はピアノハンドル43が付設される。このピアノハンドル
43は第1図(a)(c)に示すようなもので、ピアノハ
ンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバー5bの係止
用突部70に係止し、支点用突起71にピアノハンドル43の
下面を当てた状態でピアノハンドル43の他側端縁の係止
足43bをカバー5bの他方の端部の孔部72に上下移動自在
に差し込むと共に係止足43bの係止部分を孔部72の係止
縁72aに係止してある。そして係止足43a及び係止足43b
の係止を外すとピアノハンドル43を取外すことができ
る。ピアノハンドル43を上記のようにして取付けた状態
で、該ピアノハンドル43を押し回動させることにより押
釦ハンドル32を押し駆動できるようになっている。そし
て、この状態で押釦ハンドル32の上面の半円状突部73が
ピアノハンドル43の下面に当たっている。ここで、カバ
ー5bの下面に設けた支点用突起71に代えてピアノハンド
ル43の下面に支点用突起71を設けてもよい。
次に第6図乃至第11図に基づいて本発明ピアノハンド
ル式スイッチの動作を説明する。
まず、第6図の状態においてピアノハンドル43(第6
図においてピアノハンドルは省略している)を押し下げ
ると、押釦ハンドル32がばね片37aに抗して押し下げら
れ、押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が
下降してスライドカム33の一方(第6図(b)において
左側)の端部の掛合カム体38の内側傾斜面の基部付近が
傾いた状態にある反転ハンドル31の上側(第6図(b)
において左側)の掛合突起34に当たり(第7図(b)の
状態)、更に押釦ハンドル32を押すと掛合カム体38の内
側傾斜面に沿うように掛合突起34が押し下げられて反転
ハンドル31が第8図(b)乃至第10図(b)のように反
転回動する。ところで、スライドカム33の一方の掛合カ
ム体38が反転ハンドル31の一方の掛合突起34に掛合しな
がら摺動する際反転回動する反転ハンドル31が水平とな
る前に他方の掛合カム体38が移動して他方の掛合突起34
の内側に位置するように一対の掛合カム体38間の長さと
一対の掛合突起34間の長さが設定されている。上記のよ
うに構成することで、押釦ハンドル32の押し下げによる
反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起34が第6図
(b),第7図(b)→第8図(b)→第9図(b)→
第10図(b)のように半時計回りに回動し、この回動に
伴って掛合突起34により掛合カム体38がばね片33aに抗
して第6図(a),第7図(a)→第8図(a)→第9
図(a)→第10図(a)に示すように左側にスライド
し、第9図(a)のように反転ハンドル32の反転の途中
で反転ハンドル32が水平を越える位置以上に回動して他
方の掛合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にス
ライドしていることで他方の端部(第8図(b)におい
て右側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動の支
障とならないようになっている。ここで、第16図のよう
に掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておくと、掛
合突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛合カム体
38が干渉しないように内側傾斜面で逃げることができ
る。また、上記のように押釦ハンドル32の押し下げによ
り反転ハンドル31を反転回動するに当たり、ばね片33a
に抗してスライドカム33をスライドしながら反転ハンド
ル31を反転することで反転ハンドル31とスライドカム33
とが摺動摩擦抵抗を受けずスムーズに反転ハンドル31を
反転回動させることができるものである。上記のように
して反転ハンドル31を反転回動させるとコイルスプリン
グ30が反転揺動して開閉体24が反転し、可動接点29が接
触している一方の固定接点25aから開離して、他方の固
定接点25bに接触するのである。
この反転後ピアノハンドル43の押し下げ力を解除する
と、第11図(b)のように復帰ばね37のばね片37aで押
釦ハンドル32が押し上げられて、ピアノハンドル43も元
の状態に戻ることになる。同時にスライドカム33もばね
片33aのばね力で中央部位に摺動復帰して第10図(a)
に示すようになる。この状態ではピアノハンドル43を押
し下げれば上述と同様な操作によって開閉体24を反転す
ることができるのである。この反転後においてピアノハ
ンドル43の押し下げ力を解除すれば第6図の状態に戻る
ことになる。
ところで、第1図に示す実施例において、取付枠2は
規格化された配線器具の3個用の寸法(3モジュール)
に形成されたものであり、第12図の実施例では第1図に
示す取付枠2に1モジュールの1個の押釦スイッチ5を
取付け、3モジュールの取付枠2には1個の3モジュー
ルの大きさのピアノハンドル43を取付けて、大きなピア
ノハンドル43により1個の押釦スイッチ5を操作するよ
うになっているが、第13図に示すように2個の押釦スイ
ッチ5を取付枠2に取付けるとともに1.5モジュール分
の大きさの2個のピアノハンドル43を取付けてもよく、
あるいは、第14図に示すように3個の押釦スイッチ5を
取付枠2に取付けるとともに3個のピアノハンドル43を
取付けてもよいものである。この実施例において更に、
第14図に示すように中央のピアノハンドル43を押すと両
側のピアノハンドル43を同時に押すことができ、両側の
ピアノハンドル43は単独で押すことができるようにして
もよい。なお、第15図(c)に示すように一つの取付枠
2に1.5モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル4
3を取付け、その隣りに1個の2モジュールのピアノハ
ンドル43を取付けてもよい。なお、第15図(a)(b)
(c)において、Kは化粧枠であり、取付枠2を覆って
いる。
[発明の効果] 本発明は叙述のような長手方向に3個の器具取付部を
備えた細長の窓孔を中間部に有する取付枠と、夫々短手
方向の外形寸法が取付枠の窓孔の長手方向の略1/3に形
成され、上記取付枠の器具取付部に取付けられる配線器
具の器体とを備えたので、1つの器具取付部に配線器具
を取付けることで取付枠に1個の配線器具を取付ける仕
様にしたり、2つの器具取付部に配線器具を取付けるこ
とで取付枠に2個の配線器具を取付ける仕様にしたり、
3つの器具取付部に夫々配線器具を取付けることで取付
枠に3個の配線器具を取付ける仕様にしたりできるもの
であって、共通の取付枠で上記3つの仕様に対応できる
ものであり、また器体の弾性を有する樹脂にて形成せる
カバーの一端に係止部を設け、上記カバーの他端に、両
側の切り込みを入れて遊離させた弾性片を設けるととも
に弾性片に係止部を設け、取付枠の各器具取付部で取付
枠の両側片に設けた被係止部に夫々上記器体のカバーの
一端及び他端の係止部を係止したので、取付枠の一方の
側片の被係止部に器体の一端の係止部を係止し、弾性片
を変形させて他方の側片の被係止部に器体の他端の係止
部を係止して配線器具の器体を取付けることができて配
線器具の器体側の弾性を利用して簡単に取付けることが
できるものであり、しかも複数の器具取付部に配線器具
の器体を取付けるものでも配線器具の器体を1個づつ取
付けることができて配線器具の器体の取付けが簡単にで
きるものであり、さらに一方側のみが弾性片をたわませ
て係止部を被係止部に係止する構造としているので、弾
性を利用して取付けるものでも強固に取付けて長期の使
用に問題のないものである。
また本発明の請求項2の説明は弾性片の下端部の外面
に操作突部を設けてあるので、操作突部にて弾性片の変
形操作がしやすくなるものである。
また本発明の請求項3の発明は取付枠の側片の下端と
操作突部との間にマイナスドライバーのような工具の先
端を挿入し得る工具挿入隙間を形成してあるので、取付
枠に配線器具の器体を取付けた状態から外すとき、マイ
ナスドライバーのような工具の先端を工具挿入隙間に挿
入して弾性片を押して係止部と被係止部との係止を外
し、工具をひねることで係止部と被係止部の位置をずら
せて配線器具の器体を取付枠2から外すことができるも
のであって、簡単に配線器具の器体を取付枠から外すこ
とができるものである上、取付枠や配線器具を損傷する
ことなく外すことができて何回でも配線器具の器体を取
付けたり、取外したできるものであり、またマイナスド
ライバーのような工具で外すことができるので特殊な工
具を要しないものである。
また本発明の請求項4の発明は、弾性片の背面側に弾
性片をたわませるための空間を設けると共に弾性片が必
要以上背面側へたわまないように弾性片を止めるストッ
パーをカバーに上記空間部を介して弾性片と対応するよ
うに設けてあるので、弾性片を内側にたわませて配線器
具の器体を外すとき弾性片が必要以上たわんで弾性片が
破損するのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の分解斜視図、第1図
(b)は同上の弾性片部分を拡大せる斜視図、第1図
(c)は同上のピアノハンドルの裏面から見た斜視図、
第2図(a)(b)(c)(d)は同上の押釦スイッチ
を取付枠に取付ける状態を説明する断面図、第3図
(a)(b)(c)(d)は同上の取付枠から押釦スイ
ッチを外す状態を説明する断面図、第4図は同上の押釦
スイッチの分解斜視図、第5図(a)(b)は同上のピ
アノハンドルを押し込んだ後の状態の断面図及び押し込
んだ状態の断面図、第6図(a)(b)、第7図(a)
(b)、第8図(a)(b)、第9図(a)(b)、第
10図(a)(b)、第11図(a)(b)はそれぞれスラ
イドカムと突起との関係を示す動作順序を示す説明図及
び全体の動作順序を示す説明図、第12図(a)(b)、
第13図(a)(b)、第14図(a)(b)はそれぞれ取
付枠への押釦スイッチの取付け個数及びピアノハンドル
の取付け個数を示す各実施例の分解図及び平面図、第15
図(a)(b)は化粧枠を取付けた例を示す実施例の平
面図及び側面図、第15図(c)は他の実施例の平面図、
第16図は掛合突起の内側を傾斜させた状態の実施例の説
明図であって、Aは配線器具スイッチ、2は取付枠、2b
は側片、5bはカバー、11aは固定側係止凸部、11bは可動
側係止凸部、53は弾性片、55は操作突部、59は工具挿入
隙間、75aはマイナスドライバー、75は工具である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−197924(JP,A) 特開 昭61−173428(JP,A) 実開 昭54−137172(JP,U) 実開 昭63−128639(JP,U) 実開 平1−146429(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に3個の器具取付部を備えた細長
    の窓孔を中間部に有する取付枠と、夫々短手方向の外形
    寸法が取付枠の窓孔の長手方向の略1/3に形成され、上
    記取付枠の器具取付部に取付けられる配線器具の器体と
    を備え、上記器体は速結端子を収納した収納部を備えた
    ボディとこのボディの開口部に被着したカバーとで構成
    し、器体の弾性を有する樹脂にて形成せるカバーの一端
    に係止部を設け、上記カバーの他端に、両側に切り込み
    を入れて遊離させた弾性片を設けるとともに弾性片に係
    止部を設け、取付枠の器具取付部で取付枠の両側片に設
    けた被係止部に夫々上記器体のカバーの一端及び他端の
    係止部を係止して成ることを特徴とする配線器具の取付
    枠への取付構造。
  2. 【請求項2】弾性片の下端部の外面に操作突部を設けて
    成ることを特徴とする請求項1に記載の配線器具の取付
    枠への取付構造。
  3. 【請求項3】取付枠の側片の下端と操作突部との間にマ
    イナスドライバーのような工具の先端を挿入し得る工具
    挿入隙間を形成して成ることを特徴とする請求項2記載
    の配線器具の取付枠への取付構造。
  4. 【請求項4】弾性片の背面側に弾性片をたわませるため
    の空間を設けると共に弾性片が必要以上背面側へたわま
    ないように弾性片を止めるストッパーをカバーに上記空
    間部を介して弾性片と対応するように設けて成ることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配
    線器具の取付枠への取付構造。
  5. 【請求項5】配線器具がスイッチであることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の配線器具の
    取付枠への取付構造。
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