JP2520872Y2 - 配線器具スイッチの取付枠の構造 - Google Patents

配線器具スイッチの取付枠の構造

Info

Publication number
JP2520872Y2
JP2520872Y2 JP1990048324U JP4832490U JP2520872Y2 JP 2520872 Y2 JP2520872 Y2 JP 2520872Y2 JP 1990048324 U JP1990048324 U JP 1990048324U JP 4832490 U JP4832490 U JP 4832490U JP 2520872 Y2 JP2520872 Y2 JP 2520872Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
mounting frame
handle
piece
vertical surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990048324U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH048321U (ja
Inventor
哲 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1990048324U priority Critical patent/JP2520872Y2/ja
Publication of JPH048321U publication Critical patent/JPH048321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2520872Y2 publication Critical patent/JP2520872Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は配線器具スイッチをはめ込んで取付けるため
の取付枠の構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の取付枠は両側の側片と両側の側片の長
手方向の両端部間を連結する取付プレート部とで矩形状
に形成されていた。
[考案が解決しようとする課題] この取付枠2は壁面のような取付面78のスイッチボッ
クス79の埋設した部分の開口に配置され、取付プレート
部2aを壁面のような取付面78に取付けると共に第17図に
示すようにボックス締付ねじ80を取付枠2からスイッチ
ボックス79に螺入して取付けられている。ところでこの
取付枠2の両側の側片2bは単なる板状であるためボック
ス締付ねじ80を締付けると側片2bが大きくたわむ(たわ
み量δ)という問題がある。従って大きなサイズのピア
ノハンドルで操作するスイッチを取付けた場合取付枠2
の変形が大きいとピアノハンドルの可動部のストローク
不良を生じてスイッチの動作不良を生じるという可能性
がある。
また第18図に示すように取付枠2の側片2bを横面部7
7′と縦面部76′とで断面略逆L字状にしたものもある
が、縦面部76′の高さh′を構造上高くできなくて側片
2bがたわみ上記と同様の問題がある。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところはたわみのような変形を生じないよう
に取付けることができる配線器具スイッチの取付枠の構
造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案配線器具スイッチの取
付枠の構造は、配線器具スイッチAをはめ込んで取付け
るための取付枠2を矩形状に形成し、取付枠2の両側の
両側片2bを横面部77と縦面部76とで断面逆L字状に形成
し、取付枠2の両側の側片2bの長手方向の両端部間を連
結する部分を取付面78に当接して取付ける取付プレート
部2aとすると共に取付プレート部2aが側片2bの横面部77
より高さが低くなるように取付プレート部2aと側片2bの
両端部との間に屈曲部81を設け、側片2bの長手方向の両
端部の縦面部76の下端の位置を取付プレート部2aと略同
レベルになるようにして取付面当接用縦面部76aとし、
側片2bの長手方向の両端部を除く縦面部76を縦面図76の
下端が取付プレート部2aより下方に突出する長さの長い
長縦面部76bとした。
[作用] 取付枠2をスイッチボックス79にボックス締付ねじ80
の締付けにて取付けるとき側片2bの縦面部76が長縦面部
76bで十分に高さが高くて断面二次モーメントが大きく
て殆どたわみ変形しないように取付けることができる。
また側片2bの長手方向の両端部にも取付面当接用縦面部
76aを設けてあるため一層側片2bのたわみ変形を防止で
きる。さらに取付プレート部2aを屈曲部81にて側片2bの
横面部77より低くしてあるために側片2bの縦面部76の高
さを高くしても側片2bの横面部76aが取付面78より突出
し、取付枠2に配線器具スイッチAを取付けたとき配線
器具スイッチAの埋入寸法を短くしてスイッチボックス
79への取付性を向上できる。
[実施例] 本実施例の場合配線器具スイッチAとして押釦スイッ
チ5を用いて、押釦スイッチ5を取付枠2に取付ける実
施例により説明する。
第4図に示す押釦スイッチ5は合成樹脂製のボディ5a
と、合成樹脂製のカバー5bとで器体を形成してあり、カ
バー5bの対向す一対の側面から垂下したボディ係止脚10
に設けたボディ係止孔10aをボディ5aの係止突起9に係
止させて結合する。カバー5bはグラスファイバー強化ポ
リブチレンテレフタレートのような弾性を有する熱可塑
性合成樹脂にて形成されている。
取付枠2は第1図(a)に示すように鉄やステンレス
鋼のような強度の強い材料(金属)にて矩形状に形成し
てあり、両側に側片2bを有すると共に両端に取付プレー
ト部2aを有し、取付プレート部2aにて両側の側片2bの長
手方向の端部同士を連結してある。取付枠2の両側の側
片2bは横面部77と縦面部76とで断面略逆L字状に形成さ
れている。この取付枠2の両側片2bの縦面部76には係止
孔8を夫々設けてある。本実施例の場合、各側片2bに一
対の係止孔8を1組として3組設けてある。取付プレー
ト部2aと側片2bの両端部との間には取付プレート部2a側
に向けて下がるように傾斜せる屈曲部81を設けてあり、
取付プレート部2aの高さを側片2bの横面部77より低くし
てある。取付プレート部2aにはプレート取付ねじ孔82と
ボックス取付孔83とを設けてある。側片2bの縦面部76の
両端部は下端が取付プレート部2aと略同じ高さになるよ
うにしてあって、取付面78に当接する取付面当接用縦面
部76aとなっている。側片2bの縦面部76の両端部を除く
部分の下端は取付プレート部2aより下方に突出して下方
に長く突出しており、この部分が長縦面部76bとなって
いる。この長縦面部76bの高さがhと従来のh′より十
分に長くなっている。取付枠2は壁面のような取付面78
においてスイッチボックスを埋設した凹部84に対応する
位置に配設して取付けられる。取付プレート部2aが取付
面78に当接されてプレート取付ねじ孔82に螺合したねじ
にて取付けられる。そしてボックス取付孔83からボック
ス締付けねじを螺合してスイッチボックスに取付けられ
ている。このようして取付枠2を取付けることにより第
2図(a)(b)に示すように取付面78に取付枠2が取
付けられ、側片2bの縦面部76の高さが高いので側片2bが
殆どたわむ変形をしない。つまり、本考案のたわみ変形
量と第18図に示す従来例のものとを比較した場合、従来
第2図(c)の符号イに示すように大きくたわみ変形し
たのに対して本考案のものの場合第2図(c)の符号ロ
に示すように殆どたわみ変形しない。また取付枠2の横
面部77が取付面78より突出して係止孔8の位置が深くな
らない。
カバー5bの一端には一対の係止孔8に対応するように
一対の固定側係止凸部11aを突設してあり、カバー5bの
他端には両側に切り込み54を入れて遊離した弾性片53を
設けてあり、弾性片53の外面には一対の可動側係止凸部
11bを突設してある。弾性片53の下部の外面には操作突
部55を設けてある。弾性片53の背面側には弾性片53をた
わませるための空間12を設けてあり、また弾性片53が必
要以上たわまないようにするためのストッパー56を設け
てある。第1図(b)の符号57は後述する第3図(b)
の状態で取付枠2が滑らかに入るための勾配面、58は後
述する第3図(c)の状態で弾性片53をたわみやすくす
るための勾配面である。カバー5bの上部の一端部側には
係止用突部70が設けてあり、この係止用突部70よりもや
や内側において支点用突起71が突設してあり、更に、カ
バー5bの上部の他端部には孔部72が設けてあり、孔部72
の開口縁が係止縁72aとなっている。
ボディ5aの両側に接続端子収納部13,14を形成し、一
方の接続端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ばね16、
解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続端子収
納部14には第1の接続端子部を構成する端子板18、鎖錠
ばね19と、第2の接続端子部を構成する端子板20、鎖錠
ばね21とを収納し、また第1、第2の接続端子部に共通
の解除釦22を収納している。
端子板18には延設片18aが設けてあって、この延設片1
8aは隔壁14aを乗り越えて中央収納部23内に延出してあ
り、更に隔壁14a側に近接しており、この延設片18aには
固定接点25aを設けている。
また端子板20はボディ5aの内壁に沿わせて中央収納部
23内に延設し、その先端を接続端子収納部13の隔壁に沿
うように折り曲げ、その折り曲げ片20aの先端に上記固
定接点25aに対応する固定接点25bを設けている。
開閉体24は導電板により形成してあり、中央収納部23
内に入れられ、両端下部に設けた突部28を中央収納部23
の側壁に設けたV状凹部27にはめ込んで下端縁が上記支
持板15aに接した状態でV状凹部27の下部を中心に回動
自在となっている。そして、開閉体24の上部両面に設け
てある可動接点29を回動に応じて固定接点25a,25bに接
触、開離して、共通接続端子部と、第1,又は第2の接続
端子部との間をオン、オフするようになっている。
この開閉体24を反転駆動するのがコイルスプリング30
と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル32及びスライドカ
ム33等とから構成される反転機構である。
コイルスプリング30は上記開閉体24の横片の上縁に設
けたばね座24aに下部を係止させ、上部を反転ハンドル3
1の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入させて
反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて開閉体24を
反転駆動するようになっている。
反転ハンドル31はカバー5bの凹部51の底部に開口した
孔52に下方から凹部51内に挿入され、反転ハンドル31の
下部の筒部31aの両側に設けた逆三角形状の軸31cをカバ
ー5bの内壁の軸受け50に回動自在に枢支してあり、反転
ハンドル31の上部の直方体部31bの両側上部には上記ス
ライドカム33に掛合する掛合突起34,34を突設してい
る。
押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部51の両側内壁面
に形成された上下方向の係止溝35に係止突起36,36を係
止して上下動自在に凹部51内に収納されており、平片37
bから下向きに開拡ちあ2つの復帰ばね片37a,37aを下方
に向けて一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに
穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を挿入することにより、押釦ハンドル32下
面に取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,37a先端
を凹部51の底面に弾接することにより上方に常時付勢さ
れている。
スライドカム33はポリアセタールのような弾性に富む
熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたもので、対向す
る側辺部の下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に対
応する掛合カム体38を突設し、更に別の側辺部の中央部
にはハ状に一体突設した一対のばね片33a,33aを備え、
このばね片33a,33aの先端間に押釦ハンドル32の下面に
形成している突起32Aを挿入して押釦ハンドル32の下面
においてスライドカム33を摺動自在に装着し且つばね片
33a,33aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与える
ようになっている。
このように構成した押釦スイッチ5は第3図に示すよ
うに取付枠2の窓孔6に下方からカバー5bを嵌めるよう
にして取付ける。つまり、第3図(a)に示すように取
付枠2の一方の側片2bの縦片下端をカバー5bの周辺上面
に当接した状態でこの当接点を支点として第3図(b)
(c)(d)に示すように回動させて取付枠2に押釦ス
イッチ5を取付ける。第3図(a)の状態で固定側係止
凸部11aを係止孔8に係止させ、第3図(b)(c)に
示すように回動させると、第3図(c)に示すように弾
性片53を内側にたわませ、第3図(d)の位置まで回動
すると、弾性片53が復帰して可動側係止凸部11bが係止
孔8に係止する。また操作突部55を押して可動側係止凸
部11bを係止孔8から外し、第3図(c)(b)(a)
の順に押釦スイッチ5を回動することにより取付枠2か
ら押釦スイッチ5を取外すことができる。弾性片53は空
間12にて内側にたわむがストッパー56に弾性片53が必要
以上にたわむのを防止している。取付枠2に固定側係止
凸部11a及び可動側係止凸部11bの係止孔8への係止にて
取付けた押釦スイッチ5は押釦ハンドル32を取付枠2の
窓孔6より突出させる。
このようにして取付枠2に取付けた押釦スイッチ5に
はピアノハンドル43が付設される。このピアノハンドル
43は第1図(a)(c)に示すようなもので、ピアノハ
ンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバー5bの係止
用突部70に係止し、支点用突起71にピアノハンドル43の
下面を当てた状態でピアノハンドル43の他側端縁の係止
足43bをカバー5bの他方の端部の孔部72に上下移動自在
に差し込むと共に係止足43bの係止部分を孔部72の係止
縁72aに係止してある。そして係止足43a及び係止足43b
の係止を外すとピアノハンドル43を取外すことができ
る。ピアノハンドル43を上記のようにして取付けた状態
で、該ピアノハンドル43を押し回動させることにより押
釦ハンドル32を押し駆動できるようになっている。そし
て、この状態で押釦ハンドル32の上面の半円状突部73が
ピアノハンドル43の下面に当たっている。ここで、カバ
ー5bの下面に設けた支点用突起71に代えてピアノハンド
ル43の下面に支点用突起71を設けてもよい。
次に第6図乃至第11図に基づいて本考案ピアノハンド
ル式スイッチの動作を説明する。
まず、第6図の状態においてピアノハンドル43(第6
図においてピアノハンドルは省略している)を押し下げ
ると、押釦ハンドル32がばね片37aに抗して押し下げら
れ、押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が
下降してスライドカム33の一方(第6図(b)において
左側)の端部の掛合カム体38の内側傾斜面の基部付近が
傾いた状態にある反転ハンドル31の上側(第6図(b)
において左側)の掛合突起34に当たり(第7図(b)の
状態)、更に押釦ハンドル32を押すと掛合カム体38の内
側傾斜面に沿うように掛合突起34が押し下げられて反転
ハンドル31が第8図(b)乃至第10図(b)のように反
転回動する。ところで、スライドカム33の一方の掛合カ
ム体38が反転ハンドル31の一方の掛合突起34に掛合しな
がら摺動する際反転回動する反転ハンドル31が水平とな
る前に他方の掛合カム体38が移動して他方の掛合突起34
の内側に位置するように一対の掛合カム体38間の長さと
一対の掛合突起34間の長さが設定されている。上記のよ
うに構成することで、押釦ハンドル32の押し下げにより
反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起34が第6図
(b),第7図(b)→第8図(b)→第9図(b)→
第10図(b)のように反時計回りに回動し、この回動に
伴って掛合突起34により掛合カム体38がばね片33aに抗
して第6図(a),第7図(a)→第8図(a)→第9
図(a)→第10図(a)に示すように左側にスライド
し、第9図(a)のように反転ハンドル32の反転の途中
で反転ハンドル32が水平を越える位置以上に回動して他
方の掛合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にス
ライドしていることで他方の端部(第8図(b)におい
て右側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することなって反転ハンドル31の反転回動の支障
とならないようになっている。ここで、第16図のように
掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておくと、掛合
突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛合カム体38
が干渉しないように内側傾斜面で逃げることができる。
また、上記のように押釦ハンドル32の押し下げにより反
転ハンドル31を反転回動するに当たり、ばね片33aに抗
してスライドカム33をスライドしながら反転ハンドル31
を反転することで反転ハンドル31とスライドカム33とが
線接触の摺動摩擦抵抗によりスムーズに反転ハンドル31
を反転回動させることができるものである。
上記のようにして反転ハンドル31を反転回動させると
コイルスプリング30が反転揺動して開閉体24が反転し、
可動接点29が接触している一方の固定接点25aから開離
して、他方の固定接点25bに接触するのである。
この反転後ピアノハンドル43の押し下げ力を解除する
と、第11図(b)のように復帰ばね37のばね片37aで押
釦ハンドル32が押し上げられて、ピアノハンドル43も元
の状態に戻ることになる。同時にスライドカム33もばね
片33aのばね力で中央部位に摺動復帰して第11図(a)
に示すようになる。この状態でピアノハンドル43を押し
下げれば上述と同様な操作によって開閉体24を反転する
ことができるのである。この反転後においてピアノハン
ドル43の押し下げ力を解除すれば第5図の状態に戻るこ
とになる。
ところで、第1図に示す実施例において、取付枠2は
規格化された配線器具の3個用の寸法(3モジュール)
に形成されたものであり、第12図の実施例では第1図に
示す取付枠2に1モジュールの1個の押釦スイッチ5を
取付け、3モジュールの取付枠2には1個の3モジュー
ルの大きさのピアノハンドル43を取付けて、大きなピア
ノハンドル43により1個の押釦スイッチ5を操作するよ
うになっていが、第13図に示すように2個の押釦スイッ
チ5を取付枠2に取付けるとともに1.5モジュール分の
大きさの2個のピアノハンドル43を取付けてもよく、あ
るいは、第14図に示すように3個の押釦スイッチ5を取
付枠2に取付けるとともに3個のピアノハンドル43を取
付けてもよいものである。この実施例において更に、第
13図に示すように中央のピアノハンドル43を押すと両側
のピアノハンドル43を同時に押すことができ、両側のピ
アノハンドル43は単独で押すことができるようにしても
よい。なお、第15図(c)に示すように一つの取付枠2
に1.5モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル43
を取付え、その隣に1個の2モジュールのピアノハンド
ル43を取付けてもよい。なお、第15図(a)(b)
(c)において、Kは化粧枠であり、取付枠2を覆って
いる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように取付枠の両側の両側片を横面部
と縦面部とで断面逆L字状に形成し、取付枠の両側の側
片の長手方向の両端部間を連結する部分を取付面に当接
して取付ける取付プレート部とすると共に取付プレート
部が側片の横面部より高さが低くなるように取付プレー
ト部と側片の両端部との間に屈曲部を設け、側片の長手
方向の両端部の縦面部の下端の位置を取付プレート部と
略同レベルになるようにして取付面当接用縦面部とし、
側片の長手方向の両端部を除く縦面部を縦面図の下端が
取付プレート部より下方に突出する長さの長い長縦面部
としているので、側片の縦面部の高さが高くて側片の断
面二次モーメントを増して側片がたわみ変形するのを防
止できるいものであって、取付枠に配線器具スイッチを
安定よく取付けることができるものであり、しかも側片
の両端部にも取付面当接用縦面部を設けているので両端
部においても断面二次モーメントを大きくできて一層側
片のたわみ変形を防止できるものであり、また取付プレ
ート部より側片の横面部が突出するので、縦面部の高さ
が高くても配線器具スイッチの取付け位置を上げること
ができて取付面への埋設深さを短くしてスイッチボック
スへの取付性の向上も図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例の分解斜視図、第1図
(b)は同上の弾性片部分を拡大せる斜視図、第1図
(c)は同上のピアノハンドルの裏面から見た斜視図、
第2図(a)(b)は同上の取付枠を取付面に取付けた
状態の概略断面図で同図(a)は取付枠の長手方向の中
央部の断面図、同図(b)は取付枠の両端部の断面図、
第2図(c)は同上の取付枠のたわみ変形を説明する説
明図、第3図(a)(b)(c)(d)は同上の押釦ス
イッチを取付枠に取付ける状態を説明する断面図、第4
図は同上の押釦スイッチの分解斜視図、第5図(a)
(b)は同上のピアノハンドルを押し込んだ後の状態の
断面図及び押し込んだ状態の断面図、第6図(a)
(b)、第7図(a)(b)、第8図(a)(b)、第
9図(a)(b)、第10図(a)(b)、第11図(a)
(b)はそれぞれスライドカムと突起との関係を示す動
作順序を示す説明図及び全体の動作順序示す説明んず、
第12図(a)(b)、第13図(a)(b)、第14図
(a)(b)はそれぞれ取付枠への押釦スイッチの取付
け個数及びピアノハンドルの取付け個数を示す各実施例
の分解図及び平面図、第15図(a)(b)は化粧枠を取
付けた例を示す実施例の平面図及び側面図、第15図
(c)は他の実施例の平面図、第16図は掛合突起の内側
を傾斜させた状態の実施例の説明図、第17図は従来の取
付枠を取付ける状態の概略断面図、第18図は従来例の取
付枠の概略断面図であって、Aは配線器具スイッチ、2
は取付枠、2aは取付プレート部、2bは側片、76は縦面
部、76aは取付面当接用縦面部、76bは長縦面図、77は横
面部、78は取付面、81は屈曲部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線器具スイッチをはめ込んで取付けるた
    めの取付枠を矩形状に形成し、取付枠の両側の両側片を
    横面部と縦面部とで断面逆L字状に形成し、取付枠の両
    側の側片の長手方向の両端部間を連結する部分を取付面
    に当接して取付ける取付プレート部とすると共に取付プ
    レート部が側片の横面部より高さが低くなるように取付
    プレート部と側片の両端部との間に屈曲部を設け、側片
    の長手方向の両端部の縦面部の下端の位置を取付プレー
    ト部と略同レベルになるようにして取付面当接用縦面部
    とし、側片の長手方向の両端部を除く縦面部を縦面図の
    下端が取付プレート部より下方に突出する長さの長い長
    縦面部として成る配線器具スイッチの取付枠の構造。
JP1990048324U 1990-05-09 1990-05-09 配線器具スイッチの取付枠の構造 Expired - Lifetime JP2520872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990048324U JP2520872Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 配線器具スイッチの取付枠の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990048324U JP2520872Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 配線器具スイッチの取付枠の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048321U JPH048321U (ja) 1992-01-24
JP2520872Y2 true JP2520872Y2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=31565029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990048324U Expired - Lifetime JP2520872Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 配線器具スイッチの取付枠の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2520872Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849016A (ja) * 1981-09-16 1983-03-23 東芝ライテック株式会社 器具取付け枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPH048321U (ja) 1992-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5345051A (en) Push-button switch
KR200397191Y1 (ko) 잠금장치의 걸림쇠 수용장치
JP2520872Y2 (ja) 配線器具スイッチの取付枠の構造
JP3032560B2 (ja) 配線器具の取付枠への取付構造
KR920005140A (ko) 비디오 카세트 더스트 도어 래치
EP0138136A2 (en) Slide switch sideways operation adapter
JP2567068Y2 (ja) 配線器具スイッチの取付枠への取付構造
JP3124947B2 (ja) 配線器具及び配線器具の取付構造
JP3020254B2 (ja) 配線器具の取付枠への取付構造
JPH0414716A (ja) 配線器具スイッチの取付枠への取付構造
JPH06111686A (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPH0417230A (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPH11112U (ja) 配線器具スイッチの組立構造
JP3131430B2 (ja) 配線器具
JP2858871B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3176040B2 (ja) ピアノハンドルスイッチ装置
JPS5826430Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0726870Y2 (ja) 電気機器の固定構造
JP2538101Y2 (ja) スイッチ
JP2590268Y2 (ja) 配線器具スイッチの組立構造
JPH0143784Y2 (ja)
JPS5818820A (ja) プツシユスイツチ
JPH0569837U (ja) ピアノハンドル式スイッチ
KR930001369Y1 (ko) 푸시 스위치
JPH0629856Y2 (ja) 照光表示形の押しボタンスイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term