JP3131430B2 - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JP3131430B2
JP3131430B2 JP2000029630A JP2000029630A JP3131430B2 JP 3131430 B2 JP3131430 B2 JP 3131430B2 JP 2000029630 A JP2000029630 A JP 2000029630A JP 2000029630 A JP2000029630 A JP 2000029630A JP 3131430 B2 JP3131430 B2 JP 3131430B2
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哲 上野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に部品を収納
して組み立てた配線器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチのような配線器具は樹脂
製のボディと樹脂製のカバーとで器体が構成してあり、
器体の内部に部品を内装することで組み立てるようにな
っているが、カバーとボディとを一体に固定するに当た
っては別途止め金具を用いて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来にあ
っては、ボディとカバーとを固定するに当たって別途止
め金具を必要とするので、部品点数が増えるという問題
があり、また、組み立て性も悪いという問題がある。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、配線器具を容易に組み立てること
ができ、しかも取付枠への取付けも容易にできる配線器
具を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の配線器具は、内部に部品を収納する合成樹脂
製のボディと表面に操作面が形成された合成樹脂製のカ
バーとで構成されると共に配線器具用に規格化されてい
る取付枠に3個まで取付けることができる単位寸法の1
個分の寸法に形成された器体を備え、前記ボディの短幅
方向に対向する両外側面に一対ずつ設けられる4つのボ
ディ側係止手段を設け、合成樹脂製のカバーの長幅方向
に対向する両外面に取付枠に取付けるための係止爪を設
けるとともにカバーの短幅方向に対向する両側壁より
記ボディ側係止手段に係止するカバー側係止手段を有す
る4つの係止脚を垂設し、カバー側係止手段がボディ側
係止手段に係止されて係止脚がボディの外側面に重ねら
れた状態で係止脚がボディの外側面より外側に突出し
成ることを特徴とするものである。このような構成とす
ることで、カバーの短幅方向に対向する両側壁より垂設
された4つの係止脚に設けたカバー係止手段を、ボディ
の短幅方向に対向する両外側面に一対ずつ設けられる4
つのボディ側係止手段に係止することで配線器具の主体
を構成する器体を形成でき、また、短幅方向に対向する
両面においてそれぞれ一対ずつ合計4箇所でカバー側係
止手段とボディ側係止手段とで係止することで、カバー
とボディの結合が強固となるものである。また、カバー
側係止手段がボディ側係止手段に係止されて係止脚がボ
ディの外側面に重ねられた状態で係止脚がボディの外側
面より外側に突出するので、カバー側係止手段をボディ
側係止手段から外してカバーをボディから外す場合に、
係止状態でボディの外側面に突出している係止脚をドラ
イバー等の治具等により引っ掛けて簡単にカバー側係止
手段をボディ側係止手段から外してカバーをボディから
外すことができるものであり、しかも係止脚をドライバ
ーのような治具により取り外す際に上記のように簡単に
取り外せるので、係止脚を有するカバーを合成樹脂で形
成したといえども係止脚の取り外しの際に係止脚が破損
しにくいものである。そして、合成樹脂製のカバーの長
幅方向に対向する両外面に取付枠に取付けるための係止
爪を設けているのでこのカバーの長幅方向に対向する両
外面に設けた係止爪を用いて配線器具を取付枠に取付け
ることができる。また、合成樹脂製のカバーと一体に係
止爪と係止脚とを設け ているので、部材点数が少なく構
造が簡略するものである。また、器体が、配線器具用に
規格化されている取付枠に3個まで取付けることができ
る単位寸法の1個分の寸法に形成されていることで、配
線器具用に規格化されている取付枠に1モジュールの器
体を1個、あるいは1モジュールの器体を2個、あるい
は1モジュールの器体を3個選択して取付けることが可
能である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて詳述する。
【0007】添付図面には配線器具としてスイッチの例
が示してある。図1に示す押釦スイッチ5は合成樹脂製
のボディ5aと、合成樹脂製のカバー5bとで器体を形
成してある。すなわち、ボディ5aの両側部にはボディ
側係止手段を構成する係止突起9が設けてあり、また、
カバー5bの対向する一対の側面からボディ係止脚10
が突設してあって、このボディ係止脚10にカバー側係
止手段を構成するボディ係止孔10aが設けてあり、カ
バー5bの対向する一対の側面から垂下したボディ係止
脚10に設けたボディ係止孔10aをボディ5aの係止
突起9に係止させて結合することで押釦スイッチ5の主
体となる器体を形成してある。そして、押釦スイッチ5
は規格化された配線器具の1モジュールの大きさに形成
してある。
【0008】カバー5bには更に両側面に取付枠2の両
側片2b,2bの縦辺に穿設してある係止孔8に対応し
た取付枠2への取付け手段を構成するための係止爪11
a,11bを夫々一体に突設し、一方の係止爪11bの
背部にはカバー5bの外壁を上下に貫通した孔よりなる
たわみ代を得るための空間12を形成して、係止爪11
bが背方へ弾性的にたわむことができるようになってい
る。カバー5bの上部の一端部側には係止用突部70が
設けてあり、この係止用突部70よりもやや内側におい
て支点用突起71が突設してあり、更に、カバー5bの
上部の他端部には孔部72が設けてあり、孔部72の開
口縁が係止縁72aとなっている。
【0009】ボディ5a内には部品が収納されるように
なっている。すなわち、ボディ5a内の両側に接続端子
収納部13,14を形成し、一方の接続端子収納部13
には共通端子板15、鎖錠ばね16、解除釦17からな
る速結端子を収納し、他方の接続端子収納部14には第
1の接続端子部を構成する端子板18、鎖錠ばね19
と、第2の接続端子部を構成する端子板20、鎖錠ばね
21とを収納し、また第1、第2の接続端子部に共通の
解除釦22を収納している。 端子板18には延設片1
8aが設けてあって、この延設片18aは隔壁14aを
乗り越えて中央収納部23内に延出してあり、更に隔壁
14a側に近接しており、この延設片18aには固定接
点25aを設けている。
【0010】また端子板20はボディ5aの内壁に沿わ
せて中央収納部23内に延設し、その先端を接続端子収
納部13の隔壁に沿うように折り曲げ、その折り曲げ片
20aの先端に上記固定接点25aに対応する固定接点
25bを設けている。
【0011】開閉体24は導電板により形成してあり、
中央収納部23内に入れられ、両端下部に設けた突部2
8を中央収納部23の側壁に設けたV状凹部27にはめ
込んで下端縁が上記支持板15aに接した状態でV状凹
部27の下部を中心に回動自在となっている。そして、
開閉体24の上部両面に設けてある可動接点29を回動
に応じて固定接点25a,25bに接触、開離して、共
通接続端子部と、第1又は第2の接続端子部との間をオ
ン、オフするようになっている。
【0012】この開閉体24を反転駆動するのがコイル
スプリング30と、反転ハンドル31と、押釦ハンドル
32及びスライドカム33等とから構成される反転機構
である。
【0013】コイルスプリング30は上記開閉体24の
横片の上縁に設けたばね座24aに下部を係止させ、上
部を反転ハンドル31の下部に一体に突設させている筒
部31a内に挿入させて反転ハンドル31の両側方向へ
の動きに応じて開閉体24を反転駆動するようになって
いる。
【0014】反転ハンドル31はカバー5bの凹部51
の底部に開口した孔52に下方から凹部51内に挿入さ
れ、反転ハンドル31の下部の筒部31aの両側に設け
た逆三角形状の軸31cをカバー5bの内壁の軸受け5
0に回動自在に枢支してあり、反転ハンドル31の上部
の直方体部31bの両側上部には上記スライドカム33
に掛合する掛合突起34,34を突設している。
【0015】押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部
51内に上下移動自在に取付けられると共に押釦ハンド
ル32の表面がカバー5bの表面(図においては上面)
に露出するようになっている。つまり、カバー5bの表
面が操作面となっている。押釦ハンドル32を上記カバ
ー5bの凹部51内に上下移動自在に取付けるに当たっ
ては、下記のようにして行う。すなわち、上記カバー5
bの凹部51の両側内壁面に形成された上下方向の係止
溝35に係止突起36,36を係止して上下動自在に凹
部51内に収納されており、平片37bから下向きに開
拡した2つの復帰ばね片37a,37aを下方に向けて
一体延設して構成した復帰ばね37を平片37bに穿設
した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した突起
(図示せず)を挿入することにより、押釦ハンドル32
下面に取付け、この復帰ばね37の復帰ばね片37a,
37a先端を凹部51の底面に弾接することにより上方
に常時付勢されている。
【0016】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたも
ので、対向する側辺部の下面に上記反転ハンドル31の
掛合突起34に対応する掛合カム体38を突設し、更に
別の側辺部の中央部にはハ状に一体突設した一対のばね
片33a,33aを備え、このばね片33a,33aの
先端間に押釦ハンドル32の下面に形成している突起3
2Aを挿入して押釦ハンドル32の下面においてスライ
ドカム33を摺動自在に装着し且つばね片33a,33
aの弾性によって反摺動方向への復帰力を与えるように
なっている。
【0017】このように構成した押釦スイッチ5は図4
に示す金属製の取付枠2の窓孔6に下方からカバー5b
を嵌めるようにして、取付枠2の一方の側片2bの縦辺
下端をカバー5bの周辺上面に当接した状態でこの当接
点を支点として回動させれば支点側の係止爪11aが係
止孔8に係入し、他方の側片2bの縦辺の下端は係止爪
11bを空間12のたわみ代と、カバー5bの材質の弾
性力によって内方向に押圧させて係止爪11bを乗り越
え、係止爪11bを係止孔8に係入させる。係止爪11
a,11bを係止孔8,8に夫々係入させて係止固定さ
れた押釦スイッチ5は押釦ハンドル32を取付枠2の窓
孔6より突出させる。
【0018】このようにして取付枠2に取付けた押釦ス
イッチ5にはピアノハンドル43が付設される。このピ
アノハンドル43は図4、図5に示すようなもので、ピ
アノハンドル43の一側縁に設けた係止足43aをカバ
ー5bの係止用突部70に係止し、支点用突起71にピ
アノハンドル43の下面を当てた状態でピアノハンドル
43の他側端縁の係止足43bをカバー5bの他方の端
部の孔部72に上下移動自在に差し込むと共に係止足4
3bの係止部分を孔部72の係止縁72aに係止してあ
る。そして係止足43a及び係止足43bの係止を外す
とピアノハンドル43を取り外すことができる。ピアノ
ハンドル43を上記のようにして取付けた状態で、該ピ
アノハンドル43を押し回動させることにより押釦ハン
ドル32を押し駆動できるようになっている。そして、
この状態で押釦ハンドル32の上面の半円状突部73が
ピアノハンドル43の下面に当たっている。ここで、カ
バー5bの上面に設けた支点用突起71に代えてピアノ
ハンドル43の下面に支点用突起71を設けてもよい。
【0019】次に図6乃至図11に基づいて本発明ピア
ノハンドル式スイッチの動作を説明する。
【0020】まず、図6の状態においてピアノハンドル
43を押し下げると、押釦ハンドル32がばね片37a
に抗して押し下げられ、押釦ハンドル32の押し下げに
よりスライドカム33が下降してスライドカム33の一
方(図6(b)において左側)の端部の掛合カム体38
の内側傾斜面の基部付近が傾いた状態にある反転ハンド
ル31の上側(図6(b)において左側)の掛合突起3
4に当たり(図7(b)の状態)、更に押釦ハンドル3
2を押すと掛合カム体38の内側傾斜面に沿うように掛
合突起34が押し下げられて反転ハンドル31が図8
(b)乃至図10(b)のように反転回動する。ところ
で、スライドカム33の一方の掛合カム体38が反転ハ
ンドル31の一方の掛合突起34に掛合しながら摺動す
る際反転回動する反転ハンドル31が水平となる前に他
方の掛合カム体38が移動して他方の掛合突起34の内
側に位置するように一対の掛合カム体38間の長さと一
対の掛合突起34間の長さが設定されている。上記のよ
うに構成することで、押釦ハンドル32の押し下げによ
る反転ハンドル31の反転に伴い掛合突起34が図6
(b)、図7(b)→図8(b)→図9(b)→図10
(b)のように半時計回りに回動し、この回動に伴って
掛合突起34により掛合カム体38がばね片33aに抗
して図6(a)→図7(a)→図8(a)→図9(a)
→図10(a)に示すように左側にスライドし、図9
(b)のように反転ハンドル32の反転の途中で反転ハ
ンドル32が水平を越える位置以上に回動して他方の掛
合突起34が上昇してもスライドカム33が左側にスラ
イドしていることで他方の端部(図8(b)において右
側)の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動の
支障とならないようになっている。ここで、図17のよ
うに掛合突起34の内側に内側傾斜面を形成しておく
と、掛合突起34が上昇回動する際に内側に位置する掛
合カム体38が干渉しないように内側傾斜面で逃げるこ
とができる。また、上記のように押釦ハンドル32の押
し下げにより反転ハンドル31を反転回動するに当た
り、ばね片33aに抗してスライドカム33をスライド
しながら反転ハンドル31を反転することで反転ハンド
ル31とスライドカム33とが摺動摩擦抵抗を受けずス
ムーズに反転ハンドル31を反転回動させることができ
るものである。
【0021】上記のようにして反転ハンドル31を反転
回動させるとコイルスプリング30が反転揺動して開閉
体24が反転し、可動接点29が接触している一方の固
定接点25aから開離して、他方の固定接点25bに接
触するのである。
【0022】この反転後ピアノハンドル43の押し下げ
力を解除すると、図11(b)のように復帰ばね37の
ばね片37aで押釦ハンドル32が押し上げられて、ピ
アノハンドル43も元の状態に戻ることになる。同時に
スライドカバー33もばね片33aのばね力で中央部位
に摺動復帰して図11(a)に示すようになる。この状
態でピアノハンドル43を押し下げれば上述と同様な操
作によって開閉体24を反転することができるのであ
る。この反転後においてピアノハンドル43の押し下げ
力を解除すれば図5の状態に戻ることになる。
【0023】ところで、図4に示す実施形態において、
取付枠2は規格化された配線器具の3個用の寸法 (3モ
ジュール)に形成されたものであり、図12の実施形態
では図4に示す取付枠2に1モジュールの1個の押釦ス
イッチ5を取付け、3モジュールの取付枠2には1個の
3モジュールの大きさのピアノハンドル43を取付け
て、大きなピアノハンドル43により1個の押釦スイッ
チ5を操作するようになっているが、図13に示すよう
に2個の押釦スイッチ5を取付枠2に取付けるとともに
1.5モジュール分の大きさの2個のピアノハンドル4
3を取付けてもよく、あるいは、図14に示すように3
個の押釦スイッチ5を取付枠2に取付けるとともに3個
のピアノハンドル43を取付けてもよいものである。こ
の実施形態において更に、図14に示すように中央のピ
アノハンドル43を押すと両側のピアノハンドル43を
同時に押すことができ、両側のピアノハンドル43は単
独で押すことができるようにしてもよい。なお、図16
に示すように一つの取付枠2に1.5モジュール分の大
きさの2個のピアノハンドル43を取付け、その隣りに
1個の2モジュールのピアノハンドル43を取付けても
よい。なお、図15(a)(b)、図16において、K
は化粧枠であり、取付枠2を覆っている。
【0024】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、内部
に部品を収納する合成樹脂製のボディと表面に操作面が
形成された合成樹脂製のカバーとで構成されると共に配
線器具用に規格化されている取付枠に3個まで取付ける
ことができる単位寸法の1個分の寸法に形成された器体
を備え、前記ボディの短幅方向に対向する両外側面に一
対ずつ設けられる4つのボディ側係止手段を設け、合成
樹脂製のカバーの長幅方向に対向する両外面に取付枠に
取付けるための係止爪を設けるとともにカバーの短幅方
向に対向する両側壁より前記ボディ側係止手段に係止す
るカバー側係止手段を有する4つの係止脚を垂設し、カ
バー側係止手段がボディ側係止手段に係止されて係止脚
がボディの外側面に重ねられた状態で係止脚がボディの
外側面より外側に突出し、カバーに取付枠に取付けるた
めの取付け手段が形成されているので、止め金具を用い
なくてもボディ側係止手段とカバー側係止手段とを係止
させることで、ボディとカバーとを互いに保持でき、特
に短幅方向に対向する両面においてそれぞれ一対ずつ合
計4箇所でカバー側係止手段とボディ側係止手段とで係
止することで、カバーとボディの結合が強固となるとと
もに長幅方向におけるカバーとボディとの合わせ部分に
隙間が生じたり、がたが生じたりしないようにできて、
この点でもカバーとボディの結合が強固となるものであ
り、また、カバー側係止手段がボディ側係止手段に係止
されて係止脚がボディの外側面に重ねられた状態で係止
脚がボディの外側面より外側に突出するので、カバー側
係止手段をボディ側係止手段から外してカバーをボディ
から外す場合に、係止状態でボディの外側面に突出して
いる係止脚をドライバー等の治具等により引っ掛けて簡
単にカバー側係止手段をボディ側係止手段から外してカ
バーをボディから外すことができるものであり、しかも
係止脚をドライバーのような治具により取り外す際に上
記のように簡単に取り外せるので、係止脚を有するカバ
ーを合成樹脂で形成したといえども係止脚の取り外しの
際に係止脚が破損しにくいものであり、また、合成樹脂
製のカバーの長幅方向に対向する両外面に取付枠に取付
けるための係止爪を設けているのでこのカバーの長幅方
向に対向する両外面に設けた係止爪を用いて配線器具を
取付枠に取付けることができる。また、合成樹脂製のカ
バーと 一体に係止爪と係止脚とを設けているので、部材
点数が少なく構造が簡略すると共に組み立ても簡略化す
るものであり、また、器体が、配線器具用に規格化され
ている取付枠に3個まで取付けることができる単位寸法
の1個分の寸法に形成されていることで、配線器具用に
規格化されている取付枠に他の部材を介在することなく
直接1モジュールの器体を1個、あるいは1モジュール
の器体を2個、あるいは1モジュールの器体を3個選択
して取付けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの分解斜視図である。
【図2】同上のピアノハンドルを押し込む前の状態の断
面図である。
【図3】同上のピアノハンドルを押し込んだ後の状態の
断面図である。
【図4】同上の押釦スイッチ、取付枠、ピアノハンドル
を示す分解斜視図である。
【図5】同上のピアノハンドルの裏から見た斜視図であ
る。
【図6】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図8】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図9】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカムと
突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の動
作順序を示す説明図である。
【図10】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカム
と突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の
動作順序を示す説明図である。
【図11】(a)(b)はそれぞれ同上のスライドカム
と突起との関係を示す動作順序を示す説明図及び全体の
動作順序を示す説明図である。
【図12】(a)(b)はそれぞれ取付枠に1個の押釦
スイッチ及び1個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図13】(a)(b)はそれぞれ取付枠に2個の押釦
スイッチ及び2個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図14】(a)(b)はそれぞれ取付枠に3個の押釦
スイッチ及び3個のピアノハンドルを取付ける例を示す
分解図及び平面図である。
【図15】(a)(b)はそれぞれ化粧枠を取付けた例
を示す平面図及び側面図である。
【図16】同上の化粧枠を取付けた例の他例の平面図で
ある。
【図17】同上の掛合突起の内側を傾斜させた状態の説
明図である。
【符号の説明】
2 取付枠 5 押釦スイッチ 5a ボディ 5b カバー 9 係止突起 10a ボディ係止孔 11a 係止爪 11b 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H01H 21/00 H01H 23/00 H01H 13/00 H01R 4/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に部品を収納する合成樹脂製のボデ
    ィと表面に操作面が形成された合成樹脂製のカバーとで
    構成されると共に配線器具用に規格化されている取付枠
    に3個まで取付けることができる単位寸法の1個分の寸
    法に形成された器体を備え、前記ボディの短幅方向に対
    向する両外側面に一対ずつ設けられる4つのボディ側係
    止手段を設け、合成樹脂製のカバーの長幅方向に対向す
    る両外面に取付枠に取付けるための係止爪を設けるとと
    もにカバーの短幅方向に対向する両側壁より前記ボディ
    側係止手段に係止するカバー側係止手段を有する4つの
    係止脚を垂設し、カバー側係止手段がボディ側係止手段
    に係止されて係止脚がボディの外側面に重ねられた状態
    で係止脚がボディの外側面より外側に突出して成ること
    を特徴とする配線器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101545612B1 (ko) * 2015-01-21 2015-08-28 주식회사 토펙엔지니어링 건축사사무소 공동주택의 고층 창 구조물

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