JP2583292Y2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

Info

Publication number
JP2583292Y2
JP2583292Y2 JP1990125941U JP12594190U JP2583292Y2 JP 2583292 Y2 JP2583292 Y2 JP 2583292Y2 JP 1990125941 U JP1990125941 U JP 1990125941U JP 12594190 U JP12594190 U JP 12594190U JP 2583292 Y2 JP2583292 Y2 JP 2583292Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
push button
opening
plate
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990125941U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0481429U (ja
Inventor
哲 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1990125941U priority Critical patent/JP2583292Y2/ja
Publication of JPH0481429U publication Critical patent/JPH0481429U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583292Y2 publication Critical patent/JP2583292Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家具や住設機器用に用いられるスイッチに
関するものである。
〔従来の技術〕
現在の家具や住設機器には、操作ハンドルをシーソー
動させることにより切換が行われる所謂波動形のスイッ
チが使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、現在の機器事情からしてスイッチは一般的
に押釦式のスイッチが主流となりつつある。特に電子回
路を制御するスイッチでは、ソフトタッチ式のパネルス
イッチが主流となっている。このような時流に対して、
上記家具や住設機器に使用されるスイッチとして波動形
のスイッチを用いると、操作方式が異なるために違和感
を与え、操作性が悪いといった感じを与えるという問題
があった。この場合に通常のプッシュスイッチ等のスイ
ッチを用いることが考えられるが、このようなスイッチ
と波動形のスイッチとでは回路切換方式が異なるため
に、家具や住設機器の回路変更を行う必要が生じるとい
う問題があった。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、操作感が良いという印象を与える
こができ、しかも家具や住設機器の回路変更を行う必要
がないスイッチを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は器体内に収めら
れ接点を開閉する開閉体、操作面を露呈させて露出方向
において進退自在に上記器体に取り付けられる押釦ハン
ドル、上記開閉体を揺動する反転ハンドル、上記押釦ハ
ンドルの押動に連動して反転ハンドルに反転回動力を与
えるスライドカム、上記押釦ハンドルを露出方向へ付勢
する復帰ばねを具備する押釦スイッチと、この押釦ハン
ドルと一体的に進退自在に押圧操作される操作ハンドル
と、上記押釦スイッチの器体が着脱自在に取り付けられ
る取付枠と、少なくとも取付枠の前面側を覆うようにし
て取付枠に被着されるとともに家具や住設機器のパネル
に形成される開口部に取り付けられるプレートとを備
え、上記取付枠に少なくとも上記操作ハンドルを前面側
に露呈させる開口窓を設けるとともに、この開口窓より
露呈する上記操作ハンドルを上記プレートに設けた開口
を通して前面側に露呈させてある。
また請求項2の発明では、上記操作ハンドルを上記押
釦ハンドルに一体に固着してある。
さらに請求項3の発明では、上記開口窓より露出する
操作ハンドルを含むプレートの前面にメンブレンフィル
ムを貼着してある。
〔作用〕
本考案は、上述のように器体内に収められ接点を開閉
する開閉体、操作面を露呈させて露出方向において進退
自在に上記器体に取り付けられる押釦ハンドル、上記開
閉体を揺動する反転ハンドル、上記押釦ハンドルの押動
に連動して反転ハンドルに反転回動力を与えるスライド
カム、上記押釦ハンドルを露出方向へ付勢する復帰ばね
を具備する押釦スイッチと、この押釦ハンドルと一体的
に進退自在に押圧操作される操作ハンドルと、上記押釦
スイッチの器体が着脱自在に取り付けられる取付枠と、
少なくとも取付枠の前面側を覆うようにして取付枠に被
着されるとともに家具や住設機器のパネルに形成される
開口部に取り付けられるプレートとを備え、上記取付枠
に少なくとも上記操作ハンドルを前面側に露呈させる開
口窓を設けるとともに、この開口窓より露呈する上記操
作ハンドルを上記プレートに設けた開口を通して前面側
に露呈させることにより、スイッチ切換を時流にあった
ソフトタッチ式の切換操作することができるようにし
て、操作方式が異なるために違和感を与えて操作感が悪
いといった印象を与えることがないようにするととも
に、回路切換方式が波動形のスイッチと同じになるよう
にして、家具や住設機器の回路変更を行う必要がないよ
うにしたものである。
〔実施例1〕 第1図乃至第5図に本考案の一実施例を示す。本実施
例では家具や住設機器に使用されるスイッチとして、時
流に合うように、ソフトタッチで切り換えが行えるスイ
ッチを用いたものである。
押釦スイッチ5の器体は、第4図に示すように、合成
樹脂製のボディ5aとカバー5bとで形成されており、カバ
ー5bの両側面から夫々垂下した一対のボディ係止脚10に
設けたボディ係止孔10aを、ボディ5aの係止突起9に係
止させて、ボディ5aにカバー5bを被着する構造となって
いる。
カバー5bには、第1図に示す取付枠2に着脱自在に取
付可能とするために、両端面に一対の係止爪11a,11bを
夫々突設してあり、一方の係止爪11bの背部には空間12
を形成し(第5図参照)、係止爪11bが背方へ弾性的に
たわむようにしてある。
ボディ5aは、第4図に示すように、両端に接続端子収
納部13,14を形成すると共に、両接続端子収納部13,14の
間に中央収納部23を形成してある。ここで、一方の接続
端子収納部13には共通端子板15、鎖錠ばね16及び解除釦
17からなる速結端子を収納し、他方の接続端子収納部14
には端子板18及び鎖錠ばね19からなる第1の接続端子部
と、端子板20及び鎖錠ばね21からなる第2の接続端子部
とを収納すると共に、第1,第2の接続端子部に共通の解
除釦22を収納する。
端子板18には延設片18aを形成してあり、この延設片1
8aを隔壁60aを越えて中央収納部23側に延出させてあ
る。なお、この延設片18aは隔壁60a側に近接させてあ
り、この延設片18aには固定接点25aを固着してある。
また、端子板20には折曲片20aが形成してあり、この
折曲片20aも隔壁60aを越えて中央収納部23側に延出させ
てあり、その先端を接続端子収納部13側の隔壁60bに沿
うように折り曲げて上記端子板18の延設片18aに対向さ
せ、その折曲片20aの先端に上記固定接点25aに対応する
固定接点25bを固着してある。
器体内に回動自在に支持されて接点部を開閉する開閉
体24は導電板により形成してあり、両端下部に設けた突
部28を中央収納部28の内側壁に形成したV状凹部27に嵌
め込んで(第5図参照)、下端縁を中央収納部23に敷設
される支持片15a上に立設し、V状凹部27の下部を中心
に回動自在となっている。そして、開閉体24の上部両面
に設けてある可動接点29を回動に応じて固定接点25a,25
bに接触,開離して、共通接続端子部と、第1または第
2の接続端子部との間を接続あるいは切離すようになっ
ている。
上記開閉体24は、コイルスプリング30、反転ハンドル
31、押釦反転ハンドル32、スライドカム33、復帰ばね37
で構成された反転機構により反転駆動される。コイルス
プリング30は、上記開閉体24の上縁に設けたばね座24a
に下部を係止させて、上部が反転ハンドル31の下部に突
設してある筒部31a内に収められ、反転ハンドル31の回
動に応じて開閉体24を反転駆動するようになっている。
反転ハンドル31は、カバー5bの凹部51の底部に開口し
た孔52に下方から挿入され、反転ハンドル31の筒部31a
の両側に設けた逆三角形状の軸31cがカバー5bの内壁の
軸受け50に回動自在に枢支される。この反転ハンドル31
の上部の直方体部31bの両端には上記スライドカム33に
掛合する掛合突起34を突設してある。
押釦ハンドル32は上記カバー5bの凹部51の両端内壁面
に形成された上下方向の係止溝35に係止突起36を係入し
て上下動自在に凹部51内に収納されており、この押釦ハ
ンドル32の下方に配置される復帰ばね37により常時上方
に付勢されている。
復帰ばね37は、平片37bから下向きに開拡した2つの
復帰ばね片37aを下方に向けて一体延設してあり、平片3
7bに穿設した孔37dに押釦ハンドル32の下面に突設した
突起32a(第5図参照)を挿入することにより押釦ハン
ドル32の下面側に取り付け、この復帰ばね37の復帰ばね
片37aの先端を凹部51の底面に弾接することにより押釦
ハンドル32を上方に常時付勢している。
スライドカム33はポリアセタールのような弾性に富む
熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたもので、両端辺
部の下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に摺動係合
する掛合カム体38を突設し、側辺部にハ状に一方突設し
た一対のばね片33aを備え、このばね片33aの先端間に押
釦ハンドル32の下面に形成している突起32aを挿入して
押釦ハンドル32の下面においてスライドカム33を摺動自
在に装着し、且つばね片33aを弾性によって反摺動方向
への復帰力を与えるようになっている。
上記スイッチで、オン,オフの表示を行うネオンラン
プLを用いた表示部Aを備える場合には、この表示部A
は接続端子収納部14のさらに一端側に形成された表示収
納部61内に収められる。この表示部AのネオンランプL
の光はカバー5bに形成された窓部40を通して押釦スイッ
チ5の外部に透過させるようにしてある。ここで、上記
窓部40にはランブカバー41が取り付けられる。
ところで、上記押釦ハンドル32には、第1図に示すよ
うに略円柱状に形成された操作ハンドル71が一体に固着
されている。そして、この操作ハンドル71が押釦ハンド
ル32と一体的に進退自在に押圧操作される。なお、操作
ハンドル71にネームプレートを取り付けることができる
ようにしてもよいし、また操作ハンドル71を押釦ハンド
ル32と一体に形成してもよい。
次に、第5図に基づいて押圧スイッチ5の状態で操作
ハンドル71(図示略)を押し下げると、押釦ハンドル32
が復帰ばね37のばね片37aに抗して押し下げられ、押釦
ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が下降し、
スライドカム33の図中左側の端部の掛合カム体38の内側
傾斜面の上端付近が、図示するように傾いた状態にある
反転ハンドル31の上側の掛合突起34に当たり、さらに押
釦ハンドル32が押されると、掛合カム体38の内側傾斜面
に浴うように掛合突起34が押し下げられ、反転ハンドル
31が図示状態と反対の動作状態に反転回動する。なお、
反転ハンドル31の反転途中で反転ハンドル31が水平を越
える位置以上に回動して他方の掛合突起34が上昇して
も、スライドカム33が左側にスライドしていることで、
図中右側の掛合カム体38が右側の掛合突起34よりも左側
に位置することとなって反転ハンドル31の反転回動に支
障とならないようになっている。
上述のようにして反転ハンドル31を反転回動させると
コイルスプリング30が反転揺動して開閉体24が反転し、
可動接点29が一方の固定接点25aから開離して、他方の
固定接点25bに接触するのである。
この反転後、操作ハンドル71の押し下げ力を解除する
と、復帰ばね37のばね片37aで押釦ハンドル32が押し上
げられ、このとき操作ハンドル71も元の状態に戻ること
になる。また、同時にスライドカム38もばね片33aのば
ね力で中央部に摺動復帰する。
なお、第5図(b)は上述のように操作ハンドル71を
操作した後さらにもう1度操作ハンドル71を押して反転
機構を反転させた状態を示す。
次に、上記スイッチを家具や住設機器に取り付けるた
めに用いられる取付枠2とプレート3について説明す
る。
取付枠2は、両端部に耳片64を形成した平板状に例え
ばガラス繊維強化プラスチック等で形成されており、2
個の押釦スイッチ5を方向を揃えて縦に連設する開口2a
を中央部に形成し、夫々の押釦スイッチ5の係止爪11a,
11bが形成された両端面に対面する3個の取付片62を裏
面から垂設してあり、夫々の取付片62に第3図に示すよ
うに押釦スイッチ5の両端面に形成された係止爪11a,11
bを夫々係止する係止孔63を形成してある。押釦スイッ
チ5の取付枠2への取付は、まず係止爪11aを係止孔63
に係止し、その後係止爪11b側の空間12によるたわみを
利用して係止爪11bを他方の取付片62の係止孔63に係止
することにより行う。そして、この取付枠2は耳片64の
基部に形成された取付穴65をよて家具や住設機器のパネ
ル67に形成された開口70に取付ねじによりねじ止めされ
て固定される。
プレート3は、下面が開口し角部に丸みを持たせた偏
平箱状に形成され、第3図に示すように取付枠2を非接
触の状態で覆う形状に形成され、中央部に操作ハンドル
71を露呈させる開口68を形成してあり、両端部の内底面
に夫々一対の係止片69を垂設してある。また押釦スイッ
チ5の表示窓40に対応する位置に透明チップを取り付け
た表示窓72を形成してある。本実施形態においては、操
作ハンドル71をプレート3の開口68から露呈させること
で操作ハンドル71の操作が可能となるものであり、上記
開口68が、プレート3の前面側から押釦スイッチ5の押
釦ハンドル32を押圧操作可能にせしめる手段となる。
このプレート3は取付枠2に取り付けられた押釦スイ
ッチ5に操作ハンドル71を取り付けた状態で、取付枠2
に取り付けられる。つまり、取付枠2の耳片64の両側縁
は第1図に示すように凹設してあり、この凹部64aに上
記プレート3の係止片69の爪が係止されることにより、
プレート3が取付枠2に取り付けられるようになってい
る。このようにして取付枠2及びプレート枠3に本実施
例のスイッチを取り付けた状態を第2図に示す。なお、
本実施例では2個のスイッチを連設する取付枠2及びプ
レート3を例示したが、勿論1個あるいは3個以上のス
イッチを連設するものであってもよい。
このように家具や住設機器等に時流に合ったソフトタ
ッチ式のスイッチを使用することにより、使用者に違和
感を与えず、操作感が良いという印象を使用者に与える
ことができる。しかも、本実施例のスイッチは切換機構
的には従来の波動形のスイッチと同じであるので、回路
的な変更は全く必要がなく、そのまま波動形のスイッチ
の代わりに代用できる利点がある。
〔実施例2〕 第6図乃至第8図に本考案の他の実施例を示す。本実
施例は上記実施例1におけるプレート3の表面にメンブ
レンフィルム73を貼着したもので、その他の構成は上記
実施例1と同じである。つまり、本実施形態において
は、プレート3の開口68から露呈させた操作ハンドル71
をメンブレンフィルム73を介して操作が可能となるもの
であり、上記開口68並びにメンブレンフィルム73が、プ
レート3の前面側から押釦スイッチ5の押釦ハンドル32
を押圧操作可能にせしめる手段となる。なお、メンブレ
ンフィルム73の操作ハンドル71を押圧する大きい被線枠
で示す部分は肉厚を厚くしてあり、表示窓72に対応する
小さい破線枠で示す部分は透明として表示を見えるよう
にしてある。
本実施例によれば、プレート3の表面にメンブレンフ
ィルム73を貼着しているので、見栄えをよくすることが
できるという利点がある。
〔実施例3〕 第9図乃至第11図に本考案のさらに他の実施例を示
す。上述の実施例の場合には取付枠2をパネル67に固定
して、この取付枠2にスイッチ及びプレート3を取り付
けるようにしていたが、本実施例の場合にはプレート3
をパネル67に固定するようにしたものである。
本実施例のプレート3は、上述の実施例で説明したと
同様の構造(但し、係止片69は形成しておらず、スイッ
チが1個取り付けられるものである)を有するプレート
本体74の両側部の内底面から夫々固定板75を垂設し、夫
々の固定板75の両端部にパネル67にプレート3を取り付
けるための一対の弾性係止片77を形成してある。ここ
で、弾性係止片77は固定板75の端部に下方に開口するコ
字状のスリットを穿設することにより形成され、上端部
に三角形状の一対の係止突起78を形成してある。つま
り、この弾性係止片77は合成樹脂材料で形成されるプレ
ート3の持つ可撓性を利用して上端部が固定板75の面に
対して垂直方向で進退自在に可撓するようにしてある。
そして、固定板75の両弾性可撓性片77の間に位置する下
部に矩形状の嵌合穴79を形成してある。
取付枠2は上記実施例の取付片62の両端縁間を架橋片
80で夫々連結した構造になっており、この架橋片80の中
央下部に上記プレート3の嵌合穴79に嵌合する嵌合凸部
81を形成してあり、弾性係止片77が位置する部分は凹部
82を形成し、弾性係止片77の逃げとしてある。
本実施例の場合には、まず取付枠2に上記実施例と同
様にして押釦スイッチ(但し、操作ハンドル71は押釦ハ
ンドル32と一体に形成してあり、且つ押釦ハンドル32の
上部の形状を直方体状に形成してある)5を取り付け、
その後嵌合凸部81が嵌合穴79に嵌合させてプレート3を
取付枠2に被着する。このように組み合わせた状態で、
家具や住設機器のパネル67に形成された開口7にスイッ
チ及び取付枠2が一体に組み合わされたプレート3を挿
入する。ここで、開口70にプレート3を挿入する場合、
開口縁に弾性係止片77の係止突起78が当たることにより
弾性係止片77は内側に凹み、開口縁を係止突起78が通り
過ぎた際に弾性係止片77の可撓性により通常状態に戻
り、このとき係止突起78が開口縁の裏側に弾性係止する
ことにより、プレート3がパネル67に取り付けられる。
ところで、上述の実施例の場合には取付枠2とプレー
ト3とを別体としてあったが、第12図乃至第14図に示す
ようにすれば、プレート3に取付枠2の機能を持たせる
ことができる。つまり、第12図のプレート3は、プレー
ト本体7の両端部の内底面から取付枠2の取付片62に相
当する取付板83を垂設し、この取付板83に形成された係
止孔84にスイッチの係止爪11a,11bを係止してスイッチ
をプレート3に固定するようにしたものである。この場
合にも上記取付枠2とプレート3とが別体になったもの
と同様にしてパネル67の開口にプレート3を取り付ける
ことができる。
なお、第15図乃至第17図に示すようにプレート3の表
面にメンブレンフィルム73を貼着してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように器体内に収められ接点を開閉
する開閉体、操作面を露呈させて露出方向において進退
自在に上記器体に取り付けられる押釦ハンドル、上記開
閉体を揺動する反転ハンドル、上記押釦ハンドルの押動
に連動して反転ハンドルに反転回動力を与えるスライド
カム、上記押釦ハンドルを露出方向へ付勢する復帰ばね
を具備する押釦スイッチと、この押釦ハンドルと一体的
に進退自在に押圧操作される操作ハンドルと、上記押釦
スイッチの器体が着脱自在に取り付けられる取付枠と、
少なくとも取付枠の前面側を覆うようにして取付枠に被
着されるとともに家具や住設機器のパネルに形成される
開口部に取り付けられるプレートとを備え、上記取付枠
に少なくとも上記操作ハンドルを前面側に露呈させる開
口窓を設けるとともに、この開口窓より露呈する上記操
作ハンドルを上記プレートに設けた開口を通して前面側
に露呈させてあるので、スイッチ切換を時流にあったソ
フトタッチ式の切換操作することができるようにして、
操作方式が異なるために違和感を与えて操作感が悪いと
いった印象を与えることがなく、しかも回路切換方式が
波動形のスイッチと同じになるようにして、家具や住設
機器の回路変更を行う必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本の一実施例の分解斜視図、第2図は同上の組
み合わせ状態を示す斜視図、第3図は同上のパネルへの
取付状態を示す断面図、第4図は同上の押釦スイッチの
分解斜視図、第5図(a),(b)は夫々同上の押釦ス
イッチの切換動作を説明するための断面図、第6図は他
の実施例を示す分解斜視図、,第7図は同上の組み合わ
せ状態を示す斜視図、第8図は同上のパネルへの取付状
態を示す断面図、第9図はさらに他の実施例の分解斜視
図、第10図は同上の組み合わせ状態を示す斜視図、第11
図(a),(b)は同上のパネルへの取付状態を示す縦
断面図及び横断面図、第12図は取付枠の機能を持たせた
プレートの斜視図、第13図は同上にスイッチを取り付け
た状態を示す斜視図、第14図(a),(b)は同上のパ
ネルへの取付状態を示す縦断面図及び横断面図、第15図
は上記スイッチにメンブレンフィルムを用いた場合の分
解斜視図、第16図は同上にスイッチを取り付けた状態を
示す斜視図、第17図(a),(b)は同上のパネルへの
取付状態を示す縦断面図及び横断面図である。 2は取付枠、3はプレート、5は押釦スイッチ、5aはボ
ディ、5bはカバー、11a,11bは係止爪、24は開閉体、25
a,25b,29は接点、30はコイルスプリング、31は反転ハン
ドル、32は押釦ハンドル、33はスライドカム、37は復帰
ばね、67はパネル、70は開口、71は操作ハンドル、77は
弾性係止片である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−284319(JP,A) 特開 平1−197924(JP,A) 実開 昭61−167327(JP,U) 実開 昭61−183031(JP,U) 実開 平2−25124(JP,U) 実開 昭61−161929(JP,U) 実開 平1−77218(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体内に収められ接点を開閉する開閉体、
    操作面を露呈させて露出方向において進退自在に上記器
    体に取り付けられる押釦ハンドル、上記開閉体を揺動す
    る反転ハンドル、上記押釦ハンドルの押動に連動して反
    転ハンドルに反転回動力を与えるスライドカム、上記押
    釦ハンドルを露出方向へ付勢する復帰ばねを具備する押
    釦スイッチと、この押釦ハンドルと一体的に進退自在に
    押圧操作される操作ハンドルと、上記押釦スイッチの器
    体が着脱自在に取り付けられる取付枠と、少なくとも取
    付枠の前面側を覆うようにして取付枠に被着されるとと
    もに家具や住設機器のパネルに形成される開口部に取り
    付けられるプレートとを備え、上記取付枠に少なくとも
    上記操作ハンドルを前面側に露呈させる開口窓を設ける
    とともに、この開口窓より露呈する上記操作ハンドルを
    上記プレートに設けた開口を通して前面側に露呈させた
    ことを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】上記操作ハンドルを上記押釦ハンドルに一
    体に固着したことを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】上記開口窓より露出する操作ハンドルを含
    むプレートの前面にメンブレンフィルムを貼着したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ。
JP1990125941U 1990-11-27 1990-11-27 スイッチ Expired - Lifetime JP2583292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990125941U JP2583292Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990125941U JP2583292Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0481429U JPH0481429U (ja) 1992-07-15
JP2583292Y2 true JP2583292Y2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=31873521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990125941U Expired - Lifetime JP2583292Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583292Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6886630B2 (ja) * 2016-05-27 2021-06-16 Toto株式会社 トイレユニット

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61167327U (ja) * 1985-04-08 1986-10-17
JPS61183031U (ja) * 1985-05-07 1986-11-14
JP2702771B2 (ja) * 1989-04-25 1998-01-26 松下電工株式会社 ピアノハンドル式スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0481429U (ja) 1992-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2583292Y2 (ja) スイッチ
JPH0142897Y2 (ja)
US6720512B1 (en) Surface mount switch plate
JP2702771B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3027725B2 (ja) スイッチ装置
JP2588358Y2 (ja) ピアノ操作型スイッチ
JP2538773Y2 (ja) スイッチのハンドルの構造
JP3020252B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2858871B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3015083B2 (ja) スイッチ
JP3234522B2 (ja) スイッチ
JP2530295Y2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2858870B2 (ja) スイッチ
JPS6230259Y2 (ja)
JPS6110277Y2 (ja)
JPH05325724A (ja) 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JP3098820B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPH04196021A (ja) オルタネイト形スイッチ
JPH0612943A (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2589574Y2 (ja) スイッチ
JP3033905B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ装置
JPH0544987Y2 (ja)
JP3098853B2 (ja) 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JP3180103B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ装置
JPH09213172A (ja) ピアノハンドル式スイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term