JPH0648712Y2 - トリガースイッチ - Google Patents
トリガースイッチInfo
- Publication number
- JPH0648712Y2 JPH0648712Y2 JP1988056555U JP5655588U JPH0648712Y2 JP H0648712 Y2 JPH0648712 Y2 JP H0648712Y2 JP 1988056555 U JP1988056555 U JP 1988056555U JP 5655588 U JP5655588 U JP 5655588U JP H0648712 Y2 JPH0648712 Y2 JP H0648712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- switch
- holding portion
- coil spring
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、電動工具等に使用されるトリガースイッチ
に関する。
に関する。
《従来の技術》 従来のトリガースイッチは、例えば第３図に示すよう
に、ケース１の下部に一体に成形されたトリガー保持部
２に、ケース１内の操作片３を移動させてスイッチの切
り変えを行なう作動レバー４を回動可能に取り付け、そ
の上からトリガー５をトリガー保持部２に回動可能に取
り付けていた。符号６はモータの回転方向を切り換える
切換レバーを示している。
に、ケース１の下部に一体に成形されたトリガー保持部
２に、ケース１内の操作片３を移動させてスイッチの切
り変えを行なう作動レバー４を回動可能に取り付け、そ
の上からトリガー５をトリガー保持部２に回動可能に取
り付けていた。符号６はモータの回転方向を切り換える
切換レバーを示している。
トリガー保持部２は、切換レバー６側の面に開口７を有
する箱形に成形され、その中に作動レバー４が挿入され
て、第４図に示すように、その中間両側部に設けられた
軸８を、トリガー保持部２の両側部内面に形成されＵ字
形の軸受９に係合させて、図示されないばねで反時計回
り方向に回動付勢されて取り付けられる。トリガー５
は、トリガー保持部２側および上部が解放された箱型
で、その両側部に取付穴を有し、トリガー保持部２との
間の圧縮コイルばね10を介装した状態で、トリガー保持
部２の両側部外側の軸11に回動可能に嵌め込まれる。
する箱形に成形され、その中に作動レバー４が挿入され
て、第４図に示すように、その中間両側部に設けられた
軸８を、トリガー保持部２の両側部内面に形成されＵ字
形の軸受９に係合させて、図示されないばねで反時計回
り方向に回動付勢されて取り付けられる。トリガー５
は、トリガー保持部２側および上部が解放された箱型
で、その両側部に取付穴を有し、トリガー保持部２との
間の圧縮コイルばね10を介装した状態で、トリガー保持
部２の両側部外側の軸11に回動可能に嵌め込まれる。
トリガー５をコイルばね10に抗して矢印Ａ方向に引く
と、トリガー５は軸11の回りに時計回り方向に回動し、
下端部4aがトリガー５に当接する作動レバー４を同様に
時計回り方向に回動させる。作動レバー４の上端部4b
は、切換レバー６の軸部6aを挟んで操作片３の端面3aに
当接しており、操作片３は、端面3aとは反対側の端面と
ケース１との間に圧縮コイルばねが介装されて右側方向
に押圧付勢されている。したがって作動レバー４の上端
部4bが時計回り方向に回動すると、操作片３が右側方向
に移動してスイッチの切換えが行なわれる。
と、トリガー５は軸11の回りに時計回り方向に回動し、
下端部4aがトリガー５に当接する作動レバー４を同様に
時計回り方向に回動させる。作動レバー４の上端部4b
は、切換レバー６の軸部6aを挟んで操作片３の端面3aに
当接しており、操作片３は、端面3aとは反対側の端面と
ケース１との間に圧縮コイルばねが介装されて右側方向
に押圧付勢されている。したがって作動レバー４の上端
部4bが時計回り方向に回動すると、操作片３が右側方向
に移動してスイッチの切換えが行なわれる。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来のトリガースイッチにお
いては、作動レバー４をトリガー保持部２内に取り付け
る作業が難しく、組立性が悪い問題点があった。また、
操作片３の作動をトリガー５と作動レバー４との連動機
構で行なうので、部品同士の遊びが多くなって特性にバ
ラツキが生じたり、隙間から塵埃が侵入したりする問題
点があった。
いては、作動レバー４をトリガー保持部２内に取り付け
る作業が難しく、組立性が悪い問題点があった。また、
操作片３の作動をトリガー５と作動レバー４との連動機
構で行なうので、部品同士の遊びが多くなって特性にバ
ラツキが生じたり、隙間から塵埃が侵入したりする問題
点があった。
そこでこの考案の目的は、組立性に優れ、特性にバラツ
キのない防塵効果の高いトリガースイッチを提供するこ
とにある。
キのない防塵効果の高いトリガースイッチを提供するこ
とにある。
《課題を解決するための手段》 この考案によるトリガースイッチは、トリガーがスイッ
チの操作片を作動させる作動部を一体に備えていると共
に前記トリガー保持部の両側部に突出形成された軸に回
動可能に取付けられ、且つ前記作動部が前記スイッチの
操作片に圧接するように前記トリガーとトリガー保持部
との間にコイルばねを介装して構成したことを特徴とす
る。
チの操作片を作動させる作動部を一体に備えていると共
に前記トリガー保持部の両側部に突出形成された軸に回
動可能に取付けられ、且つ前記作動部が前記スイッチの
操作片に圧接するように前記トリガーとトリガー保持部
との間にコイルばねを介装して構成したことを特徴とす
る。
《実施例》 第１図には、この考案の一実施例が示されている。この
トリガースイッチは、ケース21内の下部に一体に成形さ
れたトリガー保持部22に、ケース21内の操作片23を移動
させてスイッチの切り換えを行なうためのトリガー24が
回動可能に取り付けられている。符号25は、モータの回
転方向に切り換えるための切換レバーを示している。
トリガースイッチは、ケース21内の下部に一体に成形さ
れたトリガー保持部22に、ケース21内の操作片23を移動
させてスイッチの切り換えを行なうためのトリガー24が
回動可能に取り付けられている。符号25は、モータの回
転方向に切り換えるための切換レバーを示している。
トリガー保持部22は、切換レバー25側の面に開口26を有
する箱形に成形され、この開口26からトリガー24の作動
部24aが挿入される。
する箱形に成形され、この開口26からトリガー24の作動
部24aが挿入される。
トリガー24は、第２図に示すよう切換レバー25の軸部25
aを挟むように二股になった作動部24aと、下部の空洞部
24bと、前面の係止部24cとを一体に成形したもので、そ
の両側部には、トリガー保持部22の両側部に突出形成さ
れた軸27に回動可能に嵌合する取付穴28が形成されてい
る。
aを挟むように二股になった作動部24aと、下部の空洞部
24bと、前面の係止部24cとを一体に成形したもので、そ
の両側部には、トリガー保持部22の両側部に突出形成さ
れた軸27に回動可能に嵌合する取付穴28が形成されてい
る。
トリガー24は、その作動部24aをトリガー保持部22の開
口26から挿入し、その空洞部24bとトリガー保持部22と
の間に圧縮コイルバネ29を介装し、係止部24cを開口26
の上部の垂下壁22aに係止させ、取付穴28をトリガー保
持部22の軸27に嵌め込んで、ケース１に組み立てられ
る。この結果、作動部24aの上端は、トリガー24全体が
コイルばね29に押圧されて反時計回り方向に回動付勢さ
れることにより、操作片23の端面23aを圧接するととも
に、操作片23は、この端面23aとは反対側の端面とケー
ス21との間に介装されたコイルばねとのバランスによ
り、所定の位置に位置している。
口26から挿入し、その空洞部24bとトリガー保持部22と
の間に圧縮コイルバネ29を介装し、係止部24cを開口26
の上部の垂下壁22aに係止させ、取付穴28をトリガー保
持部22の軸27に嵌め込んで、ケース１に組み立てられ
る。この結果、作動部24aの上端は、トリガー24全体が
コイルばね29に押圧されて反時計回り方向に回動付勢さ
れることにより、操作片23の端面23aを圧接するととも
に、操作片23は、この端面23aとは反対側の端面とケー
ス21との間に介装されたコイルばねとのバランスによ
り、所定の位置に位置している。
トリガー24をコイルばね29に抗して矢印Ａ方向に引く
と、トリガー24は軸27の回りに時計回り方向に回動し、
その作動部24a上端部も同様に時計回り方向に回動す
る。これにより、操作片23も図示されないコイルばねの
付勢力により右方向に移動してスイッチの切り換えが行
なわれる。
と、トリガー24は軸27の回りに時計回り方向に回動し、
その作動部24a上端部も同様に時計回り方向に回動す
る。これにより、操作片23も図示されないコイルばねの
付勢力により右方向に移動してスイッチの切り換えが行
なわれる。
《考案の効果》 以上のように、この考案によるトリガースイッチは、ト
リガーがスイッチの操作片を作動させるための作動部を
一体に備えているので、トリガーのトリガー保持部への
組み立てが容易になるとともに、従来２部品であったも
のが１部品になるので、遊びが少なくなって特性が安定
するとともに防塵効果が向上する効果がある。
リガーがスイッチの操作片を作動させるための作動部を
一体に備えているので、トリガーのトリガー保持部への
組み立てが容易になるとともに、従来２部品であったも
のが１部品になるので、遊びが少なくなって特性が安定
するとともに防塵効果が向上する効果がある。
第１図は、この考案の一実施例を示すトリガースイッチ
の部分破断正面図、第２図は、同スイッチの要部分解斜
視図、第３図は、従来のトリガースイッチの一例を示す
部分破断正面図、第４図は、同スイッチの要部分解斜視
図である。 21……ケース、22……トリガー保持部、23……操作片、
24……トリガー、24a……作動部、25……切換レバー、2
7……軸、29……コイルばね。
の部分破断正面図、第２図は、同スイッチの要部分解斜
視図、第３図は、従来のトリガースイッチの一例を示す
部分破断正面図、第４図は、同スイッチの要部分解斜視
図である。 21……ケース、22……トリガー保持部、23……操作片、
24……トリガー、24a……作動部、25……切換レバー、2
7……軸、29……コイルばね。
Claims (1)
- 【請求項１】ケースの下部に一体に成形されたトリガー
保持部にトリガーを回動可能に取付けたトリガースイッ
チであって、前記トリガーが、スイッチの操作片を作動
させる作動部を一体に備えていると共に前記トリガー保
持部の両側部に突出形成された軸に回動可能に取付けら
れ、且つ前記作動部が前記スイッチの操作片に圧接する
ように前記トリガーとトリガー保持部との間にコイルば
ねを介装して構成したことを特徴とするトリガースイッ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988056555U JPH0648712Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | トリガースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988056555U JPH0648712Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | トリガースイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01160637U JPH01160637U (ja) | 1989-11-08 |
| JPH0648712Y2 true JPH0648712Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31282426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988056555U Expired - Lifetime JPH0648712Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | トリガースイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648712Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014214982A1 (de) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Robert Bosch Gmbh | Elektrowerkzeugmaschine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6183231U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-02 | ||
| JPH0452912Y2 (ja) * | 1985-11-29 | 1992-12-11 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP1988056555U patent/JPH0648712Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01160637U (ja) | 1989-11-08 |
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